スマブラ個人小説/リュシオンの小説/Eternal Day

Last-modified: 2011-08-28 (日) 20:25:37

この「Eternal Day」ではダークフィギュアズとは大きく方向転換し、日常と乱闘をテーマに書いて行きたいと思います
登場キャラはスマブラに加え、創作星のカービィ、創作ファイアーエムブレム、らき☆すた、涼宮ハルヒシリーズ、テイルズオブジアビス、アトリエシリーズ、アカイイト、アオイシロ、ソルフェージュ、金色のガッシュ、鉄道むすめ(アンケートの結果には左右させないつもりです)、東方Projectと自分がまんべんなく動かせる自信があるキャラのみです
前置きが長くなりましたがこの小説はダークフィギュアズ凍結期間中に自分の力量を見直す意味でも重要な意味合いを持たせたいと思っています
どうか、暖かい目で見守っていただきたく思います
サブタイトルは基本的につきません、なお亜空から三年後、マスターハンドはタブーにやられた後デデデに取り込まれたと言う設定以外ダークフィギュアズとは全くの別物です

第1話

これは「この世界」を揺るがした亜空事件から三年後の物語、その戦いにおき、「この世界」の住民はマスターハンドという犠牲を払ったものの、この事件を鎮圧した
そしてマスターハンドはデデデという一人のファイターに力を継がせ、消滅したのだった
そして今日、「この世界」は「フィギュアワールド」と名を改めた
マルス:今日は久々にフィギュアワールドに行くか…
アリティア王国の王子、マルス
例の戦いの後、度々フィギュアワールドに行っては乱闘に興じていた
最近は忙しく、乱闘に行けなかったが久々に乱闘に行けるほどの暇が出来た
そこでデデデによって作られたワープゾーンにたっているのだ…するとマルス様!との声が
シーダ:マルス様、今回は私も行きます
アベル:もちろん、私とカインもですぞ
マルス:一体どういうことなんだ?
カイン:デデデ殿が是非私達もと…言っていただきましたので
マルス:まるでガルダの海賊と戦った時を思い出すよ…ゴードンやドーガ、ジェイガンが出張でいないのが残念だけど…よし、そろそろ行こう
こうして四人はフィギュアワールドへと身を投じた
久々に来るフィギュアワールド…三年前とあまり変わらない
だが…見慣れない眼鏡の男が一人
マルス:あれ?あなたは?
ジェイド:あなたがマルス王子ですか?私はジェイド・カーティスです
ペンギンみたいなハンマーを持った男が是非とフィギュアワールドにお誘いを頂いたのではるばるナムコワールドから参りました
マルス:デデデが呼んだのか
シーダ:デデデ殿は凄い人脈ですね…この前、なんか呼んでませんでした?
マルス:え?
シーダ:私も以前呼ばれた際にお会いしましたよ
マルス:シーダも前からデデデさんに呼ばれていたんだ
シーダが自分が行けない間にフィギュアワールドに呼ばれていた事を知り、少し驚くマルス
シーダ:あ!あそこにいます!
かがみ:あ!シーダさん、この人は…?
シーダ:この人が私の大切な人、マルス様よ
マルス:こんな女の子を呼んでたの?大丈夫?戦闘経験とかは?
かがみ:なくはないけど…あれでね…その…私達の行動とか公式の小説作品とかで戦闘能力が捻出できるとかなんやらで私達が招待されたみたいなのよ
マルス:(確かにデデデさんが沢山の世界からフィギュアワールドに呼びたいとか言っていたな…)
マルスはふと思い出した…この世界(現:フィギュアワールド)の創成神を引き継いだとき
デデデ:わしは亜空事件を二度と起こさぬよう…フィギュアワールドを拡大したいぞい…マスターハンドがわしに力を受け継がせたのもそのためだと思うぞい…だからわしは様々な世界からこのフィギュアワールドに人々を呼んで行きたいぞい
と言っていたことを…マスターハンドが形作ったこの世界はフィギュアワールドとして着実に大きく生まれ変わろうとしている
マルスはふと気づいた…何者かが襲い掛かってきた
マルス:亜空軍の残党か…今だにプリムとかは消えなかったからな
アベル:三年前に大量発生していたということですか…ならやりましょう
アベルが素早く槍を構え、プリムを貫いて行く
すると珍種が現れた
マルス:ガンナープリムか…プリムはタブーが滅びても何故か自然繁殖して…
まぁ完全に自然のモンスター化したんだけどね…それでも大量繁殖することもあるし…
シーダ:いろいろ大変だということですね
かがみ:ここは私に任せて!!
カイン:え?
かがみ:炎術・零式!!
かがみが札を取り出し、炎と扇に展開し、プリムを倒した
マルス:凄い…今のがデデデさんが見込んだという
かがみ:まぁ、そうなるわね…
というわけで空中スタジアムに着いたマルス達
マリオ:遅かったな。
マルス:マリオ!
そこには既にフィギュアファイターと更にかがみの仲間が揃っていた
こなた:いやーあんたがマルスさんか!話はシーダさんから聞いてたけどね
マルス:こんな子も呼んでたなんて…
デデデ:まぁ、見込みがあったからだぞい…
サムス:そういえば…とある世界から何人か招待することになったらしいぞ
ななこ:なんや?うちら以外にも呼ぶんか?
デデデ:うむ、まだ連絡はついてないがな
ディディー:それより、乱闘大会始めようぜ!せっかくマルスも久々に来たんだから
ファイター達はそのディディーの発言と共に乱闘大会を始めた
そしてサムスが言うとある世界にはフィギュアワールドからの連絡が来ていた

第2話

空中スタジアム、乱闘も一段落していた
ルイージ:デデデさん!
デデデ:なんだぞい?
ルイージ:とある世界から19人も少女を呼ぶって本当?
デデデ:うむ…既に誘っているぞい
かがみ:一体何かしらね…
こなた:まさかハルヒ?
ティア:そうかしら?
そのとある世界。正しい名は幻想郷…今とは切り離れた文化を持つが和の景観とある程度の今の日本の文化が共存する理想郷
そこの神社、博麗神社の巫女、博麗霊夢が知り合いを囲んで何かを話していた
霊夢:来るわよ…今度こそ…異世界へのワープゾーンが…
そこに霧雨魔理沙が
魔理沙:確か…なんか青い体でハンマー持った奴がお前の世界から19人呼びたいぞい、知り合いを集めてくるぞいって言ったんだよな
霊夢:ええ…だから適当な人妖を集めてきたじゃない
魔理沙:アリスやパチュリー、レミリアに咲夜、妖夢に幽々子、それに紫に鈴仙に永琳さん、文はまだわかる
霊夢:わかるけど何よ?
魔理沙:なんで小町や閻魔、それににとりに諏訪子、衣玖と天子なんだ?
衣玖:いや、たまたま通り掛かった所に誘われただけです
映姫:そういう事です…
諏訪子:そうなんだよねー神奈子や早苗が羨ましそうにしてたな…
天子:まぁ、異世界で決闘できるなんて楽しそうじゃないの
霊夢:…どうやら来たみたいね
彼女達の目の前に…そびえるワープゾーン…
一歩ずつ…踏み込んで行く
霊夢:行くわよみんな!
霊夢達が踏み込んだ先には…
魔理沙:なんだ?ここがフィギュアワールドか?
小町:以外と普通だな
妖夢:はい、確かに
みゆき(らきすた):どこかで見たかと思ったら霊夢さんじゃないですか
みさお:おーっす!お前達もいたんだな
鈴仙:みさお、みゆき!
霊夢:まさかあなたたちもフィギュアワールドに来ていたのね
マリオ:そうなんだよな
どうやらこなた達とは知り合いみたいだな
霊夢:えーっと…まさかあなたがマリオさんね?
魔理沙:あのスーパーマリオか?
マリオ:いかにも…俺がマリオだ
お前達がフィギュアワールドに来るってのは聞いていたからな
魔理沙:あのデデデさんとか言う奴か…
という事で簡単な自己紹介が終わり…
ゼルダ:でも霊夢さんがこなたさんと知り合いとは思わなかったです
幽々子:ニコニコの繋がりですわよ…でっていう君ともそこでね
ヨッシー:そうでしたね
マリオ:そんなのがあったのか?
カービィ:ニコニコオールスターだがわかんなかったよ
ジェイド:そういう訳ですか…
デデデ:とにかく…一回やったからある程度わかると思うがフィギュアワールドに行くにはワープゾーンに立つだけでいいぞい
霊夢:案外簡単ね…難しすぎても困るけど
ドンキー:せっかくなんだ…お前達の独特という戦闘スタイルを…
魔理沙:そうだな、フィギュアワールドの行き方だけ聞いて帰るのもなんだ
咲夜:じゃあ…私がやるわよ
ドンキー:メ…メイド?
まぁいい行くぜ!ジャイアントパーンチ
咲夜:私達の主体は強力な間接攻撃、接近戦には弱いけど…距離さえ取れば無類の強さが…ぐっ
ドンキー:そういう話なら素早く距離を詰めるだけだ
咲夜:なら…出来るだけ詰められないよう間合いを取るわ
スマブラではほとんどない新しいスタイルを見せ付けるメイド、十六夜咲夜
咲夜:行くわよ…殺人ドール!!
ドンキー:ぐ…凄い…
ドンキーは今の技で吹っ飛んだ
ドンキー:重量級の俺がここまで吹っ飛ぶからな…何だ?今のは
霊夢:今のが私達の戦闘スタイル、弾幕ね
私達はそこの狐さんの戦闘機無しみたいな戦い方をやっていたからね
フォックス:なるほど…面白いスタイルだな
咲夜:そう言ってもらえるとうれしいわね
デデデ:元の世界の他の仲間にもフィギュアワールドへの行き方を教えてやるといいぞい
霊夢:ええ、私達の他にも数多の実力者が幻想郷には潜んでる…その全員は…来れないかもしれないけど
なるべく沢山の知り合いを紹介したいわね
こうして幻想郷の弾幕使いにとって初めてのフィギュアワールドでの一日が終わり、帰って行った
数日後、また新たな存在がフィギュアワールドの門を叩くのである

第3話

プププランド、カービィやメタナイト達の出身地
カービィは今日もフィギュアワールドへ向かおうとしていた…その道中
カービィ:あ!バードン!バイオスパーク!今からフィギュアワールドに行くんだが…どうだい?
バードン:フィギュアワールドか…前々から興味があったし…よし!言ってみるか
バイオスパーク:うむ…某もご一緒しよう
こうしてカービィはバードン、バイオスパークを誘ってフィギュアワールドへと向かった
その頃…フィギュアワールドでは
デデデ:サンデーワールドから参戦者が来ることになったぞい
こなた:サンデーワールド?あの少年サンデー?何?
デデデ:どうやらタッグキャラと聞いたが…
アベル:デデデ殿、あの者では?
ガッシュ:うぬ?ここがフィギュアワールドか?
そこにいたのはサンデーワールドから来たとされるガッシュ、そして高嶺清麿だ。
清麿:デデデさんはあんたみたいだな…誘い通り、俺達も参加する
ガッシュ:サンデーワールドを代表しるから、負けられないのだ!
こなた:まさか金色のガッシュ!!とは思わなかったよ
ガッシュ:ぬお…お主は?
清麿:泉こなた…だったか
こなた:知ってるんだ…以外だな…
清麿:来る前に調べたからな…ん?誰だ?
カービィ:よ!デデデ!
デデデ:カービィ、来たかぞい!
カービィ:今日は新しい仲間を連れて来たよ
こなた:え?
ネス:新しい仲間?
バイオスパーク:某はバイオスパーク…ここがフィギュアワールド…まさか来れるとは思わなかった
バードン:僕はバードン、いやぁ凄いねここは
清麿:早速だ…一本勝負をしてみないか?
バードン:そうきたか!
バイオスパーク:良いでござるよ
こうしてバードンとバイオスパーク、ガッシュ&清麿とこなたで戦うことに
ガッシュ:こなたも戦うのか
こなた:もちろん…見てればわかるよ
バードン:先手必勝!フェザーガン!!
こなた:必殺・物欲弾!
バイオスパーク:中々やるでござるな!
バイオスパークがこなたの背後を取る…が
清麿:ザケルガ!
バイオスパーク:ぐっ…
今度はバードンが攻撃の体制に入る
バードン:コンドル頭突きだ!
ガッシュ:ぬお…
清麿:ガッシュ!
こなた:こっちだって…スピードロケッティア!
こなたの高速攻撃、バードンものけ反る
バイオスパーク:く!くらえ!
バイオスパークは素早くこなたの背後を取り、ダメージを与える
だがこなたも体勢を直し、物欲弾を撃つ
バードン:く…ならば仕方ないな…あれを!超!爆撃頭突き!
こなた:うわぁー
こなたは間一髪助かった、たまたまスマッシュボールを使ったバードンの切り札をまともにくらったがまだ余力がありそうだ
こなた:お!
何たる偶然かまたスマッシュボールが出た
こなたがそれをとる
清麿:何だ?何が出る?
こなた:得意だけど好きじゃありません。
ガッシュ:な…何を言い出したのだ…ぬぉー!
なんとこなたが光線を放った
バードン:うわぁー!
バードンは遠くに飛ばされ、フィギュアに
だがバイオスパークはその素早さで技を繰り出して隙が出来たこなたを攻める!
こなた:ぐっ…ここまで…なの…
こなたも吹っ飛び、フィギュア化した
残るはガッシュとバイオスパーク
バイオスパーク:はたきぎり!!
清麿:突っ込め!ラウザルク!!
ガッシュ:うぬ…
清麿:ここでは強化された身体能力を生かし、ジャンプする技
バイオスパーク:ぬ!
すると…3回目のスマッシュボールが出てきた
清麿:よし!ラウザルクの効果が切れた…一気に打ち込め!ザケルガ!
ガッシュがスマッシュボールをとる
清麿:一気に決めるぞ!バオウ・ザケルガ!!
バイオスパーク:ぬ…無念…
バイオスパークが吹っ飛び、ガッシュとこなたのチームの勝ちとなった
バードン:結局駄目だったか…
バイオスパーク:だが中々いい経験となった…では、二度と会わぬかもしれぬな…
ガッシュ:どういうことなのだ?
バイオスパークは自分はフィギュアワールドに招待されたものではないからまた来ることはないかもしれないということらしい、バードンもそう思っていた
デデデ:大丈夫だぞい、また来ればいいぞい
バイオスパーク:ですが大王、このフィギュアワールドは…
デデデ:昔とちがうぞい、ワープゾーンに選ばれれば誰でも来れるぞい
バイオスパーク:そうか…なら再びお邪魔するでござる
こうしてバードンとバイオスパークは帰って行った
多くの新たな戦士がこうしてフィギュアワールドの門を叩いて行く。そしてまた、同じようにフィギュアワールドへと誰かが誘われるのであった

第4話

ハルヒ:みんな!スマッシュブラザーズに出るわよ!
フィギュアワールドの外・角川ワールド、北高SOS団部室
キョン:いきなり何を言い出すんだ!第一スマッシュブラザーズは任天堂だろ?全く関係ない俺達が出れる訳がない
古泉:そんなのはわかりきってます。ですから涼宮さんはこちらから直談判したわけです
キョン:(いや、あのハルヒの奴がいきなり言い出すもんだ…しかも任天堂の祭典、スマッシュブラザーズに出るとか。第一ゲーム化はしたがゲームキャラでもなく、任天堂のキャラでもない俺達だ。ムリに決まってる)
キョンにとってはそう思えた、いや、そう思いたかった。しかし、それを砕いたのは次のハルヒの一言だった
ハルヒ:大丈夫よ、既にOKは貰ったわ!何を隠そうこなたや霊夢が既に参戦してるのよ!私達が参戦出来るのは必然的だわ
キョン:何?あいつらも…(確かにこなたや霊夢とはニコニコの集いで会っている、まさかあいつらまで)んでいつ行くんだ?
ハルヒ:今すぐに決まってるじゃない
長門:心配はいらない、ワープゾーンがある。好きなときにいつでも行ける
ハルヒ:さぁ、いざスマブラの世界・フィギュアワールドへ!
フィギュアワールド
ピーチ:さて、今日も乱闘に興じると…あら、霊夢さん?
霊夢:ピーチさん!…こなたに呼ばれてね…同志が来るって言うから
マリオ:ん?二人の同志って、ヨッシー…お前は知ってるか?
ヨッシー:大体見当はつきますね
ヨッシーが見当がつくと言った…それは
ピカチュウ:…来たみたいだよ
ハルヒ:こんにちは、今日はお招きいただき、感謝しています。
キョン:(どっかでそんな台詞を聞いたような)まぁ今日からちょくちょくこのフィギュアワールドで戦うぞ
かがみ:あんたらもまさか…いつか来るとは思っていたけど
霊夢:とにかく、でっていう君を初め、ニコニコオールスターが揃ってきてるわね
ヨッシー:言われれば…
古泉:さて、僕らも早速戦いたいのですが
有希:…
そして五人はデデデに案内されるように空中スタジアムのフィールドに立った
カービィ:よ!今日はサーキブルを
サーキブル:ん?カービィ、誰かいるぞ?
カービィは何か面識がありそうでないような五人組を見かけた
カービィ:…何か会った気かするな
ハルヒ:カービィ、私を忘れたの?ニコニコワールドの開園セレモニーとかニコニコ関係の集いで毎回会ってるでしょ?
カービィ:あ!SOS団?うわー!久しぶりだな!実はいつかお前達が来ると思っていたんだよな
マリオ:ああ、ニコニコワールド開園セレモニーなら俺も呼ばれたな…
ハルヒ:せっかくよ!SOS団対スマブラメンバーで戦いましょ!
霊夢:何の話かと思ったら…そういう事?なら私も…やりましょうか…
サーキブル:せっかく誘われたんだ…俺も戦うか
マリオ:任天堂の代表として盛大にもてなしてやるよ!
ピカチュウ:じゃあ、僕も
ガイ:バーサスに出れなかった分、ここで目立つぞ
というわけで戦う10人が決まった
ガノンドロフ:なるほど…最近ガイとナタリアばっかり来ていると思ったらバーサスに出ているからか
ピーチ:なかなか面白い戦いになりそうだわ
デデデ:ルールは一騎打ち、先に三人フィギュア化させた方の勝ちだぞい
古泉:わかりやすくていいですね…存分に戦わせていただきますよ
SOS団とスマブラ連合チーム、五対五の対決の火蓋が…切られた!

第5話

空中スタジアム、5対5の一騎打ちが始まろうとしていた
魔理沙:なんかやってると思って見たら試合か!
パチュリー:ねえ、あれって…SOS団よね
アリス:…ええ、まさか…
魔理沙:楽しみだな…あいつらの火力には一目置いてるからな
みくる:えー…一番手は私なんですか?
SOS団は一番手にみくるを指名した
マリオ:なら…こっちは
カービィ:マリオ!サーキブルで頼む!
霊夢:そういえばサーキブルがいたわね、カー君の仲間は昔冒険の手助けをしてたって言うし…
サーキブル:カービィが言うにはSOS団には強いらしいからな。俺の実力を試すには相手に取って不足なしだな!
こうして第一回戦はサーキブル対朝比奈みくるとなった
ハルヒ:みくるちゃんはああみえて強いのよ!
サーキブル:まずはこれだ!カッターブーメラン!!
みくる:あ…ああー
サーキブル:…技を出さないのか?
サーキブルはカッターブーメランでみくるを攻める
みくる:攻められっぱなしではありませんよ!私だって…みくるビーム!
サーキブル:があああ!…なんだ…これは?
みくるの必殺技、みくるビームに驚愕を隠せないサーキブル
サーキブル:かなり強かったな…ではこちらも…
サーキブルは頭のカッターを持つと素早くみくるに近づいた
サーキブル:行くぞ!なでぎりカッター!!
みくる:きゃあああ!
キョン:(く…くそ!このまま朝比奈さんをフィギュアにしたら…俺がサーキブルをぶっ飛ばしたいぜ)
みくる:次はこれでいきます!み…みくるファイアー!!
サーキブル:な…なんだこりゃ!!
今度は炎が出てきた、完全にサーキブルが劣勢になったと思われた
サーキブル:いや、まだだ!くらえ!
みくる:うわぁー
魔理沙:ファイナルカッター?
カービィ:元々ファイナルカッターはサーキブルの技だからな
みくる:セイントライトホーリー!!
みくるが更に技を繰り出す
サーキブル:ぐ…お!スマッシュボールだ…
サーキブルがスマッシュボールを取得する
サーキブル:これで終わりだ!ウルトラカッターブーメラン!!
みくる:そ…そんなぁ…
この切り札で勝負あり、みくるはフィギュア化した
古泉:では…次は僕が戦いましょう
ガイ:よし!ならこっちは俺だ!
二回戦はガイ対古泉となった
古泉は超能力で遠距離攻撃を仕掛ける、ガイはそれを剣で払う。そこで先手を仕掛けたのはガイだった
ガイ:刃よ乱れ飛べ!龍爪旋空破!!
古泉:ほう…ならば…
古泉は上昇し、火柱を放つ
ガイ:ぐっ…ならば…獅子戦吼!!
獅子型の闘気を飛ばすガイ、古泉をのけぞらせる
ガイは更に古泉に斬り付ける
古泉もかなりダメージを受けた
だが…古泉は全てそれを考えていた
古泉:はっ!
古泉がスマッシュボールを取った。そして…
古泉:マッガーレ!
そうつぶやいた瞬間…空からガイのフィギュアが落ちてきた
すぐにフィギュア化を解除されるガイ
霊夢:今のは…一体…
ガイ:わからない…あいつを見た瞬間…知らない内にやられてしまった
キョン:古泉の超能力…か…まさかあんな事まで…
有希:次は私…
ハルヒチームは長門有希、対して
ピカチュウ:ちょっと動きが遅そうだね、スピードで押すよ
有希:…あまり侮らない方がいい
対戦相手はピカチュウとなった
ピカチュウ:電撃!
ピカチュウは有希を牽制しつつ攻撃する
しかし、有希は…受け流している様だ
ガイ:き…効いてないんじゃないのか
ピカチュウ:ロケット頭突きだ!!
有希:ぐっ…
有希が初めて痛がったように見えた
ピカチュウ:電光石火!
ピカチュウは更に有希を撹乱しようとするが
有希:そろそろ…本気を出す…
有希は強力なアッパーパンチを繰り出した、ピカチュウはかなりのけぞる
ピカチュウ:う…今のは…かみなり!!
有希:…
ピカチュウ:避けた…僕の予想以上に…素早い…
有希はピカチュウが戸惑っている間に爆竹を投げた
ピカチュウ:ピカッピーカー…
あっという間にピカチュウはフィギュア化した
サーキブル:つ…強い…
ガイ:な…なんて奴らだ…
残るはハルヒとキョン、スマブラ側はマリオと霊夢…そんななか…霊夢が切り出した
霊夢:マリオさん…ちょっといいかしら…
マリオ:なんだ…?

第6話

サーキブルがみくるを圧倒したと思えばガイもピカチュウも古泉、有希の前に敗れた
計り知れない実力を秘めたSOS団、そんななか。マリオと霊夢が突如話し合いを始めた
キョン:ハルヒ…残りは俺とお前だけというわけだが…俺はあの博麗霊夢とやるのか?お前はマリオとやりたいだろうし
ハルヒ:いや、私は霊夢が相手に入った時点で決めてるわ…霊夢と戦う
キョン:でも、任天堂を代表するマリオとこの作品を代表するハルヒが戦うのが筋だと俺は…
ハルヒ:この作品の主人公はあんたでしょ、キョン。私は「主人公」であるあんたに任天堂を代表するマリオと戦う権利を譲るわ
キョン:ハルヒ…
ハルヒ:それに霊夢とは…ニコニコ闘技大会以来のライバル…決着をつけるつもりで戦うわ
一方
マリオ:…それで…
霊夢:マリオさんはその時に限って欠席していたからわからないと思うけど…私はハルヒとはいつもちゃんと勝負しても引き分けている…ハルヒはそれで私をライバルだと思ってるのよね…きっとハルヒは私と戦うつもりでいる…
マリオ:いいぜ、俺はキョンとやるよ。
霊夢:マリオさん…でも
マリオ:ハルヒはお前との戦いを望んでるなら…それでいいんじゃないのか?
霊夢:ハルヒは…マリオさんとも戦いたいとも思ってるんじゃないかしら?
マリオ:だが…その話を聞くと…お前は…どうだ…ハルヒと決着はつけたいか…
霊夢:どっちでしょうね…だけど引き分けばかりってのもとも思ってるわよ
マリオ:じゃあ決まりだな、ハルヒとはお前がやれ!
霊夢:マリオさん…
そしてスタジアム内
マリオ:キョン、君みたいな人と手合わせできて嬉しいよ…
キョン:やっぱり…俺がマリオとやるのか。お前もニコニコ闘技大会でのハルヒと霊夢の話を
マリオ:ああ…生憎マリオパーティと重なって試合を見ることすらしてないが…それにハルヒシリーズの主人公は君みたいだからね
キョン:なるほど…任天堂の顔対ハルヒシリーズの主人公っていう組み合わせか…まぁいいぜ!
マリオとキョンの戦いが始まった
マリオは小手調べと言わんばかりのパンチを繰り出す
キョン:早いな…
マリオ:君の技が気になるな
キョン:俺は普通の人間だ…普通の技しか使わない
キョンもパンチを繰り出した
マリオ:拳と拳…中々いいね…なら僕も…ファイアボール!!
キョン:ぐわっ…くっ…そんな技が…なら俺も…このバットとメガホンで…
ハルヒ:でるわ!キョンの必殺、「キョン超乱舞」…ってどうしたの?早く出しなさいよ
マリオ:どうやらその技は最後の切り札みたいだね
キョン:最後の切り札…だと?
マリオ:元の世界での大技はこのフィギュアワールドではスマッシュボールの力を借りないと使えない。ルーク達の秘奥義、霊夢達のラストスペルやLastWord。
キョン:なら…くらえ!普通のキック
キョンはごく普通の蹴りを放った
マリオはその技を受けた
マリオ:ぐっ…どうやら…ファルコンキックみたいだな…
キョン:ん?あれは…
キョンとマリオの視界に一つの球体が映る
マリオ:スマッシュボール!渡さん!スーパージャンプ
キョン:もらった!
キョンは普通のパンチでスマッシュボールをとった
マリオ:ぐ…
キョン:確か…先に三人フィギュア化したら負けだったよな…
キョンの手にはバットとメガホンが握られていた
キョン:これで!
マリオ:ぐわっ!まさか…
キョン:俺達の勝ちだ!
キョンの切り札、「キョン超乱舞」が決まった
マリオ:ぐっ…
マリオはキョン超乱舞を喰らったが…まだたっていた
マリオ:強い…だが…俺はまだ…奥の手を隠している!
マリオが反撃に出た
キョン:ぐっ…俺が…
すると二個目のスマッシュボールが飛んできた
キョン:よし!次の超乱舞で!な!
マリオがスマッシュボールを取る
キョン:やらせるか!
キョンがマリオに拳を突き出す!
マリオ:…これで…逆転だ!
マリオファイナル、マリオの切り札が炸裂。キョンは吹き飛びながらフィギュアにされてしまった
ハルヒ:キョン!何負けているのよ!…でもマリオ相手に健闘してたじゃない…
キョン:…やはり…マリオは強かったか…ハルヒ、頼んだぞ
ハルヒ:当たり前よ…今日こそ霊夢にどちらが上かわからせてやるわ
霊夢:マリオさん…じゃあ…行ってくるわ。一度どっちが上か…はっきりわからせてやらないと…
ゼルダ:最後は霊夢さんとハルヒさんですか
リンク:俺にはどっちが勝つのか…わからなくなってきた
ファルコ:ああ…SOS団もマリオ達も…ほぼ互角だ
デデデ:試合開始だぞい
霊夢:…
ハルヒ:霊夢!宿敵である私から視線を反らすなんていい度胸ね!
ハルヒはどこからともなく大槍を取り出し霊夢を貫こうとする。霊夢は浮遊でそれを回避した
霊夢:…
霊夢はまるで人形のように黙っていた
ハルヒ:どうしたの?私の攻撃に恐れをなしたのかしら?
霊夢:…何故そう感じたのかしら
ハルヒ:霊夢…じゃあ何故黙ってるのかしら?
霊夢:…あなたとの戦いにはもう何も言う必要はないわ…たった今、どっちが上かがはっきりする…それだけよ…
ハルヒ:まるで私があんたに負けるみたいな言い方してるわね
霊夢:…相変わらず無駄口が多いわね…
ハルヒ:私は…どうしても…どうしても
ハルヒはバットから無数の打球を放った
霊夢:夢想封印…!
それを弾幕で相殺する
二人の攻撃が激しく続く
すると…普段は一つしか出ないはずのスマッシュボールが二つ
霊夢:どういう事かしら…デデデさん…
デデデ:せっかくだぞい…切り札の撃ち合いで決着をつけるぞい
ハルヒ:まぁ…面白いわね
これはデデデの計らいだった
観戦していた魔理沙はこれを見るなり声をあげる
魔理沙:みんな…伏せるんだ…相殺する…
ヨッシー:魔理沙さんのいうとおりに…
ピーチ:ヨッシー…何が起きるの?霊夢さんとハルヒさんの切り札がぶつかると…何が…
ヨッシー:とにかく…危険です…
霊夢はリボンを外し、ハルヒはどこからともなく剣を取り出した
霊夢:これが私の全力を注いだ夢想天生よ!!
ハルヒ:火の海に飲まれなさい!!
二人の技がぶつかり合って爆発が生じ、出てきたのは二人のフィギュア…その戦いは再び引き分けに終わったのだった。結局団体戦は二勝二敗一分けというありふれた結果に終わった
霊夢:結局決着はつかなかったわね…でも…楽しかったわよ
ハルヒ:…次こそはあんたに勝つわよ…そしてマリオにもね
SOS団はこうして帰っていった
その夜マリオはキノコ王国の自宅でキョンとの戦いを思い出していた
マリオ:今日は疲れたな…いい戦いができた…また…明日もフィギュアワールドで新たな出会いがあることを祈りながら…今日はもう寝るか
マリオは静かに床に着いた
また明日、新たな強者とフィギュアワールドで会えると願いながら