スマブラ個人小説/リュシオンの小説/黒歴史から始まる物語

Last-modified: 2013-05-04 (土) 23:55:30

この連載を立ち上げるにあたって

スマブラ個人小説で小説を書き始めて5年。そして黒歴史を自分自身で省みて、今一度亜空の使者に自分が考えた「もしも」を付け加えたい。この想いを形にしたものです。

そう、それは忘却の過去に触れること。

亜空の使者と呼ばれる物語がある、スマッシュブラザーズと亜空軍の戦いの物語
以前はマリオたちに異界の助っ人達も加勢していた。第3の勢力が双方を倒そうとしていたと言う俗説もあっただ。しかし、今では黒歴史。スマッシュブラザーズにおいてご法度である事象と偏りすぎた正義観が蔓延した必然の結末であった。
それから、もう長い年月が立っていた。それはある未来の世界からはじまる

第1話・やり直しの開戦

マリオ:もう、あれから4年たつのか…。
カービィ:どうした、マリオ。
マリオ:いや、タブーとの死闘を終え。この世界に平穏といつもの乱闘という名の日常が戻った。だが、何かを忘れているような気がするんだ、だが思い出したら…いけない気がする。
カービィ:あの戦い、ただ僕らだけの戦いではなかった気がするのは確かだ…でも、「気がする」だけで留めておいたほうがいいものは…そうするべきなんだと思うよ。
マリオ:ああ、そうだよな。さぁ、カービィ。久しぶりにひと勝負するか?
カービィ:ああ。
フィギュアファイターは今も…乱闘という日常に生きている。亜空軍を倒した今でも、しかし…そこにあるのは充実感と共存する、虚無感。
ファイター全員はこう考えていた「時代をやり直し、黒歴史を塗り替えて。また今一度この世界に本当のハッピーエンドを」と…。
幻想郷の住民もなにかじんわりと残るが、明確じゃない記憶に惑わされていた。
霊夢:何か4年前の記憶がどうしてか吹っ飛んでいるのよね。
紫:ええ、あの時、幻想郷にいたものすべては…それを感じている…。でもね霊夢。忘れた記憶の中には…思い出してはいけない黒歴史があることを肝に銘じておく必要があるのよ。
幻想郷の住民も「4年前、みんなで幻想郷を離れ、何か大きな戦いに行ったようななんとなくじんわり残る記憶。たとえ黒歴史であったとしても…忘れたくないと誓った一生の思い出だとしても…突き止めたい。」

二つの世界、そしてその思い。ある天の声
「その虚無感、いいだろう、再び新たな亜空の戦いの歴史を紡ぐチャンスをやろう。忘却すべき黒歴史を…繰り返すではないぞ、そして…蒸し返すではない…。」

マリオ:ん?今の声は…なんだ?
カービィ:お前も聞こえたか…。なんだ?
マリオ:うぐぁぁぁ!
まるであの時のようにマリオが吹っ飛ばされてしまう。
カービィ:マリオ…!!という事は…
ボスパックン:グハハ…姫はいただいた。
カービィ:ボスパックンだと…、もしや…我らの虚無感が神に通じて…意識はそのままに時代は亜空に戻ったのか…?
すると再び
「そうではない、もう一度。異界の者と良好なる絆を築き、本当の歴史を紡ぐのだ。」
カービィ:なんだか…よくわかんないけどな…。つまりは…虚無の時代と別れを告げる時が来たという事か…。
ボスパックン:カービィ、貴様はここでフィギュアになって終わりだ!!
カービィ:そうはいかない!!スーパー能力…ウルトラソード!!
ボスパックン:ぐはぁ…か…籠が…。
ボスパックンを倒すと、空中スタジアムとはまた別の場所へカービィとゼルダが取り残された…。
ゼルダ:…カービィ。いったい何が起きたのです?
カービィ:今までの虚無に、そして敢えて黒歴史に近付くことで、そこから新たな真の物語を作るんだ。
ゼルダ:では…また、亜空軍と戦う事に…。
カービィ:そうかどうかは…まだわからない…しかし。今は進む時だよ
カービィとゼルダはフィギュアワールドに起こった現象に身をゆだね。歩を進めるのである。

第2話・変わった世界

時間が戻ったのか。虚無を取り除いたのか。よくわからないまま、亜空軍の一員だった者たちが再びフィギュアワールドに復活した。
そして…異界の者たちも。
霊夢:ここは…始めてみるはずなのに…5年ぶりのような気もして…。何かしら?
紫:霊夢、言ったはずよ。うやむやな記憶は必ずしもすべて思い出さなくていいと
魔理沙:おい霊夢…これは何が起きてるんだ?
また一方では。
唯:うーん…ここはどこだろう…。そういえばみんなは。
智花:真帆、紗季、愛莉、ひなた。どこにいっちゃったんだろう
唯:ん?だれかいる。
唯が智花に気付く。お互いの仲間と離れ離れになって飛ばされていることをここで認識したようだ。
智花:それでは、唯さんもそうなんですか…?
唯:うん。どこに行っちゃったんだろう…。
そんな二人にいきなり一体のプリムが襲いかかってきた。当然、叩くことができない二人にとってはプリムは強敵に値する。
そんな中、そのプリムを魔法と銃が貫いた。
そこにいたのは…
智花:あ…あなたは。
唯:もしかして…この世界の人。
カリーナ:違いますわ。私も別の異世界から来たのです。
マミ:それにしても…いったいどこなのかしら?
カリーナ:見たところ、あなたたちは戦えなさそうですわね。私達と同行するのがよさそうです。
唯:うん、早く仲間を探さないと。
そのころ、霊夢たちは。
霊夢:なにかしら…。この世界…。どうも知っている?
すると、何か黒い光が。
魔理沙:おい、よけろ。危ないぜ!!うわぁ!!
霊夢:魔理沙…フィギュアに…
クッパ:グハハ…。
魔理沙がいきなりドンキーとディディー、クッパの戦闘に巻き込まれ、フィギュアになってしまう
ディディーはその後亜空と同じように飛んでいくのであた

(一時中断)