概要
自分のゼクスを破壊することで発揮される効果が多いディアボロスを主体としたデッキ。
チャージを利用する能力も多いため、構築によってはチャージを増やす効果も積極的に採用する場合がある。
瞋恚の冥焔イラ 7/黒/ディアボロス/9500 [常]あなたのリソースに[ディアボロス]が6枚以上ある場合、スクエアにあるすべてのあなたの[ディアボロス]のパワーを+2000する。 [自]このカードかあなたの[ディアボロス]が登場した時、あなたのリソースに[ディアボロス]が8枚以上あるならば、 ノーマルスクエアにあるゼクスを1枚選び、破壊してよい。
酒の魔人ウィヌム 4/黒/ディアボロス/4500 [常]スクエアにあるすべてのあなたの[ディアボロス]は以下の能力を得る。 "[自]このカードがバトルで相手のゼクスを破壊した時、あなたのデッキの1番上のカードをチャージに置いてよい。"
殺戮の魔人コーメリス 6/黒/ディアボロス/8000 [自]アルターフォース(このカードが登場した時、あなたのトラッシュにあるカードを1枚フォースとして このカードの下に表向きで置いてよい。) [自]このカードかあなたの[ディアボロス]が攻撃した時、このカードのフォースが[ディアボロス]ならば、 ノーマルスクエアにあるコスト3以下のゼクスを1枚選び、破壊してよい。
主要なカード
- 瞋恚の冥焔イラ
自分のリソースにディアボロスが6枚以上あればディアボロスのパワーを2000上昇させ、8枚以上ならばディアボロスが登場する度に除去を行える。
デッキのほとんどをディアボロスで揃える必要はあるが条件を満たした時の爆発力は高く、トラッシュから登場させる効果も除去に化ける。
このカードを軸にデッキを組み立てる場合、ディアボロスがデッキの大部分を占めるためほぼ単色になってしまいがちだが、リソースにディアボロスを8枚揃えることが重要になってくるため、10枚程度は緑のカードを投入し、リソース操作の要素を入れるといいだろう。
- 酒の魔人ウィヌム
自分のディアボロスが相手のゼクスを攻撃で破壊するたびにチャージを増やすことができる。
うまくディアボロスを並べれば一気にチャージが増えるため、チャージを必要とする能力を持つゼクスも同時に採用したい。
反面、パワーが同コスト帯のゼクスに比べて低い為場持ちは期待できない。手札以外からの展開手段も確保するか、イベントでしっかり守っておきたい。
- 殺戮の魔人コーメリス
アルターフォース(ディアボロス)
ディアボロスが攻撃する度にコスト3以下のゼクスを破壊できる。
チャージを利用する関係から相手のイグニッションへの対処にイグニッションを使いづらいため、コスト3以下を無理なく除去できる恩恵は小さくない。
候補となるカード
コスト2
- 記憶の魔人メモリア
ヴォイドブリンガー
自身がディアボロスの効果によって破壊された場合、チャージを1枚増やすことができる。
自身のゼクスを破壊する効果が多く、さらにチャージを利用するカードも多い場合は採用を検討できる。
コスト3
- 復讐の魔人ウルティオー
スタートカード
トラッシュのゼクスを回収できる。
七大罪 色欲の魔人ルクスリアなど、トラッシュから直接チャージに置く手段を採用する場合は有用性が高まる。
- 願望の魔神姫オプティー
スタートカード
自分のディアボロスを破壊することで相手のゼクスを破壊する効果を持つ。
チャージを減らさずコスト5までのゼクスを破壊できるが、スクエアにディアボロスを要求するため安定性に欠ける。
コスト4
- 孤影の幽囚ソリトゥス
七大罪 怠惰の魔人アセディアと同じくトラッシュからコスト5以下を登場させる。
トラッシュが4枚以上必要だが、消費するのはチャージ2枚のみと早い段階からの活躍が期待できる。
- 海の家の覇者グラ
ゼロオプティマ2
自分のゼクスを破壊することでトラッシュからコスト7以下のゼクスを回収できる。
ゼロオプティマの値が小さい点に加え、コストの低さから七大罪 怠惰の魔人アセディアと孤影の幽囚ソリトゥスに対応しており非常に扱いやすい。
- 残忍の魔人サエウム
自分のディアボロスを破壊することで相手の手札1枚をハンデスできる。
得られるアドバンテージ自体は海の家の覇者グラに近いが、こちらは相手の手札という不確定要素が絡むため優先順位は低め。
- 沈着な自在鞭 飯桐
瞋恚の冥焔イラを採用する場合、トラッシュからIG付きのディアボロスを登場時にリソースに置けるため、補助として採用できる。
孤影の幽囚ソリトゥス・七大罪 怠惰の魔人アセディアにも対応している為、使い易い。
このカードを採用する場合、イグニッションアイコンを持つゼクスは可能な限りディアボロスで統一しておきたい。
コスト5
- 贖罪の闇姫ルクスリア
リソース七枚以上+自身をスリープさせる条件はあれど、デッキからチャージを2枚増やせる効果は強力。
コスト相応のパワーもあるため、いざと言う時はバニラ感覚で使えるのもポイント。
- 七大罪 怠惰の魔人アセディア
自身スリープ+黒3とコストは重いが、トラッシュから5コストまでのゼクスを展開できる。
孤影の幽囚ソリトゥスと合わせて盤面を埋めたり、パワーの低さゆえ維持しにくい酒の魔人ウィヌムを復活させたりと多芸な一枚。
⇒【アセディアソリトゥス】
- 荒廃竜レルムレイザー
黒の竜の巫女バラハラのパートナーゼクス
瞋恚の冥焔イラなどコスト7までと広範囲にトラッシュから回収できる。
また、七大罪 怠惰の魔人アセディアとは互いに回収、登場させ合うことができる。
- 沈黙の魔人シレオ
チャージの上限を1枚増やせる。
チャージを増やす効果が多いこのデッキではチャージが4枚を越してしまってトラッシュに送られることも多い。
このカードをチャージに送っておく事によって上限を増やしチャージを利用するカードを何度も使える。
- 狂気の魔人ルナティクス
自身のディアボロスを破壊することによってノーマルスクエアの4コスト以下のゼクスを破壊することができる。
相手が低コストのゼクスを複数展開してきたときに使えるだろう。
- 焔の魔女ラビリ・ラルラ・ラー
自身の破壊と引き換えにリソース1枚をトラッシュのカードと交換できる。
自分のカードを破壊する事でメリットを得るディアボロスとは効果の発動条件が非常にマッチしており、狙う機会は多い。
瞋恚の冥焔イラを採用する場合は重要なリソース操作手段となる。
コスト6
- 宵の魔人クレプス
天王寺大和のパートナーゼクス
チャージを4枚使い、トラッシュからコスト7以下のゼクスを登場させる。
要求されるチャージの枚数が多いものの、強力な効果のため、率先して狙って行きたい。
⇒【クレプス】
- 星の翼クレプス
天王寺大和のパートナーゼクス
チャージの上限をなくす効果と、チャージの枚数を参照して、自身のパワーをプラスさせる効果を持つ。
真夜中の剣乙女クレプスに比べると効果は見劣りしてしまうが、パワーのプラスする条件が非常に緩い。
また、コスト6のゼクスが多いディアボロスの中でも、素のパワーが高く使い勝手がよい。
- 七大罪 色欲の魔人ルクスリア
登場時にトラッシュからチャージに2枚置くことができるがパワーが非常に低い。
宵の魔人クレプスやなどチャージを一気に使うカードと合わせて使うとよいだろう。
また、スタートカードを使いまわすこともできる。
コスト7
- 七大罪 暴食の魔人グラ
アルターフォース(空腹のグラ)
エンドフェイズに特定のフォースを取り除く事で、相手のゼクスを破壊する効果を持つ。
プレイヤースクエアのゼクスを破壊できる数少ないゼクスであるため、
自身のプレイヤースクエアを守りつつ、相手の守りを崩しにかかる事ができる。
- 七大罪 憤怒の魔人イラ
自分のゼクスを破壊することでノーマルスクエアのゼクスを破壊できる。
このカード以外にもゼクスが必要となるが相手に大きく牽制することができる。
候補となるイベントカード
弱点
全体的にパワーが低めのため、パワーが高いデッキ相手に除去が追いつかないとそのまま押し込まれてしまいがち。
自分のゼクスを破壊するので守りが薄くなりやすい一面もあり、各種破壊する効果を狙うタイミングを見極めるプレイングが必要となる。
チャージを多用する場合はチャージの上限を減らす十二使徒 宝瓶宮ガムビエルも天敵と言えるだろう。
派生デッキ
- 【酒クレプス】?
- 【悲嘆の堕天使ルシファー】
- 【那由多の災厄サタン】?