1st~2ndとF、そして4thに登場した、アクシデントラビットの上位種に当たるウサギさん。
あちら同様PC勢を一気に壊滅させるような力はないが、存在自体が嫌がらせの塊のような厄介者である。
1st
マルドゥークの神殿エリアに出現する。
出現率が低く、出くわしてもすぐに逃げてしまうあたりはアクシデントラビットと同様……なのだが、上位種のくせにアクシデントラビットに比べると劣る点が多い謎なエネミー。
優っているのは680というかなり高めのDEFだけで、HP最大値(1000)、MGR(256)、属性耐性(全属性半減)、全てにおいてアクシデントラビットに劣っており、獲得経験値に至っては半分しかないというマズさ。
「ラストダンジョンだし、レベル上げはもういいや」と感じるならば、無理に倒さず逃げるのを待つのもいいかもしれない。
2nd
ノーブルレッド城?南の、ロンバルディアでのみ行けるアウトフィールドに出没。
例によってバイアネットとヘヴィアームの使用を禁じる特性を持っており、さらにDEF・MGRを下降させる「ウィークネス?」、触れた相手を石像に変える「ペトロタッチ?」を使う難敵。
パラメータは1st時代に比べるとかなりマイルドになっているので、石化防止に鏡の盾を誰かに持たせて早めに倒すようにすれば被害は抑えられるだろう。
尚、攻略本では出現地域が背塔螺旋?周辺になっているが実際はどれだけ粘っても出てこないので注意。
4th
ヴンダーヴェルトラムに出現する。とうとうアクシデントラビットの方が上位種になるという下剋上を達成されてしまった。
ちなみにカラーリングもFのものをトレードした恰好になっている。
クイック、アイソレイトといった補助魔術を行使し、例によって単独になるとリセットを使用して戦闘を最初からやり直させようとする。
ウザったいことは間違いないのだが、ここでは戦闘どころかダンジョン探索すら最初からやり直させようとするコイツの方がさらに厄介なので、相対的にウザい度合いは下がっている。
とは言え、何度もバトルを巻き戻されるのは徒労でしかないので、早めに倒してしまうが吉。
F
マルドゥークのエントランスエリアに出没する。
妨害能力にさらに磨きがかかり、行動キャンセル効果のある「ラビットキャンセル」でこちらの出端を挫き、手傷を負った他のエネミーを「クリティカルヒール」で治癒し、トドメに戦局不利と判断するや時間を巻き戻してチャラにするという、見事に三拍子揃ったタチの悪さが持ち味。
HPにダメージを与える攻撃手段は何一つ持たない分、上記の嫌がらせが余計に腹立たしく感じられるかも。
水属性が弱点なので、ラビットキャンセルで横槍が入るのを覚悟でアサルトタイドを使おう。ジェーンがいればあたしに続いて☆を併用することで安定して倒せるようになる。
数を半端に減らしてもリセットでちゃぶ台返しを喰らうだけなので、全体攻撃で一掃することを心がけるべし。
ちなみにリセットとクリティカルヒールはダウンロード可能である。