《エネミー》/【バルバトス】

Last-modified: 2022-06-09 (木) 11:57:49

【関連項目】
《設定》/【ゴーレム】
《武器》/【バルバトス】


1stおよびFにおいて、対魔族大戦期に建造されたゴーレムの内の一機。長距離砲撃戦を想定して作られた遠距離戦特化タイプのゴーレム。加えて地中潜行能力も備えており、これによる敵拠点への強襲も得意とする。
圧巻は新しい月からの大陸さえ破壊する対地超長距離攻撃で、対消滅バリアクラスの防御手段でない限りは防げないとされる。
コードネームは1stとFで別々であり、それぞれ“魔弾の射手”、“暗器雷砲”。1stでの機体諸元は全高19トール、総重量210ウェイ。

  • 2ndにもデザインは違うものの同性能とされるゴーレムが名前だけ登場している。

1st、Fともに隠しボスとしての登場。特にFではアースガルズの引き立て役としての印象が強い。


元ネタはソロモン72柱の魔王の一人。30の軍団を率いる公爵にして伯爵。勇猛な射手として知られ、1stの“魔弾の射手”というハンドルもそれにあやかったものと推測される。


1st

リリティアおよびディアブロ同様、古代文明博覧会からベルセルク?によって強奪されるが、先の2機と違い制御不能に陥ったため砂漠に遺棄されてしまった。
隠しボスとしては比較的早期から戦え、ガルウイング入手後にパンデモニウム南から記憶の遺跡北西まで広がる細長い砂漠地帯を歩いているとランダムエンカウントという形で対戦することになる。
レベル50、HP42000で、風属性が弱点なのでフェイザーザップが有効。
またネクロノミコン等で魔力をブーストして放つハイ・ヴォルテックも、Lv50台なら6000以上のダメージを見舞える。
1stの隠しボスとしては比較的戦いやすい部類に入り、最大攻撃であるリニアレールキャノンさえ耐えられればさほど苦戦はしないはず。その他地属性攻撃も繰り出す。
倒すとセシリアの最強武器、ディスト・ディムスをドロップする。

F

ストーリー上の扱いは1stのそれを踏襲。外観は他のゴーレム同様に1stの面影が全くないほど変わっている。本作でのハンドルは“暗器雷砲”。
戦闘面での最大の変更点は、1stでは設定上のみの存在であったマルドゥークからの超長距離対地砲撃を引っ提げての登場。
その威力は「アースガルズに乗った状態でエンカウントしなければ問答無用で全滅」というチートっぷり(システムクロノスを用いた「ずっと俺のターン!戦法」すら受け付けない)
素直にアースガルズに乗ってエンカウントしよう。

Fのゴーレム系隠しボスとしてはHP180000と最も柔らかいが、1st時代から引き継いだリニアレールキャノンの威力は健在で、HPと抵抗の低いエマあたりはレベル次第では一撃で昏倒させられかねないほど。
幸い全体攻撃が地属性のクラックトレマーのみで虎の子のリニアレールキャノンも2ターンおきにしか使ってこないため、地属性攻撃への対策+要所でガードして被害を抑えつつセシリアがこまめに回復すれば致命的な事態に陥ることはそうそうないはず。

  • ハッキリ言ってアースガルズの引き立て役という性格が強調されており、マルドゥークゲイズを対消滅バリアで防がれたり、トドメに至っては特攻してきたところをアースガルズにがっぷり四つに組まれブン投げられた上、バリアパンチ(ジェーン命名)で粉砕されたりと、むしろやられっぷり&「仲間としての」アーズガルズが印象に残るボスかもしれない。
  • なお、各キャラクターのバルバトス戦における勝利ボイスはEx.ファイルには収録されている(上記のジェーンのバリアパンチもこれ由来)が、本編では使用されていない。

勝利すれば地属性耐性4を入手できる。

余談

5thのトゥエールビット南に広がる砂漠の真っ只中に、Fのバルバトスのものと思しき残骸が散らばっており、その中心部の僅かに草が生えている部分でテレポートオーブを使用するとパズルボックスNo.20のある小島に転送事故で移動することができる。