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添付貴生川 紹之進
(きぶかわ しょうのしん)
概要 
司天十三連団第七師団長を務める男性。
枢都外の出身であるが、その確かな才能と実力を評価され、魔族討伐の功績を挙げ続けて師団長にまで上り詰めた。
「貴生川紹之進、第七師団長だ」
「…フン、下らん。雑談なら、失礼させて頂く」
「師団長になりたくば、俺みたいにならない事だな」
「演武はしっかり覚えろ。戦闘に必要な要素が詰まっている」
「…義を見てせざるは勇無き也」
プロフィール
人物
容姿
端正な顔立ちと極めて高い実力から師団員からの人気は非常に高い。
瞳は青。髪色は呉須色であり、腰ほどまで伸ばしている。
師団長のデフォルトの物の上に波の意匠が施された女物の羽織を羽織っている。服装には無頓着であるため、師団服を死ぬほど購入してそれを着まわしている。
性格
クールで口数が少なく、そのせいか他の師団長と対立する事も多々ある。正論をオブラートに包まず述べるところがある。
しかし結構な天然であり、しょっちゅう何かをやらかす。無意識のうちに他者の傷を抉るようなこともままある問題児である。
戦闘能力
体技
相手を組み伏せる事を得意としている。うつ伏せに組み伏せる事で相手を溺れさせることも可能。
武技
特に抜刀術に優れる剣士である。反応速度が非常に速い上に、自動感知領域を展開しているため、間合いに入った者を一瞬で斬り捨てる事が出来る。
剣技自体の技量も非常に高く、様々な技を矢継ぎ早に放つその流麗さを特に評価されている。
魔法
魔法にも優れており、魔法で多種多様な牽制を行い自らの間合いに引き入れる事で一撃で相手を殺す事を得意としている。特に水属性の魔法を得意としており、手掌から強烈な渦潮を放ったり、雨を降らせて自分の能力の届く範囲を拡大したり、泡の檻に相手を閉じ込めたりするなど様々な魔法を創作しており、とても器用である。
賜能
液状化
周囲を液状化させ水面のように変化させる賜能。擬似的な水面を作り出す事で相手の足下の自由を奪い、時にはそのまま沈めてしまうこともできる。
特殊な性質を持ち、この海に少しでも足を取られた者はマナ回路が阻害されてしまい賜能や魔法を正常に発動できなくなる。
水槽
仮想の水を周囲に展開する賜能。
範囲は非常に広く、最大で枢都全域を覆う事が出来る。
仮想の水は紹之進にしか認識できず、そのままでは他者にも影響を与えないが、紹之進が特定の行動を取る事で現実化する。
魂具
刀「青海波」
浮世絵の波の様な刃紋を持つ特異な刀。地面に突きたてる事で大小様々な波を起こす事が出来る。
これを用いて「引き涛」を起こし相手を近くに寄せて斬る事を得意としている。
また空中を斬る事で紹之進が精製した仮想の水に対して干渉し、水流や渦潮などを起こす事が出来る。
