武装神姫2036

Last-modified: 2013-07-31 (水) 23:02:11

概要

2036年を舞台に神姫とマスターたちの交流をほのぼの&コミカルに描いたオムニバス形式のコミカライズ作品。
主人公の猫型MMS「まお」と仲間たちの視点が多いが登場しない回もある。基本的に一話完結または前後編。
ただし、バトルロンドトーナメント編に入ってからは通常のストーリーマンガ形式となった。
原作コナミデジタルエンタテインメント、作画は第2弾のデザイナーであるBLADE氏。
月刊電撃ホビーマガジンに連載されていたが、2011年11月から電子書籍である電撃ホビーマガジンbisに移行。
2013年3月配信の電撃ホビーマガジンbis(2013年4月号)誌上にて完結した。
単行本は電撃コミックスより全5巻。2巻、4巻には姉妹編、武装神姫Light!を同時収録。
また、電撃15年祭で販売された第1話から第5話を収録した「武装神姫2036 でんげきおまとめ本」も存在する。

登場人物

基本的に、登場人物の名前は所有神姫のデザイナーをもじっている。
ただし性別がデザイナー本人と一致するとは限らない。*1

  • 偉吹 玲人(いぶ れいと)*2
     主人公の中学生。PSPの武装神姫バトルマスターズにもライバル対戦者として登場。
     名前の元ネタはこのコミックの作者自身でもあるBLADE(ぶれいど)氏。
  • 嶋渓(しまたに) フミカ
     玲人の友人の女の子。PSPの武装神姫バトルマスターズにもライバル対戦者として登場。
     トーナメント中の赫の話では胡南(こなみ)町*3バトルロンドのトップランカーとのこと。
     元ネタは島田フミカネ氏。フミカ→ フミカ(ねぇ)
  • 慶喜(よしのぶ)・ロックフェロウ
     胡南高校神姫研究会会長。神姫開発に関わったロックフェロウ家の御曹司。
     少々家柄の高さを鼻に掛ける高慢な所があるが、オーナーとしての手腕は確か。
     玲人とは最初こそ険悪ムードになったが、今ではアドバイスをするなど、よき先輩となっている。
     また、時折妙にハイテンションな喋りが飛び出す。
     元ネタは篠房六郎氏。六郎→フェロウ。もしくは、郎→Fellow
  • 篠房 紅緒(しのふさ べにを)
     胡南高校神姫研究会副会長。神姫開発に関わった篠房家の令嬢。
     慶喜を好いているが、当の慶喜は全く気づいていない。静かに闘志を燃やす少女。
     元ネタはこちらも篠房六郎氏。男女説が錯綜している同氏をネタにしているのだろう。
  • 佩華 真琴(おか まこと)
     気のいい女性オーナー。珠代とは幼稚園からの腐れ縁で、彼が絡むと途端にムキになる。
     元ネタはOKAMA氏。言葉遣いと容姿は女性のそれだが、元ネタが元ネタだけに信用していいのか。
  • 環 稜香(たまき りょうか)
     海の家「クレイ軒」を切り盛りする女性。PSPの武装神姫バトルマスターズMk.2にもライバル対戦者として登場。
     その溢れんばかりの優しい魅力で慶喜を虜にするのだが…。
     恋人の鉄火とはバトルロンドで対戦もする仲らしい。
     元ネタは間垣亮太(まがきりょうた)氏。まかきりょうた→たまきりょうかというアナグラム。
     外見は間垣氏が好んで描くような豊満な胸を持つ女性であり、ベルゼや智清からは嫉妬や賞賛の的になったことも。
  • 沙原口 鉄火(さはらくち てっか)
     稜香の恋人である海の男。彼の登場は慶喜の恋の炎をあっけなく吹き消した。
     稜香とは神姫オーナー同士、お互いの所有神姫で対戦もする仲。
     元ネタはカサハラテツロー氏。彼の名前もアナグラムである。
  • 栄下 智清(さかした ともきよ) & 水口 裕一(みずぐち ゆういち)
     「JUDA(後に 果糖機関*4)」を構成する関西弁の二人組。
     智清は賑やか担当。カレーには醤油派。
     裕一は無口なのっぽくん。カレーにはソース派。智清曰く巨乳好きらしい。
     元ネタは清水栄一氏と下口智裕氏、両名の漢字からのアナグラム。
  • KEN・烏山(けん からすやま)
     KONAMI社の武装神姫開発主任。電撃45年祭で発生したイーダ暴走事件の収拾に奔走する。
     元ネタは武装神姫プロデューサーの鳥山亮介(とりやまりょうすけ)*5だろうか。
     バトルロンドトーナメントではフブキとミズキのマスターも兼任。
  • チョコレッタ・グラシア & チャック・モ・ノリス
     チョコレッタは電撃45年祭を訪れていたお嬢様。
     偶然手に飛び込んできた新型トライクの2体に一目惚れし、その場で2体を購入した。
     なお、その時まで武装神姫のことを全く知らなかった模様。
     ノリスはチョコレッタの執事。少々死語の入った言葉使いをする。あと顔が四角い。
     元ネタはCHOCO氏。そして氏の自画像は「モノリス(石盤)」である。
     チョコレッタはPSPの武装神姫バトルマスターズにライバル対戦者としても登場。
  • 染谷(そめたに) ベルゼ
     海の家「クレイ軒」で果糖機関と遭遇した女性オーナー。
     裕一に一目惚れしてしまい、彼の引き抜きをかけて果糖機関とバトルすることになる。
     一方でスレンダーな体型故、智清に「デホルト素体風」「MMSネイキッド」と揶揄された。*6
     以後、彼とは犬猿の仲に。ユニット参加後は裕一を「ダーリン」として付き纏っている。
     元ネタはたにめそ氏。苗字は「たにめそ」のアナグラム、名前は氏のデザインした
     スパロボJ主人公機「ベルゼルート」より。
  • 上徳(うえとく) いさき
     胡南(こなみ)神社で行われていたお祭りの射的露店のお姉さん。
     元ネタは鬼頭栄作(きとうえいさく)氏。
  • 竜柿 珠代(りゅうがき たまよ)
     真琴とは腐れ縁の神姫オーナー。何かと彼女を挑発する。
     稜香と同じく元ネタは間垣氏だが、こちらは男性。
  • 唐櫛(からくし) いずみ
     ポモック・モック、パーティオ・テールのオーナー。詳細は武装神姫Light!の該当項目参照のこと。
     バトルロンドトーナメントのエキシビジョンマッチでモックとテールの対戦を見守る端役で登場。
     元ネタはBLADE氏の同人サークル「GALAXIST」から。
  • 世田谷 雪菜(せたがや ゆきな)
     バックレー隊のオーナーでバックレー隊からは「上官殿(マスター)」と呼ばれている。
     姿を見せたことがほとんど無く謎の人物とされていた。
     かなり病弱で外見も線の細いお嬢様風でよく吐血する。しかしバトルロンドトーナメントは
     無理を押して神姫たちの応援に駆けつけた。
     ハートマ+バックレー01~07+バックレー08~12 計13名という多数の神姫と
     専用訓練場を所有していることから相当のお嬢様と考えられる。
     病床で徹夜してリペイント素体を作るなど、神姫への思い入れもある意味で病的である。
     衛生兵としてブライトフェザー型が登場したが隊員なのか大会運営スタッフなのかは不明。
     元ネタは柳瀬 敬之(やなせ たかゆき)氏のアナグラム。
  • ツガル(ツガル)
     元ネタはbeatmania IIDX 8th styleからの登場キャラクターである菱宮 津軽(ひしみや つがる)だが、
     本来の設定とは異なり、2036の世界ではコナミ所属のアイドルとして活躍している。
     今回のバトルロンドトーナメントではシークレット枠で自分の分身ともいえる
     サンタ型ツガル 赫(RED)とハッピースカイの2体で参戦。
     PSPの武装神姫バトルマスターズMk.2にもライバル対戦者として登場。
  • 九頭乃 紳志(くずの しんし)
     バトルロンドトーナメント ヴィレド&エイルVSレイヴァント&紅姫戦の最中に乱入した、
     黒いアーンヴァルトランシェ&白いストラーフbisのオーナー。
     他にも黒いエウクランテ×2&イーアネイラ×2、砂漠戦用ムルメルティア、夜戦仕様飛鳥、公道仕様アーク&イーダ、
     さらにこの時点でまだ一般販売されていない新型の神姫アルトアイネスを切り札に、隠し玉として武装真機を大量に所持している。
     「クズの紳士」の名前どおり、神姫を道具としか考えていない冷酷非情な男。*7
     卑劣な手段や正当な手段ではなかった面はあったが、強い神姫を育てる手腕やプログラミング技術は確かだった。
     「神姫は飽くまで道具」とし、シニカルで冷めた価値観を持っていたが、彼に育てられた神姫たちは…。
  • 倉田 音羽(くらた おとは)
     作中におけるKONAMI社武装神姫開発部の所員でKEN烏山の部下。
     元ネタはアルトレーネのキャラクター部のデザインを担当した羽音(うおん)たらく氏のアナグラムか*8
     PSPの武装神姫バトルマスターズMk.2にもライバル対戦者として登場。
     

登場神姫

玲人所有

バトルロンドトーナメントでは、まお&凛でチームを組んでいる。

  • Mao.png まお
    ――ふぁいなるドリドリぃー… あたーっく!!――
     マオチャオ。頭2文字を取ってまお。ゲームよりもさらに元気いっぱいでまっすぐな性格。
     ゲーム等の一般的なマオチャオ型と違い「~なのだ」という語尾は使わない。*9
     PSP版武装神姫バトルマスターズにも対戦相手として登場した。
     玲人に甘えるのが上手で、バトルでは論理的思考を欠いていたが徐々に頭角を現した。
     バトルロンドトーナメントの予選で敗退したマオチャオ型によると
     「全国85億のマオチャオ」の代表とのこと。
  • プチマスィーン’s
    ――OH・YEAR! 俺たちゃ地獄のデス猫兵団!!――
    1号機「マーヴェリック」、2号機「クーガー」、3号機「アイスマン」、4号機「ハリウッド」。*10
    命名はまおによるもので、彼女を「姐さん」と慕う。名前の元ネタは映画「トップガン」より。
    まお所有マスィーンではないが「マーヴェリック」が恋した「チャーリー」もトップガンのヒロインの名前である。
  • rin.png (りん)
    ――まおも… 私ももっと頑張って あの後輩たちに恥ずかしくない神姫にならないとな!――
     ハウリン。後2文字を取って凛。まおの姉にあたる。まおより論理的な性格。
     まおを大切に思っているがゆえに甘やかすことはしなかった。
     バランスの取れた能力は高く評価されており、RONDO17ではS・S・S所属ライトアーマーとの
     模擬戦相手に選出され臨時講師を務めた。

フミカ所有

バトルロンドトーナメントでは、ヴィレド&エイル*11でチームを組んでいる。

  • Viled.png ヴィレド
    ――あたしが勝ったら… あんた達解散ね――
     ストラーフ。名前はDEVILのアナグラム(VILED)。まおとはいいケンカ友達。ゲームと違い一人称は「私」。
     「JUDA」に勧誘された際、敗北で加入という条件に対し、勝利で「JUDA」の解散を
     持ちかけるなど、栄下をして「悪魔」的性格と述懐せしめた。
     バトルロンドトーナメントの最中、エイル、レイヴァント、紅姫共々連れ去られ、
     洗脳されたうえbis装備でまお達に立ちはだかる。
     洗脳が解かれた後も、bis装備を継続して使用している。
  • Ail.png エイル
    ――相方への侮辱は私への侮辱 フミカ姉への侮辱ですよ!――
     アーンヴァル。画面に登場する回数は多いのだが、あまり出番に恵まれない。*12
     PSP版武装神姫バトルマスターズおよび同Mk.2に対戦相手として登場*13した。
     バトルロンドトーナメントの最中、ヴィレド、レイヴァント、紅姫共々連れ去られ、
     洗脳されたうえトランシェ2装備でまお達に立ちはだかる。
     洗脳が解かれた後も、トランシェ2装備を継続して使用している。

慶喜所有

  • Leivant.png レイヴァント
    ――承知しました マイマスター――
     サイフォス。主人に似たのか、RONDO04では玲人らを「庶民」と言いきった。
     しかしバトルロンドでは相応の実力の持ち主。イーダ暴走の件では事態鎮圧に当たった。
     バトルロンドトーナメントではレイヴァント&紅姫でチームを組んでいる。
     バトルロンドトーナメントの最中、ヴィレド、エイル、紅姫共々連れ去られ、
     洗脳されてまお達に立ちはだかる。

紅緒所有

  • Benihime.png 紅姫(べにひめ)
    ――困っている者を見捨てては武装神姫の名折れ!――
     紅緒。ゲームと同じく礼儀正しい性格。あとカナヅチ。RONDO18ではひどい夢を見てしまった。
     バトルロンドトーナメントではレイヴァント&紅姫でチームを組んでいる。
     バトルロンドトーナメントの最中、ヴィレド、エイル、レイヴァント共々連れ去られ、
     洗脳されてまお達に立ちはだかる。

真琴所有

バトルロンドトーナメントではミード&サイリアでチームを組んでいる。

  • Mead.png ミード
    ――だいじょうぶ 私だって…おねぇちゃんの妹の…… 武装神姫だもん!――
     ジュビジー。姉のサイリアを一途に慕う。まおとは同じ「妹神姫」だからか、よき友人となっている。
     名前の由来は種型=シードにちなんで、名デザイナー、シド・ミード氏からとられたものだろうか。
  • Sairia.png サイリア
    ――今はまだ一粒の小さな種だけど…… お前は絶対綺麗な花になるよ!――
     ジルダリア。妹のミードを大切にしている。
     かなりの実力者だが、花型だからか虫をモチーフにした神姫は大の苦手。

珠代所有

やはり珠代は、「あの神姫ショップ」で2体を購入したのだろうか。
バトルロンドトーナメントではレン&ルギでチームを組んでいる。

  • レン
    ――だめじゃないルギ! ちゃんと見てなくちゃ!――
     ウェスペリオー。初出は「ヒブソウシンキ」と思われる。口は悪いが礼儀正しい。
     こちらでも真琴と玲人に「良い子だ」と評されている。
     ゼオの指揮も行っている。
  • ルギ
    ――ごめん これも… 勝負だから…――
     グラフィオス。初出は「ヒブソウシンキ」と思われる。口数は少ない。
     底抜けポヤヤンのおっとりさんだが、バトルでは容赦なくサイリアを追い詰めた。

稜香所有

バトルロンドトーナメントではシレーナ&イーリアでチームを組んでいる。

  • Sirena.png シレーナ
    ――い いやその 敵に弱みを見せまいと だまってて忘れてたんだが…――
     エウクランテ。明るくさばさばした性格。
     PSP版武装神姫バトルマスターズMk.2に対戦相手として登場*14
     
  • Ilia.png イーリア
    ――え… えーと… あの 大丈夫ですかー?――
     イーアネイラ。愛称「イー姉」。マーメイド型なのに金槌。
     バトルロンドトーナメントまでに金槌は克服できたらしい。
     浮力装置である大型胸パーツは「マスター譲り」と稜香の体型になぞらえられたことも。

鉄火所有

バトルロンドトーナメントでは黒潮と黒兎でチームを組んでいる。

  • Kurousio.png 黒潮(くろうしお)
    ――(こくこく)――
     ヴァッフェドルフィン。日頃は鉄火と共に海に出ている。
     バトルロンドトーナメントで技名を言った以外一言も喋ってない。
  • 黒兎(コクトー)
    ――あたしらは互いに手の内を知り尽くしているからな!――
     ヴァッフェバニー。黒兎がバトルロンドトーナメントで使用したボーバルブレイクという技を
     使うヴァッフェバニーはRONDO03にも登場するがそれが黒兎であるかは不明。
     バトルロンドトーナメントで初登場。*15
     マスター同士が恋人ということもあってイーリアやシレーナとは気心知れており
     よくバトルする仲でもあるようだ。

JUDA→果糖機関

栄下智清&水口裕一と、彼らの神姫で構成される「歌って輪舞(おど)れるヴィジュアル系お笑いユニットwith神姫」。
RONDO06~07にてヴィレドとフミカをJUDAの新メンバーに(無理やり)勧誘し、加入と解散をかけたバトルを挑んだ。
結果、ヴィレドとまおに敗れ解散。ドツキ漫才系カルテット「果糖機関」としてその場で再結成した*16
ユニット名の由来は、第6弾デザイナーの両名が連載中の漫画「鉄のラインバレル」に登場する組織名。
もちろんバトルロンドトーナメントではランディ&アンディでチームを組んでいる。

  • Randy.png ランディ
    ――見せたるで! ウチらが単なるお笑い前座系神姫とちゃうところをなーー!!――
     ティグリース。オーナーは智清。バトル中でも条件反射でツッコミを入れる、根っからの芸人神姫。
  • Andy.png アンディ
    ――ランディの相方の芸人として そして裕一の神姫として…! 簡単に負けるわけにいかんのや!!――
     ウィトゥルース。オーナーは裕一。ゲームとは違い、彼女も関西弁を話す陽気な性格。

ベルゼ所有

元は単にベルゼ所有の神姫でしかなくユニット名も存在しなかった。
しかしRONDO14で果糖機関から「ザ・ビートルズ」として勧誘された。
ユニット名の元ネタはご存知英国の伝説的ロックバンド*17と思われる。
バトルロンドトーナメントではソウジ&カガミでチームを組んでいる。

  • ソウジ
    ――フ…… おじいちゃんが言っていた 戦いとは… 勝てばよかろうなのだ!――
     ランサメント。ヒーロー願望が強く、こだわりのためには相棒のカガミすら攻撃する。
     名前の元ネタは「仮面ライダーカブト」の主人公マスクドライダーカブトこと「天道総司(てんどう そうじ)」と思われる。
     RONDO15で発した上記のセリフは、天道の口癖である「おばあちゃんが言っていた」のもじり。
     加えて、「戦いとは… 勝てばよかろうなのだ!」の部分は「ジョジョの奇妙な冒険」
     第2部「戦闘潮流」にて柱の男のひとり「カーズ」のセリフ。
  • カガミ
    ――夏は私達の領域(レイヤー) 寅の出る幕はない!――
     エスパディア。ソウジとはいい相棒だが、やはりこちらもヒーロー願望が強い。ゲームと違い、よく喋る。
     こちらも名前の元ネタは「カブト」のマスクドライダーガタックこと「加賀美新(かがみ あらた)」だと思われる。

チョコレッタ所有

もともとこの二体は電撃45年祭にて初お披露目された「名無しの見本品」だった。
しかし、イーダ(ローゼ)の暴走事件の際にチョコレッタの胸に飛び込んだことが縁で彼女に引き取られ、その場で命名された。
バトルロンドトーナメントではアンネ&ローゼでチームを組んでいる。

  • Anne.pngアンネ
    ――やー 午前中のお披露目は完璧だったなイーダ!――
     アーク。ゲーム中と同じく、ヂェリカン好き。
     PSP版武装神姫バトルマスターズにも対戦相手として登場した。
  • Rose.png ローゼ
    ――そうですね アーク――
     イーダ。スタッフ神姫の手違いでバナナハバネロスパークリングヂェリーを飲み、暴走してしまう。
     それでなくともKEN・烏山によると酒癖が悪いとのこと。
     引き取られたあとはグラシア家の徹底教育によってしっかりしつけられたようだ。

いさき所有

  • Roberte.png ロベール
    ――……はい!――
     グラップラップ。日頃は縁日でいさきの手伝いをしている。
     バトルロンドとは違い、おとなしい性格で実戦経験はなかった。
     まおたちと知り合ったあとはバトルにも興味を持ったようで、
     いさきから那緒にパートナーの依頼があり、快諾されたことを受けて
     バトルロンドトーナメントではロベール&那緒でチームを組んだ。

雪菜所有 バックレー隊

登場するたびに誰かが見事な死亡フラグを立て*18、瞬殺されるミリタリー型チーム。
一応「Buckley(バックレーまたはバックリー)」は実在する姓。
雪菜もこの現状を憂いたのか、RONDO11にてハートマを隊長にと購入してきた。*19
かなり大きな訓練フィールドを所有しており、演習にはフォートブラッグのバックパックを組み替えた
逆関節型訓練用マスィーン「パンツァーサック」を使用している。
なお、バトルロンドトーナメントはハートマ&バックレー1で出場している。
九頭乃乱入の事態に雪菜より「アポカリプス(任意自由作戦行動指令)」を受け取り、独自行動開始。

  • Buckley.png バックレー7とバックレー隊(フォートブラッグ)
    ――オレ……この戦闘が終わったら… マスターに白素体ボディにリペイントしてもらうんだ♪――
     FB-HP4+砲撃用ヘルメットに001、002、007等の刻印がある。
     バトルロンドのチームミッションには同名・同型の神姫(バックレー1~5)が登場。
  • Buckley2.png バックレー12とバックレー隊(ゼルノグラード)
    ――オレ……この戦闘が終わったら…… マスターに新しいクレイドル買って貰うんだ♪――
     ヘルメットの刻印で308から312までの番号が確認でき、フォートブラッグと下2桁が連番であると思われる。
     バックレー9号は30秒で専用のカスタム装備を組み立てられる。
  • Hartma.pngハートマ
    ――死亡フラグしか立てられん新兵に手柄の立て方を教えてやる!――
     ムルメルティア。バックレー隊の新入り隊長。部下との接し方が分からず孤立してしまった。
     しかし、お互いマスターが大切という価値観で一致し、和解した。
     立ち振る舞いから、名前の元ネタは映画「フルメタル・ジャケット」の「ハートマン軍曹」だろう。

いずみ所有

  • モック
    ――これが…… バトルロンド……!――
     ポモック。武装神姫Light!の主人公格。詳細は武装神姫Light!の該当項目参照のこと。
     テールと共に凛と摸擬戦を行ったほか、バトルロンドトーナメントのエキシビジョンマッチ役を務めた。*20
  • テール
    ――よ……よろしくおねがいします!――
     パーティオ。武装神姫Light!の主人公格。詳細は武装神姫Light!の該当項目参照のこと。
     モックと共に凛と摸擬戦を行ったほか、バトルロンドトーナメントの前座でモックと対戦した。

ツガル所有

バトルロンドトーナメントでは赫とハッピースカイでチームを組んでいる。
本来は主催であるコナミ・運営側の神姫だがシークレット枠で対戦枠が用意されていた。

  • 赫(RED)
    ――KONAMI脅威のテクノロズィをご堪能あれ!――
     赤ツガル。電撃45年祭にてアテンダントを務めていたツガル。ボディは白ネイキッド。
     イーダ(ローゼ)の暴走時には、レイヴァント、アーク(アンネ)と協力して事態の収拾に当たった。
     バトルロンドトーナメントでは司会兼シークレット枠の対戦相手を務めている。
     武装神姫ツガルの裏設定のようにマスターであるツガルのデータをコピーした物と思われる。
     名前の元ネタは「beatmania IIDX 11 RED」。
     PSP版武装神姫バトルマスターズMk.2に対戦相手として登場。*21
  • ハッピースカイ
     青ツガル*22。バトルロンドトーナメントのシークレット枠でREDとタッグを組んで那緒&ロベール組と対戦した。
     REDと同様にマスターのデータをコピーした物と思われる。
     名前の元ネタは「beatmaniaIIDX12 HAPPY SKY」。
     

KONAMI直属神姫

  • Schmetter.png シュメッターちゃん
    ――シュメッターラ――イブ!!――
     電撃45年祭にてデビューした大人気神姫アイドル。持ち歌は「SA☆KU☆RE☆TSUバタフライ」。
     ノーマルのニトロヂェリーで故障する、ということから、「バナナハバネロスパークリングヂェリー」は
     彼女専用のヂェリカンなのかもしれない。バトルロンドトーナメント開会式ではルール説明のために渡された
     マイクで新曲の「ZIN☆MONすわろーている*23」を披露して赫に殴られた。大会のアシスタントも担当している。
     なお「シュメッターライブ」では、バンドメンバー神姫や、楽屋裏のスタッフアーンヴァル達がいる。
     ちなみに九頭乃乱入によるバトルロンドトーナメントの中断でフェードアウトしてしまい以後全く登場せず、
     マスターや個体名が与えられることなく最終回を迎えてしまった不遇な神姫である。

KEN・烏山管轄

 両機共にKEN・烏山の私物なのか、KONAMI社を代表してKEN・烏山がマスターなのかは不明。

  • フブキ
    ――我はフブキ! 電子の海より生まれし忍也!――
     フブキ。文中に「ござる」をねじ込む喋り方をする。
     雪遊びに興じるまお達の前にどこからともなく現れて名乗りを上げた……と思いきや、
     足場にしていた枝が折れ、着地時に雪に突っ込んで「フブッほ!!」と叫んでしまった。
     以降、まお達には「フブッホ」と呼ばれるようになり、本人はそれをとても嫌がっている。*24
     ちなみにこの時の名乗りは、「仮面ライダーストロンガー」のパロディ。
     バトルロンドトーナメントの九頭乃乱入に際してKONAMI社のコンピューターと直結した専用
     クレイドル「ジライヤ」で情報収集を行い先攻して事態把握の任に当たった。
  • ミズキ
    ――…強く生きろよ フブッホ――
     ミズキ。バトルロンドトーナメントではフブキとタッグを組み出場した。フブキが前述の
     「フブッホ」の使用撤回を要求したが、まお&凛に破れ、フブキの咎を負うと言ったものの、
     まおがミズキに対し「ミズキッチョム」と命名したことから、引用の台詞をフブキに言い放つ結果となった。
     九頭乃乱入の事態に際してはフブキとともに情報収集から後方支援を行った。

倉田音羽管轄

  • オルフェ
    ――この手が望むは強敵との勝負!C・S・Cに刻むは主の勝利!――
     アルトレーネ。バトルロンドトーナメントを中断させ、参加神姫をさらった九頭乃を
     追い詰めるためにKEN烏山が倉田音羽に言って必要機材と共に呼び寄せた応援。
     ゲーム等とは違いアホの子ではなく、語尾に「なのです」と付けない。
     オルフェのみが持つ特徴として、武装にS・CSC(サブ・コアセットアップチップ)を搭載しており*25
     オルフェの意思とは独立して思考・対応することができる。倉田曰く、「思考武装」。
     名前の由来はデザイナーの羽音たらく氏の所属する「スタジオオルフェ」からか。
     ちなみにこの時点ではアルトレーネはまだ一般販売はされていない。
     PSP版武装神姫バトルマスターズ2にも同名の水色の髪のアルトレーネが登場している。*26

九頭乃所有

彼の所持している神姫は、アルトアイネス以外なぜかリペイント版として発売されているものばかりである。*27
ネロの話では九頭乃にとって神姫は道具であり、各々の神姫に個体名はない。
また、黒いアーンヴァルトランシェ&白いストラーフbis、黒いエウクランテ&イーアネイラ、
砂漠戦用ムルメルティア&夜戦仕様飛鳥、公道仕様アーク&イーダをそれぞれペアで行動させている。

  • アーンヴァルトランシェ2 (リペイント)
    ――ふふふ…だめだよ 僕を無視するなんて――
     リペイント版アーンヴァルトランシェ2。黒いアーンヴァルトランシェ2。
     バトルロンドトーナメントに乱入して一部の参加神姫を連れ去った。
  • ストラーフbis(リペイント)
    ――ジェイソン・ボーン!!――
     リペイント版ストラーフbis。白いストラーフbis。
     バトルロンドトーナメントに乱入して圧倒的な強さで対戦中の両チームを退けた。
     最終的に大会参加マスターや大会参加神姫に追い詰められた九頭乃に対して、
     起動してくれた時からマスターは彼だけだと認めて彼を庇った。
  • ネロ
    ――べっべつにお前のためじゃないんだからなっ!!――
     砂漠戦仕様ムルメルティア。褐色肌&砂漠戦仕様塗装のムルメルティア。
     当初は九頭乃の指示の下レン&ルギ組と戦ったが、本能的にパートナーであるロンディネを
     助けたことにより友情(愛情?)の大切さを知り*28敗北。
     その後行き場を失った彼女たちを不憫に思った珠代が新たなオーナーとなる。*29
     ちなみに九頭乃の下では名前さえ付けられていなかったので、珠代が名前をプレゼントした。
     よって個体名は珠代が所有を主張した後のもの。名前の由来はイタリア語で「黒」の意。
  • ロンディネ
    ――きゅん…――
     夜戦仕様飛鳥。 黒い飛鳥。
     ネロと同様に九頭乃の指示の下レン&ルギ組と戦ったが敗北。
     その後ネロと一緒に珠代が新たなオーナーとなる。*30
     助けてくれたネロには友情を越えたものを感じているようだ。*31
     ネロ同様、個体名は珠代が所有を主張した後のもの。
     名前の由来は イタリア語で「燕」の意。
  • エウクランテ(リペイント)
    ――なめるなよ お前達ごとき 馴れ合いの神姫など…――
     リペイント版エウクランテ。黒いエウクランテ。2体いる。
     攫われた神姫を救援に向かった神姫とマスターの前に立ちはだかる九頭乃からの刺客。
     RONDO38にてオルフェに敗北後、稜香に引き取られた。*32
  • イーアネイラ(リペイント)
    ――ここで全員 返り討ちにしてあげますよ――
     リペイント版イーアネイラ。黒いイーアネイラ。2体いる。
     ロンディネとネロと戦う神姫たちよりも先行した神姫とマスターたちを奥で待ち構えていた。
     上記のエウクランテ同様オルフェに敗北後、稜香に引き取られた。*33
  • アルトアイネス
    ――こんにちは 私のお人形さん達♪――
     アルトアイネス。九頭乃が繰り出した切り札。
     オルフェ同様S・CSCを搭載しており、これにより他の神姫を姫体操作できる能力を持つ。
     ただしオルフェにはこの能力が効かないが、完全無効とはいかず、副腕の一本くらいは乗っ取ることができる。
     九頭乃曰く、「仲間」の概念がなく「自分」と「自分が遊ぶための人形」しか知らない。*34
     アルトレーネ同様、この時点ではまだ一般販売はされていない。
     九頭乃が如何なる経緯でこの神姫を入手したのかは謎。*35
     また、一人称が「僕」ではなく「私」である。
     レイヴァント対ストラーフbis戦、紅姫対アーンヴァルトランシェ2戦、オルフェによる説得を経て
     神姫バトルの「楽しさ」を理解するが、「反抗した」とみなした九頭乃により姫体操作され、
     強制的にオルフェと戦わされる。
  • ''――
  • ''――
  • 武装真機
    ――ははっ!やっぱりこれがFA(ファイナルアンサー)だったな――
     黒ネイキッド。九頭乃が用意した隠し玉。RONDO53から登場。
     CSCの戦闘データのみを移植し、戦闘のみに特化した機体。ゆえに一切の感情を持たない。
     九頭乃曰く、「神姫を強化するマスターの技量だけが試される」「俺の神姫の理想型」。
     武装違いが複数存在し、いずれも単体の戦闘力が高い。
     かつ、たとえ倒されてもアルトアイネスの姫体操作信号により何度でも復活し戦闘を継続する。
     しかし、その真価は『アイネスの放つ姫体操作信号の増幅』することにある。
     この機能により、アルトアイネスの姫体操作信号を強化・増幅できるが、倒されると信号が弱められる。

その他神姫

  • Nao.png 那緒(なお)
    ――ねぇまお よかったらわたしと友達になってくれませんか?――
     飛鳥。胡南(こなみ)神社の神姫。ロベールとまおの親友となる。
     バトルロンドトーナメントではいさきの頼みでロベールとチームを組んだ。

 
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*1 嶋渓フミカ、佩華 真琴、環 稜香、チョコレッタ・グラシア、染谷ベルゼ、上徳 いさき、唐櫛いずみ、世田谷 雪菜、倉田 音羽
*2 誤植と思われるが、武装神姫2036の2巻RONDO017では[いぶきれいと]のルビがふられている
*3 この胡南という地名は度々[湖南]という誤植が存在する
*4 時々[加糖機関]とする誤植が存在する
*5 バトルロンドのクレジットにて確認できる
*6 その際、ソウジに「いざとなれば追加装甲(パッド)を」と言われ粛清している
*7 ネロの話によると、負けた神姫は戦闘データを回収されてジャンク屋送りになるとのこと。
*8 ひょっとすると羽音たらく氏が所属しているスタジオオルフェの倉田英之氏とも掛かっているかもしれない
*9 「~にゃ」という語尾を使うことはある
*10 一応5号機もいるが、ボディアーマーに搭載されているため出番なし
*11 誤植と思われるが連載時と単行本3巻初版のバトルロンドトーナメント開会式の際に[エイド]と紹介されている
*12 出張版で自虐的に言っていた
*13 ただし容姿はアーンヴァルMk.2のものである
*14 なぜか金髪
*15 前述の通り、RONDO03のヴァッフェバニーが黒兎でなければ
*16 事実上、単なる改名
*17 余談だが伝説的バンドのビートルズ(BEATLES)の綴りはいわゆる「カブトムシ」のそれではなく、甲虫類(beetle)と音楽のビート(beat)をかけた造語である
*18 作中内でバックレー7が1回、バックレー12が1回、バックレー1が2回、ハートマが2回
*19 しかしハートマ配属後も死亡フラグを立てる癖は変わっていないうえ、ハートマにまでこの癖がうつってしまった
*20 結果のみで、対戦の内容そのものは武装神姫Light!に収録
*21 なぜか赤髪
*22 彼女もリペイントだが九頭乃所有ではない
*23 歌詞カードでは[JIN☆MONすわろーている]となっている
*24 バトルロンドトーナメントで自分達が勝った際には「フブッホ」撤回と、まおを今後「まおッホ」と呼ぶことを要求した
*25 ただし、用途は違うが九頭乃のアイネスにも搭載されていることが発覚
*26 援軍としての登場時の、引用の台詞から始まる名乗りを再現している
*27 明確な説明はないものの、現在と作中当時ではリペイント版の価値は異なるのかもしれない。また、青ツガル(ハッピースカイ)だけは九頭乃の所有ではない
*28 バトル中に引用の台詞を言い放った際、真琴と玲人に「良い子だ」と評されている
*29 が、最終的には九頭乃をマスターと認め、彼の元に戻った模様
*30 が、最終的には九頭乃をマスターと認め、彼の元に戻った模様
*31 キマシ(ry
*32 が、最終的には九頭乃をマスターと認め、彼の元に戻った模様
*33 が、最終的には九頭乃をマスターと認め、彼の元に戻った模様
*34 九頭乃が意図的にそう教え込んだものと思われる
*35 結局最終話まで明かされることは無かった