汞魂院 陸離
(こうごんいん りくり)
概要
始祖の一人。
高天原における「存在」を司る。
世界の理に名を連ねる概念的な存在。
非常に美しい女性であるが、その恐ろしさは底知れない。
「汞魂院陸離って言うの、覚えててね?」
「どんなことをして遊んでくれるの?」
「それは…面白くないわよね」
「さーて、キミはアタシを殺す為に、どんなコトをするのかな?」
「世界は、アタシの為に存在するんだよ?」
プロフィール
通称 | 大帝 |
年齢 | 外見上は25歳 |
所属 | [[>組織/【】]] |
身長 | 177cm |
体重 | 60kg |
誕生日 | 2月9日 |
出身地 | 霊都・時飛鳥京 |
種族 | 始祖 |
好きな物 | ところてん |
嫌いな物 | ほうれん草 |
趣味 | 体操 |
最近の悩み |
人物
容姿
黒の全身タイツの上に紫紺を基調としたドレスに身を包む麗人。
地面に引きずるほど長い桔梗色の髪の毛が特徴。睫毛がとても長い。
瞳は梅紫色。
性格
曰く「大きな大きな子供」。その気まぐれで、数多の世界が崩壊し、また生まれた。
我がままで遊び好きな性格であり、本来ならほぼ全ての相手を瞬殺できるが、「面白みがない」と言うそれだけの理由でそれをしない。しかし、あまりに強大過ぎるその力の為、本人が「遊んで」いる間に、遊び相手はこと切れてしまう。封印を素直に受けたのも、自分ならそれを覆せることを知っているうえで、かかってみたら面白いかどうかを確かめる為であった。
戦闘能力
基本的に戦いにおいては後手に回る。まずは相手がどのような手段で自分に挑むかを楽しみにしている節がある。
体技
一度見た相手の技を限界まで錬磨し、その技のポテンシャルを最大まで引出し、それをその相手にぶつけ、相手が心折れるまでそれを続ける悪辣さを持つ。
一介習得した体技は忘れる事はない。
武技
大鉈を自由自在に操る。
魔法
今まで見た事のある魔法を中心に扱う。種々の技術にも精通しており、魔法だけで大抵の国家を滅ぼすほどの武力を備える。
賜能
存在干渉
対象の存在に干渉する賜能。
彼女が「存在しない」と判定すれば、その者がとった行動が高天原や高天原に存在する者達に与える影響が否定されてしまう。
一度起きた出来事でも、彼女が気に入らなければ、それはなかったことになる。これを覆せる人物はそうおらず、また覆すのにも膨大な手間と労力を割かれてしまう。
存在編集
対象の存在を自由自在に編集する賜能。
この賜能を用いることで他者の姿形を自由自在に「編集」する。
この編集能力は節理にまでおよび、気に入らない節理を捻じ曲げて編集してしまう。その為天元とは仲が悪い。
魂具
大鉈「天地崩界」
陸離の2倍ほどの長さを誇る長物。普段は傘として使用している。
斬った対象の境界をあやふやにする効果を持つ。その刃に斬られたものは、その者の歩んだ今までの歴史を喪失し、やがて存在すら曖昧になり、そのまま世界の中に溶けて消え失せてしまう。
来歴
偉大なる武人数万人の魂を以てその力を封印されている「大帝」。
どのような手段を以てしても倒す事が出来ず、先の万人の武人を以てしても、彼女の力を少し弱める程度が限界であった。
一度彼女が本気を出せば、そのあまりの実力に世界が悲鳴を上げる。これが一つの「終末音」として知られており、終末音が聞こえた各派閥の長たる者はそれを食い止めるために動く。実際過去に何度か終末音が発生しており、その度に誰かが全力で彼女を宥めに行っている。最近は終末音が発生する事はほぼない。