スマブラ個人小説/シークの小説/亜空の使者の物語

Last-modified: 2010-01-25 (月) 16:27:41

注意 キャラが完全に崩壊しています。
    そこをご了承の上でご覧下さい。


   今から10000年前、空中に、巨大なハイテクスタジアムがありました。

そこでは、ラピュタの科学マスターハンドにより命を吹き込まれたフィギア達が戦いあっていました。

実況「さー、始まりました、マリオVSカービィのバトル!!」

ピーチ「なんでも、カービィがマリオに決闘を申し込んだそうですよ。」

ゼルダ「なんで?」

ピーチ「さあ・・・。なんでも、ストーブの前にいつもマリオがいるから『ストーブに当たれない!!』ってキレたそうですよ。」

マリオ「ふんぬりょあああ!!ファイア掌底!!」

カービィ「グァ・・・ッ!!」

カービィは谷底へと落ちていった。

マリオ「・・・よし、これでオレの勝ちだな。」

カービィ「・・・なーんてね♪」

マリオ「!! 馬鹿な・・・いつの間に復帰を!?」

カービィ「ふふ・・・。体を瞬時にストーン化させ、敵の拳に逆にダメージを与える。
     わたしがファイア掌底をうけて吹っ飛んでいったのは、貴様が痛みのせいで見た幻覚だ。」

カービィがそういった瞬間、マリオの拳が砕けた。

マリオ「・・・く・・・何という技・・・。」

カービィ「ふふふ・・・死ねえ!!」

カービィはダイナマイトを何処からか取り出した。

   次の瞬間、マリオは倒れた。

実況「勝者カービィ!!」







   この試合を見ている少年がいた。名前はピット。

ピット「この技・・・なんとレベルの高い技だ・・・。」

そう言って興奮し始めるピット。

パルテナ「どうしたのです、ピット。もともと酷いブス面が、ますます酷くなっていますよ。」

ピット「くくく・・・この技を早く誰かで試してみたい!!」

パルテナ「あの・・・ピット・・・?」

ピット「!! はい、何ですか?」

パルテナ「何を興奮しているのです、ブス面がますます酷くなっていますよ。」

ピット「ふん、どうせブスだよ・・・。」

パルテナ「とっとと仕事しなさい。」

ピット「・・・嫌だね!仕事なんか、かったるくてやってられっかぁ!!」

パルテナ「とっとと仕事せんかい。」

ピット「もう仕事は飽きたんだ!絶対にやるもんか!!」

パルテナ「・・・ならもうクビだ!働かない社員など要らん!!」

ドン!!

天空界から突き落とされたピット。

ピット「酷     !!」

こうしてピットは旅立った。

カービィ「私の勝ちのようだな・・・マリオよ。」

観客「きゃ   !!カービィさま   !!」

マリオ「く・・・せこい・・・。」

カービィ「そうさ、ぼくはせこいのさ。今までもせこさで勝ち上がってきた。
     そしてこれからもぼくはせこさで生きていく。邪魔な者は潰す。コレのどこが悪い。」

マリオ「く・・・。」

カービィ「今回の戦いも、君が邪魔だったから潰す事にしたのだ。さあ、祈れ。終わりだ・・・。」

マリオ「くそ・・・!!」

カービィ「はっはっは!!君がゴミのようだ!!いや、ゴミ以下だなぁ!!」

カービィがマリオに止めを刺そうとした、その時     

緑色の服装をした、変な者が、下に何かつけながらやってきた。

そして、それを落としていった。

カービィ「ん?これは何だ?」

カービィがそれに近付くと、それには『爆弾』と達筆に書かれていた。

そして、数字がめまぐるしくうつり変わる、時計のような画面もついていた。

マリオ「そ、それは・・・。」

カービィ「デジタル時計だー♪欲しかったんだよね、コレ。」

マリオ「違う、それは爆弾だ!」

カービィ「爆弾・・・。へえ、世間ではデジタル時計=爆弾なのか。知らなかったよ。」

マリオ「違う!早く逃げないと爆発するぞ、早くその場から離れろ!!」

カービィ「私の鋼鉄のボディには、爆発など通用せん!!かかってこいや、デジタル時計!!」

マリオ「お前の体のどこが鋼鉄なんだ!?早く逃げるべきだぞ、おい!!」

カービィ「デジタル時計に負けたら人類の恥!!わたしはデジタル時計になど負けんぞぉ!!」

マリオ「おい、そんな事するより、見てみろ。いつの間にか敵もいるんだが。」

マリオが敵を指差しながらそういった瞬間、カービィはケータイを取り出す。

マリオ「カービィ、敵を倒してとっとと逃げるぞ!!」

マリオがそう言ってカービィを見た時、目に飛び込んできたのは

カービィ「何ィ、救助隊が来れないだと!?こんな時のために賄賂を贈ってやってるんだ!
     お前の権力でとっとと救助隊を動かせ!!早く来い!!」

カービィがマリオの言葉には耳もくれず、携帯電話で救助を要請している姿だった。

誰にしているのだろうか。それ以前に、カービィが賄賂を贈ったといっているが、それは汚職では?

そもそも、爆発も効かないほどの鋼鉄のボディを持つ人間が、ザコ敵程度になぜ逃げるのだろうか。

マリオがそんな事を考えていると、敵がこっちに走ってきた。

ボスパックン「くらえー!!」

ボスパックンがカゴをカービィに向けて振りかぶった。

カービィ「おい、こら!日頃から賄賂を贈ってやってるカービィ様の恩を忘れたのか!?」

マリオ「逃げろォ、カービィ!!」

ボスパックンが、カゴをカービィに振り下ろす。

カービィ「・・・ストーン!」

カービィが一瞬だけストーンを繰り出した。

2つの内、1つのカゴが折れ、吹っ飛んでいった。

そして、マリオにぶつかった。

マリオ「プンギェッ!!」

マリオは、はるか彼方へカゴと共に吹っ飛んでいった。

ピーチ「マリオ     !!」

ピーチとゼルダが駆け寄ってきた。

ボスパックン「・・・馬鹿め!!」

ピーチは、もう1つのカゴに閉じ込められた。

そして、そのままボスパックンは逃げていった。

カービィ「ふむ・・・。逃げられてしまったか。まあ、いいか・・・。」

ゼルダ「ええ!?いいんですか!?逃げられていいんですか!?」

カービィ「あいつはすでに逃げてしまった。いまさらそんな事をいっても始まらないだろう?」

ゼルダ「・・・ひねくれてますわね~。」

カービィ「違う、割り切って考えているだけだ。
     それに、追いかけるよりも、もうすぐ爆発するデジタル時計の方を何とかすべきかと思うのでな。」

ゼルダ「なるほど。っていうか、もうすぐ爆発するの!?早く解体しましょう!!」

カービィ「無理だな。専門家から聞いた話だが、この爆弾は分解できないようにあらゆる仕掛けがあるらしいのだ。」

ゼルダ「・・・誰に聞いたんですか?」

カービィ「個人情報は他人には言わない主義なので言えないね。さて、じゃあ逃げるか。」

カービィが叫んだ。

カービィ「ワープスター!来い!!」

カービィとゼルダは、ワープスターに乗って逃げていった。