【関連項目】
→《スキル》/【ネクロノミコン】
→《エネミー》/【ネクロノミコン】
元ネタはH・P・ラヴクラフトが創作した神話体系「クトゥルフ神話」に登場する書物。
アブドゥル・アルハズラット(またはアルハザード)によって8世紀に著されたもので、複雑多岐にわたる魔道の奥義が記されているという設定。
- ちなみにこのアルハズラット氏、付いた二つ名が“狂える詩人?”。
……あれ? その名前もどこかで聞いたような……?
現実には存在しない、あくまで架空の書物であるが、そのミステリアスな設定は熱心なクトゥルフファンの心をガッチリと捉え、彼らの手によって幾度か再現が試みられたり、アメリカの古書店がジョークで販売目録に掲載して注文が殺到したりなどといった珍エピソードもある。
また、WAシリーズ以外の魔法が存在するファンタジー作品においても、「(特に死霊魔術に関わる)強力な秘儀が記された魔道書」として外部出演するケースが多々アリ。
1st
同名のエネミーからドロップで入手できる、セシリア専用の左手装備。
一ランク下のエルダーレコードがSOR+98/MGR+49に対し、こちらはSOR+270/MGR+135と半ばヤケクソのような超補正値。
- クリアレベル帯であればセシリアの素のSORは200弱程。これひとつでSORが倍以上になると言えばその凄まじさがわかる。入手直後ならそのぶっ壊れ具合は更に高まる。
魔界の呼び声や時の歯車などとセットで装備すると、下級の攻撃魔法でもかなりの威力になり、ヒール・プラスを唱えれば味方全員を重傷から一気に全回復させるなんてことも可能に。
ネクロノミコン自体の素のドロップ率は1%と、正攻法で手に入れるのは奇跡に近い確率。
……だが、この魔法とこの魔法を組み合わせることで確実にドロップさせられるため、左記の知識さえあれば入手のハードルは低いどころか無いも同然。
ただし、ネクロノミコンが出没するデ・レ・メタリカは一度攻略すると二度と入れないダンジョンである点にだけは注意。
うっかり入手し忘れたなんて事態に陥らぬよう気を付けよう。
2nd
ギアの一種で、装備したキャラクターのSORを50%上昇させる。本作ではPC全員が装備可能。
入手方法は1st同様にネクロノミコンからのドロップとなっている。
プリズンこそ無くなってしまったがラッキーシュートの方は健在かつ期間限定でもないので、コツさえわかっていれば入手は容易。
上記1stでの例なら上昇率は約135%、そのぶっ壊れ具合からは約1/3と大人し目な性能となった。
とはいえ1つ下のエルダーレコードの倍近い上昇率の上に魔法で弱点を突いた際の倍率が3倍に上昇、ダメージも万の位まで算出され実質的にカンストは起こらないため、十分に強力で1st以上のインフレダメージを楽しめる。
3rd
プラグインすることで同名のスキルを起動できるようになるギア。
やっぱり入手経路は1st・2ndと同じだが、例によってドロップ率は素で1%、ラッキーシュートでトドメを刺しても1/11と、過去2作に比べると入手のハードルがかなり高められている。
スキル自体もコストが高くそのままでは使いにくい上にマテリアルには無効なため、場合によっては放置されてしまうことも。
今作ではエネミーが一度に大量に出現する上に遭遇率も悪くない。
威力の激低なラッキーシュートで頑張って倒した方が入手確率は高くなるが、ジャスティーンアタックなどで普通に倒していくだけでもドロップ入手出来たりもする。何せ1%といっても、DQシリーズの1/256とかよりずっとマシなのだから。
むしろ生息地のABYSSB61F以下に辿り着くのが大変。