出力形式・画像サイズ

Last-modified: 2006-12-10 (日) 01:10:40

出力形式

とりあえず、レンダリングができるようになったってことで
先ほどのRIBについてとりあえず解説していきましょう!

sample1.rib

Display "sample1.tif" "tiff" "rgba"
Projection "perspective" "fov" [40.11]
Format 300 300 1.0
Translate 0 0 3
WorldBegin
Sphere 0.5 -0.5 0.5 360
WorldEnd

Display

はじめに、Display命令から解説していきます。
Display命令は以下のような構成になっています。

Diplay "ファイル名" "画像形式" "チャンネル" "パラメータリスト"

書くパラメタの説明

ファイル名出力ファイルの名前
画像形式"tiff"や"framebuffer"などの画像形式を書きます。レンダラによって設定できる物が違います。
チャンネル"rgb" "rgba" "rgbz"などを指定するaqsisは4チャンネルまでです。
パラメータリスト仕組みが難しいのでここでは説明はしません。基本的に省略しておいてOKです。

指定可能な画像形式

以下に主な物を書いておきます。

tifftiff形式の画像を出力する
framebufferレンダリングの途中経過を表示する
shadowシャドウマップを生成する

sampleでの例

sample1では以下のように設定しています。

Display "sample1.tif" "tiff" "rgba"

sample1.tifと言う名前でtiffファイルをrgbaの4チャネルで作成するという意味になります。

応用例

Diplayは以下のように使用します。

Display "sample1.tif" "tiff" "rgba"
Display "sample1.tif" "tiff" "rgb"
Display "sample1" "framebuffer" "rgb"
Display "sample1.z" "zfile" "z"

"+"をつける

また、以下のように2番目のDisplayの名前に"+"をつけると2つDisplayが設定された事になります。
もし"+"をつけなかったら一番したが有効になります。

Display "sample1.tif" "tiff" "rgb"
Display "+sample1" "framebuffer" "rgb"

画像サイズ

画像サイズはFormatと言う命令を使って変更する事ができます。

Format

Formatは画像のサイズを指定する事ができます

Format "横のサイズ" "縦のサイズ" "アスペクト比"

特に難しい事はなく縦横のサイズを指定してください
最後のアスペクト比は縦横の比率です。いろいろいじってみると良いかもです。

例:

Format 300 300 1.0