清閑寺 柳瞻
(せいかんじ りゅうせん)
概要
司天十三連団第九師団副師団長を務める男。
その実力は非常に高く評価されている。
「清閑寺柳瞻だァ、覚えとけよ」
「さァ、粉微塵にしてやるぜェ」
「テメェは絶対に許さねェ、早く失せろ」
「悪ィが、テメェ程度なんてすぐにグチャグチャに出来ンだよォ」
「花開様、本日も御壮健で何よりです」
プロフィール
通称 | |
年齢 | 21 |
所属 | 司天十三連団・第九師団 |
身長 | 188cm |
体重 | 96kg |
誕生日 | 5月10日 |
出身地 | 枢都 |
種族 | 人間 |
好きな物 | 鯖寿司 |
嫌いな物 | 貝類全般 |
趣味 | 料理 |
最近の悩み | ご飯を食べているときに口の中をよく噛む事 |
人物
容姿
貴族らしからぬ風体と言動が特徴的な副師団長。
京藤色の髪を逆立てており、後ろ髪は結わえている。瞳は紅鶸色の三白眼。まゆ毛が無く、額を横一線に走る傷と左目の上から口元まで大きな傷がある。鋭く尖った犬歯が特徴的。
性格
粗野で気性が荒く短気。幼少期から他人と争う事が多く、本流の家筋でありながら両親や周りの者からはほぼほぼ見放されていた。
仕事は早く正確である。
自らを見捨てないでいてくれた花開の事を慕っており、その他の師団長と話す時もきちんと敬語で話す。また綺麗好きで料理が得意。
戦闘能力
自らが傷つく事を厭わない非常に暴力的な攻めを得意とする武闘派。その実力は師団長に最も近いと言われており、何度も推挙を受けているが、都度丁重に断っている。本人曰く「自分が花開様と並ぶ事など恐れ多く、その上、他の師団長殿においても私程度の者が並び得る事など到底有りはしない」。
体技
闘うために生まれてきたと言っても過言ではない程の強さを持つ。身体能力が特に高く、力比べでは副師団長の中では頭四つほど飛び抜けたものを持つ。花開の授けた体技を我流にアレンジした体技が特徴的であるが、彼曰く「御教授頂いた物をしっかり修めているからこそ我流がある」とのことであり、花開に対する絶対的な信頼と尊敬を思わせる。
自分の身を護る事を一切考えず、一撃の重さに全てをかけている。
武技
魔法
膨大なマナを活かした猛烈な威力を誇る魔法に加え、それを緻密に制御する繊細さも持つ。
賜能
超速再生
傷を負っても周囲の原子を取り込んで修復する賜能。
体の八割が欠損しても2秒もあれば完全に治ってしまう。
操血
血液を成形し操る賜能。
血を矢状に成形し放つ事を得意とする。撒菱上にして地面にばら撒き、相手が踏むと同時に毒に冒し、爆発させる事もできる。
毒血
血液を猛毒と化す賜能。
柳瞻の血液が体内に入り込むことで重篤な敗血症を起こし、瞬時に壊疽を起こす事が出来る。
操骨
骨を成形し操る賜能。体から直接骨を生やして相手を攻撃する事もできる。
骨を刃状に成形し不意打ちする事が出来たり、全身を覆うことで鎧と変えたり、特定部分の骨の硬度を操作し相手の武器を砕いたりなど、いろいろなことに利用できる万能の能力である。
起爆身
自らの体を自在に爆発させる賜能。体が欠損しても、その欠損した破片を強力な爆弾にすることが出来る。
彼にとって欠損とは自らの武器をばら撒く行為に他ならない。
この悍ましい賜能の為、両親は彼を遠ざけたとも言われているが真偽は不明。
魂具
双刀「地海裂絶」
鈍い光を放つ白と黒の刀。両方、鍔は六芒星型になっている。
片方で受けた衝撃をもう片方から光弾上にして放つ事が出来る攻防一体の刀。
来歴
彼の教育係であった花開にも度々突っかかっており、何度も何度も彼女に刃向った。しかし、その全てを笑って許し、決して諦めることなく自らを鍛えてくれた花開に対して非常に恩義を関しており、彼女の下で働くために死ぬ程の努力をした。教育の甲斐もあって規律に厳格であり、自らの仕事に強い誇りと自負を持っている。学問も非常に得意であり、文武両道を地で行く天才なのだが、見た目からは微塵も伺えないところが残念と花開に言われている。