- XDR-LMBS(クロスダブルレイド・リニアモーションバトルシステム)
- 戦闘の基本
- キャラクター特性
- ルドガーの特性「ウェポンシフト」
- アルヴィンの特性「チャージ」
- レイアの特性「活伸棍術」
- エリーゼの特性「スイッチングティポ」
- ローエンの特性「術後調律」
- ジュードの特性「集中回避」
- ミラの特性「魔技」
- ガイアスの特性「リベンジャー」
- ミュゼの特性「リーヴアサルト」
- ルドガーの骸殻能力
- 弱点属性連携
- パートナー固有サポート
- 共鳴(リンク)モード
- 共鳴術技(リンクアーツ)
- 共鳴術技の種類
- 共鳴術技ゲージ
- 共鳴術技の発動方法
- 共鳴術技の例
- シナリオ関連システム
- チャット
- アローサルオーブ
- 前作の衣装とアタッチメント
- ネコ派遣
R-LMBS(クロスダブルレイド・リニアモーションバトルシステム)
- 概要
前作「テイルズオブエクシリア」の戦闘を踏襲しつつ、新たな主人公ルドガーは全く新しいスタイルで戦います。
また、好評だった「共鳴」はもちろんTOX2でも引き続き使用可能。新しい共鳴術技も登場するかも?
戦闘の基本
- ACとTPについて
TOXの戦闘でも、前作同様上記2つの値を消費することで攻撃を行います。
ACが続く限り、自由に通常攻撃、術、技を繋げることができます。
つまり、ACの値分、術技を連続して繋げることも可能です。(もちろん、その分大量のTPを消費します。)
マップ移動中は、TPを消費して回復系の術などを使用することができます。
- AC(アサルトカウンタ)
攻撃をする際にのみ消費される値で、通常攻撃や術技など、どんな攻撃でも消費するのは各「1」です。
移動や防御行動では消費されません。攻撃後、自動で回復します。
- TP(テクニカルポイント)
術や技を使用したときに消費される値で、各術技によって消費量は異なります。
自動では回復しませんが、アイテムや戦闘中のいろいろな行動で回復できます。
キャラクター特性
TOX2では、各キャラクターがそれぞれ特別な戦闘能力を有しています。
ルドガーの特性「ウェポンシフト」
- 双剣
2本の剣を逆手に構え、敵に接近して戦うスタイルです。
隙が少ないため扱い易く、連撃を得意とします。
リーチは短いですが、斬り込み・身のこなしの素早さから、敵の懐に飛び込み一気に攻めることができます。
- ハンマー
柄の長いハンマーを両手で構え、振り回して戦うスタイルです。
大振りになるためスピード感には若干欠けますが、リーチの長さ、一帯を巻き込む攻撃範囲の広さが特徴です。
- 双銃
二丁拳銃を構え、距離をとって戦うスタイルです。
一発一発のダメージは大きくないですが、安全な距離を取って攻撃・サポートを行うことができます。
また、移動しながらの射撃も可能です。
ただし、双銃を構えている間は移動速度が低下します。
アルヴィンの特性「チャージ」
アルヴィンは、右手の大剣と左手の銃を合体させることで、「チャージ技」を使うことができます。
技を発動した後、ボタンを押しっぱなしにすると、武器を合体させ、チャージ状態となります。
この状態で技を出すと、通常とは異なる「チャージ技」が発動します。(発動後、チャージは解除)
一回のチャージにつき、チャージ技は一度しか使えませんが、スキルにより能力を拡張させることができます。
また、チャージしながら攻撃できる武身技もあり、連携にチャージ技を組み込ませることもできます。
レイアの特性「活伸棍術」
敵の攻撃をバックステップで回避すると、レイアの持つ棍が光って、一定時間長くなります。
攻撃の間合いが伸びた状態で戦うことができるようになり、敵に囲まれた際などに有利に戦えます。
スキルによってこの効果時間を延長させることもできます。
また、レイアは新たな武身技も多く習得し、空中連携がより幅広いバリエーションで楽しめます。
エリーゼの特性「スイッチングティポ」
エリーゼは「R3ボタン」でアピールすることにより、2つの戦闘スタイルを切り替えることができます。
「ティポオン」状態では、ティポがエリーゼの背中にくっついた状態になり、エリーゼの使う精霊術の威力が高くなります。
通常攻撃では杖から術の弾が飛んでいくので、離れた場所で術主体で戦うのに適したスタイルです。
「ティポオフ」状態では、ティポがエリーゼの周りを浮遊した状態になり、エリーゼの使う武身技の威力が高くなります。
通常攻撃ではティポが敵に体当たりするなど、敵に近づいて戦う要素も加わったスタイルです。
ローエンの特性「術後調律」
ローエンは自らが発動させた精霊術に対して、術発動後に様々な操作を行うことができます。
精霊術を使用した後、術ごとに決まったキー操作をすることで、術に変化を起こします。
この際、使用した術に必要なTPの半分を消費します。
例)水の精霊術「ブルースフィア」
:敵の頭上に巨大な水球を発生させ、落下させて攻撃する術。
→術発動後に「〇ボタン」を押し続けることで、水球を更に巨大化できます
術が得意なローエンですが、TOX2では新しい武身技も増え、術以外の素早い立ち回りも可能になりました。
ジュードの特性「集中回避」
ジュードは敵の攻撃をバックステップで回避した際に、瞬間的に敵の背後に回りこむことができます。
回りこんだ後は、一定時間敵が無防備な状態となり、自由に攻撃を叩き込めます。
また、スキルによってこの能力を強化することも可能で、何度でも背後を取ることができるようになったり、フロントステップで集中回避を発動することもできるようになります。
特に1対1の状況で有利に戦いやすい能力です。
ミラの特性「魔技」
ミラは、各属性の精霊術の発動方法を使い分けることができます。
術技ボタンを短く押すと、詠唱なしで「魔技」を呼ばれる技を発動し、長く押すと詠唱を行った後に術を発動します。
術技ボタンの押し方によって、発動する攻撃が変化します。
例)火の精霊術「バーンスプレッド」
:自分の周囲の地面を焼き尽くす術。
これをボタンを短く押して発動すると、詠唱なしで手元で爆発を起こし、敵を吹き飛ばす「フレアボム」という魔技になります。
ガイアスの特性「リベンジャー」
敵の攻撃をガードで受け止めた直後、約一秒間、フロントステップのアクションが強力な攻撃に変化します。
相手の攻撃を、ギリギリでガードするほど強力な攻撃となり、ザコ敵であれば一撃で葬り去ることが可能なほどの高い威力にもなります。
リベンジャーを発動できる約1秒間、腕に光を纏いますが、光の色が濃いほど威力の高い攻撃が出せる状態です。
また、スキルによって能力を強化することもでき、フロントステップの他に、「L1+○」での攻撃も可能になります。
ミュゼの特性「リーヴアサルト」
ミュゼが敵の攻撃を受けて仰け反ってしまったとき、フロントステップ、またはバックステップを行うと一時的に無敵状態となり、ワープして敵を距離をとり、攻撃から逃れることができます。
ワープ直後には術技への連携を行うことができるため、反撃へ転じるチャンスが生じます。
また、スキルによって能力を強化することもでき、ワープ直後の連携から、術の詠唱時間を短縮したり消費TPを軽減したりすることが可能になります。
ルドガーの骸殻能力
ルドガーは「骸殻(がいかく)」という特殊な能力を持っています。
これは、戦闘中に「変身」することにより、全ての敵を異空間へと引きずりこみ、圧倒的パワーをもって戦うことのできる能力です。
ルドガーを操作しているときのみ、使用することができます。
- 骸殻ゲージと段階
画面右下にあるのが、「骸殻ゲージ」です。
戦闘中、時間によって徐々に溜まっていき、ゲージが1以上になったら骸殻能力が発動し、変身できるようになります。
ゲージが溜まったら、「L3ボタン+R3ボタン」でルドガーが変身します。
骸殻ゲージが溜まった状態であれば、ダウン中、攻撃中、仰け反り中問わず、いつでも変身が可能です。
そのため、変身を起死回生の一手として使うこともできます。
また、変身には段階があり、骸殻ゲージをどこまで溜めて変身したかによって使い分けることができます。
段階が進むと、変身時のルドガーの見た目が変化し、能力が向上します。
ただし、その分ゲージが溜まるまで時間がかかります。
(一度変身すると、骸殻ゲージが0になるまで変身を解くことはできません)
例…
第1段階
骸殻ゲージを1まで溜めて変身した姿。防御性能が向上し、仰け反らなくなります。
第2段階
骸殻ゲージを2まで溜めて変身した姿。あらゆる攻撃の威力が増します。
※ルドガーは最初は第1段階までしか変身できませんが、物語中に骸殻能力を開花させていきます。
- 変身中のルール
ルドガーが変身すると、一瞬で舞台が異空間に切り替り、敵全員とルドガーのみが存在する状態になります。
骸殻ゲージ以外の表示が消え、HPやTP、ACの概念もなくなります。
変身直後から、画面右下の骸殻ゲージが減り始めます。
骸殻ゲージとは、時間経過や、ルドガーがダメージを受けることで減少し、ゲージが0になると変身が解除され、元の戦闘画面に戻ります。
ダメージを受けないように立ち回ることで、より長く変身し続けることができます。
- 変身中の戦い方
変身したルドガーは特殊な「槍」で戦う状態になります。(ウェポンシフトはできません)
変身中は、「〇ボタン」で通常攻撃、「×ボタン」で変身時専用の強力な武身技を使うことができます。
左スティックの各方向+「×ボタン」で、様々な武身技が発動します。(これはメニューで設定するのではなく、あらかじめ決められています)
さらに、「〇ボタン」での連携回数に応じて、その後の「×ボタン」攻撃が変化します。
弱点属性連携
TOX2では、以下の9つの属性が存在します。
- 火 水 風 地 光 闇 斬 打 射
敵の弱点属性で攻撃するとダメージが増加しますが、そこから連携して「異なる属性の攻撃」を連携していくことで、更にダメージがアップします。
弱点属性連携中は、敵の反撃を封じることが可能なので、敵の弱点を把握することで戦闘を有利に進めることができます。
敵の弱点属性は、R1ボタンでいつでも確認することができます。
逆に、敵が耐性を持つ属性で攻撃してしまうと、ダメージが減少するばかりか、仰け反らずに反撃されてしまいます。
弱点だけでなく、耐性にも注意を払う必要があります。
弱点属性で攻撃すると「WEEK!」の文字が表示され、耐性を持つ属性で攻撃してしまうと「REDUCE!」が表示されます。
パートナー固有サポート
リンクモード中には、パートナー(スレーヴ)が誰かによって、それぞれ固有のサポート能力が働きます。
戦いの状況によって、リンク相手を切り替えていくことが重要な戦略になります。
- パートナーがルドガーの場合「ミラーリング」
「ミラーリング」は少し特殊で、「マスターキャラのサポート能力をコピーする」という器用なルドガーならではの能力です。
マスターがジュードのときは「レストア」、マスターがミラのときは「バインド」を、ルドガーが発動します。
例えば前作では、レイアを操作キャラ(マスター)にしていると、アイテムスティールを行うことはできませんでしたが、TOX2では"レイアを操作しつつルドガーとリンクして、ルドガーにアイテムを頂いてもらう"という戦い方も可能になりました。
- パートナーがレイアの場合「アイテムスティール」
敵をダウンさせた際に、レイアが素早く敵に近寄り、一定の確率でアイテムを頂きます。
一部の敵は戦闘中にアイテムを使用しますが、レイアがアイテムスティールすると、使わなくなります。
- パートナーがアルヴィンの場合「ブレイカー」
ガード頻度の高い敵が相手の場合でも、敵のガード状態をブレイクしてくれます。
ブレイクした敵は気絶状態になります。
- パートナーがエリーゼの場合「ティポドレイン」
マスターのTPが減ってきた際に、一定確率でティポがその敵のHPとTPを吸収し、マスターに還元してくれます。
敵を浮かせた状態にすると、発生確率が高くなります。
- パートナーがローエンの場合「オートマジックガード」
敵が精霊術で攻撃してきた際に、ローエンが自動的にマジックガードを発動してくれます。
マジックガード発動中も、マスターは自由に動くことが可能です。
- パートナーがジュードの場合「レストア」
マスターが敵にダウンさせられたら、ジュードが一瞬で駆けつけてHPを回復してくれます。
また、マスターが戦闘不能になった際、ジュードが復活させてくれることもあります。
- パートナーがミラの場合「バインド」
2人で敵を挟み込んだ際、一定確率でしばらくの間敵を拘束状態にすることができます。
敵が気絶状態になっている場合には、必ず発生します。
- パートナーがガイアスの場合「スプレッドフォース」
ガイアスがマスターを「かばう」ことで攻撃をガードした際、以下の効果をマスターとガイアス自身に付与します。- 次の攻撃連携中消費するTPを25%軽減
- 次の攻撃初段に、敵の弱点属性を付与
- 次の攻撃初段で、敵の鋼体を崩し仰け反らせる(ただし術での攻撃は除く)
- パートナーがミュゼの場合「トラクタームーヴ」
マスターがフロントステップをした場合、ミュゼが背後からステップを補助し、一瞬で間合いを詰めてターゲットの敵の正面まで移動させてくれます。
逆にマスターがバックステップをした場合は、一瞬で敵から離れるように移動させてくれます。
共鳴(リンク)モード
- 概要
TOX2ではTOXと同じく、パーティ内の任意のキャラクターと「共鳴(リンク)」することによって、2人のキャラクターをペアにして戦うことができます。
方向キーの各方向に、それぞれ自分以外のキャラクターが当てはめられて、リンクしたいキャラクターの方向にキーを入力するだけで、戦闘中いつでもリンクモードに入ることができます。(解除も任意)
リンクモードに入ると、それまで自分が操作していたキャラクターが「マスター」となり、パートナー(スレーヴ)と光で繋がった状態になります。
その間、スレーヴはマスターの動きに合わせて行動を行います。
例)同じ敵を挟み撃ちにする、マスターの背後を狙う敵を攻撃する、通常攻撃を受けているマスターをかばう、等。
また、誰とリンクするかによって固有のサポート能力が働いたり、他にも色々な効果が現れます。
- 共鳴時の作戦指示
方向キーをリンクしたいキャラクターの方向に入力することでリンクモードとなりますが、共鳴しているキャラクターの方向に、再度方向キーを入力することで、行動指示を出すことができます。
後方支援が得意なキャラクターと共鳴し、自分は前線へ、パートナーは距離をとって術を使う、といった作戦が可能になります。
(共鳴時の指示は、メニューの「作戦」からも設定可能です)
共鳴術技(リンクアーツ)
リンクモード中に敵に攻撃をヒットさせると、画面上のゲージが溜まっていきます。
このゲージを溜めることで「共鳴術技(リンクアーツ)」を繰り出すことができます。
共鳴術技とは、リンクで繋がった2人が、協力して1つの術や技を発動する攻撃です。
共鳴術技は、パートナーの組み合わせ、更に術・技の組み合わせによって、様々な種類が存在します。
いつ、どのような状況で、誰とリンクし、どんな攻撃を行うかに多様な戦略性があり、戦いのスタイルが広がります。
共鳴術技の種類
- コモン共鳴術技
前作では、共鳴術技は特定の術技の組み合わせでしか発動できませんでした。
TOX2では、誰とでも、どの術技でも必ず共鳴術技を発動させることが可能になりました。
起点となる術技に関係なく、ルドガーの武器の状態、キャラクターの組み合わせによって、いくつかのタイプが存在します。(突進系、範囲系など)
共鳴術技アイコンは銀色です。
- ユニーク術技
特定のキャラクター同士が特定の術技の組み合わせによって発動する共鳴術技で、前作で使用可能だった共鳴術技は、こちらにあたります。
見た目も派手で強力なものが多く、攻撃だけでなく回復や支援を行う共鳴術技も存在します。
共鳴術技アイコンは金色です。
共鳴術技ゲージ
共鳴術技ゲージとは、リンクモード中に敵を攻撃すると徐々に溜まっていくゲージです。
ゲージは5段階あります。
リンクモード中にのみ、敵を攻撃すると共鳴術技ゲージが溜まっていきます。
ゲージが1~5の各段階まで溜まった際に、共鳴術技を出すことができます。
また、プレイヤーが操作していないオートキャラクター同士でも、自動的にリンクを行います。(作戦で設定可能です)
ゲージはパーティで1本なので、オートキャラクター同士がリンクすると、その分溜まるのが早くなります。
共鳴術技の発動方法
共鳴術技ゲージが1~5のどこかの段階まで溜まった際、ゲージが点滅するようになります。
この際に、操作キャラ(マスターキャラ)が任意の術技を繰り出すと、一定時間、金または銀の「共鳴術技アイコン」が出現します。
この共鳴術技アイコンが表示されている間に「R2ボタン」を押すと、共鳴術技が発動します。
リンクパートナーとユニーク共鳴術技が発動する術技だった場合は、金色のアイコンが、そうでなかった場合は銀色のアイコンが表示されます。
また、アイコンが表示されても「R2ボタン」を押さない限り、共鳴術技が暴発するということはありません。
共鳴術技を出してもゲージは減るわけではなく、次の段階に向けて溜まり始めます。
逆に、共鳴術技を発動しない限り、ゲージはその段階で止まったままになります。(点滅し続けている状態)
共鳴術技の例
- ルドガーとレイア(ユニーク共鳴術技)
ルドガー「ソート・ラルデ」+レイア「円閃打」=共鳴術技「円閃襲落」
ソート・ラルデ…ハンマー装備時の武身技。高く跳躍し、一気に振り下ろす。
円閃打…クルクルと縦に回転し、棍で断続的に打撃する武身技。
円閃襲落…レイアが持ち上げ、ルドガーが打ち落とす連携プレー技。
- ルドガーとアルヴィン(ユニーク共鳴術技)
ルドガー「ラピッドレンジ」+アルヴィン「ヴァリアブルトリガー」=共鳴術技「モータルファイア」
ラピッドレンジ…双銃装備時の武身技。左手の銃で連射しつつ、右手の銃で止めの一撃を放つ。
ヴァリアブルトリガー…敵を貫通する銃弾を発射する武身技。
モータルファイア…一体の敵に対して二人で集中砲火を浴びせる。
- コモン術技
発動術技が、ユニーク共鳴術技につながらない術技だった場合、コモン共鳴術技が発動します。
ルドガーがマスターだった場合、その時の武器の状態によって、発動するコモン共鳴術技は異なります。
シナリオ関連システム
- ルドガーの選択肢
ルドガーの最大の特徴は、全ての行動・言動をプレイヤーが選択肢によって選ぶという点です。
ルドガーの考え=プレイヤーの考えであり、プレイヤーはルドガーと一体となってゲームを進めることができます。
ゲーム中では頻繁にこの選択肢が表示され、プレイヤーはL1ボタンかR1ボタンで決断しなければなりません。
通常、どちらの選択肢を選ぶかはじっくり考えることができますが、中には制限時間があるものもあり、その場合には中央に時計が表示され、残り時間がカウントされます。
時間内に決断できなかった場合、強制的にどちらかが選択されます。
基本的にはその場のルドガーの言動をプレイヤーが選ぶものなので、選択肢によって物語そのものが、たくさんの枝分かれの分岐をするということはありません。
しかし、中には重大な局面を左右する決断を迫れらる場合もあります。
- 借金返済
ルドガーはエルと共に事件に巻き込まれ、多額の借金を背負うことになってしまいます。
エレンピオスでは、個人情報は「GHS」という携帯小型端末で管理されており、高額責務者は「GHS」によって所在を追跡され、逃亡防止のために移動手段も制限されるため、最初は行動範囲が限られてしまいます。
ルドガーは、ゲーム中を通してこの借金を返済していかなくてはなりません。
借金を返済していくと、徐々に制限は解除され、行動範囲が広がっていきます。
- 借金の返済方法
所持ガルドが一定金額に達するごとに、返済窓口の「ノヴァ」から督促の連絡が入ります。
返済金額は任意に決められますが、返済せずに大量にガルドを貯め続けていると、強制徴収される場合もあります。
返済金額が一定値に達すると、エリアごとにかかっている移動制限が解除され、ルドガーの行ける場所が増えていきます。
- クエスト
クランスピア社が経営する人材派遣会社で、依頼を仲介してくれます。
各街にいる仲介人を通して契約を結ぶことで、クエストを受注できます。
クエストの目的を達成し、報告することで、報酬のガルドと「勲功ポイント」を得ることができ、「勲功ポイント」がたまると「称号」を取得できます。
位の高い「称号」を取得すると、高難度のクエストを受注することが可能になります。
借金を抱えているルドガーにとっては、報酬としてガルドを得られるクエストは返済の重要な手段となります。
※ガルドを得る方法はクエスト以外にもいろいろあります。
- 分史世界への進入と破壊
ルドガーは自身の持つ「骸殻」の力をビズリーにかわれ、エージェントとして働くことになります。
そして、この世界から分岐した可能性の別世界───「分史世界」を破壊する任務を与えられます。
クランスピア社は、この世界に仇なす分史世界の存在を監視しており、分史世界が探知されると、その情報が社長秘書「ヴェル」よりルドガーのGHSに知らされます。
ワールドマップから座標を指定し、分史世界に進入しますが、いったん分史世界に入ると、その世界を破壊するまで元の世界に戻ることはできません。
分史世界は、その核となる物体「時歪の因子」を壊せば破壊できますが、時歪の因子は何ものかに憑依、もしくは擬態して、その存在を隠しています。
まずは分史世界の内部を捜索し、「時歪の因子」を見つけ出さなければなりません。
- メインチャプターとキャラクターエピソード
- メインチャプター
TOX2の物語は細かく章立てになっており、これを「メインチャプター」と呼びます。
基本的にメインチャプターの開始は任意で、指示された場所を訪れたり、目的の人物に話しかけたりすることで開始します。
借金を返済し、移動範囲が広がることで、次のチャプターを開始できる場合もあります。
メインチャプター中は、画面右上に、赤い「MAIN CHAPTER」の表示がなされます。 - パーティ散開とキャラクターエピソード
メインチャプターとメインチャプターの間は、借金を返済したり、クエストを受けたり、自由に行動できる期間です。
期間ごとに決められた借金返済のノルマがあり、ノルマを達成すると次のメインチャプターを開始できるようになります。
また、この期間に街に入ると、ルドガー以外のパーティキャラクターは自由行動となり、街中に散開します。
街の中では、パーティキャラクターに話しかけることができます。
このとき、パーティキャラクターに「!」アイコンが表示されることがあり、話しかけると、そのキャラクターの「キャラクターエピソード」を開始することができます。
キャラクターエピソードは、ルドガー以外のパーティキャラクター全員分存在し、 メインチャプターがルドガーの物語なのに対し、キャラクターエピソードはパーティキャラクターの物語、とも言えます。
それぞれいくつかの章で構成されていて、キャラクターエピソードを全て合わせると、メインチャプターと同程度のボリュームがあります。
キャラクターエピソード中は、画面右上に、緑の「●●●(キャラ名) EPISODE」の表示がなされます。 - キャラクターエピソードのボーナス
キャラクターエピソードを進めると、そのキャラクターにちなんだ貴重なアイテム(衣装等)を得られるだけでなく、タイミングによっては、メインチャプターのイベントに、追加シーンが挿入されます。
追加されるシーンはキャラクターエピソードの内容に関係したものです。
例:新聞記者という「仕事」についての内容の、レイアキャラクターエピソードを起こしていた場合、メインチャプターでルドガーの「仕事」について触れる際に、レイアが関連するボーナスシーンが追加されます。
キャラクターエピソードを起こすタイミングは、プレイヤーの任意ですが、ボーナスシーンを見たい場合にはこまめにキャラクターエピソードを起こすのがお勧めです。
誰かのエピソードが起こせるタイミングになったら、ワールドマップ・ナビマップ上にアイコンが出現するので見逃さないようにしましょう。
- 新密度
ルドガーとパーティキャラクターそれぞれの間には、「親密度」が設定されています。
ルドガーの選択肢で何を選んだか、キャラクターエピソードを起こしたか、といったシナリオに関わることだけでなく、戦闘中にリンクしたか、共鳴術技を発動したか、なども親密度の上昇に関係します。
※親密度は、下がることはありません。
親密度が上がると、様々な効果が発生します。
例)
・そのキャラクターとリンクすると、骸殻ゲージの溜まる速度が上昇
・特殊なロングチャットが発生し、そのキャラクターが特殊なスキル、術技をルドガーに教えてくれる
・特殊な戦闘リザルト、ショートチャットが発生する
上記のほかにも、戦闘に更に大きな影響を与えることも……。(続報をお待ち下さい)
チャット
- ファイティングチャット
戦闘中に交わされるキャラクターたちの臨場感あふれる会話は、前作に引き続きファイティングチャットで表現。
仲間同士の会話はもちろん、重要な戦いでは、敵との会話もファイティングチャットで繰り広げられます。
また、エルは戦闘には参加しませんが、ファイティングチャットには登場し、仲間たちに声をかけたり、応援したりと、一緒に戦って(?)くれます。
- ロングチャット
さまざまな条件によって発生し、画面上にアイコンが出ている時に、セレクトボタンで任意に起動して見ることができます。
物語の核心に触れる内容のものから、他愛ない雑談まで、多種多様なチャットがあります。
ロングチャットにもルドガーの選択肢が存在し、選んだ選択肢によって展開が変わります。
また、借金取立て担当のノヴァが情報をくれる際には、GHSにて連絡が入り、自動的にロングチャットが起動します。
- ショートチャット
登場キャラクターが1人、または2人の、短い会話のチャットです。
ロングチャットとは異なり、条件が揃うと自動的に起動します。ショートチャット起動中、ゲームの進行は止まりません。
ショートチャットを見ながら(聞きながら)、街やフィールドを自由に探索することができます。
アローサルオーブ
前作のリリアルオーブは二つの世界を隔てていた断界殻が開放されたことによるマナの奔流が原因で仕えなくなったため、代わりに開発された。
戦闘で得た属性エネルギーをアブソーバー経由でアローサルオーブに吸収される。
吸収できる属性エネルギーはアブソーバーごとに異なり、蓄積によって覚える術技等もキャラクターによって異なる。
アブソーバーには地・水・火・風・光・闇それぞれの環珠、強き地の環珠、猛き光の環珠、稲妻の環珠、竜巻の環珠、濁流の環珠などがあり、エレメンタルコアから対応した属性を吸収する。
例)ラピッドレンジを覚えるには火の属性ポイントが230、風の属性ポイントが230づつ必要。
前作の衣装とアタッチメント
前作の衣装以外にもアタッチメントも一部が今作で使用可能。
ネコ派遣
ルドガーと同じマンションに住んでいるネコ好きの女性から逃げ出したネコ達の捜索を依頼される。捕まえたネコは任意の場所に派遣することができるようになり一定時間経過後、素材や武器、アタッチメントなどを持ち帰る。