創作シリーズ/創作キャラクター/アルカナハートシリーズ

Last-modified: 2021-05-02 (日) 09:56:43

アルカナハート

愛乃はぁと&パルティニアス

アルカナハートシリーズから主人公の愛乃はぁととその守護アルカナ、パルティニアスが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回(空中浮遊可能)不可能不可能不可能不可能不可能

流石は格闘ゲームの主人公だけあってバランスが取れた能力を持っている。
ハートの形のアホ毛を持つという愛らしい見た目と裏腹に、パワーキャラ顔負けの爆発力を持ち、判定が強く使い勝手の良い通常ワザを駆使したラッシュから破壊力に優れた各種必殺ワザでケリを付けるという黄金パターンが安定した強さを発揮してくれる。ジャンプ力が高めなうえに空中制動力も上々で、サムスのようにふわりとした挙動で空中を動き回れる。加えて空中浮遊も使用可能なため、復帰力にかけても信頼がおける。歩きやダッシュの速度といった地上の機動力も平均レベルで、足回りに悩まされるような過不足もない。
唯一の欠点として体重は標準と比べると多少見劣りするものの、それでも致命的な弱点になるようなほどではない。通常ワザが扱いやすいだけでなく、必殺ワザには飛び道具なども保持しているなど技バランスも極めてよく、間合いや相手に左右されない強さもある。隙のない基本性能に多彩な技の数々。主人公の名に相応しいかなりバランスの取れた強さを持つため、初心者にも使いやすい優秀なキャラクターだ。
・B:鉄拳ぱんち
「ぱーんち!」
前方に突撃しつつ拳を突き出して攻撃する突進技。タメ可能。
突進距離が短いうえにダメージとふっ飛ばし力もさほど大きくはないものの、発生と突進速度が優秀で後隙も少ないため気軽に使用できる。空振りしないように間合いを間違えなければ接近手段としても活用していける。また攻撃判定が強めに設定されているため敵の攻撃とぶつかり合っても打ち勝ちやすいのも魅力。
タメが可能でその場合は腕をぐるぐる回してからパンチを放つ。タメ時間に応じてダメージとふっ飛ばし力、そして突進距離も増加する。ただし、最大までタメてから技を放った場合、極稀に突撃中に転んでしまう動作が発生する。この場合は技後の隙が極端に大きくなるものの、転ぶ瞬間に非常に高い威力を持った攻撃判定が発生するため思わぬところで活躍する…かも?
・B(空中):必殺きっく
くるりと身を翻してから斜め下へ蹴りで突撃する突進技。
空中で使用したファルコンキックなどの技とほぼ同様の性質を持ち、攻撃発生までは遅いものの突進速度や突進距離はそれなりに優秀。また、ダメージとふっ飛ばし力にも優れるほかメテオスマッシュ属性を持つ。ただし、着地際の隙も大きめのため空振りすると反撃を受けやすく多用は危険。
・横B:ロズ スフェラ
守護アルカナのパルティニアスの力を借り、ピンク色の光弾を撃ち出す飛び道具。タメ可能。
撃ち出した光弾は敵を補足するとその敵をホーミングして飛ぶ性質があり、その誘導性はかなり強い。射程距離も優秀なうえに後隙も小さいため、取りあえず撃つだけでもけん制として効果が高い。その分ダメージは低く、発生も遅めなため連射はできない。また、タメが可能で最大までタメた場合のみ技が"トリス スフェラ"に変化し、光弾を三発まとめて撃ち出すようになる。
・横B(スマッシュ):ロズ トクソ
守護アルカナのパルティニアスの力を借り、ピンク色の細いビームを撃つ。タメ可能。
こちらは発生と弾速が非常に速く、ビームは一瞬で射程距離限界まで届く。その射程距離も優秀なため、遠距離戦では何かと役立つ。一方で上記の"ロズ スフェラ"と同様にダメージそのものは低い。また後隙も大きいため避けられると危険。
こちらもタメが可能で最大までタメた場合のみ技が"ウラニオ トクソ"に変化、太いビームを照射する技になる。通常時と比較して発生が遅くなり攻撃中の隙も大きく増すが、ダメージが桁外れに上昇する。またビームが地形を貫通する性質も付属するため、乱戦などでは物陰に隠れてタメを開始して敵を狙い撃ちするのも面白い。
・上B:はーとふるぱんち
「どっかーん!!」
その場で拳を振り上げつつ飛び上がる。つまりは昇龍拳。因みにヒットするとハートのエフェクトが飛び出る。
ほぼ垂直に近い軌道で飛び上がるため横に対するリーチは短いが、その分ダメージとふっ飛ばし力は良好で相手のダメージによっては十分決定打になり得る。また、発生も少し遅めだが技の出始めから攻撃判定が出るまで長い無敵時間が持続するため、相手の攻撃に対する強引な反撃や乱戦からの緊急脱出手段などに活用できる。
とはいえ技後はしりもち落下になるため空振りするとほぼ確実に反撃を受ける。強力な技だが頼り過ぎもほどほどに。復帰の際は横に対する移動距離が短いため、この技単体では活用場面が限られる。空中浮遊と併用するといい。
・下B:ロズ キクロス
目の前に掌を突き出し魔方陣を発生させる。
リフレクターやサイマグネットに近い性質を持つ技で、魔方陣に他のキャラの飛び道具が触れるとその攻撃を吸収、その後自動的に上記の"ロズスフェラ"と同様の光弾を三発まとめて射出して反撃する。相手の飛び道具を無効化しつつ反撃できるため飛び道具が主力のキャラには効果的な技だが、発生が若干遅く後隙も少々大きめな点には注意したい。また、サイマグネットと同様に実体のある類の飛び道具を吸収することはできない。
・最後の切りふだ:愛の鉄拳ぱんち
「ぐるぐるぐるーっ!愛の鉄拳ぱーんち!」
腕をぐるぐる回した後に前方に向かって強烈なパンチで突撃する。
必殺ワザ"鉄拳ぱんち"を強化させた技で、ヒットさせた相手を強い力で真横にふっ飛ばすことが可能。ダメージ自体も強烈で、当たれば勝機が見える。発生までに一瞬の間があるものの、突撃速度はかなり速い。突撃距離もそこそこで、間合いを誤らなければ使いやすい。また、攻撃範囲こそ狭いものの前方に他のキャラ並んでいるような状況ならば全員まとめてなぎ倒せる。
・最後の切りふだ2:イリオス スフェラ
ダメージが100%以上の状態で使用可能。パルティニアスの力を借り、ピンク色の巨大な光弾を発生させる。
光弾はステージ上空からゆっくりと降りてきて他のキャラやステージに着弾するとまばゆい光を画面全体に放つ。光弾自体のサイズもさることながら、着弾時の光にも攻撃判定があるため実質的に画面全体を攻撃できると考えていい。いずれの攻撃もダメージとふっ飛ばし力は最後の切りふだとして及第点のレベルで、その攻撃範囲の広さから回避は難しく使い勝手は良好。
・最後の切りふだ3:とにかくすっごい愛の鉄拳ぱんち
「とにかくすっごい!愛の鉄拳ぱぁーんち!!」
「(最大威力時)届け!私のふるぱわーっ!愛情いっぱつ!愛の鉄拳ぱぁーんち!!」
ダメージが180%以上の状態で使用可能。腕をブンブン振りまわし、斜め上へ全力パンチで突撃する。
上記の通り、攻撃前に腕を回して力をためる動作が入るため実際に攻撃が出るまでが極端に遅い。が、攻撃判定がド派手なエフェクトの見た目通りに発生するため攻撃範囲が非常に広く避けられ難い。加えて突撃速度も優秀なうえ、一撃必殺クラスの破壊力を持つため威力の面でも文句なしの強烈な性能を持った最後の切りふだと言える。
このほか最初の腕を回す動作の最中にレバガチャを行うと高い威力がさらに上昇するという性質があるのを覚えておこう。そして最大まで強化した場合、斜め上へ突撃した後にさらにもう一度反対側の斜め上方向へ突撃しつつ同様の攻撃を繰り出す追加攻撃が発生する。こうなれば通常時の実に二倍という威力を期待できるが、実際に使用するにはかなり気合の入ったレバガチャが必要になる。ここは気"愛"で何とかしよう。
・登場演出
ピンクの光に包まれながら画面上から定位置へ着地、構える。「どばばばーんと、やっちゃうよ!」or「ぜったい負けないよ!」or「お願い、天使さん、私と一緒に戦って!」
・キャラ選択時のボイス
「まごころいっぱいの愛を、あなたに!」
・アピール
上アピール:掲げた右手のリボンからハートのエフェクトを出してポーズ。「愛乃はぁと、がんばります!」
横アピール:その場でくるりと一回転、画面手前へビシッとポーズ。「そこに愛がある限り!」
下アピール:足を滑らせて転びそうになる。「あわわわっ!…ふぅ」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:元気よく右の拳を振り上げる。「愛は絶対勝つんだよ!ぜぇーったい!」
勝利ポーズ2:額の汗を左拳の甲で拭うようにする。「ふぅ~。いい汗かいちゃった!」
勝利ポーズ3:くるりと一回転して空を仰ぐように両腕を広げる。ピンクの光がハートの形に広がる。「どっかーん!愛情特盛り!お届けしました!」
(チームにキラキラ☆プリキュアアラモードがいた場合)「さあ!スイーツでみんなをどっかーんと笑顔にしちゃおー!」

廿楽冴姫&ヴァンリー

アルカナハートシリーズから主役キャラの廿楽冴姫とその守護アルカナ、ヴァンリーが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

多彩な蹴り技を中心とした接近戦を得意とするスタンダードタイプのキャラ。
体重、機動力は平均レベルで過不足はない。その中でジャンプ力だけは突出して高く、上昇下降も速い。カベジャンプも使用可能なのも特徴。通常ワザは小柄な少女ながら蹴りを主軸として戦うためリーチは及第点。動作速度も優秀で、可憐な見た目にそぐわぬラッシュ力を誇る。これらの特徴から接近戦で優位に立ちやすいキャラといえる。
主役キャラに相応しく目立った欠点こそないものの、やはり少女という点が災いしてか火力と撃墜力には他のキャラと比較して一歩劣っている感が否めない。また、空中での上昇下降の速度は復帰の際に命取りになりやすく、スタンダードキャラながら扱いには多少技術がいる性能となっている。
・B:スカルトエルム
前方の離れた位置に雷を落とす。
発生が遅く、攻撃位置の関係で目の前の相手には当たらない。ふっ飛ばし力も少々低い。が、ダメージは大きめで後隙は少ない。また、攻撃判定がかなり上まで伸びているの点も見逃せない。
・空中B:フラガラッハ
空中からメテオのカカト落としを放つ技。隙が少なく攻撃範囲が広いので飛び込みに。
・横B:ブリューナク
前方に飛び蹴りを繰り出す。
攻撃までに一瞬の間があるものの、突進速度は優秀で後隙も小さい。ダメージはそこそこだがふっ飛ばし力は控えめ。だが、ヒットさせた相手を真横にふっ飛ばせるため相手キャラによってはフィニッシュ技にもなる。
・上B:クラウ・ソラス
飛び上がりつつ蹴りを出す。所謂サマーソルトキック。
無敵時間があるうえ発生が非常に早く、ダメージ、ふっ飛ばし力もそこそこといったところ。ただし、縦方向への上昇力、横方向への移動力共に低めで復帰技として見た際は少々頼りない。
・上B(スマッシュ):オルナ
前方に飛び上がり、垂直に急降下ざまにメテオの踏み付けを放つ技。ガードされても後方に跳ね返る上に着地までに空中技を出せるので後隙は無いに等しい。
・下B:クリィーオフ
カウンター技。構えを取り攻撃を受けるとヴァンリーの力を借りて雷の攻撃を繰り出す。
発生が速いうえに反撃のダメージとふっ飛ばし力が高く、動作も素早いとかなりの高性能を誇る。反面、受け止め受付時間は短く失敗するとかなりの硬直をさらしてしまうため、運用には相応の技術を必要とされる。
・下B(スマッシュ):ゴームグラス
前方に連続蹴りを放ち、これがヒットすると相手をロックして無数の蹴りを叩き込み、"クラウ・ソラス"でフィニッシュする技。ヒット時に相手を上空に吹っ飛ばす。
・最後の切りふだ:エムローンエナッド
自分を中心として周囲に雷を数発落とす。
発生が非常に早く、ダメージ、ふっ飛ばし力も大きめ。横方向への攻撃範囲は狭いが、自身の上方向に関しては画面外までカバーするほどの攻撃範囲を誇る。雷は地形を貫通するため落差のあるステージでは下から狙うのも面白い。
・最後の切りふだ2:ブロデュールアナム
ダメージ100%以上で使用可能。発動するとヴァンリーが出現、上空へ巨大な雷の槍を投げる。
一定時間後、ステージ上に槍が落下してきて攻撃判定が発生する。その性質上、攻撃発生がかなり遅い。しかし、攻撃範囲とダメージ、ふっ飛ばし力については申し分のない性能を誇る、強烈な技。
・最後のきりふだ3:ガルフ・ダグザ
ダメージ200%以上で使用可能。前方にダッシュし、ヒットすると相手をロックして下段始動の連続技から打ち上げた後、自分も追いかけてエリアルを叩き込み、最後に「エル・イードヴァル」(「ブリューナク」の強化版)で締める乱舞技。
ヒット時のダメージ・吹っ飛ばし力が凄まじいのでここぞと言う時に連続技に組み込もう。
・登場演出
定位置にヴァンリーの紋章が浮かび、雷が落ちたかと思うと冴姫本人が現れ静かに構える。「私の邪魔をしないで」or「神秘なる象徴よ、ここに来たれ」or「偉大なるアルカナよ、我は願う。我が手に剣と盾を」
・キャラ選択時のボイス
「私は負けない」
・アピール
上アピール:右足での蹴りを放ってポーズ。「この程度?」
横アピール:顎の辺りに片手を当てて嘆息する。「本気を出して。後悔するのはあなたよ?」
下アピール:左足での蹴りを放ってポーズ。「甘いわ」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:雷を宿した指先を画面手前に向けてポーズ。「ありがとう、ヴァンリー」
勝利ポーズ2:瞳を閉じて大きく髪を広げつつポーズ。「汗かいちゃった。シャワー浴びたいな」
勝利ポーズ3:画面手前に背を向けつつ片手で二の腕辺りを抑えて瞳を瞑る。「私は、これ以上…何も失いたくないだけ」
(敵に春風明日菜がいた場合)「あ、いや…ごめんなさい。友達に似てる娘がいるから…少し驚いたの」

朱鷺宮神依&アヌトゥパーダ

アルカナハートシリーズから朱鷺宮 神依(ときのみや かむい)とその守護アルカナ、アヌトゥパーダが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

日本刀「珠依姫 三門守宗」を手にして戦う剣士タイプのキャラ。
各種攻撃のリーチが長い点を除けば全体的にバランスの取れた性能を有する。もちろん各種攻撃は武器判定のため競り合いに強いのは頼もしい。最大の特徴はルカリオの様に自身のダメージの上昇に従い必殺ワザの性能が上昇する点。具体的にはダメージが80%を超えると各種強化版の必殺ワザが使えるようになる。通常ワザの性能は上がらないので注意。
反面、弱攻撃以外の攻撃はどれも振りが重く相手に付け入る隙を与えやすい。密着されてからの殴り合いは不得手なので中距離を維持しつつ戦おう。他にも遠距離において有効活用できる飛び道具がないため遠距離戦が得意な相手にはそれなりに対処に苦労させられる。
・B:吐切
刀を振るい衝撃波を飛ばす飛び道具。
発生と弾速が遅く射程距離も短いものの、後隙が小さくダメージも大きい。また衝撃波はしばらくその場に留まるため、近づいて来ようとする相手に先手を打つ感じで置いておくといい。強化後は技が"枯霊"となり、紅い衝撃波を飛ばすようになる。弾速、射程、ダメージ、どれもが大きく上昇する。
・空中B:業刎
空中から若干上へ跳ねた後、急降下ざまに兜割りを放つ技。接近手段にどうぞ。
・横B:閏間
刀を腰に携え前方に突撃、敵に近づくと斬り抜け攻撃を行う。
発生が早くダメージとふっ飛ばし力もそこそこ大きいが、技後の硬直は大きめなので空振りは避けたい。スマッシュ入力で突進距離が伸びるがそれ以外の性能に変化はない。強化後は技が"影宿"となり、発生がさらに速くなるほか突進中はアーマー効果が付属するようになる。
・上B:天鎖
前方にジャンプし、下降際に円を描くように刀を振るう。
攻撃までに間があるものの、攻撃範囲が広い。ダメージとふっ飛ばし力も大きめ。攻撃後はしりもち落下になる。ジャンプの後に攻撃前にステージ端へ近づくとガケつかまり可能。強化後は技が"逝斬"に変化。攻撃動作が素早くなるほかダメージとふっ飛ばし力がさらに大きくなる。
・下B:巫流
大きく腰を捻って刀を構える。同コマンドで構えを解除する。
構え中にAボタンで斜め上へ斬り払いを、Bボタンで真横に斬り払いを行う。必ず構えを経由して出す必要があるものの、斬り払いの発生はかなり早くリーチも長い。後隙もさほど大きくないため、近づこうとする敵を追い払うように使える。強化後は技が"九石"に変化。構えを経由することなく上方向、横方向、同時に斬り払いを放つ技になる。かなり使い勝手がいいので多用したい。
・上Bor下B(いずれもスマッシュ):斯封
刀の鞘で相手の攻撃を受け止めて反撃するカウンター技。空中可で、いずれも↑で上・中段に、↓で下段に対応するほか、飛び道具も跳ね返せる。
・最後の切りふだ:無怨
前方へ突撃、突撃がヒットした相手をすり抜けつつ一閃。
その性質上一人の相手にしかヒットしない。発生は早く突進距離も優秀なため当てること自体は容易い。ダメージ、ふっ飛ばし力も共に優秀で多少のダメージがあれば決定打になり得る。一対一では頼りになる最後の切りふだ。
・最後の切りふだ2:本不生の意
ダメージが100%以上で使用可能。発動するとゲーム進行が停止、神依のみが動けるようになる。
時が止まっている間は敵に攻撃を加えてもダメージが加算するだけでふっ飛ばすことはできない。が、時が動きだすと同時に時間停止中に与えたダメージ分、敵がふっ飛ぶ。このほか、時が止まっている間にアイテムを投げたり飛び道具を放つとその場で停止、時が動き出すとと同時に元の軌道を描いて飛んでいく。
発動時間はそれなりに長いため、落ち着いて自分の有利になるように行動しよう。
・最後の切りふだ3:死祀
ダメージが200%以上で使用可能。斯封の強化版カウンター技で、相手の攻撃を受け止めるとその場で超高速の居合い斬りを繰り出し、時間差で斬撃が炸裂した後、納刀と同時に締めの一撃が炸裂する。
入力時にスティック下要素で下段に、それ以外は上段に対応する。斯封と異なり空中では出せない。
条件が極めて厳しい分与えるダメージは凄まじいので、一か八かの割り込みとして使ってみるのも手だ。
・登場演出
刀の柄に両手を置いた状態で前方を見据え、構える。「朱鷺宮神依、いざ参る」or「争うつもりはないが…受けて立とう」or「ハラ・ドボウ・オン・ボッケン・シュタン・シリー」
・キャラ選択時のボイス
「この剣閃…世の理に非ず」
・アピール
上アピール:手にした刀を構えてポーズ。「覚悟はよいか?」
横アピール:原作の功刀の動作を行う。「我が剣、珠依姫 三門守宗に切れぬ物はない」
下アピール:刀を腰だめに構える。「中々に楽しませてくれる」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:抜刀した刀を鞘に収め、ポーズ。「この身、この剣の背負いし宿命…わかるまい…」
(敵に千羽烏月がいた場合)「…フ、まるで鏡を見ている気分だった。貴重な体験に礼を言うぞ」
勝利ポーズ2:髪飾りに軽く触れ、愁いの表情で上空を見据える。「負けはせぬ。妹の形見に賭けて」
勝利ポーズ3:画面手前に背中を向け、横に顔向けて視線を鋭くする。「貴様では私に勝てん…そういう事だ」

このは&モリオモト

アルカナハートシリーズからこのはとその守護アルカナ、モリオモトが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能可能不可能不可能

忍術を使う朱鷺宮神依の従者でスピードタイプキャラ。小柄ゆえ攻撃力・リーチに欠け、ジャンプは速度こそ高いが高度が低いという欠点を持つが、俊敏性はアルカナハートキャラの中でも非常に高くスマブラにおいては広いステージや移動床ステージでその本領を発揮するだろう。
隙の少ない打撃技で相手の動きを封じつつじわじわと消耗させる戦いを得意とする。アルカナによる植物攻撃はスピードに欠けるもののこのは本体に貧弱な中~遠距離射程の攻撃もカバー可能なので、体術に織り交ぜて使っていきたい。
・下アピール:土遁の術
煙と共に地面に潜る。アピールだが地面部分以外の攻撃判定が消失するので使い方次第では回避にも使える。原作にあった各派生攻撃はオミット。
・ダッシュ攻撃:疾風突き
原作では必殺技だったがスマブラではダッシュ技で使用。高速突進しながらの突きでヒットバックが大きく、相手にシールドで防御されても先端を当てれば反撃されにくい。
・B:手裏剣
前方に手裏剣を投げつける飛び道具。動作中にボタンを連打すると最大3発まで投げる。単発・連射時共にボタン入力後すぐに方向キーを入力すると軌道を変化できる(横要素で斜め上30度、真上で斜め上45度)。
どこで止めても後隙が少なく、また3発目に投げる手裏剣は少し大きくなり与えるダメージが大きくなる(ただし原作と異なりカウンターヒットしてもダウンはしない)。
・空中B:苦無
斜め下にクナイを投げる飛び道具。こちらは方向キーを入力しても軌道が変わらず、投げた後は硬直し一瞬操作不能となる(そのため連射も不可)。復帰時暴発や落下地点の敵の待ち伏せには注意したい。
・横B:蔦(ヒット後後Bで「引き寄せ」)
蔦を伸ばして相手を攻撃する遠距離技。発生がやや遅いがこのは本体は発動直後から移動できヒット後追撃が可能。また相手の攻撃と相殺されないため連続技のつなぎや牽制としても利用できる。ワイヤー復帰は不可能。方向入力により斜め上、または斜め下に蔦を伸ばすことができる。蔦がヒットした場合追加入力で「引き寄せ」が発動し、相手をのけぞり状態でこのはの眼前まで引き寄せることができる。
・空中横B:種蒔き
種を前方に飛ばし、地面に触れた後に相手が上に乗ると巨大な花が開花し触れた相手をふっ飛ばす設置型飛び道具。蒔いた種はゆっくり降下し、着地する前に攻撃されると発動を潰されてしまう。攻撃判定の発生まで時間はかかるが隙を突いて仕込んでおくことで相手の動きを封じることができる。
・上B:滝登り
地面に手をつきハンドスプリングの要領で跳ね上がり垂直に蹴り上げを放つ対空技。発生直前まで無敵が発生し、蹴り上げ後も低い位置は無敵が持続するため相手の足払いなどで潰されること無く上昇できる。ただし横方向の判定が弱く空対空では相打ちとなることが多いので乱発は厳禁。使用すると尻もち落下状態になる。
・空中上B:むささびの術
マフラーを広げてゆるやかに滑空する技。通常ジャンプによる移動距離が短いこのはにとっては空中での移動距離を稼ぐ最後の手段となる技。攻撃判定は無く滑空中は完全無防備なので、移動を済ませたらレバー下入力か攻撃でキャンセルしよう。
・下B:変わり身の術
発動後数フレーム以内に攻撃(飛び道具含む)を受けるとこのはが煙と共に丸太のデコイ(稀にこのはのぬいぐるみ)と入れ替わり、このは本体は攻撃を加えた相手の背後(ステージトラップ・野良アイテムなどの場合は数キャラ離れた地面)に移動するカウンター技。ダメージは与えられないが発動が早く防御手段としては使いやすい技。ただし持続も短いので発生の遅い技やタイミングをズラせる技には注意すること。
・空中下B:隼蹴り(着地時横Bで「転がり」)
空中から垂直方向に降下しながら両足で踏みつける。空中でのヒット時は相手がメテオ落下する。発動後地面に着地した時横Bで前転or後転移動する「転がり」を発動できる。地上で相手に隼蹴りを当てた場合地形にもよるが相手がバウンドするため、転がりからキャンセルして追撃することも可能。足場が無い空中では転がりに繋げることができない。
・最後の切りふだ:このは百分身の術
「参るぞー!」「このは百分身の術!天誅!」
前方に突進しヒットすると相手を上空に打ち上げた後7人に分身したこのはが相手を取り囲み乱舞を加え、とどめに相手を抱えて地面に叩きつける(原作における「このは落としの術」の動きをミックス)初撃型切りふだ。発動が早く突進中は完全無敵な上シールドガードも不可能だが、移動距離がやや短い。複数人を巻き込むことも可能だが、その場合最後の攻撃のこのは落としの術が分身による挟み込み蹴りに変化する。
・最後の切りふだ2:禁断の実と花
「一切魔障破!モリオモト、参られませー!」
ダメージが100%以上で使用可能。発動すると近くにいる相手1人の足元から植物の葉を生やして相手を囲むように捕獲、相手を捕らえると別空間に転送しモリオモトがそこで捕らえた相手に攻撃を加え、とどめに相手を元のステージ空間に戻しつつ巨大な実で押し潰す地上投げ型切りふだ。原作よりは発生が早くなっているものの、それでも見切られると発動直後ジャンプで回避されてしまう。更に近くにいる相手が滞空中の場合はそもそも捕まえることができないので、ピットなど空中移動が得意なキャラが対戦相手にいる場合は使うタイミングに気をつけるべき切りふだ。
・最後の切りふだ3:このはすぺしゃる
「小犬丸忍術奥義!」「月出固め!更に涅槃送り!このはすぺしゃる!成敗!」
ダメージが200%以上で使用可能な「このは百分身」の強化版切りふだ。空中から膝落としで地面に叩きつけ固定した相手に対し、このはが無数に分身して急降下攻撃を連続で浴びせつつこのは本体も急降下踏み付けを加えてふっ飛ばす。原作と異なり発動後方向キー操作で突進方向を調節できるので水平方向以外の相手も追いかけて捕らえることができるのが「このは百分身の術」の違いと言える。この技も複数人巻き込み可能。
・登場演出
上空からむささびの術でステージ上に降下する。「わふっ、いざ参られませー!」or「わふっ、このは参上ー!」or「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前!」
・キャラ選択時のボイス
「このはにお任せあれー♪」
・アピール
上アピール:片手で口元のマフラーを緩めるポーズ「…わふっ」
横アピール:目を瞑り印を結ぶポーズ「覚悟召されよー!」
下アピール:煙と共に地面に潜る。上記「土遁の術」参照。「どろん!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:喜びながら走り回る。「神依さま~!褒めてくださりませ~♪」
勝利ポーズ2:口元に手を当て笑った後、両腕を突き上げポーズ「ほひひ♪このはの勝ちでござりまするー♪」
勝利ポーズ3:煙と共に制服姿に戻るが、忍装束時の尻尾が残り慌てる。「わふっ!?尻尾が…うぅっ~収まりませぬ~!」

春日舞織&オホツチ

アルカナハートシリーズから春日 舞織(かすが まおり)とその守護アルカナ、オホツチが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能可能

3人の姉妹達と共に春日流退魔法術を軸として戦う、シューティング寄りのバランスキャラ。
オホツチの加護によるものなのか(ある意味)外見通りに体重は少々重めで、少女ながら粘り強く戦える。各種通常ワザは独楽回しを軸とした独特な攻撃によるものが多く、全体的にリーチが長め。必殺ワザも多種多様な性能のものを取りそろえているが、どれも少々クセが強く扱いには慣れが要る。ジャンプ力、空中制動力はどちらも平均レベル。
目立った欠点はないものの、前述の通り全体的に攻撃はクセが強いため上手く扱うには多少慣れと技術がいる。また、地上での機動力は少々鈍い。歩き、ダッシュ共に平均以下の速度となっている。慣れない内は戸惑うかもしれないが、一通り必要な技は揃っているため初心者にもお勧めのキャラ。
・B:開地門
前方に魔方陣を生み出し、そこからオホツチが巨大な拳による正拳突きを繰り出す。
発生は遅いもののリーチ、ダメージ、ふっ飛ばし力が尋常でなく高い。この技により舞織の撃墜力は支えられているといっても過言ではない。後隙も相応に大きいため乱用は避けたいところだが、間合いギリギリの辺りからならラッキーヒットを狙って連発するのも面白い。
・空中B:雪花の舞
斜め下に光の宿した紐から独楽を飛ばす飛び道具。紐にも攻撃判定があるほか、独楽は設置後にも攻撃判定がある。またワイヤー復帰に利用可能。
ヒット時に追加入力で相手を引き寄せる"月花の舞"に派生できる。
・横B:街風駆け
舞織の隣に姉の鼓音が出現し、前方へ踏み込みつつ正拳突きを繰り出す。
発生までに少々間があるものの、攻撃速度自体はかなり速い。ダメージとふっ飛ばし力もそこそこ強烈。踏み込む間合いもそれなりに長く、射程の短い飛び道具のような感覚で使える。鼓音が出現した瞬間から舞織自身は動けるようになるのも嬉しい。ただし、攻撃後に鼓音が画面内から飛び去るまで再使用や下記の"雷呻落とし"の使用は不可能。
・上B:桜花の舞
スティックで指定した方向に光の宿した紐を伸ばす。上記の"雪花の舞"同様ワイヤー復帰に利用可能。
ゼロスーツサムスのプラズマワイヤーのようにヒットさせた相手を引き寄せる効果がある。発生は少々遅めだがリーチは抜群に長く後隙も少なめ。流石にダメージ自体は控えめだが、復帰の際にもお世話になることだろう。
・下B:飛計路翔け
妹の小唄、小糸、どちらかが乗った紙飛行機が舞織の後ろから突撃して画面外へ消え去る飛び道具。
他の飛び道具と干渉しない、地形を貫通するという特殊な性質があり、射程が無限なのでどんなに離れていてもけん制効果のある貴重な技。発生と弾速自体は遅めなものの、ダメージはさり気なくそれなりに大きい。因みに小糸と小唄、二人合わせて画面内に2発まで同時に出せる。
・下B(スマッシュ):雷呻落とし
近くに敵がいるとその敵の頭上から姉の鼓音が出現し、急降下キックを繰り出す技。発生が早くメテオワザであるので牽制に有用。
ただし上記の"街風駆け"と同じく攻撃後に鼓音が画面内から飛び去るまで再使用は不可能。また"街風駆け"も当然使えない。
・最後の切りふだ:大土神 大祓詞
ステージ中央の床からオホツチが巨大な豪腕でアッパーを繰り出す。
攻撃範囲がそれなりに広く、ダメージ、ふっ飛ばし力も中々に強烈。唯一攻撃発生までが極端に遅いという欠点はあるものの、その間も舞織自身は行動が可能なので上手く連携して是非当てていきたい。
・最後の切りふだ2:神来社の矢 神座
自身のダメージが100%以上で使用可能。舞織が大きな弓矢を取出し構える。
するとそこに鼓音と小糸と小唄、3人の姉妹が登場し、舞織へ霊力を送る。姉妹全員の力を借り、光をまとった矢を射る。発生は遅めだがその弾速はかなりのもので、射程も無限。矢は地形を貫通し必ず画面外まで飛ぶ。威力の方も申し分ないレベルで、当たれば撃墜したも同然といえる。
・登場演出
姉妹全員でポーズを取った後、舞織以外の姉妹は画面外へ飛び去る。「(全員)罪穢れあらむおば、祓へ給ひ、清め給へ」
・キャラ選択時のボイス
「春日一門、お役目果たします」
・アピール
横アピール:周囲にお札を広げてその中心でポーズ。「天霊霊、地霊霊、十二神将、急々如律令!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:姉妹全員で同じポーズを取る。「(全員)はらたま~、きよたま!」
勝利ポーズ2:小糸と小唄が舞織へ抱き着き、鼓音がそれを微笑んで見つめている。「(小糸)お姉ちゃんだぁい好き~♪」「(小唄)うはは~ぃ♪」「ふたり共、離れなさい。もぅ~」「(鼓音)まぁ、いいじゃないか?」
勝利ポーズ3:背後に鼓音、手前に小糸と小唄いる状態で舞織が画面手前へ笑いかける。「お役目、果たせました!」「(鼓音)舞織、見事だぞ」「(小糸)お姉ちゃん、カッコいいー!」「(小唄)やったぁ!バンザーイ!」

美凰&ランゴン

アルカナハートシリーズから美凰(めいふぁん)とその守護アルカナ、ランゴンが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

その正体は超汎用型ヒューマノイドであり、中国拳法をベースに戦うバランス型のインファイター。
各種通常ワザ、必殺ワザの内容がスタンダードで使い勝手が抜群に良く、火力と撃墜力も良好。一度相手に接近できれば爆発的なラッシュで圧倒できる。そのほかの能力値もほぼ標準クラスで、体重、機動力、ジャンプ力、空中制動力、それら全てにおいてバランスが取れている。
前述の通り目立った欠点はないものの、必殺ワザの飛び道具は射程が極端に短い&軌道が独特のため、遠距離戦に持ち込まれると大きな不利が働いてしまう。そういった手合いには多少の被弾を覚悟して強引に接近し、得意の間合いに持ち込んで炎の拳を叩き込もう。高い安定性を持つ初心者にもオススメなオールラウンダーだ。
・B:火仙弋
ランゴンの力を借り、炎の塊を飛ばす飛び道具。
地上では斜め上に、空中で使用した場合は斜め下に炎の弾を飛ばす。発生は少々遅いが弾速と射程はそれなりに優秀。しかし、地上版は斜め上に発射するという性質上、地上の相手に対しての攻撃手段としては少々使いにくい。一方空中版は懐に潜られない限りは信頼性の高い飛び道具といえる。
・横B:白虎崩虔
前方に踏み込みつつ拳を突き出す突進技。
突進距離は短めだが、発生が早い上に攻撃速度も速いし後隙も少ないため中距離以内での奇襲、特攻手段として多用していける。ダメージとふっ飛ばし力も及第点。空中版は技後にしりもち落下になるため乱用は避けたいところ。
・横B(スマッシュ):玄武踏陣
踏み込みざまに肘打ちを繰り出す突進技。動作中に追加入力でハイキックを、さらにその動作中に追加入力で掌底を、それぞれ繰り出す。
発生が早く掌底まで決まればダメージがそこそこな上かなりの吹っ飛ばし力を有するので連続技に。
・上B:青龍亢山
斜め上へ飛び上がりつつ肩口からのタックルを放つ。
発生までに一瞬の間があるもののダメージとふっ飛ばし力が高いうえに技の出始めが無敵になっている。技後はしりもち落下になるため下手な使用は避けたいが、乱戦から脱出する際などにも役に立つのを覚えておいて損はない。
・下B:火攻焔
前方に巨大な炎の塊を放つ飛び道具。空中版も性質は同様。
発生が早いうえに後隙も少ない。ダメージとふっ飛ばし力も飛び道具にしては大きめ。が、射程距離がかなり短く放たれた炎は目の前で消えてしまう。そのため遠距離でのけん制や攻撃手段には使えない。近距離での攻撃手段の一つとして使おう。
・空中下B(スマッシュ):朱雀宝輪
回転ざまに炎を纏った手で薙ぎ払う技。
・最後の切りふだ:插翅大聖
発動すると美凰の隣にランゴンが出現、そのままステージを横切るように駆け抜ける。
ランゴンに触れるとダメージを受けるのはもちろん、ランゴンが走り抜けた足場の上には大きな炎が残り、それに触れてもダメージとなる。上下の攻撃範囲は狭いものの、ランゴンは必ず画面外まで飛び去るため、横への攻撃範囲は実質無限。ダメージ、ふっ飛ばし力も優秀。
・最後の切りふだ2:鳳凰崩戟 噴破
自身のダメージが100%以上で使用可能。発動すると巨大なロボットに美凰が乗り込む。
その状態で中国拳法でいうところの鉄山靠を叩き込み、それがヒットするとさらに拳で突きを見舞い、トドメに拳から爆発を起こして敵をふっ飛ばす。総合的な攻撃範囲は上記の插翅大聖に劣るものの、それでもそれなりに広い。ダメージとふっ飛ばし力に関しては文句なしの破壊力を持ち、決まれば撃墜したも同然といえる。
・登場演出
脚部からジェット噴出して定位置へ飛んできて着地、構える。「仙氣招来、天使招来」
・キャラ選択時のボイス
「美凰、行きます」
・アピール
横アピール:前方へ拳を突き出し、ポーズ。「ふっ!はっ!虎撲子!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:チャイナドレス姿になり、中国拳法の構えを取る。「負ける要素は一つもありませんでした」
勝利ポーズ2:美凰の生みの親でもある華明芳博士と共にポーズ。「(明芳)めーぇふぁん♪ナデナデ♪」「くすぐったいです。博士」
勝利ポーズ3:中国拳法の構えを取って画面手前へ拳を突き出しポーズ。「フッ!たぁっ!…当然の結果です。受け入れて下さい」

リリカ・フェルフネロフ&テンペスタス

アルカナハートシリーズからリリカ・フェルフネロフとその守護アルカナ、テンペスタスが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回可能不可能可能不可能不可能

少々ゴツいインラインスケートを身に付けているだけあって、その動きの軽さが最大の特徴にして武器。
特に、歩きの動作を持続させるとどんどんスピードが上昇、最終的にダッシュよりも高速で移動できるようになるという特徴はリリカだけのものだ。ダッシュの方は初速から優秀。加えて3段ジャンプとカベジャンプ、さらに滑空も使用可能。これらの性能から地上空中問わず、移動にかけては群を抜いて優秀なキャラといえる。各種動作、通常ワザも動作が軽快で、別の動作から別の動作を行うにしても流れるように動ける。
しかしながらどの攻撃もダメージが低いうえに判定も弱めに設定されており、まともに正面から打ち合うような真似をすると圧倒的な不利が働いてしまう。体重が最軽量クラスなのも痛い。その圧倒的な機動力にものを言わせて手数で圧倒しつつ的確に敵の攻撃を捌く必要がある、上級者向けのキャラクター。
・B:シキリス
前方へ空気の刃を飛ばす。ソニックブーム。
空気の刃は射出された後にリリカの下へ戻ってくる性質があり、リンクのブーメランに近い技となっている。発生はそこそこで弾速自体は遅いものの、後隙も小さめで飛び道具としては優秀。画面内に一発しか出せないため、その点にだけ気を付けたい。
・横B:ドライブエッジ
側転のような動作で蹴り下ろす。
マルスのマーベラスコンビネーションのように複雑な派生技がある。派生技の中には攻撃ではなく空中へ飛び出す動作も含まれており、そこからさらに行動が可能となっている。これらの動作を活用すればかなり眩惑的な動きを取れる。
・空中横B:フリップスルー
空中から急降下し、ヒットすると相手をロックし、フランケンシュタイナーの要領で投げ捨てる打撃投げ。
ヒット時は強制ダウンを奪い、ガード時は後方へ跳ね返るので後隙が少ない。
・上B:トルネードエッジ
飛び上がりつつ弧を描くようにキックを繰り出す。3回まで連続で出すことが可能。
発生は非常に早いがふっ飛ばし力は一定。空中で出した後も行動が可能で(着地するまで再度この技を出すことはできない)一回の上昇力は低いが連続で出せるなど、復帰技としては有用。滑空などと合わせて使えば抜群の復帰力を得られる。
・下B:ヴェルテクス
その場の足元に小さな竜巻を設置する。竜巻は最大で同時に2個まで設置可能。
設置された竜巻は敵が近づくとダメージを与えつつ一定のふっ飛ばし力で上へふっ飛ばす。ふっ飛ばし力は一定だがかなり大きくふっ飛ばすため、上に狭いステージの場合はそのまま撃墜が狙える場合も。設置の動作自体は小さいため、隙あらば盾代わりに設置して敵の接近を防ごう。
・最後の切り札:アブ-オレオ
守護アルカナ、テンペスタスが前方に向かって突撃する。実際は弾の小さな飛び道具といった感じに近い。
発生が抜群に早いうえに弾速、射程距離も法外なまでに優れており、相手の僅かな隙にも叩きこめる。ダメージは最後の切りふだとしては少々心許ないものの、ふっ飛ばし力はそれなりに強くダメージのたまっている相手ならば十分決定打になり得る。
・最後の切りふだ2:クロスエッジタイフーン
ダメージ100%以上で使用可能。斜め上へ蹴りを繰り出し、ヒットすると相手を打ち上げつつ何度も蹴りを叩き込む。
最後には分身と共に蹴りを叩き込み、コウモリを一匹飛ばして相手に当てる。最後のコウモリのふっ飛ばし力が高い。連続攻撃の最中は大きく画面中を移動するため多数の敵を巻き込みやすいが、コウモリは一人にしかヒットしない。
・登場演出
定位置の斜め上から猛スピードでやってきて着地、構える。「なかなかやりそうなカンジじゃーん」or「あたしにおまかせっ♪」or「天使の枷となる封印の理よ、退け!」
・キャラ選択時のボイス
「アタシに何でも、お・ま・か・せ♪なんてネ♪」
・アピール
上アピール:どこからともなくアイスを取りだして食べる。「やっぱりアイスっしょ♪はぐはぐはぐっ」
横アピール:くるりと回って背中を見せつけるようにポーズ。「カッコいいとこ、みせたげるっ♪」
下アピール:その場でジャンプして宙返り。「アタシについてこられるっ?」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:大きく伸びをしてから両手を頭の後ろへやる。「つまーんなぁーい」
勝利ポーズ2:片手を腰にあて、もう片方の指先で口元を押さえて笑う。「さすが、ア・タ・シ♪」
勝利ポーズ3:小さくとび跳ねつつ上着を脱いで肩にかけてポーズ。「カワイイって罪っしょ?なんてね♪」

リーゼロッテ・アッヒェンバッハ&ギーァ

アルカナハートシリーズからリーゼロッテ・アッヒェンバッハとその守護アルカナ、ギーァが参戦

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

人形エルフリーデ、守護アルカナギーァ、そして本人との同時攻撃を可能とするテクニカルかつトリッキータイプのキャラ。
前述の通り、人形を呼び出して同時に攻撃させることが可能で、単純に二対一の状況を作り出せるため非常に強力。そこに加えて守護アルカナであるギーァの攻撃を合わせれば、並のキャラではついてこれないような眩惑的かつ強烈な攻めが可能。
が、それには同時に3体のキャラを動かすという離れ業にも近い芸当をやってのける腕前が必要にもなり、人形を動かすにしても様々な条件や制約が付きまとう。さらにリーゼロッテ本人の性能はかなり貧弱で、攻撃力、リーチ、体重、どれも最低クラス。唯一機動力のみは平均レベルとなっているものの、人形抜きではまともに戦うことすら難しい。それらを踏まえたうえでこのキャラを使いこなすには常人離れした腕前や状況判断能力が必要になる、超上級者向けキャラ。
・B:ヴェルトは残酷で
人形が前方へ連続で攻撃を繰り出す。人形をカバンから出している場合のみ使用可能。
攻撃時間が長く、連打でさらにそれを延長できる。総合的なダメージは高く、攻撃技としての性能は一級品。唯一リーチが短いという欠点があるため、間合いを見誤らないように使用したい。
人形収納時は"ベトルークの朱い涙"に変化。
カバンから人形が身を乗り出しざまに前方へ連続で攻撃を繰り出す。こちらはリーチが長くなっている。
・横B:ズィヒェル
リーゼロッテの足元に黒い影を設置する。
影を設置後、ボタンを離すと影の中から飛び出したギーァが魚の様に前方へ飛びかかり攻撃する。ボタンの押しっぱなしで設置を維持でき、その状態でスティックを前後に入力すると影を移動させることが可能。ただし、この間にリーゼロッテ本体が攻撃を食らうと影が消失し攻撃がキャンセルされてしまうので注意。
攻撃自体のダメージ、ふっ飛ばし力はそれなりに大きく、ダメージのたまっている相手ならば十分フィニッシュ技として機能する。影の設置を維持している間もリーゼロッテ自身は普通に各種行動が可能なので上手く使いたい。
・横B(スマッシュ):シェーレ
影の中からギーァが真上に飛び出し噛みつき攻撃を仕掛ける。
攻撃の方向が横から縦方向に変わっているだけで基本的な技の性質などは上記のズィヒェルと変化はない。ただし、こちらは攻撃判定が大きく、威力もズィヒェルより大きめ。決定力に劣るリーゼロッテにとって貴重な技なので相手と離れた位置から影を設置して闇討ちを狙う、すりぬけ床の下から狙う、等々工夫を凝らして活用していきたい。リーゼ使いとしての腕が問われる技といえる。
・上B:アンファルの時は今
人形が上方向へ爪を突き出し突撃する。
発生が異様に早いうえにダメージとふっ飛ばし力も強烈。飛び上がった人形が地面に着地するまで再度の使用は不可能なので連発はできない。また、上方向にすり抜け床があると人形とリーゼロッテ本人が分断されやすいので注意。
人形収納時は技が"暴虐たるガイセル"に変化。
カバンから人形が斜め上へ突撃し、それに引っ張られるようにリーゼロッテも上昇する。発生が遅くなりダメージとふっ飛ばし力も低下するが、リーゼロッテにとって復帰技と呼べるような技はこれだけのため、適度に人形を回収して戦う必要がある。
・下B:別たれたゼーレ
カバンから人形を出す。
人形を出している最中に同コマンド入力すると"バーレは軽やかに"に技が変化、人形を呼び寄せカバンにしまう技となる。
カバンから出された人形はリーゼロッテの側をついて回り、リーゼロッテの攻撃に合わせて独自の攻撃を行う。人形の攻撃はどれもダメージやふっ飛ばし力、リーチや判定が強力で適当に攻撃を振り回しているだけでも敵には厄介。加えて攻撃中の人形は常にアーマー状態となっており、敵の攻撃を耐えつつ一方的に攻撃可能。
が、人形は30%以上のダメージを受けると破壊され、一定時間の間動けなくなってしまう。人形をカバンにしまっている間は人形の蓄積ダメージが回復していくため、定期的に人形を回収してダメージを回復させつつ戦うといい。
・最後の切りふだ:マルテルン
ギーァがズィヒェルと同じ攻撃を連続で繰り出す。
近くの敵を追いかけるように攻撃するためヒットさせやすい。ダメージとふっ飛ばし力もズィヒェルと比べて強化されており、何度かヒットさせればそれだけで撃墜が狙える。反面、攻撃範囲自体は狭い。
・最後の切りふだ2:シュヴーァ
自身のダメージが100%以上で使用可能。巨大化したギーァが相手を飲み込む。
攻撃範囲が広く、つかみ判定となっておりガード不能。発生も早い。技が成立すると範囲内に敵のキャラを黒いスライムに変えてしまい、歩きとジャンプ以外の一切の行動を制限してしまう。スライムとなったキャラは体重も軽くなり、簡単に撃墜できるようになる。効果時間は少し短めなため、逃さず追撃を仕掛けたい。
・最後の切りふだ3:紅きメツェルンに染まる闇
自身のダメージが200%以上、なお且つ人形収納時のみ発動可能な特殊な最後の切りふだ。
発動すると人形がカバンから飛び出し、爪を振るう。それがヒットした相手に強烈な連続攻撃を仕掛ける。発生が非常に早いうえにダメージとふっ飛ばし力も強烈。決まればほぼ確実に相手を撃墜できる。その性質上、一人の相手にしかヒットしないのが難しいところだが一対一の状況では頼りになる技といえる。
・登場演出
パラソルを持って定位置上空から落下してきて着地、パラソルをしまって構える。「早く帰れば?血の雨が降るよ」
・キャラ選択時のボイス
「付き合ってあげる」
・アピール
上アピール:カバンに腰掛け、紅茶を取り出して飲む。「お茶の時間だね」
横アピール:その場に座り込んで地面を指でなぞる。原作におけるしゃがみ待機のポーズ。
下アピール:いきなり懐から携帯を取り出していじる。「ブログ更新しなきゃ…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:人形を抱いたまま画面手前に背を向け、視線だけこちらに向ける。「わたしのジャマをするからそうなる」
勝利ポーズ2:人形を抱いて画面手前を見据える。「貴女の夜はもう終わらない」「(エルフリーデ)永遠にツヅクつづく続くよォ!」
勝利ポーズ3:人形を抱いてカバンに腰掛け、人形の頭を撫でる。「お姉ちゃん、大丈夫?」「(エルフリーデ)リーゼは優しい子だねェ」

安栖頼子&ディウー・モール

錬金術師と魔法使いと守護アルカナ・ディウー・モール(英語名はDieu Mort)が、スマブラに初参戦。
CV:伊月ゆい

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

攻撃力、防御力、スピード、リーチの長さ、ジャンプ力は平均レベルだけど、癖が強いので中級者向け。

  • 上スマッシュ攻撃:世界を統べる魔王の威光
    ミケがその場でアッパーを繰り出し、ヒットすると相手をロックしてミケが巨大化し、ビームを撃つ技。
    密かに古のタリズマンの強化対象になっており、強化版は発生が早くなり、無敵も付く。
  • つかみ攻撃:つかみ杖殴り
  • 上投げ:アンヴァリデ
    ヒット後はスタンバイ状態を吸収する。
  • 下投げ:サクリフィス
  • 前投げ:原作の前投げ
  • 後投げ:原作の後投げ
    それ以外の攻撃モーションは、他のアルカナハートシリーズと同じ。一部スマブラオリジナルあり。
  • B:古のタリズマン
    その場でミケを真上に掲げ、以下の追加入力によってビームで魔法陣を描く技。成立するとノーダメージで相手を吹っ飛ばすシールド不能の衝撃波を展開し、一定時間一部の必殺技・上スマッシュ攻撃・切りふだ1を強化する他、体力とダメージ%が200%以上だと切りふだ3が使用可能になる。またビームにも攻撃判定があるが、ダメージはウェブボールとほぼ同じ。また追加入力に失敗する、もしくはしなかった場合は隙をさらし、強化もない。追加入力及び制限時間は以下の通り。ちなみに入力のコツはスティック入れの前にほんの一瞬ニュートラルを介する事。
    ・↓↖↘↙↗↓
    ・↓↗↙↘↖↓
    ・↑↙↗↖↘↑
    ・↑↘↖↗↘↑
    以上のコマンドの制限時間は約12秒
    ・↓↖↗↓
    ・↓↗↖↓
    ・↑↙↘↑
    ・↑↘↘↑
    以上のコマンドの制限時間は約6秒
  • 上B:デシリュール
    テレポートをする移動技。原作と違いミュウツーのテレポート同様スティック入れにより出現位置を変えられるが後でしりもち落下に。
  • 上B(スマッシュ):ミルワール
    お互いの位置を入れ替える技。主に連続技に組み込むのはもちろん、相手によっては地形を貫通する飛び道具に合わせて出したり強化技を無効化したりできる。
  • 横B:襲い来る地獄の制裁
    ミケが前方に突っ込む突進技。空中可。以下のスティック入力により軌道が変わる。
    ↘・・・地上版は床を滑り、空中版は斜め下に突っ込む。前者は下段判定。
    →・・・地上版は放物線を描き、空中版は真横に突進する。
    ↗・・・地上版・空中版共に斜め上に飛び上がる。
    奇襲、先読み対空、ステージ復帰など何かと使えるが、空中版はデシリュール同様技後はしりもち落下になる。
    強化版は多段ヒットする上動作中に違うスティック入れの同技を出す事ができるので連係に使えるほか、地上版のみ長い無敵時間が付加される。
  • 下B:噴き上がる奈落の苦悶
    ミケが一旦地面に潜った後に上に飛び出し、噛みつく技。スマブラでは一番近くの相手をサーチする。ボタン押しっぱなしにより高く飛び上がり、ヒット数が増加する。通常版は発生がやや遅いが強化版だと発生が早くなる。
  • 下B(スマッシュ):アンプワゾネ
    目の前に毒霧を起こす設置型飛び道具。当たると相手は毒状態になる。
  • 空中下B:降り注ぐ魔界の報復
    斜め下に急降下ざまにドリル突きを繰り出す突進技。通常版はヒットorガード問わず跳ね返るが強化版は跳ね返らなくなる代わりに多段ヒットする。
  • 最後の切りふだ:生死を御する禁忌の魔術
    つかみ技なので、シールドガードができない。発生こそやや遅く投げ間合いもやや狭いが成立まで完全無敵。相手を掴み、体力とダメージ%を大量に吸い取る技。
    強化版は発生が早くなり、投げ間合いが広くなる。さらに体力とダメージ%の吸収量も増加する。
  • 最後の切りふだ2:エグゼキュスィオン
    自身のダメージが100%以上あれば使える。ディウー・モールのアルカナブレイズ。巨大な腕を召喚し、掴んだ後で巨大鎌で斬る、シールドガード可能の打撃投げ。原作と違い鎌の部分の演出の方向を選べなくなり、喰らった相手も回避方向を選べなくなった。
  • 最後の切りふだ3:天地を焦がす魔界の劫火
    自身のダメージが200%以上あれば、かつ古のタリズマンの効果中のみ使える。襲い来る地獄の制裁の超強化版。突進中は完全無敵だが後で自身が目を回す(その際はシールドガード不能だがダメージが低いのであまり意味はない)。
  • 登場演出
  • アピール
  • 勝利ポーズ

大道寺きら&ニプトラ

アルカナハートシリーズから大道寺きらとその守護アルカナ、ニプトラが参戦。
なお、似た者同士のDr.マシリト及びまーりゃんとはとにかくかみ合わない。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

巨大なスライムをその身にまとって戦うという、格ゲー史上でも前代未聞のファイトスタイルを持つパワータイプ。
上記の通り、己の身体を包み込むほどの巨大なスライムを五体として戦う。そのスライムの大きさから体重は小柄な少女とは思えないほど重く、かなり打たれ強い。各種通常ワザもリーチに優れるうえにダメージとふっ飛ばし力が全体的に高く、必殺ワザは原作でも凶悪な威力で猛威を振るう投げ技が中心になっており、そのどれもが壊滅的な破壊力を持つ。これらの特徴から攻撃面でいえば非常に高い性能を持ったキャラとなっている。
反面、そのパワーの代償か機動力は悪い。歩きとダッシュはどちらも最低レベルの遅さで、ジャンプ力こそ並程度だが空中制動力に至っては極めて劣悪。通常ワザも振りが重く隙が大きい攻撃がほとんどで、動きの素早いキャラはとことん相性が悪い。加えてキャラサイズの関係上食らい判定も他のキャラと比べて格段に大きく、乱戦では袋叩き似合うこともしばしば。とはいえ隙の大きい攻撃を当てやすくなる乱戦はきら様の本領を発揮しやすい場面でもある。どうにか敵の隙を見つけ、その瞬間に必殺の挙げ技を叩き込んできら様の恐ろしさを教育してあげよう。
・B:きら様ドライバー
その場で掴みかかる。つかみ技のためガード不可。
きら様の代名詞といっても過言ではない投げ技。技が成立すると相手を掴んだまま飛び上がり、回転を加えながら落下して相手を地面に叩き付ける。叩き付けられた相手はその反動で斜め上へと吹き飛ぶ。空中で成立させた場合は斜め上へ軽く飛び上がりつつ落下、地上版と同様に回転しつつ相手を地面に叩き付ける。
技が成立すれば相手を叩き付ける瞬間までは無敵状態になるので横槍で邪魔される心配はない。通常のつかみと比較して発生こそ遅いものの、異様なまでに広い投げ間合いを誇る。リーチの短いキャラクターの強攻撃などよりも広いつかみ間合いは対戦相手を驚愕の渦に叩き込むこと間違いなし。加えてダメージとふっ飛ばし力も必殺ワザとしては破格のそれを誇り、決まればリターンは特大。ガードしがちな相手には最優先で狙っていこう。ただし、空振りすると大きめの隙を晒してしまうので注意。また、空中版は前方に足場がないと敵を掴んだまま落下して自滅してしまう点にも気をつけたい。
・横B:江古田式クラスター
前方に小さくジャンプしつつ両手をねこだましのように叩き付ける。
ジャンプを経由してから技を出すため発生は極端に遅い。が、ダメージとふっ飛ばし力自体はかなり強烈。攻撃判定が激烈に強いのも特徴で、敵の攻撃とぶつかり合うと一方的に打ち勝ちやすいのが頼もしい。最初のジャンプは打点の低い攻撃ならば避けつつ攻撃できるのでそれを目的に使用するのもアリ。ただし、その分サイズの小さなキャラには懐に潜り込まれて攻撃が当たらないことも。加えて後隙も相応に大きいため乱用するのは危険。
・上B:大道寺バンカーバスター
斜め上へ両手を掲げてジャンプ、空中の相手に掴みかかる。つかみ技のためガード不可。
技が成立するとそのまま落下して掴んだ相手を地面に叩き付ける。当然のことだが前方に足場がないと掴んだ敵もろとも自滅してしまう。この技も例に漏れず高いダメージとふっ飛ばし力を誇る強力な技だが、つかみ間合い自体は通常のつかみと大差はない。また、地上にいる相手を掴むことはできない点にも注意がいる。その性質から復帰の際にも使っていけるが、空振りした場合は技後にしりもち落下になる。
・下B:プルヴィア
ニプトラの力を借り、きら本体の側について回る小さな水球を生成する。
水球は一度だけ身代わりとなって攻撃を防いでくれる性質を持ち、生成に成功すれば水球を盾に強気に攻め込んでいくことが可能になる。ただし、生成の動作は隙が大きいうえに完全に動作を終えないと水球は生成されない。動作中に攻撃を受けて動作が中断されればもちろん水球は発生しないので周囲の状況をよく見て使っていく必要がある。因みに水球は同時に三個まで生成可能。
・最後の切りふだ:アルマゲドンバスター
その場で掴みかかる。
技が成立するとバックドロップを二回叩き込んだ後にパワーボムへ繋ぎ、トドメにバックブリーカーのようなバスターを叩き込んでフィニッシュ。技後は反動で相手が真上にふっ飛ぶ。つかみ間合いは上記の"きら様ドライバー"より若干狭くなっているものの、反対に発生が抜群に早くなっている。そのため相手を間合いに捉えてさえいればほぼ確実に技を決められる。ダメージとふっ飛ばし力も文句なしに高く、体重の軽い相手ならばこの技一発で試合が決まることもあり得る。上手く相手に接近して狙っていこう。
・最後の切りふだ2:レグヌム
自身のダメージが80%以上で使用可能。ニプトラがステージ全体を飲み込むようにして水没させる。
一定時間、対戦相手全員の移動速度と動作速度が鈍化するという効果を持つ技で、その効果は通常時の4分の一にまで及ぶ。シールドを発生させるまでの動きも鈍くなるため、実質こちらの攻撃は全てガード不能になると考えていい。近づき次第強力な各種攻撃の餌食にしてしまおう。
・最後の切りふだ3:ラストアルマゲドンドロップ
その場で掴みかかる。自身のダメージが150%で使用可能。きら様の最終兵器。
きら様ドライバーを二発連続で叩き込んだ後、ステージ上空へ投げ飛ばした相手を地面に投げ落としスライムごと圧し潰してフィニッシュ。つかみ間合いは上記の"アルマゲドンバスター"とほぼ同じ。だが発生速度はより早くなっており、見てからの回避はまず不可能。そして全てのキャラの全ての最後の切りふだの中でも屈指のその威力は非常に魅力的。決まればどんなキャラだろうと一撃で葬り去るその破壊力はきら様の恐ろしさをあますことなく体現している。
そして自身のダメージが200%を超えていた場合のみ原作のエクステンドフォース中と同様のトドメを繰り出すようになり、ダメージとふっ飛ばし力がさらに増す。実際の対戦でこれを相手に叩き込めれば、その破滅的なまでの威力はゲームという枠を飛び出し対戦相手の精神まで粉砕すること間違いなし。
・登場演出
バスタオルを脱ぎ去りつつスライムと合体する。「おい、着替えのタダ見は許せんな。きら様…変、身!」or「フン、このきら様が直々に相手をしてやろう!」
・キャラ選択時のボイス
「世界の全ては私のものだ!」
・アピール
上アピール:腰に手を当てて斜め上に向けてもう片手を掲げる。「可愛がってやるぞ。愛玩動物のようにな!」
横アピール:腕を組んで自信満々に笑う。「ギャフンと言わせてやる。ギャフンとな!」
下アピール:片手を掲げて上空を指さすようにポーズ。「来た来た来たぁ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:スライムと合体したまま腕を組んで高笑いを披露する。「弱い。弱い!弱すぎるわ!」
勝利ポーズ2:スライムと合体したまま画面手前へ足を伸ばす。「とりあえず足を舐めろ。話はそれからだ」
勝利ポーズ3:スライムからジャンプで分離しつつ着地、どこからともなくビン牛乳を取り出して一気飲みする。「プハーァ!勝利の牛乳一杯のために、私は生きる!」

フィオナ・メイフィールド&オレイカルコス

アルカナハートシリーズから初代で中ボスを務めたフィオナ・メイフィールドとその守護アルカナ、オレイカルコスが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

小柄な少女には不釣り合いな身の程もある大剣を振りかざすパワータイプのキャラ。
上記の通り、フィオナ自身の身の程もある巨大な剣から生み出される攻撃の破壊力はまさに驚嘆の一言に尽きる。体重の軽いキャラなら数発スマッシュを当てるだけでも撃墜可能。特に横スマッシュの破壊力は尋常ではない。デカい剣のおかげでリーチの面でもかなりのもの。判定も強い。ジャンプ力は平均レベルといったところ。
が、それ以外の性能はほぼ全て最低クラス。歩き、ダッシュは致命的なまでに遅く、空中制動力も劣悪で機動力は目も当てられないほどお粗末。さらに体重も平均以下のレベルでパワーの割に打たれ弱い。ほとんどの攻撃は発生が遅く後隙も恐ろしいほど大きく、攻撃の空振りは手痛い反撃とイコールで繋がっている。使いこなすには高い技量が必要な上級者向けのキャラ。
・B:カレトヴルッフ
前方に倒れこみつつ剣を振り下ろす。空中では使用不可。
発生が遅ければ後隙もアホの様に大きいという技。が、そこに秘められた破壊力は完全に掟破りで魔人拳以上のダメージとふっ飛ばし力を持つ。動作中は一発まで敵の攻撃を耐えられるアーマー状態となっているのも大きい。まともに当てるのは難しいがラッキーヒットを狙って振り回すのもアリ…かもしれない。
・横B:クリオドゥース
オレイカルコスの力を借りて前方に剣を飛ばす。
発生は遅いものの剣が飛ぶ速度はかなりのもの。ダメージも大きく、後隙も少ないのでフィオナにとっては貴重なけん制手段として有効活用できる。空中で使用した場合、剣を飛ばす方向をある程度スティックで指定できるようになる。
・横B(スマッシュ):プテリュクス
こちらは目の前に巨大な盾を生み出す。
盾は文字通り敵の攻撃を防いでくれる。10%の分のダメージを受けると消滅してしまうので覚えておこう。かなり判定が大きいので乱戦ではこれに隠れてスマッシュをホールドし、迂闊に近寄ってきた敵を闇討ち…なんて使い方をするのも面白い。
・上B:エンジェルウィング
背中から光の翼を生み出しジャンプする。ここからさらに派生技に移行可能。
この動作自体に攻撃判定はないものの、かなり高い位置まで飛び上がれるので復帰の際にはありがたい。技後も行動が可能だが着地するまで再度この技は出せない。動作中にいずれかの攻撃ボタンで"セイクリッドブリンガー"に派生。
セイクリッドブリンガーは空中で横薙ぎに剣を振るう技。相手と横軸が完璧に合わさった状態でヒットさせるとクリーンヒットとなり一撃必殺クラスの破壊力を生む。が、それ以外の当たり方をすると弱攻撃程度の威力しか出ず、攻撃後に失敗のモーションを取るため反撃が確定する。クリーンヒットさせるにはかなりのコツがいるため基本は魅せ技で封印安定。
・下B:ロンゴミニアト
前方に剣を突き出して突撃する突進技。
発生は遅いものの後隙は比較的小さく、フィオナの技の中ではまだ気軽に振り回せる技。攻撃中は前方のみ飛び道具系の攻撃に対して自動でシールド効果が発生するため飛び道具での攻撃が激しい相手には接近手段としても使える。
・下B(空中):ヘブンズフォール
斜め下へ剣を構えて突撃する。
発生は比較的早く、ダメージ、ふっ飛ばし力も優秀だが着地際の隙がかなり大きい。迂闊な使用は避けたいところ。
・最後の切りふだ:エピドシス
オレイカルコスの力を借り、フィオナ自身を強化するタイプの最後の切りふだ。
発動すると一定時間の間、攻撃力と体重が強化される。また、これに加えて必殺ワザ"クリオドゥース"と"プテリュクス"の性能も強化される。クリオドゥースは剣のダメージが上昇し、プテリュクスは盾の強度が上昇し20%分のダメージを耐えられるようになる。この二つの必殺ワザの強化はその試合が終わるまで持続するため効果が高い。
・最後の切りふだ2:エスカトン ピュール
ダメージが100%以上で使用可能(但しエンジェルウィング動作中は除く)。オレイカルコスがステージ上空へ出現、ステージへ火炎を吹きかける。
攻撃範囲が尋常でなく広く、ダメージ、ふっ飛ばし力も申し分ないほどに高い。が、攻撃発生までが極端に遅いというフィオナ自身の性能を体現したかのような最後の切りふだ。当てるには少し工夫がいるものの、強力な最後の切りふだであることは間違いない。
・最後の切りふだ3:セイクリッドスレイヤー
自身のダメージが100%以上、なお且つエンジェルウィング動作中にのみ出せるという特殊な最後の切りふだ。
セイクリッドブリンガーと同じように空中で横薙ぎに剣を振るう。この技も完璧に横軸を合わせた状態でヒットさせればクリーンヒット、一撃で敵を葬り去る破壊力を生み出す。加えて成功時には特別にカットインが入る。←ココ重要
とはいえフィオナはこの技に頼らずとも十分な破壊力を持った技を他にも豊富に持っているため、やはり魅せ技の側面が強い。
・登場演出
焦ったように剣を構える。「ですからぁ~!ちょっと待ってくださ~~いっ!」
・キャラ選択時のボイス
「私、頑張るんだから!」
・アピール
横アピール:いきなり前のめりに転ぶ。ドジッ娘。「むぎゅ!」or「べちゃ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:リスを肩に乗せて嬉しそうな様子で笑う。「もひもひー!えへへへっ♪くすぐったいですぅ♪」
勝利ポーズ2:時計を取出し、慌てた様子でどこかへ走り去る。「えぇ~っ!?もうこんな時間!?私ドジじゃないのにぃ~!」

ミルドレッド・アヴァロン【ボス】

アルカナハートから初代でラスボスを務めたミルドレッド・アヴァロンがボスキャラとして参戦。
17歳にして英国聖霊庁の長官を務めていたという経歴を持ち、それに相応しい最強とまで言われるほどの精霊力を持った人物だった。しかし、年齢と共に自身の精霊力が弱まっていることを痛感、その問題を根本的に解決するために自身を高次の存在、つまりは聖霊と化すための計画を企て実行に移す。ある種独善的で目的のためならば手段を択ばない人物だが、幼い頃に依存していた姉との別れがミルドレッドをそうさせてしまった原因ともされている。
原作通り、バトルの最初は高次の存在に変貌している最中であるさなぎ状態から相手をすることになる。そしてそれを倒すことで高次の存在、聖霊として覚醒した状態の本体と戦いに移行。そしてさらにスマブラオリジナルの要素としてこの状態のミルドレッドを倒すことでアルカナハート2以降で光のアルカナとなった状態の彼女と最後の戦いが始まる。つまりは三回連続での戦いが待ち受けているということなので否が応にも長期戦にもつれ込んでしまう。それぞれの形態に対してしっかりと対策をしておかないと勝利はおぼつかない強敵となっている。
CV:菊池由起子(JP)、???(ENG)

さなぎ形態

「私は人であることを捨てるぞ!」
「今、高次の存在となる!」
文字通り人の身長ほどもある大きな蛹のような外見の状態。本体を守る荘厳なパーツやビットが特徴的。
HPは1000。ボスとしては決して多いとは言えない体力だが、上記の通り本体の周囲を二つのビットが囲んでおりこれが接近を阻む攻防一体の武器となる。ここで余計なダメージを食らっていると後々の戦いがキツくなってしまうため素早くケリをつけたいところではあるが、闇雲に突っ込んでも迎撃されるのがオチなのでしっかりとガードを固めつつ接近、隙の少ない技で攻撃して体力を削りたい。射程の長い飛び道具を持っているキャラであれば本体から大きく離れてそれを連発しているだけで楽に倒せるため攻略に困ったら試してみるといい。
【攻撃パターン】

  • ビット(レーザー)
    ビットから細いレーザーが撃ち出される。
    こちらの位置をある程度補足してから攻撃してくるうえに弾速が非常に速いため、見てから避けるのは困難。一定の位置に留まっていると避けようがないので常に動きを止めずに戦おう。幸いダメージは低いのである程度までならば食らっても無視できる。
  • ビット(体当たり)
    ビットが直接こちらに向かって飛来してきて体当たりを仕掛けてくる。
    かなりの誘導性があるうえに突進のスピードも速いため避けるのは難しい。ダメージも上記のレーザーよりも大きく、そう何度も食らうと後の戦いで響いてくる。ここは素直にガードしてやり過ごしたい。

高次の存在

「人を越えたこの力、試させてもらおうか」
外見は普通の人間だが、移動などは常に宙に浮いた状態となっている。ほかにも異様に伸びた後ろ髪や血のような赤色に輝く瞳、眩しいほどの白に変色した服など人ではない雰囲気が漂う。
HPは2000。原作では他の全てのアルカナの超必殺技を通常の必殺技として使用してくるという反則じみた芸当をやってのける。スマブラでも同様の攻撃技を揃え、各種技の性能は非常に高い。しっかりと敵の動きを見て攻撃と回避のタイミングを切り替えていかなければあっという間にやられてしまうこともあり得るので注意したい。唯一の弱点としてどの攻撃も大振りで隙が大きいため、一度避けてしまえば大きな反撃のチャンスになることが多い。また、一部の技は打点が高く、サイズの小さなキャラは有利に戦えるかもしれない。
【攻撃パターン】

  • 罰を与えよう。
    こちらの位置をサーチして雷を三発落とす。
    攻撃前に指を鳴らすモーションがあるため、それを見たら急いで回避に移ろう。三発全ての雷を食らってしまうと大ダメージとなってしまうため気をつけたい。
  • 罪を裁こう。
    上記の"罰を与えよう。"とほぼ同様の技だが、こちらは雷が自身の背後方向から迫ってくるように振ってくる。
    操作をミスして雷に突っ込んでいってしまわないように注意したい。
  • 贖罪せよ、貴様の命で。
    こちらはミルドレッド本体の周囲に三発の雷を落とす。
    接近戦で活用してくることが多いのでやはり攻撃前のモーションを注視しておくといい。
  • 消し飛べ。
    自身を中心に爆発を起こして周囲全体を攻撃する。
    発生が非常に早く、ダメージとふっ飛ばし力も大きい厄介な攻撃。後隙も少なく、回避しても反撃は難しい。
  • 足掻け。苦しめ。絶望しろ。
    巨大な水球で相手を包み込み、炸裂させて弾き飛ばす。
    つかみ技と同様の判定のためガード不可。おまけに発生が早く、つかみ間合いも広い。そしてあまつさえダメージとふっ飛ばし力も強烈…とかなりイヤらしい攻撃。
  • 運命は変えられん。
    こちらの位置をサーチして囲むように8本の剣が生成され、それらが同時に飛来してくる。
    凄まじいヒット数とダメージを誇る技で、シールドガードしようものなら一瞬でブレイクして悲惨な目に遭う。剣が生成されてからこちらに向かってくるまでには一瞬の間があるためその隙にジャンプなどで逃げてしまいたい。
  • 灰に還れ。
    片手を掲げて太いビームを照射する。
    発生は遅いもののビームが進むスピードは非常に速く、まともに食らうと多大なダメージを被ってしまう。が、攻撃位置が若干高いためサイズの小さなキャラはしゃがんで回避可能。
  • 塵と消えよ。
    片手を掲げて大量の空気の刃を飛ばす。
    ダメージこそ上記の"灰に還れ。"に劣るもののこちらは発生が早く、咄嗟に出されると回避が難しい。ただ、打点が高い点も共通しているため一部のキャラは簡単に避けられる。
  • 耐えてみろ。
    片手を掲げて黄金のツタを前方に伸ばす。ヒットした相手をツタで捕縛し、体力を吸い取ってダメージを回復してしまう。
    ダメージと相手の回復量が猛烈に凄まじく、一回でも喰らうと一気に展開が苦しくなることも。が、この技は上記の二つの技と比較してもさらに打点が高めのため、ほとんどのキャラはしゃがんでいれば当たらない。サイズの小さなキャラは立っていても頭上を素通りしていく。
  • 死に絶えろ。
    地面から黄金の影が飛び上がり、食らいつくように攻撃してくる。
    攻撃位置は大体固定されており、ステージ左端、ステージ左寄り中央、ステージ右寄り中央、ステージ右端のいずれかに影が発生する。ダメージとふっ飛ばし力は強力だが、見当はずれの位置に攻撃してくることも多くその場合は反撃のチャンスとなる。逃さず攻撃しよう。
  • フン……。
    その場から消え去ると同時に一定距離をワープする移動技。
    移動中は完全に無敵となっており、移動方向もランダムなので気を抜かないように。
  • 無駄だ。
    残像を残しつつ後ろへ素早く移動する。
    この残像にも食らい判定が残っており、こちらの攻撃がヒットするとこちら側が一瞬だが行動不能に陥る。
  • 邪魔だ。
    専用のモーションでこちらに向かってダッシュしてくる。
    このダッシュの間はこちらの攻撃を受けてもダメージを受けない無敵状態になっている。まともに打ち合うだけ無駄なので動作を確認したら逃げよう。
  • 神の息吹を受けよ。
    こちらの手が届かないステージ上空へ飛び上がり、そこから無数のレーザーをステージへ降り注がせる。HPが500を切った後に一度だけ使用してくる攻撃。
    ダイナミックな見た目に似合うだけの強烈な性能を誇り、直撃を被るとあっさりと撃墜される。発生も非常に早く、見てからでは回避が間に合わないことも。使用してくる条件が揃ったらこの技を使ってくるまで迂闊に手を出さないように様子を見つつ戦いを進めるといいだろう。

光のアルカナ

最終形態。外見は高次の存在の時とほぼ同様だが、光のオーラを纏っているのが特徴。
HPは1500。シリーズの二作目以降、光のアルカナとしてゲームに登場した際の技を引っ提げての最終決戦となる。原作においてはボスキャラとして戦うことになる上記の高次の存在の状態からプレイヤーも使用できるアルカナの一つに落ち着いた状態であるため、個々の技の性能で言えばむしろ高次の存在の時の方が優れているといえる。が、技の豊富さでいえばこの光のアルカナの状態の方が圧倒的に勝る。トリッキーな性質を持った技が多いのもこの形態の特徴で、初めて戦う際には戸惑うことも多いだろう。だが、上記の高次の存在のミルドレッドを倒せるほどの腕前があるプレイヤーならばこの状態のミルドレッドを倒すことは決して難しいことではないぞ。
【攻撃パターン】

  • ノーブルフォトン
    こちらをホーミングしてくる光の弾を飛ばす。
    光の弾はこちらに着弾すると爆発し、この時初めて攻撃判定が出る。軌道が若干不規則なうえに飛び道具自体が若干見えにくいため、下手に動いて回避するよりかはガードしてやり過ごす方が無難な時も。
  • ジャッジメントレイ
    こちらの位置をサーチして時間差でビームが飛んでくる。
    相手がアクションを起こしてから実際にビームが飛んでくるまでには若干の間があり、その間に他の攻撃を併用されるとビームの超高弾速も相まって非常に避けにくくなる。幸いダメージは低いものの、食らいたくなければ常に動き続けるようにして回避するといい。
  • ラスターフォース
    ミルドレッド本体がこちらの背後に瞬間移動で現れ、蹴り上げを放つ。
    移動から攻撃に移るまでは一瞬の間があり、攻撃のリーチも短いので回避は容易。だがもし食らうとかなりの強さで真上にふっ飛ばされて星にされてしまう危険性が高いので注意。
  • ヘヴンズフラッシュ
    カウンター技。こちらの攻撃を受け止めると自身の肉体を光の刃と化して反撃してくる。
    発生が遅いためやり過ごしてから反撃するのが無難。もしカウンターを取られると反撃は回避不可能なうえにダメージとふっ飛ばし力も強烈なので致命打になり得ることも。
  • ロイヤルオプティクス
    目の前に光の輪を出現させ、それを爆発させて攻撃。
    発生が早く、攻撃範囲も広いうえにダメージとふっ飛ばし力も強力。ヒットすると真横にふっ飛ばされるのも特徴。
  • セレスティアルゲート
    足元の地面から上空に向けて無数の光の刃を飛ばす。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    横に対するリーチは短いが上方向に対しては無限の射程がある。ふっ飛ばし力こそ皆無なもののヒット数が多いため総ダメージ大きく、迂闊にジャンプで飛び回るとこの技で撃ち落とされることもあるので気をつけよう。
  • インペリアルディビジョン
    上記の"ジャッジメントレイ"を三連発する。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    こちらも他の攻撃と併用されると非常に避け辛く厄介な攻撃になる。そしてHPが100を切った状態ではさらに性能が強化され、ジャッジメントレイの6連発を披露してくるようになる。こうなるまともに回避するのは難しいためある程度のダメージは覚悟しよう。
  • ルミノスフォーム
    カウンター技。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    こちらは上記の"ヘヴンズフラッシュ"と違い直接反撃を繰り出すのではなく、攻撃を受け止めると即座に瞬間移動でこちらの背後に現れる。受け止め受付時間は短いものの、発生が早く隙の大きい技を受け止められると危険なので接近戦ではこの技の存在を頭の片隅に入れておこう。
  • ラストサルベイション
    上記の"ラスターフォース"と同様の攻撃を行い、それがヒットすると追撃にワープからの蹴りをもう一発叩き込み、トドメに光の刃を飛ばして追撃してくる。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    総ダメージが異様に高く、食らうと一気に%が真っ赤になるのでそれだけは避けたいところ。幸い初段の性能はラスターフォースと同様に避けやすいので注意していれば当たることはないだろう。
  • エンジェリックハイロゥ
    一定時間、他の攻撃の性能を強化する。HPが100を切ると一度だけ使用してくる攻撃。
    ほとんどの攻撃は動作速度などが速くなるので回避が難しくなり、特に高難易度でこれを使われると相当なペースで攻撃が飛んでくることになる。一番の対処法は使われる前に倒してしまうのが手っ取り早いが、しくじったようなら効果が終了するまでひたすら回避に専念するのが賢明。
  • ディヴァインブレス
    HPが100を切ると使用してくる攻撃。
    第二形態時の"神の息吹を受けよ。"とほぼ同様の技になっているが、ダメージや発生の早さなどのほぼ全ての性能面がガタ落ちしておりさしたる脅威のある技ではなくなっている。とはいえまともに食らうと形成がひっくり返るほどの威力はあるため警戒しておくに越したことはない。

アルカナハート2

ペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィスト&ジラエル

アルカナハートシリーズから、主役キャラのペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィストとその守護アルカナ、ジラエルが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

豊富な飛び道具と特殊な独自のシステムを併用して戦うことになる、トリッキー寄りのシューティングタイプのキャラ。
両手にゴツい銃を持っていることから分かるように、必殺ワザには豊富な飛び道具を、通常ワザにも銃を使った攻撃を持つ。全体的にリーチや攻撃範囲、そして攻撃力にも優れており、これらの長所から中距離以上の戦いにおいては大きなアドバンテージを持つ。また、原作シリーズでは主要キャラなだけあり、体重を始めとする移動速度や空中制動力などの基本性能はほとんど平均レベルにおさまっている。そして最大の特徴は下必殺ワザ(スマッシュ入力版)"L.G.A charge-X"によって原作と同様に各種必殺ワザの性能の強化が行える点。この技をいかに使いこなせるかがペトラを扱ううえで重要になる。
一方、バランスの取れた基本性能の中で唯一ジャンプ力のみが少しばかり低いという弱点があるため、空中戦では後手に回りやすい点に注意したい。このほか前述の通り通常ワザは全体的にリーチなどが優れた性能を持つが、逆に小回りの利く攻撃は極端に限られているため一度懐に入られると苦しい展開を強いられやすい。得意の間合いでの戦いを徹底し、近づかれる前に勝負を決めてしまいたいところ。
・ダッシュ攻撃:あら、私としたことが……
原作では超必殺技だった技。小さく浮いて、斜め下に蹴る。ヒット後はバラの花のようなエフェクトが出る。
・B:ホーリーボイス
守護アルカナのジラエルの力を借り、目の前に衝撃波を発生させる飛び道具。タメ可能。
射程距離こそ多少短いものの、発生が早く弾速も速いうえに攻撃範囲が広く、そのうえ後隙も少ないと使い勝手は抜群。ダメージとふっ飛ばし力こそ並程度だが、届く間合いでは適当に乱発してしまってもあまり問題はない。タメが可能で最大までタメ場合のみ技が"ホーリーソング"に変化、後隙が少ないままに攻撃判定がさらに増加すると同時にダメージとふっ飛ばし力も強化され、極めて凶悪な技に変貌する。
・横B:L.G.A fire type-α
くるりと回転しつつ前方に踏み込み両手に持った銃を交互に発砲、前方に不可視の衝撃波を放つ。
その時点で蓄積してあるエーテルストックの数によって性能が変化し、ストックが一個の状態でそれぞれの銃から一発ずつ、二個の場合は合計4発、三個の場合は4発撃った後にトドメに両方の銃を同時に発射して攻撃、ダメージのたまった相手なら大きくふっ飛ばせる。エーテルストックが0個の状態では一発だけ射撃を行うが、この場合は威力があまりにも低いため正直攻撃技としては使いにくい。
見た目は飛び道具だが実は打撃技で、リフレクターやサイマグネットに干渉されない。発生が早いうえにリーチがそれこそ飛び道具並に長く、攻撃判定が一瞬で限界まで伸びるため離れた相手にも当てやすい。攻撃範囲も胡散臭いレベルに広く、エーテルストックの数によってはダメージとふっ飛ばし力も両立できるなど非常に優秀な技となっている。中距離以上の間合いでは主力技としてガンガン使っていきたい。ただし、性能が強化され攻撃回数が増えるということは攻撃中の隙も増すということでもあるのでその場合は慎重に扱いたい。エーテルストックの数に関係なく後隙も大きいという欠点があることも忘れずに。
空中で使用した場合はその場に滞空しつつ斜め下へ衝撃波を撃ち出す。
エーテルストックが二個以上の場合、横から斜め下方向に対する攻撃範囲が異常なまでに広くなるため尋常でない空間制圧力を発揮する。また、滞空時間の延長といった手段にも活用できる。が、攻撃後は反動で後ろへ下がるため位置取りについては注意が必要。
・横B(スマッシュ):L.G.A fire type-β
斜め上へ向けて弾丸を一発撃ちだす。
撃ち出した弾丸はステージの床などの地形に当たると跳ね返り、別の方向へ飛んでいく性質を持つ。蓄積してあるエーテスストックの数に応じて跳ね返る回数が変化し、ストック一個で二回、二個で4回、三個で6回跳ね返る。エーテルストックが0個の状態では弾丸は着弾すると跳弾することなく消滅する。
発生は若干遅めだが後隙は少ないほか、弾丸の弾速は非常に速い。単発の飛び道具として見た場合のダメージは悪くないものの、弾が跳ね返る方向はランダムでステージによって大きく性能が左右してしまうのが難点。複雑な地形のステージでは凄まじい空間制圧力を発揮するため酷く厄介な技になる一方、終点のようなステージはその特性が全く活かされないため死に技と化す。空中で使用した場合は技が"L.G.A fire type-β'"に変化し、弾丸を撃ち出す方向が斜め下へ変化する。が、逆にそれ以外の技の性能などに変化は一切ない。
・上B:L.G.A assault
身体を丸めて回転しつつ山なり軌道のジャンプ。追加入力で派生技に移行可能。
発生が早く、ジャンプの軌道はスティック入力である程度の制御が可能。そのため復帰の際にも活用していくことになる。が、一度技を出すと派生技を出すか着地するまで他の行動に移れるなくなる性質があるため、慎重に使いたい。
動作中にBボタンで"L.G.A strike fire"に派生。両手の銃で左右に銃撃を放つ。
発生が早く、攻撃方向はスティックで微調整可能。また、この技を出した後もある程度の行動が可能になっているため空振りしてもある程度のフォローがしやすい。ただし、攻撃判定は銃から出るエフェクト通りにしか発生しないため、攻撃範囲が若干狭く上手く当てるには多少の慣れが必要。
・下B:L.G.A dodge
その場回避と同様のポーズで身を引き、つかみ・投げ技を除く技に対して完全無敵となる技。
その場回避と異なる点として、回避中に任意方向+B追加入力で銃で反撃する技"L.G.A counter fire"を発動することができる。
・下B(スマッシュ):L.G.A charge-X
両手に持った銃を振り下ろし、エーテルストックを一個チャージする。
技自体の発生は早いものの、全体動作そのものが若干長いうえに動作を完全に終えないとエーテルストックのチャージは行われないため、無計画な使用は避けて周囲の状況を確認しつつ安全な状況でのみ使用するようにした方が賢明。
エーテルストックは最大で三個までチャージすることが可能で、チャージしてあるエーテルストックの個数に応じて上記の一部必殺ワザの性能が強化される。注意したいのはそれらの必殺ワザを使用した後はエーテルストックは必ず0に戻るという点(ヒットなどの有無に関わらず)。いずれの必殺ワザもエーテルストックが0の状態では性能が貧弱で苦しい戦いを強いられやすいため、なるべくならエーテルストックは常にチャージした状態を維持しよう。
・最後の切りふだ:L.G.A combination fire
両手の銃を上下に構えて発砲、衝撃波を発生させる。
衝撃波がヒットすると相手をロック、そのまま無数の銃撃を叩き込む。初段の衝撃波は射程が若干短く、離れた相手にはヒットしないものの発生は早い。また、総ダメージとトドメの攻撃のふっ飛ばし力も悪くない。このほか途中の銃撃は複数の相手にヒットするため上手くやればまとめてダメージを与えることも可能。
・最後の切りふだ2:ゴスペル
ダメージが100%以上で使用可能。ジラエルがペトラの背後に現れ、前方に円形の巨大な光を放つ。
ジラエルが登場してから攻撃を放つため、発生は遅め。その分攻撃範囲に優れ、総合的なダメージとふっ飛ばし力も申し分ない。特に狭いステージでは猛威を振るうだろう。特に目立った欠点もなく、使いやすい最後の切りふだといえる。
・最後の切りふだ3:L.G.A superior fire
ダメージが200%以上且つエーテルストックが三個チャージしてる状態でのみ使用可能な特殊な最後の切りふだ。
両手の銃を頭上に掲げてから前方へ構え、極太のビームを照射する。発生が非常に早く、ビームは射程が無限で地形を貫通するうえに弾速も超高速のため一瞬で画面外まで届く。ビーム自体の太さと相まって攻撃範囲も優秀で、ダメージとふっ飛ばし力も強烈。根元からヒットさせれば大抵の敵は蒸発するだろう。使用条件が若干特殊なのでその点は留意したい。
また、自身の蓄積ダメージが300%を超えていた場合のみ技の性能が変化、原作におけるエクステンドフォース発動中の性能に準拠したものとなる。それぞれの銃から交互にビームを撃ち出した後、画面上空へ飛び上がり両手の銃からステージを薙ぎ払うように極太のビームを照射する。トドメのビーム照射はかなりの攻撃範囲を誇るためまともに避けきるのは難しい。総合的なダメージも通常時よりさらに増しており、より強力な技として機能する。
・登場演出
薄い緑の光の包まれながら、上空から定位置へ着地する。足下にジラエルの魔法陣が出ている。「ラーゲルクヴィストの名にかけて」or「二度と無いこの闘い、あなたの全てを出し切りなさい」or「聖なる聖なる聖なる冠(かむり)、御手の業(わざ)こそ輝けれ」
・キャラ選択時のボイス
「凱歌の冠はラーゲルクヴィストの名と共に」
・アピール
上アピール:前方へそれぞれの銃を向ける。「覚悟はよろしくて?」
横アピール:両手の銃を構えてポーズ。「見切れまして?」
下アピール:慇懃に頭を垂れる。「あなたに捧げる終のロンド…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:余裕の表情を見せ、画面手前へ手を差し出す。「無駄な時間を、ありがとうございました」
勝利ポーズ2:側にノーラとローサの二人が立っている。その状態で画面手前を見据える。「心配には及びませんわ」
勝利ポーズ3:くるりと一回転して両手の銃を構えてポーズ。「ラーゲルクヴィストは常勝不敗。あなたでは及びませんわ」

キャサリン京橋&メデイン

アルカナハートシリーズからキャサリン京橋とその守護アルカナ、メデインが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能可能不可能不可能

巨大ロボットから繰り出す通常ワザはダメージ・リーチ・吹っ飛ばし力共にお墨付き。またジャンプ力・空中制動力共に高め。一方でキャサリン自身は小柄であるが巨大ロボットに乗っているのが災いして体重がクッパ大王並に極めて重く喰らい判定がかなり大きい。とは言え滑空のおかげで復帰力は何とか望める。上級者向けのキャラである。
・B:ミサイル発射やー!
斜め下にミサイルを発射する飛び道具。射程はマリオ・ルイージのファイヤーボールより若干短い。
動作中にボタンを連打すると"ミサイルぎょーさん発射やで!"に変化。
・横B:押しつぶしたるっちゅーねん!
前方にダッシュし、掴んだ相手を一定距離運んでから床に叩き付ける移動投げ。運んでる最中に壁があるならそのまま叩き付ける。
・上B:ラリアットぶんぶんぶん!
腕を広げ、回転ざまに攻撃する技。技中はスーパーアーマー状態。
・上B(スマッシュ):めっちゃ回るでラリアット!
上記の"ラリアットぶんぶんぶん!"の強化版。
・下B:メランコリア
前方に巨大な球状の磁場を放射する技。ヒット時に多段ヒットのみならず相手を引き寄せる効果がある。
・空中下B:せくしーきゅーとなヒップでドン!
空中から百貫落としを繰り出す技。地面に落下すると地震を起こす。
・最後の切りふだ:ヒュペルメゲデス
キャサリンと複数の相手を常に引き寄せ、追尾能力のある飛び道具を何発も出現させる技。一定時間が経過するかキャサリンが攻撃を喰らうかすると効果が終了する。
・最後の切りふだ2:回転力は遠心力で破壊力や!
自身のダメージが100%以上で使用可能。
ジャイアントスィングを仕掛ける投げ技。動作中にスティックを回転させるとダメージが上昇する。

ゼニア・ヴァロフ&アルマシア

アルカナハートシリーズからゼニア・ヴァロフとその守護アルカナ、アルマシアが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能可能

攻撃力・機動力・ジャンプ力共に平均的で女性にしては体重がやや重いのが強み。隙が少なく吹っ飛ばし力に優れた通常ワザが豊富なため接近戦に強い。
このキャラの特徴としてイディナロークの出力メーターがあり、必殺ワザの"金色のイディナローク"及び"コーカラルを穿つ夜"、そして最後のきりふだの"終わりを告げるラススタヴァーニィ"のため押しの時間に応じて上昇する。メーターの赤い部分でボタンを離すと吹っ飛ばし力が上昇し、さらにメーター上の金色の印にちょうどあったところでボタンを離す(いわゆるジャスト入力)とこれに加えて金色のイディナロークはガード不能に、残り二者はダメージが上昇する。
・B:クルゥア
斜め下に氷の結晶を降らす飛び道具。空中可。動作中にボタンを連打すると"クルディ"に変化。
・横B:往くはヴィールヒ
前方にダッキングする移動技。移動距離が長い上に後隙も無い。さらに移動中は上半身無敵を有する。
動作中にAで"掻き乱すパルイーフ"に派生できる。
その場でフックを放つ技。通常はコンパクトだが、スティック入れにより振り下ろしやアッパーに変化する。
動作中にBで"コーカラルを穿つ夜"に派生できる。
相手の首を掴んでイディナロークをため、上空に吹っ飛ばす投げ技。
・横B(スマッシュ):ナァル
前方にツララを発射する飛び道具。空中可。発射前にためるとツララが巨大化し、多段ヒットする。
・上B:金色のイディナローク・対空
斜め上にパイルバンカーから杭を伸ばす技。
・上B(スマッシュ):猛る暗きタルナーダ
斜め上にパンチを繰り出す無敵対空技。ヒット時に上記の"金色のイディナローク・対空"に派生できる。
・下B:金色のイディナローク・前方
前方にパイルバンカーから杭を伸ばす技。空中可で、この場合は斜め下に伸ばす。
・下B(スマッシュ):吼える黒きウラガーン
前方にパンチを繰り出す技。ヒット時に上記の"金色のイディナローク・前方"に派生できる。
・空中下B(スマッシュ):戦火に響くタルチオーク
空中から急降下してパンチを打ち込み、その床全体に衝撃波を発する技。
同じ床にいる相手を何人でもまとめて薙ぎ倒せる。
・最後の切りふだ:タレアドールは倒れない
前方にダッキングし、ヒットすると相手をロックして数発打撃を叩き込む乱舞技。ダメージが大きくヒット時に強制ダウンを奪う。
・最後の切りふだ2:フォルン ヴェロルド
自身のダメージが80%以上の時に使える。
前方に巨大な氷の柱を何本も発する飛び道具。射程圏内なら何人でも巻き込める。
・最後の切りふだ3:終わりを告げるラススタヴァーニィ
自身のダメージが150%以上の時に使える。
前方にダッキングし、ヒットすると相手をロックして重い打撃を3発叩き込んだ後、掴んで爆発を起こす乱舞技。ジャスト入力時のダメージは尋常ではない。
・下アピール:エリダラーダは遠過ぎて
その場で出力メーターを満タンにする技。モーションが小さい。

ドロシー・オルブライト&ヘリオガバルス

アルカナハートシリーズからドロシー・オルブライトとその守護アルカナ、ヘリオガバルスが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

原作ではシリーズ中でも最もクセのあるキャラだったように、スマブラでも全キャラ中屈指のテクニカルな性能を持ったキャラ。
まず理解をしておきたいのが、ドロシー自体の基本的な性能はほとんど劣悪な点。小柄な少女が多いアルカナハートの中でもさらに小柄という体格が災いして各種通常ワザなどのリーチが極端に短く、それでなくとも挙動や性能にクセがあるため扱い辛い。そしてその小柄さ故に体重も軽く、的確な回避や防御のテクニックを要求される。移動速度やジャンプ力、空中制動力などの機動力に関する能力は及第点だが、それでも前述の欠点をカバーするには役不足。小柄さ故に敵の攻撃を食らいにくいのは利点だが、基本的に常に苦しい戦いを強いられるだろう。
ドロシーの最大の特徴は他のキャラとは一線を画すほど独特な性能を持った必殺ワザの数々。この内、横必殺ワザと上必殺ワザはトランプを攻撃に使う技だが、いずれも攻撃後はその場にトランプが設置される。これらのトランプは「10(テン)」「J(ジャック)」「Q(クイーン)」「K(キング)」「A(エース)」「JOKER」の6種類、さらにそれぞれにハート、クラブ、ダイヤ、スペードの4種が加わり合計で24種類が存在する。これらのカードはポーカーでいうところの役に対応しており、5枚揃った時点で役が成立していればその役に応じて設置したトランプがなんらかのアクションを起こす。詳細は下記。因みに5枚トランプが揃った時点で役が成立していなければ、それらのトランプは何のアクションも起こさないまま消滅する。高位の役が成立した場合の効果は非常に強力で、上手い具合に決まれば一発逆転も可能。前述の貧弱な自身の性能をカバーするためにも試合中は常にトランプをばら撒いて役を揃えていこう。必然と運が絡む要素が強く、安定した戦果を上げ続けるにはかなりの腕前が必要。
【トランプの役の種類】

  • ワンペア、ツーペア、スリーカード
    設置されたトランプがその場で光り輝いて攻撃判定を発生させる。ダメージ、ふっ飛ばし力は低く、攻撃範囲も狭い。いわゆるゴミ役。
  • ストレート
    カードがバウンドするように大きな弧を描きつつ斜め上へ飛んでいく。見た目より攻撃判定が大きくダメージとふっ飛ばし力もそこそこ。その攻撃の軌道上、空中の相手に効果が高い。
  • フルハウス
    設置されたカードがその場で高速回転、ヒットした場合は相手を引き寄せる。多段ヒット技で総ダメージが高く、その性質からカス当たりが少なく拘束時間が長いのが利点。ガードされた場合もシールドの削り量が多く、中々有用。
  • フォーカード
    地面に設置されたトランプは縦方向に、空中に設置されたトランプは横方向に一直線に飛んでいく。弾速が非常に速いうえにトランプは地形を貫通して飛んでいくため射程距離は無限。ダメージとふっ飛ばし力も高く、攻撃判定も大きく避けられ辛い。
  • ファイブカード
    基本的な性質は上記のフォーカードと同じだが、こちらはトランプが飛んでいくのではなくトランプからビームが一定時間照射される。トランプの設置位置によってはステージ上をビームで覆い尽くすことも可能な強力な役。
  • ロイヤルストレートフラッシュ
    成立するとトランプからカードのマークを模した飛び道具が発生して近場の敵に向かって飛来する。射程距離が非常に長いうえに誘導性も異常なまでに強く、成立さえしてしまえばほぼ確実に攻撃を当てられる。威力の方も文句なしに強烈で、それが5個分ともなればかなり凶悪な強さを発揮するだろう。
  • ロイヤルストレートフラッシュ(スペード)
    スペードでロイヤルストレートフラッシュを成立させた場合に出る攻撃。設置されたトランプからスペードの形を模した飛び道具が多数射出される。攻撃範囲がほぼステージ全体に広がるうえ、飛び道具一発あたりのダメージも優秀。ふっ飛ばし力はイマイチなのが惜しいところだが、強力な技であることに間違いはない。

・B:ファスマ
鏡のアルカナであるヘリオガバルスの力を借りて攻撃。
いずれかの対戦相手のコピーをドロシーの前方に生成し、コピーしたキャラが持っている通常必殺ワザを放たせるという一風変わった性質の必殺ワザ。当然のことながら技の性能が対戦相手に依存する形で千変万化する。また、対戦相手が複数いる場合はその中からランダムでコピー対象が選ばれるので、対戦相手が多いほど攻撃のバリエーションも増える。コピーが生成されてから攻撃が出るというその性質上、オリジナルの技と比較して発生が遅くなりがちなのが難点だが、技自体の発生は極めて速く、その割に後隙も少なめ。このためドロシー本体とコピーで同時攻撃を仕掛けるのも容易。攻めのバリエーションをまさに無限にも広げる可能性がある面白い技だ。ただ、コピーが攻撃を終えて姿を消すまでの間はこの技の再使用は行えないという性質がある点には注意。
また、一部のゲームモードなどでコピーのできる対戦相手がいない状況(ザコやボスが相手の時など)でこの技を使用した場合、他の全ての登場キャラクターから一人がランダムで選出されて攻撃を繰り出すようになる。もちろん、技を出す度に選ばれるキャラクターは変化するため、通常の試合の時よりもさらに変化に富んだ頼れる技に変貌する。
・横B:グラウンド・テン
地面にトランプを設置、それを手にしたステッキでゴルフのパターのように弾き飛ばす飛び道具。
技後は自動的にステージ上にトランプが設置された状態になる。発生が早いうえに後隙も小さいが、ダメージは小さくふっ飛ばし力もあってないような技のため攻撃技としてはイマイチ。おまけに射程距離も短く、飛び道具としての性能も芳しくない。そのため基本的にこの技はトランプを設置するための手段と割り切って使用するのが得策。幸い前述の通り隙は少ないのである程度までならばばら撒き気味に使用しても問題ない。
・横B(空中):フライング・エース
空中のその場にトランプを設置する。
こちらは攻撃判定が一切発生しない、完全にトランプを設置するための技となっている。やはり発生が速いうえに技後の隙も少ないのは嬉しいところ。また、この技を出した瞬間にドロシー自身が浮力を経て軽く浮き上がることができ、復帰の補助にも一役買う技となっている。
・上B:ジャック・ラビット
斜め上方向へジャンプで飛び出しつつ、斜め下へ大きなトランプを投げる。追加入力で派生技に移行可能。
ジャンプ自体は発生が早く、スティック入力で軌道をある程度修正できるので復帰の際にも役立つ。投げられたトランプはキャラを貫通して飛んでいき、ステージの足場などに着弾するとそのままステージ上に残る。ダメージとふっ飛ばし力は微々たるものだが弾速は優秀で射程距離はほぼ無限。攻撃後の硬直も少なく、技後にある程度の行動が可能なので気軽に使用できる点も見逃せない。
動作中にBボタンの追加入力で"クイーン・ビー"に派生。再度トランプを投げる技で細かい性能自体は上記の"ジャック・ラビット"とほぼ同じ。なので同じように隙が少なく適当に使用してもリスクは少ない。手早くトランプを5枚揃えたい時には多用していくのも十分にアリ。そしてこの技の動作中に再度同様の追加入力を行うと"キング・バード"に派生。さらにもう一枚トランプを投げる。これまでの二つの技と違い、こちらは技後にしりもち落下になってしまうのが難点。あと一枚でトランプが5枚揃うような状況などでなければ普段は使用を控えた方が無難。
・下B:スペクルム
ヘリオガバルスの力を借り、目の前に四角い鏡のバリアーを設置する。
設置した鏡は一定時間が経過すると自動的に消滅する。その間は別の鏡を設置することはできないので乱発は不可。鏡は飛び道具系の攻撃を跳ね返す性質を持つほか、同時に攻撃判定も持っているため敵の接近を阻むための壁として活用することもできる。ダメージとふっ飛ばし力は極々小さいものの、鏡自体のサイズの関係で攻撃判定も大きい。また、発生は若干遅いが後隙は少なく、一度鏡が発生してしまえばどれだけ攻撃を受けても、もしくはドロシー本体が攻撃を受けても消えないので壁としての信頼性も高い。この技を盾にして各種トランプをばら撒き役の成立を狙うのも悪くない戦法だろう。最初に述べた通り、同時に設置できる鏡は一個までなので使う場面は慎重に選びたい。
・下B(スマッシュ):シャッフル
周囲にトランプを張り巡らしつつその場で回転する技。
出掛かりが無敵なので対空や切り返しに使える。
・最後の切りふだ:ファンタシア
発動するといずれかの対戦相手のコピーを生成、コピーがそのキャラが持つ最後の切りふだを発動させる。
つまりは基本的な性質は上記の必殺ワザ"ファスマ"と全く同じであり、コピーが使用する攻撃が必殺ワザから最後の切りふだに変化しただけとなっている。対戦相手が複数いる場合はその中からランダムでいずれか一人が選ばれる点も同様。対戦相手によって使い勝手は全く変わってしまうが、全てのオリジナル技との相違としてコピーが攻撃中もドロシー本体は自由に動ける点が挙げられる。このため本体とコピーの同時攻撃が可能で、それによってオリジナルよりも高い効果を得やすい。ドロシーにとって他のキャラに対して明確に優れていると言っても過言ではないほど重要な点なのでスマッシュボールは優先的に確保したい。
・最後の切りふだ2:マジシャンズ・チョイス
「DEAD OR ALIVE!」or「さぁ!当たりはど~れ?」
自身のダメージが100%以上で使用可能。発動するとステージが暗転してショーのような雰囲気になる。
その後、ドロシーが合図を送るとステージ上に4枚の大きなカードが出現。そしてルーレットがスタートして4枚の中から一枚のカードがランダムで選ばれる。カードの絵柄が天使だった場合は"アタリ"となり、ドロシーを含む全てのキャラのダメージが0%に戻る。カードの絵柄が悪魔だった場合は"ハズレ"となり、ドロシーを除く他の全てのキャラに大きなダメージが及ぶと同時に強い勢いで真上にふっ飛ばされる。4枚のカードの内アタリは一枚のみで、単純な確率でいえば4分の一で攻撃が成立する。その性質から発動さえしてしまえば全てのキャラを対象に問答無用でルーレットの結果に巻き込めるうえ、ハズレが出た際の攻撃の威力は中々に強烈。
そして自身のダメージが180%を超えていた場合のみ技が原作のエクステンドフォース中の仕様に変化、カードが8枚に増えその中から一枚のカードが選ばれるようになり、ハズレが出た際の攻撃のダメージも増える。アタリのカードは一枚のままなのでハズレの確率が二倍に増えることを考えると凶悪な性質を持った技と言える。ルーレットの最中は自分も相手も緊張感に包まれること間違いなし。
・登場演出
定位置に大きな裏面のトランプが出現、カードが回転し表面からドロシーが出現して構える。「ボクのトリック、見破れるかなっ?」or「タネも仕掛けも…ございませんっ!」or「ボクのステージ、はじまるよっ!」
・キャラ選択時のボイス
「HERE WE GO!」
・アピール
上アピール:片手で掲げたステッキをクルクルと回転させる。「見せ場はこれからっ!」
横アピール:シルクハットを脱いで掲げると、そこからブリキさん、かかしさん、ライオンさんのいずれかが飛び出す。
下アピール:画面手前に向き直りステッキを掲げてポーズ。「It's SHOW TIME!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:ブリキさん、かかしさん、ライオンさんと共に画面手前へ頭を下げてポーズ。「公演終了っ!ありがとうございました!」「(他三匹)ありがとうございました!」
勝利ポーズ2:ポーズを取って原作でも見せる変装した姿になる。それぞれ捜査官、学生服、私服二種類、そして極稀に出るバニースーツの5種類。「この変装!見破れるかなァ?」
勝利ポーズ3:ドロシーが画面上空へ飛び去ると同時にそれを追いかけるリィナ捜査官と巡査の4人組が画面を横切るように走ってくる。「さらばだっ!リィナくん!」「(リィナ)待ちなさぁ~い!」

エルザ・ラ・コンティ&カシマール

アルカナハートシリーズからエルザ・ラ・コンティとその守護アルカナ、カシマールが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能可能

シスター服を着込み、杖の様に大きな十字架と聖水を片手に戦う、スタンダードタイプのキャラとなっている。
体重、歩き速度、ダッシュ速度、ジャンプ力、その全ては平均クラスに収まっており、過不足はない。空中制動力もまずまずで移動に関して悩まされることもまずないだろう。手にした十字架による攻撃はそこそこリーチが長く、武器判定となっており競り合いに強い。火力と撃墜力も安定している。
目立った欠点はないものの、必殺ワザの性能はスタンダードタイプのキャラにしてはクセが強く、上手く扱うには相応の慣れと経験が要るだろう。お手軽というほど簡単なキャラではないが、多少難しいキャラが使いたい、今より上手くなりたい、という初心者に向いているキャラだ。
・ダッシュ攻撃:ランケオラ
十字架に槍のようなオーラを纏い前方にダッシュする突進技。
・B:サンクトゥス
聖水を投げ捨てる。設置系の必殺ワザ。画面内に最大で5個まで聖水を出せる。
地面に落下した聖水はきらきらと光るエフェクトを残す。これ自体に攻撃判定はないものの、後述の"ベネディクトゥス"を使用するとエフェクトが炸裂し、周囲の敵を攻撃する。ダメージ、ふっ飛ばし力、共にそこそこ優秀。
・横B:キリエ
ムチを振るい攻撃する。ワイヤー復帰に利用可能。
リーチが長く、ゼロスーツサムスのプラズマワイヤーのようにヒットさせた相手を引き寄せる効果がある。発生も早く、後隙も小さめなので多用しても問題はない。スマッシュ入力でムチを振り下ろすような動作になる。相手を引き寄せる効果が無くなり後隙も増加するものの、ダメージが上昇する。状況によって使い分けができるとベスト。
・上B(↑):クレド
手にした十字架を振り上げつつジャンプする。無敵あり。
発生はそこそこでダメージとふっ飛ばし力は大きめ。技後はしりもち落下になるので下手な乱用は避けよう。
・上B(↗):グラディウス
上記の"クレド"の強化版で斜め上に十字架を突き出しながら上昇し、ヒットすると相手をロックして突き刺し、そのままさらに上昇してからV字型に斬り払ってから斜め後ろ下方に投げ下ろす技。
・上B(スマッシュ):メエーチ
カシマールの腕を召喚し2度斬り払う技。発動前にボタンを連打すると強化版の"ドゥエーリ"に変化する。
・下B(↓):ベネディクトゥス
聖書を取り出して読む。
この技の発動に従い上記のサンクトゥスが攻撃に転用できる。この技自体の動作は小さく、気軽に使用可能。
・下B(↘):シトゥイーク
カシマールの腕を召喚し地を這う衝撃波を放つ飛び道具。牽制に使えるが後隙が大きいので相手の近くでは間違っても出さないように。
・下B(スマッシュ):グロリア
飛び掛かりざまに十字架を振り下ろす突進技。連続技や奇襲に使える。発動前にボタンをため押しすると十字架に斧のようなオーラを纏い振り下ろす"セキュリス"に変化する。
・最後の切りふだ:レクイエム
銃身がエルザ自身の腕ほどもある銃を取り出してぶっ放す。
派手なエフェクト共に銃弾が飛び、ダメージとふっ飛ばし力はそれなりに優秀。発生も非常に早く、弾速も恐ろしく速い。ただし、弾丸の攻撃判定自体は小さいためよく狙わないと当てにくい。外すのは勿体ないのでぜひ当てておきたい。
・最後の切りふだ2:スミェールチ
自身のダメージが100%以上で使用可能。カシマールがステージ上へ出現、巨大な剣を一気に振り下ろす。
攻撃発生は非常に遅いものの、その巨体が振るう大剣はかなりの攻撃範囲を誇り避けられにくい。威力の方も申し分ないほどに高く、大体のキャラは一撃で撃墜可能。発動直後からエルザ自身は行動できるのも見逃せない利点だ。
・登場演出
十字架を取出し、構える。「我が手に宿る祓魔の力、此処に示す」
・キャラ選択時のボイス
「さぁ、始めようか!」
・アピール
横アピール:眼前に十字架を掲げてポーズ。「罪咎いかに深くとも、許し与え、助け給え」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:瞳を瞑ったまま画面手前へ十字架を掲げる。「清めよ汝の穢れた罪を」
勝利ポーズ2:十字架を腰のあたりにしまい、画面手前へ笑いかける。「良き計らいの訪れんことを」
勝利ポーズ3:同僚のジュゼッパとパルミラと共にポーズ。「(全員)平和のために、戦いの限りを奉らん」

クラリーチェ・ディ・ランツァ&サルヴァーチ

アルカナハートシリーズからクラリーチェ・ディ・ランツァ、愛称クラリスとその守護アルカナ、サルヴァーチが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能可能不可能不可能

魔族にしかなせない動きから繰り出される特殊な動きで敵を翻弄する、トリッキータイプのキャラ。
体重や機動力などは全て平均クラス。その中でジャンプ力のみが高めで、上昇下降の速度も速め。背中の翼を使った滑空が使用可能なのも特徴の一つ。通常ワザは鋭い爪を使った攻撃や、背中の翼を用いた一撃を持つ。どの攻撃も見た目では考えられぬような攻撃判定や持続があり、非常にクセが強いといえる。
各種必殺ワザも同じように強いクセがあり、効果的に使いこなすにはかなりの修練が必要。また上昇下降が速く、空中制動力が若干低い面もあるため、空中戦は少々不得手。いずれにせよ、まともに正面から打ち合うようなキャラではなく、のらりくらりと立ち回り、相手のペースを崩してトドメを刺すという、玄人向けの戦法が必要になるキャラ。故に上級者向け。
・B:ボーリ
サルヴァーチの力を借り、光球を飛ばす飛び道具。画面内に最大で3発まで同時に出せる。
発生が早く後隙も少ない。ダメージもそこそこで射程も長い…と非常に優秀な飛び道具なのだが、撃ち出された光球はランダムで別のあらぬ方向へ軌道を変えるという厄介な性質を持つ。弾速がゆっくりしているのも特徴で、射程距離限界までに2回ほど軌道を変える。
・横B:ラ・グランフィア
腕を高速で振るうと前方の長い位置まで斬り裂くようなエフェクトが伸びる。
発生が早く、リーチも非常に長い。ダメージも大きめ。しかし、先端に攻撃判定が出るまでに若干のラグがあり、攻撃後の隙も大きい。ふっ飛ばし力は一定のためフィニッシュ技としては機能しない。空中ではその場に停滞しつつ若干斜め下に向けて攻撃を行う。ジャンプの低い位置から出せば中距離でのけん制、攻撃手段として役に立つ。
・上B:ラ・ブレッザ
前方に大きく飛び上がった後、斜め下へ高速で突撃する突進技。
攻撃の出は遅いものの、動作自体は非常に素早い。ダメージとふっ飛ばし力も優秀。後隙も小さめなので奇襲や特攻手段として使うのもいいかもしれない。ジャンプ後、攻撃に移る前にステージ端に近づけばガケつかまりが可能なので復帰技としてもお世話になる。最初のジャンプはスティック入力で微妙に方向を調整できるため活用しよう。
・下B:ザサーダ
サルヴァーチの力を借り、その場にトラップを設置する。最大で3個まで同時に設置可能。
設置されたトラップは背景に溶け込み、視認されにくくなる。トラップに敵の攻撃が重なるとトラップ自体が反撃を繰り出す。設置の動作自体は小さいため、隙あらばトラップを設置し、敵をおびき寄せてトラップの餌食にしよう。
・下B(スマッシュ):ラ・バレストラ
一番近くの相手をサーチし、飛び道具判定のかまいたちを発生させる技。3ヒットする割りにダメージはさほど高くは無いものの発生が早く後隙が少ないので連続技や牽制に。
攻撃前にためると無数のかまいたちを放つ"イル・フラコ"に変化する。
・最後の切りふだ:プリガヴォール
前方の地面からサルヴァーチの尻尾が飛び出す。
それがヒットした相手は上空へ吹き飛び、さらに無数の尻尾で串刺しにされる。発生が早く、ダメージ、ふっ飛ばし力共に優秀。初段は一人の相手にしかヒットしないが、追撃は複数人にヒットする。が、攻撃範囲自体は狭いので一人を攻撃する技と考えて間違いないだろう。
・最後の切りふだ2:イル・リズヴェッリオ
ダメージが100%以上で使用可能になる最後の切りふだ。
発動すると自分を中心として魔方陣を展開。魔方陣が敵に触れると技が発動、魔方陣に触れた敵を上空へ吹き飛ばし、同じ魔方陣の中心で束縛、魔方陣ごと敵を十字に斬り裂く。初段の攻撃範囲はそこそこ広めで発生が非常に早い。ダメージ、ふっ飛ばし力も強烈で食らった相手はほぼ確実に星になる。
因みに発動の瞬間に普段は閉じている瞳を見開く。攻撃の最中は顔が画面奥を向いているため確認は不可能。
・登場演出
背を向けて立っているが、翼を出すと同時に振り返って構える。「ちょっぴり痛いけど、我慢して下さいね♪」
・キャラ選択時のボイス
「あらあら、まぁまぁ♪」
・アピール
横アピール:人差し指を頬に当て、にっこりと笑う。「素敵なひと時を過ごしましょう♪」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:同僚のジュゼッパとパルミラと共にポーズ。「ちょっぴり恥ずかしいですわね」
勝利ポーズ2:画面手前を向き、頬杖をしてにっこり笑う。「ふぅ…ん。あと一歩…いいえ、あと百歩ですわね♪頑張りましょ♪」
勝利ポーズ3:友人でもあるクロマシアスという名の獣のような悪魔と共にポーズ。「(クロマシアス)遊んでんじゃねーよ。ったくよォ…」「遊んでません♪楽しんでますの♪」

アンジェリア・アヴァロン&ミルドレッド

アルカナハートシリーズより2でボスを担当したアンジェリア・アヴァロンが参戦。
守護アルカナは彼女の実の妹であり光のアルカナと化したミルドレッド・アヴァロン。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
3回(空中浮遊可能)不可能不可能不可能不可能不可能

お供のマーリンを携え、聖霊としての力を存分に振るって戦うテクニカルなスタンダードタイプのキャラ。
3段ジャンプと空中浮遊が使用可能と相まって空中での機動力は抜群。空中制動力そのものも高い。その特徴から復帰力にかけても信頼が置ける。また、ダッシュ速度も速めで地上でも素早く動き回れる。各種通常ワザは少々特殊な攻撃をするものが多く、小柄な少女ながら火力と撃墜力はそこそこ優秀。必殺ワザに豊富な飛び道具を持ち、遠距離戦にも対応可能。
が、流石に体重は最低クラスに低く非常に打たれ弱い。小柄な少女のために各種通常ワザのリーチも圧倒的に劣っているため、接近戦が強いキャラとまともに戦うのは難しい。その場合は飛び道具などを活用して遠距離から攻めるなど、相手によって柔軟に戦法を変えていく必要がある。その体重からミスは許されない、上級者向けキャラ。
・B:ノーブルフォトン
ミルドレッドの力を借りて前方に光の弾を飛ばす飛び道具。
飛び道具としては平均的な性能を持ち、使いやすい。射出された光弾は一定距離を飛ぶか着弾すると爆発し、同時に周囲の敵も攻撃できる。ダメージもそこそこ。乱戦では特に有効な技といえる。空中で使用した場合も真横に光弾を飛ばす。
・横B:ジャッジメントレイ
ミルドレッドの力を借りて前方の離れた位置に光を伸ばし、それに当たるとダメージとなる少々特殊な飛び道具。
発生が早く攻撃速度、および光の弾速もかなり速い。ダメージは低いものの、ヒットさせた相手を一定のふっ飛ばし力でランダムな方向にふっ飛ばす性質を持つ。攻撃位置が特殊なため近い距離の相手にはヒットせず、当てるにはコツがいる。スマッシュ入力で攻撃位置が遠くなるので間合いを見極めて使っていこう。
・上B:そのきらめきはスターライト
スティックで指定した方向に光をまとって突撃する。
攻撃までにワンテンポあるため、攻撃自体は遅い。突進速度、ダメージ、ふっ飛ばし力、そのどれもが標準的な性能。技後も行動が可能で、着地するまでに最大で3回まで同じ技を出すことが可能。そのため復帰の際にはお世話になる。
・下B:切ない想いを受け止めて
力を込めて光をまとったドロップキックを繰り出す。タメ可能。
一瞬の間があるため発生は遅いものの、突進速度、ダメージ、ふっ飛ばし力、どれも優秀。ただし後隙は相応に大きい。地上で使用する場合のみタメが可能でタメ時間に応じて突進距離、ダメージ、ふっ飛ばし力が増加する。空中で使用した場合、発生が早くなるものの技後はしりもち落下になるため、迂闊な使用は危険。
・下B(スマッシュ):あなたに贈る幸せのかたち
頭の輪っかを前に突き出しシールドを張るカウンター技。空中可。
成立時の吹っ飛ばし力はかなりのもの。また、飛び道具を跳ね返す事もできる。
・最後の切りふだ:ディヴァインブレス
発動するとミルドレッドが出現、ミルドレッドはステージ上空へ飛び立ち、そこから無数のレーザーを射出する。
発生は少々遅いものの攻撃範囲が広く、総合的なダメージもかなり大きい。ふっ飛ばし力こそ低いものの、ミルドレッドが攻撃中もアンジェリア自身は自由に動き回れるため、同時攻撃も可能、と中々に優秀な性能を持つ。
・最後の切りふだ2:抱きしめたいよマーリン!→あの流れ星に願いを!
自身のダメージが80%以上で使用可能。マーリンが一旦姿を消した後、アンジェリアの目の前から巨大化して出現する技。ダメージが120%~149%の時はヒットすると相手をロックして打ち上げ、マーリンによる魔法で相手に隕石をぶつける"あの流れ星に願いを!"まで繋げる。
対空や切り返しはもちろん、地形を貫通する性質があるため高低差のあるステージで下から狙う事も可能。
・最後の切りふだ3:乙女心は不安定なの!
自身のダメージが150%以上で使用可能。発動すると頬を膨らませたアンジェリアが上空へ消える。
次の瞬間、ステージへ巨大な隕石と破片が降り注ぐ。発生が遅いことを除けば、圧倒的なダメージとふっ飛ばし力、そして攻撃範囲を誇る極めて優秀な最後の切りふだ。ただし、技後はかなり大きめの隙が生まれるため、もし倒し損ねた敵がいる場合は反撃を受ける危険性が高い。
・登場演出
背中から天使のような翼を生やしてステージ上空から定位置へ降りてくる。「顔を洗うのは、お前を泣かしてからにするぞ♪」
・キャラ選択時のボイス
「出発進行だぞー♪」
・アピール
横アピール:前方に向かって目の下を伸ばし舌を出す。あっかんべー。「ぷっぷくぷー♪」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:口元に人差し指を当てて頬を膨らませて笑う。「つんつくつーん♪ねーねー、悔しい?」
勝利ポーズ2:ミルドレッドの腕に抱かれながら満足そうに笑う。「ミルドおっけー!さすが我が愛しの妹よー!」
勝利ポーズ3:得意げに笑って両手を腰に当て、画面手前を見下ろす。「えへへー♪逆らうヤツは、とりあえず死刑!」

すっごい!アルカナハート2 ~転校生 あかねとなずな~

犬若なずな&カヤツヒメ

アルカナハートシリーズから犬若なずなとその守護アルカナ、カヤツヒメが参戦。
なお、声優が被るせいか猫型MMSマオチャオ(タマミィ)とはかみ合わない。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能可能可能不可能不可能

通常ワザは聖杖「つみこ」のおかげでリーチに優れ、多彩な飛び道具も相まって中~遠距離戦が得意。またこのキャラの特徴として霊力ゲージがあり、一部の必殺ワザ使用時に消費する。時間経過か必殺ワザ"杖術・魂極"で回復させられるが、枯渇すると回復まで若干時間がかかってしまう。
しかし一方で霊獣「はやた」に跨っているせいで喰らい判定が大きくそれでいて体重が軽い。さらに攻撃力もあまり高くない上ジャンプ力もやや低め。霊力ゲージの消費や被弾を抑えつつ、中~遠距離で主導権を握る中級者以上向けのキャラ。
・B:一重咲
花の形をした飛び道具を放つ技。発射前にスティックで上下左右に発射方向を変えられる。
動作中に追加入力すると5方向に花弁を散らす"花に嵐"に派生する。
・横B:召喚・玉兎
霊気のうさぎを召喚する技。この霊気のうさぎはなずなの後ろに走った後、上空を飛び跳ねる。
召喚前にボタンをため押しすると霊気の狼を召喚する"召喚・天狼"に、最大までためると霊気の蜂を召喚する"召喚・鈴蜂"に、それぞれ変化する。
・上B:杖術・真鉋
杖を投げる技。投げた後にボタン連打によりダメージが上がるが、その分霊力ゲージの消費量も多くなる。
・上B(ためて離す):聖杖・真十鏡
上記の"杖術・真鉋"の強化版でヒット時に相手を上空に吹っ飛ばす。
・上B(スマッシュ):鳥術・梓弓
霊鳥「ふすみ」が矢を発射する飛び道具。動作中にボタンを連打する事で矢を連射するが、やはりその分霊力ゲージの消費量も多くなる。
・下B:獣術・陽炎
霊獣「はやた」が前方にダッシュする突進技。連続技や奇襲に。
・下B(スマッシュ):杖術・魂極
杖で足元を払い、ヒットすると相手をロックして連続突きを見舞う技。
ヒットすると霊力ゲージが全回復する。
・最後の切りふだ:鳥獣・五百重波
獣術・陽炎のモーションで突進し、ヒットすると相手をロックして「はやた」と「ふすみ」が同時攻撃を行う乱舞技。後隙こそ大きいもののダメージが高いので連続技に。
なお、相手をロックした途端なずなは「はやた」から振り落とされ、頭に杖をぶつけてうずくまってしまう。さらに原作と異なりうずくまっている時に頭にたんこぶがついているが、『3』以降のようなそれによるダメージ微量蓄積はない。
・最後の切りふだ2:桜守
自身のダメージが100%以上あれば使用可能。
画面中に桜の花びらを舞い散らす技。ヒットすると相手をロックし、無数の桜の花びらで攻撃する。
性質上何人でもまとめてロックさせられる。
・最後の切りふだ3:封呪・鳴神
自身のダメージが200%以上あれば使用可能。
前方に飛び掛かって杖で殴り、ヒットすると相手をロックして雷を落とす技。発生が早く突進距離が長い。
初段がヒットした時にスティックで←↓←↓←↓←↓←と入力する事により最後に杖でぶちのめし、一定時間相手の動きを遅くして必殺ワザを封印する効果がある。が、スティック入力をしなかった、あるいは失敗した場合は自身も落雷によるダメージを受け、一定時間必殺ワザが封印されてしまう。
霊力ゲージをすべて消費してしまう事も相まって、まさにハイリスク・ハイリターンの技と言える。

犬若あかね&フェネクス

アルカナハートシリーズから犬若あかねとその守護アルカナ、フェネクスが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

素早い通常ワザと独特な性能を持つ必殺ワザが特徴のテクニカルなオールラウンダー。
原作通り、通常ワザは蹴り技を主軸としたスピーディーな攻撃で構成されており、攻撃力やリーチ、動作速度などの性能は上々にまとまっている。一方で必殺ワザはアルカナの力を借りた特徴的なものから自慢の体術による攻撃まで多彩なそれを揃え、それらを使いこなせれば幅広い戦法が可能。体重は平均より少し重めに設定されているほか、移動速度やジャンプ力などの機動力に関する能力も全て標準クラスとなっており、基本性能にも目立った穴はない。そしてそこにカベジャンプが使用可能という特徴も持ち合わせ、総じて高い性能を持ったキャラクターといえる。
その一方で通常ワザは良好な性能を持つ代わりに挙動が若干独特なため、他のスタンダードなタイプのキャラクターと比較すると使いこなすにはある程度の慣れと技術が必要。加えて前述の通り必殺ワザは独特的な技が多いのもその特徴に拍車をかける一因となっている。また、飛び道具らしい飛び道具を一切持っていないため遠距離戦が得意な相手と戦う際には一工夫が必要となってくるだろう。
・B:月吼え
前方の若干斜め上に向かって飛び蹴りで突撃する突進技。
発生が早い上突進速度が抜群に速く、突進距離も優秀。ダメージとふっ飛ばし力も優秀で、ヒットさせた相手を真横にふっ飛ばせるため決定力も十分。ただし、後隙はかなり大きいため空振りしたりすると確実に反撃を受ける。さらに打点が高いためサイズの小さなキャラやしゃがんだ状態の相手には頭上を素通りしやすく、ヒットさせにくいのが難点。
・B(空中):鳥翔け
斜め下急角度に向かって蹴りで突撃する。
こちらも発生と突進速度に優れており、着地際の硬直も少ないため気軽に使える。ダメージとふっ飛ばし力は低いものの、その性質のため空中からの接近手段として扱うことも可能。上記の通り突進方向が鋭角なので空振りしないようにしたい。
・横B:カノン
守護アルカナのフェネクスの力を借り、目の前に音の波紋を設置する。
これ自体に攻撃判定はないものの後述する"アクセンタス"によって共鳴、炸裂させることが可能で、それによって初めて攻撃判定が発生する。その場合のダメージとふっ飛ばし力はそこそこ優秀で、取りあえず設置するだけでもプレッシャーにはなる。因みに音の波紋はステージ上に同時に5個まで設置可能。それ以上設置しようとすると先に設置したものから消滅していく。
・横B(スマッシュ):アクセンタス
自分を中心として円形に音の波紋を広げる。
発生が早いうえに後隙も少なく、自分の周囲全体を攻撃可能。が、ダメージとふっ飛ばし力はあってないようなレベルのためこの技単体ではあまり攻撃としては役に立たない。下手に使用して余計な隙を晒すことのないように。
この技の最大の特徴は上記の"カノン"によって設置した音の波紋を炸裂させることが可能な点。具体的にはこの技の攻撃判定が設置してある音の波紋に触れることによって共鳴が起こり音の波紋が炸裂、攻撃判定が発生する。そのため自分の付近に音の波紋が存在しない状況でこの技を使用しても意味がないので注意。ただし、炸裂した音の波紋の攻撃判定が他の音の波紋に触れると同じように共鳴、炸裂が起こる。この性質を利用すれば広範囲を攻撃する芸当も可能。
・上B:月砕き
両足を真上に突き出して飛び上がる。
発生が非常に早いほか、ダメージとふっ飛ばし力もそれなりに優秀で相手のダメージによっては決め手になり得る。また、技の出始めに無敵時間が存在するため強引な反撃や乱戦などでも役立つ。が、無敵時間そのものは短めなので過信はしないように。加えてほぼ垂直に近い軌道で飛び上がるため横に対するリーチがあまりにも短く、技後はきっちりとしりもち落下になるので空振りしないように気をつけたい。
このほか空中で使用した場合は無敵時間が削除される代わりにヒット数が増えて総ダメージが増すという性質がある。技を出すとかなりの距離を上昇できるため復帰の際にも役立つが、前述の通り横方向に対する移動距離は非常に短いので活用できる場面が限られるのが惜しいところ。
・下B(↓):花映し
腕を組んでポーズを決める。カウンター技。
ポーズの最中に攻撃を受けると身を翻しつつ蹴りを放って反撃する。発生が非常に速く、反撃自体の動作も隙が少ない。また、受け止め受付時間は短いものの、失敗時の硬直も少ないため多少乱発しても問題ない。
ただし、反撃は若干リーチ不足なので空振りに気をつけたい。また反撃のダメージとふっ飛ばし力は一律固定で相手の攻撃によって変動することはない。大した威力はないため決定打にはならず、あくまでその場凌ぎ的な技と考えておこう。
・下B(↘):風払い
下段判定のスライディングキックを放ち、バク転蹴りを繰り出す突進技。後隙が大きいのでほぼ連続技専用。
・下B(スマッシュ):あかね分身の術
前方に向かってダッシュし、ヒットすると相手をロックして分身を交えた連撃を叩き込む乱舞技。原作では超必殺技だったがスマブラでは通常必殺ワザに格下げされている。
突進距離こそ短いものの発生が早くダメージもそれなりにあるので連続技に。ただし強制ダウンを奪うため撃墜はできず決定打とはならない。
・最後の切りふだ:満月落とし
サマーソルト気味の蹴りを繰り出し、それがヒットすると相手をロック。
相手を打ち上げつつ蹴りの連打を見舞い、最後に下に向かって蹴り落としてフィニッシュ。初段はリーチこそ短いものの発生が抜群に早く、相手を間合いに捉えてさえいればヒットさせやすい。総ダメージも優秀だが、一人の相手にしかヒットしないという制限もあるので多人数戦ではその点を考慮したい。
・最後の切りふだ2:アレルヤ
守護アルカナのフェネクスがあかねの背後に登場。自身のダメージが80%以上で使用可能。
同時に上記の横必殺ワザ"カノン"と同様の音の波紋を周囲に大量に設置、続けざまにフェネクスが巨大な音の波紋を発生させ、共鳴、炸裂させて広範囲を攻撃する。その性質上、発生は少々遅いものの攻撃範囲は抜群に広い。まともにヒットさせられれば驚異的なダメージとふっ飛ばし力を発揮することもあるが、最初の音の波紋はバラけて設置されることもありその場合はダメージに差が出やすいのが玉に瑕。
・最後の切りふだ3:瞬刻
自身のダメージが150%以上で使用可能。発動するとあかねがその場で構えを取ってポーズ。
しばらくそのまま気合を入れた後、凄まじい速度で画面中を縦横無尽に飛び回り、接触した相手にダメージを与えつつ弾き飛ばす。この技の特徴は最初の気合を入れるポーズの最中に各種ボタンを連打すると性能が4段階に渡って上昇する点で、連打なしの状態では攻撃時間が短く威力も低いため使い物にならない。反対に最大威力の状態では体重の軽いキャラが相手ならば一撃で致命傷になるほどの破壊力を生むため、非常に強力な技になる。
そして自身の蓄積ダメージが200%を超えていた場合のみ、さらに上の5段階目の性能が解禁される。ここまでくると攻撃時間と威力だけでなく攻撃速度も強化されるため、極めて凶悪な技と化す。…が、この場合はかなりの連打が必要になるため、プレイヤー自身の手や指、そしてコントローラーに対するダメージも大きくなりがちなのが難点(?)。
・登場演出
定位置にあかねが首に巻いているスカーフがなびいたかと思うとあかね自身が出現、構える。「犬若あかね、参上!」or「私は最初っからすごいんだかんね!」or「ひふみよ…いむなや…ここのったり!」
・キャラ選択時のボイス
「カッコいいとこ、見せたげる!」
・アピール
上アピール:カチューシャが取れそうになり、慌てて直す。「わぁ!耳っ!?うぅ、カッコよくなぁ~い…」
横アピール:腰に手を当て仁王立ち。「カッコいいお姉さんは、好きですかぁ?」
下アピール:霊鳥「ふすみ」が側に飛んできてすぐに飛び去る。「心配しなくても大丈夫だって♪」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:上空から飛び降りてきて着地、ポーズ。「カッコいいって、こういうこと?」
勝利ポーズ2:蹴りを何発か繰り出し、ビシッとポーズ。「脚線美って、こういうこと?」
勝利ポーズ3:いきなり画面を覆う煙が巻き起こったかと思うとあかねが甘味処「稲穂庵」のウェイトレス姿になっている。「今度お店に来てよ、サービスしたげる♪」

パラセ・ルシア【ボス】

「四の元素を一へと還し、還り来たるは命の秘薬」
「さぁ、貴方の命で奇跡を描いて」
「貴方の命と死の休息。等価交換に応じなさい」
「その身、その心、その命。貴方は私だけのモノ」
「貴方の全て、私が有効に使って差し上げましょう」
アルカナハートシリーズから2以降で裏ボス的な存在で登場するパラセ・ルシアがボスとして参戦。
自身を命のアルカナと称する聖霊であり、錬金術の研究を極めて聖霊になったとされる。それだけにその実力は極めて高いが、典型的な学者的思考回路を持っているため倫理観が普通の人間と比べて欠如しており、ある意味危険な存在といえる。故に以前にも問題を起こしたらしいが、それらは全て神依(同じくアルカナハートの登場人物。プレイヤーキャラの一人)の手によって未然に防がれている。
HPは1200。錬金術師らしく「火」「水」「風」「土」の四台元素を自由自在に操り、それらを封じ込めた"ラピス"と呼ばれる4つの魔石を武器として扱う。原作で登場した際には格ゲー史上最強クラスのボスとまで言われるほどの凄まじい強さが話題になったキャラで、スマブラにおいてもその強さは健在。他の作品のボスキャラと比較しても一線を画すほどの超強力な技の数々と反則的な性能でプレイヤーを苦しめる。CPUのアルゴリズム自体も他のボスキャラより明らかに高く、的確なタイミングでの攻撃をしてくる。たとえ最低難易度であっても初見で勝つのはほぼ不可能に等しく、特に高難易度では「ホントに勝てるのか?」と疑問になってくるレベル。繰り返しプレイを重ねて自分なりの勝ちパターンを模索するプレイングが必要になるぞ。
【攻撃パターン】

  • レゲネラツィオン
    時間経過と共に少しずつ自動的にHPが回復する能力。
    上記の通りパラセ自体のHPは1200と少なめだが、この能力のせいで体感的なHPはかなり多く感じられるだろう。
  • ブリッツ
    こちらの正面、もしくは背後にワープで移動する。
    発生が非常に早いうえに移動は一瞬で終わり、どんなに離れた位置からでも瞬時に間合いを詰めてくる。移動後の隙も極端に少なく、続けざまに攻撃を出されると反応が難しく避け辛い。加えて移動中は完全に無敵でこちらの攻撃が通用しない。また、場合によってはこの技を連続使用してこちらが前後不覚になったところを攻撃してくるという何ともえげつない真似をしてくることも。
  • フォイエル
    斜め上に向けて火の玉を飛ばす。
    発生は若干遅いが弾速や射程距離に優れる。ダメージもそこそこ大きめ。迂闊にジャンプして撃ち落とされないように注意。因みにパラセ本体が空中にいる場合は逆に斜め下に向けて火の玉を飛ばす。
  • ヴァッサー
    小さな水球を自身の周囲に展開する。最大で三つの水球を同時に展開することがある。
    水球はパラセを守る効果を持ち、この水球が展開されている間はこちらの攻撃がパラセ本体に届くことはない。連続ヒットする類の技ならば水球を破壊しつつ本体にダメージを与えられるのを覚えておくといい。
  • ルフト
    前方に向けて風の刃を飛ばす。
    あまり目立った特徴のない技だが、撃ち出した風の刃は一定距離を飛ぶとパラセの下へ戻っていく性質があり、リンクなどのブーメラン系の技に近い性能の飛び道具となっている。
  • エルデ
    正面の斜め上に巨大な岩石を出現させる。
    その後、若干の間を置いて岩石が落下してくる。もちろん当たるとダメージ。注意していれば食らうことは少ないがもし当たると大きなダメージを被る。
  • シャオム
    相手を巨大な水球で包み込んだ後に水球を破裂させて弾き飛ばす。
    つかみ技と同様の判定になっているためガード不可。つかみ間合いは狭いものの、発生が非常に早いうえにダメージとふっ飛ばし力もそれなりに強烈。空中にいれば当たらないので近づかれたらジャンプで逃げよう。
  • シュヴィンデル
    こちらの位置をサーチしてラピスの一つを飛ばしてくる。
    ヒットすると赤い光を伴って炸裂。ダメージこそ低いものの、これを食らうと一定時間スティックの入力が上下左右が反転した状態になってしまう。サーチ能力はかなり高いので引き付けて緊急回避を行うか素直にガードしてしまいたい。
  • フェアヴィルン
    こちらの位置をサーチしてラピスの一つを飛ばしてくる。
    ヒットすると青い光を伴って炸裂。上記の"シュヴィンデル"とほぼ同じ内容の技が、こちらは食らうとボタンの入力がランダムに入れ替わった状態になってしまう効果がある。
  • アネステズイ
    前方に向けて蒼白い剣を飛ばす。
    発生は遅いが弾速が非常に速く、若干だがこちらのいる位置に向けて射角を変えてくる性質もある。食らうとふらふら状態になってしまい追撃を受けてしまう。避けるのがベストだが難しいならガードで。
  • フェルトラーガ・グノーム
    パラセの前方に巨大な土偶の足が圧し潰すように4本降り注ぐ。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    一発あたりの威力も相当に高く、もし4本全ての攻撃を食らうと洒落にならないダメージ負う。攻撃範囲も結構広いので大きく間合いを取って回避しよう。
  • フェルトラーガ・ザラマンダー
    こちらの位置をサーチして上下左右の4方向から爆発を巻き起こす。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    発生が非常に早く、遠距離でこちらが何かしらの隙を見せるとこれを叩き込んでくる。総ダメージも凄まじく高く、体重の軽いキャラは一発で致命打になることも。
  • フェルトラーガ・ウンディーネ
    自身の前後に向けて滝を発生させる。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    滝はそれぞれ前に向けて三本、後ろに向けて三本発生し、ダメージはさほどではないが攻撃範囲が広いうえに巻き込まれると大きく押し返されてしまう。ステージ端で使われると強引に押し出されて手の施しようがなくなることも。
  • フェルトラーガ・ジルフェ
    前方の地面に等間隔で4つ、小さな竜巻を発生させる。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    竜巻は一定時間その場にとどまり続け、プレイヤーキャラが触れると巨大化してこちらを上空へ吹き飛ばす。ダメージこそさしたるものではないがふっ飛ばし力が強く、こちらが大量のダメージを負っていると星にされることも。他の攻撃との併用も鬱陶しい。
  • レーベンスゲファール
    こちらの位置をサーチして足元から4つのラピスを真上に向けて飛ばす。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    もし食らうと連続ヒットしてそのまま画面上空まで運ばれ、星にされることも多々。察知出来たら前後の緊急回避で避けたいところ。
  • フォルゲレアアクツィオン
    上記の"シャオム"と同様に水球でこちらを包み込んでくる。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    そこからさらに竜巻、爆炎、そして土の巨大な拳を叩き込んだ後に水球を破裂させて吹き飛ばす、というエグい内容の技。豪快な見た目通り凄まじい威力を誇る技で、食らえばまず間違いなく致命傷になる。やはりつかみ技でつかみ間合いは狭いものの、発生は非常に早いので接近された場合にはこれを警戒したい。幸い空中にいる相手は掴めないのでジャンプで逃げよう。
  • スヒツォフレニイ
    こちらの位置をサーチしてラピスを飛ばし、爆発させる。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    初段を食らうと続けざまに残り三つのラピス全てを飛ばして爆発させる。ふっ飛ばし力こそ低いためこの技で撃墜されることはないものの、発生が非常に早いうえこちらの位置をサーチするという性質上避けにくく、やはり尋常でない高いダメージを誇る。そしてこれを食らうと一定時間の間、「毒状態(自動的に少しずつダメージが蓄積する)」「スティック入力の上下左右の反転」「ボタン入力がランダムに入れ替わる」「あらゆる動作速度の低下」の4つの効果を同時に背負わされる。涙が出るほどプレイヤーに厳しい技。
  • シュタルケ・アルツナイ
    大きめの蒼白い剣を飛ばす。HPが500を切ると使用してくる攻撃。
    上記の"アネステズイ"と同様に発生は遅いが超高弾速を誇り、撃たれてからの回避は間に合わない。こちらはヒットすると一定時間の間、「あらゆる攻撃を受けても怯まないアーマー状態」「シールドガードや緊急回避が使用不可」といった効果を与えられる。その後、この技の効果が切れると「この技の効果時間中に受けた全ての技のダメージ」が一瞬で蓄積される。シールドや緊急回避が行えない状態でこのキャラの嵐のような攻撃を避けきるのは難しく、死刑宣告にも等しい技。もし食らってしまったら運を天に任せよう。
  • エリクシーア
    4つのラピスを合体させて黄色い結晶を作り上げ、その内部に閉じこもる。HPが100を切ると一度だけ使用してくる。
    この間はパラセのHPが凄まじい速度で回復していく。こちらの攻撃で結晶は破壊することが可能なので急いで破壊して回復を止めたい。
  • シュタイン・デア・ヴァイゼン
    こちらの位置をサーチして画面上空から光を放つ。HPが100を切ると一度だけ使用してくる攻撃。
    この光がヒットするとプレイヤーキャラが青い結晶体に閉じ込められ、結晶ごと粉砕されて強制的にバーストとなる。発生が異常に速いうえに光の攻撃判定は上下に対して無限のそれを持つため、発動の瞬間にこちらが何らかの行動を起こしていると確実に食らってしまう。あと少しで勝てそうな時に食らっても泣かないように。

アルカナハート3

ヴァイス&ゴットフリート

アルカナハート3より新主人公、ヴァイスと彼女を守る機甲聖霊(ガイスト)ゴットフリートが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

人工聖女ともいえる戦処女(ウァルキュリヤ)としての力を振るう、トリッキー寄りのバランスタイプ。
体重は平均レベルだが、歩き、ダッシュなどの移動速度はやや遅い。ジャンプ力も平均。空中制動力は高めでそういった面での過不足はないだろう。通常ワザの性能がスタンダードかつ優れているため、基本的に接近戦を挑んでいくといい。全体的な火力と撃墜力も高め。
一方、必殺ワザは特殊な性質、性能を持った技が多く、慣れない内は使いづらいと感じることも多いかもしれない。だが、その性能を引き出し切れればどんな状況、相手にも対応していけるだろう。新主人公の名に恥じない、高いポテンシャルを秘めているキャラだ。
・B:釼衝レーム
呼び出されたゴットフリートが構えた剣から衝撃波を撃ちだす飛び道具。
ゴットフリートを呼び出して攻撃させるため発生は遅い。が、ダメージ、ふっ飛ばし力、射程、弾速、その全てに優れた優秀な飛び道具。呼び出した直後からヴァイス自身は行動可能になっている点も見逃せない。その反面、一度呼び出したゴットフリートがいなくなるまで再使用は不可能なため、連射はできない。
・空中B:巨襲剣メテオーア
生成した巨大な剣に乗って斜め下に突っ込む突進技。奇襲に。
・横B:突剣グライテン
生成した剣2本を両手に握り、腕を交差させて前方へ突撃。敵や障害物などに近づくか一定距離を移動するとクロス斬り。
突進技としては平均的な性能を持ち、使いやすい。スマッシュ入力でダメージと突進速度が上がる。攻撃後の隙も大きくなるので状況に応じて使い分けよう。因みに空中では使用不可。
通常入力、スマッシュ入力共に敵にヒットした時のみ、追加入力により相手をロックして連続攻撃を見舞う"突攻剣ツァールライヒ"に派生できる。ダメージが上がるばかりかかなりの距離を吹っ飛ばすので体重の軽いキャラやダメージ蓄積の激しいキャラならば決定打になる事も。
・上B:穿剣フリーゲン
身の程もある剣を自身の前後に生成し、自身と共に斜め上へ急上昇する。
発生は遅いが長い無敵がありダメージとふっ飛ばし力は優秀。技後はしりもち落下。上への上昇力、横への移動距離、共に中々で復帰技としても優秀。
・下B:装剣ザイン
コマンドを入力すると自身の腕に生成した剣を取りつける。自分自身を強化するタイプの必殺ワザ。
取りつけた剣はヴァイス自身が攻撃を受ける、バーストする、などで消滅する。剣を装備している間は通常ワザなどの腕を使用する技のリーチが伸び、判定も武器判定になって競り合いに強くなる。動作時間は短めなので隙あらば剣を装備して自分を強化していこう。使用回数に制限はない。
唯一の欠点としてこの技で剣を装着していると打撃系のアイテムが拾えなくなるのでその点だけは注意。
・最後の切りふだ:穿孔剣ツェントルム
自分よりも大きな巨大な剣を生成し、斜め上へ向かって飛び立ち、突撃。穿剣フリーゲンの強化版に近い。
発生が速く、ダメージも大きい。横へのリーチは短いものの、上方向への攻撃範囲は広い。
・最後の切りふだ2:剱神ゴットフリート
ダメージ100%以上で使用可能な最後の切りふだ。
呼び出されたゴットフリートが手にしている剣を光で包み、巨大化させる。その剣を振り上げ攻撃、急上昇。攻撃自体の発生は遅いものの、自身の前方から斜め上にかけてのかなりの広範囲をカバーする。ダメージとふっ飛ばし力もケタ外れに強く、決まれば勝負を決められる可能性が高い、強力な最後の切りふだ。
・最後の切りふだ3:軍剣展界ヒンメルファールト
ダメージ200%以上で、かつ装剣ザイン効果中のみ使用可能な最後の切りふだ。
突剣グライテンで突進し、ヒットすると相手をロックして穿孔剣ツェントルムで打ち上げた後、群剣グライフェンの剣で追撃し、床に剣で釘付けにした挙句落下した相手に串刺しする乱舞技。
ダメージがかなり絶大な上に強制ダウンを奪うので連続技として強力。
・登場演出
定位置上空から飛び降りてきて着地、立ち上がり戦闘態勢へ移行し構える。「ヴァイス、状況を開始する」or「Search & Destroy、Open Combat、状況開始!」or「エーテルリンク、契約。聖霊接続完了、召喚!」
・キャラ選択時のボイス
「本作戦の指揮官は、あなたですか?」
・アピール
上アピール:ビシッと敬礼の動作。「尽力するっ次第ですっ!」
横アピール:右の拳を握りしめ、上空を見据える。「私はもう、誰も殺さなくていい…よし!」
下アピール:剣を生成し、構える。動作後に生成した剣は消える。「生きている限り、負けはない」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:同級生の3人娘が側にいる状態でポーズ。「が、がんばった…」
勝利ポーズ2:生成した剣で画面手前を一閃、剣を戻して仁王立ち。「私は戦処女。貴様とは違う」
勝利ポーズ3:戦闘態勢を解き、普段のセミショートカット、通常の制服姿に戻る。「何とか、殺さずに済んだか…よし!」

えこ&シャーリグラーマ

アルカナハート3よりえことその守護アルカナ、シャーリグラーマが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

自ら描き出した兄の「カズヒロ」(以下「カズ」)に乗っており、各ワザで変化させながら戦う。必殺ワザは一応バランスが整っているが癖が強い。リーチはそこそこなのだが「カズ」のせいで喰らい判定が大きくそれでいて体重が軽い。上級者向け。
・特殊能力:タパス
攻撃を受けた際、ランダムで受けるダメージを軽減させられる。
・B:おえかきするの
スケッチブックを出して絵を描き、それを具体化する設置型飛び道具。絵はBを押した後のスティック入力により以下の通り変化する。
ニュートラル(Bの後追加入力無し):"プテリュクス"のような雲
右:地面を疾走する猫
左:相手にのみ接触するオブジェクトの花
上:上空に停滞する太陽
下:真下に落下する家
右・左:斜め上に飛ぶ鳥
・横B:ばしゃなの
「カズ」が馬の如く四つん這いになり、突進する技。連続技や奇襲に使える。
・横B(ためて離す)おしろにいくの!
上記の"ばしゃなの"の強化版。
・横B(スマッシュ):シャニ
サイコロを投げる技。サイコロは地面を転がった後、出目の数だけ爆発する。
・上B:おうじさまー
「カズ」が剣を振り上げざまに上昇し、頂点に達すると振り下ろす技。
無敵があるので対空や切り返しに。復帰にも使えるが、後でしりもち落下に…。
・下B:ぷれぜんとなの
「カズ」がビックリ箱で攻撃する技。ヒット時に相手を引き寄せる効果がある。
・最後の切りふだ:しんでれらー!
「カズ」がその場で城に変形、ヒットすると相手をロックして打ち上げ、6発の花火で追撃する技。
対空はもちろん、囲まれた時の切り返しに使える。
・最後の切りふだ2:じぇんとるめん!!
自身のダメージが120%以上の時に使用可能。
その場で「カズ」が一定時間巨大化する技。
巨大化中はガードもジャンプもできなくなる代わりに吹っ飛ばされないフルアーマー状態になり、体重も増加する。
巨大化中に以下の技を出せる。
A:アッパーカット
B:地面を叩く
スティック入れ+B:踏み付けで地震を起こす
そして自身のダメージが200%以上超えると「カズ」がさらに巨大化し、持続時間も伸びる。
一か八かの逆転として狙ってみるのも手だ。

シャルラッハロート&バルドゥール

アルカナハート3より中ボスとして登場したシャルラッハロートと彼女を守る機甲聖霊(ガイスト)バルドゥールが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能可能

ヴァイスと同じく、戦処女(ウァルキュリヤ)としての力を振るうトリッキー寄りのシューティングタイプのキャラ。
鎖を武器として振るっているため、各技の攻撃のリーチが他のキャラとは比較にならぬほど長い。各種必殺ワザも鎖を使用した攻撃は抜群のリーチを誇るほか、バルドゥールによる攻撃は重戦車を思わせる多彩な飛び道具で占められており、遠距離における強さは特筆すべきものがある。火力と撃墜力も高い。ジャンプ力や地上での機動力もまずまずといったところ。カベジャンプが使えるのもさり気ない強み。
しかし体重はかなり軽めの設定となっている。空中での上昇下降の速度が速く、そのうえ空中制動力も低めなため復帰力も悪い。これらの特徴から打たれ弱いという明確な弱点がある。小回りの利く技も極端に少ないため、懐に潜られると途端に脆い面を見せてしまう。両極端な性能を御するには高い技術が必要な上級者向けのキャラ。
・B:速炮ベルガー
シャルラッハロートの横にバルドゥールが出現、背中の砲身から前方へ射撃を行う飛び道具。
発生が遅いという欠点はあるが、弾速はかなり速いうえに射程も非常に長い。加えて直撃した際の破壊力は強烈で、十分フィニッシュ技として機能する。発生直後からシャルラッハロートは行動可能になっている点も見逃せない。攻撃を行ったバルドゥールが退散するまで再発射は不可能だが、それを差し引いても強力な飛び道具。
・横B:散炮ファルク
シャルラッハロートの横にバルドゥールが出現、背中の砲身から斜め上へマシンガンを連射する技。
こちらも発生は遅いものの、斜め上方向に対する攻撃範囲が広いため上から近づこうとする相手に有効。ふっ飛ばし力は皆無だが全ての弾丸がヒットした際のダメージはそれなりに大きい。この技もバルドゥールがいなくなるまで再使用は不可。
・横B(スマッシュ):重炮ドゥーゼ
背中の大砲を上へ向け、垂直に近い斜め上へ砲撃する技。
放たれた砲弾は一定距離まで飛ぶか着弾すると爆発。攻撃の方向以外の性質は上記の"速炮ベルガー"とほぼ同じ技で、やはりこちらも驚異的な弾速と射程を持つ。"散炮ファルク"や下記の"鎧鎖リュストゥング"と合わせて対空手段として使いたい。
・上B:鎧鎖リュストゥング
禍々しいオーラをまといつつ真上へ突進する対空技。
発生は早いが攻撃速度自体は遅め。その分攻撃発生後まで長い無敵を有する。ダメージとふっ飛ばし力はそこそこといったところ。このタイプの技にありがちなしりもち落下は全くなく技後も行動が可能だが着地するまで再度この技は出せない。真上にしか移動できないので復帰技として使う際は下記の"撃鎖シュヴァンツ"と併用したい。
・上B(スマッシュ):狂乱鎖フレーフェル
鎖を前後に展開し、円型に振り回す技。連続技はもちろん出始めの長い無敵時間を利用しての切り返しとしても使える。
・下B:撃鎖シュヴァンツ
スティックで指定した方向に鎖を伸ばして攻撃する技。ワイヤー復帰に利用可能。
発生は少々遅いが、リーチは抜群。ダメージとふっ飛ばし力も及第点で、攻撃手段としては優秀。ただし空振りすると膨大な隙が生まれてしまうため、それだけは避けたいところ。
・下B(スマッシュ):絞殺鎖シュメルツ
前方に鎖を伸ばす技。ヒットすると相手をロックして三度叩き付ける。撃墜力こそ無いもののリーチが長いのでダメージ蓄積目的の追撃に使える。
・最後の切りふだ:巨炮ディングフェルダー
シャルラッハロートの横にバルドゥールが出現、背中の大砲を前方へ2連射する飛び道具。
射出された砲弾は一定距離を飛ぶか着弾すると大爆発を巻き起こし、周囲の広い範囲へ攻撃できる。やはり発生は少々遅いものの、弾速、射程、ダメージ、ふっ飛ばし力、どれをとっても優秀な技。背後にを取られないようにシャルラッハロート自身でカバーしていきたい。
・最後の切りふだ2:軍鎖展界ヴォルケンクラッツァー
ダメージが80%以上で使用可能。ステージ上へ縦横無尽に鎖を伸ばし、一斉に攻撃を仕掛ける技。
攻撃範囲がかなり広く、まともに避けることは難しい。ダメージとふっ飛ばし力こそ少々控えめだが、発生が速いうえに後隙も少ないため使い勝手は良好。上手くやれば一気に敵の頭数を減らせることもある。
・最後の切りふだ3:神炮ヴァインガルトナー
自身のダメージが150%以上で使用可能。シャルラッハロートの横にバルドゥールが出現、大きく変形して巨大な砲身をむき出しにし、そこから斜め上へ巨大な極太ビームを照射する飛び道具。
ビームは地形を貫通するため斜め上に対する攻撃範囲が尋常でないほどに広く、当たれば圧倒的な破壊力で敵をふっ飛ばす。発生が極端に遅いものの、発生直後からシャルラッハロートは動けるため上手く連係して当てていこう。
・登場演出
定位置へ鎖が伸びてきてそれに引っ張られるように姿を現す。「何秒で死ぬかなぁ?」or「エーテルリンク、契約聖霊接続完了、召喚!」or「この先には行けないなぁ…何故ならば…此処であたしに殺されるから」
・キャラ選択時のボイス
「シャルラッハロート、状況開始」
・アピール
上アピール:頭を抱えるように顔を両手で押さえ、うずくまる。「死ね死ね死ね死ね…っ!」
横アピール:鎖を振るい、周囲を薙ぎ払ってポーズ。「さ、どうするの?」
下アピール:構えを解いてから正面を見据えて瞳を瞑り、嘆息する。「くっだらない…」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前を向いたまま顔を抑えて嗤う。「誰か…誰か私を止めて!――ハッハッハッ!」
勝利ポーズ2:画面手前を鎖で薙ぎ払い、背中を向けつつ視線をこちらに向ける。「私は戦処女。貴女とは違う」
勝利ポーズ3:横を向いて顔を片手で押さえ、にやりと嘲笑いつつ視線を向ける。「手加減できなくてゴメンね…あ、言い忘れてた。――バーカ!」

神霊兵器ラグナロク【ボス】

アルカナハートシリーズから3でストーリーのボスを務める神霊兵器ラグナロクがボスとして参戦。
ドレクスラー機関の技術によって製造された古の魔界兵器であり、見た目は翼の生えた巨大人型ロボット。特殊聖霊貫通弾「グングニル」と呼ばれる兵器を主武装とし、他にも絶大な威力を持った武装が搭載されておりその戦闘力は戦略兵器と呼ぶに相応しいそれを誇る。原作ではゲーム内でプレイヤーキャラが集めることになる聖霊石と呼ばれるエネルギー体が原動力になっており、同時に機体の核にもなっている。
原作同様に画面の背景を覆い尽くすほどの巨体を誇り、胴体、左胸、右目、そして両翼、それぞれにセットされた聖霊石が攻撃対象になっている。この破壊対象部分の付近には必ず専用の足場が存在するのでこれを利用して戦いを進めることになる。また、ラグナロク本体の肩アーマーの部分も足場として利用することが可能で、両翼の聖霊石を破壊する際にはここを活用するといい。各個の聖霊石のHPは800相当となっており、それが5個ということで合計HPは4000相当となる。そのため長期戦は覚悟しよう。
【攻撃パターン】

  • 散弾
    それぞれの聖霊石から小さな弾が拡散するように放たれる。
    食らってものけぞりはしないうえにダメージは微々たるものだが、攻撃範囲が胡散臭いほど広いのでまともな回避は諦めた方が無難。また、この弾にこちらの攻撃を当てると弾き返せる。オマケ程度に覚えておこう。
  • 本体ビーム
    右目の聖霊石から画面下部を薙ぎ払うようにビームを照射、火柱を巻き起こす。
    豪快な見た目ほどのダメージはないものの、火柱はふっ飛ばし力が強く食らうと真上に大きくふっ飛ばされる。ラグナロク本体の肩に乗っていれば当たらないので動作を察知したら逃げよう。
  • グングニル
    右手に持っている武器から画面を覆うように扇状にビームを放つ。
    ほぼ画面全体ともいえる攻撃範囲を誇り、威力の方もそれ相応で食らえば致命傷になり得る。攻撃のタイミングに合わせて肩アーマーから二段ジャンプに上昇系必殺ワザを組み合わせれば避けられるものの、ジャンプ力の低いキャラや落下速度の速いキャラはタイミングに気をつけないと完璧に避けきるのは難しい。

護衛機

ラグナロク本体を守る鳥のような外見をした二機の小型護衛機。常にプレイヤーを追従するように行動する。
ラグナロクとの戦いは本体の攻撃よりもむしろこちらの護衛機の攻撃の方がダメージの原因になり易く、この護衛機をいかにやり過ごすかがこのボスを攻略する上での重要課題となる。護衛機は25%相当のダメージを与えることで一定時間行動不能になるので、できる限り排除しておこう。
【攻撃パターン】

  • 体当たり
    こちらに向かって飛来、直接体をぶつけてくる。
    ダメージはさほど大きくはないが突進速度が速いため避け辛く、二機で交互に波状攻撃をされると非常に鬱陶しい。
  • ビーム
    細いビームを撃ち出す。
    こちらもダメージは低いが極めて速い弾速と長い射程を持ち、連続で使われるとダメージがかさみ易く危険。

アルカナハート3 LOVEMAX SIXSTARS!!!!!!

天之原みのり&イコル&シュヴァルツ

アルカナハート3シリーズ最新作「アルカナハート3 LOVE MAX SIX STARS!!!!!!」よりラスボスとして登場した天之原みのりと彼女を守る守護アルカナのイコル、および機甲聖霊(ガイスト)のシュヴァルツが参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

・B:竜吼ボウラー
腕先から黒い弾を発射する飛び道具。地上・空中共に真横に撃つ。
弾速がやや遅く牽制には使いにくいが、発射後にみのり自身が弾を追いかけることにより弾をシールドのように扱いラッシュへの繋ぎへと使うことも可能。
・上B:ストライクドラゴン
斜め上に飛び上がりながら殴り、成立すると掴んだ相手を空中で切り裂き吹っ飛ばす打撃投げ。
上昇距離・速度共に優れ対空や相手を浮かした後での連続技に重宝する技だが、地上にいる相手にはどうやってもヒットしない完全対空用の技である。このほか復帰に使えるものの掴めなかった場合はしりもち落下に。
・上B(スマッシュ):ライジングドラゴン
穿弓腿の要領で逆立ち状態から蹴り上げつつ上昇する対空技。無敵時間はあるが短いため目いっぱい引き付ける必要がある。また復帰にも使えるが技後は上記のストライクドラゴン同様しりもち落下に。
・横B:ドラゴンラッシュ
前進しつつパンチを放ち、当たると連続パンチで追撃する突進技。
発生が早く、また正面の判定も広いので連続技や向かってくる相手へのカウンターに有効な技。
空振りしてもラッシュは制止しない為、最初のパンチを外した時は隙を晒してしまうことになる。
・横B(空中):アサルトドラゴン
斜め下に突進しながら殴り、ヒットしたら地面に引きずって空中に放り上げる打撃投げ。
空中通常技から連繋になり、また自分の足元に引きずる足場が無い状態では自動で相手だけを地面に叩き付けるメテオ型の技になる便利な技。
ただし相手を掴めない場合は斜め下に降下するだけの技となる為、確実にヒットさせられる状況で使うべき技である。
・下B:竜精アマン
構えと共に金色のオーラを身に纏う、ステータス強化型の必殺技。一定時間が経過するか相手の攻撃を喰らうと効果が消滅する。
発動中は必殺技の威力が上昇する。特にガイストを使用した技(竜吼ボウラーなど)は威力上昇が顕著となる。
・最後の切りふだ:アクセルドラゴンラッシュ
ドラゴンラッシュの強化版のような切りふだ。高速で突進しつつパンチを放ち、ヒットすると相手をロックした状態で猛烈なパンチラッシュを浴びせ吹っ飛ばす。
・最後の切りふだ2:ストライクドラゴンインパクト
空中で切りふだを発動するとこちらの技になる。こちらはストライクドラゴンの強化版のような切りふだ。
斜め上に飛び上がりながら殴り、成立すると掴んだ相手を空中で引き摺りながら連続で切り裂いた後、地面に急降下して叩き付ける。
・最後の切りふだ3:アルティメットドラゴンレジェンド
竜精アマンの効果を維持した状態でスマッシュボールを取る(またはダメージ120%以上の時)と発動できる切りふだ。
空中に浮き上がりつつ背中から光る爪を羽のように広げ、斜め下に落下しつつ攻撃。
相手に接触すると相手だけを光る爪で閉じ込め、その後更に飛び上がって急降下キックの追撃を放つ。
・登場演出
定位置に空中から勢い良く降下する。「天使の囁き、悪魔の誘い、みんな私の友になれ!」or「少しの勇気があれば、誰だってヒーローになれる……」
・キャラ選択時のボイス
「殲滅妖精スバル、出撃だ!」
・アピール
上アピール:前方を指差す「そこまでだッ!」
横アピール:竜精アマン発動時と同じポーズ「覚悟は良いか!」
下アピール:シュヴァルツの手甲を構える「私がやらずに誰がやる?」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:シュヴァルツの手甲を構えてポーズ「勝利のプレアデスが、悪を倒せと囁くのさ」
勝利ポーズ2:頭髪のはねを撫で上げる「ゴメンね……♪それじゃヒーローになれないぞ?」
勝利ポーズ3:腕を組んで立つ「謝らないぜ…?私は私、キミはキミの信念を貫いた」

コメント

  • 誰だよこのページを更新してる奴は? -- 2016-11-16 (水) 09:57:53
  • 丸括弧()を全角表記にしなければいけないのはそういうルールなんでしょうか?私の書いた文章の括弧の半角全角だけ弄っている人、特に正当な理由が無いのなら最初に書いたままにしておいて下さい。 -- Rozen? 2018-05-08 (火) 20:50:42
  • ピストリクスとダークハートを追加してください。 -- 2020-06-26 (金) 16:08:08