スマブラ個人小説/『リンクを扱うもの』の小説/リンクVSメタナイト

Last-modified: 2011-07-06 (水) 19:51:55

設定:合宿中の乱闘の後。
場所:とある合宿場
参加人数:35人
乱闘参加者(結果):リンク(3位)・メタナイト(1位)・ドンキーコング(2位)・マリオ(4位)

 きっかけは、ちょっとした口げんかだった。
 ある乱闘のあと、メタナイトがリンクに「お前のろいな」と冗談で言ってしまったのだ。
 リンクはそのことに対してはちゃん自覚しており、またコンプレックスを感じていて、何とかそれを隠すため緊急回避や飛び道具を駆使し、戦いを乗り越えてきた。
 だがやはり、そのことを嫌みのように指摘されると、本人も黙ってはいない。
「ふん、お前なんか吹っ飛びやすいくせに」
 苦し紛れにリンクも返したが、なにせ三強と呼ばれているメタナイト相手にそんなことを指摘しても、なんも意味もない。
 最終的にメタナイトは、調子に乗ってリンクのプライドをズタボロにするほど弱点を指摘してしまう。対してリンクは、その日は部屋に引きこもってしまった。
 さすがに言い過ぎたと思ったメタナイトが、謝ろうと後に彼の元に尋ねてみると、ドアを開けた瞬間に剣を向けられ、リンクは彼に向かってこう言った。

「俺と勝負しろ。ステージは『オルディン大橋』。ただしギミックの発生はなし。良いな?」
 メタナイトは、リンクに決闘を申し込まれたのである。