イタリア Rank 4 軽巡洋艦 RN Eugenio di Savoia
画像では分かりづらいが、艦橋の遮風塔の横に耳のようなものが追加された
概要
Update 2.13 “Winged Lions”にて追加された、イタリア海軍の軽巡洋艦。コンドッティエリ(傭兵隊長)シリーズの第四グループにあたるエヌマエレ・フィリベルト・ドゥカ・ダオスタ級の2番艦である。
本艦は前艦のライモンド・モンテクッコリ級の拡大改良型であり、その特徴もしっかりと受け継いでいる。
--加筆求む--
艦艇情報(v2.*)
必要経費
必要研究値(RP) | 120000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 360000 |
乗員訓練費(SL) | 100000 |
エキスパート化(SL) | 360000 |
エース化(GE) | 700 |
エース化無料(RP) | 620000 |
バックアップ(GE) | 30 |
護符(GE) | 1900 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
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バトルレーティング | 5.3 / 5.7 |
RP倍率 | 1.84 |
SL倍率 | 4.5 / 6 |
最大修理費(SL) | 10900⇒14148 / 15010⇒19482 |
艦艇性能
項目 | 数値 |
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【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 50 / 70 / 35 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 90 / 30 / 30 |
船体 | 鋼/, 25 mm |
上部構造物 | 鋼/, 8 mm |
排水量(t) | 10672 |
最高速度(km/h) | 59⇒81 / 59⇒69 |
乗員数(人) | 694 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 152/53 mm O.T.O. Mod.1929 | 連装 | 4 | 1680 | 3 |
副砲 | 100/47 mm mod.1928 cannon | 連装 | 3 | 3600 | 1 |
対空砲 | 37 mm/54 Breda Mod.39 auto cannon | 連装 | 4 | 12000 | - |
20 mm Oerlikon Mk.II cannon AA | 単装 | 10 | 18000 |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
152/53 mm O.T.O. Mod.1929 | 152 mm HE Dirompente | HE | 44.57 | 2390 | 935 | - | 29 | |||||
152 mm APHEBC Palla | APHEBC | 47.5 | 800 | 900 | 7 | 277 | 229 | 168 | 125 | 95 | 70 | |
152 mm HE Dirompente | HE-TF | 44.57 | 2390 | 935 | - | 29 |
小口径砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
100/47 mm O.T.O. mod.1928 | 100 mm HE Dirompente | HE | 13.2 | 1300 | 850 | - | 17 | |||||
100 mm APHE Perfornate | APHE | 13.8 | 820 | 850 | 6 | 150 | 131 | 115 | 103 | 94 | 87 | |
100 mm HE-TF Contro-aerea | HE-DF* | 13.2 | 1300 | 850 | - | 17 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
37 mm/54 Breda Mod.32/Mod.39 | 37 mm HE-TF DA 37 c.a. | HEF-T*/HEF-T*/HEF-T*/HEF-T* | 3 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Oerlikon SS | 規定 | HEF-T/AP-T | 39 | 36 | 29 | 23 | 20 | 17 |
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mmS.I. 270/533,4X7,2 Tipo M | 6 | 90 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm S.I. 270/533, 4X7,2 Tipo M | 1715 | 270 | 93⇒79 | 4.00⇒12 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | Raimondo Montecuccoli, Raimondo Montecuccoli class |
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派生艦艇 | - |
次艦艇 | Duca degli Abruzzi-class, RN Duca degli Abruzzi |
解説
特徴
前級の船体を若干大型化し、装甲と雷装を強化したものであるため見た目と砲火力はあまり変わっていない。ここでは前級と比較して説明する。
--加筆求む--
【火力】
主砲、副砲、対空砲すべて前級と変わらない。
主砲は前級と同様の53口径152mm Mod1929を連装砲塔で4基装備している。
この砲は初速、貫徹力、装填速度はそこそこであり、5.3としてみれば良好な性能といえる。具体的には初速は900m/sと6インチクラスとしてはやや速いといったところであり、貫徹力もAPで1000mで280mmと控えめではあるが、同格相手には十分である。
アップデートにより伊海軍6インチAPは大きく弱体化、軽量砲弾のためか距離が離れると貫徹力が大きく減衰する。
更にRBでは5.7に上がってしまったため強力な同格・上位の巡洋艦や戦艦と鉢合わせする危険性も高まった。
装填速度は最速で毎分8発(7.5秒ほど)と6インチクラスとしてはそこそこ早いと思われる。ただし炸薬量は榴弾で2.39kg、徹甲弾で800gと駆逐艦並みでしかないため、特に初期状態では苦しい戦いを強いられる。そのため研究したらまずは徹甲弾の開発を優先しよう。最悪GEで飛ばすのも手である。
副砲も前級と同様の47口径100mm連装高角砲を3基装備している。ただし何故か左右の砲と中心の砲の前後の向きが入れ替わっている。これを利点と取るか欠点と取るかはあなた次第である。
対空砲も前級と同様のものを同数搭載している。ただし37mmこそ配置に変更はないが、20mmの配置が若干変わっており、モンテクッコリでは何故か後ろの4つは斜め後ろにしか反応していなかったが、本級ではその問題も解消されているため若干対空火力は向上した…かもしれない
雷装は連装2基から3連装2基と若干強化されている。しかし予備魚雷がなくなってしまったため継戦能力では若干劣ってしまっている。まあそもそも性能的にもあまり出番はないのだが…
【防御】
前級の装甲強化型というのもあり装甲はやや向上している。恐らく5.3としてはかなりの重装甲の部類に入る。
具体的には舷側装甲が最大30mm+60mmの計90mmから40mm+70mmの計110mmと増厚されており、砲塔正面も70mmから90mmへと進化している。側面も8mmほど強化されているが結局は榴弾で破損してしまうためあまり恩賜は感じない。
乗員も大型化のおかげか50人ほど増えているため若干耐久性が上がっている。
【機動性】
前級より排水量が1000t以上増え、幅も大きくなっているため最高速は若干落ちてしまっている。しかしそれでもRBで69km/hと大型の巡洋艦としてはかなり早い部類である。
史実
イタリア王立海軍が建造した「コンドッティエリ」級軽巡洋艦第4グループ「エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ」級2番艦。
名前は17世紀から18世紀にかけてオーストリアに仕えた将軍、「プリンツ・オイゲン」ことオイゲン・フォン・ザヴォイエン(イタリア読みだとエウジェニオ・ディ・サヴォイア-カリニャーノ)から。
簡潔に言えば、モンテクッコリ級を全長全幅わずかに拡大し機関出力を増強、装甲を強化した版。
司令塔の装甲は同等だが、それ以外の部分の装甲はそれぞれ増厚されている。
主砲などの装備はほとんど同じだが、対空機関砲が新型に換装されるなど若干変化している。
また魚雷発射管が連装2基→三連装2基に増強された…ものの、大戦中に撤去されて対空機銃が増強された。
1番艦「デュカ・ダオスタ」は1935年、2番艦「ディ・サヴォイア」は翌36年に竣工。
「ディ・サヴォイア」はフランコ軍を支援するためスペイン内戦に派遣され艦砲射撃を行っている。
第2次世界大戦が始まると準同型のモンテクッコリ級2隻と共に第7巡洋艦戦隊を組み、地中海で活動。
1942年12月4日、ナポリ在泊中にアメリカ軍爆撃機隊の空襲を受け艦尾に被弾、戦死17名と修理一か月半の損傷を受けた。
これが大戦中ほぼ唯一の損害で、いくつもの作戦に参加しながらも1943年の休戦時も行動可能であった。ちなみに1番艦「デュカ・ダオスタ」に至っては1発も被弾することなく休戦を迎えている。
「モンテクッコリ」「デュカ・ダオスタ」らとともに連合国に接収され、戦艦「ローマ」爆沈時も共に随伴していた。
戦後、パリ条約によって「ディ・サヴォイア」はギリシャへの戦時賠償艦となることが決まり、1951年に引き渡されてギリシャ海軍に編入される。
ギリシャ海軍では「エリ」に改名し、ギリシャ海軍の旗艦となる。国王パウロス1世の国外親善訪問時の御召艦としても使われた。
1965年に退役。以後は係留されたまま海軍の刑務所船として使われ、1973年に売却解体された。
1番艦「デュカ・ダオスタ」はソ連に引き渡され、「スターリングラード」と改名(のちに同名の巡洋艦建造計画が始まったため「ケルチ」に再改名)され黒海艦隊で活動し、1959年に退役した。
--加筆求む--
エマヌエレ・フィリベルト・デュカ・ダオスタ級軽巡洋艦 | ||
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1 | Emanuele Filiberto Duca d'Aosta | - |
2 | Eugenio di Savoia | - |
小ネタ
本艦の艦名のもとになった「プリンツ・オイゲン」と言えばドイツ海軍の重巡洋艦も有名である。
彼はイタリア北部からフランス南部で強勢を誇ったサヴォイア公爵家の分家の子としてフランスで生まれた。
ハプスブルグ朝オーストリアに仕官すると、オスマン帝国・フランスを相手にヨーロッパを転戦し数々の戦闘に勝利した。
赫赫たる戦功からオーストリア、ドイツ、イタリアで主力艦の名前に採用され、イギリスでも「ロード・クライブ」級モニター艦の1隻が彼の名から命名された。
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外部リンク
コメント
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