スマブラ個人小説/チャカラの小説/血ノ涙

Last-modified: 2013-05-18 (土) 12:59:35

ここは?

第九回短篇個人小説投票会に記載した小説、「血ノ涙」です。
ハッキリ言ってただのパクリ。
第一0票だったし。
普通に予想してたけど

本文



ふぅ…ふぅ…ふぅ…


ここは…どこ?………


ここは砂漠。何もかもが渇いた場所


そんな言葉が相応しい


何もかもが干乾び、水も無く、物凄く暑い


暑い…水が欲しい…


彼はこの砂漠を、もう四時間程歩いている


引き返したくても、


引キ返スナ…


引キ返スナ…


と、声が聴こえ、体は拒む


雨でも降ってくれないかと願ったが、一向に降る気配は無い


いい加減にしてよ…もう嫌だ…


気力、体力、精神力から何から何まで限界に達している…


そして…立ち止まる…


諦めるしか無い…のか…


彼は、そんな事を考えている


………いや…


ここで立ち止まる訳には……


死ネ


………え?


突如、何か声が聴こえた


死ネ


気が付くと、囲まれていた


謎の雑魚敵に…


何も持たない彼は、何も出来ない。


「死ネ…死ネ…死ネ…」


そして、囲みは狭まっていく
「死ネ!死ネ!死ネ!」


その声しか聞こえない…








「……………」 怖い…怖いよ…


「………ス…」 誰?…


「…マ…ス…」 敵?来るな…


「…マルス!」 ここ…は?…


ロイ「いつまで寝てんの?さっさと起きたら?」


あれは、夢…か…


彼は、夢の事を話す


答えはいつも同じ。


「またその夢?」


ロイ「これで15回連続…ていうか、敵が…来てるよ?」


ああ、またか。


そう思って、ロイと共に出て行く。


心には、罪悪感が生まれていた…








オ前ガ我ラヲ殺シタ…オ前モ死ネ…ソシテ…血ノ涙デ詫ビロ……








マルス「?…っ!」








血ノ涙デ詫ビロ……

~fin~