創作シリーズ/創作キャラクター/THE KING OF FIGHTERS '94

Last-modified: 2019-12-30 (月) 11:13:07

THE KING OF FIGHTERS '94

THE KING OF FIGHTERSシリーズからオロチ編主人公の京が参戦。因みに本名は草薙 京(くさなぎ きょう)。
1800年前、地上の全てを無に還さんとしたオロチを倒した、伝説的英雄の草薙一族の末裔だが本人にその自覚は薄く、気ままに毎日を過ごしている。因みに服装はネスツ編のそれとなっている。カラーチェンジでXII以前のアッシュ編、マキシマムインパクトシリーズの服に変更可能。
CV:野中政宏、前野智昭※
※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

使い勝手のよい優秀な通常ワザと接近戦で力を発揮する必殺ワザを持つ、バランス重視のインファイター。
原作、KOFでは初代から主人公として登場し各シリーズでも主役を張っていただけあり、格ゲーの主人公の肩書に相応しい優秀な通常ワザを揃えている。どの技も発生に優れ判定が強く、リーチもそこそこ。必殺ワザも近距離戦に適したそれを保持し、これらの各種攻撃を併用して生み出される爆発的なラッシュ力は頼もしい。歩きの速度は平均的なそれだが、ダッシュの速度は中々で敵と間合いを詰めやすいのが嬉しい。体重やジャンプ力も及第点で、基本性能において目立った穴はない。
反面、庵や父・柴舟と異なり闇払いが実装されていないため遠距離戦が得意な相手には苦戦を強いられやすい。また、復帰に使える技の性能がイマイチのため、復帰力に不安が残るのが欠点と言えば欠点。
・B:弐百拾弐式・琴月 陽
前方へ走り込み、他のキャラと間合いが近づくと肘打ちを繰り出す突進技。
肘打ちがヒットした場合に限り、相手を掴みあげて爆破する追加攻撃に移行する。発生と突進速度が速く、総合的なダメージ、ふっ飛ばし力も優秀。また、空振りする限りには隙は少ないのも利点。が、リーチの長い攻撃で迎撃されると潰されやすく、ガードされた場合は相手とほぼ密着した間合いで隙を晒してしまうため非常に危険。
・横B:百拾四式・荒咬み
踏み込みつつ炎を纏った拳でボディブローを繰り出す。追加入力で派生技に移行可能。
初段のボディブローはリーチこそ若干短いが発生が速く判定も強いため、近距離戦で使いやすい。ダッシュから相手に肉薄しつつ繰り出していこう。また、ここからさらにマーベラスコンビネーションのように複雑な派生があり、各種派生技を使い分ければその多彩な技の数々で敵を圧倒可能。京の接近戦の強さを支える重要な技となっている。
・横B(スマッシュ):百拾五式・毒咬み
大きく踏み込んで炎のフックを繰り出す。
初段のフックのダメージが高く、リーチも長い。発生こそ若干遅めだが、後隙は小さいので中距離以内での接近手段としても有効。また、僅かな時間だが相手の攻撃を受けても怯まないアーマー状態になる瞬間が存在するため、これを利用して強引に当てに行くことも可能。上記の"百拾四式・荒咬み"と違い複雑な派生が無くなりフィニッシュまで一本道になるのも特徴で、全ての攻撃がヒットすれば大ダメージを与えたうえで敵を大きくふっ飛ばせるが総じて攻撃中と攻撃後の隙が大きく乱用は危険。
・上B:百式・鬼焼き
炎を纏いつつ肘打ち、同時に飛び上がる。上昇系必殺技。
発生がそれなりに速くダメージとふっ飛ばし力がそこそこ優秀。攻撃が出るまでは無敵状態になっているため、乱戦などでブッ放してみたり相手の攻めに対する強引な反撃として使うのもアリ。とはいえ技後はしりもち落下になるため空振り、もしくはガードされると確実に反撃を受ける。復帰の際にも使っていくことになるが、横への移動距離が若干短いのが難点。
・下B:R.E.D.KicK
弧を描くような軌道で飛び上がりつつ蹴りを繰り出す。
ダメージとふっ飛ばし力はさほど大きくないものの発生が速いうえに着地後の硬直が少ないため、技後は続けて攻め込める。中距離以内の間合いにおいて奇襲や接近手段に最適といえる。このほか空中で使用した場合の横の移動距離も中々大きいため、復帰技としても使える。その場合は攻撃発生前にスティックを横へ入力しておけば移動距離が増える。ただし縦への上昇高度はほとんどないため、状況に合わせて上記の"百式・鬼焼き"との使い分けは必須となる。
・最後の切りふだ:最終決戦奥義・無式
「見せてやる…草薙の拳を!!」
その場に巨大な火柱を生み出す。直後、その火柱を突っ切り全身に炎をまといつつ渾身のブローを放つ。
発生が速く初段の火柱の攻撃範囲はそれなりに広いものの、ヒットした間合いが遠い場合は続くブローが空振りしてしまいダメージが激減してしまう。ブローのリーチは少々短いため、確実にヒットさせるなら相手と近づいて使用することが前提となる。その分ダメージ、ふっ飛ばし力といった威力の方は優秀。
・最後の切りふだ2:裏百八式・大蛇薙(Ver.MAX)
「食らいぃ…やがれぇぇぇっ!」
ダメージが80%以上で使用可能。炎を全身に宿し、力を込めて前方を巨大な爆炎で薙ぎ払う。
出掛かりから攻撃判定を有する上に無敵時間があるので対空に使え、突進部分まで決まればダメージはかなりのもの。また、突進部分だけでも攻撃範囲が広い上に相当の吹っ飛ばし力を有するので、投げから狙ったり発生の早さを生かして連続技に組み込むのもアリだ。
・最後の切りふだ3:最終決戦秘奥義・十拳
「うおぉぉぉぉ…!燃え尽きろぉぉぉぉ!!」
ダメージが150%以上で使用可能。拳を大きく振りかぶると同時に全身に炎を纏い、拳を突き出し前方へ突撃する。
いずれかの相手に突撃がヒットした場合、巨大な炎が発生しステージを飲み込む。初段がヒットすれば続く炎も確定し、大ダメージを与えたうえで大きくふっ飛ばせる。初段がヒットしなかった相手も、その後の炎から逃れることは難しい。初段の発生、攻撃速度、いずれも優秀で総合的な性能は上々にまとまっている。
・登場演出
手に宿した炎を握りつぶしつつ構える。「行くぜ?」or「さぁ…始めようか」or「覚悟はできてんのか?」
(敵に庵がいる場合)「炎が…お前を呼んでるぜ!」
(敵にリュウがいる場合)「手加減は必要ないみたいだな…本気で行くぜ!」
・キャラ選択時のボイス
「どっからでもきな!」
・アピール
上アピール:人差し指を立てて腕を振る。「甘ぇーなぁ」or「もうお休みかい?」
横アピール:手の平の上に炎を生み出し、握りつぶす。「歴史が違うんだよ」
下アピール:その場で軽くとび跳ねつつ構え直す。「これからなんだろ?」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:左の拳を握りしめてそれを掲げる。「俺のぉ、勝ちだ!」
勝利ポーズ2:指先に生みだした小さな火を吹き消して笑う。「ヘッ、燃えたろ?」
勝利ポーズ3:拳に宿した炎を払いつつ、斜に構えたポーズ。「あんたじゃ燃えねぇな…」
・特殊勝利台詞
(敵に庵がいた場合)「てめぇの生きがいを奪っちゃかわいそうだからな…負けてられねぇんだよ!」
(敵に京、京(EX)がいた場合)「まだコピーどもがうろついてやがる。ぞっとしねぇな」
(敵にルガールがいた場合)「のこのこ出てきやがって!よっぽど火あぶりが好きなんだな!」
(敵にアッシュがいた場合)「てめェにもいろいろと事情はあるんだろうが、とりあえず落とし前はつけさせてもらったぜ!」
(敵にテリーがいた場合)「おいおい、ちょいとだらしなさすぎやしねぇか、伝説の狼さんよ?…牙を砥いで出直してきな!」
(敵にギースがいた場合)「烈風だか疾風だか知らないが、俺の炎はそんなもんじゃ消せないぜ!」
(敵にリュウがいた場合)「親父から聞いてただけはあったな。強かったぜ、あんた」
(敵にケンがいた場合)「『炎の昇龍』の看板、あんたにゃ重すぎるぜ、降ろしちまいな!」
(敵にベガがいた場合)「へっ、オロチ並にいやーな雰囲気だぜ…!」
(敵にさくらがいた場合)「結構面白かったぜ。年下でマシに戦えるやつがいねえからな」
(敵に豪鬼がいた場合)「背筋にビンビン響いてきやがる…アンタ、何者だ?」
(敵に殺意の波動に目覚めたリュウがいた場合)「俺を殺す気だってんなら、こっちもそれなりの対処はするぜ!」
(敵に炎使い系のキャラがいた場合)「これが草薙1800年の炎ってやつだ!存分に拝んだか?」

アテナ

THE KING OF FIGHTERSシリーズからアテナが参戦。因みに本名は麻宮(あさみや)アテナ。
古くは「サイコソルジャー」というアクションシューティングゲームに登場するキャラだが、昨今ではもっぱらKOFのキャラとして認知されている。デフォルトのキャラデザインはKOF13のセーラー服姿だが、カラーチェンジで歴代タイトルのコスチュームに外見を変更可能。それによるキャラモデルパターンが非常に多い贅沢なキャラ。
CV:福井玲子、長崎萌(平良千春)、さとう珠緒、栗栖ゆきな、池澤春菜※
※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

若干クセのある通常ワザとバランスが良く使いやすい必殺ワザを兼ね備えるスタンダードタイプ。
見た目は普通の女の子だが体重や地上での機動力といった基本性能は平均クラスになっており目立った特徴や欠点はない。その中でジャンプ力が高いうえに空中制動力も優秀という特徴を持ち、風船族のようなふわりとした動きで宙を動き回れる。このほかカベジャンプが使用可能なのも特徴。必殺ワザの内容もそれなりにバランスの取れたそれとなっており、性能も素直で使いやすい。特に、"サイコボールアタック"を駆使した中距離での抜群の安定感は原作を彷彿とさせること間違いなし。
これだ!というほどの目立った欠点はないが、通常ワザはマリオなどのようなキャラと比較するとややクセが強く上手く扱うには慣れと技術がいる。スタンダードタイプらしく破壊力に優れた技は少なく、決定力不足も悩みどころ。常に自分のペースを崩さず試合の流れを相手に渡さないまま勝負を決めてしまいたい。
・B:サイコボールアタック
ピンク色の光弾を前方に撃ち出す飛び道具。
全体的な性能が手堅くまとまっている技だが、その中で射程距離が長めで離れた相手にも機能しやすい。後隙も小さめな部類に入るため、撃った後に光弾を追いかけるようにして盾代わりに使うことも可能。このほか光弾はサイズが比較的大きめのため、攻撃判定が広く若干避け辛いという特徴もある。
・B(空中):フェニックスアロー
アテナ自身がピンクの光をまとって斜め下へ突撃する。
発生が速いため奇襲気味に使うとヒットさせやすい。また、着地するまで多段ヒットする性質があり打点によっては高いダメージを期待できる。また、この技で地面に着地すると前方に向けて蹴りを出す動作が出る。この蹴りはふっ飛ばし力がそれなりに優秀でヒット時のリターンは大きい。が、やはり隙は大きく空振りしたりガードされると危険。
・横B:サイキックテレポート
スティックで指定した前後のどちらかに高速で移動する移動技。
移動に移るまでに一瞬の間があるもの、移動中は完全に無敵で移動速度もかなり速い。移動後の硬直も極端に少ないため、かく乱や接近手段として多用できる。また、スマッシュ入力した場合は移動に移るまでの時間が若干伸びるものの、同時に移動距離も増す。空中で使用した場合は技後にある程度の行動が可能なため、下記の"サイコソード"組み合わせて使えば復帰の際にも役に立ってくれるだろう。
・上B:サイコソード
ピンクの光を宿した腕を振り上げつつ飛び上がる。
発生が速く、ヒット数が多いため根元から当てると高いダメージを出せる。が、逆にカス当たりすると微々たるダメージしか与えられないのが難点。ふっ飛ばし力も低い。出始めに無敵時間があるのも特徴で乱戦や相手の攻めに対してブッ放すのも面白いが、無敵時間は極々短い間しか持続しないので過信は禁物。いずれの場合も、技後にある程度の行動が可能なため空振り時のフォローがしやすいのは利点。
・下B:サイコリフレクター
前方にピンク色のバリアーを発生させる。
リフレクターの名の通り、バリアーは相手の飛び道具などを跳ね返すことが可能。発生までに一瞬の間があるため使う際は速めに技を出すことを心がけるといい。バリアー自体にも攻撃判定があり、ヒットさせた相手を一定のふっ飛ばし力でふっ飛ばせる。後隙は小さめだが動作時間が長いうえにバリアーは見た目通り前方にしか効果がないため、使うタイミングなどを間違えると隙だらけになるので気をつけたい。
・最後の切りふだ:シャイニングクリスタルビット
自分の周囲に光のビットを数個放つ。
放たれたビットはステージ上を高速で飛び回り、ある程度は自動で敵を狙って攻撃してくれる。一定時間後、ビットがアテナの下へ戻ってきて技は終了となる。攻撃中はアテナ自身は一切動けないほか、ビット一発あたりのダメージとふっ飛ばし力も若干低めなものの、ビットの飛行速度はかなり速いためダメージを蓄積させる手段としては有用。
・最後の切りふだ2:サイコメドレー13
前方へ突撃。自身のダメージが100%以上で使用可能。
それがヒットすると乱舞を叩き込む。乱舞の最中はアテナのコスチュームが歴代のそれに次々と切り替わっていく。トドメにそれぞれ別のコスチュームを着た自身の分身を召喚し、一斉に攻撃。初段の突撃は発生が速いうえに突進距離が長い。ただし、突進速度は若干遅いためなるべく敵に近づいてから使いたい。一人の相手にしかヒットしない制約はあるものの、ダメージとふっ飛ばし力は文句なしに強烈でアテナにとっては貴重な技。
・登場演出
その場でくるりと回って周囲にピンクの光をばら撒きつつ構える。「頑張りまーす!」
・キャラ選択時のボイス
「アテナ、行っきまーす!」
・アピール
上アピール:眠たそうに眼をこすりながら大きく伸びをする。「ふぁーぁ…」
横アピール:画面手前に向かってウィンク。小さな星のマークが出る。「アテナにお任せ☆」
下アピール:前方に向かって申し訳なさそうに頭を下げる。「あ、ゴメンなさい!サインだめなんです」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:片手を腰に当ててもう片手を額に当ててポーズ。「イェーイ!かーんぺき☆」
勝利ポーズ2:嬉しそうに何度か飛び跳ねた後に親指を立てた片手を掲げる。「やったぁ!グー!」
勝利ポーズ3:両腕を大きく広げてピンクの光を振りまきつつポーズ。「負けられない!サイコソルジャーの名にかけて!」

ハイデルン

THE KING OF FIGHTERSシリーズからハイデルンが参戦。
「怒 -IKARI-」に登場したラルフ・クラークの上官という設定のキャラクターであり、KOFシリーズにて初めて登場した。KOFシリーズに登場するレオナ・ハイデルンの養父でもあり、使用技が一部重複している。
カラーチェンジでKOF98(夜戦仕様ダークブルーカラー)のコスチュームに変更可能(CV:新居利光)。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

長身でリーチの長い攻撃を使えるが、移動速度やジャンプ力にも優れており空中戦も得意。
ただしキャラの重さが軽く、連続技や無敵技に乏しいため劣勢時やここぞという時の決定打に欠ける。序盤から主導権を握っていくことが重要。
・上A:シュターナルナゲール
上から弧を描くように足を振り下ろす蹴り技。二段ヒットする。
・ダッシュ中A:サザンクロス
軽く跳ねながら手刀を放つ。原作での空中ふっとばし技で、攻撃の瞬間は下段無敵。
・つかみ攻撃:ストームブリンガー
掴んだ相手に手刀を突き刺しエネルギーを吸い取る。自分のダメージを回復できるが5連打で1~2%と回復量は微々たるもの。
・前or後投げ:スタンピング/バックスタンピング
前はその場で、後は相手の背後に素早く回ってから手刀で突き飛ばす。
・上投げ:キリングブリンガー
掴んだ相手を投げ上げ下からの手刀で突きエネルギーを吸い取る。原作ではカウンター技だったがスマブラでは投げ技に。こちらもダメージを回復(2~3%)できるが、上空には殆どふっとばせない。
・下投げ:リードベルチャー
倒した相手に手刀を振り下ろす
・横スマッシュ:ぶっとばし
95以前の地上ふっとばし攻撃(原作における正式名称であり「ふっとばし」ではない)。横方向への蹴りを放つ。リーチが長く使いやすい。
・上スマッシュ:エクスカリバー
振り上げるような手刀。ホールドすると斜め上に指を突き出す攻撃(98以降の地上ふっとばし攻撃)になり、判定弱体化の代わりに発生が早くなる。
・下スマッシュ:エストックスティング
下段に蹴りを放つ。これもリーチは長いが、前方しか攻撃できない。
・B:クロスカッター(ハイデルン版)
「Kill!」
腕を交差させて真空の刃を撃ち出す飛び道具。発生が遅いため通常技から連続技とならない。弾速がゆっくりで硬直が短いため、放った刃を追いかけて盾のようにして攻め込む戦法が可能。
・横B:ストームブリンガー
横方向に手刀を突き出し、ヒットすると相手からエネルギーを吸収する打撃投げ。ヒットすると自身のダメージを微量ながら回復でき、ヒット後連打すると攻撃時間と回復ダメージ量がアップする。始動が打撃のためシールドで防がれてしまうが、発生そのものは遅くない(強攻撃並)ので弱攻撃などから連続技になる。
・上B:ネックローリング
ハイジャンプで斜め上空に飛び上がり、相手を掴むと相手の体を軸として周囲を横回転しながら切り裂く打撃投げ。ファルコンダイブと異なりシールドでの防御が可能だが、相手に防御されると反転して跳ね上がるので反撃は受けない。ジャンプ中無敵が無く、攻撃判定も狭いため相手の対空技やカウンターなどであっさり迎撃されやすい。無闇な乱発は控えよう。
・下B:ムーンスラッシャー
手刀で自分の周りを真円形に斬り裂く。上空や前後の相手を一度に攻撃できる。レオナの使う同名技と比べると発生がやや遅く無敵時間も少ないが、所定の位置で当てる(ハイデルンの斜め前方45°)、相手の攻撃に相殺で当てることでダメージが跳ね上がるという性質を持つ。
またこの技を空振りした直後につかみ攻撃・上投げ・横Bを成立させると与えるダメージと回復ダメージ量が増加する特殊効果があるが、他の技(弱攻撃含む)を挟んでしまうとこの効果は消失する。
・最後の切りふだ:ファイナルブリンガー
「Go to Hell!」
超高速で上空に飛び上がると、近くに居る相手一人の位置をサーチして降下。相手を掴むとストームブリンガー同様手刀で貫きつつエネルギーを大量に吸い取る。
近くにいる相手の位置をサーチして飛びかかる性能が付与されているため近距離で発動されると回避も防御も難しいが、威力は切りふだとしては控えめ。
成功すると自身のダメージを約50%ほど回復できるため、相手へのトドメ用というよりは追い詰められた時の回復用に用いるべき切りふだと言える。
・最後の切りふだ2:カリバーン(ハイデルンエンド)
「The End!」
自身のダメージが150%以上で使用可能。その場で上スマッシュのモーションで手刀を振り上げると前方に連なる衝撃波を高速で飛ばす。
衝撃波は長距離まで飛び連続ヒットするので、ステージ形状やヒット位置によっては押し出しも可能。
また至近距離でヒットすると切り裂いた相手を打ち上げた後、突きから爆発させる「ハイデルンエンド」で追撃する。密着ヒット時はほぼ撃墜確定のため、相手を十分に引きつけてから放ちたい。
・登場演出
闇の中から目を光らせながら静かに現れ、手刀を上下に二度振って構える。
(敵にルガールがいる場合)前方を指差す「所詮貴様は流れ星!墜ちるさだめにあったのだ…」
・キャラ選択時のボイス
「次はお前だ!」
・アピール
上アピール:横に手刀を払い、返り血を散らす
横アピール:指を動かし挑発するフィンガーサイン
下アピール:取り出した指示棒で手を軽く叩いた後、前方を指す
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:画面手前を指差す「任務続行せよ!」or「次はお前だ!」
勝利ポーズ2:軍帽を脱ぐと、目を光らせて前方を睨む
勝利ポーズ3:上空から降ってきたトレンチコートを纏う「…任務完了!」
・特殊勝利台詞
(敵にラルフ、クラークがいた場合):「基礎から教えたのはこの私だ!お前の攻撃が読めぬわけがない!」
(敵にレオナ(KOF)、ウィップがいた場合):「次の対戦までに鍛え直しておけ。これ以上私を落胆させるな」
(敵にルガールがいた場合):「何度でも蘇るがいい。その度に私は貴様を葬るだけだ」
(敵にゼロ(KOF)がいた場合):「なるほど…変装だけが取り柄というわけではないようだな」

ラルフ

THE KING OF FIGHTERSシリーズからラルフが参戦。フルネームはラルフ・ジョーンズ。
古くは「怒 -IKARI-」というアクションシューティングゲームに登場するキャラだが、昨今ではもっぱらKOFのキャラとして認知されている。
カラーチェンジによりKOF94~98・KOF99~XI・KOFXII~XIII・KOFXIV・アーマーラルフ・「怒」コスチュームに変更可能。
(CV:前塚あつし(モンスター前塚)、しのや文秀 ※キャラボイスチェンジシステムによって、声優の切り替えが可能)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

地上戦における通常技の攻撃力の高さが最大の特徴。必殺技・スマッシュ攻撃も高威力だが全般的に大振りの技が多く、回避能力・カウンター技の性能が高い相手には不利になりやすい。
キャラの重さもあるため、連続技よりも単発による一発逆転を狙う戦法が向いている。初心者にも使いやすいキャラクターである。
また、アーマーラルフ状態でも使用技は一切変化せず、普通にシールドも張れる。
・ダッシュ中A:ラルフタックル
前傾姿勢のままタックルを放つ。ヒット時ダウンを奪えるがシールドガードされると反撃は必至。
・つかみ攻撃:ダイナマイトヘッドバット
頭突き。連打しても原作同様一撃しかヒットさせる事ができないが、威力はつかみ打撃技としては高い。
・前投げ:高角度喉輪落とし
頭上に持ち上げた相手を地面に叩き付ける。
・後投げ:ノーザンライトボム
抱えた相手を後方に投げ落とす。
・上投げ:スーパーアルゼンチンバックブリーカー
下記のクラークと共通で搭載されている投げ技。担いだ相手を上空に放り投げ、星にならない場合のみバックブリーカーで受け止めた後叩き付ける。投げ飛ばすまでに上連打で「投げっぱなしアルゼンチンバックブリーカー」になり、待機をジャンプキャンセルできる。
・下投げ:馬乗りバルカンパンチ
原作では超必殺技だがこちらでは下投げで使用。マウントポジションを取りパンチ連打を浴びせる。
・横スマッシュ:ギャラクティカマグナム
横方向にパンチ。原作におけるふっとばし攻撃。
・横スマッシュ(ホールド):バーニングハンマー
爆発を伴うボディーブローを放つ。威力はギャラクティカマグナムより増すがボディーブローのため射程が短くなる。
・上スマッシュ:ジェットアッパー
アッパーカット。ホールド一定時間以上成立時、ラルフの体が一瞬光ったタイミングで離すと下の「アンブロック」が発動する。
・上スマッシュ(ホールド後一定のタイミングで離す):アンブロック
スマッシュホールドの振りかぶった態勢から下から上に爆発を伴うアッパーを振りぬく。
シールドを一撃で破壊しスマッシュ力も高いが、発動させる溜めのタイミングがシビアで発生時無敵も無いため当てにくい。
・下スマッシュ:爆弾ラルフパンチ
地面に拳を叩き付けると周囲に爆風を起こす。
・B:バルカンパンチ
両腕に炎を纏い前方に向かって素早いパンチを振る。
B連打で持続可能、かつ連打中に前or後で連打しながらの微速移動も可能。足下に攻撃判定が無く隙だらけなので相手の下段攻撃に注意。
・横B:ガトリングアタック
「でりゃー!」
前進しながらフック→裏拳→アッパーカットの三連撃を放つ突進技。追加入力は必要なく1コマンド入力で必ず三連撃放つ。バルカンパンチと異なり発生時は足下が無敵となっているため下段攻撃で潰されにくいが、しゃがんでいる相手にはカス当たりになる。最後まで当たると上空に吹っ飛ばせる。
・(横B中に)B連打:バリバリバルカンパンチ
ガトリングアタックの二段目始動までにBを一定回数以上連打するとこの技に移行する。
二段目の裏拳からバルカンパンチ連打に繋げ、その後にアッパーカット(「アンブロック」と同じモーション)で上空に打ち上げる。与えるダメージとふっとばし力がアップするが、その分防御された時の隙も増す。
・上B:ラルフキック
「ラルフキーック!」
後方に身をのけぞらせて地に手をつき、腕の力で前方に飛んで錐揉み回転しながら放つドロップキック。発動後は尻もち落下になる。空中では手をつくモーションが省略されるため発生が少し早くなるが、代わりに飛距離が少し落ちるため復帰目的で使用する時は距離に注意すること。
・下B:急降下爆弾パンチ
地上版は前斜め上に飛び跳ねてからの急降下、空中版は直接急降下してパンチを繰り出し着地時に爆発する突進技。
地上時発生時は対空技としても使用できるが無敵はない。空中では奇襲・対空技潰しで使用しよう。
・最後の切りふだ:ギャラクティカファントム
「ギャラクティカファントム!ドッカーン!!」
体を後ろに捻ってから、大きく振りかぶったラリアットのようなパンチを繰り出す突進技。シールドによるガード不能、かつ直撃すると重量級のキャラクターでも一撃で撃墜することが可能。
唯一にして最大のデメリットは発生の遅さ。パンチを放つ前に背後or別段差に逃げられてしまうとどうしようもないので、ステージの形状を利用するなど確実に決めるには工夫が必要となる。
・最後の切りふだ2:馬乗りギャラクティカファントム
ダメージが150%以上の時に切りふだを発動すると使用可能。
まず前方に高速突進し、相手にぶつかるとマウントを取る。その後地面に倒した相手に対し大きく振りかぶったパンチを浴びせ上空にふっ飛ばす。切りふだ1より発生と突進スピードが早いが、切りふだ1と異なり一人しか攻撃に巻き込めず、単純な威力でも切りふだ1より低い。しかし…!?
・最後の切りふだ3:ライジングギャラクティカ
最後の切りふだ2成功時「相手が星になっていない」状態で「馬乗りギャラクティカファントムのマウント時にAを一定回数以上連打する」ことで追加で発動する。
相手が上空に打ち上げられた時と同じ軌道で落ちてくるため、その時に落ちてくる相手と重なる瞬間にタイミングよくAを押すことで追撃のアッパーカットを放つ。
・最後の切りふだ4:ギャラクティカヴァンガード
「とっておきだぜ!うおおおおお~!破壊力~!!」
最後の切りふだ2成功時「相手が星になっていない」「ダメージ%200%以上」「馬乗りギャラクティカファントムのマウント時にAを一定回数以上連打する」の全ての条件を満たすと発動できる。
打ち上げ後後転して間合いを少し離すのが切りふだ3との違いで、その後落ちてくる相手と重なる瞬間にタイミングよくAを押すことでギャラクティカファントムで追撃する。
・登場演出
手にしたビンの酒を一気に飲み干し、バンダナを頭に巻いて構える「うおーっ!とっととかかって来い!」
クラークとチームを組んで同時登場する時は演出が異なる。
(ラルフ)「いくぞクラーク!」(クラーク)「おぅ!」(二人)「クロス・チェンジャー!」
・キャラ選択時のボイス
「おーし!格闘ゴッコでも始めるかぁ!?」
・アピール
上アピール:外したバンダナを巻きなおす「とっととかかってこい!」
横アピール:拳を突き上げる「よーし!トドメ行くかぁ!」
下アピール:手を下に出しそっぽを向いて「ヒューッ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:両拳を合わせて鳴らした後両腕を広げて雄叫び「うおーっ!」
勝利ポーズ2:低く屈みながらガッツポーズ「イエーイ!任務完了!」
勝利ポーズ3:力コブを作りガッツポーズ「しゃあっ!器じゃねぇんだコラァ!」
・特殊勝利台詞
(敵にハイデルンがいた場合):「教官!もう歳ですかい?でも、引退ってのはナシですよ!」
(敵にレオナがいた場合):「へへっ!ようやくお前にも俺たちのノリが判ってきたみてェだな!」
(敵にクラークがいた場合):「おいクラーク、俺が上官だからって遠慮する必要はねェからな?」
(敵に京がいた場合):「いいかオイ、ナパームよっか熱い拳ってなのはな、この俺様のゲンコ以外ねぇんだよ!」

クラーク

THE KING OF FIGHTERSシリーズからクラークが参戦。フルネームはクラーク・スティル。
古くは「怒 -IKARI-」というアクションシューティングゲームに登場する2Pキャラだが、昨今ではもっぱらKOFのキャラとして認知されている。
カラーチェンジによりKOF94~98コス・KOF99~XI・KOFXII~XIII・KOFXIV・「怒」コスチュームに変更可能。
CV:島よしのり、傘谷友※
※キャラボイスチェンジシステムにより、声優の切り替えが可能。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

一撃の破壊力に優れたラルフと比べると機動力や空中攻撃の性能で優れており、多彩な投げ技で相手の守りをこじ開ける戦法を得意とする。
打撃技(特にパンチ技)はラルフの下位互換のため、格闘と投げを上手く使い分けて闘う必要がある。
・ダッシュ中A:マウントタックル
突進して相手を押し倒す。ダメージは与えられないがヒット時のみつかみ状態に強制移行する。見た目と違いシールドによる防御は可能なので注意。
・つかみ:ストンピング
中段押し出し蹴り。ラルフのつかみ技と違い連打可能。
・前投げ:クラークリフト
相手を逆さまに抱えあげて前方に投げ捨てる。
・後投げ:スリーパーリフト(D.D.T)
相手を抱えたまま後に倒れこんで背中から後方に叩き付ける。
・上投げ:スーパーアルゼンチンバックブリーカー
担いだ相手を上空に放り投げ、星にならない場合のみバックブリーカーで受け止めた後叩き付ける投げ技。ラルフの同名技より威力が高いが、上連打によるキャンセルはできない。
・下投げ:ローリングクレイドル
掴んだ相手と共に転がりながら連続で叩き付ける。移動を伴うのでステージからの落下に注意。
・横スマッシュ:32文キック
両足によるドロップキック。原作におけるふっとばし攻撃。ラルフと違いホールドによる派生はない。
・上スマッシュ:ジェットアッパー
アッパーカット。こちらもスマッシュホールドによる派生はない。
・下スマッシュ:フラッシングエルボー
倒れこんでエルボーを放つ。威力はスマッシュにしては低めだが、投げ技(通常・必殺問わず)の後にキャンセルで入力する事で倒れた相手を自動追尾するようにクラークが駆け寄りエルボーを落としてくれる。
・B:バルカンパンチ
両腕で前方に向かって素早いパンチを振る。B連打で持続可能、かつ連打中に前or後で連打しながらの微速移動も可能。
ラルフの同名技より威力が低く、近距離では投げ技を使った方がダメージ効率が良い。出は早いので対空や突進してくる相手への牽制向きの技。
・横B:ガトリングアタック
「歯ぁ食いしばりな!」
前進しながらフック→裏拳→アッパーカットの三連撃を放つ突進技。追加入力は必要なく1コマンド入力で必ず三連撃放つ。
バルカンパンチと異なり発生時は足下が無敵となっているため下段攻撃で潰されにくいが、しゃがんでいる相手にはカス当たりになる。最後まで当たると上空に吹っ飛ばせる。
クラークの場合はラルフと違い二段目始動までにB連打による派生が存在しない代わりにこの後上Bでキャンセル可能。最後のアッパーが決まったらすかさず追加入力しよう。
・上B:ナパームストレッチ(デスレイクドライブ)
回転しながら跳び上がり、空中の相手に触れると自分の脚を絡ませて地面に叩き付ける掴み技。
落下地点に足場が無い時のみ、相手だけを真下に投げ落とす「デスレイクドライブ」に自動で移行する。故に道連れ自滅の心配は無いが、相手を掴み損ねるとそのまま尻もち落下となる。
対空技としては判定が弱く使いにくいので、ガトリングアタックからの連続技や復帰目的で使うとよいだろう。
・下B:フランケンシュタイナー(シャイニングウィザード)
「ヘーイ!」
軽く跳び上がり相手の首に足を引っ掛けた後倒れこみ、相手を後方床に叩き付ける打撃投げ技。投げつけた後は両腕を広げポーズを取る(フラッシングエルボーでキャンセル可能)。
判定は狭いがシールドによる防御はできないので、シールドを張る相手の防御をこじ開けるのに有効な技。
ちなみに始動時に前方向を連打すると、ヒット時相手を踏み台にして駆け上りヒザ蹴りを決める「シャイニングウィザード」に移行する。フランケンシュタイナーとの違いは相手をふっとばす方向と技後のポーズの有無ぐらいなので、状況や好みで使い分けよう。
・最後の切りふだ:ウルトラアルゼンチンバックブリーカー
「おりゃー!デスバレーボム!」「クラークスパーク!」
発動すると近距離の相手を掴み、スーパーアルゼンチンバックブリーカー同様真上に投げ上げる。落下した相手にバックブリーカー→再度投げ上げを二回繰り返した後、三度目に落下してくる相手を捕らえ叩き付ける。
ダメージが100%~149%の時はフィニッシュホールドが空中で捕らえて極めてから叩き落とす技に変化し、威力が少しだけアップする。投げ間合いがかなり広いが一人にしか決めることができない(フィニッシュホールドは周囲の相手を巻き込み可能)ので、撃墜したい相手を確実に掴んで発動しよう。
・最後の切りふだ2:ロアリングスフィア-怒号層圏-
ダメージが150%以上の時に切りふだを発動すると使用可能。
突進して掴んだ相手にフランケンシュタイナー→クラークリフト→スーパーアルゼンチンバックブリーカー→落下中の相手をナパームストレッチで捕らえてローリングクレイドルの順番に連続で技を浴びせ、フィニッシュホールドとして相手に飛び乗り両膝で後頭部を突き落とす「カーフブランディング」でトドメを刺す連続投げ技。始動が突進(シールドによる防御不可)のため切りふだ1より相手を掴みやすくダメージも高いが、一人しか掴めない点は変わらない。
・登場演出
サングラスを頭上に掲げた後装着し、前方に向き直る。ラルフとのチーム戦時は特殊演出あり。
・キャラ選択時のボイス
「あんた、背中が煤けてるぜ」
・アピール
上アピール:腕をグルグル回した後、両拳を合わせて鳴らす
横アピール:フィンガーポーズを取って挑発「ヘイカモン!」
下アピール:帽子を脱ぎ挨拶するようなポーズを取り、被り直す
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:口元の汗を拭うようなポーズ「おたく、渋いねぇ」or「やれやれだ」
勝利ポーズ2:サムズアップ「ヘーイ!任務完了!」
勝利ポーズ3:戦友の形見であるドッグタグを取り出す
・特殊勝利台詞
(敵にハイデルンがいた場合):「教官、暗殺術は健在ですね。正直、殺られると思いましたよ」
(敵にレオナがいた場合):「俺達はプロだ。過程じゃなく結果が重要なんだよ。……判ってるな?」
(敵にラルフがいた場合):「おやおや、もうお終いですか大佐?一度キャンプに戻って鍛え直したらどうです?」
(敵に京がいた場合):「こうなると1800年の歴史も形無しだな」

ヘビィ・D!

THE KING OF FIGHTERSシリーズからアメリカンスポーツチーム(以下アメスポチーム)のボクシング使い、ヘビィ・D!が参戦。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

ボクシングによる接近戦を得意とする典型的インファイター。移動スピードは速いが背丈が高く相手の攻撃を受けやすい。また通常状態では単発の攻撃威力が低くジリ貧に陥りやすいという欠点もあるので、うまく隙を見つけて「シャドー」による強化を行うかスピードを活かした連続攻撃で揺さぶりをかけよう。
・横スマッシュ:カウンターストレート(KOFにおける強パンチ攻撃と同モーション)
・上スマッシュ:ハイスピードアッパー(KOFにおけるふっとばし攻撃と同モーション)
・下スマッシュ:ロッククラッシュ
腕を振り下ろすパンチで足元を殴る。
・つかみ後A:ボディーラッシュ
・前or後投げ:ストマックバスター/リバースストマックバスター
胸部への強烈なブローで前方または後方にふっ飛ばす。
・上投げ:ダンシングビート
連続パンチの後アッパーカットを放つ(原作でのシャドー後版のように上空に打ち上げる)。密かにシャドーによる強化対象技に入っており、シャドー後に発動すると硬直が短くなりジャンプなどによる追い討ちがかけやすくなる。
・下投げ:密着ソウルフラワー
振りおろすパンチで殴りつけ相手ごと拳を地面に叩き付ける。モーションは後述する「ソウルフラワー」と同じ。
・ダッシュ攻撃:R・S・D(ローリング・スパイラル・ドライバー)
「逃がすかよ!」
前方に踏み込みながら左拳でコークスクリューブローを放つ突進技。シールドで防御されても反撃はまず受けないが、派手な見た目に反して威力は低い。この技もシャドーの強化対象技で、シャドー後は更に右拳で追撃を放つ連続パンチ技になる。ダメージは跳ね上がるがこちらは防御されると隙が生じるので使い分けよう。
・B:ソウルフラワー
地面を拳で殴り、自身の周囲を小さな気の柱で包む範囲技。前後に同時に攻撃ができるが当たり判定が狭く、無敵時間も短いので遠距離攻撃には判定負けしやすい。また見た目と違い飛び道具も消せない。シャドー後はニ連続で気が放たれる。攻撃発生時間が長くなるので使い方次第では対空技にもなる。
・横B:ブラストアッパー
右アッパーと共に前方に衝撃波を放つ。衝撃波はDの眼前で拡散して消えるが、前方からの飛び道具を相殺することができる。後隙が大きいので中距離からの牽制や飛び道具に対するバリアとして用いるのが主な使用方法となる。
シャドー後はニ連続でアッパーカットを放ち、二発目は食らった相手を浮き上がらせるため追撃が可能。
・上B:ダッキングコンビネーション
残像を残しながらダッキングで入力方向に踏み込み右フックを放つ。原作と異なり上方向にも移動可能で復帰にも使える。フックを放った直後のみA追加入力で足元への左フック、B追加入力で左拳による振り下ろしパンチ(メテオ判定あり)を放つ。シャドー後は移動距離が大幅に伸び、追加入力による追撃が相手を浮かせる左アッパーに固定される。
・下B:シャドー
「ついてこれるか?」
その場でシャドーボクシングを行うアピール技。この技の発動後はすべての必殺技と上投げ・ダッシュ攻撃が強化される。またシャドー後に再度シャドーを行った場合もちゃんと強化され、この場合シャドーボクシングの動きに攻撃判定が付与する。とはいえリーチの短さは変わらずダメージも大したことは無いのであまり意味は無い。
(シャドー連発を除く)シャドー強化対象技を出すかなんらかのダメージを受けるとシャドーの効果は解除される。
・最後の切りふだ:D・クレイジー
「もう飽きたぜ!」「釣りはいらねぇ、取っときなぁ!」
発動すると前方に突進しながら左ジャブ、ジャブラッシュの後ストレート→アッパーカットからR・S・Dを連続で放つ。相手をロックしないタイプの乱舞技で、突進中に近付いた相手を次々とはね飛ばすことができる。
ダメージが150%以上で放つとフィニッシュブローが掲げた拳に気合いを溜め、ストレートパンチと共に衝撃波を浴びせる「D・マグナム」に変化する。
・登場演出
着用していたサングラスを懐にしまい、ボクシングの構えを取る。「勝たせてもらうぜ!」
・キャラ選択時のボイス
「待ちかねたぜ!」
・アピール
上アピール:両手を広げてノーガードポーズ「打ってこいよ!」
横アピール:画面手前に背中を向け頭をかく「やれやれ、つまんねぇぜ」
下アピール:シャドー同様シャドーボクシングを行うが、こちらは強化効果はつかないただのアピール。「ついてこれるか?」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:パンチの素振り数発のあと正面を向いてファイティングポーズ「これが!勝者の拳ってヤツだ」
勝利ポーズ2:上着を脱ぎ捨て、画面手前に背を向けてガッツポーズ「器を知れ!」
勝利ポーズ3:片拳を握り締める「アンタの拳は、軽いんだよ!」

ラッキー(KOF)

THE KING OF FIGHTERSシリーズからアメスポチームの空手家、ラッキーが参戦。フルネームはラッキー・グローバー。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回可能不可能不可能不可能不可能

バスケを極めた後に空手を始めたという設定から、空手技とバスケットボールを組み合わせた独特の格闘技を使う。背丈が高く長い手足を持ち、かつアメスポチームのメンバーの中でもボールを使った射程距離の長い飛び道具を持つため最も遠距離戦向き。懐に踏み込まれると無敵技の乏しさや攻撃の手数の少なさにより苦戦しやすい。相手を近寄らせず有利な距離を保って闘おう。
・横スマッシュ:合突(ダブルパンチ。KOFにおける強パンチ攻撃と同モーション)
・上スマッシュ:ラッキーキック(片足を振り上げる蹴り)
・下スマッシュ:ラッキードライバー
原作の超必殺技だがここでは下スマッシュ技に降格。逆立ち回転脚で周囲を攻撃する。
・つかみ後A:ラッキークラッシュ(掴み膝蹴り連打)
・前or後投げ:ダンク落とし
相手を両腕で掴み、バスケットボールのように前方または後方に叩きつける。
・上投げ:ラッキーシュート
掴んだ相手をフリースローの要領で上空に投げ上げる。モーションは「デスシュート」の流用。
・下投げ:ヒールドロップ
転ばした相手にかかと落としで追撃する。
・ダッシュ攻撃:デスダンク
飛び跳ねて前方斜め下にバスケットボールを叩き付ける。ボール部分は飛び道具判定となる変わったダッシュ攻撃。
・B:デスバウンド
自分の斜め後方から現れたバスケットボールを地面にバウンドさせ、上空にボールを飛ばす飛び道具。スマブラでは1回だけ壁や足場などの障害物にぶつかると攻撃判定を残したままバウンドするという特性を持つ。ステージの形状も利用して上手く使いこなそう。
・B(空中):デスシュート
「セット!」
フリースローの要領でボールを放物線軌道で投げる飛び道具。B長押しで溜めることができボールの飛距離が伸びるが、溜め中は無防備となる。
・横B:サイクロンブレイク
「ィヤッホゥ~!」
両足を上下に広げて回転しながら飛び込む突進技。防御されたり外しても隙は少ないが攻撃判定が足元にしかないため強力な突進技とぶつかると潰されやすい。尻もち状態にならないので横方向の復帰補助に用いよう。遠距離移動ならラッキービジョンの後に使うのがオススメ。
・上B:デスヒール
膝蹴りを放ちながら垂直に飛び上がり、その後かかと落としを放ちながら降下する対空技。垂直方向の移動距離はあるが始動の膝蹴りは判定が弱く、無敵時間も短いため対空性能は低い。
・下B:ラッキービジョン
「ヒョゥッ!」
前方に滑るように走る移動技。スマッシュ入力の有無により移動距離と後隙が変動する。また通常入力で上半身、スマッシュ入力で下半身が移動中無敵になる。入力に応じて相手の飛び込みや下段技とぶつかっても無傷で回避することが可能。他の技への連続技にはならないが後隙も少な目なので、逃げるためだけでなく相手の背後を取って隙を突く攻め技としての使い方もできる。実はコマンドこそ異なるが如月影二の「影うつし」と同性能の必殺技。
・最後の切りふだ:ヘルバウンド
デスバウンドのモーションで地面から前方に光の柱を連続で走らせる飛び道具型切りふだ。原作と違い出だしに無敵時間があり、ヒットすると相手を打ち上げるため相手を星にしやすい。横方向の攻撃範囲は短いのでなるべく相手を引きつけてヒットさせたい。
・登場演出
ボールを地面で数回ドリブルした後、上空にボールを投げ上げる「ヤー!」
・キャラ選択時のボイス
「オレ達の相手にゃならねえぜ!」
・アピール
上アピール:バスケットボールを取り出して手の上で回転させつつ笑う「ハッハァ~!」
横アピール:手招きして挑発「ハハ~ン♪」
下アピール:帽子を手で直して口笛「ヒュウッ♪」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:上から落ちてきたバスケットボールを片手でキャッチしてポーズ「余裕だぜ!」
勝利ポーズ2:空手の構えを取り気合いを入れる「ヤーッ!」
勝利ポーズ3:一回転した後、正面を向いてポーズ「俺ってやっぱり、キマり過ぎだぜ!」

ブライアン

THE KING OF FIGHTERSシリーズからアメスポチームのフットボーラー、ブライアンが参戦。フルネームはブライアン・バトラー。

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

格闘技を修めず、天性の体格とパワー、アメリカンフットボールの技術を用いて闘う異色の格闘家。攻撃力と重さに優れており、隙の少ない突進技を持つためシンプルな攻めでもハマれば相手を圧倒できる。反面通常移動速度やジャンプ力の性能がやや低く、素早い相手を苦手とする。
・横スマッシュ:スパルタンキック(回し蹴り。原作でのふっとばし攻撃)
・上スマッシュ:ロケットタックル
上方向にショルダータックル。必殺技だった原作と異なりこっちは無敵は発生しないが、ガードポイントのみ発生するので守りに使えなくもない。
・下スマッシュ:ハンマーヘッド(上から振り下ろす頭突き。原作の強パンチ攻撃)
・つかみ後A:ショルダーバックブリーカー
持ち上げた相手を担ぎバックブリーカーをかける。連打でダメージアップ。
・前投げ:タイガードライバー
掴んだ相手を地面にたたきつけてから前方に投げ飛ばす。
・後投げ:DDT
掴んだ相手を担ぎ上げ後方に倒れて叩き付ける。
・上投げ:バスター&ボム
掴んだ相手と共にジャンプし、バックブリーカーを決めた後叩き付ける。ジャンプ直後にA連打で相手だけを投げ捨て可能だがダメージが減少する。
・下投げ:サムライボム
担いだ相手を地面に垂直に叩き付ける。前投げと動作は似ているがこちらは相手を前方にふっ飛ばせない。
・ダッシュ攻撃:ブライアントルネード
体を回転させながら頭から突撃する。発生は早いが見た目ほど攻撃判定が広くなく、上からの攻撃には弱い。
・B:ブライアンハンマー
両拳を合わせて振り下ろす打撃技。ヒットするとダウンを取れるが、防御または先端カス当たりになった時素早く追加入力することで連続技に派生する。
・(ブライアンハンマー中に)B:ダブルハンマー
振り下ろした両拳を振り上げて打ち上げる。上スマッシュできそうな見た目だがヒットしても相手を浮かせられない。
・(ダブルハンマー中に)つかみ:DDT
モーションは後投げと同じ。ダブルハンマーをガードした相手を掴めるが、入力タイミングが少しでもずれるとつかみに派生しない。
・(ブライアンハンマー中に)つかみ:タイガードライバー
モーションは前投げと同じ。ブライアンハンマー振り下ろし直後のタイミングでつかみを入力するとこちらに移行するが、適当にBを押してるとダブルハンマーが暴発しやすい。
・(派生タイガードライバー中に)B:サムライボム
モーションは下投げと同じ。派生タイガードライバー中、ショルダーバックブリーカーが確定する状況以外でBを押すとこの技で締めとなり、以降の投げ技には繋がらない。
・(派生タイガードライバー中に)B:ショルダーバックブリーカー
タイガードライバーで相手を持ち上げた瞬間にBをタイミングよく押すとこの技に派生する。連打しなくても自動で一定回数連続バックブリーカーを決めてくれる。
・(派生ショルダーバックブリーカー中に)B:バスター&ボム
モーションは上投げと同じ。バックブリーカー三回目終了直後にBをタイミングよく入力すると最後にこの技に繋がる(B連打では派生しない)。最後までつなげると実質投げ技を三連続で決めていることになり与えるダメージ%も跳ね上がるが、ここまで繋げるのは簡単ではない。
・横B:ハイパータックル
「ウォォォッ!」
両腕を広げた構えから豪快なショルダータックルを放つ突進技。構え状態の時はガードポイントが発生し相手の攻撃を受け流すことができるが、突進中はガードポイントが消失する。一般的な突進技のように奇襲やぶっ放しで使うより、発生時の構えを上手く利用しカウンターを狙っていく使い方がベスト。
・上B:スクリューボディプレス
うつ伏せの体勢で回転し、空中に上昇しながら体当たりを放つ。攻撃判定はハイパータックルに比べると乏しいが空中移動時間と距離はこちらの方が遥かに長い。復帰向きの技と言える。
・下B:アメリカンスーパーノヴァ
「タッチダウン!」
前方の相手を掴み、バックブリーカーからアメフトのタッチダウンの動きで叩き付ける投げ技。対空投げだった原作の同名技と異なり地対地で前方の相手もある程度掴めるように調整されている。
・最後の切りふだ:ビックバンタックル
「セット…ゴー!!」
切り札を発動すると光り輝き、以降は一定時間Bを押すことで高速・高威力・突進中完全無敵のハイパータックルを連発できるようになる。さらにAでロケットタックルのモーションでジャンプタックルを放つことができ(空振り時に限り空中でのタックル回数無限)、段差をずらして逃げようとする相手にもタックルを決めることができる。
・登場演出
肩を鳴らし、戦闘態勢を取る「さっさと来やがれ!」
・キャラ選択時のボイス
「I got it!」
・アピール
上アピール:手招きして挑発「ヘイカモン!」
横アピール:拳を掲げて雄叫び「ウォォォッ!」
下アピール:サムズアップのポーズ「さぁ行くぜ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:ボディビルのようなポーズを取る「I'm Superstar!」
勝利ポーズ2:ハイパータックル始動のようなポーズを取ると、胸のベルトが切れる「ウォォォッ!」
勝利ポーズ3:正面を向いて指を立てるポーズ「I'm No.1!」

ルガール

THE KING OF FIGHTERSシリーズから恒例のボスキャラであるルガールが参戦。
フルネームはルガール・バーンシュタイン。デフォルトでは本家KOFでお馴染みの上着を脱いだ姿だが、カラーチェンジでCAPCOM VS. SNKシリーズに出演した時のように上着を着た姿のまま戦うことも可能。
CV:新居利光(JP)、???(ENG)

ジャンプ回数カベジャンプ壁張り付き滑空しゃがみ歩きワイヤー復帰
2回不可能不可能不可能不可能不可能

ボスキャラらしく高い基本性能と多彩な技を使いこなす、極めて優秀なオールラウンダー。
その大柄な体格のためか体重は平均よりも多少重めに設定されている。通常ワザも全体的にリーチが長め且つダメージとふっ飛ばし力に優れた攻撃が多い。必殺ワザには飛び道具や突進技に加えて防御に使える技などを持っているため、それらを使い分ければ多様な動きや戦法が可能。高いレベルで攻撃と防御のバランスが取れたキャラであり、その割に地上での移動速度やジャンプ力もほぼ標準クラスのため総合的な性能はかなりもの。
一方で空中制動力が極端に悪いという欠点を持ち、空中戦は若干苦手。なるべく地に足をつけて戦いたいところだが、各種通常ワザも高いダメージと長いリーチの代償かどれも振りが重めで強いクセがあるのが難点。慣れない内はその性能を完璧に引き出すことは難しいだろう。強いことは強いキャラだが、初心者には厳しい上級者向けのキャラ。
・B:烈風拳
片腕を振り上げて地を這って進む衝撃波を飛ばす。
ギース・ハワードの同名の技と同じ技だが、長押しによるダブル烈風拳は使用できない。
・(空中で)B:ダークスマッシュ
全身を気で覆い滞空してから、斜め下に掌低を放ちつつ突進する。打撃判定の技だがガードされても相手と間合いを離す事ができる為隙は少ない。斜め下に降下するという性質上、空中での暴発に注意したい。
・横B:ゴッドプレス
体を開いて横方向に滑るように突進し、体当たりが当たると相手を引きずりながら突進し前方に投げ飛ばす。
画面端に叩きつける原典と異なり、一定距離を移動すると放り投げるように変更されている。威力は高いが、防御された時の隙は大きいため単発での乱用はオススメできない。
また移動時、引きずり時共に技中でのブレーキングは効かない為、ステージからの落下やスクロールステージでの自滅にも注意。
ちなみに道連れが確定する状況(双方がルーペ・または落下状態)では、相手は軽くレバガチャするだけで掴みから簡単に脱出することができる為、道連れ狙いのネガティブな使用も控えたほうが良いだろう。
・上B:ジェノサイドカッター
その場から飛び上がりつつ弧を描くように回し蹴りを繰り出す。空を斬り裂くようなエフェクトとSEが印象的な技。
ルガールの代名詞的な必殺ワザで、原作ではその驚異的な性能で多くのプレイヤーを泣かせた。発生が非常に速く、攻撃判定も広い且つ強いため見た目通り上方向の攻撃に対して絶大な迎撃性能を誇る。一応出始めに無敵時間があるものの極々短いためオマケ程度に考えよう。技後はしりもち落下になる。復帰の際にも使っていくことになるが横に対する移動距離が短いため、復帰技としては少々使い辛いのが残念。
・下B:ダークバリア
前方に緑色のバリアを発生させる。
バリアは敵の飛び道具系の攻撃を跳ね返す性質があり、リフレクターなどの技と同様の使い方が可能。バリア自体にも攻撃判定があるのも特徴。発生が速く攻撃後の硬直も極端に短いものの、技の持続時間が固定されておりリフレクターやサイマグネットのようにボタンを押しっぱなししても技の持続は不可。また、見た目通り背後と上方向に対しての防御性能は一切ないため、使うタイミングや状況を間違えると大きな隙を晒してしまう。
・最後の切りふだ1:カイザーウェイブ
両腕を広げ、力を溜めた後自らの背丈を超える巨大な波動を飛ばす飛び道具。元は「餓狼伝説」シリーズのボス、ヴォルフガング・クラウザーの必殺技。
原点では通常必殺技で使っていたがここでは切り札用に性能がアレンジされており、マリオファイナルの如く相手に当たると連続ヒットしつつ波動の進行方向に押しやっていく。
クラウザー同様攻撃範囲が広い為ぶっ放しでも相手を巻き込みやすいが、発動から放つまでに若干溜めがある為中~遠距離で放つと機動力の高い相手には回避されてしまうこともあるのも同じ。
・最後の切りふだ2:デッドエンドスクリーマー
ジャンプ中等、空中にいる時に切り札を発動させるとこの技になる。
発動すると高速で真下に降下し、相手を踏みつけると腕を組み高笑いしつつ高速で回転。大ダメージを与えつつ最後は捻りを加えて相手を弾き飛ばす。
攻撃範囲が自分の足元と狭いが、その分攻撃スピードと威力は抜群。相手の隙を狙い叩き込もう。
また最初の踏みつけの範囲は狭いが、高速回転中はルガールを中心に高速回転による竜巻が起こり、直接当てるよりは弱いものの周囲の相手を吹っ飛ばすことができる。
・登場演出
上着有りの状態は腕を組んだ状態から構えを取り、上着無しの場合は上着を脱ぎ捨て構えを取る。「お手並み拝見と行こう」
相手がミズチの時は目が赤く光り、台詞が変化。「この日を待っていたぞ!」
・キャラ選択時のボイス
「君の死に場所はここだ!」
・アピール
上アピール:慇懃無礼に軽く一礼する「怯えているのかね?」
横アピール:腕を組み、目を赤く光らせる「下らん!」
下アピール:力こぶを作るように上げた片腕をもう片方の手で叩きつつ力を誇示する「フッ…ハッハッハッ!」
・勝利ポーズ
勝利ポーズ1:正面を向き、片手を腰に置きつつ片腕で握りこぶしを作るポーズで立つ「勝利など容易い!」
勝利ポーズ2:手前に背を向けて立つと、ペットの黒豹ロデムが現れ手前に向けて威嚇する「その程度か…」
勝利ポーズ3:上空から秘書の美女二人が酒とタオルを持ってルガールの周囲に降り立つ。「クックックッ…」
勝利ポーズ4:横アピールと同じポーズ。
・特殊勝利台詞
(相手がリュウ、ケン、豪鬼etc波動昇龍系)「噂に聞く殺人拳も、所詮は誇張されたものだったか!」
(相手がドンキーコング、ザンギエフ、ハルクetcパワー型)「自慢の剛力など私には通用しない。そんな概念など超越した力なのだ!」
(相手がピーチ、春麗など女性キャラ)「レディは丁重にもてなさなければな。だがそれにも限度というものがあるのだ!」
(相手がポケモントレーナー、プリキュアなど未成年キャラ)「子供のお遊びでは済まされんな。一度底無しの絶望を味わうと良かろう!」
(相手がキャミィ、ミュウツー)「君は捕獲して研究する価値があるな。良い殺人兵器に育ちそうだ」
(相手が草薙京)「まったく忌々しい草薙の血め!私の手で断ち切ってやる!」
(相手が八神庵、ミズチなどオロチ関係者)「君に流れる血の力、全て私の中に取り込ませてもらう!」
(相手がテリー)「噛み付く相手を間違ったようだな。やはり狼は遠吠えがお似合いだ!」
(相手がロック)「テリー君から聞かなかったのかね?私の恐ろしさを!」
(相手がリョウ、ロバート、ユリ、タクマ、ロドリゲス)「極限流は私が継いでやる!安心して死ぬが良い!」
(相手が特撮ヒーローなどヒーローキャラ)「とんだ正義の味方だな!見事なやられっぷりだ!」
(相手がクッパ、ガノンドロフ、ギース、ベガ等ヴィランキャラ)「私以上の『悪』が居ないことを、認識してもらえたかな?」
(相手がリンク、マルス、覇王丸など剣使い)「私に知らぬ格闘技は無い。剣術もまた同様だ…」
(相手がインデックスなど聖職者キャラ)「弔いの言葉は自分自身で唱えたまえ!」

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