勢力

Last-modified: 2016-08-07 (日) 08:49:35

現在の勢力は、大きく分けて2つ。

参番政務局(ユナイテッドフォース)

 「天律の災」が発生する前、強大な古国「参駄天」は、「科学」に基づいて、「万象界」中央部に都市を繁栄させ、従属国が順番に管理をした。その中でも、「東道」が最も豊かであり、兵も充実していた「東道域」が諸国の長となった。そして、組織「参番政務局」を設立し、「参駄天」での作戦立案と防衛を務めた。
 411年前、原因不明の「天律の災」が起こった。「万象界」には地獄「濁界」の入り口が出現し、様々な邪霊、妖魔が「濁界」から侵入した。やがて強大な古国「参駄天」は崩壊し、「参番政務局」も失われたが、「東道」は「鎖壁」と呼ばれる地形に囲まれていたおかげで生き延びることができた。
 災いを避けた「東道」は数百年間、滅びた「参駄天」から押し寄せてくる妖魔と戦い続けた。やがて、「東道」の女王「天優(テンユウ)」は討魔の力を再建し、各勢力を統合した。また、「参駄天」の境界に住む弥犬民への差別と封鎖を解除し、手を組んで討魔連合軍として、「参駄天」へと攻め込み、妖魔が現れた中心「参畿王都」の封印を計画したが、 結局「弥犬民」の裏切りにより、「泰歳城」で「天優」が亡くなり、討魔連合軍は崩壊した。
 討魔が失敗した後、「天優」に仕えていた将軍「山途(ヤマト)」は「摂政王」に任命された。「山途」は殺された「天優」の復讐のため、「弥犬民同盟」と開戦すると同時に「南憐天」と「北胡」の旧友と連絡を取り、「参番政務局」を再建した。
 「南蛮天」は国力の消耗を避け資源不足を補うべく「東道」の要求に応じ、「北胡」は6年前の内戦の終了と同時に「東道」との同盟に応じた。こうして、新「参番政務局」は「万象界」における最大の討魔勢力となったのである。

東道域(人間)

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男性2015todou-1_0.pngマーシャル
ブライトシャドウ
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 名門の家に次男として生を受けた。何事にも無関心で、いつでも冷めた目で世間を見つめていた。幼い頃より、多種多様な武芸を身に着け、己の強さに並々ならぬ自信をもっており、たびたび各地の歓楽街を巡っては、喧嘩や酒、女遊びにふける毎日であった。
 しかし、そんな冷めた心の裏には燃え盛る信念を秘めていた。引き絞られた弓矢、ひとたび目標を定めれば困難にもめげずどこまでもまっすぐに飛翔する信念。家族を助けた『慶信』の恩に報いるため、今、矢は再び放たれた。
女性2015todou-2.pngマーシャル
ブライトシャドウ
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 平民出身ながら、美人の噂はたちまち街へ広まっていった。にもかかわらず、自分の容姿に自信を持ってなどいなかった。彼女が憧れるのは、人の心から生まれでる、何よりも輝く光のような希望。
 三年前、とある戦役で『青藍』が率いた特衛兵が弥犬の一派を追い払い、住民を救助する姿に、彼女は強く心を打たれた。そして今、彼女は特衛兵の門戸を叩く。長く厳しい時代、乱世の険しい道筋を照らす、あの日に憧れた光へと手を伸ばす為に…。
巨漢2015todou-3.pngマーシャル
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 幼い頃に父親が逝去してからというもの、彼は不良となり郷里の人々に迷惑をかけて日々を過ごしていた。ある日、背の高い男に喧嘩で負けてしまい、井の中の蛙であることを知る。もっと強くなりたいとそう思った彼は、山奥にある奈胡の里を訪れた。
 やがて、死の床につかんとする母が夫の旧友『四方久』に息子を託したことにより、特衛兵の候補生に選抜されることとなった。四方久すら認める高い資質、必ずや参番政務局の力となるだろう!
少女2015todou-4.pngマーシャル
ブライトシャドウ
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 ある日の、風雨が強く、雷鳴と閃光が止まぬ嵐の夜。『芳雅』は一人の娘を連れ、奈胡の里を訪れた。芳雅は娘の出生について一切語らず、ただ、己の持てる全ての武芸をこの娘に授けることを告げた。
 普通の子ならば、同年代の子供と遊ぶ年頃にもかかわらず、特衛兵と共に厳しい訓練をくぐり抜けてきた彼女の幼い顔立ちには、いつしか強い意志が宿っていた…。

漠奔族

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男性2015bakuhon-1.pngマーシャル
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 金銀財宝を通して、心の虚ろを埋める。強盗生活を送っていた彼は沢山の人を無機質に殺して来た。ある日、戦利品の分配で揉めた時、彼は裏切った部下に睡眠薬を飲まされ全てを奪われた。逃亡中、一人の乞食の子供から半分のパンを受け取った。みすぼらしく小さなパンを食べた瞬間、なぜか涙が溢れ、彼の心を温めた。
 しかし、彼の追手がその子供を殺した時、彼は自分がどれだけ罪深いかを知った。追手を殺した彼は、自らの魂と引き換えに、その子を生き返らせることを決めたのだった…。
女性2015bakuhon-2.pngマーシャル
ブライトシャドウ
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 その日彼女は、花嫁を迎えにくる彼を待っていた。その時、弥犬民同盟の『アディール』は突如現れ、この悲劇により花婿の血で花嫁衣装は赤く染められることとなった。数日後、北胡軍の士官が家に現れ、彼女に復讐の機会と情報を提供した。
 こうして彼女は、極北の氷原にある神識念伝法陣へとたどり着いたのだ。神臨の術の呪文を唱え、彼女の身を包む血塗られた花嫁衣装が消えていく。そして、彼女は裸のまま死と新生を司る法陣へと入り込んだ。
巨漢2015bakuhon-3.pngマーシャル
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 娘と二人で暮らす木こりはある日、仕事が終わって家に帰ると、村が襲撃を受けて、滅ぼされていた。焼き尽くされた家の近くには、傷ついた娘の姿があった。愛する娘のため、木こりは各地に駆け回り、死から蘇る神力を持つ『漠奔神』と呼ばれる噂へとたどり着いた。神の痕跡を探しさ迷い歩き、木こりは娘を抱いたまま雪に埋もれた石碑の前で倒れた。
 再び目覚めた時、木こりには漠奔神が憑依していた。全てのことを忘れた彼だったが、心の奥に娘の姿と笑顔が僅かに残っているようだ。
少女2015bakuhon-4.pngマーシャル
ブライトシャドウ
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 戦争兵器とも言える彼女は湖北の神識念転法陣より誕生した。過去の記憶をなくし、漠奔神との同体となった彼女だったが、夢のまどろみの中、彼女は記憶の欠片を組み上げて、唯一の記憶を探り当てた。
 いつかの日、果てない雪を歩き続けた最後に、両腕に包まれ、胸に抱かれた体温の温もりの記憶を…。

弥犬民同盟(リベリオン)

 「天律の災」の後、古国「参駄天」の近く「参畿王都」の地域は、人が生存できないほどの煉獄となり、各地は「濁界」の邪霊によって占領された。災いを恐れる近隣の国々は鎖国政策を取り、「参駄天」からの難民を拒絶した。それからというもの、「参駄天」は難民と邪霊が共生する闇の地域となった。
 生き延びた人々は煉獄に苦しみながらも生き、邪霊に食われぬよう様々な組織を組んで自己防衛をはじめた。その中「弥犬民」が突出し、武力を以て「参駄天」の他の組織を降伏させた。「弥犬民」の盟主「卍契(バンケイ)」は、前古国の首席科学者の子孫であり、彼ら「参駄天」が神の禁忌を犯し、悪魔に忍び込まれた事により災いが降臨したと考えていた。
 「卍契」は「参番政務局」の野心家を阻止するべく、「濁界」への入口である、「参駄天」の中心部「参畿王都」へと侵入し、禁忌の品「丹」を強奪した。そうしなければ、真の終末が必ず来ると考えたからであった。
 脆弱な「弥犬民」は古い妖怪「草奉族」と「鬼乍族」へ協力を求め、「参番政務局」と対抗する力を集結し「弥犬民同盟」を結成した。これが二大勢力の闘争の成り行きである。
 「卍契」の死後、現在の「弥犬民同盟」の盟主には彼の孫娘「卍志(バンカンナ)」が就任した。彼女の強硬な侵略は「参番政務局」にとって最も脅威となる存在である。

弥犬族

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男性2015yaken-1.pngマーシャル
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サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 蓋棺市で女の子が1人、こそこそ渡り船に乗るのを見つけた。その美しい女に一目惚れし、風越門まであとを付けてみると、急に複数人の暴漢がその女の子に襲いかかった。彼は助けようと飛び出したが多勢に無勢、袋叩きにあい気絶してしまった。そして気が付くと、なぜか蕩仙廟霊廟にいた。 後に、女の子は暴漢に殺されてしまったことを命の恩人である弥玄翁から教えられた。暴漢たちは強力な集団【英智殿】だった。
 弥玄翁の元まで導かれたことに感謝し、今は亡き女の子との間には特別な何かがあると信じ、仇討ちを誓った。
女性2015yaken-2.pngマーシャル
ブライトシャドウ
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 幼い頃から、無法・無秩序の東残堆に育ち、喧嘩に花を咲かせ名を上げた。ところがある日、酒を飲みすぎた勢いで、蕩仙廟の一人を過って殺してしまったのだった。だが、蕩仙廟の復讐を毛ほどにも怖れていなかった彼女に、ついに復讐の手が伸びる。刺客は蕩仙廟のベッコウといい、ベッコウは彼女の命を狙うのではなく酒の飲み比べを彼女に提案した。一千杯もの酒を飲んだ後、立っていたのはベッコウだけだった。
 ベッコウは泥酔している彼女にこう言った。「お前の命はこのマトサ様のものだ。これから蕩仙霊廟のため、弥玄翁のため、しっかりと働いてもらうぞ!」
男性2015yaken-3.pngマーシャル
ブライトシャドウ
グラディエーター
ガンスリンガー
 若気の至りとはこのことか。彼の者は、瑪陀薩の定海神珠を横取りしようして、なんと瑪陀薩の海神祭りをぶち壊しにしてしまった。すると今度は風越半島の頭目である弥玄翁に挑み、ボコボコにされてしまう。
 彼の気迫に感じ入った弥玄翁は、命を見逃す代わりとして参番政務局と対抗すべく、盟主卍志を脅かす者から人々を護るために彼を育てたのだった。
少女2015yaken-4.pngマーシャル
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サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 東山廟の後ろにある淹澤町から赤ん坊の泣き声が聞こえた。東山廟の権心は泣き声に導かれ、水辺に捨てられ体が冷えきり、今にも事切れそうな赤ん坊を見つけた。権心は赤ん坊を東山廟に連れ戻り、鬼判の神力を借りてその命を助けた。そして権心の占いにより、この赤ん坊の運命を知る。だが、陰気の鬼判とは相性が悪く縁を結ばせることができなかった。
 蕩仙廟の弥玄翁と相談し、マトサ様の加護を与え、そして成長した彼女が進むべき旅路を見送ったのであった。

草奉族

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サムライ
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 自由奔放な草奉族の彼は、一生に一度は冒険をしなければならないと考えていた。成人式の夜に彼は夢を見た。一人の女が現れて、彼女は彼が知りたい答えを知っているかのように思えた。夢の中の女について、長老たちをに聞いても答えは貰う事が出来なかった。
 しかし、長老から手掛かりをもらい、弥犬民の蕩仙廟のベッコウを訪ねて夢の内容を話した。その女は天と呼ばれているがそれしか分からなかった。それからは縁法を探求するため、蕩仙廟に滞在することとなった…。
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サムライ
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ガンスリンガー
 彼女が幼少の頃から聚楽天は濁流のせいで深刻な問題が生まれていた。しかし、彼女は濁流を阻止する方法が一つも思いつかなかった。参番政務局と弥犬民同盟は濁流による共同問題を解決するため停戦を協議した。やがて彼女には希望が見えたようだ。
 成人式後、彼女は主動長老たちに濁流を阻止する考えを提出して認められた。長老は推薦状を蕩仙廟の弥玄翁に預けて、草奉族の外の生活を学ばせ始めた。
巨漢2015souhou-3.pngマーシャル
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 伝統的な草奉成人式後、故郷を出て草鳶大神を探す旅に出た。彼が旅で経験した出来事で一番楽しかったのは草鳶大神の手掛りを得たこと。ある日、長老から手紙を受け取り、弥犬民の蕩仙廟に向かい弥玄翁という長者の手伝いをすることになる。その原因は濁流に関わることで、長年対立した二つの陣営もそのために停戦を協議するつもりである。
 濁流はまさに故郷聚楽天を蹂躙している原因だ。彼は早速蕩仙廟に辿り着き弥玄翁と話をする…。
少女2015souhou-4.pngマーシャル
ブライトシャドウ
サムライ
グラディエーター
ガンスリンガー
 彼女は、父親が格好よく妖怪を納めて妖雷を錬成するところを見てから将来は草奉妖雷団になりたいと思って日々鍛練を行ってきた。この日はこっそり父親の天狗船に乗り込むと、奇妙な場所に着いた。妖雷団に付いていき聚楽天から弥犬民の霊咎城にやってきた。
 父親たちは他にも任務があって、元いた場所も濁流に阻まれてしまった。止むを得ず、大長老は彼女を蕩仙廟へ送り、弥玄翁の下できちんと仕事をするよう命じた。

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