劔之宮 翳尭
(つるぎのみや かげたか)
概要
司天十三連団第三師団長を務める男性。
劔之宮家?第十代目当主。
「私は劔之宮翳尭、師団長が一人だ」
「あらゆる型を修めた後、さらに洗練し己の物としたのだ。負ける訳が無かろう」
「貴様の剣、及び生きたその道を、私に見せてみよ!」
「まだ底を見せてはおらんな、出し尽くさせてやる」
「悔いなき様に生きよ」
プロフィール
人物
容姿
紫の短髪で、青い眼をしている。紫の唐草模様が入ったマントを羽織っている。
鍛え上げられたその肉体はさながら彫刻の様であり、並みの剣撃では武器がへし折れてしまう。
性格
厳しい性格だが、自分には人一倍厳しい。アメとムチの使い方を良く心得ている。女性には全く興味が無く、裸を間近で見ても心一つ動かさない。ミランダ曰く「修行僧かよコイツ」。
数多の武剣の道を極めんとする求道者であり、暇なときは一日中剣舞を見たり書物を読み耽ったりしている。
戦闘能力
猛者揃いの劔之宮家の中でも歴代最強の劔之宮当主として知られており、その武は閑佳曰く「翳尭もまた別の頂点也」。
体技
基本的な体技一般は概ね皆伝レベルに扱う事が出来る。
武技
剣技においては我流ながら凄まじい強さを誇る。その独特の剣技は様々な流派を修めた後、自らに最適な形を追求した結果完全な我流となった。人を斬り伏せてきたその経験から、相手の次の動きを高精度で予測し、それに合わせた剣技を放つ事がある。
魔法
中位魔法を起儀毀却で放ったり、高位魔法と初等魔法を組み合わせて放ったりなど、魔法に関する研究にも余念がない。
賜能
屍の王
屍に偽りの魂を与え自らの兵として使役することができる賜能。マントの中には無数の頭蓋骨が入っている。
本人曰く「死者を冒涜するような能力」であり、滅多に使うことはないが、仲間を護る為なら躊躇しない。
その悍ましさは翳尭の高潔さとは相反する。
魂具
靈刀「祓鬼」
文様が施された鈍色の刀。歴代の劔之宮家当主の魂を付与されており、魔法や賜能による攻撃を完全に遮断する事が出来る。