Etna

Last-modified: 2024-03-18 (月) 00:50:05

イタリア RankIII 軽巡洋艦 Etna-class, RN Etna, project

War Thunder Super-Resolution 2021.06.01 - 03.05.48.30.jpg

概要

アップデート2.5で実装されたイタリア海軍ランクIIIの軽巡洋艦。
Comandanti Medaglie d'Oroに続く2隻目の史実未成艦、防空巡洋艦タイプとして実装されている。
現状では本艦しか搭載していない65mm砲だがこちらも史実では試作止まりで実戦配備されなかった兵器である。

艦艇情報(v2.**)

必要経費

必要研究値(RP)26,000
艦艇購入費(SL)100,000
乗員訓練費(SL)29,000
エキスパート化(SL)***
エース化(GE)***
エース化無料(RP)***
バックアップ(GE)***
護符(GE)***

BR・報酬・修理

項目【AB/RB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.7/ 4.7
RP倍率284
SL倍率315 / 405
最大修理費(SL)2,290⇒*** / 3,570⇒***

艦艇性能

項目数値
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後)
シタデル装甲
(前/側/甲板)(mm)
25 / 60 / 35
主砲塔装甲
(前/側/後)(mm)
20 / 6 / 6
船体鋼, 25 mm
上部構造物鋼, 8 mm
排水量(t)7000
最高速度(km/h)44⇒61 / 44⇒52
乗員数(人)580

レーダー

艦艇用レーダー解説ページを開く

分類有無距離
(km)
索敵レーダー**/**/**
追跡レーダー**

武装

種類名称砲塔搭載基数弾薬数購入費用(SL)
主砲135 mm/45
O.T.O. Mod.1938
連装39601
副砲65mm/64
Ansaldo-Terni
Mod.1939
単装1050001
対空砲20 mm/70
Scotti-Isotta
Fraschini mod.1939
単装2131500-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

艦砲

武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
135 mm/45
O.T.O. Mod.1938
135 mm HE DirompenteHE32.421800825-23
135 mm APHEBC PerforanteAPHEBC32.73147082561741491231069582
135 mm HE-TF Contro-aereaHE-TF32.421800825-23
 

小口径砲

(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)

 

機銃

武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm/70
Scotti-Isotta Fracshini mod.1939
既定△△******************

追加武装*2

追加武装: なし

カモフラージュ

クリックで表示
△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前艦艇
派生艦艇
次艦艇Bartolomeo Colleoni 1940
 
 

解説

特徴

防空巡洋艦だけあって近~中距離の防空性能はそこそこ優秀、装甲もBR4.7巡洋艦としては癖がなく収まっている。
ただし対艦性能はかなり低め、魚雷も搭載していないため同格や格上の相手には苦労する事になる。

 

【火力】
主砲はアッティリオ・レゴロと同じ135mm連装砲を3基6門搭載、前部に1基・後部に2基の構成となっている。
炸薬量の少なさや(多少改善されたとはいえ)遅めの装填速度により正面切っての撃ち合いは苦手。だが、初速が速いため当てやすく、島陰射撃や、リスから打つなど位置取りをしっかりすれば、安定した戦果をあげられるだろう。
 
対空兵装は64口径65mm単装砲を10基、20mm単装機関砲を21基搭載する。
ありがたい事に65mm砲は初期砲弾が対空用のHE-TFなのでパーツ改修せずとも即戦力になってくれる。しかし、機銃は相変わらずのブレダで、威力と連射が低い。直撃してもクリティカル止まりだったり、落としきれず被弾、なんて事もある。できるならエキスパート化しよう。そうすれば防空巡洋艦としての役目を十二分に果たせるだろう
65mm/64 Ansaldo-Terni Mod.1939について
史実では試作止まりだった65mm砲は最終計画型の64口径として実装されているのでかなりの高初速。
更にこの65mm砲、信頼性の問題から見送られたはずの二重トレー型電動装填装置を備えておりリロードも極めて短い。
具体的には毎分30発、乗員スキルMaxで2.3秒・エース化で2秒。機力式なのでもちろん装填速度は一定だ。
炸薬量こそ65mm相応の450gでしかないが圧倒的な装填速度の速さが補ってくれるだろう。
……ただし所詮対空砲弾は時限式なので近接信管ほどの信頼性は無い。
RBなら中距離程度から高めの阻止力を持つがABでは真っ直ぐ突っ込んでくる敵機以外にはあまり期待できないだろう。
 
機関砲は国産の20mm70口径Scotti-Isottaを21門搭載している。
他国の艦載20mm機関砲に比べ射撃レートが遅めではあるが21門と多めの搭載数のため肉薄してくる敵機には強い。

 

【防御】
イタリア巡洋艦に多く見られる長い船体を持つ本艦だが装甲部分は主要モジュールが詰まった船体中央がメイン。
舷側装甲は喫水線に沿って60mm、弾薬庫から各種機関部分はこの装甲が保護している。
甲板装甲は上部に5mm、更に下部に20mm~35mmと二重になっている。
 
砲塔は正面20mm・正面以外は6mm、艦橋モジュールは15mm、65mm砲は8mmの装甲で保護。
破砕片からの保護としては十全に機能するレベルとなっている。アメリカ駆逐艦などの徹甲弾は当然防げないため、打たれないような立ち回りが求められる。
次艦のバルトロメオ・コレオーニと共通する弱点としてバーベット(揚弾筒を保護する装甲)が一切無い点には注意。

 

【機動性】
RBにおいて駆動系パーツ全改修で52km/h(28kt)となる、快速艦が多いイタリア軽巡としてはかなり遅めの部類。他国から見たら平均並み。未改修だと、舵の利きや加速がとても悪いので早めに改修しよう。

 

史実

エトナ級軽巡洋艦はイタリアで建造され―たが就役はできなかった未成軽巡洋艦。
元々はタイ王国が1938年に近海防衛用にイタリアのCRDA社に発注した6000トン級の軽巡洋艦「タクシン」「ナレースワン」である。

発注の翌39年からトリエステのCRDA社ドックで建造を開始したものの、直後に第二次大戦が勃発。他国向けの巡洋艦など作っている余裕はなくなり、イタリア政府に接収された。
「タクシン」は「エトナ」、「ナレースワン」は「ヴェスヴィオス」と、どちらも火山の名から命名された。
しかし接収してみたはいいものの、イタリアの当時の建艦・運用思想とは相容れず、また搭載予定の砲もイタリア軍の装備と統一性がなかった。
どうみても使いにくいとわかったため、設計を手直しし、船団護衛メインの防空巡洋艦として完成させることになった。

主砲は当初予定のボフォース15cm連装砲3基6門から、カピターニ・ロマーニ級で採用された13.5cm連装砲の仰角を引き上げて両用砲化したものを3基6門とした。
副武装としてこれもアンサルド社の新規開発する65mm単装両用砲を6門、ブレダ20mm連装対空機銃を6基12門とそれなりに有力な対空武装を備える―予定だった。
更に、北アフリカなどへの物資・兵員輸送能力も持たせることとされ、陸兵1000人または物資500トンが輸送可能な貨物区画と陸揚げ用クレーンが装備された。

しかし戦況悪化と搭載武装の開発遅延から建造は一向に進まず、1943年9月のイタリア降伏とともにトリエステを含む北イタリアを占領したドイツ軍によって再び接収される。
この時点でも進捗率は60%前後であり、ドイツ軍にとってもわざわざ完成させるメリットもないと判断され、その後も放置プレイ
最後は45年5月に2隻揃ってトリエステ港の閉塞船として自沈させられ、戦後1948年に引き揚げ・解体された。
--加筆求む--

 
エトナ級軽巡洋艦
1Etna※未成艦
2Vesuvio※未成艦

小ネタ

--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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