空閑 乙鳥
(くが つばめ)
概要
若くして空閑一族の当主を務める女性。
「私は空閑乙鳥。貴方の名を教えてください」
「眼が見えないわけではないのです、見える事が邪魔なのでこうしているだけです」
「一応、色んなことに興味はあるんですよ??」
「うふふ、昨日頑張ったから、今日は遊びに行きます!」
「むしろ誇らしいのです、私の親や友は、世界を護る為に戦ったのですから」
プロフィール
人物
容姿
鼻下までを覆うように白い布を巻いており、丁度目に当たる部分に鼻梁を跨いで赤で大きい単眼が描かれている。目は紅く、髪色は黒。
様々な着物を所有しており、中には一着で城が建てられるほど高価なものもある。
性格
職務に忠実な真面目な女性。彼女の生きる目的は「世界を護る為」。
戦闘能力
体技・武技を苦手としているが、それを補って余りある魔法と賜能を持つ。
体技
あまり得意ではないが、護身術の類には長けている。
武技
武器を持っておらず、魂具も武器系ではないので得意としていない。
魔法
化け物じみたマナの総量・回復力から来る魔法は脅威の威力。その為、平時は使用する事はない。
全ての属性において強烈な魔法を用いる事が出来る。起儀毀却でも並の者の魔法を優に上回り、きちんと起儀を行った魔法を放てば周囲一帯が吹き飛ぶこともある。暴発を防ぐため、普段は簡易の「魔法札」を用い護身用としている。
賜能
呪言
空閑一族の者が代々受け継ぐ賜能。
口にしたことが現実になる驚異の能力であり、彼女を不可触足らしめている。呪言によって様々な物質に命を吹き込み「式神」として使役している。
何万もの式神を同時に使用する事が出来、しかもそれを片手間で行うことが出来る。消費されるマナは莫大であるが、式神多重使用で消費されるマナより自然回復の方が早い為、永遠に式神を展開する事が出来る。
封印
空閑一族の中でも特に優れた者のみがその資質を持つ特殊な賜能。
乙鳥のマナによって発動される封印は余程の者でない限り、その力の全てを封ずることが出来るほど。陸離の力を大きく制限できているのは彼女のおかげである。封印はかけたものと開錠を持つ者以外には解けない為、その封印の力は他勢力にとっても厄介であり、容易に霊都に手が出せない要因になっている。
魂具
霊符「厳言」
様々な文章の描かれた霊符。書かれたことを実現させることが出来る。
来歴
普段は霊都の地下奥深くにある「英霊忌火塚」に籠り陸離封印の為のマナを注ぎ続けている。一定量を下回らない限り封印は解けないが、一度に大量のマナを注ぐと乙鳥と言えど消耗する為、平時からちょっとずつちょっとずつマナを注いでいる。時折休みを取るために多めのマナを注ぐこともある。