Unreal Editor/Kismet

Last-modified: 2013-03-26 (火) 23:33:30

 
UDKに搭載されているビジュアルプログラミングツール。
エディタの上のほうの「K」ボタンをクリックすると起動できる。
「ノード」と呼ばれる要素を組み合わせることで、視覚的にわかりやすいプログラミングができる。
ノードの種類には、「アクション」、「条件」、「イベント」、「変数」が存在し、
「アクション」は実際の処理(例えば、Matineeアニメーションを再生する、キャラクターをテレポートさせる、音を鳴らす、等)で、
「条件」はそのまま一般的なプログラミング言語で言う「if」(もし~なら)文に相当するもの(ただし、次のイベントに相当するものを除く。AがBより大きかったら、の類。)、
「イベント」は、アクションの処理を実行する引き金となる条件(例えば、プレイヤーキャラが特定の地点に到達した、とか、ステージのロードが終了した、などという、もしプログラミング言語のif文で書くなら少し複雑になるような条件)だ。
「変数」は文字通り、様々な情報を格納した変数である。

初心者でも扱えるほど簡単だが、簡単なぶんやれることは少ないので、3人称視点アクションなどを作ろうと思うとKismetだけではまったく歯がたたない。
もし、FPS以外のゲームをUDKで作ろうと考えているなら、Kismetに加えてUnrealScriptの勉強をすべし。

各ノードの説明は、公式リファレンスを参照。
http://udn.epicgames.com/Three/KismetReferenceJP.html