メリリム・ヴェリネクシル
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概要
魔族。魔界の全天を統べる空の覇者。
魔界の天の民の王国を治める王で、全ての翼あるものの畏敬の対象。
空の軍勢を率いる大侯爵で、その名は魔界はおろか高天原全土に響き渡っている。
「アタシは空の王者メリリム!」
「誰も彼も、アタシの敵じゃねーなっ!」
「な!あいつらゼーンブ、やっつけたぞ!さ、ナデナデしてくれ!」
「お前…、人だろ?ならアタシの敵だ」
「皆、みぃーんな、ぶっ殺してやるッ!!」
プロフィール
人物
容姿
薄桃色の髪をアフロのようなカーリーヘアーにしている。目は茶色い。後頭部には鰭の様な豪壮な角を持ち、角でマナをある程度制御している。
スキーのゴーグルの様なものを額に付けており、高速飛行時にはこれを着用する。
性格
勝気で生意気な言動が特徴。明朗快活な性格で、基本的に人当たりは良いが、魔族以外には露骨な嫌悪感をあらわにする。ユリア曰く「お転婆」。
戦いの天才で、武芸・軍略など多数の知識に精通している。その知識量は膨大である。
戦闘能力
体技
空中戦では右に立つ者はいない。ユリアですら「メリリムと手合わせするにはまず空から引きずりおろさなければならない」と言ったほど。
光速で空を飛ぶことが出来、その突撃のエネルギーは無限大。飛翔からの突撃を主としたスタイルが得意。速さでは魔界の頂点に位置するといっても過言ではなく、本気を出した彼女を正確に捕捉する事が出来るものは非常に少ない。その所作は迅速であり、賜能が無くても光速で動くことができる。
武技
槍の投擲を得意としている。空の上からでも的確に心臓を射抜く正確さが武器。
魔法
特に風属性の魔法を多用する。
賜能
奔放
法則や常識、節理を簡単に無視し自由に動く賜能。メリリムはこの力を利用して袖の中に自身の配下の一億の軍勢を潜ませている。
応用の幅は非常に広く、誰も説明はおろか理解・認識すらできない正体不明のエネルギーすらも操る。正体不明であるがゆえに、正確な攻撃範囲や威力も原理すらも分からず、メリリムが戦った後には謎の死骸が山と積まれているだけである。
潜んでいる軍勢は全員メリリムへの絶対忠誠を誓っており、メリリムの手足となって働くことに喜びを感じている。死んでも死んでも無数に生まれ続ける。槍をふるったと思えば突然兵士が現れ斬りつけてきたり、攻撃をかわしたと思えばいきなり後ろから刺されたりなど、その戦法はメリリム自身の知略も合わさって最強の域に達している。
魂具
投擲槍「空の涙」
円錐型の錐槍。一度着弾すれば周囲に灼熱と猛毒を撒き散らす事が出来、多数の殲滅にも向いている。槍術にも長ける。槍を正面に構えての連続突撃は躱せるものはいない。