でぃ
イースト ・ ドリーム
483 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/02(月) 18:19:48 ID:DmrLrwiV0 ∧_,,, (#゚;;-゚) ゚+*。 イースト ・ ドリーム 。*+゚ ミエタヨ。 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ,,,_∧_,,, オナカ オモイ。 | 東.・楽園→ | (#゚;;-゚)-゚) __∧_,,, ___ ∧_,,, |______| (;:;つc;:;) _,,.. ∧..,,, /__(#゚;;-゚).._/;\ (#゙;;p゚) || ~(:;;:メ:;:l ) ~'´:;メ;:(#゚;;-゚) /|;';;':::∪∪:;' |\/ @;:;::;;:@ || (/´U し、;:,,.::,U-ヽ) |#:;';;___# |/ ~(;:メ;:;:;:| '""""' (/´||  ̄ //´U ,,,_∧ ラクエン (;::;::;#゚) ミツケタ。 ,,v,., ,,w,., U;:;:メ;:U キィィウィ!! ~:;;メ:| ∧_,,, ウキィィ!! ,,v,., U´ || ,,v,., (#T;;0) U ,'´⌒ヽ ,、,, ,、,, ,、,, ∧_,,,., ~(_つ(゙o)'((゙o) '((゙o) '((゙o) (;メ;:;#゚) アゥゥ…… ⊂∴,.,.,.;:⊃ ;:;:;:;::;;つ メ@;:;/ ,,w,., '´ U 484 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/02(月) 18:20:39 ID:DmrLrwiV0 , ――――――――――――――――――― 、 | でぃ族の皆様、楽園へお降りの際は、 | | | | ダンボールを捨て、順番に切れ目無く | | | | お降り下さいー。 | `ー――――――――――――――――y――´ __,, _ Y___ノ ( o_)>O゚*) オリル、ヨ。 Oと | ,,v,., ,,,_∧ | )~ ,,v,., (゚0;;゙#) ,、 ,、 U`U U; ;:;| _,,,_∧_|_,, ハ_,,, ハ_,,, ハ_,,, ハ_,,, ~(;:メ;::;| / (; メ:#゚)-| / ,,w,., ~(;;(#゚;;-゚) ~(;;(#゚;;-゚) ~(;;(#・o・) ~(;;(#゚;;-゚) U´U / /;:;:;:メ:;つ| /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ コノ ダンボール , ―――――― 、 ,,w,., タカラサン クレタ | 規則ですので。 | トテモ ダイジ。 __,,`ーy―――――´ ,,v,., __∧_,,, ___ Y___ノ ,,v,., __,, 201… /__(#゚;;0`)_/;\ (゚ー゚*) ______ Y___ノ 202… /|;';;':::∪∪:;' |\/ と と | ./: :;: ;/メ:;:;#/| ( *゚)__ 203… |#:;';;___# |/ | )~/:;;:;:;:/::;:;:;;:;// ( つ/ U´||  ̄ U`U l三三l三三l/ ~ | ,,v,., U´U 485 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/02(月) 18:21:28 ID:DmrLrwiV0 | . |‐‐―| | | ,,,_∧;;-| | |(; メ:#゚)-| | アウウ。 | |;: ;メ:つ| | |(;:;:;:;:;:つ | | (....‐―| | | ,,,_∧ .| | ベビチャン… | (。 ;:。#)') | ウマレタ…… | U:;# ;ノ | タベラレタ……… | と;(i);: つ | | '((゙o)∧ . | コレ ウマイヨ。 | (~;;゚#);..| |((゙ζと_ヽ | ウビィィィィ!! | (つと ;:; )| キィィィィ!! |(';(#゙;;O゙)')| / ヽ;:; ;:;:メ;ノ \ / ~(;メ:;:;つ \ / (/('∧_,, \ / と(0;;T#) キィィ!!\ / ヽ::;:;#:ヽ \ / と::;:;メ;::) \ / `|' ハ_,,, \ / マンマ、キィィ!! o(0;;;#) \ / (;:;:メ;~ \ / i|l \ / i |li キィイ!! \ / ∩(,,-、 \ 486 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/02(月) 18:22:25 ID:DmrLrwiV0 |;:;:;:;:~ i|l |∧_;;l, i| と(゚;0;;゚#) |i i| l オ、オチルヨー!! ,../ ハ_;::) (:_:;<#) キィィ…… ギィィ!! ヒギィィィィ!! /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| / | |;;:メ:;:;:~从:;:;: :; ;::;:从;:;: ;从 ;: ,,, ∧,.., , .;:;: ;从 / .| / | ;:;..,:;从: ;:;: ;:从 @゚0;;:;::从 ;: T0゚メ ;: ;゙;p;: ; :;:;:;: ;从 ; : ;从 / | / 从;:.;:゚p;;゚#从 : ;:;: ;: ;: ∧ ;: @ ;:;;从:;:;:;: ,.:从;, ;从:;;:.:;.,/. | /;: ;:;从;;: ;:;:;: :; ;::;: ;:;: ;: ;:;:;:从,. ,.0;;T:;.,,,.,. 从:,.::,..... ,从 从,.,.,.从,,.v./ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∪(#;:;:;:;);:; ̄;:;:;,; :; ̄ ̄ ̄| / | アアアアアァァァァァ… ∨'" :;;.. | ./ | ::;.;:; :; | / | ;::;::::; | ./ |_____________________;::;;::;;:;:_;;::__|/ o, ,o :,..:,;:.;:,;:.::;:::: /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / .. .::ハ_,,,:: マ、マンマ…… / ゴミ虫大焼却ドッキリ / ::~(;:(:;゙;p゙):: / 大 ・ 成 ・ 功! / ::: :: :::: :: ..:..::ζ,.,,:::... / / :: ::: :::: :::::∞:::∞∞::∞τ;@(#゙;;p゙)つ:: / Cちゃんマターリ放送 / ::: :: ::::: :::: : / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ヒ、ヒガウジィ…… ∧∧ / /∧∧ (*゚ー゚)/ /(゚ー<*) ( つ/ /と ヽ ~( | > )~ U´U ∧∧ (/´"U (*゚ワ゚) __ | つ(#) ∧∧[ TV ] ~( l:l O)ニ(l>ー゚*)エ/}] U´U ~ l{_と |-´ | )~ ハ,,ハ , ´⌒ ☆ U `U おしまい (゚ー<*)')
横取り
430 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:23:00 ID:4K6W2lQ70 | | | | ∧ |゚ -゚) とノ | )~ _|U , ――――――――― 、 | でぃさん、どうぞ。 | アリガト…… | 今日のご飯代です。 | ∧_,,, ∧ ∧`ーv――――――――´ (#゚;;o゚) (^Д^,,) |;;メ::;つ⑩⊂ |) ~(;;メ.;,:| | |~ U`U U`U 431 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:24:16 ID:4K6W2lQ70 , ――――――――――――― 、 | そろそろリハビリセンターの為の | | お金がたまりそうです。 | | 楽しみにしていてくださいね! | `ーv――――――――――――´ ∧ ∧ (,,^Д^)') (| ノ …ウン。 と ,,)~ ` J ,,,_∧ (゚#;::;:;) (;; ;:;:メ;) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |;:;:;メ:~ | U`U ∧∧ (- ゚#) ( つ グゥ~… ~ ヽ ハ,,ハ U`U (゙p゙<),,)~ 432 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:24:56 ID:4K6W2lQ70 | | | /`l | / | | / l | / l , ――――――――――――――――――――、 | / |. | アンナ キモ ゴミムシ バカッリ チヤホヤ サレテ | |- ―――-、 | | | | _ , 、__ヾ | シィチャンノ カワイイ ベビチャン ハ ウエジニスンゼン……… | |L O O | | | | "" ""´l < コノ、シャカイノ フビョウドウ ハ……… | |l´ __, l `ー―――――――――――――――――――´ | _ノ ( ̄ヽ / ( | /| (__ , ノ_ノ .| | ヽ | l、_, ―、 433 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:25:26 ID:4K6W2lQ70 | , ―――――――- 、 | | ジツリョクデ ナントカ | | | スルシカ ナイワネ !! | | ∧∧`ーv―――――― ´ | (#゚ー゚)つ | (/ ノ | ~(,, __つ バッ _| - = (/ ゴハン…… ∧_,,, ~ (#゚;;-゚) |;;メ::;つ⑩ ~(;;メ.;,:| ~ (/`U 434 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:26:26 ID:4K6W2lQ70 ∧∧ ∧_,,, / (#゚ー゚)つ ~ (#゚;;-゚) ( (/ ノ |;;メ::;つ⑩ (:: ~(,, __つ タタタ ~(;;メ.;,:| |:: - = (/ ~ (/`U (:::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 435 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:27:14 ID:4K6W2lQ70 , ―――――― 、 | お、糞虫ハケーソ | ギャクサツチュウ!! `ー――v―――´ ヽ | / ∧∧ ∧_,,, ∧_∧ (;゚O゚)つ (#゚;;-゚) (・∀・ ) (/ ノ |;;メ::;つ⑩ ( ) ~(,, __つ ~(;;メ.;,:| Y 人 - = (/ (/`U (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 436 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:27:46 ID:4K6W2lQ70 , ―――――― 、 | さぁ、遊ぼうか。| `ー――v―――´ !? ∧∧ ∧_,,, ∧_∧ (il゚ -゚) (#゚;;o゚) (・∀・ ) ( つとノ |;;メ::;つ⑩ ( ) ~(,, _, < ~(;;メ.;,:| | | | (/ ヽ) U`U (_(__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ 。 (il゚ -゚) o O ( マズイ、コノママジャ マチガイナク コロサレル !!……ナントカシナキャ ! ) 437 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:28:36 ID:4K6W2lQ70 , ―――――――――― 、 | でぃちゃんは下がってな。| ソウダ!! `ー――――v―――――´ ?? ∧∧ ∧_,,, ∧_∧ (*゚ワ゚) (#゚;;o゚) (・∀・ ) ( つとノ |;;メ::;つ⑩ (つと ) ~(,, _, < ~(;;メ.;,:| Y 人 (/ ヽ) U`U (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 438 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:29:20 ID:4K6W2lQ70 , ―――――――― 、 | ニゲルヨ、シィミ チャン!! | , ――――――――、 `ー――――v―――´ | …………………。 | ? `ー――――v――‐´ ∧∧ ∧_,,, ∧_∧ (;>O(゚-::゚#) (・∀・ ) ( つと;;メ::;つ⑩ (つと ) ~(,, _, <(;;メ.;,:| Y 人 (/ ヽ) ヽ)ヽ) (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 439 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:30:14 ID:4K6W2lQ70 , ―――――、 | ホラ、ハヤク!! | , ―――――――― 、 `ー―――v‐ ´ | …………………。 | ? `ー――――v――‐´ ∧∧ ∧_,,, ∧_∧ (il゚ 0゚ (゚-::゚#) (・Д・ ) ( つと;;メ::;つ⑩ (つと ) ~(,, _, <(;;メ.;,:| Y 人 (/ ヽ) ヽ)ヽ) (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 440 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:30:46 ID:4K6W2lQ70 , ――――- 、 | モ、モウダメー!! | , ―――――――― 、 `ー―――v‐´ | …………………。 | ? `ー――――v――‐´ ∧∧∧_,,, ∧_∧ (0T;(゚-::゚#) (・Д・ ) ( つと;;メ::;つ⑩ (つと ) ~(,, _, <(;;メ.;,:| Y 人 (/ ヽ) ヽ)ヽ) (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 441 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:31:48 ID:4K6W2lQ70 マターリジャナイヨー! ∧∧ ∧_,,, ∧_∧ (>_<;) (#゚;;-゚) ( Д ) と とヽ |;;メ::;つ⑩ (つと ) ヽ ,,)~ ~(;;メ.;,:| Y 人 @@ U`U (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 442 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:32:47 ID:4K6W2lQ70 ? ∧_,,, ∧_∧ (#゚;;-゚) ( Д ) |;;メ::;つ⑩ (つと ) ~(;;メ.;,:| Y 人 U`U (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 443 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:33:30 ID:4K6W2lQ70 モララー サン ? ドシタノ? プチィ!! ∧_,,, ∧_∧ (#゚;;0゚) ( Д #) |;;メ::;つ⑩ (つと ) ~(;;メ.;,:| Y 人 U`U (___)__)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 444 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:34:02 ID:4K6W2lQ70 , ―――――――、 | モララー バカww | ヽ l l ll l l l-|ll-l-| ll l l |l-ll-|l- l l| l| l l-l l l l-|- l l l-ll- / `ー――――v―‐´ ≪ 気安く呼ぶんじゃねぇ!薄汚ねぇゴミまみれの ≫ ≪ このゴミ虫が!正体わかってんだからな! ≫ ∧ ∧ O / l l ll l| l l-|ll-l-|ll l |l l-ll-l-| l |l l l l l-|l l l l-ll|-l- l |lヽ (ヽ( (*>ワ゚) )) ∧_∧ ⊂⌒ ̄つ,,_,,O从 キィィィ !?> ○_(・∀・ #) (゚0;;゙(;○三 = - と;:;:メ( __ l_ ヽ;:メ;:;:;ヽ_ |  ̄ 445 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:35:12 ID:4K6W2lQ70 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ウウゥ…… モウ ダレモ シンジラレナイヨゥ…… ,,,_,,,., ⑩ (゙-;;゙#)つ;:ζ∞∞∞∞ :;:#;:.;,:;.,;:;:;:.,;:;: と@ 446 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:35:54 ID:4K6W2lQ70 ……。 ,,,_,,,., ⑩ (゙-;;゚#)つ;:ζ∞∞∞∞ :;:#;:.;,:;.,;:;:;:.,;:;: と@ 447 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:36:24 ID:4K6W2lQ70 タカ…ラ…サン…… ,,,_,,,., ⑩ (゙-;;゚#と);:ζ∞∞∞∞ :;:#;:.;,:;.,;:;:;:.,;:;: と@ 448 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:37:02 ID:4K6W2lQ70 _ノ ノ (,,_ ) (_,,)´ ,´ ̄ ̄`、 ( 1 0 ) `、__ ,´ !! 从 /"'"'"'"`ー´'"'"'"'、 ≫ | ;:::;:;:;:;: メ:;Ol l:: ;:::: ;:: # :: ;:: | /´ ̄`l | ;#;: ;:;:;: :: ; (_l / ;::;;: ;/__ヽ ,,.ノ /:; :;:;: ̄;:: ;::;: ;:;: ;: :;;:;:@τ ー―-/ :; ;: # .; ;: :;: :;ζ:: γ ;:;:";:";"":;""´;τ :;/ κ ,;:;:,.:.,;:;:@:Oo.,;:.;:,;ζ :;;:; ;:;: ;:;;:○;: ;:;: ;:; 449 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:38:39 ID:4K6W2lQ70 /`l / | ./ l ./ l / .| - ―――-、 | _ , 、__ヾ 。 。 | `|/ ''''' '''| ・ ・ ・ ・ o /|`トエエエエイ l ヽエエエ/ノ、 i ,´ ̄ ̄`、 ヽ、_, ―、1 0 ) 450 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:39:18 ID:4K6W2lQ70 ;;.,.:;:;:; :;:;:;:,.,.;:;:; :;:,.. ;;:; ,.,.:;:;:;: ,..;:.., ;;:;..,.,.;:;:;:;:;:;:;;: L) , ―、 /`ー‐---、L) , ー--´ ,ー' /,,_/ ̄/ / `ー--イ | / / , ――´ `---、 / /  ̄ ̄ノ ノ ̄`--. (二`ヽ /,,_/ /,,__/ (ニ l (二_ノ ;;:;..,.,.;:;:;:;:;:;:;;: ;;:; ,.,.:;:;:;: ,..;:.., ;;.,.:;:;:; :;:;:;:,.,.;:;:; :;:,.. 451 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん :2007/04/01(日) 13:39:57 ID:4K6W2lQ70 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::: ::::::::: ハ,,ハ ∧∧ _(*゚ー゚)(゚ー゚*) 、、、 / /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\ 、、、l><_(゚<_,, __,, ..,,. ,,.  ̄|_|_____| ̄ l><_(゚<[二Cニ][二Cニ] (;;: ;:;;;:)=3 「 めでたし、めでたし。 」
----
プリン
食べられないプリン
6 :ぷりん好き:2007/05/28(月) 00:18:19 ID:??? / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | おや?、プリンが歩いてるぞ!? \  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ´∀`). ._ ( ) /~ヽ (( 人 Y テチテチ (。・-・) し(__,) (( ゚し-J゚ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | とりあえず捕まえよーっと!! \  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ´∀`)从_ (つ ,ノつ/~ヽ プリュ? / ゝ 〉´ (((;・o・))) (_(__) ゚し-J゚ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | いただきまーす♪ \  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧_ 从 ( ,,´∀,/~ヽ プリュリュ!! ( つ (・д・。) と_). ゚し-J゚ 人._,人._,人._,人._,人._,人._,人._,人._,人._,人._,人._ < 待つデチ!! プリンは食べ物じゃないデチ!! > ⌒Y⌒Y⌒Y⌒|/⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒Y ギュゥゥゥ _ ∧_∧ /~ヽ え~ ( ,,´Д (c(д・;) ( つ つ0,_,0) と_)_) 7 :ぷりん好き:2007/05/28(月) 00:19:20 ID:??? / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | なんでプリンなのに食べられないんだよー? | 普通プリンといったら食べ物だろー \  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ´Д`) _ ( ) Σ /~ヽ デチ!? | | | (・д・。) (__)_) ゚し-J゚ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 食べられないプリンなんて変じゃん!! | おかしいよー \  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ ( ´Д`) _ ( ) /~ヽ | | | (・д・;) (__)_) ゚し-J゚ はっ ∧_∧ プリンは変… Σ( ´Д`) _ おかしい… ( ) :;/~ヽ:; | | | プル;(;д;。):;プル (__)_) :;゚し-J:;゚ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | あっ!! そうそう、今は多様化の時代だからさ、 | 食べられないプリンってーのもありかなーなんて・・・ \  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧_∧ _ エグッエグッ ( ;,´∀`) :;/~ヽ:; ( つ つ ;(;д;。):;ヒックヒック… と_)_) :;゚し-J:;゚
ダンボールシリーズ
59 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2007/06/11(月) 23:47:29 _ /~ヽ____ /(・-・。) ./\ /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ |ゴミプリン |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ムカッ ∧_∧ (´∀`#) バタン!! ミ∪__∪彡 / / /| | ̄ ̄ ̄ ̄| .| < ヤメルデチー!! | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ /// ∧_∧/ (´∀`#)/ グライダースパイク! ⊂ ⊃ _ /ヽ、l||l ノ l||l_// \/(_(__))/ヽ,.,..:';: ,.,_, くヽノWWWノ ゞ*。ζ'; ;':∵0;:) ウギャー /_/~~~~\〃"~∵'; ;; ;; "゙ V グシャッ!!! 550 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/15(火) 23:46:10 ID:hNTE3PPT _ /~ヽ____ /(。^-^。) /\ ダンボールシェルターデ 槍攻撃対策デチ! /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ |____|/ _ ____ /~ヽ 早速、練習デチ! /\ \(・-・;)≡ \/| ̄ ̄ ̄ ̄|と ヽ_≡≡ \|____| し―--'≡≡ タタタタタ・・・・ _ /~ヽ ⊂(・-・;)⊃ ____ O_ iミ サッ! /\ \ ∪ミ \/| ̄ ̄ ̄ ̄|\ \|____| 从从 _ コレデ大丈夫デチ! _ /~ヽ__ /\(^-^。) \ \/| ̄∪ ̄ ̄|\ (´⌒(´ \|____|≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ 551 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/15(火) 23:46:41 ID:hNTE3PPT そして本番… _ ____ /~ヽ キタデチ! /\ \(・-・;)≡ <━━━三 = - \/| ̄ ̄ ̄ ̄|と ヽ_≡≡ <━━━三 = - \|____| し―--'≡≡ _ /~ヽ トウ! ⊂(・O・;)⊃ ____ O_ iミ サッ! /\ \ ∪ミ <━━━三 = - \/| ̄ ̄ ̄ ̄|━━━三 = - \|____|ドスッ 从从 _ プギャァァァァァァ!!!ドウチテェェェェ!!!???? _ /~ヽ__ グサッ <━(;;0;;;)━━三 = - \/| ̄∪ ̄ ̄|━━━ (´⌒(´ \|____|≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ 552 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/16(水) 00:08:35 ID:++mKpzhU う~ん その大きすぎる頭が 失敗の原因だろうね .∧_∧ _ イジャイデチ… (;・∀・) _ /~ヽ__ ハヤクヌイテ… ( ∞ ) <━(;;o;;;)━━ | | |. \/| ̄∪ ̄ ̄|━━━ (__)_) \|____| つまり頭が無ければもう失敗しないよ どうせ全然使ってないんだし って聞いちゃいない…か ¨Y` ∧_∧ __i|__ ( ・∀・) /\ ,;;.,; \ _ ( ) \/| ̄∪ ̄ ̄|━━━ /~ヽ 人 Y \|____| <━(;。p゚;:)━━ (( し´(_) 16 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/17(木) 19:21:17 ID:DLote/yp _ /~ヽ____ /(。^-^。) /\ 前スレ>>550-552ノ プリンチャンカラ ガクシュウシタデチ /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ `◎─◎ー'ー' _ ____ /~ヽ 車輪ヲ ツケテ スピードアップデチ! /\ \(^-^。)≡ \/| ̄ ̄ ̄ ̄|と ヽ_≡≡ `◎─◎ー' し―--'≡≡ タタタタタ・・・・ _ /~ヽ ⊂(・-・;)⊃ ____ O_ iミ サッ! /\ \ ∪ミ \/| ̄ ̄ ̄ ̄|\ ≡≡ `◎─◎ー' ≡≡从从 _ コレデ大丈夫デチ! _ /~ヽ__ /\(^-^。) \ \/| ̄∪ ̄ ̄|\ (´⌒(´ `◎─◎ー'≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ 17 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/17(木) 19:22:29 ID:DLote/yp そして本番… _ ____ /~ヽ キタデチ! /\ \(・-・;)≡ <━━━三 = - \/| ̄ ̄ ̄ ̄|と ヽ_≡≡ <━━━三 = - `◎─◎ー' し―--'≡≡ _ /~ヽ トウ! ⊂(・O・;)⊃ ____ O_ iミ サッ! /\ \ ∪ミ <━━━三 = - \/| ̄ ̄ ̄ ̄| <━━━三 = - `◎─◎ー' 从从 _ 逃ゲキッタデチ! _ /~ヽ__ /\(^-^。) \ \/| ̄∪ ̄ ̄|\ (´⌒(´ `◎─◎ー'≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ 18 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/17(木) 19:23:26 ID:DLote/yp | _ ドウデチ! | _ /~ヽ_ 壁| /\(。^-^。) \ | \/| ̄∪ ̄ ̄|\ (´⌒(´ | `◎─◎ー'≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ | | ばち~~~ん!!!! | | アギャアァァ!? | /~三 | (0~。li≡ ≡ 三 ≡ Σ|で ̄ ̄ ̄|≡ ≡ ≡ /'|`ー◎─◎' 三≡ ≡  ̄ ̄ ニ ニニ == 24 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/19(土) 19:20:52 ID:DdpRg4dr _ /~ヽ (.。^-^) サラニ スピードアップシタウエニ エアバック搭載デ O⌒O 槍攻撃モ 壁衝突モ 問題ナイデチ! / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ | ヽO Oヽ ◎)──◎)───-) 25 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/19(土) 19:56:13 ID:8d32HuNh プリンみたいな柔らかいモンに エアバックが役に立つ訳ねーだろw プギャァァァ!? , ゚、从,; ∧_∧ /~;γ´ ̄`ヽ ボン (・∀・ ) .゚ ;。・0;゚'(;゚ 、γ⌒ヽ ( ) 。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ | | | | ヽO Oヽ (_(__) ◎)──◎)───-) 26 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/19(土) 20:22:23 ID:l8wA21zm キタデチ! . _ /~ヽそ <━━━ 三 (;・o・) O⌒O <━━━ 三 ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ /O O / ∥ (´⌒(´ (-───(◎──(◎≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ミゴトナ ハンドル サバキデ . _ ヤリヲ ヨケルデチ (( /~ヽ )) <━━━三 三(・-・;) O⌒O 从 ━━ 三 ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ヽヽヽ /O O / ∥ .).).)/ Σ(-───(◎──(◎そノノノ ギュイィィン | | | . _ ヨユウ シャクシャク デチ | /~ヽ | (。^-^。) ..壁| O⌒O ブロロロロロ… | ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ | /O O / ∥ (´⌒(´ | (-───(◎──(◎≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ n n ;、;・c'~;. ,);, ,)゚ ' ;; ,・'';.。`u´~ζ 。・ ;、;・ ` `⌒'' ゙ ;゚;∵;・'o” | ,o;;, ;,、;'’ | ´∴;・'' |ボフッ!!! | ,/__ |⌒ヽそ /ヽ ..壁|/ ,,)/ ◎ |~' ̄|. / 三 |ζO / ∥ 三 |~(◎ 三 ※エアバックを使用する時は必ずシートベルトを着用しましょう※ ネタが被ってしまった; 27 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/20(日) 06:48:48 ID:s2sFarJ9 ∧_∧ おらおら (・∀・ ) ダジゲ… ⊂へ つ /ξ(((_ノ )) ヽ . c(;O;。)っ⌒⊃_) _ /~ヽ (;-;。) 今日モ モララーニ イジメラレタデチ ゚O-J゚ 最新の 装輪装甲箱! 無反動砲と対戦車ロケットも ついているよ! (ニニニ(二〉 (ニ(二二二O|| _ ∧∧ /||;,. ̄:, ̄/\ /~ヽ ( *^) ./| ̄ ̄ ̄ ̄|\/ (^-^。)スゴイデチ! | つ |____|/ ゚し-J゚ ~ | ◎◎◎◎ U^U 28 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/20(日) 06:51:02 ID:s2sFarJ9 おいおい! モララー! 覚悟スルデチ! 何であんなものやったんだ? ∧_∧ ∧∧ ((ニニニ(二〉 (; ・∀・) . (^ー^*) まあ、見てなって (ニ(二二二O||_ ( ) (| |) /|| (。^-^)/\ │ │ │ | |~ ε≡/| ̄ ̄∪ ̄|\/ (_(__). U^U ε≡≡ |____|/ ε≡ ≡ ◎◎◎◎ 止ッ止マラナイデチ! シィターン! ∧_∧ ∧∧ 0)ニニニ)二〉 ( ; ・∀) (*,,^ー) __0ニ)二二二) ( ) .(| |) /\(0・||;)っ \ │ │ │ | |~ \/| ̄ ̄ ̄ ̄|\ (_(__) . U^ヽ) ε≡ ≡\|____| ε≡ ≡ ≡ ◎◎◎◎ 29 :名無しさん@├\├\廾□`/ :2008/04/20(日) 06:52:34 ID:s2sFarJ9 /) . ' ∴⌒) //, ' (⌒゙(´⌒;:・)´⌒) ∧_∧ ∧∧ ,//`、ヾ:.⌒)´;'(´⌒;’⌒)ξ' ( ; ・∀) (ー^,,*) ` 、゚(´⌒ヽ、从⌒)´;):´彡(´;' ( ) .(| |) ヽ`(´⌒;:゛从´(:'⌒'、".⌒) │ │ │ | |~ ’´(⌒´;:∵´⌒);⌒)`), (_(__) U^U ヾ゙;;⌒)´(´从;´)⌒:;ヾノ∴⌒)` :.‘(´⌒;:(⌒;:´)`;⌒)´、;:`) ‘ノ";'⌒)、,ノ:`) `⌒´(;: ◎ ´
オニギリン
26 :名無しぃさん。:2007/07/13(金) 21:14:20 ID:??? /■ヽ おにぎりプリンです (。・-・) 略してオニギリンです ゚し-J゚ ちなみにもち米です /■ヽ (((。・-・))) モチモチン♪ ゚し-J゚ 27 :名無しぃさん。:2007/07/18(水) 23:52:52 ID:??? _ /■ヽ ジー /~ヽ (。・-・) (・-・。) プリュ? ゚し-J゚ ゚し-J゚ _ /■ヽ /~ヽ (。・-・) (・-・。) ゚し-J゚ ゚し-J゚ ↑ ↑ 主食 間食(おやつ) (勝った!!) _ /■ヽ /~ヽ (。・∀・) ニカー (・-・;)フ゜リュリュ? ゚し-J゚ ゚し-J゚ 28 :名無しぃさん。:2007/08/12(日) 09:25:52 ID:??? | |_∧ 。oO(もち米は主食といえるのかい?) |´Д`) | / |. /, _ |/ /■ヽ /~ヽ | (。・∀・) ニヤニヤ (・-・;)? ゚し-J゚ ゚し-J゚
----
ぃょぅ
ぃゃんの復讐
94 :( ´∀`)さん:2007/11/11(日) 23:35:50 ID:LFNcWylf0 ― @ ― ⊂⊃ / l \ ⊂⊃ ⊂⊃ _______ ////////\ //////// ̄.\\ /∠∠∠∠∠∠/ . \\  ̄|::..... . .. ..... .. ....|::. | ̄ ̄| .::.|. ̄ ""'"|:: : .:: ...::.::.: :. ...|:.: |o |:. |""''"""''"~""''''"""''" |;.,.,:;.;:,.;:,.,.,., ,. ,.,.,|;., | | .,| ∧∞∧ ・・・。 "'*"'(○)""'''""'"'"""'"''""'"""" (* ) ヽ|〃ヽ|〃(○) /| ( ~) 干干干干干干干1," U U ''""'"''""'""""'"''"'' 95 :( ´∀`)さん:2007/11/11(日) 23:39:46 ID:LFNcWylf0 :.::: | 日 ▽ Ⅱ ∇| : .... |≡≡≡≡≡≡| :.... | ∩ ∪ | ピンポーン> :;:.. |≡≡≡≡≡≡| __| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /./| :; : ∧∧ ./ //| _ Σ(=゚ω゚) __ ____ | ̄|//|;;;;;;;;;;;;(つ []  ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ、;;;;;;;;;;;;; | . .|//;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,);;;;;;;;;;;; | . .|/;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ丿;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`~~~~~~~~~';;;;;;;;;;;;;;;;; 96 :( ´∀`)さん:2007/11/11(日) 23:41:28 ID:LFNcWylf0 :.::: | ▽ Ⅱ ∇| : .... |≡≡≡≡≡≡| :.... | ∩ ∪ | :;:.. |≡≡≡≡≡≡| __| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧∧ /./| :; : (=゚ω゚) ./ //|___ __ ~( x ) | ̄|//|;;;;;;;;;;;;;;;;/[] ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ、;;;;(ノ ヽ) | . .|//;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,);;;;;;;;;;;; | . .|/;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ丿;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`~~~~~~~~~';;;;;;;;;;;;;;;;; 97 :( ´∀`)さん:2007/11/15(木) 00:49:37 ID:W9DhDPr40 :.::: | ▽ Ⅱ ∇| : .... |≡≡≡≡≡≡| :.... | ∩ ∪ | :;:.. |≡≡≡≡≡≡| __| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ぃ゙ょ゙ー!!> /./| :; : ./ //|___ __ ____ | ̄|//|;;;;;;;;;;;;;;;;/[] ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ、;;;;;;;;;;;;;; | . .|//;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,);;;;;;;;;;;; | . .|/;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ丿;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`~~~~~~~~~';;;;;;;;;;;;;;;;; 98 :( ´∀`)さん:2007/11/15(木) 00:50:09 ID:W9DhDPr40 :.::: | ▽ Ⅱ ∇| : .... |≡≡≡≡≡≡| :.... | ∩ ∪ | :;:.. |≡≡≡≡≡≡| __| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧λ /./| :; : ヽ(iω。;) フラフラ ./ //|___ __ _(;x:τ:)~ | ̄|//|;;;;;;;;;;;;;;;;/[] ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ、;;(ノ''`ヽ) )) | . .|//;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,);;;;;;;;;;;; | . .|/;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ丿;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`~~~~~~~~~';;;;;;;;;;;;;;;;; 99 :( ´∀`)さん:2007/11/15(木) 00:50:46 ID:W9DhDPr40 :.::: | ▽ Ⅱ ∇| : .... |≡≡≡≡≡≡| :.... | ∩ ∪ | :;:.. |≡≡≡≡≡≡| __| ̄ ̄ ̄∧λ ̄ /./| :; : (゚ω。;) ./ //|___(;x:ι:)~ __ ____ | ̄|//|;;;;;;;;;;;Σ.,,コ ̄ガンッ ̄ ̄/ヽ、;;;;;;;;;;;;;; | . .|//;;;;;;;;;;;;/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,);;;;;;;;;;;; | . .|/;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ丿;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`~~~~~~~~~';;;;;;;;;;;;;;;;; 100 :( ´∀`)さん:2007/11/15(木) 00:51:17 ID:W9DhDPr40 :.::: | ▽ Ⅱ ∇| : .... |≡≡≡≡≡≡| :.... | ∩ ∪ | :;:.. |≡≡≡≡≡≡| __| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /./| :; : ぃ゙、ぃ゙ょ゙… ./ //| ∧λ.:⌒ヾ バタッ __ ____ | ̄|//(ω。=);::/コ ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ、;;;;;;;;;;;;;; | . .|//;;;;;;;υ/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ,);;;;;;;;;;;; | . .|/;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ丿;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`~~~~~~~~~';;;;;;;;;;;;;;;;; 101 :( ´∀`)さん:2007/11/16(金) 22:56:11 ID:Grfygm8s0 _____ | | | | ・・・・・・。 |ヽ | | ∧∞∧ L| | O | (#’ω’)∥ | | ~(::::::x;:::つ | | U~U '"'"""'"''""'""""'"'"""'"''""'""""'"'"""'"''""'"""" 102 :( ´∀`)さん:2007/11/16(金) 22:56:42 ID:Grfygm8s0 _____ | | | | | | | O | ∧∞∧ | | (; ) | | と ~ ) =二フ '"'"""'"''""'""""'"'"""'"''""'""""'"'"""'"''""'"""" 103 :( ´∀`)さん:2007/11/16(金) 22:57:35 ID:Grfygm8s0 ― @ ― ⊂⊃ / l \ ⊂⊃ ⊂⊃ _______ ////////\ //////// ̄.\\ /∠∠∠∠∠∠/ . \\  ̄|::..... . .. ..... .. ....|::. | ̄ ̄| .::.|. ̄ ""'"|:: : .:: ...::.::.: :. ...|:.: |o |:. |""''"""''"~""''''"""''" |;.,.,:;.;:,.;:,.,.,., ,. ,.,.,|;., | | ξ ∧∞∧ ""'"""'"''""'""""'"""'"''""'"""" (*’ω’) ξ /ζε /| ( x ) 干干干干干干干1," (O) U U ''""'"''""'""""'"''"'' /ノ ノ 104 :( ´∀`)さん:2007/11/16(金) 22:58:10 ID:Grfygm8s0 ― @ ― ⊂⊃ l \ ⊂⊃ ⊂⊃ _______ ////////\ //////// ̄.\\ /∠∠∠∠∠∠/ .(;;;; )  ̄|::..... . .. ..... .. ....|::. | ̄ ̄| (;;;; ) ""'"|:: : .:: ...::.::.: :. ...|:.: |o |从""''"""''"~""''''"""''" |;.,.,:;.;:,.;:,.,.,., ,. ,.,.,|;., | 从从 ""'"""'"''""'""""'"""'"''""'"""" ξ /ζε /| 干干干干干干干1," (O) ''""'"''""'""""'"''"'' /ノ ノ 105 :( ´∀`)さん:2007/11/16(金) 22:58:51 ID:Grfygm8s0 ― @ ― ⊂⊃ \ ⊂⊃ ⊂⊃ _______ ////////\ ////////(;;;; );; ) /∠∠∠∠∠∠/ (;;;; )(;;;; ))  ̄|::..... . .. ..... .. ....|::. | ̄从 (;;;; ) ""'"|:: : .:: ...::.::.: :. ...|:.: |从从从""''"""''"~""''''"""''" |;.,.,:;.;:,.;:,.,.,., ,. ,.,.,|;.从从从从 ""'"""'"''""'""""'"""'"''""'"""" ξ /ζε /| 干干干干干干干1," (O) ''""'"''""'""""'"''"'' /ノ ノ
-----
ジエン
シュレディンガーのジエン
64 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2007/05/25(金) 19:23:43 ID:fQYjjAOi0 その箱に居る君はどちらだい? / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / (・∀・ ) \ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ...;::; ;; :;: .:, .;:: ;,,..;::; ;; ;,. :;: .:, ;; :;: :, | |. ..:.: : .: .:. . . ..:.: :.:.: .:. . .:. . | | .. . . . . . . | | . . . . | | . . | 65 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2007/05/25(金) 19:24:36 ID:fQYjjAOi0 ざわめきの春? ただ判る事柄は ∧__∧ (・∀・,,) ._,,/'~) と_ `´ 〈 〉 _、 ,つ (__,/´(''・Α・) ∨~∨ 箱の中では寝ている事のみ 追憶の冬? 66 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2007/05/25(金) 19:25:58 ID:fQYjjAOi0 | ...;::; ;; :;: .:, .;: :;;,,..;::; ;; ;, ;: ., ;; :; ::, | |. .: . :.:.: .:. . . ..:.: :.:.: .:. . .:. . | | .. . . . . . . | | . . . . | | . | |_____________| \ ( ・А・) / \_________/ 答えは二択のうちどちらかしかない それは確認するまでは判らない事実 67 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2007/05/25(金) 19:26:41 ID:fQYjjAOi0 (..:;;;;;::.) _ζ 答えが知りたいのなら開けてみな 傍らに置かれたアーモンドの薫りに気を付けるのを忘れずに
ジサクジエン虐殺集
33 :( ´∀`)さん:2007/12/18(火) 16:19:59 ID:h8gAz+wt0 殺すのは少しかわいそうなので・・・ タノシ イイ! マテー! キャッキャ! -= (,,・∀・) = ( ・∀・) -= (*>∀<) "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ アッ! ンッ!? 从 (,,・A・) ( ・д・) :(*>A<):: "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ ブンレツハジマッタ! ウーン ナカーマ フエル! イイ!! (,,・∀・) ( ・∀・) ::(>A< ・)::: "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ 34 :( ´∀`)さん:2007/12/18(火) 16:21:11 ID:h8gAz+wt0 _∧ ハヤクハヤク! トモダチタクサン! ・∀・) ) ピョンッ ピョンッ ウー Y (,,>∀) ヽ(*・∀・)ノ _) ^Y⌒Y llil ::(>A< ∀・):: "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ ______ __ | ___ | | | |_| | | | | . | | [] [] r‐┐ |_| _/ / ノ | | ̄ ̄ / 「 ̄ _/ ☆ \ヽ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ / / ∩∧_∧∩ ヽ( ・∀・)ノ 从 ( ) て 、从 \、从,人 ,ィ, ) ) ) (;・Д) そ 冫(;・A・;) そ (__)_) W ` 冫::(・Д・; Д・) て "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ テヘヘヘ _∧ モララーイクナイ!ニクコプーン! ・∀<) カエレ! ) ア、アゥゥゥゥ… Y 人 ∴ ヽ(Д・ #) (__)_) ∵ Y⌒Y^ (・A・#) :(・Д・; Д・): アワワワ… "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ 35 :( ´∀`)さん:2007/12/18(火) 16:22:38 ID:h8gAz+wt0 ビックリシテブンレツトマッチャター!! モドレナイーヨ!! エー! 从 从 ヽ(#;Д) ( ;Д) ::(;Д;Д<):: "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ キケイキモイ! クルナ! モウオマエナンカトモダチジャナイ!! ウエェーン!! ジエエェーン!! ∴・。 ・゚ ∴ (#;Д<) = - (#;A;) = - ::c(;Д;Д;) )) ) ) "゙"" """゙"゙"゛""゙""" """゙"゛""゙"" """"゙"゛""゛゛"" "゙ 終
-----
ぃし
ぃしスレ 針
247 名前:針 ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:07:30 ID:REd1cBYt0 ┌―――――┐ |やってみた。 | └―――――┘ ┌―――――――― |針で虐殺するよ。 └―――v―――― ∧___∧ ∧∧ / ・ ∀ ・ \ 〈::゚-゚〉 + ( ) 〈:::.. コ- \ / へ|::. ! \ / |_.||._| (_(__) 248 名前: ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:08:25 ID:REd1cBYt0 ┌―――――― |虐殺… ∧___∧ └―――v―― /∀ ・ \ フワーリ ( ) ∧∧ \ / 〈::゚-゚〉 \ / 〈:::.. コ- (_(__) へ|::. ! | |_.||._| ノ 249 名前: ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:09:05 ID:REd1cBYt0 ┌――― \ / | … \ / └―v―― (__)_) スウー | _ | ∠::. ´ 〉 〈:::.. コ- へ|::. ! |_.||._| 250 名前: ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:09:54 ID:REd1cBYt0 / // _ シュッ ∠::. ´ 〉> 〈:::.. / へ|::. ! |_.||._| 251 名前:失敗 ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:10:46 ID:REd1cBYt0 ア ハズシタ… | _ |! ∠::. ´ 〉 〈:::.. 〉 l へ|::. ! |_.||._| 253 名前:癇癪玉 ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:43:42 ID:REd1cBYt0 ┌―――――――――― |癇癪玉で虐殺するよ。 └――――v――――― ∧___∧ ∧∧ / ・ ∀ ・ \ ∴〈::゚-゚〉∴ ( ) lニ:::.. コ \ / へ|::. ! \ / |_.||._| (_(__) 254 名前: ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:45:05 ID:REd1cBYt0 ┌――― |えい。 └―v― ポヨン . ∧___∧ ∧∧ > ・ ∀ ・ \ 〈::.゚-〉> ( ) /コ∴ \ / へ〈::._コ \ / 〈:/ (_(__) 255 名前: ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:45:51 ID:REd1cBYt0 パチ / ∧___∧ ∧∧☆ / ・ ∀ ・ \ 〈::.゚-〉 ( ) /コ∴ \ / へ〈::._コ \ / 〈:/ (_(__) 256 名前: ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/22(火) 23:46:35 ID:REd1cBYt0 ┌――――――――― |えい、えいえいえい。 └――――v―――― ∧___∧ ∧∧∴ : / ・ ∀ ・ \ 〈::::.. ゚〉 ・ :( ) /::::: 彡 \ / へ〈::::. 〈 バババッ \ / 〈:/ ヽ:〉 (_(__) 257 名前: ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/23(水) 00:00:43 ID:DnSDL2220 ポヨポヨポヨポヨポヨポヨポヨポヨ パパンパンパンパパパンパパンパン ☆ , ∧___∧ ☆∧☆ ☆ / ・ ∀ ・ \ ☆ 〈:::.☆ ☆( ) ☆'::: ☆ ☆ \ / へ〈::::. 〈 ☆ \ / 〈:/ ヽ:〉 (_(__) 258 名前:失敗 ◆NUNO/Gc7yw [sage] 投稿日:2007/05/23(水) 00:01:32 ID:DnSDL2220 …不毛ダネ? ∬ ウルサイ ∧___∧ ∧∧ /・ ∀ ・ \ ニヤニヤ 〈::::.. ゚〉 ( ) /:::.. コ \ / へ〈::::. 〈 \ / 〈:/ ヽ:〉 (_(__)
-----
ギコでモナーを殴るスレ
5 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:13:07 ID:Nml50uSb0 ∧_∧ ( ´∀`) ( ) | | | (__)_) 6 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:13:44 ID:Nml50uSb0 ∧_∧ ( ・∀・) / ,) ∧_∧ ∧(人 ヽノ ( ´∀`) ,, )(__(_) ( ) ´ | | | (__)_) 7 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:14:22 ID:Nml50uSb0 ∧_∧ ( ・∀・) / ,) ∧_∧ ∧∧(人 ヽノ ( ´∀`) c(゚Д゚,,)(__(_) ( ) ,.,,.,,.,,.,,.とと_,,ノJ | | | (__)_) 8 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:15:08 ID:Nml50uSb0 ∧_∧ ( ・∀・) ( ) ∧_∧ | | | ( ´∀`) _ ∧∧__) ( ) ,.,,.,,.,と___O,,゚Д゚)つ | | | (__)_) 9 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:15:52 ID:Nml50uSb0 ∧_∧ ( ・∀・) ぐい /と/と ) ∧_∧ (,,゚Д゚) | ( ´∀`) ノ J J)_) ( ) とと__,ノ | | | (__)_) 10 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:16:31 ID:Nml50uSb0 _ ,:彡'⌒ヽ /l_ ∧_∧ と(゚々。 とヽ ・∀・) )) r (ノ 〉 ノ ∧_∧ とし'┘ ) ) ) ( ´∀`) (_,)_) ( ) | | | (__)_) 11 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:17:20 ID:Nml50uSb0 ミ 、 ` ミ \ ∧_∧ \、 ( ・∀・)、_∩ _ 从 ドガッ ( つ<(。々゚)__つ Σ ) ) ) し' ´YY∀`) (_,)_) ( ) | | | (__)_) 12 :( ´∀`)さん:2007/07/27(金) 02:17:55 ID:Nml50uSb0 ∧_∧ ぺたん ( ・∀・) ( つヘ/O ∧_∧ ) ,(,,゚Д゚).っ_ ( ´∀`) (__)と,.____つ( ) (ン | | | (__)_) ギコでモナーを殴るスレ -> 13 :( ´∀`)さん:2007/08/03(金) 00:33:03 ID:8S1ZatOL0 ∧_∧ ( ´∀`) / ̄ ̄ ̄/ ( つ つ/ FMV /  ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ 14 :( ´∀`)さん:2007/08/03(金) 00:33:42 ID:8S1ZatOL0 ∧_∧ カタッ ( ´∀`) / ̄ ̄ ̄/ ( つ ρ/ FMV /  ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ 15 :( ´∀`)さん:2007/08/03(金) 00:34:33 ID:8S1ZatOL0 __  ̄\\ r―┐[][] バ ∧_∧ 、ヾ、 二} | バ と( ・∀・) |l||l └―' ッ 〉 } 川ヘ _rz_ / (⌒し''⌒つ゚Д゚)つ └ワノ / し ' ¨  ̄Σ( ´∀`)/ ̄ ̄ ̄/ ロ /| /⌒l /// ( つ ρ/ FMV / r一'ノ / /  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄\/___/ ̄  ̄ ○´ 16 :( ´∀`)さん:2007/08/03(金) 00:35:32 ID:8S1ZatOL0 \\∧∧ \\(゚Д゚,,) \と と ノ Ω_∧ と_,,O ( ´∀`) / ̄ ̄ ̄/ \\ ∫ ( つ ρ/ FMV / \\\ ∩ グイィィィ  ̄ ̄ ̄\/___/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 17 :( ´∀`)さん:2007/08/03(金) 00:36:10 ID:8S1ZatOL0 Ω_∧ ( ´∀`) / ̄ ̄ ̄/ ( つ ρ/ FMV /  ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ 18 :( ´∀`)さん:2007/08/03(金) 00:36:56 ID:8S1ZatOL0 OK、ブラクラゲット Ω_∧ ( ´∀`) / ̄ ̄ ̄/ ( つ ρ/ FMV /  ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ギコでモナーを殴るスレ ->> 20 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:28:53 ID:+H+lC8v70 ∧_∧ ( ´∀`) ( ) | | | (__)_) 21 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:29:28 ID:+H+lC8v70 ∧_∧ たん♪ ( ´∀`) ( ) | | | (__)_) 22 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:30:09 ID:+H+lC8v70 ∧_∧ た♪ ( ´∀`) ( ) | | | (__)_) 23 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:30:44 ID:+H+lC8v70 il |li ili! illil !i il ill -=三ヘ=ヘ ∧_∧ たらりたん♪ -==三,,゚Д) ( ´∀`) ==三づ ,/ ( ) =三 / | | | =三 ヽ_) (__)_) 24 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:31:20 ID:+H+lC8v70 r::、 _/Z_[][] (У:::::\ └┐┌┘ /::::::㌧:::::〉 [] L.」[] '///10:::/ 从ノL 〉::〃 ∧∧ ´⌒ヽて ∨ _「L_ {}} と(,, ゚Д)`⌒つ :}≫ _] 匚 し' ,彡' _ノ(  ̄]_厂 /  ̄Y` /// _ノ! // ∧_∧ └L「 r‐┐ // ( ´∀`) | / / ( ) レ′ | | | □ \从i! (__)_) 25 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:32:10 ID:+H+lC8v70 ,,◆ ミ ∧_∧ ミヘミヘ ( ´∀`) (,,゚Д゚)') ( ) と / | | | ~ / すたっ (__)_) 、从 し'┘ 26 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:32:44 ID:+H+lC8v70 ∧_∧ ∧∧ ( ´∀`) (゚Д゚,,) ( ) ( ,) | | | | ,~ (__)_) し`J 27 :( ´∀`)さん:2007/08/11(土) 01:33:21 ID:+H+lC8v70 ドカッ! 、_从/ ∧_ )'⌒'`_∧∧ (´∀`({ャ,:三ニ(゚Д゚,,) ( 、__, ̄ヽ G\ | | /`Y′ } ヽ~ (__)_) し'⌒ヽ_) i从/ ギコでモナーを殴るスレ ->>> 29 :( ´∀`)さん:2007/08/18(土) 23:32:16 ID:iLo0DDtf0 ____∧∧ ~'1,____(,,゚Д゚) (( (( UU U U 30 :( ´∀`)さん:2007/08/18(土) 23:32:52 ID:iLo0DDtf0 ∧_∧ ( ´∀`) ____∧∧ ( ) ~'1,____(,,゚Д゚) | | | (( (( UU U U (__)_) 31 :( ´∀`)さん:2007/08/18(土) 23:33:32 ID:iLo0DDtf0 ∬ ∧_∧ (#)´∀`) (;;#i! ) ____∧∧ |il;;| | ~'1,____(,,゚Д゚) (;;_)_) (( (( UU U U 32 :( ´∀`)さん:2007/08/18(土) 23:34:16 ID:iLo0DDtf0 ____∧∧ ~'2,____(,,゚Д゚) (( (( UU U U 33 :( ´∀`)さん:2007/08/18(土) 23:34:51 ID:iLo0DDtf0 ∧_∧ (#)´∀`) ____∧∧ (;;#i! ) ~'2,____(,,゚Д゚) |il;;| | (( (( UU U U (;;_)_) 34 :( ´∀`)さん:2007/08/18(土) 23:35:41 ID:iLo0DDtf0 | / \ ∧_∧ (// ∀`) (彡'! ) ____∧∧ {彡'| | ~'2,___ξ,,゚⊿゚)ξ < (ry (]_)_) (( (( UU U U ギコでモナーを殴るスレ ->>>>
モータルコンバット
91 :( ´∀`)さん:2007/10/26(金) 21:34:31 ID:sF7Wt3EQ0 ┌───────────────── │何の用だ、この糞虫? │自分からわざわざ駆除されに来たか? └──────v────────── ∧∧ ∧∧ (*゚ー゚) (=Д=,,) ( |) ⊂ ⊃ ~| r | | | l,_,l_,l し`J ∧∧ て (*゚ー゚) ∧∧ て l| .) ( |l ニョキッ (=Д=;) ( |) ⊂ ⊃ ~| r | | | l,_,l_,l し`J /| / // .| /| // /;;;;'ー |___ // :| / /;;;;;;;;;; __ ~―-、_/ 'ー :| // /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; r';; ;;ヽ.ヽ ! / r―-、 | ┏┓ /::;;;;;;;;;;;;;;;; |!!;; ;;!〉|llllll| |;;;; ;;;| 〈 ┏━┛┗━┓ /:;;;;;;;;;;;;;;;; - ヽ,,○,/ ||||| ヽ,○,,! | ┃┏━━┓┃┏┓ ┏┳┓ /:::;;;;;;;;;;;;;;;; / |ヽ_______,、 | ┗┛ ┏┛┣┛┗━┫┃┃ /;:::;;;;;;;;;;;; | | ~ | || || | | | ┏┛┏┻┓┏┓┣┻┛ /::::;;;;;;;;;;;* | ー |/`ー'`ー' Vー' | | ┗━┛ ┃┃┃┣┳┳┓ /:;;;;;;;;;;;;;;;;;; | | | ┗┛┗┻┻┫┃ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | | | ┏━┛┃ . |;;;;;;;;;;;;;;;; i | /~⌒!⌒) | | | ┗━━┛ |;;;;;;;;;; ヽ | .| /  ̄l ̄| | | / i;;;;;;;; \ | | / ! | | |/ |;;;;;; /~⌒ヽi | | __ /| _ _ ∧_ .| | . |;;;; /~ | | | | |∧∧ | ||||| | i;;; /~ ヽヽ  ̄(=Д=il) ̄ ̄ ̄ ノ ( |) `ー―⊂ ⊃‐――' ~| r | | | l,_,l_,l し`J .,; ,,.. ∧∧ .:' ''::,, : ,:''' '' (*゚~゚) )) ゚ '';,. ;: ;: ( |) ,;;:,,;,,;;, . ~| r | .,. | ;;;:| l,_,l_,l ,.,,::;;::;;し`J;;::::;;:::,,. .. '';;: '''' :;: ::;;;;; ::;;:''' ;:; 92 :( ´∀`)さん:2007/10/26(金) 21:35:40 ID:sF7Wt3EQ0 ┌─────────────────────── │何しに来た? │ここはお前みたいな糞虫の来る場所じゃないぞ(プゲラ └──────v──────────────── ∧∧ ∧∧ (*゚ー゚) (=Д=,,) ( |) ⊂ ⊃ ~| r | | | l,_,l_,l し`J 彡 て ∧∧ ,、......,、 ッパ ∧∧ て (*゚ー゚)O皿O) (=Д=;) ヽ |) ⊂ ⊃ ~| r | | | l,_,l_,l し`J (巛ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡ミ彡)ミ彡) ,,从.ノ巛ミ 彡ミ彡)ミ彡ミ彡ミ彡)ミ彡)''" 人ノ゙ ⌒ヽ 彡ミ彡)ミ彡)ミ彡)''" ,,..;;:~''"゙゙ ) 从 ミ彡ミ彡)ミ彡,,) ∧∧ ,、......,、 _,,..、;;:~-:''"゙⌒゙ ,,; 彡 ,, ⌒ヽ 彡") (*゚ー゚),,O皿::::::゙:゙ ::。f;;::,, '"゙ ミ彡)彡') ヽ |)``゙⌒`゙"''~-、:;;,_ ;;::,,.. ) 彡,,ノ彡~''") ~| r | ゙⌒`i゙"'';i~-、,, ,,彡⌒''~''"ミ彡ミ彡)''") l,_,l_,l し`J "⌒''~"~''")''"ミ彡) ┏━━┳━━┳━━┳━━┳┓┏┳━━┳┓┏┓ ┃┏━┫┏┓┣┓┏┫┏┓┃┃┃┣┓┏┫┗┛┃ ┃┗┓┃┗┛┃┃┃┃┗┛┃┃┃┃┃┃┗┓┏┛ ┃┏┛┃┏┓┃┃┃┃┏┓┃┗┫┃┃┃ ┃┃ ┗┛ ┗┛┗┛┗┛┗┛┗┻━┻┛┗┛ ┗┛ ∬ ミ ∧∧ .,,,,..,,;;,. ∫ (( ∩゚ー゚) )) (0皿0;;) ( |) ∫ ::;;:;;;:: ~| r | i';; :;;i'':;;;: ∫ l,_,l_,l .,,::;::;;::し`J;;::,, '''::;;;;:;;'':::;';;;'':'
----
貪欲な精霊 4話
431 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:29:33 ID:eI6LKbIA0 「貪欲な精霊」第4話 自己中精霊&タフネス坊主&魔法使い厨房VSまっどさいえんてぃすと _ /丶゚|三二一 あー暇だー暇だー |゚```/三二一 もう何日飛ばされてるのかワカンネエくれえ暇だー | /三二一 丶三二一 432 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:30:44 ID:eI6LKbIA0 //////// _ /丶゚| でもジョジョに堕ちてくんだよな 字ィ間違えてるシなんか縁起ワリぃー 433 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:31:55 ID:eI6LKbIA0 ( ・∀・)< 場面転換 434 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:33:34 ID:eI6LKbIA0 ―――なんだ・・・?この光・・・ 435 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:35:36 ID:eI6LKbIA0 ―――僕は・・・・・死んだのか? ―――砂漠なら暑い熱波も混ざってるし・・・・ 436 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:36:48 ID:eI6LKbIA0 ―――あれ、いやちょっと待てよ。 ―――この光どっかで見たことあるような。 ―――よし、目をあけてみよう。 437 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:38:00 ID:eI6LKbIA0 パッ ∧虐∧ (0∀◎) ( .γ ) 438 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:39:46 ID:eI6LKbIA0 ∧虐∧ 虐A ( 0∀) (д ) ( γつ と | 人:;:Y:;:ノ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~_ノ ζ:;:人:;ノ.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 439 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:41:41 ID:eI6LKbIA0 ドゴッ チュンッ ∧虐∧ 霊A ( 0∀)/ . (д )| ( γつ<●三三三三二一 τ .| 人:;:Y:;:ノ\ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~_ノ ζ:;:;人丶 ..| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 440 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 19:43:17 ID:eI6LKbIA0 A霊A \(# Д)WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/ < > < 何でてめーが此処にいるんだああああっ!!! ,> < ,> /WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW\ _,虐∧ ( 0∀◎)__________ / \ .| やだなー折角助けてあげたのにー | \_______________/ 441 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:15:46 ID:eI6LKbIA0 ┌─〔ウラリオス〕──────────┐ |それがなんだ?俺が気絶している間に.| |てめーが此処に運び入れたんだろ? .| └───────────────― ┘ ∧虐∧ 霊A ( 0∀) (д ) ( γつ と | 人:;:Y:;:ノ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~_ノ ζ:;:人:;ノ.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─〔???〕───ー────――┐ |エェー?感謝の気持ちは無いの?.| └─────────―――ー――┘ ┌─〔ウラリオス〕─────────────┐ |俺と相棒を合わせて20回解剖しようとすれば.| |感謝の気持ちも無くなるっつーの。 .| └───────────────────┘ 442 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:19:47 ID:eI6LKbIA0 ┌─〔???〕────────┐ |やれやれ・・・狭い心の人を相手.| |にするのは苦労するよ。 | └─────────────┘ _,虐∧ ┛┗ と ( 0∀)つ =3 ┓┏ 丶 γ / レギA (:;:;:;:;::;:;:( (Д ) ):;:;:I:;:;:;)ウネウネ と | (:;:;:;:;Y:;( | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~_ノ ノ:;:;人:;:;丶.| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \∧∧∧∧〔ウラーラ&ウラリオス〕∧∧∧∧∧/ ― ― ― 狭 い の は お 前 の 常 識 だ ! .― ― ― /WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW\ 443 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:23:48 ID:eI6LKbIA0 ―――――┐ ┌───── .| | ┌─〔東モラ一般兵A〕───- ┐ .|虐∧ . 虐∧| |うわ~また始まっちゃったよ .| .|д・) .(・д| |マドモーラ研究長とウラーラ | とノ ヽつ .|伍長の大喧嘩・・・ | .| | └────────────┘ .| | ―――――┘ └───── ┌─〔東モラ一般兵B〕───――――┐ |しっかし2人とも飽きないのかねぇ・・・| └────────────――― ┘ アーッハッハッハー マテヤゴラァ! オラオラオラyr ryムダムダムダ ナンジャコリャア オワタ チャーハンツクルヨ! ( ^ω^)おっwwww VIP厨UZeeeeee!! 日本語でおk 444 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:29:35 ID:eI6LKbIA0 ―――――┐ ┌───── .| | .|虐∧ . 虐∧| .|・д) .(д・| とノ ヽつ .| | .| | ―――――┘ └───── ┌─〔東モラA〕──────――┐ |それにしても何で研究長は | |伍長を追い回しているんだろう?| └─────────────┘ ┌──〔東モラB〕─────ー┐ |アホ、科学者の立場になって| |考えてみろ。 | └────────────┘ 445 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:36:01 ID:eI6LKbIA0 ┌─────〔東モラB〕────┐ |,,科学者は不可能を可能に | |,,.するために日々未知なる領域 | |,,に有るものを研究している。 ,..| └─────────────,┘ \ ゚ o 。| 。 / 。 / ○ 。 ゚ |゜ O / o / 。゜ ゜ 。 \ o ゚ O ゚ 。 /゚ 。 O ゚ 。 \ | ゚ o / ゚ 。 ゜ 。 ゜ 。 。 。 ゚ 。o ゜ __。___ ゚ 。 ゜ ―O―――― ゜ o 。 o ゚ 。 ゚ 。 ゚ ゚ 。 O / 。 |゜ 。゚ \゜ O ゜ ゜ 。 / 。 / ○゚ O \ 。 ゜ O ゜。 / ゚ | 。゜ ゚ 。 o / o 。゜ | o ゜ \ ┌─────〔東モラB〕─────┐ |だからAA並み外れた持久力を持 .| |つウラーラ伍長やそもそも地上 | |のAAではないウラリオス伍長は | |絶好の実験台というわけさ。 .| └──────────────,,┘ 446 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:37:27 ID:eI6LKbIA0 ―――――┐ ┌───── .| | .|虐∧ . 虐∧ .|・д) .(д・| とノ ヽつ .| | .| | ―――――┘ └───── ┌─〔東モラB〕──────――┐ |まあ研究長のはやり過ぎだがな| └─────────────┘ ┌──〔東モラA〕,,┐ |おk。把握した。| └────── ,,┘ 447 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:40:26 ID:eI6LKbIA0 ( ・∀・)< 場面転換 448 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:42:03 ID:eI6LKbIA0 ┌─〔????〕──────┐ |それで・・・?下界の香具師ら| |にボッコボコにされてスゴスゴ.| |引き下がってきたという訳か? | └────────────┘ :;:;:;:;:;::;:;:;:; /||||丶 |..0 ;| 丶= ;/ |A〕 .| (- ) / \ / \ し(_ノ丶_) し(__ノ丶__) 449 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 20:46:08 ID:eI6LKbIA0 \从从从从从从从从从从从从从从/ ― ― ― ふざけんじゃねえぞ! ― ― ― /WWWWWWWWWWWWWWWWWWW\ へ へ /ソシシ丶 /ソシソ丶 /ソシシソソソ丶∧∧/ソシシソシ丶 ノ/)ソ丶)/)ソ (#゚Д゚)ソシ/〕ソソソゝ ノ/)ソシソソシシソ){G} つシソシノソシシゝ ノソシソシソシソシソシソソ.| |ソシソシ/)シシシシゝ .し`J ┌────────┐ | 天界の長 ...| | ギコエル ...| | 〔ランクSSS〕 .| └────────┘ ┌──〔霜〕――─────────┐ |ひっ!申し訳ございませんでした! .| └───────────────┘ ┌──〔高〕――─────────┐ |・・・・(怯えと憤りが混ざり声も出ない| └───────────────┘ 450 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:11:23 ID:eI6LKbIA0 ┌─〔ギコエル〕─────────────────‐┐ |誤って済むっていうレベルじゃねーぞ・・・・ .| |罰としててめーらのランクを1つずつ下げさせてもらう・・・ | └───────────────────────┘ :;:;:;:;:;::;:;:;:; /||||丶 |..0 ;| 丶= ;/ |A〕 .| (- ) / \ / \ し(_ノ丶_) し(__ノ丶__) ┌─〔シモツシ〕──┐ |そ・・・そんな・・・・ | └───────‐┘ 451 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:13:47 ID:eI6LKbIA0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ <お"待ぢぐだざれギゴエルざま | \____________/ へ へ /ソシシ丶 /ソシソ丶 /ソシシソソソ丶∧∧/ソシシソシ丶 ノ/)ソ丶)/)ソ (゚Д゚ )ソシ/〕ソソソゝ ノ/)ソシソソシシソ)○ つシソシノソシシゝ ノソシソシソシソシソシソソ.| |ソシソシ/)シシシシゝ .し`J ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ん・・・・その声は・・・? | \___________/ 452 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:16:11 ID:eI6LKbIA0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | F.Kか。 | \________/ /⌒ヽ (∴゚ρ。) .( F.K ) ( ) ) (_)(_) ┌────────┐ | 精霊軍総司令官 | | F.K ..| | 〔ランクS〕 ..| └────────┘ 453 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:20:09 ID:eI6LKbIA0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |精霊を束ね"る"お"い"ら"の | |立場とし"て"は反対ズラ。 | ..\__ __________/ へ V /u/)丶 /⌒ヽ ∧∧ /u/)/)uu丶 (∴ ゚ρ) (Д゚#)/ソシソシ/)uu| ( F.Kつ ( ∞ )ソイソシノノシシ.| ( ) ,| |ソイシシソソソソ | (_)(_) し`Jノメノメノメノメノメ ____∧______ / \ .|けっ、どうせ義理兄弟の情 .| .|ってやつだろ? | \___________/ 454 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:22:36 ID:eI6LKbIA0 /⌒ヽ / ̄ ̄(∴゚ρ。) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |ま、ぞれもあるげど・・・・・・最も重| |要なのは信頼度ズラ。 ..| \_____________/ ∧∧ / ̄ ̄ ̄(゚Д゚ ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ .| 信頼度? | \____________/ 455 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:25:41 ID:eI6LKbIA0 /⌒丶 / ̄ ̄(∴ ゚ρ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |これはおでの部下だぢに"頼んで| |どっだ上司の人気アンケートズラ| \____________/ 信頼できる上司ランキング (見易さの都合上厨房4兄弟以外のランキングは省略しています) 1位 高橋 最も信頼されている上司。部下たちに優しく兵の強さもトップクラス。 馬鹿であるがそれ故、悩みを聞いてくれる事もあり人気は非常に高い。 ・ ・ 18位 シモツシ 見た目がよく、冷静な判断が出来るのでその点では高橋に並ぶのだが・・・ オカオタな為その点が減点要素。 同位 F.K 利点はシモツシとほぼ同じ。欠点は見た目の悪過ぎさ。 ・ ・ 80位 神風の巻 冷静、クールさが人気なのだが逆にそれが冷徹にみられることもある。 しかも切れると必ず大惨事になるため(おまけに本人は自覚なし) 仲間受けはかなり悪い。 ・ ・ 最下位 ギコエル 初期は当然1位だったのだが横暴・独裁的な政治をするようになると一気に暴落。 厨房4兄弟が首にされたら革命が起こるといっても過言ではないだろう。 456 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:29:27 ID:eI6LKbIA0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |これでおわがりいだだげだ| |でじょうが? ,| \___ _____/ // /⌒丶 ∧∧ /^ ノ スゥ・・・・ (∴ ゚ρ) (Д‐#)/ソノレ丶ノ ( F.Kつつ ロと ソシソシソ| ( ) .| |ソシソシソ .| (_)(_) し`Jノノノノノノノ ___∧____ / \ |ちっ・・・分かったよ | \________/ 457 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:31:46 ID:eI6LKbIA0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |だが俺様は完全に許したわ| |けじゃねえ。それ相応の物| |を持ってこなけりゃ高橋や | |シモツシどころか兄弟まと | |クビにするぞ。 | \___ _____/ // /⌒丶 ∧∧ /^ (∴ ゚ρ) (Д゚#)/ソノレ丶 ( F.Kつつ ロと ソシソシソ| ( ) .| |ソシソシソ .| (_)(_) し`Jノノノノノノノ ___∧____ ../ \ |分かりまじだズラでは.| |ギャクサロヌで,, .| |どうでじょうが | | \________/ | | | |______ / \ |ふん・・・まあいいだろう| \________/ 458 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:33:18 ID:eI6LKbIA0 ( ・∀・)< 場面転換 459 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 21:35:56 ID:eI6LKbIA0 ピンポンパンポーン \\______________// |ウラーラ伍長、ウラリオス殿 | |面会室にてお客様がお待ちです。.| |至急面会室に来てください。 .| // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ x | / x x A霊A ― x(゛゛゛゛゛/∩(∀・ #) (.◎A0.) \ ) ,∨虐∨ く \ \ (_/ (_) 460 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:05:12 ID:eI6LKbIA0 x ∧霊∧ x x (#ーд∩ x(""""") ( ノ ∧虐∧ 丿 丶 丶 ( 0∀) (_丿丶_) ┌─〔マドモーラ〕─────――┐ |あれ~?もう終わっちゃうの? .| └─────────────┘ ┌─〔ウラリオス〕──────―――┐ |本当は魔法で塵に帰そうと思ったが | |呼び出し食らっちゃしゃーねーからな| └───────────────‐┘ 461 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:07:21 ID:eI6LKbIA0 ―――――――――――――――――――――――――――――― ガチャ・・・ ________ |/| | | | .| | | | .| | | | .| | | | .| | | | .| | | | .|_________|____| / ∧霊∧― ( ・д・ ) ┌──〔ウラリオス〕┐ ( .) |失礼しま~す・・・・| | | | └───────┘ (_(_) 462 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:09:15 ID:eI6LKbIA0 へ ∧_∧ へ /ソソ丶( ´д` )/∧丶 (; ゚) /ソシシソソ.( )< >丶 =================================== | | | | | | | | =================================== '" _,,.. -─ゝ.、 ;, " ;; _,,..._ゞ j / ,.- 、 ヾヽ、 ;; ;; _,-< /ノl : ' ・丿  ̄≠Ξイ´,-、 ヽ / 'て_ \_ _,,......:: ´゙i、 `¨ / i _ ̄二ニニ=─ - ‐ u  ̄ ̄ 彡" 、ヾ ̄``ミ::.l そ ̄ u `ヽ ゙:lヾ` =================================== 463 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:12:59 ID:eI6LKbIA0 て そ ∧_∧ A霊A /丶(; ´Д)G丶(∀゚ *三二一 /ソシソ ノ丶 三二一 丿ソシソシ ┐ 三二一 ┌─────〔ウラリオス〕─────‐┐ |モナエル殿ォ―――!! ,..| |こんな所で出会えるなんて最高です!| └───────────────‐┘ ┌〔モナエル〕┐ |えっ!? | └────‐┘ 464 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:14:26 ID:eI6LKbIA0 .(; ゚∀) A霊A /丶(; ´∀) (∀゚ *) /ソシソ つ とと ゞ | ノソシソシソ ┐============┌ | ===== ===== |_) (_| ┌──〔ウラリオス〕───────┐ |いや~会えて本当にご光栄です!| |(というか何この一行野郎。なんで..| |馴れ馴れしくモナエル殿の頭に乗っ| |てるんだよ) | |この国にはなんの御用で? | └──────────────┘ ┌──〔モナエル〕─────┐ |そ、そうモナか・・・・・実は | |東国と同盟の交渉を・・・ | └───────────‐┘ 465 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:17:19 ID:eI6LKbIA0 .(; ゚∀) A霊A /丶(; ´∀) (∀゚ lil) /ソシソ つ とと ゞ | ノソシソシソ ┐============┌ | ===== ===== |_) (_| 466 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:29:06 ID:eI6LKbIA0 .A霊A (lil ゚∀゚)∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < えぇー!?ちょと待て!やめといた方> <がいいですよ!!この国と同盟を結ん> <だって終わったあとには殺されるだk > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ┌〔ウラーラ(精神)〕┐ | ・・・・・(怒) .,,| └───────‐┘ ┌─〔ウラリオス〕──┐ |すまねぇ・・・相棒 .| └───―─‐─‐―┘ 467 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:31:14 ID:eI6LKbIA0 ┌─〔モナエル〕─────┐ |もちろんこの国の性質や | |伝統は知っての事モナ ..| └────────── .┘ へ (;゚∀゚;) へ /ソシ 丶( ´Д` )/ソソ丶 ノシシソソと つシシ丶 ===================================== 468 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:34:13 ID:eI6LKbIA0 :;:;:;;::;:;:;:;:;:; ∧虐∧ ∧ .|0..0 ..#| (# ・∀) < VS >|〔A〕 | ┌──-〔モナエル〕───ー―‐‐‐‐‐‐┐ |けど東国は精霊と真っ向から | |ぶつかり合ってるモナ。 | |だから裏切る心配は無いからこの国| |と同盟を結ぼうと思ったモナ | └───────────────┘ 469 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 22:35:40 ID:eI6LKbIA0 ┌─〔モナエル〕─────┐ |それに・・・西国と征服派 ..| |には同盟という不穏な空 | |気があるモナ。 | └────────── .┘ へ (;゚∀゚;) へ /ソシ 丶( ´Д` )/ソソ丶 ノシシソソと つシシ丶 ===================================== ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < > < ! ? > < > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ 470 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 23:02:05 ID:eI6LKbIA0 ┌─――─――〔モナエル〕─―――──――┐ |―――もちろん征服派は西と仲良くなろうとは| |考えてないはずだモナ。東を潰したら裏切り、| |西を潰しに行くに決まっているモナ。 .| └──────────────────ー┘ :;:;:;:;:;:;:;:; :;:;:;:;0_0:;:;:;:; :;:〔W〕;:;:;:;:; :;:;:;:;:;:;:;:;(* ゚ρ)メ(∀`*) 471 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 23:03:39 ID:eI6LKbIA0 ┌──────────┐ |確かに本当だったら・・・.| |豪い事になるな・・・ ...| └──── ─────┘ .V A霊A (;=д=) ( ∞ ) ===================================== 472 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 23:04:56 ID:eI6LKbIA0 ┌──────────┐ |それはそうとさっきから | |モナエル様の頭に居候.| |しているお前は何者だ .| └──── ─────┘ .V A霊,_ ( ゚д゚) ( ∞ ) ===================================== へ そ r て へ /ソシ 丶( ´|` )/ソソ丶 ノシシソソ ( |_(゚∀゚;)シシ丶 ===================================== ┌────〔イラジ〕─────┐ |御免、挨拶し忘れたよ。 ...| |僕の名前は◇erjsaitama | |通称「イラジ」厨魔法が得意な| |イテゥードスの魔法使いさ .| └────────────┘ 473 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 23:05:50 ID:eI6LKbIA0 ┌────〔イラジ〕──────────┐ |え~と・・・まあ雪合戦戦争みたいなのに | |参加したら凄く強い奴がいてそいつに雪 | |玉ぶつけられたらこの国まd┌────〔ウラリオス〕─────┐ └───────────....┤うるせーよ。テメ-の回想なんて誰も| ..|聞きたかねーんだよ。 | └──────────────-┘ ┌〔イラジ〕─┐ | (´A`) | └────┘ 474 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 23:07:28 ID:eI6LKbIA0 lilil lillil .( lil) A霊A /丶( ´∀) (д・ ) /ソシソ つ とと ゞ | ノソシソシソ ┐============┌ | ===== ===== |_) (_| ┌──〔ウラリオス〕──────┐ |とりあえずその交渉については | |俺も手伝いま・・・\从从从从从从从从从从从从从/ └───────< > ,< ウラリオス殿っ! > ,< > /WWWWWWWWWWWWWWWWW\ ┌──〔ウラリオス〕────────┐ |どうしたんだ?何かあったのか!? .| lilil ..└─────────────── ┘ lillil .( lil) A霊A /丶(;´∀` ) (・д・;) /ソシソ つ とと ゞ | ノソシソシソ ┐============┌ | ===== ===== |_) (_| ∧虐∧ ( ;) と つ ノ > (_ノ(_) ┌─────────┐ |へえっ・・・それが・・・ | └─────────┘ 475 名前:◇erjsaitama:2007/05/25(金) 23:09:04 ID:eI6LKbIA0 \从从从从从从从从从从从从从从从从/ < > <西軍が突然ギャクサロヌに侵攻して > <きたのです!! > /WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW\ ナ ゝ ナ ゝ / 十_" ー;=‐ |! |! cト cト /^、_ノ | 、.__ つ (.__  ̄ ̄ ̄ ̄ ・ ・ モナエル ウラリオス ↓ ↓ ,, ‐' ´ ´´ ´ー:z.._ ,. -ー──- 、._ / ○ ○ ● ヽ __, ‐'´ ヽ ウラーラ /i |___| ; `'ゝ / ヽ ↓ ( " \/ ; ) / /⌒|| \ ,, ‐''´~ ´ ̄ ̄ ̄ ~ ヽ ゝ ( ( ヽ lヽ λ ゝ / | // || \≦ ,,,, ヽ)ノ (/ ( ヽl,ヽ)ヽ) )ノ),丿|ノレ,) / | l |/ | | _ノミ r' / lノ ````ヽ ヽ . | 、!ヽ ) -─ゝ、u ニル1 ! 丿 | | レ二ヽ、 、__∠´_V ヽ | ヽ へ { (.:)_ ` 〈:)_,` リノ ヽriヽ__il_i '_il_/ .! ‐;=、 u 、_;;ニニ= .ヽ ,.-'、 l リ| ti "u ヽ ! ヽ!{ ∴ , ! ` ∴( } ' l) ´l) `i .|//ニ ! _/ `":! ,,..ゝ !. | ! ヽ ' .゙! 7  ̄"" .| トy'/ _,,. -‐ヘ ヽ、 r'´~`''‐、 丿 | !、 ‐=ニ⊃ ! `ヽ" u ヽi/ ! \ > `ー─ ' / | レヽ ‐- /. ヽ ` ̄二) ノ | i \,, イ ヽ ~" /ヽ |.| ヽ.__/| ̄| ̄\,, ー r' ~| ̄| To be next to,you
CRUELTY WAR’S 第六話
347 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:06:58 ID:EgNYK4tg0 こんにちは。白蛇です。 ∧白∧ (´ー` ) '''''''''''''''''''' 今回はセリフが長くて臭くて物語が だれがちになってしまっていると思いますが、 どうか全部見てあげてください。気合いは入れました。 ∧白∧ (´ー` ) '''''''''''''''''''' ではマターリモララーと虐殺モララーの戦争:外伝 『 Cruelty war's 』第六話、お楽しみください。 ∧白∧ ( ´ー` ) '''''''''''''''''''' 348 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:07:34 ID:EgNYK4tg0 (1/68) ┌< 前回までのあらすじ >────────────────────────┐ | | | 東国の都市、エモナ・タウンを攻撃した独立武装組織『ジャスティス』。 .| | しかし直後に『ジャッカル』によって攻撃され、都市から撤退をよぎなくされた。 ...| | だが、東国に捕らわれていた西国将軍マルミラの救出に成功したのである。 | | 『ジャスティス』の狙いとは?そして、強大な敵を相手にどう戦ってゆくのか !? . | └─────────────────────────────────‐ ┘ ~二二 ( @ > ミ,,゚д゚) (゚- ゚*ル | | | | 349 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:08:21 ID:EgNYK4tg0 (2/68) 今回の登場キャラ達 ~二二 ギコイ ミ,,゚д゚) 独立武装組織『ジャスティス』のリーダー (i 〕 〔) なにかにつけて正義、正義とうるさい <ノ | 仲間から特に信頼されている . < @ ) ツーリィ リ*゚ -゚) 常にギコイと共に行動する ( <Y) 空間魔法の発動速度がズバ抜けて速い <__ハ> 戦場では甘さをなくすため男言葉を使う 帽子は書きやすさの都合で第二話より変更 ∧___∧ フロイト ( ´_>`) 『ジャスティス』のメンバー ( <i/>) ひょうひょうとした性格 <_,:、_> 潜入が得意でマルミラを救い出す /■\ ワショリス (,メ´∀`) 『ジャスティス』のなかで一番の力持ち (::;<V>:) 服の内側に鎧を着込んでいる <三ノ | かなり巨大な槍を振り回す ∧□∧ フロイト ( -∀-) 天才的な軍師で『ジャスティス』の頭脳 (:::::<V>) エモナ・タウン戦での作戦をすべて考えたのはフロイト <:::::::ハ::> 今後の『ジャスティス』の取るべき方針も全て計算済み ∩_∩ マルミラ ( ´Д`) 西側軍部の少将 ( [ii]l´,i) 東側で捕虜になっていたが | | | 『ジャスティス』に救われる 350 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:08:55 ID:EgNYK4tg0 (3/68) マターリモララーと虐殺モララーの戦争 : 外伝 ━━━━━━━━━━━━『 CRUELTY WAR'S 』━━━━━━━━━━━━━━━ __,.,,,--''''^ー-、 ,.-'''" /⌒ヾヽ 〈, ヽ_/ 〉 ヽ_,,..,---―‐‐‐''''~/ヽ/ i i | | / / i〉 / l i | / ,/ | 第六話 『 義戦の始まり 』 `/ / .|/./ i 、_/ ///;.|// ___/ヾ /^ ) l/ // ̄`ーー7`ヽ| (⌒(#)⌒) / ヽ /ヽ_ゝ / ヽ \ / / \ ー-─┐--、 / |ヽ_____,/ /´ / ヽ  ̄ 351 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:09:31 ID:EgNYK4tg0 (4/68) ┌──── | さて・・・・ └──────┘ .:: .::.: .:::...: .:: .:: .:: :.. .:: .::.: ┌──── | 今日の作戦は成功だ。 ;;,, | みんな良くやってくれた。 └────────y───┘ , .::: | | .: Φ .:: | .~二二 ,l ∧□∧ .| | ミ ゚Д゚) | ( -∀- ).| ;;;. ; | (i 〕 〔) | (::<V>:::::i]) ; ___________|___<| |ゝ__| <::::ハ :::ヽ|____________ し´J .(_(__) | ┌───^─── | なかでも、別働隊はたった数十人という人数で | 敵地に侵入し、見事に目標を成し遂げた。 └─────────────────────┘ ┌──────^─── | 今回の戦いの一番の功労者はお前達だ。 └───────────────────┘ 352 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:10:04 ID:EgNYK4tg0 (5/68) ::.:: __ ::.. ::.. :....:::.:.: .:.| _____/;;;;;;;;;;ヽ~,_ ____∧_∧___ ________ | || (´∀` ) .l| || (・ωヾ_,) ..|| || || | ||__/ ヽ___|| ||__/ と/;;;;;)_|| ||___________|| | __┌────────── ||.\ \____| | だが、これだけ無茶な作戦だ。覚悟はしていたが・・・| ||\.\ \ \ | あまりにも多くの仲間が死んでしまった。 | || \.ヽ.|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| .\ └─y─────────────────────┘~l| .\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| /■\ .|| || .|| ▲_∧ \ ,(´∀` )、 ________(・∀・ )_ ∧___∧ ヽ<r‐- 、;r' □∧ .|\ ,,.,,., |__,|と )| (´<_` ) γ^,、__,) (゚д゚,,) |\\ (|_| \ノ/ ~二二 .(<i/>; ) l__ノ_,l ( ∞) \|二二二二二二二|´ .ミ,,-Д) < ,:、 > ~| | |二ヽ∧ || || (i〕 〔) .(_(_,) し´J (・∀・ ) . <| | ( ) し´J | | | (_(__) 353 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:10:36 ID:EgNYK4tg0 (6/68) ┌──────────────── | 死んだ仲間達のためにも、 |今回の戦いでつかんだチャンスを無駄にしてはならない。 └──────────y──────────────┘ | | .::: | | Φ .:: | .~二二 .l ∧□∧ .| | ミ ゚Д゚) | ( -∀- ).| ;;;. ; | (i 〕 .〔iつ | (::<V>:::::i]) ; ___________|___<| |ゝ__| <::::ハ :::ヽ|____________ し´J .(_(__) | ┌────────^ │ それにはまず西側の協力が必要不可欠だ。 | 協力を要請するためにマルミラ少将を救ったわけだ。 └───────────────────────┘ ∧_∧ ( ) /■\ ( ) /´つ と`ヽ <____,> ∧□ `| ̄ ̄ ̄|' (__)_) ( ) | | 354 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:11:26 ID:EgNYK4tg0 (7/68) ┌────────── | ワショリス、マルミラ少将は | 西側への連絡コードを教えてくれたか? | └───y───────────────┘ /■\ ,(´∀` )、 ∧___∧ ヽ<r‐- 、;r' □∧ (,;´_>`) γ^,、__,) (゚д゚,,) ~二二 .(<i/>; ) l__ノ_,l ( ∞) .ミ,, ゚Д) < ,:、 > ~| | |二ヽ∧ (i〕 〔) .(_(_,) し´J (・∀・ ) . <| | ( ) し´J ┌────────^── | | | | いや、あのおっさんここに着いてからびびりっぱなしで | さっきから俺たちの話をまったく聞かねぇぜ。 └───────────────────────┘ 355 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:11:56 ID:EgNYK4tg0 (8/68) ┌────────── | そうか・・・。案外器量の小さい方らしいな。 | 噂には聞いていたが。 | └───y────────────────┘ /■\ ,(´∀`#,)、 ∧___∧ ヽ<r‐- 、;r' □∧ (´<_` ) γ^,、__,) (゚д゚,,) ~二二 .(<i/>; ) l__ノ_,l ( ∞) .ミ,, ゚Д) < ,:、 > ~| | |二ヽ∧ (i〕 〔) .(_(_,) し´J (・∀・ ) . <| | ( ) し´J ┌────────^──── | | | | 助けたら助けたでいい気になってやがる。 (_(__) └──────────────────┘ ┌───────^── | リーダーが直接会って話してください。 | これじゃらちがあきませんよ。 └─────────────────┘ 356 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:12:32 ID:EgNYK4tg0 (9/68) ┌────────── | わかった。俺から直接説得にいこう。 | 西側との繋がりのためにも彼は必要だ。| └───y──────────────┘ /■\ ,(´∀` )、 ∧___∧ ヽ<r‐- 、;r' □∧ (´<_` ) γ^,、__,) (゚д゚,,) ~二二 .(<i/>; ) l__ノ_,l ( ∞) .ミ,, ゚Д) < ,:、 > ~| | |二ヽ∧ (i〕 〔) .(_(_,) し´J (・∀・ ) . <| | ( ) し´J | | | (_(__) ┌───^────── | それからレイフーン、 | ここの防衛設備の復旧はどのくらい進んだ? └────────────────────┘ 357 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:13:05 ID:EgNYK4tg0 (10/68) ┌─< レイフーン >─────── | 戦利品の対空砲を二機、取り付けた。 | まだ完全に取り付けた訳じゃないが | この調子でいけば一週間で完全に設置できるだろう。 └────────────────────────┘ _ _ /ヽ> /ヽ> / / / / / / / / / / / / / / / / ∧___∧ _ _ __/ / _ _ __/ / [( ´Д)| \/ ヽ/ [二二] | \/ ヽ/ l | [つ| `< /、 l l [二| `< /、 | ,l | ̄'l \ ヽ | ,l | ̄'l \ ヽ ヽヽ,,l |: |=| ∧=ゝ .ヽヽ,,l |: |=| `ー|__l:|____|,,//| (,,゚Д゚) .`ー|__l:|____|,,//| |ニニ/Oヽニニニニ| (| |) |ニニ/Oヽニニニニ| ~| つ し´ ┌─< ギコイ >─────── | そうか。それだけ進んだなら上出来だ。 └─────────────────┘ 358 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:13:58 ID:EgNYK4tg0 (11/68) ┌────────── | 兵器取り付けのことはレイフーンに任せる。 | 俺は今から少将と会ってくる。 | └───y────────────────┘ | ああ、まかせといてくれ。 └──y─────────┘ /■\ ,(´∀` )、 ∧___∧ ヽ<r‐- 、;r' □∧ (´<_` ) γ^,、__,) (゚д゚,,) ~二二 .(<i/>; ) l__ノ_,l ( ∞) .ミ,, ゚Д) < ,:、 > ~| | |二ヽ∧ (i〕 〔) .(_(_,) し´J (・∀・ ) . <| | ( ) し´J ┌─────^──── | | | | お偉いさんの事は頼んだぜギコイ。 ) └────────────────┘ 359 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:14:36 ID:EgNYK4tg0 (12/68) / \ /| :::::\ /: | :::::::\ /:: | :|\ /::::: |: :|:::::\ /:::: |: :| :| .|: |: :| :|___________.|: |: :| :| :|: :|: |: |: :| :| :|: :|: |: |: :| :| :|: :|: |: |: :| :| :|: :|: |: |: :| :| :|: :|: |: |: :| :| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.|: |: :| :| |: |: :|:::: / \: :::|: :::::::|/ \:.|:::::: ::::::::::::/ \:::::::: :::::::/ \:::::: 360 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:15:24 ID:EgNYK4tg0 (13/68) | ── マルミラの部屋 | | |_________ || || ||_______|| ./ /|| / /./||___________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ (´Д` ) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii]l´ ,i) / | | | / ____ (_(__) / / /| / / | ̄ ̄ ̄~| 361 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:15:56 ID:EgNYK4tg0 (14/68) | | | ┌─── |________. | !今度は誰だ。 || ||└──y──────┘ ||_______|| ./ /|| コンコン / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ ( ´Д`) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii]l´ ,i) / | | | / ____ (_(__) / / /| / / | ̄ ̄ ̄~| 362 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:16:41 ID:EgNYK4tg0 (15/68) ┌──── | 食事をお持ちしました。 | こんな場所ですから、たいした物ではありませんが。 └─────────────y─────────┘ ┌──── | 食事か。 └───y─┘ ∩_∩ 二二~ ( ´Д`) ,,,,、,,(゚Д゚,,彡 ([ii] l´,i) ー─と[i > | | | と_ |ゝ (__)_) `J 363 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:17:20 ID:EgNYK4tg0 (16/68) | ┌─── | | 悪いが今は食べる気にならん。 | |そこの机にでも置いといてくれ。 |________. └──y────────────┘ || || ||_______|| ./ /|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ (´Д` ) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii]l´ ,i) / カチャ | | | , ~二二 ____ (_(__) / .ミ,,゚Д゚) ,/,,,、,,, 旦/| ┌────── (i]つ i]つ/ ー─' / < そうですか。ではここに置いておきます。 <,| | | ̄ ̄ ̄~| | あとでお食べください。 し´J └─────────────────┘ 364 名前:白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/03/04(日) 15:17:54 ID:EgNYK4tg0 (17/68) | ┌─── | | ・・・はじめて見る男だな。 | | 名前はなんというんだ? |________. └───y────────┘ || || ||_______|| ./ /|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ (´Д` ) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii]l´ ,i) / | | | ~二二 ____ (_(__) / .ミ,, ゚) ,/,,,、,,, 旦/| ┌─── (正 i) / ー─' / < 私はギコイという者です。 <_,ノ| | ̄ ̄ ̄~| └───────────┘ し´J 365 名前:(18/68):2007/03/04(日) 15:19:20 ID:EgNYK4tg0 ┌──── | ギコイ・・・? └───y───┘ 、 、 , , ∩_∩ (´Д` ) ([ii]l´ ,i) | | | (_(__) 366 名前:(19/68):2007/03/04(日) 15:19:53 ID:EgNYK4tg0 ┌─────── | なるほど。君がこの組織のリーダーか。 | まさかこんな若僧だったとはな。 └─────y────────────┘ ┌─────── | 私をご存じで?少将。 └──────y────┘ ∩_∩ 二二~ ( ´Д`) (゚Д゚,,彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J ┌──────^───────── | 知ってるもなにも、あんたの無礼な部下共に教えられたんだよ。 └────────────────────────────┘ 367 名前:(20/68):2007/03/04(日) 15:20:40 ID:EgNYK4tg0 ┌────── | なんなんだあの男達は!!私をこんな部屋に入れるなり | 『死にたくなかったら俺たちに協力しろ』だと!? | この私を誰かと知ってものを頼んでいるのか! └─────y───────────────────┘ | あいつらそんなことを・・・ (⌒⌒⌒) └──────○─────┘ || | ファビョーン O ∩_∩ 二二~ o (ヽ#´Д`)') (゚д゚;彡 ヽ[ii] |´ r' (|〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J ┌──────^── | それは申し訳ありませんでした。 | なにせ礼儀という事には疎い連中なので。 └───────────────────┘ 368 名前:(21/68):2007/03/04(日) 15:21:18 ID:EgNYK4tg0 | ┌─────── | | あんたも狂人だよ。あんな大規模な戦闘を |________. | 東国に仕掛けるなど狂ってるとしか思えない。 || ||└────y────────────────┘ ||_______|| ./ /|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ (´Д` ) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii]l´ ,i) / | | | ~二二 ____ (_(__) / .ミ,, ゚) ,/,,,、,,, 旦/| ┌─────── (正 i) / ー─' / < あなたを救うためには必要な戦いでした。 <__,ノ| | ̄ ̄ ̄~| | それに私には、東軍にも引けを取らない し´J | 有能な同志が多くいます。 └──────────────────┘ 369 名前:(22/68):2007/03/04(日) 15:21:56 ID:EgNYK4tg0 | ┌─────── | | やつらの怖さを知らないからそういう事が言えるんだ! |_____.| こと『ジャッカル』に関しては、恐ろしい連中としか言いようがない。 || .└───────y─────────────────────┘ ||_______|| ./ /|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ ( ´Д`) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ( [ii]l´,i) / 人 Y ~二二 ____ し(_) / .ミ,, ゚) ,/,,,、,,, 旦/| (正 i) ./ ー─' / <__,ノ| | ̄ ̄ ̄~| し´J 370 名前:(23/68):2007/03/04(日) 15:22:31 ID:EgNYK4tg0 ┌< マルミラ >──── | 部隊を構成するチームそれぞれに特化した特技がある。 | 陸・海・空・・・ あらゆる状況下に対応し、紛争・反乱・テロ | それらすべてを鎮圧し、国内の自衛をおもな目的として組織された部隊。 └───────────────────────────────┘ / ̄」二二[二二] 二二二‐‐「\___ ,从,,.:. ..^ ..:) ..: .「iiiiiiiiii| ] A - 1 |────[__]二li二lilニニニニニニニニ〔二二|≡;; ノ::.. :;⌒:..=- ___ /`--[] __|___|____ノ_ W^、..:ソ.:. ^::.' ,,,,| ⌒`l:l:l:lol二二二二lol:l:l:l ├┤ l‐‐----、___ |iil ,_________ ______ | \__ }____,-‐-、_-‐- _`|三三三|´_,-‐-、_,-‐-、_-‐-、__\ ゝーノγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ /il 二[二二] 二二二‐‐「\___ _.ヽ__丿_ヽ__丿_.ヽ__丿_ヽ__丿_ヽ_ ,从,,.:. ..^ ..:) ..: A - 1 |────[__]二li二lilニニニニニニニニ〔二二|≡;; ノ::.. :;⌒:..=- ____|___|____ノ_ W^、..:ソ.:. ^::.' l:lol二二二二lol:l:l:l ├┤ l‐‐----、___ ____ ______ | \__ __-‐- _`|三三三|´_,-‐-、_,-‐-、_-‐-、__\ ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ヽγ⌒ /il __丿_ヽ__丿_.ヽ__丿_ヽ__丿_.ヽ__丿_ヽ__丿_ヽ_,_シ' ┌───── | それが特殊部隊『 ジャッカル 』だ。 └────────────────┘ 371 名前:(24/68):2007/03/04(日) 15:23:04 ID:EgNYK4tg0 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ── 特殊部隊『ジャッカル』 ── あらゆる状況下での任務遂行を目的とした特殊部隊。チームそれぞれに特化した 特技があり、多彩な戦術でどんな状況にも対応することができる。 中でも市街戦を得意としているため、テロなどに対する国内自衛の任務が多い。 兵力的規模はさほど大きくないが、ロイ大佐のもと強力な組織体制が敷かれている。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ [|虐殺;|] /|_/| ∧虐∧ ∧虐∧ ,虐__∧ .[:l ・∀・) (・ζo )|ノノ .< ・∀・ ) 从 ・∀・) (,, ^ー) ( ) ミロ}三殺/ v^ノ /;;;;;;;;;;;>ヽ と つ / `:´) | | | / ,、 ヽ /;;;;;;;/ |;;ゝ ノ ⌒ヽ ━━━し(i‐ .Y (__)_) (,__/ ヽ_) ん,(__)ノ (_ノ⌒(__) し(_,) 372 名前:(25/68):2007/03/04(日) 15:23:53 ID:EgNYK4tg0 ┌────────── | 奴等は国内すべての情報網を生かして | 速急に敵の潜伏地を探し出し、そして攻める。 | つまりお前達のようなテロリストがもっとも苦手とする相手だよ。 | そんな連中をお前達は敵に回したのだ。それがいかに恐ろしい事か。 └─────y────────────────────────┘ ┌─────── | それも全て我々は理解しています。 └──────y─────────┘ ∩_∩ 二二~ ( ´Д`) (Д-,,彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J ┌──────^───────── | 理解しているだと?ならばなぜこんな事までして | 戦いをけしかけた?勝算はあるとでも言うのか? └──────────────────────┘ 373 名前:(26/68):2007/03/04(日) 15:24:40 ID:EgNYK4tg0 | ┌─────── | | そもそもここまでしたお前達の狙いはなんだ? |________. | なにが目的なんだ? || ||└──y──────────────────┘ ||_______|| ./ /|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ (´Д` ) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii]l´ ,i) / | | | / 二二~ ____ (_(__) / (д-,,彡 ,/,,,、,,, 旦/| ┌── (i〕 〔 ) / ー─' / < ・・・・・・ | |ゝ | ̄ ̄ ̄~| └────┘ し´J 374 名前:(27/68):2007/03/04(日) 15:25:14 ID:EgNYK4tg0 ┌─────── | ・・・いまこの世界には至る所に戦争が | 満ちあふれています。なぜだかわかりますか? └─────────y────────────┘ 二二~ ___________ (゚Д゚,,彡 _____________ (i〕 〔 ) | |ゝ し`J 375 名前:(28/68):2007/03/04(日) 15:26:12 ID:EgNYK4tg0 ┌──────── | 『 平和 』です。戦争無くして平和はあり得なかった。 | 戦争を繰り返した果てに平和が訪れ、平和がある期間に達すると、 | また戦争を繰り返す。 └─────────────────────────────┘ ll  ゙̄lll,,,lllllllllli,、 ,ill,,, ゚゙゙llll,,,、 !i,、 ,i! .゙!i `ll ゙゙lii、 ,ll゙° ll,,,, ll !,,,,,, .ll` ゙゙l,,,,,,,,,,,,,,lll,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,l___/ ̄ ̄lllllll,,,, .,,,,,,,ll゙\  ̄^ | ゙'゙l,, ll゙゙′ \ / ゙ll, .il゙ \_________/ ゙゙l,, .ll / \_ 'll .!,,、 | ,,,,,,,,,,, _、/ ̄ \ ゙li、 .゙゙ll,, / ll° ゙゙゙lllll゙゙lll \_ ll ゙゙ll/ l,、 .゙l, \_llll゙゜ .゙゙ll,, 'li、 ,,ll″ ,,ll゙` ll’ l| ,ll,,,,、 ,,,;;゙゙゙゙゙゙” ゙l,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,、 ゙゙lll, ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゜  ̄ ̄ ̄^ .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ ┌─────── | なぜこのようなことが繰り返されるのか?それは戦争の理由と | 平和が訪れる条件が一致しているからだ。ではその条件とは何か? └─────────────────────────────┘ 376 名前:(29/68):2007/03/04(日) 15:27:17 ID:EgNYK4tg0 人ノし、_人ノし_人ノし、 ) ( ) 正義だ!! .( ) ( ⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY _ . _、_ ゙|...`¨¨ー-─‐‐‐‐´¨ ̄´ . .} ゙’------ .─--‐‐-‐T¨ ゙| | . __ 、'ー、 | ’‐ナ ̄..’ 、} ..」 } ゙,ー=---′ _ { . | 」 | /  ̄ 、`ー' `---───'^ヽ ヽ__________ 、j  ̄ ̄´ ┌─────────────────────────── | 多くの国が自分たちの国の正義を貫き通そうとするからこそ | 戦争は繰り返されてきた!そしてもっとも強大な国が戦争で勝ち残り、 | 自分の国の正義で世界を治める。それこそが今まで継がれてきた平和。 └───────────────────────────────┘ 377 名前:(30/68):2007/03/04(日) 15:27:52 ID:EgNYK4tg0 ┌────────────── | しかし、やがて大国は衰えて自国の正義を貫き通せなくなる。 | そうすれば今まで押さえつけられてきた種族、小国によって世界は分裂し、 | そしてまた戦争が始まる。 └────────────────────────────────┘ ;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::-----──━━=ニニ=━━──-----:::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;; __ll_||_ll / | (,,;(,,;;) (( ) ̄ ヽ_____/ | r,==ニニニγ ̄ヽ\f ̄ ̄(二二ニニニ==、--、 (ニニニニ==- |l |l |l , ―- 、ノ l r‐ュ r‐ュ |l |l_l |l_l / ()ハ()〈)γ⌒ヽ ヽ/ |「「| |「「|〈)〈)二()ハ()ニニ) λ 人/ ノ__ノノ__ノ 、/ l二ニ二_,,ノ_ノソ―'''''"" ̄ノ,__,,ノノ 人_ ノ__ヽ _:::::::―''''" ┌───┐ !|_|,;/ |l|_l ̄ |EEEE|_「」| .|EEEE|_「」| .|EEEE|_「」| ____ |EEEE|_「」| l i∥i .| |EEEE|_「」| __|__i∥i .| /| ̄ ̄ ̄ ̄ .| 」| r'゙!===||∥i. | |;;;;| iロiロiロiロ| 」| ∧_∧ ∧_∧ |r'l===|.i∥i..|__|;;;;| iロiロiロiロ| 」| (・∀・ ) (´Д` ) |r'l===|'l:ロ:ロ:ロ .|;;;;| iロiロiロiロ| 」| =━ニ∩仁イと ) =━ニ∩仁イと ) |r'l===|'l:ロ:ロ:ロ .|;;;;| iロiロiロiロ| 」| ┌─────────────────── | このままではこの悪循環が永遠に続いてしまう。 | 各国がかかげた正義では本当の平和は続かないのだ! └─────────────────────────┘ 378 名前:(31/68):2007/03/04(日) 15:28:28 ID:EgNYK4tg0 \ | | / / \ | | / / \ | . | / / 人ノし、_人ノし_人ノし、人ノし、_人ノし、人ノし、_人ノし、_人ノし、_人人、 ) 必要なのは『真』の正義だ! ( ) 全ての者を平等に、自己犠牲によってでも人を守る義の心 ( ) 真の正義によって世界は治められなければならない! ( ⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒ i´\ ,/`i |,-‐‐"-"-"‐‐-、| i i、,、__,, , |‐.r 、,___.,_,-‐|~~' __________ | `ー' 'ー‐' ,,;彡 __________ \ ,‐-┐ ミ彡,ー-、 > `ー' < 〈 |〉 / L T | | ∧ ヽ /. | | 人ノし、_人ノし_人ノし、人ノし、_人ノし、人ノし、_人ノし、_人ノし、_人人 ) 国に忠誠を誓うんじゃない 正義に忠を尽くすのだ!! ( ⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒ / / | | \ / / | | \ ∩_∩ (li´д`il) ヒェ~・・・ と[ [ii]l´ ,,i]つ / /ヽ ヽ ______________(__)_(__)________________ 379 名前:(32/68):2007/03/04(日) 15:29:13 ID:EgNYK4tg0 真の正義による統治には貧富の差や身体障害による差別は存在しない |.└‐┤ |─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴| . | | | | | | \| |.______| | | |:::l l l | / \ |:::l l l | /( >> \ |.┌‐┤ / / | \ |::.|゙文|/ ~OUUつ ∧_∧ \ |.└‐┤ (´A` ) \ | | し し ) \ ../| | く く く \ / " ^~ "" (_(_) \ ∧∧ .. ∧_,,,.∧,,,, /老 \ (#゚;;-゚)^д。) (`ハ´ ) ∧∧ /;; ;;;⊃UU (~__((__~ ) (*゚0゚;;)─~ ~(;;_;;_;;)_⊃⊃ (__(__ ̄) し-J─J また、種族的な力の差による迫害・虐殺もそこにはない {{. ∧_∧}} ∧虐(゚´Д`゚)}} ∧_;... ,.., ハ虐ハ 川 ( ・∀・)')⊂)}} と("Д<#(;;@⌒@ , ( ・∀)川川. ∴;:@> ; と ) , ) ;;;;:;,;'`;:∪,,,;<@,;:;:;,,,#∵;:%; / ,Jニニ ̄`.::;・;,';;;:. .... / ,へ ヽ'´∪ <@,;.:と@,;.: し'^ゝ),:(゙ξ;;A゙#)@;;;',@) .(_) (_) 380 名前:(33/68):2007/03/04(日) 15:29:47 ID:EgNYK4tg0 ┌──────────────────── | 真の正義による統治をおこない | すべてのAA達が正義の心を持ち続ける国家を創り上げること └────────────────────────────┘ ,二二~ ミ 彡 (, 正 ,) <__,ゝ し^J ┌────────────────── | それが独立武装組織"ジャスティス"の目的です。 └──────────────────────┘ 381 名前:(34/68):2007/03/04(日) 15:30:20 ID:EgNYK4tg0 | | ┌───── | | ・・・・・・・ | └────y─┘ | |________ ∩_∩ || || (´д`il|) ||_______|| と[ii]l´と ) ./ /|| / /ヽ ヽ / /./||_______(__)_(__)__________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ ~二二 ┌───── || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ミ,, ゚) < 勝算と聞かれましたが、 / ( 正 ,) .| 我らに勝算はあります。 / ____ <__ノ| └───────────┘ / /,,,、,,, 旦/| .し´J / ー─' / | ̄ ̄ ̄~| 382 名前:(35/68):2007/03/04(日) 15:30:55 ID:EgNYK4tg0 ┌──── ┌──── | ん?え?あぁ | 我々は東側の中に心強い協力者を得ました。 | 勝算があるのか? | それもジャッカルの部隊にです。 └──────y───┘└──────y──────────────┘ ∩_∩ 二二~ (;,´Д`) (゚Д゚,,彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J 383 名前:(36/68):2007/03/04(日) 15:31:34 ID:EgNYK4tg0 ┌───── | なに!?ジャッカルの中に内通者がいるだと!? | そんな馬鹿な! └──────y────────────────┘ ┌────── | 嘘ではありません。それも隊長クラスの権限を持つ者・・・。 | 極秘なので将軍にも名前を明かすことはできせませんが。 └─────────────y────────────┘ ∩_∩ 二二~ Σ( ´Д`) (゚Д゚,,彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J 384 名前:(37/68):2007/03/04(日) 15:32:11 ID:EgNYK4tg0 ┌──────────── | 今回の作戦で将軍をうまく救出することが出来たのも、 || ̄ | その者が手引きをしてくれたおかげです。 ||___└────────────────y────────┘ ./ /|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ 二二~ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ ( ´Д`) (゚Д゚,,彡 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) / | | | | |ゝ / ______ .(__)_) し`J / /,,,、,,, 旦/| / ー─' / | ̄ ̄ ̄~| 385 名前:(38/68):2007/03/04(日) 15:32:43 ID:EgNYK4tg0 ┌─────────── | 東側に協力者を作るとは・・・ | この男はそれほど腕のある男なのか? └────────○───────────┘ O O l´⌒'| l´⌒l | ヽ‐ー- l | -‐ ‐- | | ┌┐ | ヽ ノ__,| / > < 386 名前:(39/68):2007/03/04(日) 15:33:15 ID:EgNYK4tg0 ┌───────── | 他にも我々の強みはあります。 | それは我々がいま身を置いているこの場所。 └─────────────y──────┘ |________ || || ||_______|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ 二二~ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ ( ´Д`) (゚Д゚,,彡 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) / | | | | |ゝ / ______ .(__)_) し`J / /,,,、,,, 旦/| / ー─' / ┌──^── | ̄ ̄ ̄~| .| この場所? └──────┘ 387 名前:(40/68):2007/03/04(日) 15:33:50 ID:EgNYK4tg0 ┌───────── | 説明だけではわからないでしょう。 | 私についてきてください。 └──────────y─────┘ |________ || || ||_______|| / /./||____________________ || ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|l/./ ∩_∩ ~二二 || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||/ ( ´Д`) ミ,,゚Д゚) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ([ii] l´,i) ( 〕 〔i) / | | | <| | / ______ .(__)_) し´J / /,,,、,,, 旦/| / ー─' / ┌──^── | ̄ ̄ ̄~| .| あぁ・・・。 └─────┘ 388 名前:(41/68):2007/03/04(日) 15:34:25 ID:EgNYK4tg0 移動中・・・・ .......λ....λ 389 名前:(42/68):2007/03/04(日) 15:34:59 ID:EgNYK4tg0 | |:::::::::::: ,| | |______________________| | / / | / / | / / | | ∩_∩ ~二二 ./ | | (;,´Д`) ミ,,゚Д゚) / | | と[ii] l´,i]つ ( i〕 〔) ./ | | /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ./ .|:::::::: | | |/ |::::::::::::::: | | |::::::::: | | |:::::::: | | |::::::::: | 390 名前:(43/68):2007/03/04(日) 15:35:33 ID:EgNYK4tg0 ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;:;:;::;:;:;:;:;:;:::;:;;:;:;:;:;:;:::;:;:;;:;:;:;:;:;;::;;:;:;:;:;:;;::;;:;:;:;:;:;:;;::;;:;:.''' . . ....';:;;:;:;:;:;::;:;:;:; ;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;::;:;:;:;::;::;:;; ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :;:; : ;! ;:;:;;:;::;;:;:;::::;;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;;:;:;:.::;:;:;::' ,.,., ;: ,.,, ,.,. ,.,,.,., '';:;;:;:;::;: ;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ,、,、 ;:;: ; :;:;: ;,、 ,., '''' ,.,,.;:;:;:;:::........'''':::::::::::::'' :::::::::::::;:;;:;:;:;:'''''';:;;:;::; ;:;:;::;::;;:;;:;:;::;:;::; ,.,. ... .... .. ... . ... ... .. ::: ::: ::: ::: ;;;;:: :::: :::: :::: :::: :::: .... ::::: :::: :::.. . ____________ ┌── / | :| | こ・・これは!? / |_________| └────────┘ _|__|__|__|__|_/ / ,、,、 ,,,,,, /_|__|__|__|__|__|__ | | ,/ ( ) ~( ) / | | | l /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | l/ | | | | l: |==================| | | l: | | | | l: | | | 391 名前:(44/68):2007/03/04(日) 15:36:10 ID:EgNYK4tg0 ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;:;:;::;:;:;:;:;:;:::;:;;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:::;:;:;;:;:;:;:;:;;::;;:;:;:;:;:;;::;;:;:;:;:;:;:;;::;;:;:.''' . . ....';:;;:;:;:;:;::;:;:;:; ;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;::;:;:;:;::;::;:;; ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :;:; : ;! ;:;:;;:;::;;:;:;::::;;:;:;:;:;:;:;:;;:;::::::;:;;:;:;:;;:;:;:.::;:;:;::' ,.,., ;: ,.,, ,.,. ,.,,.,., '';:;;:;:;::;: ;;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: ,、,、 ;:;: ; :;:;: ;,、 ,., '''' ,.,,.;:;:;:; .....:::::::........'''':::::::::::::'' :::::::::::::;:;;:;:;:;:'''''' ;:;;:;::; ;:;:;::;::;;:;;:;:;::;:;::; ,.,. ... .... .. ... . ┌< ギコイ >───── :: ::: ::: ::: ;;;;;;;;:: :::: :::: :::: :::: :::: | ここが私たちの本拠地 . | .| ── ハァーブルグ山です。 : ::: ;;;;:: 「| └───────────────┘ . }X| ::.. :::::::: .、r--------─────、|X| ........ ....... ....... . r==;Tツ=-──────--^┷┼//----…┐ ........ ......... ......... ......... . . .,‐ナナナT“´、_ _、=====--、 ゚ ゚ ゚ ゚ ゚. .ヽ -‐''" ⌒;;;⌒;;;;;''⌒''' ⌒,,,.....-‐''"゙;;;;,,,、,__;;;\⌒;:;"⌒^^;;;;;:;⌒ヾ-‐''"゙;;;;、,..... ...... ..... ..... ...... ,,,,;-‐''";-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;__, ‐'';;;;;;;;;;-l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^l ~;:;;;;⌒''''";「 ̄ ̄`」、・`;;;;;;;`・. ;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;-;;;;;;;;`ィ ̄;;;;、 ̄;;;;`~´`_-‐''";;;;;;;;;;;;`┐===| ヾ;;;;::;;;;;:´ヽ'ヾ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_, -‐''";;;;;''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.’ナナナ’;;;;;;゙‐-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐-;;,,.. ,,;-‐''";-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐-;;;;;;;;;;;,,,,,........ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,,__ ,-、,,::::::::::::::::::::::::。::::::::::lllliiiiii:::::::::::::;;;;;;:::::::;;;::;;;;:::::::::::::::;;;:;;;;;;;:::::::::;;::::::;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 392 名前:(45/68):2007/03/04(日) 15:37:12 ID:EgNYK4tg0 | | | | ┌─────── | | | 東側の国境北上に位置する標高2000Mの山に | / | 東国によって試験的に作られた要塞がここです。 | / └──────────y───────────‐┘ | / | | ∩_∩ ~二二 | | (;,´Д`) ミ,,゚Д゚) | | ([ii] l´,i) ( i〕 〔) | | /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ./ .| ┌──^─────── | |/ | | こんな場所に基地があったとは・・・。 | | | しかしよくこんな大要塞を占拠できたな? | | └──────────────────┘ | | 393 名前:(46/68):2007/03/04(日) 15:37:49 ID:EgNYK4tg0 ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;::;:;:;:;:;::;;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;;:;:;::;:;:;:;:;:;:::;:;;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:::;:;:;;:;:;:;:;:;;::;;:;:;:;:;:;;::;;:;:;:;:;:;:;;::;;:;:.''' . . ....';:;;:;:;:;:;::;:;:;:; ;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;::;:;:;:;::;::;:;; ;: ;: ;:;:; :;: ;:; :;:; : ;! ;:;:;;:;::;;:;:;::::;;:;:;:;:;:;:;:;;:;::::::;:;;:;:;:;;:;:;:.::;:;:;::' ,.,., ;: ,.,, ,.,. ,.,,.,., '';:;;:;:;::;: ;;:;:;:;;:;:;┌< ギコイ >───────────── ''';:;;:;::; ;:;:;::;::;;:│ 一時期この要塞も東国の軍事基地として機能していました。 .: ::: ;;;;:: ..| しかし、とある事件をきっかけにここの基地の所有者は失脚・・・ . ..| 事件が闇に葬り去られると同時にこの山も東国からけんえんされるようになりました。 ..└────────────────────────────────────┘ | : ::: ;;;;:: 「| . }X| ::.. :::::::: .、r--------─────、|X| ........ ....... ....... . r==;Tツ=-──────--^┷┼//----…┐ ........ ......... ......... ......... . . .,‐ナナナT“´、_ _、=====--、 ゚ ゚ ゚ ゚ ゚. .ヽ -‐''" ⌒;;;⌒;;;;;''⌒''' ⌒,,,.....-‐''"゙;;;;,,,、,__;;;\⌒;:;"⌒^^;;;;;:;⌒ヾ-‐''"゙;;;;、,..... ...... ..... ..... ...... ,,,,;-‐''";-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;__, ‐'';;;;;;;;;;-l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^l ~;:;;;;⌒''''";「 ̄ ̄`」、・`;;;;;;;`・. ;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;-;;;;;;;;`ィ ̄;;;;、 ̄;;;;`~´`_-‐''";;;;;;;;;;;;`┐===| ヾ;;;;::;;;;;:´ヽ'ヾ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_, -‐''";;;;;''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.’ナナナ’;;;;;;゙‐-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐-;;,,.. ,,;-‐''";-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐-;;;;;;;;;;;,,,,,........ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,,__ ,-、,,::::::::::::::::::::::::。::::::::::lllliiiiii:::::::::::::;;;;;;:::::::;;;::;;;;:::::::::::::::;;;:;;;;;;;:::::::::;;::::::;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 394 名前:(47/68):2007/03/04(日) 15:38:24 ID:EgNYK4tg0 | | | | ┌─────── | | | よってこの要塞は無人になり、役目も消えた。しかしなかなか | / | 屈強な要塞で、位置的にも西国の支援によって格段に強い拠点となる。 | / └──────────y────────────────────‐┘ | / | | ∩_∩ ~二二 | | ( ´Д`) ミ,,゚Д゚) | | ([ii] l´,i) ( i〕 〔) | | /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | ./ .| ┌──────────^─────── | |/ | | 我々はそこに目を付けました。 | | | さらにゲリラ戦法を得意とする我々には | | | 守るにはもってこいの地形的有利・・・。 | | └──────────────────┘ | | 395 名前:(48/68):2007/03/04(日) 15:39:29 ID:EgNYK4tg0 ____________ / | :| / |_________| _|__|__|__|__|_/ / ,、,、 ,,,,,, /_|__|__|__|__|__|__|__ | | ,/ ( ) ~( ) / | | | | l /| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | | l/ | | | | | l: |==================| | | | l: | | | | | l: | | | | ┌────── .|: | | | | | さらここの要塞は三重の鉄壁に囲まれており、 :| | | | その壁に囲まれた要塞内で我々は .| | | | 独自の村落を作って生活しています。 l .| | | └────────────────────┘ .| | | | l: | ┌───────────── | |: | | 『ジャスティス』のメンバーやその家族、 | l: | | 東国から救い出した捕虜などがほとんどです。 | |: | └────────────────────┘ | |: | | | | | |: | _______ | | | | |: l l============| | | | ______,|________,|____,l__l============|__|_______,|________|__ ,,.,.,.,.,..,., .,.,.,.,.,.,.,.,,,,,,,,,,.. ∧_∧ / ハヾO ∧__ハ,.,.,.,. ,.,.,,,,,,,. _( ´W`) ,.,.,,,,,,,,,,,(´ー` )....,.,,,.,.,. ,,.,.,.,.,..,., (,,・∀・) ハハ .,.,.,.,.,.,.,.,,,,,,| / つ ( ) .,.,.,,ハハ. .,,,,,,,(. つつ ヾ c(゚ー゚*) |二ヽ ヽ ヽT | | |,.....,.,,,.,.,. ミ,,・дミ (_,/ヽ_,) ○ ヽ,u,,)~ | (__)_)| (_(__) ~(,,u,,u 396 名前:(49/68):2007/03/04(日) 15:40:00 ID:EgNYK4tg0 ┌─── / /| | 自給自足が成り立っており、 / | | 多少の食料の蓄えもあります。 / | └───y───────────┘/ .| / / .| ~二二 ,/ / | .ミ,,゚д゚) ,/ / | ∩_∩ (i〕 〔) ,/ / | ( ´д`) <ノ | . / / .| ([ii] l´,i) し´J / / .| | | | / / | (__)_) / / .| / / .| ┌──^───────── | | つまり、大国の支援なしでも独力で .| | ある程度は籠城が可能と言うことか。 .| └─────────────────┘ | .| 397 名前:(50/68):2007/03/04(日) 15:40:34 ID:EgNYK4tg0 ┌───── | この条件に西側が協力してくだされば、 | 我々正義の勝利はますます固いものとなります。 | 今の我々が「義戦」をするには将軍の力が必要なのです。 └───────────y─────────────┘ ┌────── | むむむ・・・・ └─────y─┘ ∩_∩ 二二~ ( ´Д`) (Д-,,彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J 398 名前:(51/68):2007/03/04(日) 15:41:06 ID:EgNYK4tg0 ┌────── | どうか我々に・・・ご協力を! └───────y──────┘ ┌────── | ・・・・・・・・・・・ └─────y─┘ ∩_∩ 二二~ ( ´Д`) (Д-,,彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J 399 名前:(52/68):2007/03/04(日) 15:41:39 ID:EgNYK4tg0 ┌─────────── | これほど強力な組織だったとは・・・。これは利用できるかもしれん。 | 私が彼らに協力し、たとえもしこの組織が潰れても東側に | 痛手を負わせることが出来れば、西側ではそれは私の手柄になる。 └────────○────────────────────┘ O O l´⌒'| l´⌒l | ヽ‐ー- l .┌──────── | -‐ ‐- | | そうなれば私は祖国の英雄・・・・ | ┌┐ | └───────────────┘ ヽ ノ__,| / > < 400 名前:(53/68):2007/03/04(日) 15:42:12 ID:EgNYK4tg0 ┌────── | わかった・・・ └─────y─┘ 、 、 , , ∩_∩ 二二~ ( ´∀`) (゚Д゚,,彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J 401 名前:(54/68):2007/03/04(日) 15:42:51 ID:EgNYK4tg0 ┌────── | 私は君たちに協力しよう。 └─────y──────┘ ┌────── | 本当ですか!? └────y────┘ ∩_∩ 二二~ て ( ´∀`) (Д゚;彡 そ ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J 402 名前:(55/68):2007/03/04(日) 15:43:24 ID:EgNYK4tg0 ┌────── | 私のコネがあれば西側も動いてくれるだろう。 | 私と特に親しい仲間に、「 モナビン 」という男がいる。 | 彼と連絡を取ってみるといい。 └─────y──────────────────┘ ┌─────── | 将軍・・・ありがとうございます!! └───────y────────┘ ∩_∩ 二二~ ( ´∀`) (Д゚;彡 ([ii] l´,i) (i〕 〔 ) | | | | |ゝ (__)_) し`J 403 名前:(56/68):2007/03/04(日) 15:43:59 ID:EgNYK4tg0 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 404 名前:(57/68):2007/03/04(日) 15:45:12 ID:EgNYK4tg0 | | | | | | | | | | ____ww,,,,__|______www,_________|__www_______ ハハ ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. < @) . (゚ー゚*) ,.,.,.,,,,,,,,,,....... ,ルリ゚ー)、 .(( )) ∧__∧ (u u,)~ ;:...:,:.:.、、;:...:,:... ( <Y) ヾ (ワ・ ,,) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. <__ハ> と つ ,∧__∧ し´J し J (( )) (( )) (^ワ^ ) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ヾノ ヾノ (^_U U__^),,,,,,,,...... ,.,.,. ,.,. ,.,. ,.,.,. ,.,. ,.,. ,.,. ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. 405 名前:(58/68):2007/03/04(日) 15:46:00 ID:EgNYK4tg0 __,.,,,--''''^ー-、 ,.-'''" /⌒ヾヽ 〈, ヽ_/ 〉 ┌────── ヽ_,,..,---―‐‐‐''''~/ヽ/ | きれいなお花・・・。 i i | | / / i〉 └─────────┘ / l i | / ,/ | `/ / .|/./ i 、_/ ///;.|// ___/ヾ /^ ) ____ l/ // ̄`ーー7`ヽ| (⌒(#)⌒) / / / ヽ /ヽ_ゝ /  ̄ ̄ ̄/ / ヽ \ / /ヽ、 ● / / \ ー-─┐-'-、 |_ノ / / |ヽ_____,/ /´ ヽ / / ヽ  ̄ / | ̄ 406 名前:(59/68):2007/03/04(日) 15:46:32 ID:EgNYK4tg0 | | ┌────────── | | いつかみんなで広い外でも | | お散歩できるといいのにね。 | └───y──────────┘ | ____ww,,,,__|______www,_________|__www_______ ハハ ф~ ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. < @) (()) . (*゚ヮ゚) ,.,.,.,,,,,,,,,,....... ,ルリ゚ー)、ノ ∧__∧ (u u,)~ ;:...:,:.:.、、;:...:,:... ( <Y ]つ (ワ^ ,,,) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. <__ハ> と つ ,∧__∧ し´J し J (( )) (( )) (,,・ワ・) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ヾノ ヾノ (^_U U__^),,,,,,,,...... ,.,.,. ,.,. ,.,. ,.,.,. ,.,. ,.,. ,.,. ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. 407 名前:(60/68):2007/03/04(日) 15:47:19 ID:EgNYK4tg0 wwwWW ww`Ww ...,.,.,, .,...,..,, ,,,,..,,, 、ijli,w、ijli,w ~二二 ,,,,..,,, 、i!l,ww ミ,,゚Д゚) . ..,,,,,j、i w ...,.,.,, .( i〕 〔) .<ノ | ,,,,..,,, w、ijli l,_,lノ \──────── ........i, w w、ijl | こんな所にいたのか。 ..., └──────────┘ Wllwjl,,,,..,,, ...,.,.wjl ... .,..,, ,w、ijli,w ,,,,..,,, ,,,,..,,, (@ > ┌── 、i (゚ノiリjル < ! ,ww ww,,..,,, ( ,| └──┘ 、ijl wj <___ゝ ,,,,..,,, し`J ........, , ........i,w w、ijl ........, !l ,ww 408 名前:(61/68):2007/03/04(日) 15:47:51 ID:EgNYK4tg0 ┌───── | 部屋にもいなかったから心配したぞ。 | ケガはもう大丈夫なのか? └────y────────────┘ ┌────── | 治療しなくても大丈夫だ。 | 軽い火傷だったから。 └───y────────┘ ____ww,,,,__|______www,_________|__www_______ ハハ ф~ ,,.,.,.,.,.,. ,.,~二二 (@ > (()) . (゚ヮ゚*) ,.,.,.,,,,,,,,,,....... ミ,,゚Д゚) (゚- ゚*ルノ ∧__∧ (u u,)~ ;:...:,:.:.、、.( i〕 〔);:...: ( <Y]つ (ワ・ ,,,) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. .<| | <__ハ> ( ) ∧__∧ し´J .し´J し J (( )) (( )) (・ワ・,,) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ヾノ ヾノ (^_U U__^) ,,,,,,,,...... ┌──^───────────── ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. | たいした手当もしてなければ . . ,.,. ,.,. ,.,. | 破傷風を引き起こす可能性がある。 ,.,.,. ,.,. | 一応あとでレイフーンに見てもらっておけ。 └───────────────────┘ 409 名前:(62/68):2007/03/04(日) 15:48:24 ID:EgNYK4tg0 ┌────── | マルミラ将軍が俺たちに協力するといった。 | これで西側との連携も可能になるぞ。 └───y───────────────┘ ____ww,,,,__|______www,_________|__www_______ ハハ ф~ ,,.,.,.,.,.,. ,.,~二二 < @) (()) . (*゚ヮ゚) ,.,.,.,,,,,,,,,,....... ミ,,゚Д゚) ル*゚ -゚) ノ ∧__∧ (u u,)~ ;:...:,:.:.、、.( i〕 〔);:...: ( <Y]つ (ワ・ ,,,) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. .<| | <__ハ> ( ) ∧__∧ し´J .し´J し J (( )) (( )) (・ワ・,,) ;:...:,:.:.、、;:...:,:. ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ヾノ ヾノ (^_U U__^) ,,,,,,,,...... ┌───────^────── .,. ,., ,.,.,. ,.,.,. | それはよかった。うまくいったのだな。 . ,.,. ,.,. ,. └─────────────────┘ 410 名前:(63/68):2007/03/04(日) 15:49:13 ID:EgNYK4tg0 ┌────────────── | ・・・相変わらず子供が好きだな。 | いつも遊んであげているのか。 ,.,.,. ,.,. ,.,. ,.,. └───────y────────┘ ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,,,,...... ,,.,.,.,.,.,. ,., ~二二 < @ ) (()) . ミ,,゚д゚) ル*゚ -゚) ノ ,∧__∧ ;:...:,:.:.、、. ( i〕 〔);:...: ( <Y]つ (,,・ワ・)..:,:.:.、、;:...:,:. . <| | <__ハ> 三 O( つ つ し´J .し´J 三 (_,/ヽ_,) :, ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,,,,...... ,.,.,. ,.. ┌───^───────────── ,.,.,.. | ここにいる子供達の中には親がいない子もいる。 └─────────────────────┘ 411 名前:(64/68):2007/03/04(日) 15:49:44 ID:EgNYK4tg0 ┌────────────────── | かわりにいつも一緒にいてあげたいけど・・・ | 私は戦う身。そういうわけにもいかない。 └─────────y──────────┘ ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,,,,...... ,,.,.,.,.,.,. ,., ~二二 < @) (()) . ミ,,゚д゚) ル*゚ -゚) ノ ;:...:,:.:.、、. ( i〕 〔);:...: ( <Y]つ ..:,: .:.、、;:...:,:. . <| | <__ハ> し´J .し´J :, ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,,,,...... 412 名前:(65/68):2007/03/04(日) 15:50:20 ID:EgNYK4tg0 ┌───── | だから少ない時間でも | いつも一緒にいてあげるの。 .,. ,.,. ,.,. └───────y──────┘ ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,,,,...... ,,.,.,.,.,.,. ,., ~二二 .(@ > (()) .,.,.,.,,,,,, ,,,,....... ミ,,-д) (゚- ゚*ル ノ ;:...:,:.:.、、. ( i〕 〔);:...: ( <Y]つ ..:, :.:.、、;:...:,:. . <| | <__ハ> し´J .し´J :, ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,, ,,...... ┌───^─────────── | そうか・・・。すまないな。こんな道に巻き込んで。 | つらくはないか? └─────────────────────┘ 413 名前:(66/68):2007/03/04(日) 15:50:54 ID:EgNYK4tg0 ┌───── | 後悔はしていない。自分で選んだ道のつもりだ。 | それに、ギコイや仲間が信じられるからな。 ,.,. ,.,. └───────y─────────────┘ ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,,,,...... ,,.,.,.,.,.,. ,., ~二二 .(@ > (()) .,.,.,.,,,,,,, ,,,....... ミ,,^д) (゚ー゚*ル ノ ∧__∧ ;:...:,:.:.、、. ( i〕 〔);:...: ( <Y]つ ..:, (ヮ・(()) . . <| | <__ハ> Oノと )O 三 し´J .し´J ) :, (_/ヽ_,) 三 ,,.,.,.,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. ,,,,,,,,...... ┌───^───── | あははは、まだ信じてもらってたか。 | それは安心だ。 └────────────────┘ 414 名前:(67/68):2007/03/04(日) 15:51:59 ID:EgNYK4tg0 ┌──── | はいっ | あげる!! ┌──────── └─y────┘ | え・・・おじさんにか? └───────y───┘ 、、 , , ~二二 .(@ > ミ,;゚д) ∧__∧ (- ゚リル ( i]つつ (())(ヮ^ ,,) ;(Y> ,i) .<| | ヾとと ) <ハ__> し´J ∪ ∪ し`J 415 名前:(68/68)終了:2007/03/04(日) 15:54:30 ID:EgNYK4tg0 | | | | | | ┌──────── ;| | | ・・・・案外似合うものだな | | └─────y──────┘ .| | ____ww,,,,__|______www,_________|__www______________|__ ハハ ~ф ,,.,.,. ,.,.,. ~二二 (()) (@ > (()) . (*゚ヮ゚)o .,, ,,,,....... ミ;゚Д゚) ノ (゚ー゚*ルノ〃 ∧__∧ (,,u,/ ;:...:,:.: 、、([ i〕 〔iつ;:... ( <Y iつ ,,,.,. ,,,.. .(,, ^ワ^) ;;:... .<| | <,_ハ_> と つ し´J .し´J ,.,.,.,,, ,.,.. し(,_,) ∧__∧ (( )) (( )): (・∀・,,). ,,.,.,.,.,.,┌─^── ., ,.,.,.., . ヾノ ヾノ と つ ,,, .| そ・・・そうか?? し`J .└────────┘ ,.,.,. ,., ,.,.,. ,.,.,. . ,.,. ,.,. ,.,. ,.,.,. 【 To be continued 】
CRUELTY WAR'S 第七話分割1
07 名前:CRUELTY WAR'S ◆xj19/cdmo6 :2007/12/01(土) 07:40:06 ID:dewIPuKF0 話長すぎで動き少ないで、背景を書くのに手間取りました。 久しぶりなのでもし作中に至らぬ点があったらすみません。許してください。 しかし気合いは入れたので、読んでもらえれば嬉しいです。 では『CRUELTY WAR'S』第七話、お楽しみください。 ∧白∧ ( ´ー` ) '''''''''''''''''''' 508 名前: ◆xj19/cdmo6 :2007/12/01(土) 07:40:41 ID:dewIPuKF0 1/91 ┌< 前回までのあらすじ >─────────────────────────┐ | | | 東国の都市、エモナ・タウンが独立武装組織:ジャスティスに突如占拠された。 | | 東軍は特殊部隊:ジャッカルを派遣し、都市の鎮圧を命じる。 | | 雨の中、後方の軍事基地を奇襲されるという不慮の事態が発生しながらも、 | | ジャッカルはジャスティスの撃退に成功し、ひとまず復旧活動のために、 | | しばらくエモナ・タウンに留まるのであった。 | | | └─────────── ──────────────────────‐‐‐┘ おれこの戦いが 終わったら結婚するんだ ∧_∧ ∧_∧ ( ・ω・`)( ・∀・ ) お前フラグ立ってるぜ・・・ ( ∩∩ )( ∩∩ ) 509 名前:2/91:2007/12/01(土) 07:41:30 ID:dewIPuKF0 ジャッカルの主な人物紹介 ./| / / ライモラ /ハ虐ハ 主人公でジャッカルDチームの隊員 /(l, ・∀・) 剣術・体術が得意 目は機械化されている と つ エモナ・タウンでジャスティスのリーダー:ギコイと戦うも 人 Y かなわず負傷してしまう ∧虐∧ ロイ <ミ・∀・)y━・ ジャッカルAチーム隊長でジャッカルの総司令官 /ノ ノ 冷静かつ抜群な判断力を持つ ん| | |ゝ わりと歳 葉巻を愛用する ∧虐∧ モルース 从 ・∀・) ジャッカルAチーム副隊長 ( ) ロイ大佐の右腕 飄々とした性格だが実力は本物 | | | ブーストを使用せずに弾丸を弾くことが出来る ___ ゚×__虐) モラミ ルノ・∀・) ジャッカルAチーム隊員でロイを補佐する ( <k> ) ジャッカルの事務方面を担当し / | | 軍事物資などの管理を行う |\_|\ シーモラ ( oζ・) ジャッカルBチーム隊長 ( ,殺/ ) だいたい無口で無表情 | | | 自分の周囲の空間をねじ曲げ姿を消す ぶっちゃけた話厨二病ぽい [|虐殺|] フリモラ [:l ・∀・) ジャッカルCチーム隊長 ( ) 機械に詳しく兵器開発も手がける | | | エモナ・タウンでは戦車隊を率い活躍した 虐_∧ モラゼン ( ^∀^) ジャッカルDチーム隊長 ( `:´,) 優秀で人がよく下からも上からも信頼される | | | フェンシングのような剣術を使う ∧虐∧ リモール ( ,0'∀・) ジャッカルDチーム隊員 (≡ ≡) ライモラの親友で気楽な性格 | | | 二丁のリボルバー拳銃を使う 体に弾丸ベルトを巻いている 510 名前:3/91:2007/12/01(土) 07:51:26 ID:dewIPuKF0 マターリモララーと虐殺モララーの戦争 ━━━━━━━━━━━━『 CRUELTY WAR'S 』━━━━━━━━━━━━━━━ _ ___ . |:;:| ________/\ | |;.;| (;.:;;' ;, ;;,;・;,; 。 ;,;;,;, ; __|__|__|___|\ ヾ/ ̄|\ |;:;| :::::::|_:.__::|__|\ \| ̄  ̄~|ー┴┴、ー、 :.. __|_|__|\ \| ̄ .:: .. | \ \::.. _|__:;;;|\ \| ̄ .| :. \ \ ;;、;;;,; ;, ;,;, ;;;,,,,_;|\ \| ̄'' .. ;;. l :. ::. |;::; | 、;,;,;,,:;,;:;,;,, ' \| ̄ ;;. : . | |;;: .l 第七話『 理由 』 ,,;:,;,:.;,,;・;;,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~\ \ \ ____ 。 ゛ ,\ |;:.,;| :/ ̄. ̄'"ヽ__/| \ |:..,.| |\___ト、_|/ \ .|.:;,.| \|__;_;_;_;_;! 、;,;,;,,:;,;:;,;,, ;;;,;,・;,;::;,;, .\_/.:;/ /\ __  ̄ ;;,;・;,; / \/ | /il;〉 , ,;, , <> / \ | \i/ / / | | _ ~~ ,; ;;', i ;; `;; ,;,;;; ;,;,;;,; |\ / / /| /\;:.\ __ ,; ;;', i ;; `;; ,;\.\ / ///> ; ;,;, ,, \  ̄ ̄ ̄,\,;.\ ─┬─┐ \.\/ / \//ミ ァ、 iコ /'〉,,;; \ \.;,\ ._ ─┴┬└、 /\|/ /| .ヽ ,,;;,;;:ロy';;,;,;:, \ ;,. ,;.;,  ̄ ̄|:.;:,| ┬─┴─‐| |\___//,;,;;; ;; .\ ..\.;\ ┴─┬─‐\ `ー──'´ ;; ;;,;,;:;,;,,;,,,;,’::,) \ .\:;\ 511 名前:4/91:2007/12/01(土) 07:52:35 ID:dewIPuKF0 ── 「ジャッカル」駐屯地 ダルカナート軍事基地 ── | ii __|_|___ [==,] | -- | | -- | | -- | i _ i |__| _|| .|_|_| ll |-- _| |_|──┐ ,[][] |\|\|\∥_| ̄| |「「「」|─┨l|_| ̄ ̄ ̄||┰┰| | ̄|| ̄|| ̄|::][|][| ___||_ |][|][|][||| ̄ ̄|───┥_||_ | = = | ̄ ̄| ̄| | | | ̄」」」」」 l ロ | TfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTfTf  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ==============================-|~~|~~|-ロ=================================== _________________λ___l___l___|_λ_________________ TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT ´;'``''';:;ー,ゞ:;-、,-、;;..、、,,;;;-:-;,-;;.、、,,-、;;.,.、、,,-、,-;-:;_;_,;-;,-;;.、、,,-、;;.,.,,-,;-;,-;;.、、,,-、、,-、;;..、、,,;;;-:;_; "`";,,"""':; `" """'' `" ,,`" """'' ""' ''''"''" "" "~ ""'`' ' - .,~'ー-,,_~~''''`;; 512 名前:5/91:2007/12/01(土) 07:53:18 ID:dewIPuKF0 ┌─────────────── | ── てなわけで、俺の活躍のおかげでこの時も | ジャッカルは危機を脱することが出来たんだぜ。 └───────y──────────────┘ ┌───────── | えぇ~?ホントですかぁ? └────────y────┘ :| | | :| | | :| | メ | ┌──────┐ ∧虐∧ .| . ∧虐∧`メ | | 訓練施設→ | 从 ・∀・) . / ̄ ̄(^∀^ノリ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~| └──────┘ + と つ / (つと ) | +.∧虐∧ ヽ ヽ Y / .| | .| ____ノルリ ^)____,(__)ノ (_(__) |__________ ( O / | | ウラヤマシイナ (_(__) ∧虐∧ ∧虐∧ (・; ) ( ・∀・) ┌───^────────┐ ( ) ( ) | もう、モルース中佐ったら。 人 Y 人 Y └──────── (__(_) .(__(_) 513 名前:6/91:2007/12/01(土) 07:53:51 ID:dewIPuKF0 ┌──────────── | っと、もうこんな時間か。 | ロイ大佐に呼ばれてるんだっけな。 └──────y──────────┘ :| | | :| | | :| / / | | ┌──────┐ ∧虐∧ .| . ∧虐∧ | | 訓練施設→ | 从 ・∀・) / ̄ ̄(∀・,,ノリ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~;| └──────┘ ( つ ) / (つと ) | ∧虐∧ ヽ ヽ Y / .| | .| ____ノルリ ,,・)____,(__)ノ (_(__) |__________ ( O / | | (_(__) 514 名前:7/91:2007/12/01(土) 07:55:01 ID:dewIPuKF0 ┌───────────── | じゃあなカワイ子ちゃん達。 | 今度はお茶でもしながらゆっくり話そうぜ。 └─────────────\─────┘ :| | | :| | | ┌──────┐ :| | ∧虐∧ | | 訓練施設→ | :| / ̄ ̄ノj,,^∀^)') ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| └∧虐∧───┘ :| / ( / | ('(・∀・ 从 :| .∧虐∧ / | | | ヽ ) ________|/ルリ,,・∀) (__)_) |___人 Y______ ( つと) (__(__) / | | (__)_) 515 名前:8/91:2007/12/01(土) 07:56:02 ID:dewIPuKF0 ──── 執務室前 〔 執務室 〕 ___________ || | || 从从 . || | || ハvVv .|| | || ルwwヽ .|| | || Wwwリ ..|| Q | Q || _|:|_ .|| | || _______|~~ |___||_____|_____||______∧虐∧_______ `--' [|虐殺|] (・∀・ 从 (・∀・ l:] ( ) し し ) Y 人 ( ( ( (__)__) (_(_) 516 名前:9/91:2007/12/01(土) 07:56:36 ID:dewIPuKF0 〔 執務室 〕 ___________ || | || 从从 . || | || ハvVv .|| | ┌─────────── ルwwヽ .|| | | あれ、フリモラ少佐じゃないか。 Wwwリ ..|| Q | Q└───────y───────┘ _|:|_ .|| | || _______|~~ |___||_//___,|_____||_∧虐∧___________ `--' [|虐殺|] (・∀・ 从 .[:l ・∀・) と ) し し ) | | | ( ( ( (_(__) (_(_) ┌─────^───────┐ | あぁモルース中佐ですか。 | ロイ大佐に用事ですか? └───────── 517 名前:10/91:2007/12/01(土) 08:01:04 ID:dewIPuKF0 ┌─────────── __,| まあな。今回の戦闘についてなんたらかんたらを || | いろいろ報告しなきゃいけないんでな。 从从 . || └───────────y──────────┘ ┌───────────────── │ でも大佐は先ほど射撃の訓練に行かれましたよ。 └───────y──────────────┘ _|:|_ .|| | || _______|~~ |_[|虐殺|]..____|_____||_∧虐∧___________ `--' [:l ・∀・) (・∀・ 从 と つ ( ) | | | | | | (__)_) (_(__) 518 名前:11/91:2007/12/01(土) 08:01:38 ID:dewIPuKF0 ┌────────────── ______| えぇ~?なんだそりゃ・・・・・ || | また歩かなきゃいけないってのか。 从从 . || └────────y───────┘ ┌───────────── .|| │ 中佐遅刻したでしょう、自業自得ですよ。 .|| └───────y──────────┘.|| _|:|_ .|| | || _______|~~ |_[|虐殺|]..____|_____||__∧虐∧___________ `--' [:l;・∀・) (∀-;从 ( ) ( ) | | | | | | (__)_) (_(__) 519 名前:12/91:2007/12/01(土) 08:02:11 ID:dewIPuKF0 ┌──────── ______| しかたねえな・・・。 || | 大佐のとこまで行くか。 从从 . || └────────y──┘ ハvVv .|| | || ルwwヽ .|| | || Wwwリ ..|| | || _|:|_ .|| | || _______|~~ |_[|虐殺|]..____|_____||_∧虐∧___________ `--' [:l ・∀・) (∀・;从 ( ) ( ) Y 人 | | | (__)__) (_(__) ┌─────^────────────────┐ | では私は戦車の整備をしてきますので、これで。 └─────────────── 520 名前:13/91:2007/12/01(土) 08:02:46 ID:dewIPuKF0 ___ |移動中|  ̄ || ̄ ┗(^o^ )┓ || ┏┗ 521 名前:14/91:2007/12/01(土) 08:03:21 ID:dewIPuKF0 ..───ダルカナート基地・中庭 .. .... .. ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ...... . .... . .... .. .:.:.:.:. .... .:.:.. .. . .. .... .. . . ..:.:.:.... ..:.:.: .....:.:.:.:.:. .:.:.:..... .:.:.. ... .. ... . :..:.:. . . ... . . .. ...:.:.:.: . .:.. .. . .. .:.:.:.:.:.... .... .. ... ....:.:.:.: ...:.:.:.... :. :.:.:.⌒⌒... :. .:.:.:.:. . .... . ..:. . . .. ..:.. . ... . .. .:.:.: ... ⌒⌒ .. .. .. .... . . .. ...:.:.:... . ... . . . ... ...... ... .... ... . .. .:.:.:.:.. ... .. ... . . .. . ... .... ... ⌒⌒ . ... ...... . .. . _|_ _,,,,,,、ー''゙"゙゙ー、,,,,〉;;;;;;l,,,ーー、,,, | _,.,..、.,.._ .-、、 ........_,,,,,__,,,,,,,,,--ー''゙゙゚''''゙゙゙ ゙゙゙゙̄'ー、,,,、 ;:...:,:.:、,,|]:::|: `゙゙゙''' ┼ ,.,、.、;´"^ `'.ー´`"'''、、.,,,_.,.、-‐"゙´:::::: ____|____ _ _|_|]:::|_____|_____ ______|_____ |=========| |__ __/ |,,,-''''~=========== ~~''--;;;:::::;;;;-''''~ =========== ~~''--,,,:::::::::::::::::: ,,,,,,,,, |=========|-=´―´ ̄――ノ| l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |::::| l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ̄' ̄ ̄ ̄' ̄'''' ''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 522 名前:15/91:2007/12/01(土) 08:03:55 ID:dewIPuKF0 :.:.:. ...... .:.:. ... .... .:.:.:. .. . :. .:.:.:.:. . . .....:.:.:.:.:.... ..... . ..:.:.:.:....:.:.:..: .:.:.. . . ... .:.:. .. .... .. . . ..:.:.:.... ..:.:.: .....:.:.:.:.:. .:.:.:..... .:.:.. ... .. ... . :..:.:. . . ... . . .. ...:.:.:.: . .:.. .. . .. .:.:.:.:.:.... .... .. ... ....:.:.:.: ...:.:.:.... :. :.:.:.⌒⌒... :. .:.:.:.:. . .... . ..:. . . .. ..:.. . ... . .. .:.:.: ... ⌒⌒ .. .. .. .... . . .. ...:.:.:... . ... . . . ... ...... ... .... .... タン! ,, . .. .:.:.:.:.. ... .. ... . . .. . ... .... ... ・;´ . ... ...... . .. . 523 名前:16/91:2007/12/01(土) 08:04:30 ID:dewIPuKF0 / ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ. . . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: [ /○ヽ ||| | :... . .:::: .. . . ヽ| |、_ヽ/ TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTl  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| :| .. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. . ... :|.. . ... ... ..::. .. . .. . .. .::::: :: :. ... .::::: :| :... . .:::: .. . . :| ┌( ロイ )───────┐ :| | これで三羽目か・・・。 . .. . ... .::::.. . . .:: ______________| └──────── .. ... .. .. . ... | | ... ..::. .. . | | :: :: :. ... .::::: :... . | | ∧虐ハ | | <ミ ・∀((二0______ | | /;;;;;;;フつヮっ―' ̄ ̄ ̄ ̄´ |TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTl .::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .. . . :| :| :| :| :| ,,-‐''"´'':、,, :|_,,.--ー''''''"゙゙ ゙゙̄"'''''―--.,,,,,,-‐'゛.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.: .:|::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"';,_,,.-ー'''"゙゙:,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,:゙',`:;, .:|":;;;: : ;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : :: :; ":;;;: :;: ;: ;: ; ::; : ;:; :; : 524 名前:17/91:2007/12/01(土) 08:05:20 ID:dewIPuKF0 | | ┌───────── | | | | 遅いぞモルース。 | | | | 何をやっていた? .| | | └─────────y───┘ ...| | | , | | | || | | | ,|| ∧虐∧ | | |二二二二二二二二二二二二二 | |_ (・∀・彡>二二二二| | | .ソ |_|と ヽ;;;;;ヽ | | l .| <| | ヾ;;;;;ゝ | ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/__| (_(__) ̄ ̄ ̄ ̄ | / ∧虐∧ | ./ 从;・∀) ______,|/ と つ 人 Y (__(__) ┌───^─────────────────┐ | すみません大佐。ちょっといつもの日課で・・・ └─────── ┌───────^──┐ | 日課?・・・まあいい。 └─────── 525 名前:18/91:2007/12/01(土) 08:05:53 ID:dewIPuKF0 ┌──────────────── │ ふう・・・しかし大佐も相変わらずですね。 | わざわざこんなところに上がって狩りなんて面倒な事しなくても、 | ちゃんときれいな広い訓練場があるじゃないですか。 └───────────y────────────────┘ ┌──────────── │ 訓練場か。 | そんなものは新米兵士のためにあるものだ。 └───────────────y─────┘ | | , | | | || | | | ∧虐∧ ,|| ∧虐∧ | | |二二 从 ・∀・)).二二二二二二 | |_ (・∀・彡>二二二二| | | ( / ソ |_|と ヽ;;;;;ヽ | | .| | | .l .| <| | ヾ;;;;;ゝ | ./ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'/__| (_(__) ̄ ̄ ̄ ̄ | / | ./ ______,|/ 526 名前:19/91:2007/12/01(土) 08:06:26 ID:dewIPuKF0 ┌─────────────────────── │ 実際の戦場で必要なものは経験に裏付けされた''技術''と''忍耐力''、 | そして''勘''だ。 | 自然の中でいつ来るともわからない獲物を待ち続け、 | 周りの空気を読み、不規則な動きを正確に捉える・・・ | └─────────────y────────────────┘ :| .. .. . ... .::::.. . . .:: : :.. ______________| . ... ::: :::.. ... .. .. . ... | | ┌──────────── | | | こればかりは用意された場では | | ∧虐∧ ∧虐ハ < 十分に経験することは出来ない。 | | 从 ・∀)<ミ ・∀((二0______ └───────────────┘ | | ( )/;;;;;;;フつヮっ―' ̄ ̄ ̄ ̄´ |TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTl .::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| .. . . ┌─^──────────────┐ | へぇ~・・・そんなもんですかね? └──────────── :| 527 名前:20/91:2007/12/01(土) 09:00:13 ID:dewIPuKF0 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ ̄ ̄ ̄~|~ ̄ ̄ ̄\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ .| \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ | \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | ⌒⌒ . |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l───── ⌒⌒ ─────|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ | /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ | /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\____|____/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌( ロイ )─────────────────────────────┐ | 訓練場で作られた物言わぬ的を相手に訓練しても、 | しょせんその状況でしか存分に発揮できない程度の技能しか身に付かん。 └────────────── 528 名前:21/91:2007/12/01(土) 09:00:58 ID:dewIPuKF0 .. .:.:.:. ... ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .... .. ... .. .... .. ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ...... . .... . .... .. .:.:.:.:. .... .:.:.. .. . . ......:.:...:.:. .:. .:. . .. .. . .. .......:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .:.:.:.:.:...... .. ..:.:.:.... ..:.:.:.: .: .. .. ... ... .. :.:.:. ...... .:.:. ... .... .:.:.:. .. . :. .:.:.:.:. . . .....:.:.:.:.:.... ..... . ..:.:.:.:....:タン! ,, . . ... .:.:. .. .... .. . . ..:.:.:.... ..:.:.: .....:.:.:.:.:. .:.:.:..... .:.:.. . ... ,,. '';;・ . . .. ...:.:.:.: . .:.. .. . .. .:.:.:.:.:.... .... .. ... ....:.:.:.: ...:.:.:...・;´. :. :.:.:. ... :. .:.:.:.:. . .... . ..:. . . .. ..:.. . ... . .. .:.:.: ... .. .. .. .... . . .. ...:.:.:... . ┌( モルース )────────┐ | おっ・・・同時に二羽ですか。 └────────── _|_ _,,,,,,、ー''゙"゙゙ー、,,,,〉;;;;;;l,,,ーー、,,, | _,.,..、.,.._ .-、、 ........_,,,,,__,,,,,,,,,--ー''゙゙゚''''゙゙゙ ゙゙゙゙̄'ー、,,,、 ;:...:,:.:、,,|]:::|: `゙゙゙''' ┼ ,.,、.、;´"^ `'.ー´`"'''、、.,,,_.,.、-‐"゙´:::::: ____|____ _ _|_|]:::|_____|_____ ______|_____ |=========| |__ __/ |,,,-''''~=========== ~~''--;;;:::::;;;;-''''~ =========== ~~''--,,,:::::::::::::::::: ,,,,,,,,, |=========|-=´―´ ̄――ノ| l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |::::| l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;  ̄' ̄ ̄ ̄' ̄'''' ''  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 529 名前:22/91:2007/12/01(土) 09:01:57 ID:dewIPuKF0 | | | ┌───── | | 、、 , , | | こんな話をするために .| | ∧虐∧ | | お前を呼んだのではない。 | |二二 (・∀・ 从二二二二二二二二二二二二二二二二| └─────────y───┘ ;| ( ) ) | | .| | | ( ∧虐∧ .| ./ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ・‐(・∀・彡> .| / と ヽ;;;;;ヽ | ./ ┌───^─────┐ ___________ <Y ヾ;;;;;ゝ_|/ | あッ、そうでした。 (__)__) └───── ┌────^────────────────────┐ | この基地で起きた襲撃については調べただろう? | 奴ら・・・『ジャスティス』の手がかりはなにか掴めたか? └──────── 530 名前:23/91:2007/12/01(土) 09:02:41 ID:dewIPuKF0 ┌───── | それが・・・実際のところよくわからないんですよ。 └───────────y──────────┘ __,__ ../\l;七; /ヘ / ノ三l´ ヘ //∨'`//|/^リ jヾ | _ ' _ ヽ | | | ,| | .| ┌( ロイ )── ,ヽ △ ノ.l,,|/ト | わからないだと? ノ`> -<リソ └─────────┘ / ̄`ヽ/ ヽ/ ̄ヘ `ーヽ , 、 ,ー' `ー' | |`ー' ┌────────^───────────┐ | ええ。なんのために奴らは | わざわざこのダルカナートを襲撃したのか。 └────────── 531 名前:24/91:2007/12/01(土) 09:03:17 ID:dewIPuKF0 ┌───── | 武器を少々奪っていき捕虜を数名ヘリに乗せて | いったくらいで、リスクの大きい襲撃を行った割には | 特に何かしたということはないんですよ。 └─────────────y─────────┘ ┌───── | 人数も少数、攻撃開始から撤退の時間もきわめて短い・・・ | よもやダルカナートを本気で占拠する気があったわけではあるまい。 └─────────y────────────────────┘ ∧虐∧ ∧虐∧ (・∀・彡> (-∀- 从 ( ヽ;;;;;ヽ ( ) _________ <Y ヾ;;;;;ゝ_____Y 人 _____________ (__)__) (_)__) ┌─────────────^──────────────┐ | 少しでも武器が欲しいほど物資が不足してたんでしょうかね? └──── 532 名前:25/91:2007/12/01(土) 09:03:50 ID:dewIPuKF0 ┌───── | ・・・・・・・・・・・・・・ジャスティスに連れて行かれた捕虜の中に | 西国の主立った人物はいるか? └───────────y───────────────┘ ∧虐∧ _____从 ・∀・)__ | ___( つ□0_|_ (  ̄| ____人 Y_____|__∧虐∧ )  ̄| _し(__)___ <ミ・∀・)y‐・  ̄| ________,/;;;ノ ノ  ̄| _____ ん 人 Y_  ̄| ______し(_)_|_  ̄| ___________|_  ̄| | ┌─────^──────────────────┐ | え?ちょっと待ってください・・・・・・ | えーと、ドゥームタワーへ護送予定だった「マルミラ」 | という少将の男が一人いましたね。 └──── 533 名前:26/91:2007/12/01(土) 09:04:54 ID:dewIPuKF0 ┌( ロイ )─────────────┐ | なるほど・・・。やはりそういうことか。 └─────── ┌(モルース)── | そういうことって? └─────────┘ ================================================================== | ____ ,, ,,, ,,,, | |┃┃┃┃| ,,, ,,, ,,, | |┃┃┃┃| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ,, ,,, ,,,, | ,,,, ,,,, , | ,,,, ,,,, , |_____ ∩_∩ショボーン / /| (´Д` ) / / |____,へ, へ⊂)____________ / / / (_(__)丿 / ./ / / / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / / |_____|/ / / / ================================================================== ┌( ロイ )────────────────────┐ | 少将ともなれば西軍に対していい人質になるだろう。 └──────────────── 534 名前:27/91:2007/12/01(土) 09:05:52 ID:dewIPuKF0 ┌───── | おそらくジャスティスはあの男をダシにして西軍と軍事提携する気だろう。 | あのマルミラとかいう老いぼれた | 凡才な男には人質くらいの価値しかあるまい。 └──────y─────────────────────────┘ | ┌──── | | ああ・・・確かに。 | |すると、ちょっと面倒なことになりますね。 | └──────────────y───┘ |_____________________________ ./ ./ ∧虐∧ ________ ∧虐∧ / ,,<ミ-∀-) / i /| (・∀・ 从 ../ .|l/;;;;_ノ ^)‐・ [;] / | ( ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / |______|/ 535 名前:28/91:2007/12/01(土) 09:06:33 ID:dewIPuKF0 ┌──── | セキュリティシステムをショートさせた例のウィルスの件も気になる。 | どうも基地の内部から仕掛けられた痕跡があるな。 └──────y───────────────────────┘ ┌──── | え!?てことは | ジャッカルの中に奴らとの内通者が・・・? └───────────y───────┘ |_____________________________ ./ ./ ∧虐∧ ________ て / ,,<ミ・∀・) / i /| ∧虐∧ そ ../ .|l/;;;;_ノ ^)‐・ [;] / | (∀・;从 / んヽ / `‐‐‐´ /| | ( ) ||./ __ /| ;| / | | | / /三/ / |_// (_(__) | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / |______|/ ┌───^────────────────────────┐ | わからん。これに関してはまだ十分に検討の余地はあるがな。 | だが今のところ、その可能性も否めんということだ。 └───────── 536 名前:29/91:2007/12/01(土) 09:07:43 ID:dewIPuKF0 ┌────────────────────┐ | 奴らとの関係・・・・どうやら今回の件だけでは | └─────────────┐ └── | 終わりそうもないな。 └──────────┘ ================================================================== 二二~ ミ 彡 (, 正 ,) <__ゝ し^J ================================================================== 537 名前:30/91:2007/12/01(土) 09:08:41 ID:dewIPuKF0 ∧∧ ∧∧ ∧∧ ('(・∀・)(・∀・)(・∀・)') Now Loading ... 538 名前:31/91:2007/12/01(土) 10:02:41 ID:dewIPuKF0 ── エモナ・タウン ~ 病棟 ~ /::: ∧_∧ /:::: ∧∧ (・∀・ ) /::: ( ・ヮ・)/ ) . /:: ( つノ| | | /::: (__)ノ (__)ノ /::: /::: ∧虐∧ /::: (0∀・ ) /:: (≡ ≡) ./ :| /::: | | | ../:::::| /::: (__)ノ ./ |:::::| /| ./::: ┌──────^─────┐ / . |:::::| |/ /:: | えっと・・・ここだっけか? ./ |:::::l /::: └────── |:::::| /::: ∧_∧ ∧Ω∧ |:::::| ./::: (__/д・) (・∀・ ) |:::::| /::: ∪ と/) ( <V> .) |:::::| /::: ∧_∧ Υ .| | |_:_,| |___|,/::: ( ) ||__,)_) (_(__) / /: ( ) ./ / | | | / /: (__)ノ ./ / 539 名前:32/91:2007/12/01(土) 10:04:36 ID:dewIPuKF0 |: |'\ |: | 生\ |: \ き \ |: |\ \ て \ .── 、, ハ__ハ |: |:::::l\ \.帰 \ ___\ _(・∀・ ,l)_ |: |:::::| \ \ ろ ヽ . || /| |( ) |∧ ___ |: |:::::| \ \う| o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \______,|: |:::::|. \ `' .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | \ |:::::| | o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| \ |:::::| | ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ _|:::::| | ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ .|:::::| | \ |:::::| | \_|:::::| | ___  ̄ | ∧◎∧ ∧+__/ | (・∀・ ) (・∀・川 | ( <V> ) (| <y> ) | |_:_| .|_人_| | (_(__) (__)`J \ \ 540 名前:33/91:2007/12/01(土) 10:10:52 ID:dewIPuKF0 |: | 生\ |: \ き \ // |: |\ \ て \ .── 、, ハ__ハ ┌──── .|:::::l\ \.帰 \ ___\ _(l, ・∀・)_ | ようライモラ。 \ \ ろ ヽ . || /| |( ) |∧ ___ | 見舞いに来たぞ。 | \ \う| o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \___,└─────────y┘ \ `' .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | \ |:::::| | o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| \ |:::::| | ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ∧虐∧ . | ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \∩(∀・ ) . | ヽ≡ ≡つ .| ┌───^─────┐ Y 人 | | おっ、リモール。 (__)J | | 541 名前:34/91:2007/12/01(土) 10:11:56 ID:dewIPuKF0 ┌──── | それにお前、いまB・Dチームはエモナ・タウンで復旧活動中だろ? | こんなとこで油売ってて、モラゼン隊長に迷惑じゃないか? └─────y───────────────────────┘ | エモナ・タウンの作業の方は大方済んでるぜ。 | 市民も全員無事に戻ってきたし。 | あとはしばらくの食糧供給で終わりらしい。 └─────────────y───────┘ .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l, ・∀・)_ ∧虐∧ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀・ ) o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \____ (≡ ≡) .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | / / / o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ 542 名前:34/91こっちだった>>541はなかったことに:2007/12/01(土) 10:13:17 ID:dewIPuKF0 ┌──── | なんだ、あんまり嬉しそうじゃないな。 └────────────y────┘ ┌─────────────── | いやそんなことはないけどさ。 |'\ | わざわざ見舞いに来るほどのケガじゃないってのに。 | 生\ └───────y────────────────┘ .\ き \ |: |\ \ て \ .── 、, ハ__ハ |: |:::::l\ \.帰 \ ___\ _(l, ・∀・)_ ∧虐∧ |:::::| \ \ ろ ヽ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀・ ) |:::::| \ \う| o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \____ (≡ ≡) |:::::|. \ `' .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | / / / .|:::::| | o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ |:::::| | ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ _|:::::| | ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ .|:::::| | \ |:::::| | \_|:::::| |  ̄ | 543 名前:35/91:2007/12/01(土) 10:14:32 ID:dewIPuKF0 ┌──── | それにお前、いまB・Dチームはエモナ・タウンで復旧活動中だろ? | こんなとこで油売ってて、モラゼン隊長に迷惑じゃないか? └─────y───────────────────────┘ | エモナ・タウンの作業の方は大方済んでるぜ。 | 市民も全員無事に戻ってきたし。 | あとはしばらくの食糧供給で終わりらしい。 └─────────────y───────┘ .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l, ・∀・)_ ∧虐∧ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀・ ) o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \____ (≡ ≡) .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | / / / o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ 544 名前:36/91:2007/12/01(土) 10:15:14 ID:dewIPuKF0 ┌──── | もうそんなに済んだのか。 | まあ、市にたいしたダメージがなくてよかったな。 └─────y───────────────┘ | お前が退院するまではジャッカルも引き上げるだろうよ。 | あと、モラゼン隊長も近々見舞いに来るって言ってたぞ。 └───────────────y──────────┘ .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l, ・∀・)_ ∧虐∧ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀・ ) o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \____ (≡ ≡つ .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | / / / o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ ┌───^───┐ | 隊長が・・・? └─── 545 名前:37/91:2007/12/01(土) 10:16:00 ID:dewIPuKF0 ┌──── | 今回の戦闘はホント隊長とお前達に助けられたよ。 | 手間かけさせて悪かった。 └─────y─────────────────┘ | むやみに一人で突出するからだぜ? | しかし相手もそうとう手強わかったな。 └───────────y──────┘ .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l, -∀-) =3 ∧虐∧ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀・ ) o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \____ (≡ ≡) .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | / / / o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ 546 名前:38/91:2007/12/01(土) 10:17:58 ID:dewIPuKF0 ┌──── | あいつはただ者じゃなかったぞ。 | あの瞬発力や技の威力、あれはブーストで出せるもんじゃない。 └─────y──────────────────────┘ | あのレールガンもありえないよな。 | あんなもの相当な電力がいるのに、 | 手持ちの兵器として扱えるわけがない。 └─────────────y────┘ .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l;・∀・) ∧虐∧ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀・;,) o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \____ (≡ ≡) .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | / / / o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ 547 名前:39/91:2007/12/01(土) 10:19:02 ID:dewIPuKF0 ┌─────────────────────────┐ | あのままだと俺は本当に殺されていたかもしれない・・・。 | ジャスティスはただのレジスタンスとは訳が違うようだな。 └──────────────── ,~二二 人/ ハ虐ハ ‐=ミ,,゚Д)三 ) そ (l ;"д);;;・_____ ー────fと[i 〕 ノ Yヾ と つ=|_____/ ヽ ヽ_,) / ,_) \_,) (_/ ============================================================= ハ__ハ _(l;-∀-) /| |( ) |∧ ||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、 ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| 548 名前:40/91:2007/12/01(土) 11:28:36 ID:dewIPuKF0 ┌──── | まあ、そんなに心配しなくても大丈夫じゃないか? |こっちはロイ大佐率いる『ジャッカル』だ。 |ジャスティスもすぐに片づくさ。 ┌─ └─────────────────y─────┘ | ああ・・・そうだな。いらん心配だな。 |: └──────y─────────┘ .|: |: .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l;-∀・) ∧虐∧ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀- ) o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \____と≡ ≡つ .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | | | | o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ 549 名前:41/91:2007/12/01(土) 11:31:06 ID:dewIPuKF0 ┌──── | まあ、思ったより元気そうでよかったよ。 | Dチームのことは心配しなくていいぞ。 ┌── └─────────────y─────┘ | ああ。復旧作業の方は俺の分も頼む。 |: └──────y───────────┘ .|: |: .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l, ・∀・) ∧虐∧ . || /| |( ) |∧ ___, (0∀・ ) o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \_____(≡ ≡) .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | | | | o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| (_(__)\ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ 550 名前:42/91:2007/12/01(土) 11:31:43 ID:dewIPuKF0 |: |'\ |: | 生\ |: \ き \ |: |\ \ て \ .── 、, ハ__ハ |: |:::::l\ \.帰 \ ___\ _(l, ・∀・)')__ ┌──────────── \ \ ろ ヽ . || /| |( / |∧ ___ | じゃあな。 \ \う| o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \__| 治るまでゆっくり養生しろよ。 \ `' .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | └─────────y────┘ | o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| \ |:::::| | ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ∧虐∧ . | ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \.(`(∀・ ) .| ヽ≡ ≡) .| ┌──^─── 人 Y | | おう、また今度な。 (__(__) | └─────────┘ | | 551 名前:43/91:2007/12/01(土) 11:33:13 ID:dewIPuKF0 |: |'\ |: | 生\ |: \ き \ |: |\ \ て \ .── 、, ハ__ハ |: |:::::l\ \.帰 \ ___\ _(l, ・∀・)_ |: |:::::| \ \ ろ ヽ . || /| |( ) |∧ ___ |: |:::::| \ \う| o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \______,|: |:::::|. \ `' .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | \ |:::::| | o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| \ |:::::| | ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ _|:::::| | ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ .|:::::| | \ |:::::| | \_|:::::| |  ̄ | 552 名前:44/91:2007/12/01(土) 11:33:59 ID:dewIPuKF0 ┌── | ・・・・・・・・・暇だな。 |: └──────y──────┘ |: |: .── 、, ハ__ハ |: ___\ _(l, ・∀・) |: . || /| |( ) |∧ ___ .|: o ||_||, ~~'⌒⌒ヽ~-、 l\ 虐 \______| .  ̄ ̄ ̄|| ||\ ' ,,, ` ゙ヽ、| ̄ ̄ | \ o || ||\.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄|| \ ____,|| \|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ ───┘ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||. \ \ ┌───^───────────┐ | 屋上の方にでも行ってみるか。 └─── _______________________ \_____________________/ ___________________ \_________________/ _______________ \_____________/ 553 名前:45/91:2007/12/01(土) 11:35:28 ID:dewIPuKF0 | | | |________________ ∧虐∧__________ ./ (・∀・ 从 ./ ∧虐∧ ________ ( ) / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | ../ .|l/;;;;_ノ ^)‐・ [;] / | (_(__) / んヽ / `‐‐‐´ /| | ||./ __ /| ;| / / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / |______|/ 554 名前:46/91:2007/12/01(土) 11:43:53 ID:dewIPuKF0 | | | // |________________ ∧虐∧__________ ./ // 从 ・∀・) ./ ∧虐∧ ________ ( ) / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | ../ .|l/;;;;_ノ Φ [;] / | (_(__) / んヽ /`‐‐‐´ /| | ||./ __ /| ;| / コンコン / /三/ / |_// ┌( モラミ )─────────────┐ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | ロイ大佐、モラミです。 | | / | ジャスティスの件で報告に参りました。 |______|/ └──── ┌──^────┐ | む・・・入れ。 └──── 555 名前:47/91:2007/12/01(土) 11:50:36 ID:dewIPuKF0 ┌─────────── | この前の戦闘での際、よくこのダルカナートを防衛してくれた。 | 感謝するぞモラミ。 └──────y────────────────────┘ | ┌─────────── | | いえ。基地を守り抜くことが出来たのは | | シーモラ中佐のBチームの働きのおかげです。 | └────────────────y────┘ |________________ ∧虐∧__________ ./ 从 ・∀・) ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | (・∀・ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / ┌───^───────────────────┐ | シーモラは屈強だが人事には疎い奴だ。 | 君がいなければ十分に戦闘が出来なかっただろう。 └──────────── 556 名前:48/91:2007/12/01(土) 11:51:14 ID:dewIPuKF0 ┌─────────── | それで、ジャスティスの調査は終了したのか? └──────y──────────────┘ | ┌─────────── | | はい。ついにジャスティスの居場所を | | 突き止めることが出来ました。 | └────────────y────┘ |________________ ∧虐∧___________ ./ 从 ・∀・) ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | (・∀・ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / |______|/ 557 名前:49/91:2007/12/01(土) 11:51:52 ID:dewIPuKF0 ┌───────── | そうか。よくやった。 | して、やつらはどこに? └──────y─────┘ | ┌──────── | | ええ、それが・・・・ | └─────y────┘ |________________ ∧虐∧___________ ./ 从 ・∀・) ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | (・∀・ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / |______|/ 558 名前:50/91:2007/12/01(土) 12:01:45 ID:dewIPuKF0 ┌( モラミ )────────────────── | 国境北上に位置するハァーブルグ山。 | ジャスティスはここをアジトとしていることがわかりました。 | どうやらここにはかつて東軍が所持していた軍事要塞があるようですね。 └────────────────────────────────┘ | 「| }X| .、r--------─────、|X| r==;Tツ=-──────--^┷┼//----…┐ . .,‐ナナナT“´、_ _、=====--、 ゚ ゚ ゚ ゚ ゚. .ヽ -‐''" ⌒;;;⌒;;;;;''⌒''' ⌒,,,.....-‐''"゙;;;;,,,、,__;;;\⌒;:;"⌒^^;;;;;:;⌒ヾ-‐''"゙;;;;、, ,,,,;-‐''";-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;__, ‐'';;;;;;;;;;-l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^l ~;:;;;;⌒''''";「 ̄ ̄`」、・`;;;;;;;`・. ;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;-;;;;;;;;`ィ ̄;;;;、 ̄;;;;`~´`_-‐''";;;;;;;;;;;;`┐===| ヾ;;;;::;;;;;:´ヽ'ヾ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;_, -‐''";;;;;''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.’ナナナ’;;;;;;゙‐-;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐-;;,,.. ,,;-‐''";-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;-‐''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙‐-;;;;;;;;;;;,,,,,........ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ,,,,__ ,-、,,::::::::::::::::::::::::。::::::::::lllliiiiii:::::::::::::;;;;;;:::::::;;;::;;;;:::::::::::::::;;;:;;;;;;;:::::::::;;::::::;;::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 559 名前:51/91:2007/12/01(土) 12:02:46 ID:dewIPuKF0 l´\ _上_ /l .| \,|七 ´ | |γ ノ三l. `ヽ | l i /ミ;; __ l ヾミミ ___ ! ┌────────────────┐ ヽミ /__l./ | ・・・・・・ハァーブルグ山だと・・・・? `ー,-___-‐、´ └─────── /::::::::::::::/ ヘ /:::::::::::::::::/ i \ 560 名前:52/91:2007/12/01(土) 12:03:33 ID:dewIPuKF0 ┌───────── | なるほどな・・・奴らがあの地にいるとは。 | なんともおもしろい因縁じゃないか。 └──────y────────────┘ | | 大佐・・・? | | ハァーブルグ山を知ってるんですか? | └────────y─────────┘ | |________________ ∧虐∧___________ ./ (・∀・ 从 ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ-∀-) / i /| | | | (・∀・ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / |______|/ 561 名前:52/91:2007/12/01(土) 12:04:31 ID:dewIPuKF0 ┌───────── | お前達の記憶にはあまりないだろう。 | 13年前、この大陸中を震撼させたあの大事件・・・・。 └──────y─────────────────┘ .┌──── | | 13年前? | └──y───┘ |________________ ∧虐∧___________ ./ ?(・∀・ 从 ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | (-∀-ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / |______|/ 562 名前:54/91:2007/12/01(土) 12:05:16 ID:dewIPuKF0 ┌───────── | 『 中立都市-ルタシティ襲撃事件 』── | 聞いたことはあるか? └─────y─────────────┘ |________________ ∧虐∧___________ ./ 从 ・∀・)? ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | (・∀・ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / ┌─────────────^────┐ | | / | ルタ・・・・ |______|/ | たしか東軍に襲撃された都市だと・・・ └─── 563 名前:55/91:2007/12/01(土) 12:33:11 ID:dewIPuKF0 ┌( ロイ )───────────── | 13年前・・・当時東軍の第9師団師団長を務めていたモラスカ少将と | 空軍大佐・モラリーが独断で軍を動かし、中立都市であったユタを襲撃。 | 空からの爆撃に加え一般人に対し徹底的な殺戮を行った。 └────────────────────────────────┘ .┌──┐ .|: : : : : : : : : : : : | /\ . ┌────────┐ .|: : : : | ┌──┘: : : : : : : : : : : : | ノゝ ヽ |: : : : : : : : : : : : : : : : | ───────┘: : : : |──────┘: : : : : : : : : : : : : : : : : : └───┐ _ヾ ヾ |──┘: : : : : : : : : : : : : : : : └─────┐ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : └────┐: : : : : : : : : : : : : : : ::| ̄ ̄ ̄~|\: : ┌──-| | |___| ̄ ̄ ̄ ̄|\: : : : : :__: : : : : : : : : : : _/ヘ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : └、______: : : : : : : | | |: : : : :/]: : : | | | ロ ロ ロ.| | ./ //. . : : : : : : : : ::/;.;/ ____/ ̄ ̄ ̄ ̄~| ..\\....,,,|:|ー--l.|~~ |: : : : : : _|_ / > | |: : : //: : : : | | | └┬─ / //__/^\_: :/;:./ .:.:.:.: \ __|__ . \\ |:| . .||__;;...,ソ~~| 丿~∟/ ヾ,/∨\/.l___//ヾ___.| | |============,| ,/ // ..,へ;.;\,/;;;/: __ ,,|__/ :;: ..|/^ヘ,/\|:| / ../|_|___,| .| l W | | ,l/\_. | | | /\\/.:. ,,/__ヾ_/..,,,,.\/;;;/_ |;;|___/ ./ |__|^|__// ̄// ̄~l | _〉〉ロ_,|───|_ | ,| _/| | | |\ / \\ ./.;/ /;;;/ _|;;l /|.. ;; ; ;; |_,,|--'二〉〉/;;∩;;|_|ー'''' '' ;|;;;;;;l | ;;; 〈二| | | | | \/ ゞ/.;/:: \/ヾ,,/;;;/;.; |^l | | /| | _ '''''  ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ___| | | | ______/.;∠____::: _/;;;/ \;. |⌒l ._l | / |/ /_/ <>゚゙ '''| | |___/_|__|__/ ̄ ̄/__∟|__/\/ |⌒/ | | / ` ., ` <<⌒) . | | |_|__|__|__|___\\ ;;;;; ̄| ./ ̄ ̄ ;;;;;| / .| |/ <> ∧∧ ∧虐∧ 〕 し ヽ/ヾ/__|__|__|__|__|_,| ;;:; `|/ ̄ ̄ _/___|/ (дT,,) (・∀・ ) ,,,,(´r ' _ノ|;;;/__|__|__|__|__l_lー─── | :... とと ヽ/ ┷===E∩≠と )  ̄ .∧虐∧ , ,...,,| ::...: ` ∧∧ ) , ヽ ,,つ ` ,. Y 人 ∧虐∧ ' ( ・∀・) , ' .| ::...: と(_-*と_^⌒つ ∪ (__)_,) (・∀・ ) ( つ≠∩∃===┯ .__ _/;| へ/ _ ,;;;;;,;,;;;∵ ` ┷===E∩≠と ) ., | | | ` . / /\/__.l;:.l √\ \/\/\ \;;\ /^/ Y 人 .(__)ノ / ̄\/,| |.;;| / \ \. \;;\ ./;;/ (__)_,) ,ヘ_ _| | |⌒|,.,| ::...: \ /;;;/;/\ \;;\/;;/ / ̄ ̄ ̄\ \\ / ;;; | | |,;,| ─┬─┐/ / ;;.\;;∧ |\___/| ,\\,,,/ | | |,.;l\,ヘ ─┴┬└、 /;;\|^l ./;∧;;\ .\|___|/ ` と⌒⌒;;;ζ;А・)つ . ` ,. ヾ/ ;;;;;;::::;;;;:.:....| | |;::l / 564 名前:56/91:2007/12/01(土) 12:41:29 ID:dewIPuKF0 ┌( ロイ )───────────────────────────────┐ | 東軍の救援部隊が駆けつけ第9師団を鎮圧するまでこの騒動は続いた。 | 独断で軍を動かし中立都市を襲撃した罪でモラリーは捕らえられて処刑され、 | モラスカも戦闘の最中に行方不明となった。 | 彼らがこの暴動に及んだ理由は未だに明らかにされていない。 └─────────────── ,_____,,.. |ロロロロロロロ#;;l |ロロロロロロロ|| .┌──、_, ξロロロロロ ;,,|| ,.l|____くz. |ロロロロロロロ|| |==========| |ロロロロロロロ|| l. |##三三三三| . |ロロロロロi;,"||..,,..∥ |==========| λ, ,.ξ :::::;;,,:::::::;;;;;::::::::/「「「「「/;,I三三三;#;;| | └‐┘l| |「「「「「「「|;,| ;;;;;::::::::;;;;;;:::::::;;::::,,,, |「「「「;#《 ,,..,,...,.、 .|「「「「「「「|;,| ___ |「「「「「「|//;く‐-=ヾ |「「「「「「「|;,| トr‐イ ..::::::,,... ]「";;「「「〈#《〈〈,,,..丶\ |「「「「「「「|;,| |.| .|.| ;;;::::::;;::::,,,|「「「「「「「「|l. |「「「「「「「|;,| /‰ⅶ |「「「「「「「「|l. |「「「「「「「|;,| // ;;:'从ゝ |「「「「「「「#;l :::;;;;;;;:::;;;;;:;;;;;:;;;:::;;,,,.. [:.μ::;;::;:へへ ┌( ロイ )────────────────────────────────────┐ | その後ユタは東軍によって救済活動が行われたが、人口の約3分の2が死亡し | 都市の損害も激しかったため復興不可能な状態だった。 | そのため人々はユタを離れ西国に移り住み、あるいは東国が劣等種に対しても例外的に | 用意した職と土地を貰い受けて暮らすこととなった。 | そしてユタは今では誰一人として近づかない廃墟と化している。 └──────────────────── 565 名前:57/91:2007/12/01(土) 12:42:16 ID:dewIPuKF0 ┌───────── | そしてそのザップ少将が駐屯していた場所が |ルタにあるハァーブルグ山の軍事基地だった。 | ハァーブルグ山はルタに存在していたのだよ。 └──────y──────────────┘ | │ あの山がそんな場所だったなんて・・・・ | └───────────y──────┘ |________________ ∧虐∧__________________ ./ (・∀・ 从 ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ・∀・) / i /| | | | (∀・;ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_//┌─────^───────────────┐ | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / .| 裏切り者による東軍汚点の地ってわけですか。 | | / .| でもやけに詳しいですね?大佐。 |______|/ └───────────────
CRUELTY WAR'S 第七話分割2
4 :58/91:2007/12/02(日) 13:44:30 ID:9AzA+Gbh0 ┌───────── | 当然だ。私も当時、その裏切り者始末の作戦に参加していたからな。 └──────y────────────────────────┘ | │ え!?そうだったんですか!? | └────y──────────┘ |________________ ∧虐∧___________ ./ (・∀・;从 ___ ./ ∧虐∧ ________ ( ) (虐__×゚ / ,,<ミ-∀-) / i /| | | | (・∀・ノル ../ .|l/;;;;_ノ つ [;] / | (_(__) ( <k> ) / んヽ / `‐‐‐´ /| | | | | ||./ __ /| ;| / (_(__) / /三/ / |_// | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / ┌─────^─────────────────────────┐ │ 今となっては、ジャッカルでこの作戦に参加していた者は私と ─── └─────────── 5 :59/91:2007/12/02(日) 13:45:23 ID:9AzA+Gbh0 /::: ┌───────── | モラゼンだけだ。 └───────────┘ /::: /::: /:: ./ :| /::: ../:::::| /::: ./ |:::::| /| ./::: 虐_∧ / . |:::::| |/ /:: ( ^ー^ ) ./ |:::::l /::: ( `:´ ,) |:::::| /::: | | | |:::::| ./::: (__)ノ |:::::| /::: |:::::| /::: |___|,/::: / /: ./ / 6 :60/91:2007/12/02(日) 13:46:01 ID:9AzA+Gbh0 __,ii_ ,_i_i| _i‐i-、 |_ __i_ ___,─-i_ | |[]| | |[]| |:::::::::|::;|__i-| |._! |;;;;| ┬ | | |─i_ Τi | |[]| | |[]| |:::::::::|:i-! |田田|;;;;|===|;;;;| _,-┴─‐,‐、 田| | | | |_| ̄|___ i''~ ̄ ̄ ̄| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;|---i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| | ハ__ハ:::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i ─┐, ,イTTTTTTTTTTTTTTTTTT( )TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT イ/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..イ/ | |O | / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(_,、_) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / _/ 7 :61/91:2007/12/02(日) 13:47:32 ID:9AzA+Gbh0 .. .:.:.:. ... ...:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .... .. ... .. .... .. ..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:... ...... . .... . ... . ......:.:...:.:. .:. .:. . .. .. . .. .......:.:.:.:.:. .:.:.:.:.:.... .:.:.:.:.:...... .. :.:.:. ...... .:.:. ... .... .:.:.:. .. . :. .:.:.:.:. . . .....:.:.:.:.:.... ..... . ..:.:.:.:....: ┌── | ふぅ・・・・ └──y───┘ ハ__ハ ( l, ・∀)-3 ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬( i)┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄;O ( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ____________ ヽ_ヽ_)______________ 8 :62/91:2007/12/02(日) 13:51:45 ID:9AzA+Gbh0 __________ / /,| ================,/ // |== ───────────────/ // |__ [二二二二二二二二二二]/ | l _____ | | | |::::::::::::::::::::::::::|\ | | | |::::::::::::::::::::::::::| \ | / | |::::::::::::::::::::::::::| || / | |::::::::::::::::::::::::::| ||./ |__|::::::::::::::::::::::::::| |´ 虐_∧ '\ | ( ^∀^ ) \| ( `:´ ) | | | (_,)ノ ┌────^────────┐ | やっぱりここにいたのかい。 └────── 、 、 , , ハ__ハ (l, ・∀・) (つと ) TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 9 :63/91:2007/12/02(日) 13:52:43 ID:9AzA+Gbh0 __,ii_ ,_i_i| _i‐i-、 |_ __i_ ___,─-i_ | |[]| | |[]| |:::::::::|::;|__i-| |._! |;;;;| ┬ | | |─i_ Τi | |[]| | |[]| |:::::::::|:i-! |田田|;;;;|===|;;;;| _,-┴─‐,‐、 田| | | | |_| ̄|___ i''~ ̄ ̄┌────── ;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡| モラゼン隊長・・・・ . = =|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡└──y──────┘ ;;=|;;;;| |≡≡≡|;;;;;|---i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| | ハ__ハ:::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i イTTTTTTTTTTTTTTTTTT(・∀・ ,l)TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT イ/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..イ/ | | | | / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(_(__) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / ∧_虐 _/ ( ^) ┌─────────────────┐ ( ,) < 病室に行っても姿がなかったからね。 | O | │ そしたら案の定、屋上にいたよ。 (⌒,)ノ .└───────── 10 :64/91:2007/12/02(日) 13:53:31 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | 見舞いに来ていただいてすいません。 | わざわざ俺なんかのために・・・。 └───────y──────────┘ | いやいや、いいんだよ。君も僕の大切な仲間だしね。 | ケガの程度はどのくらいなのかな? └─────────────y──────────┘ ハ__ハ ,虐_∧ (l, ・∀・) (^∀^ ) (つと ) (`:´ ,) TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 11 :65/91:2007/12/02(日) 13:55:04 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | 打撲・切り傷が多少あるだけでたいしたこともなく、 | 二週間で退院出来るそうです。 | これも隊長に助けられたおかげですよ。 ┌──── .└───────────y───────────┘ | 気にすることないよ。むしろ助けられたのは僕らの方だ。 | 君がそこであの男を足止めしていなければ、 | さらに多くの死傷者が出ていたかもしれない。 └───────y─────────────────┘ ,虐_∧ ハ__ハ ( ^) (・∀・ ,l) ┬┬┬┬┬┬┬( i)┬┬┬┬┬┬┬(i ,)┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) O ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _______ ヽ_ヽ_)_______(_/_,/_____________ 12 :66/91:2007/12/02(日) 13:55:53 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | そんな・・・俺は隊長の足手まといになっただけです。 └───────────────y───────┘ | 僕が言ったことは事実だよ。 └────y─────────┘ ,虐_∧ ハ__ハ ( ^∀^) (-∀-;l) ┬┬┬┬┬┬┬( i)┬┬┬┬┬┬┬(i ,)┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) O ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _______ ヽ_ヽ_)_______(_/_,/_____________ ┌──────────────^────────────┐ | それより隊長、なぜリモールと一緒に来なかったんですか? | リモールもさっき見舞いに来たばかりなのに。 └────── 13 :67/91:2007/12/02(日) 13:57:02 ID:9AzA+Gbh0 ┌───────── | ああ・・・・・・。実はね。 | 君に話があってね。 ┌── └────y──────┘ | 話? └─y──┘ ハ__ハ ,虐_∧ (l, ・∀・) ( ^ー^) (つと ) ( つと ) TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 14 :68/91:2007/12/02(日) 13:58:04 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | 『ジャスティス』── 彼らと戦ってみて感じたことはないかい? ┌ └───────────────y───────────┘ | え?感じた事ですか・・・。 └───────y────┘ ┌──────────── | いや、簡単でいいんだ。 | 僕たちは多くのテロリストと戦ってきたけど、 | 今までとは違うと思ったところだよ。 └────────────y───────┘ ハ_ハ 虐_∧ ( l, ・∀) (^∀^ ) 15 :69/91:2007/12/02(日) 13:59:14 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | そうですね~強いてあげるとすれば・・・ └──────────y────────┘ ,虐_∧ ハ__ハ ( ^) (-∀-;l) ┬┬┬┬┬┬┬( i)┬┬┬┬┬┬┬(i ,)┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) O ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _______ ヽ_ヽ_)_______(_/_,/______________ 16 :70/91:2007/12/02(日) 14:00:07 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | 『理念』ですかね? └───────y──┘ ┌──── | 『理念』? └───y──┘ ,虐_∧ ハ__ハ ( ^) (・∀・;l) ┬┬┬┬┬┬┬( i)┬┬┬┬┬┬┬(i ,)┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) O ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _______ ヽ_ヽ_)_______(_/_,/______________ 17 :71/91:2007/12/02(日) 14:01:16 ID:9AzA+Gbh0 ┌( ライモラ )──────── | うまく言い表せないんですけど、テロってのは目的はあっても | 手段をいとわず、人質を取ったり一般人を虐殺したり・・・・ | 恐怖で圧して自分達の目的を達成しようとするのがほとんどだと思うんです。 └─────────────────────────────────┘ (彡Oミ) ∧_∧ ∧_∧ (´<_,` ) (; ・∀・) (; TдT) ┯=〓三∩≡⊂) (≡≡≡) .(≡≡≡) ∧_∧ | | | ( ̄__)__) ( ̄__)__) と⌒⌒;;;ζ;А・)つ (_(__) ,,,,,,,.........., ./"´:;;::;;;: ::::;::"ソヽ / ,ヘ~-ー'´⌒``ヽ:ヽ / ノ 彡:三:三:三:ミ |: \ | |. __,,;;ィ t;;;;,,,_ ヽ | | |シ $ 石油 .ミ| | !r、| ''''''. | | '''''' Y ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ{ ヽ. (r、 ,n) /:: };ノ / し} : 、___二__., ;:::::jJ < テロに屈したら負けかなと思ってる。 !、.:. ´ ..::::... `ノ::::ノ \ _,〉、ゝ '""'ノ/:| \_______________ __,,ィ';;;;ト `ニニ: ::..ノ|ヽ、_ -ー''''"";;;;;;;;;;;;ヽ \::::::::/ /;;;;;;;;;;;`''ー-、,,,,__ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ >< /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;"'' ┌( ライモラ )────────────────────┐ | でも、ジャスティスは違う気がするんです。 | 確固たる理念を持っていて、テロリストとは違う。 | まるで俺たち正規の軍のように威風堂々としていて、 | 明確な意志を持ってるような・・・・ └─────────────── 18 :72/91:2007/12/02(日) 14:02:10 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | なるほど理念ね。君にはそう見えたか。 └──────────y───────┘ ┌───── | ・・・って、敵に対してこんな事いってるのって | ちょっとまずいですよね? └───────y─────────────┘ | 心配しなくていいよ。僕は何も言わないから。 └────────────y───────┘ ┌─ | ・・・・・・ └──y──┘ ハ__ハ 虐_∧ (l;・∀・) (^∀^ ) (つと ) ( つと ) TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌─────────^───────────┐ | 君に話したいこと事ってのはこれじゃないんだ。 | とにかく、そのジャスティスのことだけどね。 | 彼らの居場所がわかったんだ。 └────── 19 :73/91:2007/12/02(日) 14:03:47 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | え・・・ホントですか?一体どこに? └────y───────────┘ ┌───── | ああ。そこはね・・・ └──────y───┘ ハ__ハ ,虐_∧ (l, ・∀・) ( ^ー^ ) ( つと ) ( つと _) TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 20 :74/91:2007/12/02(日) 14:04:39 ID:9AzA+Gbh0 ┌─────── | ハァーブルグ山だよ。 └─────y─────┘ // ,虐_∧ ハ__ハ ( ^) (l ,) ┬┬┬┬┬┬┬( i)┬┬┬┬┬┬┬(i ,)┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄O | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) O ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ _______ ヽ_ヽ_)_______(_/_,/_____________ 21 :75/91:2007/12/02(日) 14:05:30 ID:9AzA+Gbh0 /`l / .| / | __,,,---, γ´ ,,-‐'''' ̄ ./ | __ ヽ ./ ┌( モラゼン )────── ノ i:;;::j .i /^ヽ / | そう・・・・君の生まれ故郷、ルタのね。 |  ̄ .J〈 〉 | ..└─────────────────┘ ヽ─、 ´ヽ_/ / `‐,- -< / \ / ,、 ヽ 22 :76/91:2007/12/02(日) 14:06:17 ID:9AzA+Gbh0 __,ii_ ,_i_i| _i‐i-、 |_ __i_ ___,─-i_ | |[]| | |[]| |:::::::::|::;|__i-| |._! |;;;;| ┬ | | |─i_ Τi | |[]| | |[]| |:::::::::|:i-! |田田|;;;;|===|;;;;| _,-┴─‐,‐、 田| | | | |_| ̄|___ i''~ ̄ ̄ ̄| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |┌───────────.l≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| || 隊長・・・・なぜわざわざ ≡≡|;;;;;|---i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| || それを俺に伝えに? ..≡≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |└─────y──────┘ .≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡虐_∧ ]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i イTTTTTTTTTTTTT(, ^ー)TTTTT ,ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTT イ/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ) ̄ ̄ ̄(l;-д-) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..イ/ | ..| | | ,( ) / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / (__)_) _/ ┌──────────^───────── | いずれジャッカルはあの地でジャスティスと戦闘することになる。 | その時君がつらい過去を思い出しては戦闘に支障が出るだろう。 | だから今のうちに言っておこうと思ったんだよ。 └─────────────────────────────┘ 23 :76/91:2007/12/02(日) 14:08:10 ID:9AzA+Gbh0 __,ii_ ,_i_i| _i‐i-、 |_ __i_ ___,─-i_ | |[]| | |[]| |:::::::::|::;|__i-| |._! |;;;;| ┬ | | |─i_ Τi | |[]| | |[]| |:::::::::|:i-! |田田|;;;;|===|;;;;| _,-┴─‐,‐、 田| | | | |_| ̄|___ i''~ ̄ ̄ ̄| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |┌───────────.l≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| || 隊長・・・・なぜわざわざ ≡≡|;;;;;|---i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| || それを俺に伝えに? ..≡≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |└─────y──────┘ .≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡虐_∧ ]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i イTTTTTTTTTTTTT(, ^ー)TTTTT ,ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTT イ/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ) ̄ ̄ ̄(l;-д-) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..イ/ | ..| | | ,( ) / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / (__)_) _/ ┌──────────^───────── | いずれジャッカルはあの地でジャスティスと戦闘することになる。 | その時君がつらい過去を思い出しては戦闘に支障が出るだろう。 | だから今のうちに言っておこうと思ったんだよ。 └─────────────────────────────┘ 24 :77/91:2007/12/02(日) 14:09:12 ID:9AzA+Gbh0 ┌───── | つらい過去ですか・・・。確かにあの時のことは | 俺にとってはつらい記憶でもあります。 └────────────y────────┘ 虐_∧ イTTTTTTTTTTTT ( ^ー^)TTTTT ,ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTT イ/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(, `:´ ) ̄ ̄ ̄(l, -∀-) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..イ/ | ..| | | ,( ) / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / (__)_) 25 :78/91:2007/12/02(日) 14:10:20 ID:9AzA+Gbh0 ┌─────────── | でも、同時に俺の生きる目標が見つかった時でもあるんです。 └────────────────y───────────┘ 虐_∧ イTTTTTTTTTTTT ( ^ー^)TTTTT ,ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTT イ/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(, `:´ ) ̄ ̄ ̄(・∀・ ,l) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ..イ/ | ..| | | ,( ) / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / (__)_) 26 :79/91:2007/12/02(日) 14:11:15 ID:9AzA+Gbh0 『 13年前・・・・あの時、俺はまだ9歳でした 』 ┌──────┐ |: : : : : : : : : : : : | .┌──┐ .|: : : : : : : : : : : : | /\ . ┌────────┐ .|: : : : | ┌──┘: : : : : : : : : : : : | ノゝ ヽ |: : : : : : : : : : : : : : : : | ───────┘: : : : |──────┘: : : : : : : : : : : : : : : : : : └───┐ _ヾ ヾ |──┘: : : : : : : : : : : : : : : : └─────┐ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : └────┐: : : : : : : : : : : : : : : ::| ̄ ̄ ̄~|\: : ┌──-| | |___| ̄ ̄ ̄ ̄|\: : : : : :__: : : : : : : : : : : _/ヘ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : └、______: : : : : : : | | |: : : : :/]: : : | | | ロ ロ ロ.| | ./ //. . : : : : : : : : ::/;.;/ ____/ ̄ ̄ ̄ ̄~| ..\\....,,,|:|ー--l.|~~ |: : : : : : _|_ / > | |: : : //: : : : | | | └┬─ / //__/^\_: :/;:./ .:.:.:.: \ __|__ . \\ |:| . .||__;;...,ソ~~| 丿~∟/ ヾ,/∨\/.l___//ヾ___.| | |============,| ,/ // ..,へ;.;\,/;;;/: __ ,,|__/ :;: ..|/^ヘ,/\|:| / ../|_|___,| .| l W | | ,l/\_. | | | /\\/.:. ,,/__ヾ_/..,,,,.\/;;;/_ |;;|___/ ./ |__|^|__// ̄// ̄~l | _〉〉ロ_,|───|_ | ,| _/| | | |\ / \\ ./.;/ /;;;/ _|;;l /|.. ;; ; ;; |_,,|--'二〉〉/;;∩;;|_|ー'''' '' ;|;;;;;;l | ;;; 〈二| | | | | \/ ゞ/.;/:: \/ヾ,,/;;;/;.; |^l | | /| | _ '''''  ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ___| | | | ______/.;∠____::: _/;;;/ \;. |⌒l ._l | / |/ /_/ ┌─── '''| | |___/_|__|__/ ̄ ̄/__∟|__/\/ |⌒/ | | / ` | なんて悲惨な有様だ・・・・・ .| | |_|__|__|__|___\\ ;;;;; ̄| ./ ̄ ̄ ;;;;;| / .| |/ <> | これが・・・・ /ヾ/__|__|__|__|__|_,| ;;:; `|/ ̄ ̄ _/___|/ └───────O─────┘ |;;;/__|__|__|__|__l_lー─── | :... o , ,...,,| ::...: ` ∧∧ ) , ゚ 虐_∧ ` , ' | ::...: と(_-*と_^⌒つ ∧,,, (,;^ー^) ,__ _/;| へ _ ,;;;;;,;,;;;∵ とζ(Д。O_⌒;; つ -==========(|と ) ` . / /\/__.l;:.l √\ \/\/\ \;;\ /^/ Y 人 ./ ̄\/,| |.;;| / \ \. \;;\ ./;;/ (__)J ,ヘ_ _| | |⌒|,.,| ::...: \ /;;;/;/\ \;;\/;;/ / ̄ ̄ ̄\ \\ / ;;; | | |,;,| ─┬─┐/ / ;;.\;;∧ |\___/| ,\\,,,/ | | |,.;l\,ヘ ─┴┬└、 /;;\|^l ./;∧;;\ .\|___|/ ` と⌒⌒;;;ζ;А・)つ . ` ,. ヾ/ ;;;;;;::::;;;;:.:....| | |;::l / 27 :80/91:2007/12/02(日) 14:13:26 ID:9AzA+Gbh0 _ ___ . |:;:| ________/\ | |;.;| (;.:;;' ;, ;;,;・;,; 。 ;,;;,;, ; __|__|__|___|\ ヾ/ ̄|\ |;:;| :::::::|_:.__::|__|\ \| ̄  ̄~|ー┴┴、ー、 :.. __|_|__|\ \| ̄ .:: .. | \ \::.. _|__:;;;|\ \| ̄ .| :. \ \ ;;、;;;,; ;, ;,;, ;;;,,,,_;|\ \| ̄'' .. ;;. l :. ::. |;::; | 、;,;,;,,:;,;:;,;,, ' \| ̄ ;;. : . | |;;: .l ┌───── ,,;:,;,:.;,,;・;;,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~\ \ \.| ここもか・・・・ ____ 。 ゛ ,\ |;:.,;|└──y─────┘ :/ ̄. ̄'"ヽ__/| \ |:..,.| |\___ト、_|/ \ .|.:;,.| 虐_∧ \|__;_;_;_;_;! 、;,;,;,,:;,;:;,;,, ;;;,;,・;,;::;,;, .\_/.:;/ (^ー^;,)_ _ 、_|_, /\ __  ̄ (`:´ ,) .|| ;;,;・;,; / \/ | /il;〉 | | | ; || , ,;, , <> / \ | \i/ (_(__) ; || / / | | _ ~~ ,; ;;', i ;; `;; ,;,;;; ;,;,;;,; |\ / / /| /\;:.\ __ ,; ;;', i ;; `;; ,;\.\ / ///> ; ;,;, ,, \  ̄ ̄ ̄,\,;.\ ─┬─┐ \.\/ / \//ミ ァ、 iコ /'〉,,;; \ \.;,\ ._ ─┴┬└、 /\|/ /| .ヽ ,,;;,;;:ロy';;,;,;:, \ ;,. ,;.;,  ̄ ̄|:.;:,| ┬─┴─‐| |\___//,;,;;; ;; .\ ..\.;\ ┴─┬─‐\ `ー──'´ ;; ;;,;,;:;,;,,;,,,;,’::,) \ .\:;\ 28 :81/91:2007/12/02(日) 14:16:31 ID:9AzA+Gbh0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄^\ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: \ 、 、 , , ___/\_____ .:.:.:  ̄\ 虐_∧ /、;,;,; .:.:.:.: ,;,, .;: .;: \ (^ー^ ) __/ 、;,; ,;,,: ;, ;: ;,;,, ___________| .( `:´ ,) |______________ 、;,;, /ヽ /\ | | | :/ ̄. ̄'"ヽ・ ’ , /</ \| ̄\ノ ;.:,;,;..;,,;;;;;、 ,,;:,;,:.;,,;・;;, |\___ト / \ \ \|__;_;_;_;_;! / /| | ∧_∧ |\ / / |> とζ⌒_つ;。Д)つ \\ ./ /  ̄| \\/ / | ;;,;・;,; 。 ロ ;;,;;,;, ; \|∧\ /| 、 . ;;,,;,: \二二|/ ;;, ;;.:;;' ;, ∧,、 o と(д;,.:@⌒つ ,;,;; ;;,;,;;;∵, ;; ,, ;,;,:;;,,, ,;,;,、 ァ、 ;,' ;,; ハ_λ ,;,;', ;;;,;,/il;〉 ;;,; ;,;, ,, ;:;, (。;Д・,)⌒ ::;:;;;..:つ 29 :82/91:2007/12/02(日) 14:17:10 ID:9AzA+Gbh0 ┌──── | 今わずかに動いたような・・・ └────○────────┘ o ゚ 。 虐_∧ (,;^ー^) ,;,;,、 ァ、 ;,' ;;, ;;.:;;' ;, (, `:´ ) | | | (__)ノ 、 . ;;,,;,: ∧,、 o ;;, ;;.:;;' ;, と(д;,.:@⌒つ ,;,;; ;;,;,;;;∵, ;; ,, 30 :83/91:2007/12/02(日) 14:17:50 ID:9AzA+Gbh0 ┌──── | やはり・・・息をしている! └────○───────┘ o ゚ 。 ,虐__∧ (,; ^ー) 、 . ;;,,;,: / つ つ ∧,、 o ;;, ;;.:;;' ;, ( ̄_)__)と(д;,.:@⌒つ ,;,;; ;;,;,;;;∵, 31 :84/91:2007/12/02(日) 14:21:10 ID:9AzA+Gbh0 _ ___ . |:;:| ________/\ | |;.;| (;.:;;' ;, ;;,;・;,; 。 ;,;;,;, ; __|__|__|___|\ ヾ/ ̄|\ |;:;| :::::::|_:.__::|__|\ \| ̄  ̄~|ー┴┴、ー、 :.. __|_|__|\ \| ̄ .:: .. | \ \::.. _|__:;;;|\ \| ̄ .| :. \ \ ;;、;;;,; ;, ;,;, ;;;,,,,_;|\ \| ̄'' .. ;;. l :. ::. |;::; | 、;,;,;,,:;,;:;,;,, ' \| ̄ ;;. : . | |;;: .l ,,;:,;,:.;,,;・;;,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~~\ \ \. 。 ゛ ,\ |;:.,;| ┌─────── \ //.|:..,.| // < 誰か!こっちへ来てくれ! ,,,∧虐∧ .|.:;,.| ∧虐∧ └───────────┘ ;,;(・∀・ )__/.:;/ (・Д・ ).. 、_|_, /\ __ .( ) ( ) .|| ;;,;・;,; / \/ | | | | | | | ; || , ,;, , <> / \ | (__)_) (_(__) . || / / | | ___ ,~~ ,; ;;', i ;; `;; ,;,;;; ;,;,;;,; |\ / / /| /\;:.\ __ ,; ;;', i ;; `;; ,;\.\ / ///> ; ;,;, ,, \  ̄ ̄ ̄,\,;.\ ─┬─┐ \.\/ / \//ミ ァ、 iコ /'〉,,;; \ \.;,\ ._ ─┴┬└、 /\|/ /| .ヽ ,,;;,;;:ロy';;,;,;:, \ ;,. ,;.;,  ̄ ̄|:.;:,| ┬─┴─‐| |\___//,;,;;; ;; .\ ..\.;\ ┴─┬─‐\ `ー──'´ ;; ;;,;,;:;,;,,;,,,;,’::,) \ .\:;\ 32 :85/91:2007/12/02(日) 14:21:55 ID:9AzA+Gbh0 ┌──────── | どうしたモラゼン・・・うっ! | なに死体かまってんだよ! ∧虐∧ └────────y────┘ (・∀・ )つ ○ ノ ∧虐∧ ヽ/ i_) ( ・∀・;)つ (_/ ( つ / | | | (__)ノ ┌─────────── | 死んでいない。この子はまだ生きている! └────y───────────────┘ ,虐__∧ (,; ^ー) 、 . ;;,,;,: / つ つ ∧,、 o ;;, ;;.:;;' ;, ( ̄_)__)と(д;,.:@⌒つ ,;,;; ;;,;,;;;∵, 33 :86/91:2007/12/02(日) 14:22:42 ID:9AzA+Gbh0 ┌──────── | 本当だ・・・・生きてる! ┌────── .└───────y────┘ | だが虫の息だ・・・ | 急いで医療班のところに運ぶぞ!早く! └────────y──────────┘ ∧虐∧ 虐__∧ (;・Д・) ∧虐∧ (,; ^ー) ( ) (・д・;,) 、 . ;;,,;,: / つ つ ∧,、| |o と と ヽ ;;, ;;.:;;' ;, ( ̄_)__)と(д;,.:@⌒つ (__(_ ̄) ,;,;; ;;,;,;;;∵, ┌─────^─── | 大丈夫なのかよこれ・・・。 └────────────┘ 『 その後、ベッドの上で死ぬのを待つしかなった俺を隊長は あらゆる手を尽くして助けてくれ、さらに両親が死んで身寄りのない 俺を引き取ってここまで育ててくれました。 』 34 :87/91:2007/12/02(日) 14:23:12 ID:9AzA+Gbh0 ┌────────────── | 感謝してもしきれません。だから俺は決めたんです。 | 軍隊に入り俺を救ってくれたモラゼン隊長・・・そして東国のために戦おうと。 └──────────────────y──────────────┘ 虐_∧ TTTTTTTTTTTTTTTTTT.(^ー^ )TTTTT ,ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(, `:´ ) ̄ ̄ ̄(-д- ,l) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ,( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__) ┌───────────^─────────┐ | あの地獄の中から救ってくれた隊長と東軍は | まさに俺にとって英雄でした。 └────────────── 35 :88/91:2007/12/02(日) 14:25:06 ID:9AzA+Gbh0 ┌─────────── | 英雄か・・・モラゼン君、 | 戦争にはね、英雄なんて存在しないんだよ。 └───────────y─────────┘ ┌─── | え・・・? └───y─┘ 虐_∧ TTTTTTTTTTTTTTTTTT.(^∀^ )TTTTT ,ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(, `:´ ) ̄ ̄ ̄(・д・ ,l) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ,( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄| | |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__) ┌────────^────────── | 時代が変われば国も戦争も、誰が敵かも変わるんだ。 | 戦争が終われば戦いの英雄はただの殺人鬼として処刑される。 | 東国もひょっとしたらいずれ西国に支配されるかもしれない。 └────────────────────────────┘ 36 :89/91:2007/12/02(日) 14:25:50 ID:9AzA+Gbh0 ┌─────────── | そ・・・それでも俺はモラゼン隊長を助け続けたいんです! | そしていつか東国がこの大陸を支配するのを見たいんです! └────────────────y───────────┘ 虐_∧ TTTTTTTTTTTTTTTTTT.( ^∀^)TTTTT ,ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(, `:´ ) ̄ ̄ ̄(・д・;l) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | ,(_^) つ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(__)_) ̄ ̄ ̄/ ,、 ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .(_/ ヽ_,) ┌────────^─── | それが君の戦う理由かい・・・・。 | 戦う理由は人それぞれ。今はそれでいいかもしれない。 └─────────────────────────┘ 37 :90/91:2007/12/02(日) 14:26:30 ID:9AzA+Gbh0 ┌─────────── | だけどね、戦う理由を国や僕に預けていたら君はいつか苦しくなる。 | 僕は君が苦しむのを見たくないんだよ・・・・ライモラ君。 └────────────────────y─────────┘ TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT ハ__ハTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(;・∀・,) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_(__) ┌──────────────^────┐ | ・・・・それってどういう意味ですか?隊長。 └──────────── 虐_∧ ( ^∀^ ) ( `:´ ,) | | | (__)ノ 38 :91/91(終了):2007/12/02(日) 14:28:20 ID:9AzA+Gbh0 __,ii_ ,_i_i| _i‐i-、 |_ __i_ ___,─-i_ | |[]| | |[]| |:::::::::|::;|__i-| |._! |;;;;| ┬ | | |─i_ Τi | |[]| | |[]| |:::::::::|:i-! |田田|;;;;|===|;;;;| _,-┴─‐,‐、 田| | | | |_| ̄|___ i''~ ̄ ̄ ̄| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;:|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;:|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;|---i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡≡≡≡| |[]| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i 田| | | | |≡≡≡| i≡. ハ__ハ []| |:::::::::|:| |田田|;;;;|===|;;;;| |≡≡≡|;;;;;| ロ_ i TTTTTTTTTTTTTTTTTT,(;・∀・,)TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( ) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | __上__ ,、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(_(__) ̄ ̄ ̄ ̄ | 七  ̄ ̄ / | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ 三| ー ‐‐/ i | γ ヽl | l ┌────────────┐ . | /ヽ /ヽ | | . いつかわかる時が来るよ └‐‐┐ ..l 、___, l └────────┐ 必ずね。 | \ `ー‐´ ,/ └─────┘ >‐- ‐< / \ 【 To be continued 】 39 : ◆xj19/cdmo6 :2007/12/02(日) 14:38:47 ID:9AzA+Gbh0 ┌───────────────────── │ >>3のテンプレは◆7U7pCDWf6U(◆T86FogGudo)氏の | 書いてくださったものを使わせていただきました。ありがとうございます。 │ >>1は自作ですが低レベルな仕上がりでごめんなさい。 └────────────y───────────────────┘ ∧白∧ ( ´ー` ) ''''''''''''''''' 40 : ◆xj19/cdmo6 :2007/12/02(日) 14:46:08 ID:9AzA+Gbh0 ┌────────────── | 書くのが遅くミスも多いですが、これからも | がんばっていきたいと思うのでよろしくお願いします。 | ではまた。 └──────────y─────────────┘ ∧白∧ ( ´ー` ) '''''''''''''''''
CRUELTY WAR’S 第八話
44 :CRUELTY WAR'S 1/30:2007/12/17(月) 20:01:44 ID:SOvvxDW70 ┌< 前回までのあらすじ .>─────────────────────────┐ | | | ジャッカルの調査によりジャスティスの居場所はハァーブルグ山だと発覚した。 | | しかしその山はかつての中立都市:ルタに存在しており、 | | そのルタはライモラの生まれ育った場所だった。 | | 一方ジャスティスは西軍のマルミラ少将を介して西軍との連絡を図るのだった。 | | | └───────────────────────────────────┘ /~~ ~二二 ∩_∩ i ───z___ / 西 / ミ,,-д) ( ´∀`)[c /~~ 45 :2/30:2007/12/17(月) 20:02:17 ID:SOvvxDW70 マターリモララーと虐殺モララーの戦争 : 外伝 ━━━━━━━━━━━━『 CRUELTY WAR'S 』━━━━━━━━━━━━━━━ 第八話『 西国将軍-モナビン 』 ── 西軍総合統轄指令施設 フォーチュンドーム ___ __ ____ , -'''二/ ___` / ,,_|´__`ヽー--、... // ;;;:/ :/´ .i;; ` l :| :;;i ヽ ヽ ;;;,\\ / / ;;;: / :/ i;; | :| :;;i. l | ;;;, \\ / / ;;; / / i;; | :| :;;i. | | :;;, ヽ ヽ | | __|_|_____|_|___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| | | | |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ..y────ヾ| |ミ|:::::::| |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ||| |:ロ ロ ロ| |ミ|:::::::| |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ||| |:ロ ロ ロ| |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ___皿:|:ロ ロ ロ| |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;レ | |:::::::| ミ|:期へ器器l ̄l器l ̄l器ミ器{{ }}{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;; | |:::::::| ミ|:期へ器器l_l空l_l器ミ器{{ }}{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;;;レ TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT 46 :3/30:2007/12/17(月) 20:02:49 ID:SOvvxDW70 人ノし、_人ノし_人ノし、人ノし、_人ノし、_人ノし ) 少佐!マルミラ少将と思われる ( ) 人物からの無線をキャッチしました! ( ⌒VY⌒VY| /Y⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒V ||/. /|/ ∧∧ / \/. (゚ー゚*) ./ ∧_∧ ∧_∧ (つ/ニ/0 \././())´∀`) (・∀・ ) ~| | /./ と ./~ ̄l ( ) し´J /.∧_∧( /. | | | | (()) )=----´ (_(__) と ./~ ̄l_||_ ( /. | ゚ ┌────────^──────────────┐ ==----´ | なに~?マルミラ少将だとぉ? _||_ | 少将はたしか東軍の捕虜となっていたはずだが? ゚ ゚ .└─────────────── ∧∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ (゚Д゚(() (´∀`(() (・∀・(() (・ω・(() (゚Д゚(() と と ,) O と ) と と ,) と と ) と と ,)  ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ ┌─────────^─────────────────┐ | 発信源は東国内からですが、 | しかし暗号も正確、確かにマルミラ少将本人と思われます。 └───────────────── 47 :4/30:2007/12/17(月) 20:03:22 ID:SOvvxDW70 || 人ノし、_人ノし、_人ノし、人ノし、_人ノし、_人ノし、_人ノし、_人ノし、λ || ) よーし、無線の内容を一言たりとも漏らさずに記録しろ! ( || ) このことを元帥に報告する! ( || ) より正確に東国内での発信源を割り出せ! ( || / ⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY| /Y⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY⌒VY´ ||/. / |/ ∧∧ / \/. (*゚ー゚) ./ ∧_∧ ∧_∧ (つ/ニ/0 \././(∀` (() ( ・∀・ ) ~| つ /./ と ./~ ̄l ( ) し''´ /.∧_∧( /. | | | | (()) )=----´ (_(__) と ./~ ̄l_||_ ( /. | ゚ 人ノし、_人ノし、_人_ ==----´ ) ( _||_ ) 了解!! ( ゚ ゚ ) ( ⌒VY⌒VY⌒VY⌒ ∧∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ (゚Д゚(() (´∀`(() ())・∀・) (・ω・(() (゚Д゚(() と と ,) O と ) と と ,) と と ) と と ,)  ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄ ̄ ̄/ 48 :5/30:2007/12/17(月) 20:03:55 ID:SOvvxDW70 ┌ | ─── まさかマルミラ君にレジスタンスが絡んできたとはねぇ。 └────────────────────────────┘ | 『ジャスティス』という組織は信頼しかねます。 | そもそもたかが一組織に我々が協力する価値のあるほど | 実力があるとは到底思えません。 ┌───────└──────────────────────────┘ | 確かにその辺は怪しいよなぁ。でもマルミラ君を見捨てるわけにはいかない。 | 今回の事件・・・・・モナビン中将に任せるというのはどうだろう? └─────────────────────────────────┘ ___ __ ____ , -'''二/ ___` / ,,_|´__`ヽー--、... // ;;;:/ :/´ .i;; ` l :| :;;i ヽ ヽ ;;;,\\ / / ;;;: / :/ i;; | :| :;;i. l | ;;;, \\ / / ;;; / / i;; | :| :;;i. | | :;;, ヽ ヽ | | __|_|_____|_|___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| | | | |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ..y────ヾ| |ミ|:::::::| |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ||| |:ロ ロ ロ| |ミ|:::::::| |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ||| |:ロ ロ ロ| |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| |;;;|口口;;;|;;;|口口;;;|;;;|口口| ___皿:|:ロ ロ ロ| |ミ|77 | |ミ|ロ ロ ロ ロ ロ ロ| {;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;レ | |:::::::| ミ|:期へ器器l ̄l器l ̄l器ミ器{{ }}{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;; | |:::::::| ミ|:期へ器器l_l空l_l器ミ器{{ }}{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;;;;;;;;;;;;;;;;;{{ }}{{ }};;;;;;レ TTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTTT ┌────────────────────────────┐ | 軍略の腕、マルミラ少将との友好関係を考慮すれば適任かと。 └───────────────── 49 :6/30:2007/12/17(月) 20:04:26 ID:SOvvxDW70 ┌──────────────── | ん、だろうねぇ。マルミラ君もモナビン中将を指名してきたよ。 | なら今回の件、彼に任せるとしようか。 └───────────────────────────┘ / 从从 | ./ ハvVv | / ルwwヽ | / Wwwリ ∧□ | ./ _|:|_ <゚д゚,,> l / __________|~~~|_____と ,メ つ___________|/ `--' と,, )~ `ヽ) 50 :7/30:2007/12/17(月) 20:05:00 ID:SOvvxDW70 人ノし、_人ノし、_人ノし、λ ) ( | ̄''‐‐--,,,, ) モナビン中将!! ( ,,,--─'''' ̄| |  ̄'''‐--,,________) (________,,,,,--''''' ̄ | | | ⌒VY⌒VY| /VY⌒VY´ .| | | | |/ | | | | \ | | | | \ l´ヽ, | ̄ ̄ ̄ヽ / .| | | | \ | \ | ,| / | | | | | `─'、,、__,、_,,,l / / | | | | \ | ヽ , | / | | | | \ / i ̄~j i~ ̄j ヾ, / | | | | \,, /  ̄  ̄ ヽ | | | ┃ ┃¨ \ t ̄ ̄ヽ ,/ ━ ┃ | | ┃ ┃ ヽ、__  ̄ ̄ _,/ ━━━┛ | | | _,,,--''' ̄  ̄  ̄''‐‐-,, | | | | ,-─-‐'' ̄ |  ̄'''‐--'''7 | | | | ( _,,-─'''~| ヽ / |~ ̄''─-,, ) | | | | ー'' ̄ | `メ、 |  ̄'ー'´ .| | | | | ,ノ ヽ .| | | | | | | | | 51 :8/30:2007/12/17(月) 20:05:34 ID:SOvvxDW70 ________ /|i i|\ ./ ..|i i| \ | |i i| | | |i i| | | |i i| | ___________| |i________,| |__________ | / .\ | |/. ∧□ .\| <,゚Д゚,> と ,メ つ ───【 グレイ・ギコルァ 】 O | 性別:男 `J 階級: 第7師団第2大隊隊長 ┌─────────^────────────┐ | 一大事です中将!つい先ほど、 | 東軍に捕らわれていたはずのマルミラ少将から | 西軍に無線連絡が入ったそうです! └ ┌───────────────────┐ | そんな大きな声で言わなくとも聞こえとるよ。 | グレイ。 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄└────────── / \ 52 :9/30:2007/12/17(月) 20:06:07 ID:SOvvxDW70 | | | | | |──────┬──────┬──────| | | | ┌──────────── | | | | | そうか、やはり来たか。 .| | | | | そろそろとは思っていたが・・・ .| | | | └───────y───────┘ .| | | |──────┴──────┴──────| | | | ∧_∧ | | | | (´ー` ,,)^] | | | | /`i [i] ミ | | | ────|__|────/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\────|__|──── / \ [二二二二二二二二二二二二二二] | | | | |_______________,| 53 :10/30:2007/12/17(月) 20:06:39 ID:SOvvxDW70 /`l r─‐‐----;;,,,___/ .| ヽ ´ | \ γ ヽ |────-、 ┌───────┐ `i |::::::::::::::::/:::::| | マルミラめ・・・ .└┐ | -‐ ‐- ,|:::::::::::::/:::::: / └┐ 不憫な男よ。 | | __, ,/::::::::::::/:::::::/ └───────┘ ヽ;; ____ ,_,/::::::::::::/:::::::/ /ヾ、_,_/ ,ヾ~~^ヾ::: /::::::::| ──【 モナビン・リトラー 】 / \/ヾ__/ヽ/ ヾ ヽ|::::::::::| 性別:男 / |/| ※ | ヾilili/::::::::::| 階級:中将 / / | | |ii| | .| |i|i/:::::::::::| 第7師団師団長 / / メ |,、| / ノ:::::::::::::| ,‐ヽ / / / /::::::::::::::/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ :.:.::.:.:.: .:.:.: .:.: :.:.: .:.:.: .:. ..:.: .:.:.:.:.: ;.,;,;,;,.;..: 54 :11/30:2007/12/17(月) 21:38:34 ID:SOvvxDW70 ┌───── | マルミラはわしにジャスティスに協力するよう | 頼みにきたのだろう? | └────y────────────────┘ __________| ・・・!はい、まさしくその通りです。 / └────────y───────┘ / 、、 , , / ∧_∧ ________ ∧□ / [(,, ´ー`) ./ /| <゚Д゚,,> / | ヽつ`i つ/ / | と ,メつ | ~`ヽ/ / | | |~ `‐-,/ / / し`J / / / |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 55 :12/30:2007/12/17(月) 21:39:20 ID:SOvvxDW70 ,,--‐‐-、 . |´ヽ, | ,i | ヽ| i ┌──────────── .. |,/ `‐‐---、! | レジスタンスである『ジャスティス』は屈強、 , / , ヾ .| 味方すれば西国に必ず利あり ,l i ̄) 〉 < そして特に私と昵懇であったモナビン中将に i _. ̄ / | 応援を要請する・・・・と。 ヽ,─` _,,ノ └────────────────────┘ `'l ヽ i ヾ, i ヽ 56 :13/30:2007/12/17(月) 21:40:00 ID:SOvvxDW70 ┌───── | ふふふ・・・相変わらず抜けた男よ。 | 大方奴らにそそのかされたんだろう。 | ジャスティスを利用して手柄をあげるつもりだろうが、 | 逆に利用されておることに気づかんとは。 |_________ └────y──────────────────┘ / / ∧_∧ ________ ∧□ / [(,, ´ー`) ./ /| <゚Д゚,,> / | ヽつ`i つ/ / | と ,メつ | ~`ヽ/ / | | |~ `‐-,/ / / し`J / / / |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / ┌────^───────┐ | | / | それはどういう事で? | |/ └  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 57 :14/30:2007/12/17(月) 21:40:36 ID:SOvvxDW70 ┌──────── | ジャスティスは東国に正面から対抗しうる | 後ろ盾が欲しいのだよ。 └─────────y─────────┘ l´ヽ, /`l | ヽー-/ . | | ヽ.| ┌──────── i i | そのためにマルミラをリーダーに | -‐ ‐- i < 仕立て上げ、公式な西軍との | __, l | 関係を築こうといておるのだろう。 ヽ、, ノ .└────────────────┘ /` 〈::;;;;〉 'ヾ^ヽ / \/ l;o;lヾ ,| / / .|ii| .iiii 58 :15/30:2007/12/17(月) 21:41:09 ID:SOvvxDW70 | ┌───── | | そこまで読んでおられるとは・・・流石ですモナビン中将! | └──────────────────y──────┘ ┌──────── | おおよそこのくらいのことがわからんでは | 師団長は務まらんよ。グレイ。 |___________ └────y──────────────┘ / / ∧_∧ ________ ∧□ / [(,, ´ー`) ./ /| <゚Д゚;> / | ヽつ`i つ/ / | と ,メつ | ~`ヽ/ / | | |~ `‐-,/ / / し`J / / / |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 59 :16/30:2007/12/17(月) 21:41:43 ID:SOvvxDW70 ┌──── | 失礼します中将。 └───y─────┘ /´l l´ ̄ ̄\ / | l ,| / ´ ̄ヽ____,,,| / .ヘ i ,_ _ ,| ───【 シント・リーガン 】 | i::;;;j i;;;::j | 性別:男 i  ̄  ̄ | 階級:中佐 ヽ ─ / 第7師団第3大隊隊長 > ___ < / ヽ / ヘ 60 :17/30:2007/12/17(月) 21:42:16 ID:SOvvxDW70 ┌─── | おお、戻ってきたかシント。 | 悪いな。代わりに会議に出席してもらって。 └───y────────────────┘ | │ 構いません。中将はお忙しい身。 | │ 中将を補佐するのが我らの役目ですから。 | └──────────────y─────┘ |____________________________ / / / ∧_∧ ________ /V二l / [(,, ´ー`) ./ /| ∧□ .(・-・ ,,) / | ヽつ`i つ/ / | <,,゚Д゚> ( ) | ~`ヽ/ / | と ,メつ | | | `‐-,/ / / | |~ ヽ,(_,) / / / し`J |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 61 :18/30:2007/12/17(月) 21:42:48 ID:SOvvxDW70 ┌─── | ・・・・それで会議での決定事項をきこうか。 └───y────────────────┘ | │ はい。今回のマルミラ少将とジャスティスの件 | │ 西軍はジャスティスを支援することに決定。 | └───────────────y─────┘ |_______________________________ / / / ∧_∧ ________ /V二l / [(,, ´ー`) ./ /| ∧□ .(・-・ ,,) / | ヽつ`i つ/ / | <゚Д゚,,> ( ) | ~`ヽ/ / | と ,メつ | | | `‐-,/ / / | |~ (___(_,) / / / し`J |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 62 :19/30:2007/12/17(月) 21:43:23 ID:SOvvxDW70 | ┌─── | | 作戦の全権はすべて中将に委ねられました。 ┌────────└──────────────y─────┘ | そうか。それが元帥のお考えならば | 是非もあるまい。 └───y─────────────┘ |_______________________________ / / / ∧_∧ ________ /V二l / [(,, ´ー`) ./ /| ∧□ .(・-・ ,,) / | ヽつ`i つ/ / | <゚Д゚,,> ( ) | ~`ヽ/ / | と ,メつ | | | `‐-,/ / / | |~ (___(_,) / / / し`J |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 63 :20/30:2007/12/17(月) 21:43:54 ID:SOvvxDW70 | | | | | |──────┬──────┬──────| | | | ┌────────────── | | | | ジャスティスはハァーブルグ山にいると聞く。 | | | | 手頃な場所は・・・・ウラナリ山岳かのぉ。 | | | └────────y───────────┘| | |──────┴──────┴──────| | | | ∧_∧ | | | | [( ´ー`,,)] | | | | |/ `i[i] ミ| | | ────|__|────/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\────|__|──── / \ [二二二二二二二二二二二二二二] | | | | |_______________,| 64 :21/30:2007/12/17(月) 21:44:31 ID:SOvvxDW70 | ┌─── | | ウラナリ山岳・・・・ | | 東国を攻めるんですか?中将! | └────────y──────┘ ┌─────────── | とりあえず攻めておかねばマルミラがどうなるかもわかるまい。 | グレイ、お主に攻めてもらいたいんだが・・・・・ | 今日中に第二大隊の出撃準備、頼めるか? |__ └────y───────────────────────┘ / / / ∧_∧ ________ /V二l / [(,, ´ー`) ./ /| ∧□ (・-・ ,,) / | ヽつ`i つ/ / | <゚Д゚,,> ( ) | ~`ヽ/ / | と ,メつ | | | `‐-,/ / / | |~ (___(_,) / / / し`J |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | / | |/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 65 :22/30:2007/12/17(月) 21:45:05 ID:SOvvxDW70 ┌──────── | きょ、今日中にですか!? ┌────── └────────y────┘ | 東軍はジャスティスと西軍が協調路線を踏むことをおそれている。 | 急がなければ国境も警備を固められて安易に | 踏み込めなくなってしまうからのぉ。 ・・・・無理かね? └──────y──────────────────────┘ /\ /\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ ヽ l´ヽ / ̄`| /`l l ̄ヽ |:::::::::::::::::::::::::::::::| ヘ | `ー'、__,i / ` ̄´ー、| |:::::::::::::::::::::::::::::| _ i Σ |O O ヽ, .| .| |:::::::::::::::::::::::::::::| ´ | |┌─┐ ij ,/ | = = .| |:::::::::::::::::::::::::::::::|. 、_i ヽ ──,,/ ヽ,, - ,ノ |:::::::::::::::::::::::::::::::l _ノ / \ /  ̄ ヽ |:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ;:ヾ / | \ \ / | | | 66 :23/30:2007/12/17(月) 21:45:49 ID:SOvvxDW70 ┌─── | い・・いえ!やらせていただきます! | モナビン中将のためなら、俺はたとえどんな | 困難な任務でもやってのけます!! └─────────y──────────┘ )ヽ ( : ( /V二l ノ: : : ヽ_)ヽ (,, ・-・) ・・・・ ,, (: : :∧□ : : : ) ( ) ((_): <,゚Д゚;>: ( | | | ゴオオヽ: : : (_^) つ : )オオオ (__)___) )ヽ): : :| |: : :(_ノ) ヽ,,,,,:: : し^J : :,,,,,,ノ ┌──── / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 頼もしいのぉ。 / ∧_∧ .└───────‐┘ / [ ̄ ̄ ̄] \ / | | \ 67 :24/30:2007/12/17(月) 21:46:21 ID:SOvvxDW70 /`l l ̄ ̄ヽ / |__l_ | ┌────────── / `ー‐‐i .| ・・・・しかし中将、実際出撃したとしても性急な装備の隊で l _ i | 警備が強化されたハァーブルグ山付近に出撃するのは | i::;;;j l < 危険だと思いますが。 |  ̄ ! └──────────────────────────┘ ヽ ─/ `‐,- < / \ / ̄^ヘ ./ / | ヽ/ _ノ ./ / |、 / / / l `'ー' 68 :25/30:2007/12/17(月) 21:47:29 ID:SOvvxDW70 ┌──────── | 確かに付け焼き刃の隊だけでは危険であろう。 | だがこれは敵を急襲することに意味がある。 └─────────y────────────┘ l´ヽ, /`l | ヽー-/ . | | ヽ.| / ̄ ̄i i ̄ ̄ヽ |:::::::::::.| -‐ ‐- i::::::: ::::| |::::::::::::| __, ,,|::::::: ::| |:::::::::::::ヽ、, ,/:::::::::::::::| |:::::::::::::./` 〈::;;;;〉 'ヾ^ヽ:::::::::::| |:::::::::::/ \/ l;o;l ヾ ,|::::::: | |:::::::::/ / .|ii| iiii:::::::::.| 69 :26/30:2007/12/17(月) 21:48:02 ID:SOvvxDW70 | | | | ┌────────────────────── | 東軍もまさかここまで早く攻撃されるとは思っていまい。 | グレイが奴らの出鼻をくじいた後、わしがじきじきに後詰めとして | 第一大隊を率いて参戦する。 └──────────────y─────────────┘ | |──────┴──────┴──────| | | | ∧_∧ | | | | [( ´ー`,,)] | | | | |/ `i[i] ミ| | | ────|__|────/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\────|__|──── / \ [二二二二二二二二二二二二二二] | | | | |_______________,| 70 :27/30:2007/12/17(月) 21:48:36 ID:SOvvxDW70 ┌─────────── | ようはこれ以上奴らの警備を増強させないためと、 | わしの十分な攻撃準備の時間稼ぎじゃよ。 └────y──────────────────┘ | | ・・・・そこまでのお考えなら |________| 私から言うことは何もありません。 |___ / └────────────y───┘ / / ∧_∧ ________ /V二l / [(,, ´ー`) ./ /| ∧□ (・-・ ,,) / | ヽつ`i つ/ / | <゚Д゚,,> ( ) | ~`ヽ/ / | と ,メつ | | | `‐-,/ / / | |~ (___(_,) / / / し`J |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| / | | /┌──────^───────── | |/ | なるほど・・・・モナビン中将、さすがです!  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |この作戦なら俺たちの勝利は間違いなしですね! └─────────────────────┘ 71 :28/30:2007/12/17(月) 21:49:09 ID:SOvvxDW70 ┌─────────── | では決まりだな・・・・ ┌── ┌─── | これから全隊にこの旨を伝え、 | 了解! . | 了解。 | ウラナリ山岳へ出撃の準備をする。 └─y───┘└─y───┘ └────────y───────┘ / ________ /V二l / |^] ̄ ̄] ./ /| ∧□ (・-・ ,,) / | ヽ ヽ/ / | <゚Д゚,,> ( ) | ~`ヽ/ / | と ,メつ | | | `‐-,/ / / | |~ (___(_,) / / / し`J |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧_∧ | (,, ´ー) | (i ; `i[i]ミ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄< ==个リ (__(_) 72 :29/30:2007/12/17(月) 21:50:19 ID:SOvvxDW70 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ / \ [二二二二二二二二二二二二二二] | | ┌────────────────── | まあジャスティスが我々をどう利用しようと今は関係ない。 | だが、いずれ最後に勝利するのは ─── └──────────y───────────────┘ ∧□ /V二l <,,゚Д゚> ( ・-・,,) ∪ ,メ| ∧_∧ ( ) ~| | ( ´ー`,,) | | | し´J (i `i [i]ミ (___(__) <==个=リ> (__)ノ 73 :30/30(終了):2007/12/17(月) 21:50:57 ID:SOvvxDW70 ┌──────────────┐ | | | ''我々''西軍じゃよ・・・・・・。 | | | └──────y───‐────┘ ,-、 ,,-、. /\ r'' ̄~`l | \ ./ | /`l | ̄ ̄ヽ ./ \_| ,| l \ー‐‐/ | / ーi、___,,,| / ` `ー--i | | / ,| / _、 ,__ .| l | .| _ _ | 〈 i,,,,,j i,,,j | | -─ ─- | | i::;;j i;;::j | \ ,─, ,/ | | ヽ _ ,/ `‐,-  ̄ < ヽ, ──' /// >‐ .-‐< / /ヽ >‐- -‐< / .ヽ ./ 、/ | /´ \<;;;;;;>/ヾ `ヾ | | 【 To be continued 】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 74 :白蛇 ◆xj19/cdmo6 :2007/12/17(月) 21:52:08 ID:SOvvxDW70 ( 人物紹介 ) モナビン・リトラー ∧_∧ (,, ´ー`) 西モララー軍第7師団の総司令官。 (i `i[i]ミ 冷静沈着で軍略は相当の腕。 < ==个リ 勝利にこだわらず状況に応じて的確な作戦を立てる。 (__)_) マルミラとは多少友交があった。 ∧□ グレイ・ギコルァ <,,゚Д゚> と ,メつ モナビン率いる第7師団第2大隊長。 ~| | モナビンを厚く敬愛する血気盛んなはぐれギコ。 し´J /V二l シント・リーガン (,, ・-・) ( ) モナビン率いる第7師団第3大隊隊長。 | | | グレイとは正反対な物静かな男。 (__)___)
貪欲な精霊 3話
250 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 10:58:49 ID:ngme+bXj0 「貪欲な精霊」第3話 ウラーラ・シィリアルVS高橋・シモツシ ド ゴ ッ ! ! ! :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: |..0 #| A霊A _======_ |〔A〕 | (゚3゙ (#) ( ====== _ ̄= つ つ つ  ̄======  ̄ \ | 丶 ⊃ (_ し ∪ 从从从从从从从从从从从从从从 << >> << んざけんじゃねえ!!!!! >> << >> WWWWWWWWWWWWWWWWWWWW 251 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 10:59:27 ID:ngme+bXj0 | ̄| ロロ |二二二 ̄|ロロ _ | \ | | 丶ヽ __ | .|\| | |  ̄ ,丿 / |_| |二二二_| | ̄ ̄ ̄ ,ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;) :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;) :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:::;:;:;:;:;:;:;) 252 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:00:08 ID:ngme+bXj0 ;;;;;;;;;;;;;;;;;; |..0 #| 〔3 .|〔A〕 | 丶 ○ ( .) (_)(_) ____∧____________ / \ |精霊で名前を付けるのが許されているのは | |俺たちコテハン族だけのはずだ!いくら最強| |クラスの裏族といっても名前は付けられねえ| |んだぞ!! | \_________________/ 253 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:00:30 ID:ngme+bXj0 ;;;;;;;;;;;;;;;;;; |..0 #| ・・・・・・ 〔3 .|〔A〕 | 丶 ○ ( .) (_)(_) 254 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:01:10 ID:ngme+bXj0 ミ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ミ |# -..| <って、死んでるやつに話しかけても仕方がねえか | | .〔A| |ナニヤッテルダロウオレ・・・・・・・ .| .( ) \____________________/ 人 Y (__(__) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ |勝手に殺すんじゃねえよ・・・・・・ | \_____________/ 255 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:01:49 ID:ngme+bXj0 :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:彡 |..0 ;|彡 |A〕 . | .( ) ┌─〔高橋〕───┐ 人 Y |!!? .| (__(__) .└───────┘ 256 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:02:47 ID:ngme+bXj0 .┃ \从〔高橋〕从从从从从从从从从从从/ A霊A ┃ > < (; -∀・) .┃ >な、何―――――――っ!!! ,< ( ○ >んな馬鹿な!俺のストレートくらって < ノ ∧ 丶.┃ >生き延びるだと!? .< (_ノ (_)┃ /WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW\ ┌─〔ウラリオス〕───────────┐ |へっ、今のストレートで死ぬわけねえだろ。| └─────────────────┘ ┌─〔ウラーラ(精神)〕─────────┐ |そんな余計なこといわないでください! | |今のストレート、一歩間違えれば死亡確定| |でしたよ! | └─────────────────┘ 257 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:03:34 ID:ngme+bXj0 :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: |..0 #| ―――ちいっ・・・・!なんてスタミナだ! |A〕 .| ( ○ ( ) (_)(_) 258 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:04:28 ID:ngme+bXj0 ( ・∀・)< 場面転換 259 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:05:07 ID:ngme+bXj0 从从从从从从 < > < ぐっ! > < > WWWW丶/WWW ∧∧ ( ;゙A゙)゚.∴ つ つ ==_ | つ / 丶 U / 丶 / (\虐/) / (・ ;) |<三三三||=と つ=||三三三> ノ \ (_丿 (_) 260 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:06:01 ID:ngme+bXj0 (盆@;) 一二三/⌒丶ウビョロー -( )ゝ 一二三| ・∀O| ハ 一二三丶__/ 261 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:06:41 ID:ngme+bXj0 ターン 丶(盆@lil)/ ∧虐∧ ( ゚・∴∵ ・=γ (∀O .)ソコデスカサズッ!! 丶丶 っ`|_|二 つ Y 人 (_/丶_) 262 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:07:28 ID:ngme+bXj0 ∧∧ シュウウウ・・・・・ (゙A゙; ) ┌─〔のー〕────────┐ U :;:; .|くそっ・・・・何やあいつら・・・・・.| | :;:; |滅茶強いやん・・・・・・・・ | と つ └────────────┘ (lil@盆) ┌─〔キモメン〕────────-┐ (へ :;:;: |「気」も飛び散ってきたしもうヤバイ...| .|っす・・・隊長・・・撤退命令を・・・ ...| └──────────────┘ ┌─〔高橋〕────┐ |―――好きにしろ .| └────────┘ 263 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:08:06 ID:ngme+bXj0 | ;:;:;:;:;:; | | :;:;:;:;:;:;:;:; |ヒュウン・・・・・・ | :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; | | ;:;:;:;:;:; | | :;:;:;:;:;:;:;:; |ヒュウン・・・・・・ | :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; | 264 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:09:01 ID:ngme+bXj0 (\虐/) ∧虐∧ (・∀・ ;) (・∀O ) <三三三||=と つ=||三三三> (i i) Y 人 | | | (_/_) .(_(_) ┌─〔ダルモラ〕─────────────┐ |なんとか撤退させることが出来ましたね・・・・・| └──────────────────-┘ ┌─〔ドウトモーラ〕────────┐ |まあ相手は大将じゃなかったからね| └───────────────┘ 265 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:10:07 ID:ngme+bXj0 て (\虐/)そ ∧虐∧ ( ;・∀・)ソンナ! (:;::;;дO) <三三三||=と つ=||三三三> (i i) Y 人 | | | (_/_) .(_(_) ┌─〔ダルモラ〕─────────―┐ |さあ後はウラーラ君の救出を――― .| └───────────────‐┘ ┌──〔ドウトモーラ〕――――┐ |残念だけどそれは不可能だ。| └────────────┘ 266 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:11:09 ID:ngme+bXj0 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬ ┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴┬┴ ┌─〔ドウトモーラ〕────────────────────┐ |見てみろ、この壁を。僕たちがあいつの部下と戦っている最中に.| |完全に完成してしまったようだ。 | └───────────────────────────┘ ┌─────────────────────────┐ |この壁を壊すとなると僕たちの力じゃ直に壊すのは無理だ。.| |ディモラ大佐の力を持ってしても最低10分はかかる。 | └─────────────────────────┘ ┌───────────────┐ |こうなると選べる方法は3つしかない| └───────────────┘ 267 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:11:50 ID:ngme+bXj0 (\虐/) ∧虐∧ 3つの方法、1つだけ選べ。 .(; ・∀・) (・дO ) ①悪知恵が浮かぶウラリオス君に大将を倒すアイディアが思いつく。 ( ) (i i) ②ディモラ大佐が駆けつけ壁を破壊してくれる。 | | | || | .③壁の内側で死ぬ。現実は非情である。 (__)_) (_(_) ┌─〔ダルモラ〕───────────┐ |そんな答え方すると絶対③になりますよ .| └────────────────‐┘ 268 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:12:28 ID:ngme+bXj0 て (\虐/)そ ∧虐∧ 3つの方法、1つだけ選べ。 .( ・∀・) ( ・дO) ( ) (i i) ②ディモラ大佐が駆けつけ壁を破壊してくれる。 | | | || | (__)_) (_(_) ┌─〔???〕─────┐ |―――いや答えは②だ。| └──────────┘ 269 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:13:08 ID:ngme+bXj0 ____ ∧虐∧:;:;:;;/ (メ・∀・ )/┌─〔ディモラ〕──────┐ /:;:; つ |どうやら間に合ったようだな.| /:;:;:;:; し └───────────‐┘ (_) ┌─〔ダルモラ〕─┐ |ディモラ大佐! | └──────‐┘ 270 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:13:47 ID:ngme+bXj0 ( ・∀・)< 場面転換 ※此処からしばらくの間ミョーモラとVのバトルがカオスります。 コマ数は余りありませんが見たくない人は「ただいまカオス中」をNGワードに設定してください。 ↓それではカオス此処から↓ 271 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:14:26 ID:ngme+bXj0 「ただいまカオス中」 翻訳モードも起動中です ζ_ ∧虐 (%゚Д") (゚Д゚,,) (:;:;∪∪ ( ) (:;:; / ||| (/ 丶) (_(_) ┌─〔V〕────────┐ |まず最初に聞いておこう。| |貴様の名は一体なんだ?| └───────────┘ ┌─〔ミョー〕─────┐ |俺か?俺の名は・・・・ | └─────────┘ ∧虐 (; )ア、ナンカキソウ。 .(i i) 272 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:15:11 ID:ngme+bXj0 「ただいまカオス中」 /丶 / 丶 ボシュ / 丶 ゚ .  ̄─_─  ̄─_─ ─ ̄──_──_─── ̄──_─ ∵─ ̄─_─ ─ ─ ̄──_──_── ̄─_─  ̄─_── ̄─_─ ∴_─ ──_ .;': . .. .: :: :: : : ;': ○ ○ ,' : ;: i----i . .: ::;' : : : : : : : : : : : : ';: : : / i :;' : : : ゙' :;,、 i------i .. .: :,.;:'゙ : ,.;' : : : : .. .. :: :::ぐ゙  ̄─_─  ̄─_─ ─ ̄──_──_─── ̄──_──_── ̄─_─ ─ ─ ̄──_──_── ̄─_─  ̄─_── ̄─_─  ̄─_─ ──_ \_WW〔こしひかり〕WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW/ ≫ ≪ ≫ ≪ ≫ 『ミョーモラ・ギコッチリョン』だぁぁぁぁぁぁぁぁ! ≪ ≫ ≪ ≫ ≪ /MMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMMM、\ ∧虐 ┌─〔ジャスシィス〕────────────────┐ (;゜∀)/)|ちょww少佐!名前欄と言っていることが違いますよ! .| 丿 ./ └───────────────────────┘ 273 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:15:50 ID:ngme+bXj0 , '´  ̄ ̄ ` 、 i r-ー-┬-‐、i | |,,_ _,{| ふっ・・・・・・ N| "゚'` {"゚`lリ おもしろい! ト.i ,__''_ ! ならば貴様を食ってやるわ! /i/ l\ ー .イ|、 ┌─────────────〔ジャスシィス〕─┐ ∧虐 て |ってVさんも!?つかその顔は何ですか!? .| (∀゜;) そ └────────────────────┘ 丶 丶 274 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:16:28 ID:ngme+bXj0 「ただいまカオス中」 バ ン ! ヾ /丶 _)_______ __/ 丶____虐_ / \ / \ | ○ `` | | ○ | | / ̄ ̄丿 .| | ――― .| | 丿 ノ | | 丿 丶 .| |  ̄ ̄ ̄ | |  ̄ ̄ ̄ | \_________/ \___________/ ノ:;: つ ( ) (:;: ⊃ ||| シュゴー し (__>>>>> ┌──〔ジャスシィス〕─────┐ |か、顔がデカイよ2人とも!! | └─────────────┘ ソノワリニハザツ! .∧虐 ○(lil )○ 《○ | | ○>> 275 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:17:17 ID:ngme+bXj0 「ただいまカオス中」 (⌒⌒)シュゴー ζ |||||||| ∧虐 (% ゚Д),|====| (二二)と(Д゚,,) ノ:;: つ|____| ||| (;;: ^) 从从从 (_(_) し ┌──〔ジャスシィス〕──┐ |何故そこで飯を炊く!?.| └──────────┘ 276 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:18:05 ID:ngme+bXj0 「ただいまカオス中」 ζ パクッ ∧虐 (% ゚)H)|====| (二二)つ(H゚,,)パクッ ノ:;: ∩ |____| ||| (;;: ^) 从从从 (_(_) ∧虐 ヾ(Д゚*)ヨシカッター /(lil )マケタゼ・・・ ||| (:; ∪∪ (二二)(_(_) ∧ / . `_ { ア ア { ・ | モウワケガワカリマセン。 277 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:18:48 ID:ngme+bXj0 ↑カオス此処まで↑ (lil ∀)< ・・・・・(絶句) 278 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:19:29 ID:ngme+bXj0 ∧∧ ∵/丶 (:;:*゚0)∴゚ 丶 丶 つ :;つ 丶 丶 丶 :;つ  ̄(~) し ∧虐∧`丶 (∀・ ;)// ( / < 丶 (_/丶_) 279 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:20:07 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧ ミ (メ∀・ ) ________ ( ○━○━━|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;(:;:;:;:;:;) Y 人  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_/丶_) ∧虐∧て ミ ( ;メ∀・) そ ________ ( ○━○━━|:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;(:;;゚0゚*) Y 人  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (_/丶_) 280 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:20:56 ID:ngme+bXj0 .∧虐∧ ∧虐∧ (・-`;) (メ∀・; ) ポイ ( つ .( つ ミ | | | | | | (_.|_) (_/丶_) ┌─〔モラグルフ〕────────┐ |どうやらあいつには触れたものに...| |感染する力があるようですね。 | └──────────────‐┘ ┌─〔アーロン〕─────────────┐ |どうすんだよ。接近戦しか出来ない俺じゃあ .| |太刀打ちできねえぞ。 . | └──────────────────‐┘ 281 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:21:37 ID:ngme+bXj0 ┌─〔モラグルフ〕───────────┐ |しかしあの体の構造を見る限り | |打撃に弱く超能力などには強そうですね。| |私の攻撃では通用しません。 .| └─────────────────-┘ ∧∧ ノ(:;*゚0゚)・・・・!・・・・ と_::;:;∪∪ ┌─〔アーロン〕───────────┐ |じゃあ手出しが出来ねえじゃねーか・・・ | |どうしろっていうんだ? | └────────────────‐┘ 282 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:22:16 ID:ngme+bXj0 ┌─〔モラグルフ〕──────────┐ |ですから此処はあなたの持っている剣を| |あいつに力いっぱい投げつけt | └────────────────‐┘ ∧虐∧ / ̄∩(∀゚ #)←アーロンです (・A , )丶 | .∨虐∨ / 丶 丶 (_(_/ 丶_) ┌─〔アーロン〕────────┐ |OK。じゃあまずは貴様を投げて | |効くかどうか確かめねえとな。 .| └─────────────‐┘ ┌─〔モラグルフ〕──────┐ |冗談だ。止めるんだジョニー | └────────────‐┘ ┌─〔アーロン〕───────┐ |誰がジョニーだ、誰が。 .| └────────────‐┘ 283 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:23:05 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧? \ / ̄∩(∀・ #) ― (・ー ,)丶 | /.∨虐∨ / 丶 丶 (_(_/ 丶_) ┌─〔モラグルフ〕┐ | お! | └──────‐┘ 284 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:24:11 ID:ngme+bXj0 .| | | | | -***** -*///丶*‐ -* | | | | | *‐ -*```` `*- ┌─〔モラグルフ〕───────┐ |サボテンじゃないですか!これで .| |奴が倒せそうです! .| └─────────────‐┘ ┌──〔アーロン〕──────┐ |ハァ?あのただのサボテンで..| |どうやって倒すって言うんだよ.| └────────────‐┘ 285 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:25:05 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧ .∧虐∧ ? .(・∀` ) (メ∀・;) (つ つ ( ) Y 人 | | | (_/`_) (_(_) ┌─〔モラグルフ〕┐ |いいから・・・・....| └──────‐┘ 286 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:26:01 ID:ngme+bXj0 /ヽ 上 /ヽ キラン / ヽ |七 / ::ヽ ┼ / ヽ_ノE_/ ::::ヽ / :;:;:;丶 | ヽ | | ● 丶__/ | | 丶_/ | ヽ___________/ ┌〔モラグルフ〕┐ |任せなさい .| └─────‐┘ 287 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:26:58 ID:ngme+bXj0 ブ ワ ッ !!! | | | | .| | ,| |∧∧∧∧∧∧∧ |∧ >― ∧ >― ―< >― ―< >― ―< >― ―< >― ―< >― ―< て ∧虐∧そ ┌(; メ∀゚)─┐ |ぬおっ!?.| └────‐┘ 288 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:27:53 ID:ngme+bXj0 パ ア ン・・・ 丶 | / 丶 | / 丶 | / ――― て ――― そ そ て / | 丶 / | 丶 / | 丶 289 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:28:48 ID:ngme+bXj0 グササササササササ!! て∧ て-lil゚0) そ- つ て-/ 丿 そし \从从从从从从从从从从从从从/ < > < !?!?!!!!!??? ,> < .> /WWWWWWWWWWWWWWWWW\ 290 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:29:40 ID:ngme+bXj0 ヒュウン・・・・・ | :;:;:; | | :;:;:;:;:; | | :;::;:;:;:;:;;:; | 291 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:31:17 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧ (・∀` ) / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ) |ああ・・・すげえよ・・・けど、 > .| | | \__________/ (_(_) ┌─〔モラグルフ〕─────────┐ |どうですか?見事サボテン .| |で奴を倒すことが出来ましたでしょう?| └───────────────‐┘ 292 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:32:15 ID:ngme+bXj0 俺 に も 針 が 刺 さ っ た ん だ が ∧虐∧ .(メ∀‐#) ―・・・・・― ―・・ ・・― /|||||||||\ ∧虐∧ ( ) 293 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:33:41 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧ .(メ∀‐#) ―・・・・・― ―・・ ・・― /|||||||||\ ∧虐∧ ( ) 294 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:34:37 ID:ngme+bXj0 心 頭 滅 却 す れ ば 火 も ま た す ず し ∧虐∧ .(メ∀゚#) ―・・・・・― ―・・ ・・― /|||||||||\ ∧虐∧ ( ) \从从从从从从从从从从从从从从/ < > <さり気無くスルーするなあァァ! .> < ,> /WWWWWWWWWWWWWWWWWWW\ 295 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:35:34 ID:ngme+bXj0 ( ・∀・)< 場面転換 296 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:36:33 ID:ngme+bXj0 ロロ |二二二二フ | ̄| // |二二二  ̄| // ノ |~ / \ ノ ノ| | //\/  ̄ |__| ―――精霊魔法"山崎荒らし"! /||||丶 丶 =./ :;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ( ー) ::;:;:;:;これからも;:;:;:; ( 二つ:;:;:;:;:;:;:;:;^^:;:;:;僕を:;:;:;:;:;:; 丶丶_):;:;:;:;:;^^:;:;:;:;ヌルポ:;:;:;:;:;:; 丶_) :;:;:;:;:;:∴゚゚ :;:;:;:ガッ;:;:;: 297 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:37:25 ID:ngme+bXj0 ∧虐 と(゚‐ ゚#)つ と ノ し /// て そ | ̄>∧∧ \\/ /// ;:;:;:;:;:;:; /:;:;:;:;/ :;:;:^^;:;:; /;:;:;:;:;/ :;:;:;:;:;:;:;:; :;:;:;:;:;:;:;:;:;^^:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;^^:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;^^:;:;:;:;:;:;:;:;:; :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;^^:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;^^:;:;:;:;:;:;:;^^:;:;:;:;:;:;:;:;:;^^;:;:;:;:;:;:;:; 298 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:38:18 ID:ngme+bXj0 ∧虐 (‐ ゚#) ジャキン 三ロ ロ三 と | し ∧虐 ピウッ と(‐ ゚#) / 丶 ||| / / し 299 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:40:51 ID:ngme+bXj0 /||||丶 丶 =./ ズブズブズブ ( -) ::;:;:;:;^^:;:;:;':;:;:; ( )つ:;:;:;:;:;:;:;':;:; ||| :;:;:;:;:;:;:;':;:;:;:;:; (_)_) 300 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:41:31 ID:ngme+bXj0 /||||丶 丶 =./ ∧虐 ( -) (- ゚#) ( ) と つ ||| / 丶 て シュタッ (_)_) し`丶_)そ ┌─〔シィリアル〕──────┐ |やっぱりそう簡単には攻撃は| |当てられないか・・・・ .| └────────────┘ ┌──〔シモツシ〕───────―――――┐ |精霊をなめているんですか? ...| |地上のAAの攻撃が当たるはず無いでしょう .| └──────────────────‐┘ 301 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:42:10 ID:ngme+bXj0 ∧虐 (‐ ゚#) ジャキン 三ロ ロ三 | | し`J ┌─〔シィリアル〕───────――┐ |けどそれはこちらでも言える事.. | |そろそろ止めを刺させてもらうわよ!.| └───────────────┘ 302 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:42:57 ID:ngme+bXj0 ∧虐 (‐ ゚#) ジャキ・・・ ロ彡ロミ .| | .し`J 303 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:43:50 ID:ngme+bXj0 千 針!! ピピピピユウッ!! -= 虐三虐 ---== (‐゚三゚‐) ---- =三三三= ‐ ‐== 丶ミミ/ ----- V 304 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:44:30 ID:ngme+bXj0 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ! 三 = ― ‐ ・ - ― = 三 三 = ― ‐ ・ - ― = 三 三 = ― ‐ ・ - ― = 三 /||||丶 丶; ゚../ ┌( -)────────┐ |くっ!なんていう数の針!| |これをまともに食らえば .| |即死物!ですが・・・・・! | └──────────‐┘ 305 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:45:10 ID:ngme+bXj0 私にはこれがあります! ス レ ッ ド ス ト ッ パ ー ! ,,;;;;; ;;;;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ヴォン!! ;;;;;;; ;;;;;; ;;;; ;;;;;;;;;;;, ;;; ;;; ;;;;;;;;;;;; _| :;;;;; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;; ;;;;;;;;,, \ Υ ;;;;;;;; ;;;; ;;; ;;;;;;;;;;;;,, \ / | __ト /レ \l Κ \ V l_/ ..:::::::::::::::::::....... / .::::::... ..... ... . :::::::::. へ .:::::::: /|||||||||丶 ..... ::::::::.. \__>―< ::::: 丶 =..= / .....::::. < ::::: ( Д ) ::::: i_/ / ::::: ( ) ::::: ___/ ::::: ||| ::::: \_ :::::. (_|_) .::::: \ :::::. .::::: ::::::. ..:::::: :::::::::..... .. ..:::::::: / :.....................::: \_ へ|∨ _ へ \_ ∧ \ \ 306 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:46:20 ID:ngme+bXj0 ロロ ____ | ̄| | | |二二二 二|  ̄ ̄ ̄| | ノ | ___| | ノ∧ | |_____| ノ_丿 |__| 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 一二三-=一二三=――=一二三-=一二三=――=一二三-=一二 三-=一二三=――=一二三-=一二三=――=一二三-=一二三= -=一二三=――=一二三-=一二三=――=一二三-=一二三=― 二三=――=一二三-=一二三=――=一二三-=一二三=――= -=一二三=――=一二三-=一二三=――=-=一二三=――=一 =一二三=――=一二三-=一二三=―=一二三=――=一二三-= 三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 307 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:46:59 ID:ngme+bXj0 :;:; :;::;:;:;:;:;:;) :;:; :;::;:;:;:;:;:;) :;:; :;::; :;:;:;:;:;) :;:; :;::; :;:;:;;:;) :;:; :;::; :;:;:; :;:;) :;:; :;::; :;:;:; :;:;) :;:;:; :;:;:; :;:;:; ;:;:;:; :;:;:;) :;:;:; :;:;:; :;:;:; :;:;:; :;::;:;:;:;) :;:;:; :;:;:; :;:;:; :;:;:; :;: :;:;: ;:;) 308 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:47:40 ID:ngme+bXj0 バ ン! /||||丶 丶; ゚./ ∧虐 ( Д∩(゚:;:;:;:) ノ ノ丶 | / / / | | しし し`J ┌─〔シモツシ〕─┐ |ぐっ・・・・・・!?| └──────-┘ ┌─〔シィリアル〕──────┐ |残念だったね、本来の攻撃は| |針なんかじゃない。あの針の.| |軍は囮だったのよ。 | └────────────┘ 309 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:48:19 ID:ngme+bXj0 ┌─〔シィリアル〕───────────────────────┐ |私はあなたがこのように針の威力を無効化することが分かっていたわ.| |だって私たちの友の隊にこの魔法が使える人がいるもの。 | └─────────────────────────────┘ 一二三 一二三 一二三 一二三 一二三虐 一二三 一二三 一‐゚一二三一二三 一二三 一二三 一二三つ ┌─〔シィリアル〕─────────────────┐ |だから私はその無力化した針を使って | |あなたの顔を掴むことに成功したわエンマクノヨウニツカッテネ | └───────────────────────┘ 310 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:48:59 ID:ngme+bXj0 /||||丶 丶lil ゚./ ∧虐 (Σ∩(゚:;:;:;:)グッ・・・・ ノ ノ丶 | / / / | | しし し`J ┌─〔シィリアル〕───────────┐ |さあ、本当の止めを刺させてもらうわよ!| └─────────────────┘ 311 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:49:38 ID:ngme+bXj0 |||| |||| ヒュッ |||| |||| ┌─〔シィリアル〕┐ |はあっ! | └──────.┘ 312 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:50:13 ID:ngme+bXj0 ∩∩ / / /∧虐/ (#。。) そ / そ ドン! て ∪ て 313 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:50:47 ID:ngme+bXj0 ∩∩ / / /∧虐/て (#。。) そ / ∪ 314 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:51:27 ID:ngme+bXj0 ∧虐 (゚‐ ゚#) (i i) | | し`J ┌─〔シィリアル〕───┐ |・・・・逃げられたか・・・・.| └─────────┘ 315 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:52:05 ID:ngme+bXj0 ―――でも覚えてなさい、シモツシ・・・・ ―――親の仇はこの私自らとらせてもらうからね・・・! 316 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:52:38 ID:ngme+bXj0 ( ・∀・) <場面転換コレデサイゴダ 317 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:53:26 ID:ngme+bXj0 ;;;;;;;;;;;;;;;;;; | 0..| A霊A | .〔A〕| (∀・ #) ( :;:;:;:;:;:;:━━━○━━○━ ( ) 丶 二) (_)_) し 318 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:54:03 ID:ngme+bXj0 ;;;;;;;;;;;;;;;;;; |# .0..| グッ・・・ A霊A て | .〔A〕| (∀・ ;) そ ( G}三三━━━○━━○━ ( ) 丶 二) (_)_) し 319 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:54:38 ID:ngme+bXj0 ∴∵ ( ^ )> と つ / | | // J E)  ̄ :;:;:;:;:;:;:;:;:; |∥ |# |∥| | .|¦| G ノ / / / (_(_) 320 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:55:41 ID:ngme+bXj0 丶 /⌒丶 丶 / 丶 (:;:; (:;:; (:;:; 丶从/ 丶 (:;:; (:;; A霊A て そ 一二三三三三と⌒(;=Д=)つ 321 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:56:42 ID:ngme+bXj0 ヨ ロ ・・・・ ::A霊A:: ::(д゚ lil):: /:;:#:;:;:;つ と(:;;:;)し ┌─〔ウラリオス〕───────┐ |畜生・・・・!さすがに限界か・・!| └─────────────┘ ――――――――――――――――――――――――――――――― :;:;:;:;:;:;:;:;:;:; | 0..| ┌─〔高橋〕──────┐ | 〔A| |どうやら勝負ありだな | (i i) └──────────┘ ( ) (_)(_) 322 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:57:22 ID:ngme+bXj0 < _ < これで止めだ! | | 0 _ _ .■■ < | |二二二| 丶丶丶丶 ■■ < 高橋流究極奥儀「鎖b< | |____ 丶丶丶丶 /| ■■ < < ヒ____|  ̄  ̄ / / イ ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ∨∨∨∨∨ |二二二二/ ロロ て :;:;:;:;:;:;:;:;:;:; そ |; ○..| | 〔A| ○ つ ノ | (_ノ (_) 323 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:58:03 ID:ngme+bXj0 :;:;:;:;:;:;:;:;:;:; |; ○..| ・・・・・・ | 〔A| ○ つ ノ | (_ノ (_) 324 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:58:40 ID:ngme+bXj0 :;:;:;:;:;:;:;:;:;:; |; 0^| | | ○ つ ノ | (_ノ (_) 325 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:59:13 ID:ngme+bXj0 ピシ・・・ ピシ・・・ /\ ―――――― / .\ _ \_/ ̄\_ / / \ / | |  ̄\/ ̄ ̄ / \ 丶 326 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 11:59:49 ID:ngme+bXj0 がっしゃーん #´・д・)彡手ェヌクンジャネェ と彡Σ#)Д´)゚∴.ダッテドウカンガエテモムリナンダモーン! 327 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:00:32 ID:ngme+bXj0 ||| :;:;:;:;:;:;:;:;:;:; ||| ||| |; ○..| ||| ∧||| | 〔A| ||| < 丿 ○ つ 丶> ノ | <_> (_ノ (_) 328 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:01:04 ID:ngme+bXj0 ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ (.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ! |i i| }! }} //| |l、{ j} /,,ィ//| 『ウララーに止めを刺そうとしたら i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ ファイヤウォールが木っ端微塵になっていた。』 |リ u' } ,ノ _,!V,ハ | /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが /' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった… ,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉 |/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 全身の運動神経がどうにかなりそうだった… // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 馬鹿力だとか超スピードだとか / // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ } _/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ… 329 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:01:43 ID:ngme+bXj0 ;:;:;:;:;:;:::;:;:;:; |; 0..| | 〔A| ( 二つ ( ) (_)(_) ┌─〔高橋〕───────────┐ |きょ、今日の所は見逃しといてやる!.| |次は今日のようには行かないぞ! | └───────────────┘ 330 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:02:16 ID:ngme+bXj0 | ;:;:;:;:;:; | | :;:;:;:;:;:;:;:; |ヒュウン・・・・・・ | :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:; | 331 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:02:47 ID:ngme+bXj0 ・・・・? ::A霊A:: ::(д゚ lil):: /:;:#:;:;:;つ と(:;;:;)し ・・・助かったのか?俺・・・・・? 332 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:03:32 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧注・こいつはウラリオス配下の一般兵 (;・∀・) 〆〆 ( つ A霊A〆〆 ドウッ・・・ Y 人 と(д :;:;:)つ⌒つ (_/_) 333 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:04:07 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧ A霊A∧救∧ (; ・∀・)(:;:;:;д(◎:;::;;:;:) ( つ/:;:;:;◎二:;:;:;:;:;:;) と と:;:;:;:;:;:;つ(__つ ┌─〔一般兵〕──────────┐ |伍長の様態・・・大丈夫なんですか?| └───────────────┘ ┌─〔救助兵らしき人物〕──────────┐ |・・・うん、軽い昏睡状態に陥っているけど | |その他の臓器などには異常は無いみたいだ。 | └─────────────────── ┘ 334 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:07:09 ID:ngme+bXj0 ∧虐∧ビシィ! A ∧救∧ /)・∀・) (:;:;(;:;:;:◎) | ) /二G / | | | /:;:;:/ /丶 .(_)_) し/_)_) ┌─〔救助兵〕─────────┐ |とりあえずこいつを私のr・・・. | |もとい救護室に連れて行かねばな.| |スマンが手伝ってくれないか? | └──────────────┘ ┌──〔一般兵〕────┐ |(・・・?)了解しました! .| └──────────┘ 335 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:09:14 ID:ngme+bXj0 ―――こうして、レジスタンスと東軍との戦いは 東軍の勝利で幕を閉じた。 ∧虐∧ ∧_∧ ∧∧ (#・∀・) (´д(劣) (゚Д(劣) ( つ∞∞∞0}{0} )∞∞∞0}{0}) Y 人 Y 人 と | (_/_) (_/_) し 336 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:09:48 ID:ngme+bXj0 ―――だがレジスタンスに協力した謎の精霊・・・ ;;;;;;;;;;;;;;; /|||||||丶 |:;:;:;:;:;:;;| ヽ:;:;:;:;;;;/ |[A]:;;;;:| (;;;;:;:‐;) (i;;;;;;;;;;;;;;;i) (:;:;:;:;;;;;) (;;;:;:;:;:;:;:;) | | | (_(_) (__)__) ―――それは上官から二等兵にいたるまで軍の記憶から消えなかった・・・・・ 337 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:10:23 ID:ngme+bXj0 ―――そして・・・・・・ 338 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:11:00 ID:ngme+bXj0 | (:;:;:;:;ρ)ロロ .| :;:;:;:;:;::;:;:;:;:; と:;:;:;:;:;:;:;:;ノ | | 0..0 | ノ:;:;:;::;:;| | ..| 〔A〕..| (_ノ丶_) | G つ | ( ) | (_)(_) ―――――――――――――――┼―――――――――――― | | | | | | | | /||||||丶 = | ヽ:;:;:=../ || .| (:;:;:;ー) G:;:▽)つ==||三三三> | (:;:;::;:;:;つζ゚ρ゚) | |:;:;|:;:;| ∵ | (__)__) :;: 339 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:11:52 ID:ngme+bXj0 精霊と東、地と天、征服派と友好派の戦いが 今、幕 を 開 け る !! To Be continied... 340 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:12:26 ID:ngme+bXj0 ウッでやんす高橋 コテハン族+大地族・地 ランクA 征服派 :;:;:;:;:;:;:;:;:;: | 0..0 | | 〔A〕 | (i i) .( ) (_)(_) 厨房四兄弟の次男。4人の間柄は当然義理だが実の兄弟のような仲である。 恐ろしい怪力を持つ精霊、その反面IQは非常に低い。簡単な掛算ですら時々間違えることがある。 戦闘スタイルは当然格闘術。精霊魔法や頭脳プレイは二の次。 シモツシ コテハン族+悪魔族 ランクB 征服派 /||||丶 丶* =./流血表現'`ァ'`ァ・・・・・・♪ ( ‐) ( つ■ と ) 厨房四兄弟の三男。超極度・真正のオカルトマニア通り越してのオタクであり、 特に流血表現には目がないんだとか。だがその流血の追い求めは シィリアル・モニャール両親の殺害という悲惨な結果を生むことになる。 一見冷静だがグロ画像を見るとハァハァして取り乱す。 戦闘スタイルは妨害系の精霊魔法。 341 名前:◇erjsaitama:2007/03/01(木) 12:13:11 ID:ngme+bXj0 ∧∧ のー 征服派 ランクD 天然ボケ 大地族・地 (*゚A゚) 高橋の直属部下の一人。案外しっかりしていそうだが .(i i) 実はクウキヨメナサスのボケキャラ。 ...| | 演算能力はそこそこあるので高橋よりかはマシだが・・・ .し`J .戦闘スタイルは柔道系の格闘術。 キモメン 征服派 ランク・ツッコミ ツッコミ 名無し族 オイラノランクハDナノニ・・・ 高橋の直属部下の一人。本当にしっかりしているのはこの人。 (@A@) 常に突っ込みに明け暮れているので /( ヘヘ 気苦労が絶えないんです。 戦闘スタイルは格闘術。 ∧∧ (;:゚0゚*) 征服派 ランクF 感情がエターなった\(^o^)/ (;:゚0゚*) シモツシの直属部下の一人(一匹?)、 (i i) .「痛み」以外の感情が無く、AAを殺されても、AAを殺しても決して微動だにしない。 | .| 実は「精霊」ではなく地上のAAを組み合わせて作った合成生物。(これについては後に記載) し`J 戦闘スタイルは自らの細胞を他に感染させること。 ∫ V 征服派 ランクF ボケ (% ゚Д") シモツシの直属部下の一人(一匹?)(;:゚0゚*)と同じく作られた合成生物。 ノ:;:;:;:;:∪ 本来ならば(;:゚0゚*)と同じ性格になるはずだったのだが (:;:;:;: / . 合成の途中でシモツシが余所見をしてしまい、お調子者な性格に。 (/ `) .ただ、戦闘能力は計画していたものより高いらしい。 戦闘スタイルは獣のような攻撃(噛む、ぶち当たる、引き裂くetc...)
7スレ小ネタ
478 名前:送別会:2007/07/07(土) 20:51:49 ID:oc1ndZuF0 1/3 .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧∧ .| .| (;;;д゚) .| .| <二|と) | ○.| ~| :;::| | .| し`J | .| l | i !  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| i |! l | スタッ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Λ_Λ ∧,,∧ ( ´∀`) ミ゚Д゚,,彡つ (> ) ミ ミ~ |.l: | (/∪ ヽ) て (_(___) _∧_____________ / | 今日の送別会、三人しかいませんけど | まあ、楽しんで・・・・・ \_______________ 479 名前:送別会:2007/07/07(土) 20:52:42 ID:oc1ndZuF0 .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ∧∧ て ..| .| (;;;д゚) そ...| .| <二|と) | ○.| ~| :;::| | .| し`J | .|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .∧,,∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Λ_Λ ΣミД゚;彡 ( ´∀`) ミ∽ ミ ( <▽>) ミ ミ~ | .l:| し`J (__)_) _∧________________ / | オイオイ、 | ちょっと待ってくれ。 \__________________ 480 名前:送別会:2007/07/07(土) 20:53:32 ID:oc1ndZuF0 . ┃ . ┃ . ┃ . ┃ ...| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ┃ .| .| ┃ ...| .| ┃ | ○.| ┃ | .| ┃ | .| ┃  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧,,∧ ̄┃ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Λ_Λ ミ,,゚Д゚彡.┃ .∧∧ ( ´∀`) □とミ .ミつ┃ (д゚,,) ( <▽>つ ...ミ .ミ~┃と ζ | .l:| し`J | :;::|~ (__)_) し`J ______∧__________ / | おい、どうして、 | ぼくの送別会が三人なんや?ん? \_________________ _____∧________ / | 君抜いたら二人や \______________ 481 名前:送別会:2007/07/07(土) 20:54:40 ID:oc1ndZuF0 ぷ......。 FOLLOW YOUR HEART r‐┐ r ‐ r― r‐┐ ; ;; : ┬ | < l二 L.... l < . L...」 | | てんてれんて てんてれんで♪ 482 名前:飛び地板:2007/07/08(日) 10:51:49 ID:VZ/4yu4h0 乙 483 名前:( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2007/07/08(日) 16:10:56 ID:NZn3TrNq0 ちょwwレッドペッパーみたいww 484 名前:息子の万引き:2007/07/09(月) 17:15:56 ID:hXivnoK30 1/4 | . : : |:::::| |:..:..:..:..| | . : : |:::::| |:..:..:..:..| | . : : |:::::| |:..:..:..:..| | . : : |:::::| |:..:..:..:..|___________________________ | . : : |:::::| | . :./ | . : : |:::::| |/,____. コン | . : : |:::::| | (__)TT(__)________ コン | . : : |:::::| __ /#%%'/| .__ /| | . : : |::::( __ 円)二二レ′ / /|. / | ┌─[ セバス ]─────────┐ | . :/ ̄\\ ・∀) /___ |三三|// | │ マルガーニ様をお連れしました。 |/ (;;;;;;;;;($);;つ/ ./ ./ | └────────────── / ヾヽ、;;;;;;;/rュ.゛ ̄ / / ||⌒/ ./ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ____________/ / ;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::::::;::;:;:| / ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:::;:::;:;:;:;:;::;:| / ┌─────^───┐ │・・・はよつれてきぃ └ 485 名前:息子の万引き:2007/07/09(月) 17:16:48 ID:hXivnoK30 2/4 | . : : |:::::| |:..:..:..:..| | . : : |:::::| |:..:..:..:..| ┌ | . : : |:::::| |:..:..:..:..| │ ごめんなさい父さん。 | . : : |:::::| |:..:..:..:..|___________└───────v──┘ | . : : |:::::| | . :./ | . : : |:::::| |/,____. | . : : |:::::| | (__)TT(__)________ | . : : |:::::| __ /#%%'/| .__ /| | . : : |::::( __ 円)二二レ′ / /|. / | 円_円 | . :/ ̄\\ ・∀) /___ |三三|// | \・∀・ ,,\ |/ と;;;;;;;;($)).// ./ ./ | と $ つ / ヾヽ、;;;;;;;/rュ.゛ ̄ / / Y ノ ||⌒/ ./ / (_/ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ____________/ / ;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::::::;::;:;:| / ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:::;:::;:;:;:;:;::;:| / ┌─────^─────――――――──────┐ │ お前、クーポン盗って捕まったんやて? └ 486 名前:息子の万引き:2007/07/09(月) 17:17:51 ID:hXivnoK30 3/4 ┌ │ お父さんに相談したら │ もっとうもう盗れよったに・・・ └───────y──────────────────┘ __ __,..-'''"___"'、 _,..-'''" |_|_| ) =============================== | |. |_/ ヽ_,,.. .-‐ '''""~~~`~ ヽ ホットペッパー・クーポン ヽ/ ヽ/ ● ● |/ ニ|ニ ニ|ニ ト--イ .|ニ (0円) |ヽ..ノ ヽノ /| "'''- / =============================== /;;;;;;;;;;;<ヽ />ヽ /;;;;;;;;;;;;;;;;;<(($)>;;\ /;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;; \/;;;|;;;;;;\ /;;;;;;;;;/|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;|\;;;;;;\ 487 名前:息子の万引き:2007/07/09(月) 17:18:27 ID:hXivnoK30 4/4 ぷ......。 FOLLOW YOUR HEART r‐┐ r ‐ r― r‐┐ ; ;; : ┬ | < l二 L.... l < . L...」 | | てんてれんて てんてれんで♪
-----
アンダーグラフ『遠き日』
4 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:25:31 ID:oP+KwrsD0 アンダーグラフ 『遠き日』 思いを描いてみました 5 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:26:30 ID:oP+KwrsD0 ┬──┬──┬──┬─── []__ []__ []__ []__ ○ ○ ○ ○ ゴトンゴトン | |___________ _ |「 ∧_∧∧__∧ ∧_∧ .∧_∧ ( ´∀(・д・ )( ‐д‐ ) ( ・ω・) ( つ ⊂ ) 0 :⊂) .( : ∪ ( ( ,-( ( ノ.- |⌒` |,--( ( ┏... し'し し'し' し' し し'し'|| とりあえず そう 6 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:27:20 ID:oP+KwrsD0 ,-...o....-, ,_,/g:::;:::::;:ヽ l ヽ ノ - u l `l- ./ ´`'┐_,< ノ ヽ 過ごしている今日 7 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:28:21 ID:oP+KwrsD0 ○ .∧_∧ (・Д・ ;) ( ( Y(#ゝ ヽ,,ヽ9〈 し´ ヽ___ヽ (___) Λ_Λ カキン 从 (::::::::::::::) W (~= 」ニ_)ニニ二) }-9---) ヽ/___/ (___,) 振り返れば 8 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:28:52 ID:oP+KwrsD0 ○ ___________lil_________ XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ li ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ lli ――――――――――― li―――――――― li 从i シュト ヘヘ ( ) l (#) ) l (_(_) l 溺れそうで 9 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:29:32 ID:oP+KwrsD0 │ 380 280 岩 東町 キー ら 谷 神 コ 池 研 麦 .│ │ 230 180 坂 ら 140 社 230 280 前 380 .│ │ 140 沢 180 320 │ └────────────────────────────┘ ┌────┐┌────┐┌────┐┌────┐│ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │ 乗車券 ││ 乗車券 ││ 乗車券 ││特急.ぞぬ | │ ミドーリの窓口 │ 特急券 ││ 特急券 ││ 特急券 ││デビュー!!!! | ├──────── ├────┤├────┤├────┤│ │ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄// │| ̄ ̄ ̄| .|│| ̄ ̄ ̄| .|│| ̄ ̄ ̄| .|│ / ̄ ̄ | │| // // │|___| .││|___| .││|___| .││ /● ● .| │|// │ = ① |..│ = ① |..│ = ① | |/ ││| ∧〓∧ ___ │□□□□..|..│ ∧_∧∩| .│□□□□..| ||▼ | │|( ・∀・) .// / │□□□□..|..│( )ノ.| │□□□□..| ||_人_ MR.| │|(つ つ _// / │ | ̄ ̄| .││( ) | │ | ̄ ̄| .│  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ │| └─┘====┘ 二二二二二二二| ○ | 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 . | ..│ | (__|__) ∧_∧ ∧_∧ 親に電話かけにいこ ( ´д` ) ( ・ω・) ( : .)∪ つ ∧_∧ │ ││ 人 ヽノ ( ・ー・) (_)_) し(_) ⊂ ヽ ∧_∧ 人 ヽノ ̄] (`д´ ) ε=ε= し(_) ̄ ( つ ∧_∧ ヽノ l ( ・∀・) (_) ヽ..l ⊂ つ 人 ヽノ し(_) 家路を急ぐ 人に紛れて 10 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:30:08 ID:oP+KwrsD0 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l l_____________________________l _____. l 使った後はl ;:; l 綺麗にl l_____l __________ __________ _________ l________ll_________ll________ l ヽ________ヽ________ ヽヽ_______ ヽ | | | | | | | | | | | | ___( ,ウッ・・ウッ_________ _________ l__ / ∨ ̄∨ヽ_ll________ll_________l /__(,| r. 〈__ヽ________ヽ________ ヽ  ̄| | ヽ,_,ノヽ_,) | | | | | | | | | | ∧_∧ ∧∧ ( ) ( ) キャプテン・・ ( ) l つ │.││ . l l l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l 蘇る君を思う 11 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:31:07 ID:oP+KwrsD0 l_1_l_2_l_3_l_4_l_5_l_6_l_7_l_8_l_9_l . モナ洋l_1_l_0_l_1_l_0_l_0_l_1_l_0_l_ _..l_ _l. 4 ギコ中l_1_l_0_l_0_l_1_l_0_l_3_l_X_l_ _l._ _l .5 ヘヘ ピッチャー頑張れー (・ ;) (#) ) (_(_) ,,;:;:::;:;:::;:;:;:;:;:;:;:;;:;;:;;:::...,,, ,-...o..- /:;:::;:::::;:ヽ / ヽ l l ヽ u ./ ´`'> < ノ ヽ 隠してた不安から 12 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:31:53 ID:oP+KwrsD0 。゚ 〇 0 0 。 o 隠しきれない涙になる 13 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:32:47 ID:oP+KwrsD0 ;:;:;:;:;:;:;:;:;: ;:;:;:;:;;;:;:;:;:;:;:;:;: ;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;: ;:; ;:;:;: ;; ;:;: ___( ,:::;:: l__ / ∨ ̄∨ ::::: /__(,| r. 〈__ ;:  ̄| | ヽ,_,ノヽ_,) ;: あの頃の貴方の 涙の理由(ワケ)が今更、分かる 14 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:34:28 ID:oP+KwrsD0 : , - 、 __,- 、: :, ー 、 /、 丁: ,.ノ:_ , ー、f `l l |_,ィ'´ ノ: :|ヽ `〈l ド、 l _/_ , -、 : / ` 、 ゝ ! `´rゥ- '´ j: __/ `ュ >_:/ 1_,/`‐' ''" _.../:: | r' ´ : l _, -‐ '´厶_: ト-‐ゥ-‐' \ ィ´ `t┼ `ゝ_| ! 」 ヽ / 1 ___」 |∧ / 勺 " !ヽヘ _/ ゙;` 悴んだ手 重ねた日々 15 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 18:36:50 ID:oP+KwrsD0 / Λ_Λ Λ Λ O--―ー l (∀` ) (Д゚ ,,) /,(#」 ~) /l Y >、 (,) ヽ9ー‐‐) (,.ト9---|(#) / ___/_ヽ |__ヽ.__| "^ (__ノ ,_) )) "^ (__(____)"^ "^ "^ "^ 変わらない記憶の中で 16 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 19:13:35 ID:oP+KwrsD0 XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX XXXXXXXXXXXXXXXXXXXX/目∧XXXXXXXXXXXXXXXX  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (゚Д゚∩  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /目∧| |∠⌒∧ (・д・ .| |´∀`l。) ⊂l三|三lノ〇二l~ ) lニニ@ 'ノ .│ ..) __ (_)(_) ││| _ / / , ヽ (...(_)' /⌒ノ / / ー一' / / ll⌒l∩_  ̄ ̄ ○  ̄ ̄ (  ̄ ) //ノ / ^/ ノ/ ( 、 ヽ゚ | ヽ ヽつ  ̄(_  ̄ ̄\ ______/ 約束を破った僕は今も 17 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 19:16:35 ID:oP+KwrsD0 :.:.:::.:::.:::.::.::( .. :::.:::.::.::ヽ :::::.... :::::::::`'''‐‐--''''つ .:.:.:.:.:.:.... ::::.:::.:::.::(´ ::::::::::::::::::::.... :::::::ヽ、__-‐ 、 :::::::::::::::::::::::::.... :::.:::.::.:::.:::.:::.:ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::.... ::.::.::.:( ,.- ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.... :.:` ̄: : : :.:.:.:.::::::::::::::::::::::::::::::.... _o... /;;:;:;:;:;:;ヽフ |lフルレフルl .l ; ノ ,,-┴―┴- 、 /,|┌-‐─┐| \ / ヽ| | /l. (^) | '、/| / `./| | l X | | .| \ ヽ| l__l_(_.).| | .| \ |  ̄ ̄ ̄ | | ⊂|______| | l l ̄l . lUu | ヽ/┬ | 君の海を泳いでる 18 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 19:31:03 ID:oP+KwrsD0 中学最後の軟式大会。 あの2回戦は忘れられなかった。 あの2回戦が最後になった。 5-4の僅かな僅差での負け。 試合に出られなかった自分。 2回裏に投手が投げたボールを捕れなくて首に当たったキャッチャー。 その後にベンチに戻って悶絶。そして退場。 5回裏に足が悲鳴を上げだしたライト。 ベンチに戻って交代。 肩を壊してピッチャーが出来ず、サードで守備をしたエースのピッチャー。 最終回の2アウト1塁で打つことが出来ず無念の三振 そして ピッチャーが故障をしたから代わりにピッチャーで出場した本当はショートのキャプテン。 試合が終わった後、ベンチの隅で泣いていた姿が胸に刺さった そんな気持ちを作品に込めてみた。 19 : ◆n0smz7Ijy. :2007/08/09(木) 19:32:48 ID:oP+KwrsD0 思い出って優しすぎるね 風化するから 風化したくないけど思い出にしたくない そんな気持ち
-----
世界中の人達の幸せを願って(1)
268 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2007/08/11(土) 19:44:58 ID:om2iaNqV0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― │こんにちは。私はエンジェルしぃと申す者。 |あら、ご存知ない?しぃ総では結構古株キャラなのよ。 | |こちらの作者って、長編しぃ総では、孤島の虐殺、ストーカー殺人と、可哀想なキャラ満載の |憂鬱なお話ばかりご披露してるみたいじゃない。まったくとんでもない。 |というわけで、このたび首根っこを押さえてハッピーエンド物を用意させましたの。 | |あらすじを語ると、虐殺厨の末裔のモララーとしぃ族の娘が紆余曲折を経て愛を育むお話よ。 |最初、差別問題みたいな切り口にみせかけて、その後ラブコメ、主役の厨ニ病、 |なんだかヒューマンドラマっぽいの、渡鬼もビックリ家庭内ゴタゴタ、なぜかスカトロ、 |最後の方は神様みたいなのや作者の存在も匂わす厨展開テンコモリでお送りいたします。 | |注意書きとしては、血なまぐさい場面はないけど、ウンコは思いっっっきり出てくるわよ。 |エロはないです。(連想させる場面はありますが)そして変態要素もありません。 |もろもろの覚悟の上、全14話、ご賞味下さい。 └――――――――――――――――――――――――――――――――――v――――――― / / ⌒`ヽ / / ヾ \ / / ハハ \ ∧ ∧ / / ,,ハハ \(゚ー^*,)/ ハハハ / ,,ハハハ ,r ' ⌒ヽ ハハハヾ)ヾヽ / ////,, ハハハハ // ヽハハヾ)ヽ) ヽ / / / /(/(/(/(/ヾハ ハハ/ ヽ |\ \ (/(/(/(/(/(/ / /ヽ | \ ヽ (/(/(ノ(ノ(/ / / | ヽ、 \ ヽ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 269 : ◆/D8/honey2 :2007/08/11(土) 19:45:49 ID:om2iaNqV0 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ~ 世界中の人達の幸せを願って ~ ∧ ∧ ∧_∧ (*゚ー゚) (・∀・ ) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 270 :(1/20):2007/08/11(土) 19:47:29 ID:om2iaNqV0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 1 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ∧_∧ ( ・-・) | / つ旦O | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | || ̄ ̄||_丿_) |__| || ̄ ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 先々週は逢うのは無理と言われ、先週はドタキャン。 そして今は待ちぼうけ。 …なんだかね。向こうの熱が引いていくのがわかる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ( -∀-) | / つ旦O | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | || ̄ ̄||_丿_) |__| || ̄ ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …向こうの方から好きだと言って来たんじゃんか。 で、いつだって俺の都合無視で「逢いたい」って駄々こねてたのに。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 271 :(2/20):2007/08/11(土) 19:48:06 ID:om2iaNqV0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺は別に態度変えてないよ。前と一緒で向こうの要求にはできるだけ応じてた。 結婚だって向こうがうるさいから… そのつもりにもなってたのに。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ・∀・)(^∀^ ヽ| ( )と § | | | (( ( (_(_) (__(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: なーんで急に態度変わるかな? 他に男か?それも想像はつかないんだけどな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 272 :(3/20):2007/08/11(土) 19:48:31 ID:om2iaNqV0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …もともと、自分の要求ばっかりで思いやりのない女なんだよね。 わがまま。 甘えん坊。 いい加減。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ヽ /ヽ // / ヽ__/ ヽ // / \ / ヽ | (;;;) (;;) | | __ | ヽ / // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / (,へ《くゝ ヽ // / ヽ ヽ / ヽ ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あんな女といたら苦労するのは男の方って目に見えてる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ヽ /ヽ // / ヽ__/ ヽ // / \ / ヽ | == == | | _ | ヽ / // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / (,へ《くゝ ヽ // / ヽ ヽ / ヽ ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …俺の方から振ったって惜しくない女だろうが。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 273 :(4/20):2007/08/11(土) 19:49:05 ID:om2iaNqV0 ) ) ) ( ( ( /ヽ /ヽ // / ヽ__/ ヽ // ノ⌒ー'⌒ー'⌒ヽ / \ < あ~~ ) / ヽ ヽ~~~~~' | # , , | | == == | イライラ ヽ u "" rっ "" / イライラ // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / (,へ《くゝ ヽ // / ヽ ヽ / ヽ ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …そう割り切れよ、俺。 割り切らないとおそらく相当のダメージ受けることになるぞ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――――――――――――――― │…遅ぇよ。 何分待たす気だよ。 └―――――v――――――――――― ∧_∧ ( ;=∀=) | / つ旦O | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | || ̄ ̄||_丿_) |__| || ̄ ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 特に何したわけでもない。だが気づいていない自分の落ち度があるはずだ。 何を言われても冷静に。相手の言い分が正しければ謝罪と改善を、 相手の言い分に納得できなかったら別れもあり得ると。 いいか、まずは冷静に。 …捨てられそうになって慌ててその場だけ取り繕うような男じゃ 一度冷めた女の心を取り戻すのは不可能だ。 焦らず原因を見極めてから修復に乗り出せ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 274 :(5/20):2007/08/11(土) 19:49:48 ID:om2iaNqV0 ┌――――――――――――――――――― |…一言電話くれればいいのに。 └――――――――v――――――――――― /ヽ /ヽ // / ヽ__/ ヽ // / \ 電波の届かないところにいるか / ヽ 電源が入ってないだってさ | # , , | | (;;;) (;;;) | ヽ u "" rっ "" / // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / i (,へ《くゝ ヽ // / f ̄`i ヽ ヽ / / ̄ヽ ヽ ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: って、なんで俺ばっかりがこんなにもアイツのために心痛めなきゃならないんだ。 まだ本当に俺が悪いのかもわかってないのに。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …ん。お向かいの保育所はお散歩の時間か。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o /ヽ /ヽ 。 // / ヽ__/ ヽ // / \ / ヽ | (;;;) | _ | ヽ / // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / i (,へ《くゝ ヽ // / f ̄`i ヽ ヽ / / ̄ヽ ヽ ヽ 275 :(6/20):2007/08/11(土) 19:50:36 ID:om2iaNqV0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だだっ広くて客も少なく、店員の干渉もない喫茶店、 うちからも近いここは、こんな待ち合わせ以外にもよく利用させて貰ってる。 なので窓から見える街の様子もなんとなく把握してる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |3F ̄| |....… | |2F ̄| |....… | _____ |1F ̄| [ モナギコ不動産 ] |;;:ニl | |....… |: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニl |  ̄| ̄|: | 田田田 | | 田田 |ニニニl | |: : |: | 田田田 | | 田田 |ニニニl |. i┻iゝk | ΠΠ| | _____|ニニニl_|__,,,|iiiii|__,,);;____|__ l二二l___|___ ∧ ∧ (,,*゚ー) ,、,、 ,、,、 ,、,、 ,、,、 / つo(0゚*(o・,,(o^*(ー゚*) ( | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (/~U ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 今日の散歩当番は若い方の保母さんか。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 向かいにある小さな雑居ビルの4階には、保育所がある。 ろくに窓もないビルだが、わずかな窓には色画用紙で作ったチューリップなんか貼ってあり、 名前も聞いたことのない小さい会社が混在する風景からはいまいち浮いている。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 276 :(7/20):2007/08/11(土) 19:51:32 ID:om2iaNqV0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 商業地域のど真ん中、子供の育つ環境か?とも思うが、 駅から近いし働く人が預けるのに便利な保育所なんだろう。 天気のいい時はたぶん近くの公園にでも行くらしく、 日曜日もこうやって保母さんが小さい子達をリヤカーみたいな乳母車で連れ出してる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | / ∧ ∧ (,,*^ヮ) ,、,、 ,、,、 ,、,、 ,、,、  ̄ / つo(0^*(o・,,(o^*(ー゚*) ( | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (/~U ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: その光景を見ると、なんだか微笑ましい気分になる。 あぁ、それはこの若い方の保母さんが散歩当番の時だけなんだけどね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||| ∧ ∧ (#゚ぺ) ,、,、 ,、,、 ,、,、,、,、 / つo(_-*(_・,,(-゚*(-゚*) ( | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (/~U ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もう一人散歩当番でよく見かける保母さんは、 最初の保母さんと同じ「しぃ族」だが、こちらはいつも不機嫌で、 子供に話しかけられても面倒くさそうにしたり怒鳴ったりしている。 子供が好きなんじゃなくて、仕事だから嫌々やってる雰囲気が出まくりなので、 こちらをみかけると「こんな人が子供を預かっている」という現実に憂鬱な気分になってくる。 昔で言う「アフォしぃ」っていうのがこういう人のことなのかな、なんて少し思ったり。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 277 :(8/20):2007/08/11(土) 19:52:51 ID:om2iaNqV0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( あ、一番前の子が持ってたモノ落としたよ。保母さん気づくかな? ) ) ……うん、ちゃんと話聞いて拾ってやって、笑顔で渡してる。 ( ( こっちはホントに優しい保母さんだよなぁ。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o /ヽ /ヽ 。 // / ヽ__/ ヽ // / \ / ヽ | (;;;) | 、_ | ヽ / // ヽ、 / /// ┌───────┐ / / ̄ ̄ヽ /// | おまたせ~ > / i (,へ《くゝ ヽ // └───────┘ / f ̄`i ヽ ヽ / / ̄ヽ ヽ ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あの意地悪そうな保母さんの方も、近くに人がいるとその場では作り笑顔で優しいフリしてるけど、 こっちの保母さんは、周りの人間で態度が変わらない。 まだ人としての会話も難しいあれくらいの幼児相手でも、立ち止まって話を聞いてやったり。 自分も将来子供ができて預けるとしたら、ああいう人にお願いしたいとこだ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 278 :(9/20):2007/08/11(土) 19:53:16 ID:om2iaNqV0 ┌――――――――――――――― │遅いよ。遅れるんなら連絡くれよ。 └――――v――――――――――――――――――――――――― |ごめん、朝から親と長電話してて…。 └――――――v――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X m ( #・∀) (^∀^ ヽ| ノ | / つ旦O O と § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌――――――――――――――――――――――――――――― │親か。ならしょうがないね。 |こっちで一人暮らししてるレモナのことが心配なんだろうし。 └――――v――――――――――――――――――――――――― | ……うん。 └―――v―――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( -∀-) (∀^ ヽ| | / つ旦O O と § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| 279 :(10/20):2007/08/11(土) 19:53:54 ID:om2iaNqV0 ┌―――――――――――――――――――――――― │たまには帰って顔見せてあげた方がいいんじゃない? |来月になれば今月より仕事楽になるんだろ? └――――v――――――――――――――――――― | ……先週行ってきた。 └―――v―――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ・∀) (∀^ ヽ| | / つ旦O O と § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌―――――――――――――――――――――――― │あ、逢えなかったのってそっち行ってたから? |どうしたの急に、ご実家で何かあったの? └――――v―――――――――――――――――――――― | …うーん…なんていうか…。 └―――v――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ;・∀・) (∀^ ヽ| | / つ つ旦 O旦と § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| 280 :(11/20):2007/08/11(土) 19:54:24 ID:om2iaNqV0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | お見合いを勧められてね。断ったのよ。 | | それでこっちでモララーとつきあってる話したの。 | | 先々週はそれで実家に呼び出されて…。 | | もちろん断ったけど、内容が内容だから . | | モララーには話しづらくて。 | \______________________/ /ヽ /ヽ / ヽ__/ ヽ / \ / ヽ | u (;;;) (;;) | | llll ト--イ | ヽ ヽ_ノ / ヽ、 / / ヽ / ヽ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | で、いまだになんだか… | | もめちゃってるって言うかね。 | \___________________/ 281 :(12/20):2007/08/11(土) 19:55:00 ID:om2iaNqV0 ┌―――――――――――――――――――――――― │…何、その見合い相手と絶対結婚しろって? └――――v――――――――――――――――――――――――――― | …いや…。結婚は私の好きな人とすればいいって。 └――――――v――――――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ;-∀-) (^∀^;ヽ| | / つ旦O O旦と § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌―――――――――――― │なんだ、じゃ何が問題? └――――v――――――――――――――――― | …いや…。それが…。 └――――――v―――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ;^∀^) (^-^;ヽ| | / つ旦O O旦と § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| 282 :(13/20):2007/08/11(土) 19:55:24 ID:om2iaNqV0 ┌――――――――――――――――――――――― |…ああ、もう、どうしたらいいのかわかんないよ。 └―――――――――――――v――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ;・∀・) ∩д^;∩| | / つ旦O 旦 § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌―――――――――――――――――――――― |…わけわかんね。 | | |…つまり俺じゃダメってことか? └――――v――――――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ;・∀) ∩-";∩| | / つ旦O 旦 § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| 283 :(14/20):2007/08/11(土) 19:55:51 ID:om2iaNqV0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 即、「そんなことない」って言ってもらえると半分は思ってた。 だが彼女は何も答えられず固まってしまったんだ。 彼女の意思か、親の反対か。 とにかく俺じゃダメというのは図星だったらしい。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ;・∀) ∩-";∩| | / つ旦O 旦 § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …動けない彼女を見ると、彼女の一人の意思とは思い難い。 (だって自分が嫌いになれば、ためらいもせずにさっさと振りそうな女だよ、こいつは) レモナの両親とはまだ会ったことがないが、 一人娘を、まだ会ったことのない得体の知れない男にやりたくないというのは 世の中ありがちな展開だろう。 うーん、俺もこのホームドラマちっくな戦いに入っていかないといけないのか…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 284 :(15/20):2007/08/11(土) 19:56:25 ID:om2iaNqV0 ┌―――――――――――――――― |一度俺が… |レモナのご両親にあって |きちんとお願いしてみようか? └――――v――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( -∀) ∩-^ ∩| | / U と)旦 旦 § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌―――ヘ―――――――――――――――――――――――――――――――― |そりゃ俺は母子家庭の一人息子だし、一人娘の親からすれば不安もあると思う。 |でも前にも言ったとおり、うちの母は父方の家族のことで苦労したから、 |結婚後の俺とは距離を置いた暮らしがしたいと言ってるんだ。俺もそれに同意だ。 └―――――――――――――――――――――――――――――――――― ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺の父は…自分の両親と温泉旅行中に交通事故で亡くなった。 父、祖父母同時に失った俺は、あまり悲しくも思わなかった。 ハ ハ ∧)))∧ ( ,,) ∬ -∀) 日 日 日 ( ,,) ( U  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ U"U (^(^ ̄__) 普段から母は、父、父方の祖父母に女中のように扱われ、 この時も母は皆が遊びにいってる間、一人で留守番して 祖父母宅の障子を全て張り替えるようにいわれていた。 父達に逆らえなかった俺は温泉に連れて行かれる予定だったが、 たまたま前日から熱を出して留守番となっていたため、この難を逃れられた。 嫁いびりの因果応報か。神様は見てるもんだ、と子供ながらに思ったりした。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 285 :(16/20):2007/08/11(土) 19:57:15 ID:om2iaNqV0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 遺産も入り手に職のあった母との母子家庭生活は、世間で聞くほどつらいものでもなく、 金銭的にも心情的にも負い目を感じることはなかった。 就職も身の丈相応、一発で希望のところに通ったしね。 自分の運命に卑屈になったことなんて、別に一度もなかったよ。 ∧)))∧ ∧_∧ ∬・<∀・∬/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀・ ) ( つ Oと ) ヽ / \ ノ 未亡人になった母にもね、俺というしがらみに囚われず好きに生きて欲しかったし、 実際今の母は昔の犠牲者のような面影もなく、職場仲間との旅行や趣味のコーラスに夢中。 俺の嫁に苦労をかける嫌な姑にはなりたくないし、嫁に気を遣って暮らすのも肩身が狭いから、 俺の結婚後は別居がいい、相手次第では俺が婿養子に行ってもいいってくらいの人。 今は一緒に暮らしているが、べったり依存しあった親子関係なんてのは俺達にはない。 俺自身も親孝行は日頃の感謝と、親が動けなくなってから…のことでいいと思ってる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 286 :(17/20):2007/08/11(土) 19:57:42 ID:om2iaNqV0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だからうちの家庭のことで反対してるのなら、それは関係ない、 俺がこれからレモナをどれだけ大事にできるのかを見て考えて欲しいと思う。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――― |…ううん、母子家庭がどうとか、モララーのお母さんがどうとかじゃなくて… | | ハァ… └――――――――――――v――――――――――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ・∀) ("д";ヽ| | / つ旦O 旦 U § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――― |あのさ、何がよくないのかハッキリしてくれる? |そうしてくれないと俺もなんて答えりゃいいのかわかんないよ。 └―――v―――――――――――――――――――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ;-∀-) ("д";ヽ| | / つ旦O 旦 U § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| 287 :(18/20):2007/08/11(土) 19:58:15 ID:om2iaNqV0 ┌――――――――――――――――――――――――――――― |ごめん。私には難しくて…その…ちゃんと説明できそうにない。 └―――――――――――――v―――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ・Д・) |ノ "д") | / つ旦O 旦 U. | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌―――――――――――――――――――――――――――――― |それなら俺が直接君の両親に聞いてやるよ! |何が悪いかも教えて貰えないで反対されて納得できるかよ!? └―――v――――――――――――――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( #・∀) ("д";ヽ| | と つ旦 旦 U § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 口を濁すレモナにイライラしてくる俺。 そんな俺にいつになくびびってるレモナ。(いつもは俺が怒ると向こうがもっと膨れる) 少し我に返って、何言われても冷静に受け止めるから 正直に話してくれと彼女に迫った。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 288 :(19/20):2007/08/11(土) 19:59:01 ID:om2iaNqV0 ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――― |…モララーは自分のお父さんのことあんまり話してくれなかったけど… | | 早く亡くなったモララーのお父さんって └――――――――――――v――――――――――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ・∀・) ("д";ヽ| | / つ旦O 旦 U § |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| 289 :(20/20):2007/08/11(土) 19:59:29 ID:om2iaNqV0 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | | 『虐殺厨』の家系だったんでしょ…? | | | \__________________/ /ヽ /ヽ / ヽ__/ ヽ / \ / ヽ | (;;;) (;;) | | __ | ヽ / ヽ、 / / ヽ / ヽ | | ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(2)
世界中の人達の幸せを願って(2)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(1)
298 :(1/17):2007/08/12(日) 22:18:52 ID:1j+N0sZX0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 2 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |.__ | ||矢| | ||羅| | ____________||内| |_______________ l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l_,,||科| |__l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__l__ _l_|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__|  ̄ .|_l__l__,|,|,|,|,|,|,|,|,|,|_l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ _l__l__l__l__,| : : : |_l__l__l__l__l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ l.,___,.;| ∧_∧ ( ;-∀-) ( ) 人 Y し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 母とも話題にしたことがないし、深く考えたことがなかった。 自分が『虐殺厨』の血を引いてたかどうかなんて。 時には母に暴力も振るってたあの父なら、 昔で言うところの『虐殺厨』の血が混じってると言われれば、 そうかも、なんて思える。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 300 :(2/17):2007/08/12(日) 22:21:39 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 『虐殺厨』というのはこの国に200年くらい前にいたモララー族の一派。 彼らが当時の移民だったしぃ族を『アフォしぃ』と呼び迫害をしたことは教科書にも載っている。 その時代、この国は急速に勢力を増したモララー神教派に政権を取られ、 厳格な規律に基づいたマターリを誇りとするモララー族の選民思想が蔓延っていた。 ∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀・) (・∀・ ) (゚0Tili) と ⊃( チィチィ!! ( ⊃( チィィィィィッ!! ~~ (三三)ノ.人 Yハ ハ) 人 Y(ハ ハ ~~ (( とと,,ノ~し'(_(゚0゚*) し´(_(#゚0゚) 文化も遅れ、それゆえに貪欲さや怠慢ぶりを隠さず乱婚だったしぃ族は 狂信的なモララー神教信者の嫌悪の対象となった。 『アフォしぃ狩り』が行われ、何万人というしぃ族が虐殺された。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 301 :(3/17):2007/08/12(日) 22:23:50 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃ族を虐げていた『虐殺厨』は結局モララー神教もろとも次の政権に倒された。 しぃ族は他種族と同等の権利と国籍を認められ、しぃ族も積極的にこの国の文化を吸収する。 100年くらい前からはしぃ族の大臣も現れはじめたし、政界・財界の大御所もかなり登場している。 モララー族をはじめいろんな種族との結婚も普通にしている。 今じゃ移民扱いする奴なんてほとんどいない。 / ̄ ̄\ :::::::/ ̄ ̄ヽ \ :::::::\ \ \ :::::::\ \ / ̄ :::::::\/ ̄ ̄ヽf 現在の平等・博愛精神の我が国では、この歴史は汚点でもある。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 302 :(4/17):2007/08/12(日) 22:25:03 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 差別もなぁ…たまにあるらしいとも聞くけど、少なくとも俺周辺では聞いたことがなかった。 この歴史を習ったばかりの時、同級生のしぃ族の女の子が『アフォしぃ』とからかったのだが、 即先生がからかった子を真剣に注意して、皆納得、それ以降からかう奴も一人も出なかった。 ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ __(,, ) __(,, ) __(,, ) |\  ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄\ |ヽ|二二二二| |ヽ|二二二二| |ヽ|二二二二| | | | | | | ハ,,ハ ハ,,ハ ハ,,ハ __(,, ) __(,, ) __(,, ) |\  ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄\ |\  ̄ ̄ ̄\ |ヽ|二二二二| |ヽ|二二二二| |ヽ|二二二二| | | | | | | __∧_∧ |\ ( ,,) | |二( 、) もちろん『虐殺厨』の方も、歴史的には許されないけど今の時代に子孫だからどうのと 言ってる人にはあった事がなかったよ。 だいたい今の時代、その危険思想が受け入れられるワケないんだし、 俺自身もモララー族であることに、引け目も優越感も感じたことなかったんだがなぁ。 でもそれって今までの環境が良かったから俺が知らなかっただけなのかな? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 303 :(5/17):2007/08/12(日) 22:25:45 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 今も、自分が『虐殺厨』の子孫だったってことより、 会ったこともないレモナの両親が、知らない間に俺の身元調査して そんな事実をつきとめてきたことの方がショックでね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |.__ | ||矢| | ||羅| | ____________||内| |_______________ l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l_,,||科| |__l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__l__ _l_|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__|  ̄ .|_l__l__,|,|,|,|,|,|,|,|,|,|_l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ _l__l__l__l__,| : : : |_l__l__l__l__l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ l.,___,.;| ∧_∧ ( ;-∀-) ( ) 人 Y し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 田舎?いい家柄?そういった一部ではまだこだわりが強いのかね? とにかく俺という人間に対して、まずそこから判断しようとする差別主義者の彼女の両親と 仲良くやっていける気はしないな。 レモナ自身もなぁ、親の反対を押し切ってでもって姿勢には見えなかったもんな。 そういう偏見で俺を切り捨てるというんなら、 俺側としても彼女に幻滅、もう今までみたいに好きではいられないだろう。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 304 :(6/17):2007/08/12(日) 22:26:08 ID:1j+N0sZX0 ┌――――――――――――――――― │おや、今日はもう帰ってきたの? |夕飯、自分の分しか用意してないけど。 └―――――v――――――――――――――――― |あ、いらないよ。 └―――v――――― ∧)))∧ ジュー ∬・<д・∬ ( つ==⊂⊃ ) ))| ̄ ̄ ̄ ̄ (_)_)| ∧_∧ (・ ) ( ) | | | (__)_) ∧)))∧ ジュー ∬ ・<∀∬ ( つ==⊂⊃ ) ))| ̄ ̄ ̄ ̄ (_)_)| ∧_∧ ( -∀) ( ) 人 Y し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …母さんは、父さんが『虐殺厨』の子孫というのは知っているんだろうか。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 305 :(7/17):2007/08/12(日) 22:26:47 ID:1j+N0sZX0 ┌――――――――― │ …そうだけど…。 └――――――v――――――――――――――――― | 俺には隠してたの? └―――――――v――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬;・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀- ) ( つ≠/ 日\ ) ヽ / \ ノ ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――― │ …そんな話、わざわざ聞かせてなくてもいいかと思ってね。 | |別に『虐殺厨』というのは、身分や人種が卑しいワケじゃないわ。 |その当時の社会の流れで、そういう主義主張を選んだというだけで。 |確かに酷いことだったけど、そんなの歴史を辿れば、 |非人道的なことをやった民族はいくらでもいるじゃない。 | |当時の罪は裁かれても、普通は誰も子孫を咎めたりしないわ。 |母さんの時代だって、周りでそんなこと言う人は少ししかいなかったんだけど、 |よりによって、モララーのおつきあいしてる人の両親が |そういうことにこだわる人だったとはね…。 └――――――v―――――――――――――――――――――――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬;-<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀- ) ( つ≠/ 日\ ) ヽ / \ ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: なるほど、母さん自身は知ってはいたけど、意識する必要ナシと思っていたと。 今の世の中では気にされてないけどたまにこだわる人もいると。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 306 :(8/17):2007/08/12(日) 22:27:24 ID:1j+N0sZX0 ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――― |っていうかアナタ、つきあってる人がいるなら、こっちにも話しときなさいよ!! |向こうは興信所でこっちを調べるとこまでやってるっていうのに、 |母さんは全く何も知らされてないなんて馬鹿みたいじゃない!! | |ほんと、これから30や40過ぎてもうちにいられたらどうしようと |こっちはヒヤヒヤしてたっていうのに。 └――――――v―――――――――――――――――――――――――― |いや、なんか言う機会なくて。 └―――――――v―――――――――――――――― ∧)))∧ ∧_∧ なんだその ∬;・<~)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀^; ) 最後の心配はww ( つ≠/ 日\ ) そんなに俺と暮らすのがイヤかよww ヽ / \ ノ ┌――――――――――――――――――――――――――――――― │でも、そういうことなんで。ダメになりそう。 |まだ俺自身に甲斐性ないとかなら、頑張ろうって気になるけど、 |生まれがどうこう言われたんじゃ、手の打ちようもないしね。 └――――――――――――――――v―――――――――――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<-)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-∀- ) ( つ≠/ 日\ ) ヽ / \ ノ 307 :(9/17):2007/08/12(日) 22:28:41 ID:1j+N0sZX0 ┌―――――――――――――――――――― │あ、別に母さんを責めてるんじゃないよ。 └――――――――――v―――――――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<-)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(・∀・; ) ( つ≠/ 日\ ) ヽ / \ ノ ┌――――――――ヘ――――――――――――― │当たり前よ。なんで責められなきゃならないの。 └――――――――――――――――――――― ┌――――――――――――――――――――― │父さんと結婚したことも、アナタを産んだことも |何一つ後悔してません。 └――――――v―――――――――――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬ -<∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀・ ) ( つ≠/ 日\ ) ヽ / \ ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …実はひどく動揺してた。 俺は『虐殺厨』の子孫、ひょっとしてこの世に認められない蔑まれた存在なのか…?って。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 308 :(10/17):2007/08/12(日) 22:29:24 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 正直、さっきの一言で救われたよ。 …先祖がどうとか言う前に、こっちも母さんの子でよかったってね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――――――――――――――――――――――――――― │えぇ~父さんにあんな扱い受けてたのに後悔してなかったの!? └――――――――――――――――v―――――――――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀・; ) ( つ≠/ 日\ と ) ヽ / \ ノ ┌――――――――――――――ヘ――――――――――――――――――――― │それに、爺さん婆さんも母さんに威張ってばかりだったじゃないか。 |あれってやっぱり、父さん一家が『虐殺厨』の血を引いてたからじゃないのかな? └――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┌―――――――――――――――――――――――――――――――――――― │あれは、モララー族も虐殺厨も関係ない、ただの古ーくて頭の固い人よ。 |お父さんは自分の両親に逆らえなかった、ある意味可哀想な人だったわ。 └――――――v―――――――――――――――――――――――――――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬ -<∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀・ ) ( つ≠/ 日\ ) ヽ / \ ノ ┌―――――――ヘ―――――――――――――――――――― │嫁の私にはアレだったけど、アナタは可愛がられてたわよ。 |アナタ自身が父さんに酷いことされた思い出なんてないでしょ? └―――――――――――――――――――――――――――― 309 :(11/17):2007/08/12(日) 22:30:01 ID:1j+N0sZX0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 確かに…。「母さんが可哀想」という見方しかできなかったから、 ) ) 父さんには嫌な印象が残ってたけど、俺と二人の時は ( ( 一緒に夜にカブト虫取りに行ったりして楽しかったな。 ) ) 父さんは嫌な奴じゃなかったんだ…今までゴメンネ、父さん… ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o * 。 * ∧)))∧ ∧_∧ じーん ∬・<∀・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-∀-* ) * ( つ≠/ 日\ ) ヽ / \ ノ ┌―――――――ヘ――――――――――――――――――――――――― │いつだったかな、父さんとアナタが二人で夜カブト虫を取りに行った時、 |帰り道アナタが転んでヒザ擦り剥いて、父さんたら市に抗議して |夜道に街灯増やさせたりしたっけね。 |可愛い息子のアナタのために必死だったわwwww └――――――――――――――――――――――――――――――――― |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||| ┌―――――――――――――――― │ …それって超DQNじゃん…orz └――――――――v―――――――― |||||||||||| あっはっは ∧)))∧ ∧_∧ ||||| やっぱ母さん ∬・<∀・)/ ̄ ̄ ̄ ̄/つとヽ;;;;) 父さんのこと ( つ≠/ (ノ\l Y ;;;ヽ 許してないでしょ ヽ / `-'、;;;;;; 310 :(12/17):2007/08/12(日) 22:30:54 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: とにかく現代において、『虐殺厨』の血筋がどう扱われるかっていうのは一応理解できた。 気に入らないという人がいても、俺自身が卑屈になる必要などない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――――――――――――――― |俺の生い立ちは変えられないよ。 | |君自身はどうしたい? └―――v――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( -∀) (-^; ヽ| | つ ( U § |、 . ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ┌―――――――――――――――――――――――――― |嫌な両親よね…。モララー自身は何も悪くないのに、 |そんなこと言うなんて。 └――――――――v――――――――――――――――― ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( ・∀) (д"; ヽ| | U O ( U § |、 . ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| 311 :(13/17):2007/08/12(日) 22:31:36 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もう、 期待持たせる言い方しないで欲しいな。 俺が自分自身をちゃんと見てもらうために、きちんと挨拶すると言っても、 「あの両親に何言っても無駄」と却下、 親の反対押し切ってでも結婚してみるかって問いには口を濁す。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧, ∧_∧ Xヘ ハヾ X ( -∀) (д" ヽ| | U O ( U § |、 . ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| || ̄ ̄||_丿_) |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …親の意見を大切に思う気持ちが、俺を思う気持ちより勝ってるのか、 それとも差別的な考えに感化されたのかわからないけど、 もうやめたいと思ってるんなら、そう言ってくれよ。 俺が先に結論だせば、おまえ側は楽だもんな。ほんとこんな時までズルイ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 312 :(14/17):2007/08/12(日) 22:32:17 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 冷めるよなあ…。もういいや。この女とは結婚しなくて。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... /ヽ /ヽ / ヽ__/ ヽ / \ lヽ /| / ヽ | \ ̄ ̄ヽr  ̄ ヽ l | | /|,,,...-` ` " . . . \ | == rつ | / ミ" . : : :::;;ヽ ヽ _ / / : : : : :::;;l ヽ、 / (((ヘ_,勹 :: : : : : :::;;| / /⌒\/⌒ヽヽ ヾ > く::: ;;;; . : : : :::;;| / / く k ヽ く_へ_>:: ....:::::;;;; ..... ::::::::;;;;ノ / / f^しヽ)ヽ ヽ (人,,)ii :::l::ii :: ::|lii:::|ii:: :::ii:::i:i::ii| / / / ヽ ヽ (人,,);;ii :::l::ii :: ::|lii:::|ii:: :::ii:::i:i::ii| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だが自分から別れを切り出すのは相手の思惑に乗るようで不愉快、 かといって虐殺厨の子孫だから捨てられた、というのも惨めな話。 まったくどっちにしたって嫌な選択だ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 313 :(15/17):2007/08/12(日) 22:33:01 ID:1j+N0sZX0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 結局、彼女に対してはもう粘着するエネルギーすら沸かなかったので、 さっさと縁を切ることにした。 何でそっちが涙ぐむ。まるで俺が悪いみたいに。悲劇の主役はこっちだろ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧, Xヘ ハヾ X (-" ヽ| | U § ∧_∧ |.  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ )| ( -∀-) || ̄ ̄| |__| (_(__ノ|| ̄ ̄|| ( ) 人 Y し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 『虐殺厨』だったら、自分に無礼を働くこの女にどんな制裁を加えてたんだろう? ただもう、彼女のそばから一刻も早く離れたいと考えるヘタレの俺の どこに虐殺厨の血の要素があるのかマジ疑問だよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 314 :(16/17):2007/08/12(日) 22:34:10 ID:1j+N0sZX0 |3F ̄| |....… | |2F ̄| |....… | _____ |1F ̄| [ モナギコ不動産 ] |;;:ニl | |....… |: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニl |  ̄| ̄|: | 田田田 | | 田田 |ニニニl | |: : |: | 田田田 | | 田田 |ニニニl |. i┻iゝk | ΠΠ| | _____|ニニニl_|__,,,|iiiii|__,,);;____|__ l二二l___|___ ∧_∧ (∀- ) ( ) Y 人 .(_)`J ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 好きと言われて受け入れて。 わがまま言われて受け入れて。 結婚するのも受け入れて。 別れ話も受け入れて。 毒も牙もない言いなり男。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 315 :(17/17):2007/08/12(日) 22:35:56 ID:1j+N0sZX0 |3F ̄| |....… | |2F ̄| |....… | _____ |1F ̄| [ モナギコ不動産 ] |;;:ニl | |....… |: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニl |  ̄| ̄|: | 田田田 | | 田田 |ニニニl | |: : |: | 田田田 | | 田田 |ニニニl |. i┻iゝk | ΠΠ| | _____|ニニニl_|__,,,|iiiii|__,,);;____|__ l二二l___|___ ∧_∧ ∩ ) ヽ ) ( ( ( ,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; (__)_) ........,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; .......,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …こんなヘタレよりも、『虐殺厨』の方がまだマシだったろうな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(3)
世界中の人達の幸せを願って(3)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(2)
322 :(1/18):2007/08/13(月) 18:37:55 ID:WVQvp5WP0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 3 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ |3F ̄| |....… | |2F ̄| |....… | _____ |1F ̄| [ モナギコ不動産 ] |;;:ニl | |....… |: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニl |  ̄| ̄|: | 田田田 | | 田田 |ニニニl | |: : |: | 田田田 | | 田田 |ニニニl |. i┻iゝk | ΠΠ| | _____|ニニニl_|__,,,|iiiii|__,,);;____|__ l二二l___|___ ∧ ∧ (,,*゚ヮ) ,、,、 ,、,、 ,、,、 ,、... / つo(ー゚*(o・,,(o^*(-;;゚#) ( | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (/~U ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 子供達の中にでぃが入ったな。でぃはたいていは専門の施設に入るのに ) ) この保育所は受け入れたんだ。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 323 :(2/18):2007/08/13(月) 18:38:25 ID:WVQvp5WP0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ちゃんとでぃの子にも気を配ってるな。 ) ) 優しい笑顔だ…。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~' o /ヽ /ヽ 。 // / ヽ__/ ヽ // / \ / ヽ | (;;;) | "" 、_ | ヽ / // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / (,へ《くゝ ヽ // / ヽ ヽ / / ̄ヽ ヽ ヽ /ヽ /ヽ // / ヽ__/ ヽ // / \ / ヽ | (;;;) | //// _ | ヽ / // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / (,へ《くゝ ヽ // / ヽ ヽ / / ̄ヽ ヽ ヽ 324 :(3/18):2007/08/13(月) 18:38:53 ID:WVQvp5WP0 フゥ ∧_∧ m ( ;-∀) ノ | / つ と) | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | || ̄ ̄||_丿_) |__| || ̄ ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …俺はいまだにあの別れ話をした喫茶店に出入りしてる。 終わった恋の悲しみに暮れてるワケじゃなくて、その… …あの保母さんの顔がみたくて。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 325 :(4/18):2007/08/13(月) 18:39:25 ID:WVQvp5WP0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 癒されるんだ。今もそうだけど、あの子はでぃの子のことも差別しない。 裏表なく、誰に対しても素敵な笑顔。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: * * ニッコリ * ∧ ∧ * (,,*^ヮ) ,、,、 ,、,、 ,、,、 ,、... / つo(ー゚*(o・,,(o^*(-;;゚#) ( | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (/~U ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: いや、俺に向けられてるワケじゃないってわかってるけどさ。 女に裏切られてこの世を儚く思いたくなる今、 世の中にはああいう女の子もいるっていうのが俺の救いになってるんだよ。 ああいう子なら小賢しい駆け引きナシの素直な恋愛しそうだし。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ) ) ) ( ( ( えーと ∧_∧ i^i^∧ ご注文は (////∀) キューン (д´;,,) | / ∩∩ | □と ) |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | |___| ) || ̄ ̄||_丿_) |__| || ̄ ̄|| U"U 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( まさに天使…っ!! ) ヽ~~~~~~~~~~' 326 :(5/18):2007/08/13(月) 18:40:01 ID:WVQvp5WP0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女が俺の恋人なら…俺が虐殺厨の子孫と知っても そこで態度を変えたりはしないだろうな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( しっかし、向こうがこっちを知らないのに ) ) こうやって影から姿を見ても、全く無意味…っ!! ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ( ;=∀) | つd__l | |、 . ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | || ̄ ̄||_丿_) |__| || ̄ ̄|| ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( やっぱ、さっさと行動してみるか。思い立ったら今日これからだ! ) ) 名前も知らない今の方が振られてもダメージ少なそうだし ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 結婚の約束した相手からダメ出し食らった俺だ、 。 今更ナンパの失敗など恐るるに足らんわ ∧_∧ ( *-∀) | つd__l | |、 . ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | || ̄ ̄||_丿_) |__| || ̄ ̄|| 327 :(6/18):2007/08/13(月) 18:40:45 ID:WVQvp5WP0 | d__l | ∧_∧ |.  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄. | ( ・∀・) || ̄ ̄| |__| || ̄ ̄|| ( ) 人 Y し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ほんとはそれほど積極的な男でもなかったんだがwww とにかく前回のひたすら受身だった自分が惨めだったことが響いてたし、 実際一人身が寂しいこと、本当に自分が女に認められない存在か試してみたかったことなどが 相まって、あまりにも早い行動に切り出した。 それにどうせ今なら振られたとしても、既に持ってるダメージが一割り増しになる程度だ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: (;; ,,,;;゙);;゙) (;;;;;(;;;;;;;;;;;,,,,, ;;;;,) ,,,, (<;,;;;; ;;;,, ,,,;;;;;;;;;;;;゙) ,,,,;;;゙) 、 ,,,,, ,,, ,, ,, ,, ,,, ,,, (rill;;::(;;;,,,, ,,,,,;;;;;;;;; ヾ,,,,;;;;,,;ゞ :::::) ;;;;;;; ;;;;;;; ;;;;;;; ::::: ;;;;;;::;;;;;; 丶;;;l;;;;il;;;;;,,, ;;;;;;;;;; 、'゙,;;, ,,;;)::::)::) ,. ,,!!,, ,. ,,!!,, ,. !!,, ,, ,. ,,!!,,,,!!,, ((;;;;;;;;;;(リ;;;;;;,,ゞ ,,,;;;;;;,,,ゞ;;,,,ゞ ,..,,.',,,,..' '' ,,,..',..,',..,'.,.',,,,..,,.',,,,..'',.',,.',,,,.. ~゙'''''';'レ;;;li:;;ヾ゙~ ';;lii;_ヾlii;_ヾ ヽ;ii;l;l !ii,| .|:;|_-,, {,`、~;~:~:~; : : : : |ll|i;| lil;| /|:;|,//7 ___ ___ `、`、; ; : ; : ; : : . rrrrrrァ、 l;;lii;l ,:、ー|;il;lーァi~i~//7 i´,.-、`! _ i´,.-、`! ___ `、`、; ; ; : ; : ; VV/V/i!ifーーl:;;lil|ll~~ll~~ll~~llr'ヽ/7 ,!_! !_|,i´,.-、`!,!_! !_|,i´,.-、`! `、`、; ; : ; : V/V/Vi!,l ,~|;;ill;|ll~~/ll",γヽ/7 ,!_! !_|, ,!_! !_l, `、`、_;_;_;_ V/V/Vi!l~~ll~~ll~~ll ;;,||,γ'ヽ/ フ `ーーーー /V/V/i! '''''"'''''''"""'''""'",,'' ][] ][[ ]] . . . ... ... .. , ,' ∧_∧ ( ・) ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ) ( やっぱり一番近いここの公園だったか。 ) 人 Y 。 o ) 向こうの仕事中に話しかけるのは野暮だけど 、( し(_) ( 夜の帰りを待ったりするよりは健全で手っ取り早いよな。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そうやって冷静に割り切れるうちに、答えを出しちゃう方がいい。 それにもうね、望みのない女にはウダウダ時間を使うことすらイヤなんだよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 328 :(7/18):2007/08/13(月) 18:41:14 ID:WVQvp5WP0 .... .. .:.:.:..: .:.:.:. . ... :. .:.:.:.: .: :..... .. .... .. .. . ... :. .:.:.:... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... .. ...:. .:.:.:..: .:.:.:. . ;" "';:''"";"''" ;";;"'':,,、. .:.:.:..: .:.:.:. . ... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... .. ...:. .:.:.:.: .. .:.:.:.:.:.:.:.... .. ;ヾ; ;" " ヾ;; " ; " ;; ヾ, .. .:.:.:.: .: .... .:.:.:...... .... .. .:.:.:.:. .. ... ....:.:.:.: .: .... .:.:.:.. .. :... .. . " ; ;ゞ ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;;ヾ; .. .... .. .:.:.:..: .:.:.:. . ... :. .:.:.:.: .: .... .:.:.:..... .. .... .. .. . ... :. .:.:.:.: .: .... . ;" "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ . .:.:.:.... .:.:.:..... .. .. :. .:.:.:.: .. .:.:.:.:.:.:.:.... .. . . ..:.:.:..: .:.:.:... . "; "ゞ ; ; ; ゞ ; ;ヾ ; ; ヾ ;ゞ .. .... ...:.:... .. . . .. .:...:... .. . .. .. . .. .... .. .. ; ;;";ヾ; ;"/" ; ;ヾ ;ヾ";;" .. . .... ... . . . ..... . ";"; "i "; ;ヾ; ;ヾ; ;メヾ " ィ-ィ^ヘィニニニィ^ヘヲ´ ̄`ゝ-ァ=く--ィ i :::::::::┌─┐l<| ̄Li= ヾi;;ii ;iiメソ ヾ; ;ゞ; "ェェェ:iiiiii i i i iiiiii三 iiiiiiiiiiiiiiiiiiiイ ─ | | ィ |=ェェィ├─┤:: | ""|l!|| ll|ソ ""ニニニニニニl小ニニニニニニニニニニニニニl ||i⌒「i i r , - ァ -,-、-、ii円_ l;l!ll |l| ,,,,,, , ,,,,,, , ,,,,,, , ,,,,,, , ,,,,,, , ,,,,,, , ,,,,,, , ,,,,,, , ,,,,,, , |:l||l |l| ,,iiiii;;;::..゙ ,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙,,iiiii;;;::. ゙ ,,iiiii;;;::. ゙ |;l!l| ||l iiiiii;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;:::::::iiiii;;;;;::::::: |ill|| lll⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y 二llil|l l!|二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 、.,.|::l|| !!|、.,., ∧ ∧ (*゚ヮ゚) ,、,、 / つ ,、... ,、,、 (o^*) ∧_∧ ( ノ (-;;゚#) (,*゚ー) ,、,、__) ( ・∀) (/^ヽ) (_;;,,) (__,,) (o・,,) ( ) (__,,) 、.,.,,.,..,.,,.、.,.,,.. ||三三三三三三三三|| .,.,,.、.,.,,.、.,.,,.、.,.,,.、. ||三三三三三三三三|| ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒。⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 近くで見るとレモナとは全然違うタイプだなぁ。 ) ) けどいいよな、この子で。よっし行動開始!! ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 329 :(8/18):2007/08/13(月) 18:41:47 ID:WVQvp5WP0 ┌――――――――――――――――――――――――――――― │あの、すみません。 |クッキーなんですけど、こんなにたくさん貰ってしまったんで、 |よかったらお子さん達にどうですか? └―――――v―――――――――――――――――――――――― ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀) (-゚*,) ( つ^^l. U | ,、... ,、,、 | | |  ̄ ( | (#゚;;-) (,*゚ー) (_)_) U"U (_;;,,) (__,,) ↑ もちろん自分で買ったwww ┌――――――――――――――――――――――――――― │ありがとうございます! |でもすみません、子供達には園で用意した物しか |食べさせない決まりになっていますので… └―――――――――――v――――――――――――――― ||||||||||| |||||| ガーン ∧_∧ ∧ ∧ ( ;^∀^) (ヮ^*,) ( つ^^l. U | ,、... ,、,、 | | |  ̄ | ) (#゚;;-) (,*゚ー) (_)_) U"U (_;;,,) (__,,) ┌―――――ヘ――――――――――――――――――― │あ…そりゃそうですよね。 |知らない人から貰った食べ物はよくないですね。 └―――――――――――――――――――――――― 330 :(9/18):2007/08/13(月) 18:42:19 ID:WVQvp5WP0 ┌――――――――――――――――― │余計なこと言って失礼しました。 └―――――v――――――――――― ( うはwwww俺大失敗www ) ヽ~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀-) (ヮ゚*,,) ( つ^^O U | ,、... ,、,、 | | ̄| | ) (#゚;;-) (,*゚ー) (_)_) U"U (_;;,,) (__,,) ┌――――――ヘ――――――――――― │いえ、ご親切にありがとうございます。 |お気持ちだけでもありがたいです。 └――――――――――――――――― ∧_∧ ∧ ∧ (・ω・` ) (゚-゚*) O^^と ) U | ,、... ,、,、 ( ̄( ( | ) (#゚;;-) (,*゚ー) (_(_) U"U (_;;,,) (__,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 後から彼女に聞くと、俺はこの時よっぽどショボーンな顔をしていたらしい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 331 :(10/18):2007/08/13(月) 18:42:57 ID:WVQvp5WP0 ┌――――――――――――――――― │あの…私が貰ってもいいですか? |クッキー大好きなんですよ。 └―――――――v――――――――― ∧_∧ ∧ ∧ Σ (・∀・ ) (゚ヮ゚*,) O^^と ) U U ,、... ,、,、 ( ̄( ( | ) (#゚;;-) (,*゚ー) (_(_) U"U (_;;,,) (__,,) ∧_∧ ∧ ∧ ( *-∀) (ヮ^*,) ( つ^^lと | ,、... ,、,、 ) ) )  ̄ | ) (#゚;;-) (,*゚ー) (_)_) U"U (_;;,,) (__,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺への第一印象は、子供好きの優しそうな人だって。まぁ合ってるよなwww だけどこの時のクッキーは、近所のケーキ屋の奴だってすぐにバレてたらしい。 だから余計に子供達にさりげなく差し入れをしてくれる親切な人と思ったんだってww 凄くいい方向に受け取ってくれたモンだ。俺に警戒心や悪い印象は持たなかったようで、 その後も保母さんの仕事内容や子供達の話をしてくれた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 332 :(11/18):2007/08/13(月) 18:43:43 ID:WVQvp5WP0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: こっちも自分のプロフィールと 保育所のお向かいの喫茶店の常連客であることを話題にできた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ヽ /ヽ // / ヽ__/ ヽ // / \ / ヽ | (;;;) | "" 、_ | ヽ / // ヽ、 / /// / / ̄ ̄ヽ /// / (,へ《くゝ ヽ // / ヽ ヽ / / ̄ヽ ヽ ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あの子はビルから散歩にでる時、喫茶店の窓を確認するようになった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |....… | _____ |1F ̄| [ モナギコ不動産 ] |;;:ニl | |....… |: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニl |  ̄| ̄|: | 田田田 | | 田田 |ニニニl | |: : |: | 田田田 | | 田田 |ニニニl |. i┻iゝk | ΠΠ| | _____|ニニニl_|__,,,|iiiii|__,,);;____|__ l二二l___|___ ∧ ∧ (゚ー゚*) ,、,、 ,、,、 ,、,、 ,、... / つo(ー゚*(o・,,(o^*(-;;゚#) ( | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (/~U ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ 333 :(12/18):2007/08/13(月) 18:44:26 ID:WVQvp5WP0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼氏は…いないんだってさ。 女子高、短大を経て保母の道と、出会い自体も少ないらしい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |....… | _____ |1F ̄| [ モナギコ不動産 ] |;;:ニl | |....… |: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |ニニl |  ̄| ̄|: | 田田田 | | 田田 |ニニニl | |: : |: | 田田田 | | 田田 |ニニニl |. i┻iゝk | ΠΠ| | _____|ニニニl_|__,,,|iiiii|__,,);;____|__ l二二l___|___ ∧ ∧ (^ヮ^*)'),、,、 ,、,、 ,、,、 ,、... / つo(ー゚*(o・,,(o^*(-;;゚#) ( | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (/~U ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◎ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺も彼女を見かけたら、そのまま何度か公園について行っちゃってるが拒否はされない。 その上さ、今まで土日はあの嫌なしぃの方と散歩は交代だったのに、 彼女ばかりが外に出てくるようになってきたんだよ。 イヤだったら避けるだろうけどその逆www これは嬉しいね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ オニイチャン ∧ /,、... ( ^∀^) ボール投げチテー (ー^*(-;;゚#) ( つ○O ,、,、 ( つ;;,,) ) ) ) (o^*) ( | (_)_) ,、,、 (__,,) U"U (o・,,) c__,,) ↑ 今の俺、自分でも笑えるほど超いい奴www 334 :(13/18):2007/08/13(月) 18:45:11 ID:WVQvp5WP0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 既に俺の好意も察してるっぽい。夕飯を誘ってみた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: , ⌒ヽ. (:::::::::::: ヽ :::::::::、⌒:::::::::::: ) :::::::::::: ' :::::::ヽ⌒ヽ. ゝ:::::ヾ:: `ヽ(::::::::::::::: ) ::::::: 、⌒ヾ :::::::::::::ヽ (:::::(⌒:::::::://:::::::::::) ::(::: :::ヾ::://::::::::::::: `) ::::ヽ:::::::::| (::::::::::::: ノ (::::::ヽ! |::/:::) ∧ ∧ ∧_∧ | |::) (,*゚ヮ゚) (∀・ ) | | U | ( ) | |. ( | | | | |~|~|~|~|~|~||l (/"U (_(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あー、いつもエプロン姿しか見てなかったけど私服になるとちょっと地味だな。 レモナがオシャレに金かけ過ぎてたんだろう、 こういう質素だけど清楚で可憐なところがこの子の良さなんだよ。 それにやっぱり何よりもその屈託のない笑顔がカワイイ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 335 :(14/18):2007/08/13(月) 18:45:42 ID:WVQvp5WP0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: なんでも美味しいと笑顔で感謝。ご馳走してる方も嬉しくなっちゃうね。 俺の話題も楽しそうに聞いてくれるし、気配りもできるしっかり者だ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ||: : |: : || |§|:. ||: : |: : ||. |§|:. ||: : |: : ||. |§|:. ||―|―|| |§|:. ||―|―||. |§|:. ||―|―||. |§|:. ||: : |: : || |§|:. ||: : |: : ||. |§|:. ||: : |: : ||. |§|:.  ̄ ̄ |§|:.  ̄ ̄ |§|:.  ̄ ̄ |§|:. ====================|§|====================|§|====================|§|======: : 圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖圖圖圖圖圖圖圖|§|圖圖圖 ====================|§|====================|§|====================|§|=====: : ∧_∧  ̄  ̄  ̄::::::::::::: : : .(ΘsΘ)_ /| ∧ ∧ (∪⊂|_| ∧_∧ .r' _ ヽ> (,,*^ヮ) ,  ̄ ̄ ̄ ̄Ψ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ(∀・* )_ ヽ n‐`ノ と . つ∇ (Ξ) ゙┴ ゙(EE)∇ と )|| ( ノ⊂) ||( ⌒) ゙|ゝ、 (ミ//) ,イ( ( /⌒|| γ ̄▼ ̄ ̄Ψ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `ヽ || ̄iiJJ.|| | ̄|| ̄|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||| しし ii ̄''|| | /bbb/ ゙┴゙ ∧ ∧O)∇ | ...| | || || | | | | |||::::::::::::::.......::.... ||ゝ、 (///). ( .,,) ,イ:: ..⌒⌒"⌒"⌒'⌒"⌒⌒"⌒" || | ̄|| ̄| ̄| ̄| .ii''"~"''ii:  ̄|||:::: | | || | | | .||:::::.::. ||: |||::::: ⌒⌒"⌒"⌒'"⌒|| ̄ ̄||"⌒" ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 小悪魔的だったレモナに振り回され続けてた俺には 素直で穏やかで優しいこの子はホント天使にみえるよ。 もったいねぇ、他の男はこんないい女に気づかなかったのかよ。超ラッキー♪ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 336 :(15/18):2007/08/13(月) 18:46:11 ID:WVQvp5WP0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 何度かデートを重ねて、恋愛としては申し分ない関係に。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ☆ o + o 。 ゚ 。 o ☆ ゜ ゜ ゚ + ゜ ゜ ☆ o ゜ + ゜ ゜ ゜ ゜ ゚ ∧_/∧∧ ( -(゙* ,,) ( つ | ───────────────────────────────‐ i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.: ;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_ ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …だが俺にはこの先はあるのだろうか? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 337 :(16/18):2007/08/13(月) 18:46:43 ID:WVQvp5WP0 ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀)(ー"*,,) ( つと | ───────────────────────────────‐ i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.: ;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_ ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺が『虐殺厨』の子孫と聞いたら、どんな反応をするんだろう。 …『虐殺厨』の被害者だった民族、しぃ族の彼女は…? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ∧ ∧ (・∀・ ) (゚ー゚*) ∩ ∩ ヽ (つと ) ───────────────────────────────‐ i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.: ;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_ ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 338 :(17/18):2007/08/13(月) 18:47:19 ID:WVQvp5WP0 ┌―――――――――――― │…モララー君…大好き…。 └―――――v――――――― ピト ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀・)(゙ー゙*) キューン ∩ ∩ ヽと ) ───────────────────────────────‐ i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.: ;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_ ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 339 :(18/18):2007/08/13(月) 18:47:52 ID:WVQvp5WP0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( こんな初々しくて健気な恋を満喫しないでどうすんだー!! ) ) とにかく今は超幸せ♪ もうちょっと先まではいけそうだな♪ ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 俺もしぃのこと o 大好きー♪ 。 ∧_∧∧ ∧ (-∀-*(ー"*O ( Oと ) ───────────────────────────────‐ i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.:i.:.:..:.:.: ;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_i;;::,_l;;::,_ ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;`、γ´ ̄`ヽ;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、| |;;;`、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 前の恋の終わりから2ヶ月。俺は失恋の傷に触れるヒマもないほど 新しい恋にのめり込んだ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(4)
世界中の人達の幸せを願って(4)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(3)
362 :(1/22):2007/08/15(水) 00:28:34 ID:AYDBceLt0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 4 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女は喫茶店から見えてた以上に、裏表なく素直ないい奴だった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ∧ ∧ ∧φ∧ キョロキョロ (・∀・ ) (*゚ー゚) ( ´<Д`) ( つと ) ( つ□つ Y 人 | ) ) ) )| (_)`J U"ヽ) (_)_).| ┌───────────── |ちょっと待っててモララー君。 └──────v────── ∧_∧ ∧ ∧ っ ∧φ∧ キョロキョロ ( ・∀・) (o ゚*,,) ( ´<Д`) ( ) と つ ( つ□つ | | | ( | ) ) )| (_(_) (/"ヽ) (_)_).| ┌───────────── | どうかされましたか? └──────v────────────────── |あぁ、市役所はどちらか |わかりますか? └───v──────── ∧_∧ ∧ ∧ ∧φ∧ ( ・∀) (*゚ー゚) (´Д>` ) ( ) /U U □と と ) 人 Y ( | ( (| ( し(_) U"U (__(|_) 363 :(2/22):2007/08/15(水) 00:29:13 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 誰に対しても、とても優しいんだ。 子供や老人、障害者といった弱者にはなおいっそう親切だ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ∧ ∧ ∧φ∧ ( ・∀・) (,*^ヮ^)ア ( ´<Д`) ( ) | つ□ と と ) | | | ( | ( (| ( (_)_) (/"U (__(|_) ┌────────────────────────── |急いでたのにごめんね、困ってそうだったからつい…。 └──────v─────────────────── いいよ、 道がわかったみたいで よかったね ∧_∧ ∧ ∧ っ ∧φ∧ ( ・∀・) (゚っ゚*,,) ( ´<∀`) ( つと ) ( つ□つ Y 人 | ) ) ) )| (_)`J U"ヽ) (_)_).| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 天国と地獄があるなら、間違いなく天国に行くんじゃないかな。 それくらい、いつも人のために行動してる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 364 :(3/22):2007/08/15(水) 00:30:24 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 今までの俺は自分のことしか考えてなかったって、彼女と付き合ってつくづく思う。 彼女と違って気の利かない自分が恥ずかしく思えることも。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: || || || ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ロ ロ ロ ( …ホントは俺も疲れてて足が棒のようなんだけど、 ) ◎ ◎ ◎ ) それでも彼女だったら間違いなく譲るんだよな。 ( スミマセン イエイエ ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' _ ミミミ __ ムム_ ∧_∧ o l:::(´w`):::(゚w゚)::(∀^ ) 。 l::( U U:( U U:::( ) 三しし三しし三 | | | (_)_) || || || ロ ロ ロ ◎ ◎ ◎ _ ミミミ __ ムム_ ∧_∧ l:::(´w`):::(゚w゚)::(∀- ) l::( U U:( U U:::( ) 三しし三しし三 | | | (_)_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: なので俺は今まで以上に善行を心掛けるようになった。 天使のような彼女に相応しい男でありたいし、 人から礼を言われて和む感触も、心地よいものだと思えるようになってきた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 365 :(4/22):2007/08/15(水) 00:31:18 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 来たるべき時。一番気がかりだったことついに彼女に告白した。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────────── |実は俺のとこさ、早くに亡くなった父親の先祖に |虐殺厨がいたみたいなんだ。 └─────────────v──────── |そうなんだ。 └──v─── ゞミ ゞミ/ミ ___∧_∧ _∧ ∧__ ,__,...ii| iw W w ,__, iiwミw|/;ミ wW// |三(-∀-; ) (-゚*).三三| w ,__, |;;:|─────────|;;:|─────── |三( ) .Oと | 三三|──|;;:| |;;:| iiwノ iwiwWwii i w wiW|;;:|wii i wiiwWノ iw /三( ( ノ.三.( (⌒ノ 三三|wiWv|;;:| 二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二|_|l(_(__ノ二l二JヽJ二|_|二二l二二 ;;;:::::;;;::::: ;. ;.. . . . ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ゞミ ゞミ/ミ ___∧_∧_ ∧ ∧__ ,__,...ii| iw W w ,__, iiwミw|/;ミ wW// |三( ・∀・) (ー゚*)..三三| w ,__, |;;:|─────────|;;:|─────── |三( ) .Oと | 三三|──|;;:| |;;:| iiwノ iwiwWwii i w wiW|;;:|wii i wiiwWノ iw /三( ( ノ.三.( (⌒ノ 三三|wiWv|;;:| 二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二|_|l(_(__ノ二l二JヽJ二|_|二二l二二 ;;;:::::;;;::::: ;. ;.. . . . ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 目線を逸らそうとしない彼女に、俺も言葉に詰まる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 366 :(5/22):2007/08/15(水) 00:31:59 ID:AYDBceLt0 ┌───────────────────── |…それでも、俺でいいかってことだよ。 └─────────────v───────────────── |何言ってるの?その話と |モララー君がどう関係あるの? └──v──────────── ゞミ ゞミ/ミ ___∧_∧_ ∧ ∧__ ,__,...ii| iw W w ,__, iiwミw|/;ミ wW// |三( ;-∀-) (o ゚*,,)三三| w ,__, |;;:|─────────|;;:|─────── |三( ) .Oと | 三三|──|;;:| |;;:| iiwノ iwiwWwii i w wiW|;;:|wii i wiiwWノ iw /三( ( ノ.三.( (⌒ノ 三三|wiWv|;;:| 二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二|_|l(_(__ノ二l二JヽJ二|_|二二l二二 ;;;:::::;;;::::: ;. ;.. . . . ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ┌──────────────────────────── |…昔、しぃ族を虐殺した…そんなのが俺の先祖にいるんだぜ? └─────────────v───────────────── |関係ないわよ。 |そんなこと気にしてたの? └──v──────────── ゞミ ゞミ/ミ ___∧_∧_ ∧ ∧__ ,__,...ii| iw W w ,__, iiwミw|/;ミ wW// |三(・∀・; ) (ー^*)三三| w ,__, |;;:|─────────|;;:|─────── |三( ) .Oと | 三三|──|;;:| |;;:| iiwノ iwiwWwii i w wiW|;;:|wii i wiiwWノ iw /三( ( ノ.三.( (⌒ノ 三三|wiWv|;;:| 二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二|_|l(_(__ノ二l二JヽJ二|_|二二l二二 ;;;:::::;;;::::: ;. ;.. . . . ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 367 :(6/22):2007/08/15(水) 00:32:24 ID:AYDBceLt0 ┌──────────────────────────── |君が気にしなくても、君の両親や親戚が気にするかもしれない。 └─────────────v───────────────── |そんなことを言い出したら、 |…私だって…しぃ族よ? |そのことを嫌がる人もいるわ。 └──v──────────── ゞミ ゞミ/ミ ___∧_∧_ ∧ ∧__ ,__,...ii| iw W w ,__, iiwミw|/;ミ wW// |三(-∀-; ) (ー^*)三三| w ,__, |;;:|─────────|;;:|─────── |三( ) .Oと | 三三|──|;;:| |;;:| iiwノ iwiwWwii i w wiW|;;:|wii i wiiwWノ iw /三( ( ノ.三.( (⌒ノ 三三|wiWv|;;:| 二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二二l二|_|l(_(__ノ二l二JヽJ二|_|二二l二二 ;;;:::::;;;::::: ;. ;.. . . . ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 虐殺厨が蔑んでた『アフォしぃ』だろ? ふざけんな、そんなモンあるわけない!! 種族でそいつ自身の中身まで決まるかよ!! 自分勝手で貪欲、彼女にはそんな要素ひとつもないじゃないか!! …そうだよ、俺だって俺自身が『虐殺厨』なんじゃない… ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 368 :(7/22):2007/08/15(水) 00:32:49 ID:AYDBceLt0 ┌─────────────────────── |でも、誰に何を言われても、 |先祖も種族も関係なく、私はモララー君が大好きよ。 |大丈夫、幸せになれるわ、私達。 | | …どうしたの? └────────────v─────────── |\ , | ヽ / | | >ー――- | / ヽ / i | '⌒ ⌒ | l * 、__, l ヽ / > r- / ヽ / ヽ ┌───────────────────── |…ずっと気にしてたの?…。独りでそのこと…。 └────────────v───────── |\ , | ヽ / | | >ー――- | / ヽ / i | (_,,) (_) | l * __, l ヽ / > r- / ヽ / ヽ 369 :(8/22):2007/08/15(水) 00:33:24 ID:AYDBceLt0 ┌───────────────────── |…これからは独りで悩まないで。 | | …なんでも一緒よ。 └────────────v───────── /| , |\ / | | >ー――- | / ヽ / i | (_,) (_,,) | l " _, ゚ * l ヽ / ` r / ヽ / ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …ごめん、実は少しレモナのことを思い出してた。 もともと俺は、この言葉をレモナに言って欲しかった。 だが彼女は言わなかった。本当の愛があれば言えたであろうこの言葉を。 不本意に周りに仲を裂かれたんじゃない、あれは本当の失恋だったと改めて理解できた。 そして急速に押し寄せた悲しみは 春の雪のように溶かされる。 心のどこかで「いつ逃げられてもおかしくないから」と抑制していたしぃへの愛が溢れ出す。 …やっと心から決別できるんだ。レモナとも虐殺厨の血という呪縛からも…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 370 :(9/22):2007/08/15(水) 00:34:00 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ありがとう、しぃ。もう俺はおまえしか見ない。 これからどんなことがあっても しぃと生きていくよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /| |\ / | | >ー――- | / ヽ / i | ( ,) ( ,,) | l " _, ""゚ * l ヽ " / ` r / ヽ / ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 君が俺に幸せをくれたように、俺も君を幸せにする。 一生かけて約束するよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 371 :(10/23):2007/08/15(水) 00:35:40 ID:AYDBceLt0 ┌────────────────────────────────── |ってことで、近いうちにここに連れてくるから、よろしくお願いしますよ♪ └────────────────v────────────────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬;・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀^ ) ( つ(00ミ) (00ミ)と ) ヽ / \ ノ ┌────────ヘ────────── |あれから一年くらいしか経ってないのに、 |またいつの間に、この子は…。 └─────────────────── ┌────────────────────── |うん、確かに結論出すの早い気もしたけど、 |ほんとにいい子でね。会えば母さんも |気に入ると思うよ、 └───────────v─────────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬;・<∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀・ ) ( つ(00ミ) (00ミ)と ) ヽ / \ ノ ┌────────ヘ────────── |モララーが気に入ったんならいいけど、 |先にどんな子か教えなさい。写真は? └─────────────────── 372 :(11/23):2007/08/15(水) 00:36:08 ID:AYDBceLt0 ┌────────────────── |…結構地味な子ね。 |アナタの趣味は昔はもっと |ボインでセクシーなのじゃなかったっけ? └────────v────────── だから母さん なんで知ってるんだよ アナタには 俺の部屋のいつの何を見たんだ 期待しちゃいけないのかと つーかそれしぃの前で ∧)))∧ ∧_∧ 言ったら頃す ∬・<∀・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (∀-; ) ( つ□O と ) ヽ / \ ノ ┌─────────────ヘ───────── |真面目な保母さんやってんだよ。 |結婚相手なんだから、派手じゃなくてもいいだろ? └────────────────────── ┌────────────────── | | ……しぃ族…なのねぇ…。 | └────────v────────── て ∧)))∧ ∧_∧ て ∬・<-・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ ) ( つ□O \ ) ヽ / \ ノ 373 :(12/23):2007/08/15(水) 00:36:35 ID:AYDBceLt0 ┌────────────── |…しぃ族…だから何だよ? └─────v───────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬-<д-)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・Д・ ) ( つ□O \ ) ヽ / \ ノ ┌────────ヘ──────────────────────── |…ん…、母さんが知ってる限り、 |しぃ族の人って、思い込みの激しい自己中心な人ばかりだったから…ね。 | | この人にはそういう部分ないの? └──────────────────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 全ての悩みも障害も消え去った。そう思っていた矢先に現れた 予 想 外 の 敵 なんで!?いったいどうして!? 母さんは先祖なんて関係ないって言ってたじゃないか!! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────────────────── |…ねぇよ…!!まったくないっ!!! |自分を犠牲にしてでも他人に優しくできる人だよっ!!! |母さんって、なにか、しぃ族を差別してるのか!? └───────v─────────────────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬;・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄(・∀・# ) ( つ□O Σ U 6 ヽ ヽ / バンッ \ ) ┌────────ヘ──────────────────────── |差別っていうんじゃなくて… | |どうも苦手なのよ。悪い人達だって言うんじゃなくて、社交的なしぃでも |つきあってるうちに何か違うって…。 | |モララーがいいって言うなら別にいいのよ。 |ただ、もうちょっと時間をかけて様子を見るとかした方が… └──────────────────────────────── 374 :(13/23):2007/08/15(水) 00:37:09 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 『虐殺厨』の血にこだわるなと言ってくれたじゃないか。 俺を生んでよかったと言ってくれたじゃないか。 俺が受けた最悪の侮辱から立ち直れたのは母さんのおかげだった。 …だから俺は母さんの子でよかったって…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────────────────── |しぃのことを知らないのにしぃ族ってだけでそんな言い方かよ!! |俺を『虐殺厨』扱いした人達と同じじゃないか!!! |母さんがそんな考え方をする人とは知らなかった!! └───────v───────────────────── ∧)))∧ ∧_∧: ∬;・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄(∀=# ): ( U U □ U 6 ヽ: ヽ / \ ): ┌────────ヘ───── |…ちょっと落ち着きなさい。 └───────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: その母さんが、俺が受けた最悪の侮辱と同じ色眼鏡で、俺の最愛の人を見ている。 母さんの思ってることは『アフォしぃ』呼ばわりしていた『虐殺厨』と一緒じゃないか!!! 『血』なんて関係ない。血を引いた父さんより、今の母さんの方がよっぽど差別主義者の『虐殺厨』だ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 375 :(14/23):2007/08/15(水) 00:39:04 ID:AYDBceLt0 Σ ∧)))∧ ∧_∧: ∬;・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄(Д; ): ( U U □ U U ヽ: ヽ / \ ): ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 一人で俺を育ててくれて。 高校も大学も望み通りに行かせてくれて。 片親だってことを一度も不満に思ったことはなかったよ。 …尊敬してた。感謝してた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───── | ……。 └──v── ∧)))∧ ∧_∧ ∬;-<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ) ( U U □ \ ( ) ヽ / \ 人 Y ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 喜んで貰えると思ってたよ。前回心配かけたからきっと今度は俺の幸せを喜んでくれるって。 …どうやら俺は親不孝だったようだね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 376 :(15/23):2007/08/15(水) 00:39:38 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だがもう決めてる。俺はしぃと一緒になる。 しぃには俺が受けたような悲しみは絶対味あわせない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: バタン | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| | | | | | | | | ∧_∧ | | | | | ( =Д=) | [ | [ | | | ( ) | | | | | | | | | | | | ___|__ (__)_)___________|___|___|__| \ \ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: どんなことがあっても俺が彼女を守ってやるんだ。 たとえ母さんを切り捨てることになったとしても…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────── |アナタがそこまで考えてるってわかったから、 |モララー、ちゃんと話をしましょう。 └──y────────────────── | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| | | | | | | | | ∧_∧ | | | | | ( ・-・) | [ | [ | | | ( ) | | | | | | | | | | | | ___|__ (__)_)___________|___|___|__| \ \ 377 :(16/23):2007/08/15(水) 00:40:21 ID:AYDBceLt0 ┌───────────────────────── |しぃさんのことは反対しません。 |アナタが選んだ人なんだから信じます。 | |それと母さんが言いたかったのは、差別の話じゃなくて、 |生活習慣や考え方に違いがあるんじゃないかって話なの。 |そこはわかってちょうだい。 └────v───────────────────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ -<д) ( ・-・) ( U /U へ (⌒___) (_⌒)、_) ┌───────────────────────────────── |ただひとつ言わせなさい。 |さっきのアナタは変だったわよ。 |いきなり怒鳴りたいだけ怒鳴って、逃げるなんて取り乱しすぎだったわ。 └────v───────────────────────────── | …ごめんなさい。 └───v───── ∧)))∧ ∧_∧ ∬#-<д) ( ・-・) ( U /U へ (⌒___) (_⌒)、_) 378 :(17/23):2007/08/15(水) 00:40:52 ID:AYDBceLt0 ┌────────────────────── |違うのよ、心配してるの。 | |…そんなに逆上してしまうほど、 |『虐殺厨』の血のことを気にし続けてたの? └────v─────────────────── | ……。 └──v──── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<д) ( =∀=) ( U / つへO (⌒___) (_⌒)、_) ┌─────────────────────────────────── |私は自分の夫が『虐殺厨』の子孫だったことはどうでもよかったけど、 |アナタ自身が気にしてしまうことについては何も言ってあげられないわ。 | |だけど、さっきみたいなのは絶対やめなさい。 |さっきはしぃ族のことだったけど、侮辱されたと感じたからって怒ってどうなるの? |いい?余計みっともなく見えます。 └────v────────────────────────────── | ……。 └──v──── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ -<д) ( ・∀・) ( U / つへO (⌒___) (_⌒)、_) 379 :(18/23):2007/08/15(水) 00:41:24 ID:AYDBceLt0 ┌───────────────────────────── |自分の家庭を築くんでしょ。 |これから、あなたやしぃさんが嫌な目にあった時、 |さっきみたいな行動で家庭が守れると思う? | |父親になって、あなたの子供が『虐殺厨』の血と言われたら、 |…怒って相手を罵るだけ、そんな父親でいいと思う? └────v──────────────────────── | ……。 └──v──── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<д) ( ・∀・) ( U / つへO (⌒___) (_⌒)、_) ┌────────────────────────────────── |これから自分が先祖よりも大事なものを作ろうとしてるって自覚しなさい。 |…いい?わかったわね…。 └───y────────────────────────────── ∧)))∧ (-> ∬ ∧_∧ ( U ) ( -∀-) Y 人 / つへO (_)`J (_⌒)、_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …それ…本当は誰に言いたかった台詞なんだい、母さん。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 380 :(19/23):2007/08/15(水) 00:41:48 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 確かに俺はしぃに愛してもらえてるとわかってる今でも 人から『虐殺厨』の血を指摘されることが怖くてしかたない。 差別に敏感になってしまい、取り乱してしまうほど根深いトラウマになってしまってる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ( ・-・) /U へ (_⌒)、_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そんな心の弱い奴が、人の夫、人の父親になったら 誰も幸せになんてできやしない…か。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 381 :(20/23):2007/08/15(水) 00:42:13 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 今すぐには変われないかもしれないけど、強くて優しくて頼りがいのある男になりたいよ。 時間はかかると思うけど、待っててくれ、しぃ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧)))∧ ∧_∧ (・∀>・∬ ( ・∀) ∧ ∧ U U ) ( ) (,, *゚ヮ) ( ( ( | | | / U (_(_) (__)_) ( ノ UU ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 夫には自分の望む家庭を作って貰えなかった母さん。 あなたの息子はあなたが望んでいたモノを作れる男になれるでしょうか? 頑張るから。見守って下さい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧)))∧ ∧_∧ (^∀>^ ∬ ( -∀-) ∧ ∧ U U ) ( ) (, *^ヮ) ( ( ( | | | / U (_(_) (__)_) ( ノ UU 382 :(21/23):2007/08/15(水) 00:42:36 ID:AYDBceLt0 ┌──────────────────────── |じゃ、しぃを送ってくるから。 |遅くなるから、お風呂のガスも消して先寝てていいよ。 └───v──────────────────── | はいはい。 └───v─────── ∧_∧ ∧)))∧ ( ・∀・)') (^ー>^ ∬ ( ノ ( ) | | | | | | (_(_) (_(_) ┌──────────────────────── |それと…今日の夕飯美味しかったよ。 ありがとう。 └───v──────────────────── ペコリ ∧_∧ ∧)))∧ (;*-Д-) (・->・ ∬ ( U U ( ) | | | | | | (_)_) (_(_) 383 :(22/23):2007/08/15(水) 00:43:01 ID:AYDBceLt0 ノ⌒ー'⌒ヽ ( ん? ) ヽ~~~' o 。 ∧_∧ ∧)))∧ ( ・∀) (゙->゙ ∬ ( U U ( ) | | | | | | (_)_) (_(_) ┌──────────────── | 夜の運転は気をつけるんだよ。 └───────v───────── ∧_∧ ∧)))∧ ( ・∀) ∬ <д) ( U U ( ) | | | 人 Y (_)_) し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: この時少し母さんの元気がないようにみえた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 384 :(23/23):2007/08/15(水) 00:43:25 ID:AYDBceLt0 お母さんの梅干 とっても美味しかったね これから毎年いただく 約束しちゃった♪ いつの間にそんな話したんだよ _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / ( ^∀^) ,//__ (ヮ^* ) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)__U___ヽ _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 一人息子が結婚して自分から離れてしまう。世の母親によくある感情だと思ってた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(5)
世界中の人達の幸せを願って(5)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(4)
390 :(1/17):2007/08/15(水) 22:45:50 ID:AYDBceLt0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 5 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃの両親は俺を歓迎してくれた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ∧ ∧ ∧w∧ ∧ ∧ ( ・∀) (*゚ー゚) (^ワ^*) (Д>゚,,) ( U /[二二二二二二二二] | ヽ (⌒__) ( |_| |_| UU ) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺のプロフィールについては、普通に名前くらいは知れてる程度の大学卒で、 有名企業の名が頭についてるグループ会社のサラリーマンってことで、 母親は「いい人捕まえたわね」だのと妙にはしゃいでいた。 いえ、全然一流どころではない、しょぼい男です。 会社もうちの方は景気も給料もそんなによくありません。 しぃさんに苦労かけないよう努力いたします。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 391 :(2/17):2007/08/15(水) 22:46:21 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 気になるアレも、しぃから聞いてみるよう頼んでおいた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |お父さんは「モララー君自身には関係のないことだ」って気にしてなかったし、 |お母さんなんて「『ギャクサツチュウ』ってそれが元ネタだったの?」とか |歴史を気にするどころかちゃんとわかってないんだもん、頭の悪い親でごめんなさい。 └――――――――v――――――――――――――――――――――――――――― ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀) (ヮ^*,,) ( ) U | 人 Y. ( | し(_). (/"U ┌―――ヘ――――――――― |うん、それならいいんだ。 └―――――――――――― 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( お父さんは常識人だけど、お母さんは確かに会話の端々に無知な印象があったな。 ) ) うちの母親が警戒していたしぃ族っていうのは、しぃのお母さんみたいな人なんだろうな。 ( ( でもそれはやっぱり人それぞれ、しぃは全然違うって。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: この結婚話では、それが障害になりそうなことはなかった。 レモナの家が特別で… 本当にここまで気にするべきことじゃなかったのかもしれない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 392 :(3/17):2007/08/15(水) 22:46:48 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 順風満帆に結婚の準備を始める。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |!i| |!i| (,, ) (,, ) |!i| ,- y -、 ,y.-、 |!i|,,_________ _ /,> 〈ヽニio _ ゝ 〈>〉 _____ |!i| / ヽ / ヽ |!i| / ヽ / \ |!i| <____> <____> / / |!i| / / / / |!i| ̄ ̄| ̄ ̄i ̄ ̄i; ̄ ̄i ̄ ̄i ̄ ̄| ̄ ̄l; ̄ ̄i ̄ ̄| ∧ ∧ ̄ ∧_∧ |!i| ̄l; ̄ ̄i ̄ ̄i ̄ ̄| ̄ ̄l; ̄ ̄i ̄ ̄i ̄ ̄| ̄ ̄l; (ー゚*,,) (∀・ ) ⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y U | ( ) 二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二 | ) Y 人 U"U (_)`J ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺達二人の考え以外にどっちの母親からもそれぞれ要望があったりで、 たまに揉めたりしながらも、お互いが満足できる部分を探す。 俺達二人は譲り合うから特に喧嘩にもならなかったな。 そんな共同作業だったが、ある時からしぃの様子が変わった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 393 :(4/17):2007/08/15(水) 22:47:20 ID:AYDBceLt0 ┌───────────────────── |…お色直しやめない? |披露宴もできればもっと小さな場所で… └────────────v───────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀) (-゙*,,) | | / つロ Oと | | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ) | || ̄ ̄||_丿_) |__| ((,,ノ  ̄|| ┌────ヘ────────────── |なんで?あのドレスも似合ってたし、 |会場も、しぃ気に入ってたじゃん。 └────────────────── ┌────── | ……。 └──v─── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀) (-゙*,,) | | / つロ Oと | | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ) | || ̄ ̄||_丿_) |__| ((,,ノ  ̄|| ┌────ヘ────────────── |…俺と結婚する気…なくなってきちゃった? └────────────────── 394 :(5/17):2007/08/15(水) 22:47:50 ID:AYDBceLt0 ┌─────────────────── |…そうじゃないの。 |うちの保育所にいた、でぃ君覚えてる? └────────v────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀). (っ゙*,,) | | / つロ Oと | | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ) | || ̄ ̄||_丿_) |__| ((,,ノ  ̄|| ┌────ヘ────────────── |あ、あの俺達が付き合い始めた頃に |入ったでぃ君ね。 └────────────────── ┌───────────────────────── |あの子、近頃ずっと入院してるの。 |もともと心臓の弱い子だったんだけど、最近は |いろいろ合併症が出て手術をしなくちゃいけないんだって。 |…でも手術しても助かる見込み…少ないんだって。 └────────v──────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・Д). ∩゙* ,,) | | / つロ ヽ | | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ) | || ̄ ̄||_丿_) |__| ((,,ノ  ̄|| 395 :(6/17):2007/08/15(水) 22:48:24 ID:AYDBceLt0 ┌────────────────────── |でぃ君のお父さんもお母さんも必死でね。 |保険外の治療もやっていくって…凄く大変みたい。 └────────v───────────── っ ∧_∧ ∧ ∧ っ ( ;・-). (っ゙*,,) | | / つロ と | | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ) | || ̄ ̄||_丿_) |__| ((,,ノ  ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 正直な俺の感想。「うわ…可哀想に…。だけどそのことと俺達の結婚に何の関係が?」 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────────────────── |でぃ君もご両親もあんなにつらい想いをされてるのに、 |もしかしたら、氏んじゃうかもしれないのに、 |私ばかり結婚式だなんだと浮かれてて…。 └────────v───────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;=∀) (д"*,) | | / つロ. U | | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ) | || ̄ ̄||_丿_) |__| ((,,ノ  ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: でも自分が世話をしていた幼児のことを、親身に心配しているしぃに向かって、 俺の冷たい利己的な考えを言えるわけない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 396 :(7/17):2007/08/15(水) 22:49:12 ID:AYDBceLt0 ┌───────────────────────── |あの子…でぃ君はご両親に本当に大事にされてるんだね。 |そんなご両親がついていれば大丈夫だよ。 |しぃが心配しても、あとはお医者さんに任せるしかないよ。 └───v────────────────────── | そうなんだけど… └─────v────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀-). (-゙*,,) | | / つロ Oと | | |(  ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ) | || ̄ ̄||_丿_) |__| ((,,ノ  ̄|| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: これから自分達が幸せになろうっていうのに、他人の不幸に影響されるっていうのはなぁ…。 でもそんなこと言って、彼女に冷たい男と嫌われたくない。軽蔑されたくない。 …上手い説得はできず、この日は準備話が進まなかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |.__ | ||矢| | ||羅| | ____________||内| |_______________ l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l_,,||科| |__l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__l__ _l_|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__|  ̄ .|_l__l__,|,|,|,|,|,|,|,|,|,|_l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ _l__l__l__l__,| : : : |_l__l__l__l__l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ l.,___,.;| ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ∧_∧ ( 確かに自分が世話してた子供がやばいって時に、 ) ( ;-∀-) ) 自分達ばかり浮かれるのは、しぃにとっては無理なんだろうね ( ( ) 。oヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 人 Y し(_) 397 :(8/17):2007/08/15(水) 22:49:56 ID:AYDBceLt0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( あいつはいつも人のことを考えて。 ) ) …俺はいつも自分のことしか考えてない。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ( ・-・) ( ) | | | (_)_) ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …こんな男じゃ、しぃに相応しくない…。 ) ) 俺も彼女への理解といろんな人に思いやりを持てる心の広い男になりたいよ…。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ( =∀) ( ) 人 Y し(_) 398 :(9/17):2007/08/15(水) 22:51:39 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女の要望通りに予算をはるかに下回った婚約指輪をつけたしぃと、 でぃ君が大好きだったという汽車の模型を抱えてお見舞いに行く。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ___ ,、..,,, .__ ∧ ∧ |___(#゚;;ー゙) n | (ヮ゙*,,) |\ _,~´ ̄'ヽ同品 と | | .\ノ ゞ ヾ \ ) ∧_∧ ∧ ∧ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \ ( =∀) (o;;T#;) \ \________\ ( U U UU ;| \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | | | |;;#; ) \||________| (_)_) U U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もともと障害で表情も乏しかった少年は弱りきっていたが、 汽車を見て少し嬉しそうな表情をしたように見えた。 親は恐縮がって何度も礼をいいながら、看病の苦しさと息子の不憫さを涙ながらに語った。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 399 :(10/17):2007/08/15(水) 22:52:32 ID:AYDBceLt0 ┌───────────────────────────── |…あんなに小さいのに、いっぱい点滴や管つけられて可哀想… |私、どうしてあげればいいのかわからないよ…。 └───────v────────────────────── ……。 ────v──── ∧_∧ ∧ ∧ ( =∀=) (*TっT) ( ) |U U ) ) ) ( | (_)_) U"U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 氏の陰りが見え始めた少年、それでも汽車を掴んで離さなかった少年の 暖かくて小さな手に触れてしまうと…これはキツいよ。 ただ氏を待つだけなんて選択ができない親は、保険適用外の新薬での治療に手を出しており、 金銭面でもかなり苦しい状況で、父親は心労で吐血しながらも無理矢理働いてるらしい。 ……ハァ…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────────────────────────── |…今度のお見舞いでは具体的な援助してあげる…? |そんなにたくさんはできないけど └───v─────────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( =Д=) (゚-T*,) ( ) (つO ) ) ) ( | (_)_) U"U 400 :(11/17):2007/08/15(水) 22:53:03 ID:AYDBceLt0 私もするわ! こっちも花とか招待状とか ∧_∧∧ ∧ 節約できるところはして、できるだけでぃ君に援助してあげましょ ( ;-∀(ヮT*,) ( つと ヽ 私の好きな人、モララー君でほんとによかった ) ) ) ヽ ) ありがとう (_)_) U"ヽ) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 大喜びのしぃ。心底俺に惚れ直したって感じ。 本当にこの子の思いやりの気持ちは凄いや。 だけど俺の方は何か胸に穴の開いたような…。 保育所の保母と婚約者がそこまでする義理は…? いや、困ってる人を前にそんな感情抱くのはおかしいって。 世の大物も、入院中のファンの子供に貢いだりする美談があるじゃないか。 あー、俺もこの小さい器なんとかしないと、しぃから尊敬されるような男にならないと…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 401 :(12/17):2007/08/15(水) 22:53:39 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そんな話をして2週間後。まだ具体的な援助の形を話し合う前に、 でぃ君は感染症で急逝してしまった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ∧ ∧ ( =Д=) (*T-) ∧ ∧ (::::ヽV:::) |:::::::]つ (-;;T#;) |;;;;;;|;;;;;| (;;;;;;;| UU:::ヽ (_)_) U"U (;;;;;;;;;;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 泣き崩れるしぃ。それは想定内。 だが俺は俺で、この葬式で嫌なことに気づいてしまった。 …実は自分から援助の話を切り出して以降、自分の中でどす黒いモノが沸いていた。 必死に否定してたんだけど…やっぱり… ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 402 :(13/17):2007/08/15(水) 22:54:08 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: … 俺 、 こ の 子 が 氏 ん で ほ っ と し て る 。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... |ヽ、|ヽ | ヽ__ ヽ / | \ / l l ヤ | l __ / ヽ、__ _ / ......,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;; f⌒ i i `/::::::::::`ヽ ........,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l hn /:::::::::::::::/:::::::\ .......,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …どうせ、生きてても不自由な『でぃ』だったじゃないか。 無駄金使って深入りする前でよかった…って。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 403 :(14/17):2007/08/15(水) 22:54:42 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 未来もない、苦労しかかけない子なら、とっとと氏んでくれて親だって助かったんじゃないか? と、思っている。悲しみで憔悴しきった両親の前で。 …なんで俺、そんな思いやりのない冷酷な考えができるんだろう。 2週間前に、それでも精一杯生きてたこの子の顔を見たのにな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ( =∀) ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ (:::::::::::::::) (-T*,,) (/⌒ヽ (/⌒ヽ |;;;;;|;;;;;;| U:::::| |:::::::::ヽ |:::::::::ヽ (_(_) (;;;;;;;;;) (;;;;;;;;;;;;) (;;;;;;;;;;;;;) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 息子の保母の婚約者。そんな立場でお見舞いにもお悔やみにも立ち会った俺に、 でぃ君の両親は感謝としぃにこういった。 「しぃ先生の婚約者さんは優しくて本当に良い方ですね。先生、どうかお幸せになって下さい」 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 404 :(15/17):2007/08/15(水) 22:55:16 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そこまで言われても黒い考えを改めることができない。 表面だけ暗い顔でお悔やみを述べながら 一刻も早く、この哀れな家族との関わりを断ちたいと思ってる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... |ヽ、|ヽ | : :::ヽ__ ヽ / | . . .: : ::\ / : : : : :::::::l l : : : : :::::::l l _ . . : ::::/ ヽ、__ _::::/ ......,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;; `/::::::::::`ヽ ........,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /:::::::::::::::/:::::::\ .......,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: どうしようもないな。 …この、偽善者の皮をかぶった虐殺厨。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 405 :(16/17):2007/08/15(水) 22:55:50 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 心にもないことをペラペラと並べ立てて、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────────────────────────── |いつまでも泣いてちゃダメだ、大好きなしぃ先生がいつまでも泣いてるなんて |でぃ君もきっと天国で悲しんでるよ。 | |綺麗な花嫁姿、でぃ君に見せてあげよう。 └───v────────────────────────────── ∧_/∧ ∧ ナデナデ ( -∀(T* ,O ( つと | ) ) )| ) (_)_)U"ヽ) ∧@∧ すっごいカワイイ! /(*"ー") 綺麗だよ、しぃ / U y ) ∧_∧ ノ / ヽ . (∀・* ) <___> (V> ) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 自分の想いのためだけに、ことを運ぶ。 …わかってしまったんだ。俺はそういう人間だって。 …しぃとは違う、中身はどうやっても汚れきった考えしかできない利己主義な偽善者。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 406 :(17/17):2007/08/15(水) 22:56:32 ID:AYDBceLt0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 情け深い聖女の添い遂げた相手は 自分のことしか考えていない冷酷な虐殺厨 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... / ,,ハハ \( ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... / ,,ハハハ ,r ' ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... / ////,, ハハハハ // / / / /(/(/(/(/ヾハ ハハ/ ヽ (/(/(/(/(/(/ / /ヽ 、 (/(/(ノ(ノ(/ / / ____ ノ ) (/(/(/(/ / / ---=========ニニニニニ二二二" ノ (/ / ノ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:// /《^レ' `ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:/::/ `ヽ、::::::::::::::::::::::::::::::/:::/:゙i::i `ヽ、:::::::::::::/::::::/::::ヽ:ヽ ヽ:/::::::::::/::::::::::\\ ,. -- 、 ノ'"⌒ヽ、/_,,,--、:\\/⌒ヽ フ .........,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; '" / ヘ l-' ........,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; / | | .......,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …でも決めたんだ 自分を偽り続けて 君を一生騙して生きていくって ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(6)
世界中の人達の幸せを願って(6)
※♥がAAプラグイン上では正常に表示されない為以下のように変更をしております。
♥→(ハート記号)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(5)
6 :(1/22):2007/08/16(木) 23:01:43 ID:0h/Qc59W0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 6 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: サラリーマンと保母さん、当面は共稼ぎで行くことにした。 向こうは土日も夜遅くまでやってる保育所なので なかなか休みが合わないのが寂しいけどね。 (付き合い公表してから、あの喫茶店は彼女の知り合いに見られるのが恥ずかしくなった) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌―――――――――――― |今日は早く帰って来るよ♪ └――――v―――――――――――――――――― |気をつけてね、いってらっしゃい♪ └―――y―――――――――――― ______ .| (ハート記号) | | | | | | (ハート記号) | O| / | | |._,| (ハート記号) | |∧_/∧ ∧\ \ (ハート記号) | /( *- 3(^* ,,) .|\ \ |/ ( と | .| | ̄| / ̄ .| | | )\| | | / (_)_U"U .\|_||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 絵に描いたような幸せな新婚生活。 俺達は超ラブラブだし、どちらの親とも距離を置いて仲良くやってるし。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 7 :(2/22):2007/08/16(木) 23:02:20 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 最初難色を見せた俺の母にはちょっと心配もしたけど、 嫁いびりや過干渉することもなく、適度な距離を保ったいい関係ができたようだ。 どっちかというと、俺が説教受けたくらい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────────────────────────────── |共働きなんだからアナタも家事は協力しなさい。 |全部向こうにまかせっきりでだらしなくしてたら、 |こんなダンナいらないってしぃさんに捨てられちゃうわよ。 └――――――――――――v――――――――――――――――――― はーい ∧_∧ ∧)))∧ ( ;-∀) (д>・´∬ ( U と つ ) ) ) ( ( ( (_(_) (_(_) ┌──────────────────────────── |洗い物なら私がやるから、モララー君はゆっくりしてて └――――――――――――v――――――――――――――― ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀・) (っ゚*,,) ___Ud__lロO____と_ヽ___ /l  ̄ ̄/ ┌────ヘ────────────────── |でも、しぃだって今日遅かったし疲れてるだろ? └――――――――――――――――――――――― 8 :(3/22):2007/08/16(木) 23:03:03 ID:0h/Qc59W0 ┌──────────────────────────── |ううん、こういうこと好きだから大丈夫。 |モララー君のその気持ちだけでとっても嬉しいから |ゆっくり休んでてね♪ └――――――――――――v――――――――――――――― |\ , | ヽ / | | >ー――- | * * / ヽ / i | '⌒ ⌒ | * l * 、__, l ヽ / > r- / ヽ / ヽ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < なんてイイ嫁なんだーー!!! > < オマエにはもったいなさ過ぎる!! >――――――――――――――――――― ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ 俺のヨメなんかパート2時間のくせに | きっちり家事分担で、ヨメが朝寝てる間に | 俺が二人分朝食作ってるのに…いいなぁ~。 └――――y――――――――――――――――――― フッフッフ しかも俺が痩せてく分、太ってきやがる * * * λ_λ * ∧_∧ * ∧ ∧ ( ;`っ) (-∀- ) ∩дT,,) / 9 O日と ) 日と |  ̄ ̄ ̄日 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そして家事も笑顔でパーフェクト。 他の既婚男と話しても、俺の妻ほどできた奴はいない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 9 :(4/22):2007/08/16(木) 23:03:44 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 仕事の悩みも聞いてくれて、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────────────── |で、その新人が、自分がちゃんと仕事できてなかったのに、 |逆切れして噛み付いてくるんだよ。もうやってられない。 └―――v―――――――――――――――――――――――― |そうなんだ…大変ね。 └―――v――――――――― _∧_∧ ∧ ∧ |_( -Д-)(-゚*,,) |\^U ̄U  ̄'ヽ ̄ヽ | l.\ゞ ヾ \ \ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌────────────────────―――――──────── |噛み付くといえば、うちに新しく入ったびぃちゃんって女の子がいるんだけど、 |その子もよく他の子に噛み付くの。だからあんまり目が離せなくて。 └―――――――v――――――――――――――――――――――――― _∧_∧__∧ ∧ |_( ・Д)(-゚*,,) |\^U ̄U  ̄'ヽ ̄ヽ | l.\ゞ ヾ \ \ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌───ヘ─────────────────―――――───――───── |いたいた、小学校になっても噛み付いてくる奴! |あれってなんとかならないの?些細な会話でも逆上するし病気かと思ってたけど。 |昔はそんなのに病名なかったから、普通にクラスにいたんだけどさ。 └―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 10 :(5/22):2007/08/16(木) 23:04:43 ID:0h/Qc59W0 ┌────────────────────―――――──────── |病気ね…でもびぃちゃんの場合は違うと思う。単なる成長の個人差よ。 |言葉は確かに遅くて、それで自己主張がうまくいかずに、 |ついそういう行動にでるって感じ。ちゃんとゆっくりお話を聞いてあげれば |自分が悪かったことも認めるし、人を噛んだりしないのよ。 |まだ3歳だもん、もうちょっと時間をかけて接してあげようと思ってるわ。 └―――――――v――――――――――――――――――――――――― _∧_∧__∧ ∧ |_( ・∀)(ー゚*,,) |\^U ̄U  ̄'ヽ ̄ヽ | l.\ゞ ヾ \ \ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌───ヘ───── |三歳児…ね。 └――――――――― ┌────────────────────―――――──────── |…課長の前で庇ってくれてありがとうございます…。 |そしてこの間はすみませんでした…。こちらもつい言い過ぎました…。 └―――――――――――――v――――――――――――――――――― ∧_∧ ,---、 ( ^∀) < ,--、 (⌒) つ ̄ ̄\ `-U ヽ ii__ )| ̄ ̄ ̄| | | | 木し' |___| ((_) ゚ ゚ ゚ ┌─────ヘ───────────────────── |いきなり最初から完璧にできる人間なんていないよ。 |だから失敗しても、ちゃんとそこを認めて直せれば |すぐにでもいい仕事ができるようになるよ、きっと。 └―――――――――――――――――――――――――― ( ゆっくりこいつの立場で話を聞いてあげたら素直になっちゃったwww ) ) 三歳児への対応と、新人への対応、結構通じるモノがあるな~ ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 心優しい彼女の視点は、俺の円滑な仕事にも役立った。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 11 :(6/22):2007/08/16(木) 23:05:21 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺自身は相変わらず自分のことしか考えていない薄情な嫌な奴なんだけどね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────────────────── |大丈夫か?次あんなだったら君は別の仕事をしてもらうよ。 └─y────────────────────────── |次は頑張ります。モララーさんに言われて |自分の悪かったところがわかりました。 └─y──────────────── ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( いや…でも奴は反省して努力しても、たいして使い物に ) ) ならなそうなんだよな…。俺と関係ない部署に行って ( ( 欲しいよ。そうした方が俺の仕事の邪魔が減るから。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o ∧_∧ 。 ( ;-∀) ( ) 人 Y し(_) 12 :(7/22):2007/08/16(木) 23:06:16 ID:0h/Qc59W0 ┌────────────────────────────────────── |あの新人、結局今日辞めたよ。本人が努力しても使えなかったこともあるけど、 |バイトレベルの仕事のとこに転属させられて、プライドもあって辞めることにしたってさ。 |俺には涙目で「お世話になりました」って言ってきたけど、 |ああなっちゃうともう庇いきれなくてさ…。 └―――v――――――――――――――――――――――――――――――― |可哀想ね…。でもモララーは一生懸命やってあげてたんだもん、 |責任感じて気に病まないでね。 └―――v―――――――――――――――――――――――――― _∧_∧ ∧ ∧ |_( -∀-)(っ゙*,,) |\^U ̄U  ̄'ヽ ̄ヽ | l.\ゞ ヾ \ \ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| うんそうする ありがとう、しぃ… _∧_∧ヽ∧_ |__( ///∀)゙*,,) | |\( つ ̄'ヽ ̄ヽ | .\ゞ ギュッ ヾ \ \ノ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 。 \||________| o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ほんとに素直でカワイイ♪ 夜も天使っ♪ ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女にはいい面を見せるだけ。彼女もそんな俺を愛してくれて それで万事がうまくいく。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 13 :(8/22):2007/08/16(木) 23:06:46 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女の妊娠がわかってからも、幸せいっぱいの夫婦だったね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────── |駅までくらい、自分で歩いていけるのに。 └―――――v――――――――――――――― _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / ( ・∀・) ,//__ (ヮ゚* ) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_/_U_| _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ┌────────ヘ───────――――─ |俺が休みの日ぐらい送らせなって。 |帰りも迎えに行くから駅についたら電話しろよ。 └――――――――――――――――――――― ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: こんな素晴らしい妻がいて、自分達が不幸に陥る可能性なんて 一ミリも考えたことはなかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 14 :(9/22):2007/08/16(木) 23:07:20 ID:0h/Qc59W0 ┌───────────────――――─ |それにしても、妊婦に遅番なんて…。 |周りの人も、もうちょい配慮してくれていいのにな。 └――――――――――v――――――――――――――――――――――――――― |皆だって都合があるし、私も産後は復帰したいと思ってるから、 |ギリギリまではちゃんと働いておきたいの。 └――――――――v―――――――――――――――――― _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / (・Д・ ) ,//__ (ー゚* ) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_/_U_| _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ┌────────────――――────────――――─ |…仕事…辞めてもいいんだよ? |うちにいて、自分のとこの子育てに専念して貰って構わないよ。 |俺一人の稼ぎじゃ頼りないかもしれないけど、 |できるだけ俺も頑張るから…。 └――――――――――v―――――――――――――――――――――――― |ありがとう…。私も無理と思ったらそうするから…。 └――――――――v――――――――――――――― _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / ( -∀-) ,//__ (ー^*,) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_/_U_| _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ 15 :(10/22):2007/08/16(木) 23:11:15 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しかしこの日、駅に迎えに行った時のしぃは、青ざめた顔をしていた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────――――────────――――─ |おい、大丈夫かよ?…病院行った方がよくないか? └――――――――――v―――――――――――――――――――――――― |…大丈夫…家で休めば良くなると思う…。 └――――――――v――――――――――――――― _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / ( ;・∀・) ,//__ (ー゙iii,,) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_/_U_| _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺はこの時、しぃの苦痛を帯びた笑顔を見て、ただならぬ悪寒を感じた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────――――────────――――─ |いや、大丈夫って顔じゃないぞ。絶対病院に見てもらった方がいい。 └――――――――――v――――――――――――――――――― | こんな夜に病院だって迷惑だよ。 └――――v―――――――――――― _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / (・Д・iii) ,//__ (っ゚;,,) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_/_U_| _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l 16 :(11/22):2007/08/16(木) 23:11:57 ID:0h/Qc59W0 ┌────────────――――────────――――─ |いや、見てもらう。俺の子に何かあったら悔やみきれないけど、 |大丈夫ならそれで安心できる。 └――――――――――v――――――――――――――――――― | ……。 └―v――――― _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / ( ;=∀=) ,//__ (-゚iii,,) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_/_U_| _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …嫌な予感は的中した。子供の心音が確認されないと。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────―――――――─ |どうして!? |今週の検診では何も問題なかったんですよね!? └―――――――――――v――――――――――― | (___).| | . | | :::: . | ∧◎∧ ∧_∧ ロ____,| ( ・_ゝ・) ∧ ∧ (Д・; ) __/┌┐ ( ]つ只. (-゚;,,) ( ) ||/||..|_└─┐ |__と⌒⊂ (⌒) | ( ( ( ─|| ┸.。__]|__. (_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (_(_) 17 :(12/22):2007/08/16(木) 23:12:31 ID:0h/Qc59W0 ┌────────────―――――――───―――――――─ |奥さん、お腹ぶつけたか、体に何か衝撃を与えませんでしたか?。 |…そういう時はすぐに来てもらわないと…。 └――――――――v――――――――――――――――――――― | (___).| | . | て | :::: . | ∧◎∧ て ∧_∧ て ロ____,| ( -_ゝ-) ∧ ∧て (・∀・iii ) __/┌┐ ( ]つ只. (-゚iii,,) ( ) ||/||..|_└─┐ |__と⌒⊂ (⌒) | ( ( ( ─|| ┸.。__]|__. (_| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (_(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 最初、医者が何を言ってるか判断できなかった、が、なんてこった、 しぃは腹を打っていた!! なんでそんな大事なこと、黙って我慢してんだよ!!!??? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 18 :(13/22):2007/08/16(木) 23:13:06 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 今危機を迎えてる本人を責めるべきではない、そう思いながらも 俺は問いただすのを止められなかった。 いつどんな原因で腹を打ったのか、なぜ我慢してたのか。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (,iii゙-゙)___| (Д・#; ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ ( ) | .\ノ ゞ ヾ \ ( ( ( \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_(_) \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 柵の開いたベッドから今にも落ちそうになっている乳児に駆け寄ろうとしたら つまづいて転んだと。たいしたことなかったから病院は明日にしようと思ってたと。 …んな、納得できるかよ。職場の他の奴はどうしてたんだよ!? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 19 :(14/22):2007/08/16(木) 23:13:46 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 翌日、保育所にしぃ欠勤&入院の連絡をしつつ、昨日のことを問いただしてみた。 電話にでた保母の話が釈然としないので、直接園長に会いに行ってやった。 乳児のベッドの柵が開いてることすら、監督不行き届きじゃないか。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,、,、 ,,,ζ (o<*>c(ー;`;) (__,,) (;;;#) ∧ ∧ ∧_∧ (;´<ワ`) (・# ) U | ( ) ( | | | | U U (_)_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ベッドに悪戯をしたのは、前しぃの話に出てきた、今も向こうで他の子に意地悪をしてる 噛みつきっ子のびぃって女の子らしい。 しかもベッドの上で寝ていた乳児の手を引っ張って、下に落とそうとしてたんだと。 それでしぃは慌てて駆け寄っておもちゃにつまづいて転んだと。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 20 :(15/22):2007/08/16(木) 23:14:40 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あいつが、しぃが時間をかけて優しく接してあげたという、クソガキか!? 根は悪い子じゃないって?全然ダメじゃん、 同世代の喧嘩ならまだしも、何もできない乳児に手を出すなんて最悪最凶、 更生のしようのないクソガキじゃねーか!!!! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||| ∧_∧ ∧ ∧ (# Д ) (;´<ワ`) びぃちゃん、ダメよ~ ( ) | U | | | | | ) (__)_) U"U ,,,ζ ウビィ ,、,、 やーん (;´;o) (,*゚0) ε= (#;;) ε= (__,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …俺の子供はあんなクソガキに頃されたのかよ…!? …この国に法律がなければ、今ここであのガキを八つ裂きにしたいところだ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 21 :(16/22):2007/08/16(木) 23:15:14 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …そして、園長も最悪だ。 しぃは転んだあと、30分くらいその場を動けなかったらしいじゃないか。 どうしてその時点で救急車に連絡しない!? 本人が大丈夫ですと言ったから? 保育所に救急車が来るとどんな噂がたつかと気になったから? っざけんな。お前らまとめて訴えてやる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ∧ ∧ ( # Д) (へ>`iii) ( ) U ヽ | | | | ) (__)_) U"U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺としぃの子を頃した 人頃し達め!!!! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 22 :(17/22):2007/08/16(木) 23:15:55 ID:0h/Qc59W0 ┌───────────────―――――――─ |私が…悪かったの。 |びぃちゃんは、私に一生懸命話しかけてたのに、 |私が他の泣いてる子を慰めてたから |ヤキモチ焼いちゃって気を引こうとしてたのよ。 |もっと私が相手をしてあげてればよかったの…。 | |転んだのも足元に気をつけなかった私の不注意だし、 |その後、大丈夫って言っちゃったのも私だから… └――――――――v―――――――――――――――――――――――――――― | いや、いくら本人が大丈夫って言ったって、 | 妊婦が腹打ってるのに放置する奴があるかよ!! | しかも保育所、子供の命預かるところじゃないか!! | 腹の中の命には配慮できないなんて、あのクソババア | 保育所なんて経営する資格ねぇよ!!!! └―――v―――――――――――――――――――― ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (,ii;゙っ)___| (・∀・# ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ と つ | .\ノ ゞ ヾ \ ( ( ( \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_(_) \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌──────────────―――――――──―――――――─ |…ごめんなさい…私が馬鹿だから、赤ちゃん頃しちゃったんだね… |ごめんね…。…モララー君のこともこんなに傷つけるなんて、 |妻としても最低だよね…。本当にごめんなさい…。 └――――――――v――――――――――――――――――――――― ( ……言い過ぎたか…。 ) ヽ~~~~~~~~~~' ハッ o ____ ∧ ∧__ ∧_∧ 。 |___ (iiiT -゙)___| (∀・; ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ ( ) | .\ノ ゞ ヾ \ ( ( ( \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_(_) \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| 23 :(18/22):2007/08/16(木) 23:16:39 ID:0h/Qc59W0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ダメだ、俺、ちょっと怒りにまかせてしぃの前で暴言吐きまくってしまった…。 ) ) 一番傷ついてるのはしぃのはずなのに、俺が取り乱してると余計にしぃを ( ( 苦しめることになってしまうんだよな…。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o __ 。 | ̄ ̄ ̄ ̄|三i三| | | ̄ ̄ | | ∧_∧ | | ( =Д=∩ | | ( ノ __| |__ ) ) )__ (_)_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: でも実際、しぃにも猛烈に腹が立っていたんだ。 なんで俺達の子のことを最優先にしなかったんだって。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: __ | ̄ ̄ ̄ ̄|三i三| | | ̄ ̄ チラ | ∧_∧ | (・ ) | 日と ) __| Y 人 ____ (_)`J 24 :(19/22):2007/08/16(木) 23:17:16 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …俺がしばらく席を離してる間に、しぃは俺が見てた時以上に泣いていた。 周りに気を遣って、声を押し頃しながら、小さくなって泣いてた。 …彼女がお腹の子に関心がなかったワケない、 俺達の子に愛を持ってなかったワケないだろ…。 むしろ俺以上にショックで傷ついてるはずなのに。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: :|\ /l: :| ヽ / |: ::| ー―― |:: ヒック :l ヽ |: :/ ヽ: ヒック :| l: :| ' ' |:: :l*cー=' /⌒ヽ :ヽ//// rっ( ヽ: --...__ :/ / ̄`ヽ ーヽ \:  ̄ ̄ ̄ ̄ヽ )--ー-- ̄ ̄ ̄ ̄ ― -- `- ヽ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺がやったのは彼女の前での怒りのぶちギレ。 彼女のためを思ってじゃない、自分の感情まかせのな。 …最愛の人が落ち込んでいる時に、困らせてるだけじゃないか。…俺の馬鹿。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 25 :(20/22):2007/08/16(木) 23:18:15 ID:0h/Qc59W0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …わかってるよ、彼女が俺に望むことは、怒ることではなく許すこと…なんだろ? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────――――――――――――─ |…さっきはゴメン。ちょっと俺もどうしていいか |わからなくなってて凄く取り乱してた。 └―――――――――――v―――――――――――――――― ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (*T-゚)___| (・-・ ) m |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( ) ノ | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌────ヘ─――─ |モララー君… └―――――――― ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 振り上げた拳を胸に仕舞う。 …彼女を癒すためには、それくらい自分を偽らなきゃならない…。ちくしょう。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────――――――――――――─ |…今回は残念だったけど… |しぃだけでも無事だったからよかったよ。 └―――――――――v――――――――――― ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (,,*゚-)___(Д- ) |\ _,~´ ̄'ヽつと ) | .\ノ ゞ ヾ \ ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| 26 :(21/22):2007/08/16(木) 23:19:01 ID:0h/Qc59W0 ┌────────――――――――――――――――――――─ |…俺、しぃが一番大切だから… |だから、今度何かあっても絶対に自分のことを一番大事にしてくれ。 |…俺のためにも…。 └―――――――――v――――――――――――――――――― ____ ∧ ∧__ ,-―-、 |___ (,,*゚-)_< ): |\ _,~´ ̄'ヽつと ): | .\ノ ゞ ヾ \ ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だが、この台詞に偽りはない。 他の奴のことなんてどうでもいいから、俺とオマエの幸せのためだけを考えて欲しい。 …どうか伝わってくれ。この俺の願いが。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 27 :(22/22):2007/08/16(木) 23:19:31 ID:0h/Qc59W0 わぁぁぁん | モララー君 | しぃ \ 誰よりも _____ ∧ ∧ ∧_∧ 愛してるから |____ (,,*Tっ(∀T ) ―― |\ _,~´ ̄'ヽつと ヽ | .\ノ ゞ ヾ \ ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そして…男の子だったんだよな。さよなら、一度も会ったことのない愛しい息子。 …俺はあの時のでぃ君の親の悲しみというのが、今ようやく理解できた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(7)
世界中の人達の幸せを願って(7)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(6)
98 :(1/20):2007/08/18(土) 00:01:16 ID:EGPRtflG0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 7 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 見舞いに来た園長にしぃが言う、 「忙しいのに休んでしまってすみません」 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ____ ∧ ∧__ ∧ ∧ |___ (,,*゚ー)___| (ワ>` ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ | U | | .\ノ ゞ ヾ \.l ) \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \U \ \________\ ∧_∧ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ( ) \||________| ( ) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: それに答える園長、 「しぃちゃんがいないとほんとに困るわ。早く元気になってちょうだい。」 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 99 :(2/20):2007/08/18(土) 00:01:49 ID:EGPRtflG0 ┌─────────────────────────────── |うちも人手が少ないから、しぃちゃんがいないと大変なのよねぇ~。 |産休はあと4ヶ月先って言ってたから、代わりの人も |その時期にならないと来ないし… └――――――――――――――――v――――――――――――――― __ | ̄ ̄ ̄ ̄|三i三| | | ̄ ̄ | | ∧_∧ ∧ ∧ | | ( ) (´ワ>`) | | ( ) Oと ) __| |__ | | | __ | ) (_)_) U"U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 謝罪する気はナシか? …しぃが怒ってないからと、図に乗るなよ、クソババア。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: __ | ̄ ̄ ̄ ̄|三i三| | | ̄ ̄ て | | ∧_∧ ∧ ∧ て | | ( ) (->゚iii) | | ( ) Oと ) ゾクッ __| |__ | | | __ | ) (_)_) U"U 100 :(3/20):2007/08/18(土) 00:02:21 ID:EGPRtflG0 ┌─────────────────────────── |うん、でもしぃちゃんにはゆっくり休んでと伝えて下さいな。 |…失礼します…。 └―――――――――――――v―――――――――――――― __ | ̄ ̄ ̄ ̄|三i三| | | ̄ ̄ っ | | ∧_∧ ∧ ∧ っ | | ( -) (ワ>`ii) | | ( ) / U __| |__ | | | _____( | (_)_) U"U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …今の俺、相当怖い顔してたんだろうな。 しぃには悪いが、こいつへの殺気は消せそうにない。 そして直接の原因になった噛み付き厨の少女びぃ、 彼女の親も謝罪にも来やしない。 自分の娘が人頃しって知ってんのかよ。知らされてもないんだろうな。クソ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 101 :(4/20):2007/08/18(土) 00:02:55 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …自分の子供は返ってこない。 だがあいつらは頃しても頃したりない ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: __ | ̄ ̄ ̄ ̄|三i三| | | ̄ ̄ | | ∧_∧ | | ( Д) | | ( ) __| |__ | | | _____ (_)_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あぁわかってるって、奴らはこれくらいのことで殺人犯にはならないって。 妊婦のくせに離れたベッドまで走ろうとしたり、すぐに病院に行かなかったり しぃ側の不注意で済まされる事故だ。 …俺がやってるのは逆恨み。また自分の血のことを思い出す。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 102 :(5/20):2007/08/18(土) 00:03:33 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …根に持つ嫌な性格だよ。しぃは俺の前で必死に明るく振舞おうとしてるのに。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (,,*゚ヮ゚)___| (∀- ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌─────ヘ──────────── |14日からまた仕事にいこうと思うの。 └―――――――――――――――――― ┌──────────────――――――――――――─── |14日!? 退院した次の次の日じゃないか!!! |ダメダメ!家でもゆっくり休まなきゃ!! |家事も君のお母さんか俺の母さん呼んでやって貰おう。 └――――――――――――v―――――――――――――――――― ____ ∧ ∧__ ∧_∧ て |___ (,,*゚ー)___| (∀・; ) て |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌────ヘ───────――――――――――――─── |でも人手が足りないから、少しでも早く私が復帰した方が |向こうも助かると思うし。 └―――――――――――――――――――――――――― 103 :(6/20):2007/08/18(土) 00:04:09 ID:EGPRtflG0 ┌──────────────――――――――――――─── |…大丈夫…。私の体はね、元気になってると思う。 |それに、お母さん達にはこれ以上迷惑かけたくないから…。 | |…せっかくの初孫…私のせいでダメにしちゃったんだから…。 └―――――v――――――――――――――――――――――――― っ ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (*゙ー゙)___| (∀=; ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌──────────ヘ────――――――――――――─── |…わかった、親達は呼ばないよ。 |俺もできるだけしぃがゆっくりできるよう家のことするから、 |家でもしばらく休めよ。 …それと… └――――――――――――――――――――――――――――― ┌────────────── | | あの保育所、辞めてくれ。 | └―――――v――――――――― ____ ∧ ∧__ ,-―-、 |___ (,,*゚-)___| << ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ U U ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| 104 :(7/20):2007/08/18(土) 00:05:02 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃが仕事を好きなことはわかってるが、どうしてもこの我だけは通さないと気が済まなかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────――――――――――――─── |俺、凄いわがまま言ってるってわかってるけど… |転んだ君を放置した園で、君を転ばせた原因のびぃって子の面倒を |また君がみるのかと思うと… ダメなんだ。 └――――――――――――v―――――――――――――――――― ____ ∧ ∧__ :,-―-、 |___ (,,*゚-)___| :<< ): |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ :U U ): | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌────────――――――――――――─── |…そんな風に言わないで… |あの子や先生に罪があるわけじゃないんだから |そんな… └――――――v――――――――――――――――――――――――――――― | わかってるよ!!だけど俺…どうしてもダメなんだ… | …君が…あんな目にあったあそこに戻ると思うと、 | 俺がどうにかなりそうなんだ…。わかってくれ…。 └――y――――――――――――――――――――――― ____ ∧ ∧__ :,-―-、 |___ (,,;゚っ)___| :<< ): |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ :U U ): | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| 105 :(8/20):2007/08/18(土) 00:05:43 ID:EGPRtflG0 ┌───────── | 酷い人間でゴメン。 └――――v――――― ____ ∧ ∧__ ,-―-、 |___ (,,;゚-)___| << ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ U U ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌────── | ……。 └――v――― ____ ∧ ∧__ ,-―-、 |___ (,iii゙-)___| << ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ U U ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| 106 :(9/20):2007/08/18(土) 00:06:15 ID:EGPRtflG0 ┌───――――――――― |…わかった…。辞める。 └―――――v――――――――――― |ごめん… しぃ。 └―――v─── ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (-゙iii,)___| (∀=; ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ U U ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃは壁の方を向いて、そう答えてくれた。 だがその後、俺と目を合わそうとしてくれなかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────――――――――――――――――――─── |そうだ、北海道行きたいって言ってる時に妊娠して行けなくなっちゃったんだよね。 |行こうよ、ほら、しぃが言ってたなんとか動物園とか、美味しいもの食べたり、ね? └――――――――――――v―――――――――――――――――――――――― ____ ∧ ∧__ ∧_∧ |___ (ー゙iii,)___| (^∀^; ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄と つ | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌───―ヘ―――――――― |…うん…考えてみるね。 └――――――――――――― 107 :(10/20):2007/08/18(土) 00:06:49 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …軽蔑されたかな、俺。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... ∧_∧ ( =∀=) ( ) 人 Y し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 今回の俺は心の中のどす黒いモノに勝てなかった部分もあるけど、 実際、あんないい加減な人の下でしぃを働かせたくなかったし、 仕事に夢中になるあまり自分を疎かにする真似は二度として欲しくない。 守りたいんだよ、君を。 そんな気持ちもわかって欲しい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 108 :(11/20):2007/08/18(土) 00:07:24 ID:EGPRtflG0 ┌―――――――――――――――――――――― |早く帰って来るからね。無理しちゃいけないよ。 └――――v―――――――――――――――――――― | もう心配性なんだから。大丈夫、 | 今日はモララー君の好物の酢豚にするね。 └――v―――――――――――――――― ______ | | | | | | | | | | O| | | | | |._,| | |∧_∧ ∧ \ \ | /( -(ー^*,,). |\ \ |/ ( つと | | | ̄| / ̄ .| | | )\| | | / (_)_U"U .\|_||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女は仕事を辞めた。本人は忙しい職場を引き止められることを懸念していたが、 園長は二つ返事で、彼女が辞めることを承知したらしい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ______ | | | | | | | バタン | | | |._,| | ∧ ∧ \ \ | (* ). .|\ \ | U | | | ̄| / ̄ ̄ ̄ | )\| | | / U"U .\|_||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「もうちょっと引き止められるかと思ってたんだけど」と笑う彼女。 それほど必要とされてなかったってプライド傷ついたかな。 …ゴメン、それたぶん俺があのババア睨み付けたせい。あの気の利かないクソ園長め…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 109 :(12/20):2007/08/18(土) 00:08:08 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 気がつくと、静かに泣いてることがある。…いろいろ思い出しちゃうんだね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _∧_∧__∧ ∧ |_( ・-)(*゙-゙) |\ ̄ ̄ ̄'ヽ ̄ ̄ヽ | l.\ゞ ヾ \ \ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 次の子でも身篭ればいいんだろうが、医者の言う通り 最低半年は彼女の体を労わることを最優先にしたいから、 すぐには解決できそうにない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 大丈夫俺は幸せだよ 自分を責めないで、な _ ∧_∧∧ ∧ |_( =∀(oT* ) ̄| |\( つ ̄'ヽ ̄ ̄ヽ | l.\ゞ ヾ \ \ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: いつも人のことを思いやって、こんな時すら誰も恨もうとしない 天使のようなしぃがどうして悲しい目にあわなきゃいけないんだ? 神様、いるんだったら彼女より不幸になった方がいい人間、いっぱいいるだろ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 110 :(13/20):2007/08/18(土) 00:08:47 ID:EGPRtflG0 ┌────────────── | かーちゃん、どうしよ? └─────v──────── しぃが全然元気に ならないんだ ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(∀・; ) ( つ日 日 と ) ヽ / \ ノ ┌―――――――ヘ―――――――― |また仕事でもさせればー? └――――――――――――――― ┌──────────────────────────── | そんでもしまたこの間みたいなことがあったらどうすんだよ!? └────────v─────────────────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ;-<∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(・Д・; ) ( つ日 日 と ) ヽ / \ ノ ┌―――――――ヘ――――――――――――― |…ホント、アナタは気にしすぎの心配性ねぇ… └―――――――――――――――――――― しかたないじゃない元気になるの待つしかー 111 :(14/20):2007/08/18(土) 00:09:36 ID:EGPRtflG0 やっぱり母さんしぃのことどうでもいいって思ってる? 自分は苦労した母さんだけは違うと思ってたのに 世間の嫁いびり姑と同じようななんだかんだ あーうるさい こんな細かい奴と暮らしてたら そりゃ元気もなくなるわ ∧)))∧ ∧_∧ ∬-<∀-)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (>Д< ) ( つ日 日 と ) ヽ / \ ノ ┌―――――――ヘ――――――――――――― |だって家にいて元気にならないんじゃ、 |仕事でもさせて外に出せばいいじゃないの └―――――――――――――――――――― ┌――――――――――― |…そりゃそうだけど… └――――v―――――― ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<ー)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (-・; ) ( つ日 日 と ) ヽ / \ ノ ┌―――――――ヘ――――――――――――――――――――――――――― |それとね、アナタもたまにはこうやってこっちにも顔見せに来なさいよ。 |アナタも落ち込んでるんじゃないかって心配だったのよ。 └―――――――――――――――――――――――――――――――――― 112 :(15/20):2007/08/18(土) 00:10:02 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …んまぁ、久々に実家に寄って話しててわかったけど、 母親は入院までしたしぃのことより、俺のことばかり心配ばかりしてた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // l l l ゙, / ( ・∀・) ,//__ l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_ ___ _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ∧)))∧ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ ('(∀>・ ∬ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ヽ ) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 帰る時も、昔はそんなことしたことなかったのに、門まで出て車が走り去るのを見送ってた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 113 :(16/20):2007/08/18(土) 00:10:48 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 褒められた行動じゃないけど、理屈じゃないんだろうね。親子ってそんなモンなんだねぇ…。 俺は親になりそこなったけど、自分の血を分けた子供だけは他の誰よりも可愛いって…わかるよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // l l l ゙, / (-∀- ) ,//__ l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_ ___ _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 早く子供欲しいな。そうすれば俺達はまた前みたいに幸せになれるんじゃないかな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 114 :(17/20):2007/08/18(土) 00:11:21 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: それまでは仕事でも何でも好きなことしていいから。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────────────── |雑貨屋?でぃ君のお母さんの紹介なのか。 |趣味でやってるような店だから、勤務時間も厳しくないって |いいね、それ。 └──v────────────────────────────────────── |うん、自分のこと話したらでぃ君のお母さん「何か気の紛れることした方がいい」って。 |ホントはもっとバリバリ働くとこでも良かったんだけど、ご主人が心配してるなら |これくらいの場所がちょうどいいんじゃないかって。 └──v────────────────────────────────── ∧_∧ ( *・∀・) ∧ ∧ (つ ) (ー゙*,,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ U ヽ \_ノ \ ┌―――――――――――――――――――― |…俺、気にしすぎの心配性でウザかった? └――v――――――――――――――――――――――――――――――――――――― |うぅん、そんなことないよー。でぃ君のお母さんもモララー君のこと知ってるから、 |私のこと凄く大事に考えてくれるいいご主人ねって言ってたよ。 |私もモララー君が夫で幸せよ♪ └――v―――――――――――――――――――――――――――――― ∧_∧ ( ;=∀=) ∧ ∧ ( ) (ヮ゚* ,,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ U ヽ \_ノ \ 115 :(18/20):2007/08/18(土) 00:12:14 ID:EGPRtflG0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( うっは~~、でぃ君母さんGJ!!! ) ) そっか、ある意味似た境遇の女同士、彼女の力になってくれたか、 ( ( しぃが付き合い切ってなくてよかったな~~ ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 オレモシアワセ~ ∧_∧ ( *^∀^) ∧ ∧ ( 9 (ー^* ,,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ U ヽ \_ノ \ ↑ 前はとっとと縁切りたいって言ってた奴 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃが自分のことより、周りのことばかり大切にするのが気に入らなかった。 お人よしで周りにいいように扱われて、自分ばっかり損してるんじゃないかって。 だけど、こんな形で助け合い、報いが返って来るのも悪い話じゃないな。 …俺は相変わらず性格悪いけど、彼女のお人よしは応援することにした。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 116 :(19/20):2007/08/18(土) 00:12:56 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 一年半後。ついに待望の妊娠。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────── |よかったぁ~~!! |ね、男の子、女の子どっちだろ? └──────────v───────────────────── |まだわかんないわよ、もっと先にならないと。 └──v───────────────── ∧ ∧ ∧_∧^ー ^*) ( *>∀<) U / つ(_つ (⌒__) ┌──── | ? └─v── ハッ ∧ ∧ ∧_∧゚ー゚*) ( ;・∀) U / つ(_つ (⌒__) 117 :(20/20):2007/08/18(土) 00:13:29 ID:EGPRtflG0 ウーン ウーン ∧ ∧ ∧_∧ (^ヮ^*) ( ;=∀=) | U / U U (_(_つ (⌒_)_) ┌────────ヘ──────────── |…仕事は…早い段階でちゃんと辞めるから。 |今度は大事にするから安心してね、モララー君 └──────────────────── * * * ∧ ∧ * ∧_∧^ー ^*) * ( *>∀<) U / つ(_つ (⌒__) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: うん、今度こそはうまくいくよ。彼女はこんなに素敵ないい奴なんだ、 神様だってきっと応援してくれるさ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(8)
世界中の人達の幸せを願って(8)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(7)
147 :( ´∀)・∀),,゚Д)さん:2007/08/18(土) 21:53:21 ID:EGPRtflG0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌――――――――――――――――――――――――――――――――――――― │途中ですがエンジェルしぃです。予告通り、この話以降ウンコネタが何度も出てくるので |お食事中の方はお気をつけ下さい。 |>>145 |ウフフ、そうね、途中までは凄く大真面目なシリアスストーリーに見せかけて、 |実はドッキリ、うんこでしたーなんてネタも世の中にはあるかもしれないわね…。 └―――――――――――――――――――――――――――――v―――――――― / / ⌒`ヽ / / ヾ \ / / ハハ \ ∧ ∧ / / ,,ハハ \(゚ー^*,)/ ハハハ / ,,ハハハ ,r ' ⌒ヽ ハハハヾ)ヾヽ / ////,, ハハハハ // ヽハハヾ)ヽ) ヽ / / / /(/(/(/(/ヾハ ハハ/ ヽ |\ \ (/(/(/(/(/(/ / /ヽ | \ ヽ (/(/(ノ(ノ(/ / / | ヽ、 \ ヽ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 148 :(1/22):2007/08/18(土) 21:54:05 ID:EGPRtflG0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 8 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ちょっと話は変わるが、豚肉を絶対食べない国の人と結婚すると 食べ物はポークエキスがちょっとでも入ってたらダメだから合わせるのが大変なんだと。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────── | ハニャン・ハニャン・ハニャニャニャン └──────v─────────── ∧ ∧ ∧_∧ (*゚ー゚) ∧w∧ (∀・ ) /U ヽ (ワ゚*,,) ( ) ( ,,と ) Y 人 と__)_) (_つつ (_)`J ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: お正月のお雑煮あるだろ?あれも全国各地に餅や味付けの流儀があって、 違う土地のモン同士がぶつかると、どっちをスタンダードにするか揉めることもあるそうな。 餅にアンコが入った雑煮って地域もあるらしい。 俺だったら食べ慣れないそんな組み合わせは拒否したいよな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────── | お義母さん、何やってんっすか? └──────────v─────── ∧ ∧ ∧_∧ (*゚ー゚) ∧w∧ (・∀・; ) /U ヽ (,,*゚ワ゚) ( ) ( ,,と ) | | | と__)_) (_つつ (_(_) ┌──────ヘ──────────────────────────── |健康な子が安産で生まれるおまじないよ。すごく効き目があるから |モララー君もよくやり方を見て覚えて、帰ったら一緒にやってあげてちょうだい。 └────────────────────────────────── 149 :(2/22):2007/08/18(土) 21:54:57 ID:EGPRtflG0 ハニャンハニャンハニャニャニャーン あーそうですか ∧ ∧ ∧_∧ (,*゚ o゚) ∧w∧ ( ;-∀) /U ヽ (ワ゚*,,) ( ) ( ,,と ) 人 Y と__)_) (_つつ し(_) 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( やっぱこのお義母さん苦手だ…。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: でも、地域や種族が違えば多少なりともそんな文化の違いはあるんだ。 自分に害がなければ、まぁ許容すべきなんだろうけど。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ハニャンハニャンハニャニャニャーン _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // ∧ ∧ l l l ゙, / (-∀-; ) ,//__ (゚0 ゚*) l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_/ _U_| _____l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ o゚ ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( しかし耳障りな掛け声だなぁ、声裏返ってるし。 ) ) 怪しげだし頭悪く見えちゃうよ。だが母親の好意を ( ( 素直に聞いてるしぃを、そんな理由で止められないな。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 150 :(3/22):2007/08/18(土) 21:55:56 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: うちの会社の先輩に、しぃ族の子持ちの主婦がいる。 俺など及ばない一流大卒、男顔負けのキャリアウーマンな人なんだが、 彼女でもこんな馬鹿げたおまじないを知っているのだろうか? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────────────────────────── |『ハニャニャニャーン』ね。古くからしぃ族に伝わってる安産法よ。 |あれ他の人が聞くと、一見馬鹿みたいで怪しいけど、 |呼吸法がラマーズ法と同じように、母体の苦痛を和らげる効果があるのよ。 | |確か、2ちゃん大の何とかって教授が科学的に証明してたはず。 |育児雑誌でもお薦めって記事がよく特集されてたわ。 └────v────────────────────────────── | うそぉ!?あれ本当に効果あるんですか? └────v──────────────── ∧ ∧ ∧_∧ て (,,*0ー0) (∀・; ) て U | ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 151 :(4/22):2007/08/18(土) 21:56:29 ID:EGPRtflG0 ┌─────────────────────────────── | それじゃあ、しぃ山さんも、お子さん産んだ時は、 | あの裏返った声で『ハニャニャニャーン』ってやってたんですか!? └─────v───────────────────────── っ 想像がつかない… ∧ ∧ っ ∧_∧ (,*0っ0) (・Д・; ) U つ ( )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌────ヘ────────────────────────── |ちょっとぉ、想像しないでちょうだいっ! |子供産んだり育てたりってなりふり構ってられないとこあるんだからね! |モララー君も奥さんがやってる時、そんな目で見ちゃダメよっ!! └─────────────────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 博学で理知的な彼女も知ってたよ。しかも医学的根拠があるんだって。へぇ~~~~ でもさぁ、自分の知らない常識ってどうも受け入れ難いんだよな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 152 :(5/22):2007/08/18(土) 21:57:11 ID:EGPRtflG0 ┌────────────── |…知ってた?そういう習慣。 └─────v───────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (^∀^; ) ( つ日 \ ) ヽ / \ ノ ┌────────ヘ──────────── |うん、しぃ族の人はたまにアレやってるね。 |全員がってワケじゃなさそうだけど。 └───────────────────── ┌────────────── |…そっか…アレはありなのか…。 └─────v───────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ ・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (∀-; ) ( つ日 \ ) ヽ / \ ノ ┌────────ヘ─────────────── |だから結婚前に言ったじゃない、 |しぃ族だと生活習慣やら文化やらに差があるよって。 |アナタは差別の話と解釈してキレてたけど。 └──────────────────────── 153 :(6/22):2007/08/18(土) 21:57:49 ID:EGPRtflG0 ┌────────────── |…なるほど…。文化の違いね…。 └─────v───────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬ -<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・; ) ( つ日 \ ) ヽ / \ ノ ┌────────ヘ──────────── |人の話もロクに聞いてませんでしたか? |わかってて結婚したんじゃないですかー? └───────────────────── やっぱしぃのこと まだうっすら反対してる? ∧)))∧ロ ∧_∧ ∬ ・<∀)')  ̄ ̄ ̄ ̄\ (∀^; ) ( つ日 \ ) ヽ / \ ノ ┌────────ヘ────────────────── |それよりまたーり神社でモララエルのお札貰ってきたわよ |これを赤ちゃんの枕元に貼っとくようにね。 └─────────────────────────── 154 :(7/22):2007/08/18(土) 21:58:27 ID:EGPRtflG0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー⌒ヽ ( コレ、俺が赤ん坊の時もあったらしいし、 ) ) 親戚んとこも、赤ん坊のいるうちにはよく貼ってあったなぁ~~。 ( ( でもモララー族だけの慣習だよな。 ) ) …『ハニャニャニャーン』より科学的根拠が無いじゃないかっ!! ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 子供がまたーりしたいい子に育つそうな 。 でもなんかこの天使の顔って ∧_∧ 傲慢っぽくてむかつくんだよなー ( ;-∀-) ( つロO 人 Y し(_) ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ 【お札拡大図】 ミ\ 我が名はモララエル /彡 ミ \ 2chに真のマターリを / 彡 ミ \ もたらすものなり / 彡 ミ \ 壺は買うように / 彡 ミ \ / 彡 ミ \ / 彡 \ \ / / ミ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄彡 ミ \ ⊂⊃. / 彡  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄ ̄\ ∧_∧ / ̄ ̄\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / ̄ ( ・∀・ ) ̄\. \ / / ⊂. † ⊃ \ \ / │ / | | |\ │ \ / /│ ミ. (__|__)彡 │\. \ 彡 / │ ミ 彡 │ \ ミ 彡/ │ ミ 彡 │ \ ミ \ ミ 彡 / \ミ 彡/ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ 155 :(8/22):2007/08/18(土) 21:59:07 ID:EGPRtflG0 ┌───────────────────────────────── |宗教チックなモンじゃなくて、モララー族では普通にお守りみたいなモンだから。 |嫌だったら無理に飾らなくていいけど。 └────v────────────────────────────── |わかった、ベビーベッドの枕元に貼らせてもらうね。 |わざわざ用意してくれてありがとうございますって、 |お義母様にも伝えといてね。 └──v──────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀-) (ー^*,,) ( ) Oロと) (⌒_)_) ( ,,) とと__ノ うーん、やっぱ人間出来てる 俺や母さんとは大違い ? ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀・) (ー゚*,,) ( ∽ ) Oロと) (⌒_)_) ( ,,) とと__ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃは俺のとこの慣習も感謝しながらすんなり受け入れてくれた。 『ハニャニャニャーン』が耳障りだなんて、俺も心の狭いこと言ってないで、 お互いの文化をどんどん許容して歩み寄っていかなきゃならないね。 …肝に銘じておきます。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 156 :(9/22):2007/08/18(土) 21:59:47 ID:EGPRtflG0 人_人_人_人_人_人 < ハニャーンッ! > Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ∧_∧ ∧w∧ (・∀・; ) (゚ワ゚*) ( ) | U < フニャー フニャー ┌────────── | 産まれたっぽい? └────v────────── |みたいねぇ └──v─── ∧_∧ ∧w∧ ( ;・∀・) (゚ワ゚*) ( と ) | U 157 :(10/22):2007/08/18(土) 22:00:13 ID:EGPRtflG0 女の子ーっ! ちっちゃい、超カワイー!! ∧_/,、,、 ( *^∀(o゙,) ∧ ∧ ∧w∧ || / つ_)(ー^*,,)⌒| (ワ゚* ) ||ヽ⌒⌒⌒⌒と ノ /. || と | ||. ヽ||⌒⌒⌒⌒⌒~.. || | ) ヽ ||.________|| U"U ヽ|| || ホント、お疲れ様でした ∧_∧ ( *-∀-),、,、 ∧ ∧ ∧w∧ ||( (゙o)(ー゚*,,)⌒| (ワ゚* ) ||ヽ⌒⌒⌒(_,,と ノ /. || と | ||. ヽ||⌒⌒⌒⌒⌒~.. || | ) ヽ ||.________|| U"U ヽ|| || 158 :(11/22):2007/08/18(土) 22:00:43 ID:EGPRtflG0 ┌───────────────── |目の感じ、俺似ですよね~~♪ └──────v────────────────── |いや、あの目はうちの家系よ。 |私の弟に感じ似てるわ └──v───────────── ∧_∧ ∧w∧ ( *^∀^) (*゚ワ゚) ((( ( ) U | ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 父親の俺を差し置いて婆さんの弟だぁ?似てねぇよ、 ) ) やっぱしぃのお義母さんは苦手だ。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o |しぃにはこれから栄養つけてもらわないとね。 。 |いい初●出して貰うためにも。 └──v────────────────── ∧_∧ ∧w∧ ( ;-∀-) (*゚ワ゚) ((( ( ) U | 159 :(12/22):2007/08/18(土) 22:01:16 ID:EGPRtflG0 ┌─────────── |え?今、なんて? └──────v───────────────────────────── |あら、赤ちゃんが産まれたら、免疫力と栄養をつけるために |初●をあげるのよ?モララー君、そんなことも知らなかったの? └────v────────────────────── ∧_∧ ∧w∧ Σ ( ;・∀) (゚ワ゚*) ( ) U | ┌──────────────────────────── |いえ、初乳なら知ってます。そうじゃなくて初…ウンコなんですか? └──────v────────────────────────────── |ウンコって言わないの、●って言いなさい。あの時期だけは |赤ちゃんの食べ物だからぜんぜん汚くないのよ。 └────v────────────────────── ∧_∧ ∧w∧ せめてウンチサンと呼びなさい ( iiii・∀) (゚ワ゚*) ( ) U | 160 :(13/22):2007/08/18(土) 22:01:54 ID:EGPRtflG0 ┌──────────────────────────── | そんなこと初耳ですっ!!●を食べさせるなんて | 普通じゃありませんよ!! └──────v────────────────────────────── |あら、人聞きの悪い。モララー君が知らないだけでしょ。 | |あ、アナタのとこは母子家庭だから、そういう常識は |教わってないかもしれないけど。 └────v────────────────────── ∧_∧ ∧w∧ ( iiii・Д) (゚ワ゚#) ( ) U | ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( この人、実は母子家庭のうちのこと馬鹿にしてる? ) ) ●だって!?そんな非常識な奴にうちの家庭を ( ( 馬鹿にされる筋合いないわっ!!! ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' モラミって決まったんだよ o さてさて ベビちゃんて言うな 。 可愛いベビちゃんの顔でも ∧_∧ ∧w∧ もう一度見て来よう (# Д ) (*^ワ^) ( 9 ) U | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 歴史の資料で見たことはある。『虐殺厨』が作った 『アフォしぃ』を貶め罵る文書と絵巻。教科書には載ってない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 161 :(14/22):2007/08/18(土) 22:02:29 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: その中で、「しぃ族は赤ん坊にウンコを食わせて育てます。 駆除すべき最低の汚らわしい民族ですねwwwww」みたいな記述もあったんだが、 イッパイタベテ チィチィ~♪ ∬ (.,,、、,.,∧∧ オオキクナッテネ ハハ ∫ ~( (゚ー゚*) ((( ~(,,(*^0^) .,;・:,;:●∴●.:U''"''UU" ぶりゅぶりゅ ∬ ∫ ・~ ∧∧ ∫ 人 ・~ ∧∧ ∬ ∧∧ ∬(゚ヮ゚*) ,、,,) (;,;゚ー゚) ∬(^ヮ^*). ∧∧、,,.、,)∫ (^ー^*) ●と ヽ ∧∧"´ )ノ;;;';';'( (;;;;)とヽ (゚ー゚*) ) ∬ O●と| (___,)~ (*゚ー゚)Uてノ`ヾ;;';;;';;;) (,,___)~ UU"''U`;;,.∴ と,,,,,O~ "゙;'' もう何がなんでもしぃ族を貶めるための根も葉もない 誹謗中傷のひとつと勝手に思い込んでたよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( それとも何、アレ、事実だったの…? ) ) ちょっとマジ、うちの母さんにも聞いてみるか ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o しぃ族の歴史教師は「そんな事実はない」って 。 言ってたと思ったぞ ∧_∧ (iii=∀=) ( U U 162 :(15/22):2007/08/18(土) 22:03:20 ID:EGPRtflG0 ┌────────────────────────── | あらあらあら、あんよのびのびちて。かわいいでちゅねー └──────v───────────────────── |あのぉ、ちょっと聞きたいんだけど… └────v──────────────── つーかなんだよその言葉遣い /// ガラス越しで、どーせ フニャー\\ // ∧)))∧ モラミには聞こえてねーぞ フニャー \\ (・∀>・*∬ ,、,、 \\∩ ∩ ) ∧_∧ 。(゙o゙)。 \\ (∀=; ) (,。。) \\ ( ) ┌─────────────────────────────────────── | なんですって!?あっちのお義母さん、そういう考えの人だったの!? | そういう風習が大昔あったとは聞いたことはあったけど、あんなの冗談じゃなかったの!? | 現代の世でやってる人がいるなんて初耳よ!!! | |いくらなんでもダメ!絶対にダメよ!!!! └──────v────────────────────────────────── |だよねぇ…。しぃにもそれだけはするなって |念押してくるよ。 └────v──────────────── /// フニャー\\ // ∧)))∧ フニャー \\ ∬iii・<Д・) ,、,、 \\( 9 9 ∧_∧ 。(゙o゙)。 \\ (∀・; ) (,。。) \\ ( ) 163 :(16/22):2007/08/18(土) 22:04:11 ID:EGPRtflG0 かわいちょーなモラミちゃん、 ●なんてたべたくないでちゅよねぇ? そんなのイヤイヤでちゅ~って(略 /// フニャー\\ // ∧)))∧ だ、ダメだ、この人もすっかり フニャー \\ (;Д>;*∬ 孫狂いのオバーチャンに ,、,、 \\∩ ∩ ) ∧_∧ なってしまった 。(゙o゙)。 \\ ( ;-∀-) (,。。) \\ ( ) ┌─────────────―――――――――――――――─――── |先生にも聞いたけどさ、確かに子供を産んだばかりのしぃ族の●は |悪い雑菌もなく、悪影響はないらしいんだけどさ、別に栄養的に優れてるとか |そういうのはなくて、普通に初乳だけで免疫力もつくからって。 |初●はただの迷信だから、今時誰もやってないし、 |この病院でもする方針はないって言ってたから。 | |だからいくらお義母さんがやれと言っても、絶 対 、やるなよ。 └――――――――――――v―――――――――――――――――――― カァ… いくら体に害がなくても ____ ∧ ∧__ ∧_∧ 絶対イヤだろ |___ (;"-")___| (Д-; ) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌─────ヘ─────────────────── | やだ…お母さんたら、そんな話をモララー君に? └───────────────────────── 164 :(17/22):2007/08/18(土) 22:04:49 ID:EGPRtflG0 ┌─────────────―――――――――――――――――――─――── |そうだよ、その上俺が●なんてやりたくないって言ったら常識知らず扱いされたよ。 |●なんて言い方変えたってな、ウンコだよウンコ! |昔の人はそんなことしてたとしても、今必要ないってわかってるのに |わざわざウンコ食わせるってありえねぇだろ!! └――――――――――――v――――――――――――――――――――――― ____ :∧ ∧__ ∧_∧ |___:(;"っ")___| ( #・Д・) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( ) | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ┌───────―――――─――── |…モララー君、大きな声でゥ o o って… |…恥ずかしいよ… └――――――v―――――――――― ____ ∧ ∧__ ∧_∧ ┌─── |___ ∩"o∩___| (∀-; ) < あ |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( ) └─── | .\ノ ゞ ヾ \(⌒ノ⊃ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \_)木 こりゃ失礼 \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| 165 :(18/22):2007/08/18(土) 22:05:28 ID:EGPRtflG0 18 あ、看護婦さん、 もしこいつの母親が来て 赤ん坊にこいつの●を 食べさせようとしたら 絶対阻止して下さい モウ、ハズカシイ ) ) ) ハイハイ、 イヤー ( ( ( _ 承知しました ____ ∧ ∧__ ∧_∧ ゝ╋ > |___ ∩"っ∩___| ( #・∀・) (<_^;リル |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ ( つ Oロと) | .\ノ ゞ ヾ \ ⌒) ^) | ) \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \ノし'_ U U \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃ族自体を貶めるつもりはない。科学的知識のない時代なら、 無意味な風習をありがたがったりするのも、ありがちなことだ。 『ハニャニャニャーン』はまだいいよ、本人のリラックス効果がある上、何か実害がでるわけじゃない。 だが、初●なんて、先輩のしぃ山さんだってしぃ族でも絶対にあり得ないって言ってた。 現在無意味とわかってて廃れた気持ち悪い風習、こればっかりは受け入れる必要ないだろ。 赤の他人ならともかく、食わされるのは俺の娘だぜ?絶対に許さない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 166 :(19/22):2007/08/18(土) 22:06:05 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 退院後、うちに入り浸る義母。 俺の母親が産後の手伝いに来るのだと、嫁のしぃが気を遣うからっていうのはわかるけど、 この義母が俺の留守中も家にきてると思うと気が気じゃない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────―――――─―――――――── |ベビちゃん、お顔にブツブツができちゃったわねー。 |しぃちゃんが早く●を食べさせないからよ。 └―――v―――――――――――――――――――――――――――― |だから前も言ったでしょ。先生にも聞いたけど |それ、全く医学的根拠ないんです!!! |無意味だからうちではやらないって!! └―――――――v―――――――――――― ∧w∧ (*゚ワ゚) (つ つ ∧ /,、,、 ∧_∧ ( | (;゚ー(゙ ,,) (Д・# ) U"U ( つ_O ( ) と__)__) | | | (_)_) ┌───────―――――── |あれ?ここに貼ってあった |モララエルの御札は? └――――v――――――――――――――――――――――――――――――― | あ~、あれ、あんなのが枕元にあったら気持ち悪いわよ。 | ベビちゃんが変な夢でも見たら可哀想だから捨てたわ。 └―――――――v――――――――――――――――――― ∧_∧ (Д・ ) ∧w∧ ___と ) (゚ワ゚*) | | | | | |( ( ( U | | | | | | |(_(__) ( | U U 167 :(20/22):2007/08/18(土) 22:07:08 ID:EGPRtflG0 ┌───────―――――─―――――─── |な…捨てることないじゃないですか。 |俺の母がせっかく遠いとこまでお参りに行って |貰ってきたモノだったんですよ? └――――v――――――――――――――――――――――――――― |ハレー・モララーだっけ? |そんなの信じてるの?あなたのお母さん。 └―――――――v―――――――――――――― ∧_∧ ( #・∀・) ∧w∧ ___と ) (ワ゚*,) | | | | | |( ( ( U | | | | | | |(_(__) | ) U U ┌───────―――――─――――──―――――――─――─── |違います!!ここにあったのはモララエルですよ!? |モララー族に大昔から伝わる伝統的なまたーりの象徴です。 |ハレー・モララーの方は、後の時代で虐殺厨によって作られた邪神ですよ! |一緒にしないで下さい!! └――――v――――――――――――――――――――――――――――――― |そんなの普通の素人が見てもわからないわよ。 |それに虐殺厨っていうのがあなたのご先祖様じゃなかったっけ? └―――――――v――――――――――――――――――― ∧_∧ ( #・∀・) ∧w∧ ___ と つ (ワ゚*,,) | | | | | | ) ) ) U | | | | | | |(_)_) | ) U U 168 :(21/22):2007/08/18(土) 22:07:51 ID:EGPRtflG0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 傍若無人で無知蒙昧。これが好きな人の親? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────―――――─――――──―――――――─――─── |ホントにいちいち細かくてうるさい婿さんだこと。 |しぃちゃん~~~!! |そこのゴミ箱に、変な天使の札入ってない?ちょっと取ってー └―――――――――――――v―――――――――――――――――― ∧_∧ (# Д ) ∧w∧ ___( ) (*゚ワ゚) | | | | | | ) ) ) U | | | | | | |(_)_) ( | U U て ∧ ∧ て (っ゚iii,,) 人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_ ロと | < ちょ…これ母さんが捨てたの!? > | ) < 勝手になんてことするのよ!!!! > |_| U"U Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ 169 :(22/22):2007/08/18(土) 22:08:37 ID:EGPRtflG0 ちゃんとモララー君に 謝ってよ!! まぁ、こんなこうるさい ダンナのいいなりなのね ∧_∧ ,、,、 ∧ ∧ ∧w∧ しぃちゃん可哀想に… ( Д(゙-) (,#Tっ) (ぺ#,,) ( つ_) ( つ ∩∩| | | | ( | | ) (_(_) (/"U U"U 違うって言ってるでしょ!! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: これがまさに古来から伝わる『アフォしぃ』の性質って奴か。 しぃが全然似てなくてよかったよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(9)
世界中の人達の幸せを願って(9)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(8)
194 :(1/17):2007/08/19(日) 22:08:09 ID:Y7q9AGm70 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 9 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃはひたすら俺に詫びた。産後やつれた上にこんな心労を抱えさせて、 本当に可哀想なことをしてる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: いいよ、別にただの 迷信のお守りだから 私…母があんなことするとはと 思わなかった… ∧_∧ ,、,、∧∧ 本当にごめんなさい ( ・-) (゙-)oT*) ( ) (_と ) (⌒___) (_(_つ フニャー フニャー ∧_∧ ,、,、∧∧ ( ・∀) (゙o)っ゚;) ( ) (_と ) (⌒___) (_(_つ ┌───────――ヘ―――─――――──――――─――─── |もうお腹すいたのかな…1時間前にオッパイあげたのに。 |足りてないのかなぁ…。 └――――――――――――――――――――――――――――――― 195 :(2/17):2007/08/19(日) 22:08:48 ID:Y7q9AGm70 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 退院後は母乳の出も悪くなってるらしい。モラミは夜もよく泣く子でしぃは毎日フラフラだ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――――――――――――――――――――――― |いいよ、玄関まで送りに来なくて。 └――――v―――――――――――――――――――― |ありがとう。モララー君も気をつけてね。 └――v―――――――――――――――― ______ | | | | | | | | | | O| | | | | |._,| | |∧_/∧ ∧\ \ | /( ;・∀(-^iii,) |\ \ |/ ( つと | | | ̄| / ̄ .| | | )\| | | / (_)_U"U .\|_||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | | | (ハート記号) | O| チュッ / | | |._,| | |∧_/∧ ∧\ \ | /( ;- 3(^iii ,) |\ \ |/ ( つと | | | ̄| / ̄ .| | | )\| | | / (_)_U"U .\|_||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 新婚時代から欠かしたことない朝のキスの習慣も、 疲れてる奴起こしてまで続けたいとは思わないよ。 そんなことしなくても、モラミを頑張って育ててくれるしぃには凄く感謝してるんだから。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 196 :(3/17):2007/08/19(日) 22:09:34 ID:Y7q9AGm70 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もう一度、しぃを病院に見せた方がと思った頃、 やっとモラミが夜もまとめて眠るようになってきた。 睡眠不足が解消されたしぃも、前より元気になってきた。 無事、順調に進みはじめたね。よかったよかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────────────────────── | いい子になったね~。最近大きくなってきたよね。 | 母乳も足りるようになった? └─────v────────────────── | う、うん。 └─v───── ∧_∧ ,、,、∧∧ ∧w∧ ( ^∀) (,,゙o)ー゚;) (ワ^*,,) ( ) (_と ) と ) (⌒___) (_(_つ (_(_つ ┌──────────────ヘ────────────── | そうよ、最初からお母さんの言う通りにしとけばよかったのよ。 └──────────────────────────── 人_人_人_人_人_ < お母さんっ > Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ビクッ て て ∧_∧ ,、,、∧∧ ∧w∧ ( ・∀) (,,゙o)ii゚っ゚) (ワ゚*,,) ( ) (_と ) と ) (⌒___) (_(_つ (_(_つ ┌──────────────ヘ────────────── | あら、言っちゃいけないんだっけ。そうだ、この人 | すぐ文句言いたがるからね~~~ └──────────────────────────── 198 :(4/17):2007/08/19(日) 22:10:11 ID:Y7q9AGm70 ┌───────── | なんの話? └─────v──────── | ……。 └──v──── ∧_∧ ,、,、∧∧ ∧w∧ ( ・Д) (,,゙o)-゙iii) (ワ゚#,,) ( ) (_と ) と ) (⌒___) (_(_つ (_(_つ ┌──────────────ヘ────────── | 言ってやりゃーいいじゃない、この人私が言うこと | デタラメ扱いして、全然信じてなかったんだから。 └───────────────────────── ┌──────────────────────────────── | ベビちゃんがどうして夜泣きも収まって、ブツブツも治ったかわかる? | ちゃーんと●をあげるようにしたら全部良くなったのよ。 | だから私が最初からそうしろって言ったでしょ? └──────────────v─────────────────── ∧_∧ ,、,、∧∧ ∧w∧ Σ ( iii・∀) (,,゙o)_<iii) (ワ-*,,) ( ) (_と ) と ) (⌒___) (_(_つ (_(_つ 199 :(5/17):2007/08/19(日) 22:10:40 ID:Y7q9AGm70 ┌─────────────────────── | …あげたのか?モラミに●を…? └─────v───────────────────────────── | …ごめんなさい…母乳も出なくて、ミルクの飲みも悪くて… | どうしたらいいかわからなかったから… └─v───────────────────────── :∧_∧ ,、,、∧∧ ∧w∧ :( iii・Д) (,,゙o)Tiii) (゚ワ゚*,,) :( つ (_と ) と ) :(⌒___) (_(_つ (_(_つ ┌─────────────────────── | 俺はあんなにやめてくれって言ったぞ? └─────v─────────────────── | …ごめんなさい…ごめんなさい… └───v────────────── :∧_∧ ,、,、∧∧ ∧w∧ :( iii=Д) (,,゙o)Tiii) (゚ワ゚#,,) :( ) (_,と ) と つ :(⌒___) (_(_つ (_(_つ ┌─────────────ヘ──────────────── | もうっ!!粉ミルクもちゃんと飲まなかったベビちゃんが、 | ●ならちゃーんと食べれたのよ!!それでベビちゃんが元気に | なってるんだからいいでしょ。ホント潔癖症ね。 └────────────────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …俺の中で何かが崩れた。 モラミを汚されたことへの怒りもあるが、 それ以上に、しぃが俺の希望よりこのDQN親、 『アフォしぃ』の迷信を取ってしまったことに呆然としてしまった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 200 :(6/17):2007/08/19(日) 22:11:03 ID:Y7q9AGm70 ┌─────────────────────────── | お義母さん。申し訳ありませんが、もう家に来ないで下さい。 └────v────────────────────── 人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 < 何ってこと言うの!?今まで世話になっておきながら > < お礼どころかそんな口の利き方しかできないの!? > < 前から思ってたけど礼儀もなってないのよ、この人、 > < どんな風に育てられたらこうなるのかしら? > < やっぱ片親だと常識知らずなのね! > Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ,、,、∧_∧ (゙o)∀ #) ∧ ∧ ∧w∧ (_,,と ) (゚-゚iii) (゚ワ゚#,,) | | | U U ) と つ (_(_) (_(_つ (_(_つ ┌─────────────────── | しぃ。今すぐお義母さんに帰ってもらえ。 └────v─────────────── 人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人_人 < んまっしぃちゃんにまで命令!?いつもそんななの? > < おそろしい、これが虐殺厨の血って奴ね。 > < しぃ、可愛いベビちゃんと一緒におうちに帰りましょう!!> Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ,、,、∧_∧ ↑ (゙o) Д ) ∧ ∧ ∧w∧ そんなことしたらベビちゃんが (_,,と ) (゚-゚iii) (゚ワ゚iii) 自分が常識知らず扱いしてる | | | U U ) と つ 片親になることになぜ気づかない (_(_) (_(_つ (_(_つ 201 :(7/17):2007/08/19(日) 22:11:33 ID:Y7q9AGm70 ┌──────────────────────────────── | これ以上、うちをメチャクチャにしないで…帰って、母さん。 └───────────v───────────────────── |どうして!?母さんしぃちゃんのためを思って |いろいろやってあげたのに!! └──v───────────────── ,、,、∧_∧ ∧ ∧ ∧w∧ (゙o) - ) (, *T) (゚0゚#,,) (_,,と ) ( つ ∩∩| | | | ( | | ) (_(_) (/"U U"U ┌──────────────────────────────── | しぃちゃんだって赤ちゃんの時は母さんの●食べて大きくなったのよ。 | …そんなに責められなきゃいけないことなの…? └──────────────v────────────────── ,、,、∧_∧ て ∧ ∧ ∧w∧ (゙o) ・Д・) て (, *T) (゚0T#,,) (_,,と ) ( つ ∩∩| | | | ( | | ) (_(_) (/"U U"U ┌───────────ヘ───────────────────── | お母さんには感謝してるわ…だけど私皆に仲良くやって欲しいの。 | お母さん、モララー君に謝れないんなら、ちょっと頭冷やして欲しいの。 └─────────────────────────────── 202 :(8/17):2007/08/19(日) 22:12:24 ID:Y7q9AGm70 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あ…。そりゃそうか。つまりしぃもあのアフォしぃババアのウンコ食って育ってたと。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: お母さんばっかり悪者にしてー! 悪者なんて思ってないわ お母さんのこともわかってる でも今はお願いだからお母さん ,、,、∧_∧ ∧ ∧ ∧w∧ (゙o)=Д= ) (,, *゙) (0<# ,,) (_,,と ) ( つ ∩∩| | | | ( | | ) (_(_) (/"U U"U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 脱 力 。 俺がダメって言ってるから合わせてただけで、 しぃ自体はそれほど●に抵抗があったワケじゃないんだ。 …このメンバーでは俺一人が非常識のわからず屋。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 203 :(9/17):2007/08/19(日) 22:13:00 ID:Y7q9AGm70 ┌───────────────────────────── | …帰ってもらったわ。こちらから連絡するまで来ないって | 約束してもらいました…。 └─────────v─────────────────── ,、,、∧_∧ ∧ ∧ (-゙)-∀- ) (-゙;,) (_,,と ) UU ) (_(__^) (_(_つ フニャー フニャー | \ ,、,、∧_∧ ∧ ∧ (o゙)・Д・ ) (-゚;,) (_,,と ) UU ) (_(__^) (_(_つ フニャー フニャー | \ ,、,、∧_∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (o゙)・-・ ) (っ゚;,,) < モラミちゃん…オムツかな (_,,と ) UU ) \____________ (_(__^) (_(_つ 204 :(10/17):2007/08/19(日) 22:13:33 ID:Y7q9AGm70 フニャ~ フニャ~ | \ ,、,、∧_∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (o゙)・-・; ) (っT*,) < …ごめんなさい。他に方法が思いつかなかったの。 (_,,と ) UU ) | 最近粉ミルクも飲むようになったから、もう二度とやらないから。 (_(__^) (_(_つ \__________________________ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 疲れとモラミの成長の心配で疲労困憊だったしぃは、 隣で呪文のように「●を食べさせれば全部良くなる」と言う 自分の母親の言葉についすがってしまったとのこと。 まあさぁ~、初めての育児で不安というのもわかるし、じゃあどうすればよかったかなんて 俺もいい解決案を持ってたワケじゃなかったけどさぁ… ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────────────────── |…俺も言い過ぎたよ。…体に害があるワケじゃないんだから、 |命の危険に晒すとかそういうことではないけど…。 | |でも普通に常識で考えたら●を食べさせるなんて |人としておかしいと思うだろ? └──────v───────────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( -∀-) (*゙ -゙) ( ) / ヽ)ヽ,、,、 (⌒_)__) と_) (_(,゙-) 205 :(11/17):2007/08/19(日) 22:14:11 ID:Y7q9AGm70 ┌──────────────────────── |…母にも「普通じゃない」って言ったんでしょ? | |それで、すっごく怒ってた。 └──────────v───────────── あ 言った ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀) (*゙ -゙) ( ) / ヽ)ヽ,、,、 (⌒_)__) と_) (_(,゙-) ┌─────────ヘ───────────────────── |うちの母も強引だと思うけど、昔の習慣を信じてるだけの |古い田舎の人間なのよ。悪気があってああいうこと言ってるんじゃないって |ことだけはわかってあげて欲しいの。 └─────────────────────────────── ┌──────────────────────── |…うちの母ね、昔大病をしたから体が弱いの。 |それなのに、毎日のようにここまで来て、 |家事や育児の手伝いをしてくれて、 |感謝してもしきれないと思ってたの。 └──────────v───────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀) (*T-∩ ( ) / ヽ)ノ,、,、 (⌒_)__) と_) (_(,゙-) ┌─────────ヘ─────────────────────── |それなのに、私…お礼を言うどころか「もう来ないで」って言っちゃったのよ。 └───────────────────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 一応無害な慣習を頑なに拒否し、妻には親不孝を強いる。 俺の方が変わり者? 俺の心が狭いから悪いのか? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 206 :(12/17):2007/08/19(日) 22:15:07 ID:Y7q9AGm70 ┌─────────────────────────────────── |…そうなったのは●くらいでとやかく言った俺のせいだって思ってるわけだ。 └──────v──────────────────────────── | 違うの!!私さえしっかりして、 | 私がモララー君の言うことを聞いていればよかったの! | そうすれば、モララー君とお母さんが喧嘩することもなかったの。 └───v───────────────────────── て ∧_∧ ∧ ∧ て ( ;=∀=) (っT;,) ( ) / ヽ)ヽ,、,、 (⌒_)__) と_) (_(,゙-) ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( うーん、それもちょっと違う。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~' o 。 ゴメンナサイ ∧_∧ ∧/,、,、 ( ;-∀-) (*T-(゙o) ( ) / つ,,O、 (⌒_)__) と_)__) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 更に弱り果てた妻に反省を強いて(俺は強いたつもりないけど)泣かす。 この流れ、どう考えても 俺が最低亭主だよなぁ…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: それに…私の出した…●なんて…汚いよね… 絶対子供に食べさせたくないって…やっぱり思っちゃうよね… シクシク ∧_∧ ∧/,、,、 シクシク Σ ( iii・∀) (,,*(゙o) / つ ( つ,,O、 (⌒_)__) と_)__) いやいやいやいやそういうことじゃなくて 俺はオマエの全部を愛してるけど そういうの知らなかったから抵抗があっただけで 207 :(13/17):2007/08/19(日) 22:16:12 ID:Y7q9AGm70 ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... ┌────────────────────────── |また?一時収まってたのに、また夜泣きひどくなったな。 └──────v────────────────────────────── |ミルク作ってくるから、ちょっとだけ待っててね、モラミちゃん…。 └─────────v────────────────── _ ∧_∧_____ \ フニャー / ∧ ∧ |_( ;=Д)___| (-゙*) |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ|\ ̄ ̄l\ ( つつ | .\ノ ゞ ヾ \.|\__l\ | \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \|_|_|_|_|_|_|UU \ \________\l_l_|_|_| \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ババァ追い出してから、またしぃも疲れて来たみたいだ。 ) ) まさかこの子も●を食わなくなったから泣いてるんじゃないだろうな? ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o イヤ、それだけは絶対に避けたい 。 だけど俺の主張って、某宗教の輸血拒否みたいに ∧_∧,、,、 ハタから見たら理不尽なのだろうか? ___ ( ;-Д(0<)_ |___( つ( ,,)__| |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ|\ ̄ ̄l\ | .\ノ ゞ ヾ \.|\__l\ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \|_|_|_|_|_|_| \ \________\l_l_|_|_| \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ↑ ホントは眠っていたいけど、一連の罪悪感で面倒見てる 208 :(14/17):2007/08/19(日) 22:17:06 ID:Y7q9AGm70 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 試しにうちの母を呼んでみる ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 大丈夫?まさか●なんて食べさせてないわよね? あちらのお母さんにはびっくりしたわ、 『アフォしぃ』なんて呼ばれてしまった時代の風習を 継いでる家が現代にあるなんて、思ってもみなかったから。 ∧)))∧ ジュー ∬・<∀・) ( つ==⊂⊃ ) ))| ̄ ̄ ̄ ̄ ||||||||||||||| (_)_)| ||||| ∧/,、,、 ∧_∧ (iii゙-(゙o) (∀-; ,,) / つ,,O U U ヽ と_)__) (__(__⌒) あ、ということはもしかしてしぃさん、 アナタも赤ちゃんの頃は●食べさせられてたの…? あらぁ~~~珍しい、あ、別に悪いことじゃないのよ、 まぁそういうおうちもあるのねぇ~~~ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だ、ダメだ、うちの母さんも余計なこと言い過ぎ。 やっぱ母さんも●のことで相当カチンときてたみたいで嫌味キツいよ。 しぃのことまでキライになったかな…?あぁ、俺が●のこと言わない方がよかったかも…。 こっちも長くうちに入れたら、今度はしぃVSうちの母、嫁姑の確執を産みかねない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 209 :(15/17):2007/08/19(日) 22:17:58 ID:Y7q9AGm70 ┌─────────────────────────────────── | うん、お母さん達が来なくても私もう頑張れるから大丈夫よ。 | それに私はお義母様の言ったことは気にしてないから、 | モララー君もそんなに気にしないでね。 └──────────v─────────────────────── ∧_∧ ,、,、∧∧ ( ;-∀) (゙o)ー^;,) ( ) (_と ) (⌒___) (_(_つ 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 超不快だったはずだよなぁ。 ) ) それなのに母への文句ひとつも言わないや。 ( ( やっぱり彼女は人間できてるな、俺と違って… ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: え、俺が手伝えばいいって?一応そう言ってるし 家にいる間は気がついたことはやってるよ。 でも最近残業も多いし、だいたい俺がやろうとしてもたいていは しぃが「モララー君は休んでて」ってやらせてくれないし。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 210 :(16/17):2007/08/19(日) 22:18:43 ID:Y7q9AGm70 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そんなさ、全てが理想通りにうまくいく家族なんてないんだよ。 俺も100%の夫ではないけど、しぃだって100%の妻じゃない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌――――――――――――――――――――――――― |ごめんなさい、まだモラミがミルク飲み終わらないから… └―――――――――――――ヽl――――――――――― | | |._,| | |∧_∧ |\ \ | /(∀- ,,,) | |\ \ |/ ( ) | | | ̄| / ̄ .| | | \| | | / (_)_) \|_|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌――――ヘ―――――――――――――――――――――― |いいって。今週はたぶん残業続きで遅くなるから、 |先に寝てなよ。ご飯は外で食べとくから俺の分は気にするな。 └――――――――――――――――――――――――――― ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そう、弱ってる今でも天使みたいに優しくて寛大で、 氏んだら確実に天国にいける、そんな性格の妻だけど ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 211 :(17/17):2007/08/19(日) 22:19:14 ID:Y7q9AGm70 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 愛があれば、どんな障害でも乗り越えられて 愛があれば、どんなことでも理解しあえる 二人は二人揃ってひとつになってるんだって思ってたけど この程度のことで個を感じざるを得なくなるとは。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ______ | | | | | | バタン | | | | O|._,| | |\ \ | | |\ \ | | | | ̄| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .\| | | / \|_||  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃが●を食って育てられたと聞いてから1ヶ月。 俺は未だになんとなくキスを避けている。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(10)
世界中の人達の幸せを願って(10)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(9)
219 :(1/20):2007/08/20(月) 22:14:41 ID:sqnXU/880 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 10 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 子供が生まれてからの俺達は普通の夫婦っぽくなった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────── |ただいまー └――――v――― ______ | | | | | | | | | | | |._,| | ∧_∧ |\ \ | ( ・∀・) | |\ \ | ( ) | | | ̄| ┌─────── / ̄ | | | \| | | |おかえりなさい / .(_)_) \|_| └――――ヽl―――  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 普通って何?って言われると説明が難しいけど、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 220 :(2/20):2007/08/20(月) 22:15:19 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 二人だけだった時みたいにイチャイチャ、ラブラブはあまりしなくなったけど、 自分の居場所はここだけ、自分の守るべき人達はこの家族、 そういう意識は当たり前になっている。落ち着いたっていうのかな。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────────────── |遅いって言ってあったから寝ててくれればよかったのに。 └――――v―――───────────────────── |ううん、遅くまでご苦労様でした。ビールは飲む? └―――v―――─―――──―――──―――─ ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀・) (ー^*) ∩ つ´Y`ヽと | | | |l_|_:_|_l | ) (_(_) U^ヽ) ┌───────────────── |いやいや、もうビールは飲めないよ。 |向こうでたくさん飲んじゃったから。 └――――v―――─────────────────── | じゃあお風呂上りはお茶でいいかな? | 用意しとくわ。 └――――――─―――──――ヽl─―――─ ∧_∧ ( ;-∀-) ( ) | | | (_(_) 221 :(3/20):2007/08/20(月) 22:15:54 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺も残業も多いけど、ただの遊びで飲んで帰る日もある。 そんな時でも、しぃは笑顔で甲斐甲斐しく俺の世話をする。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────── |今日のモラミはどうだった? └――――v―──────────────────── |ウフフ、凄いニュースよ。 |ついに寝返りができたの♪ └―――v――――──―――─―─ ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ^*) ( つ日O 日と ) ヽ / \ノ ┌─────────────────── |マジ!?うわーん、見たかったよ~ └――――v―──────────────────────────── |ジャーン、そういうと思ってビデオに撮りましたー。 |一度できたら何度も何度も繰り返すから可愛いのよ~ └――――――─―――v──―──────――─―─ ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・Д・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (*゚ヮ゚) ( つ日O 日\ と つ ヽ / \ ( | 222 :(4/20):2007/08/20(月) 22:16:28 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そして俺の手助けが足りなくても、最近はきちんと余裕で育児もしてくれてる。 愚痴も文句も言わず、俺が喜ぶ報告ばかりしてくれる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 顔真っ赤じゃん プルプルしてるよ ほらこの瞬間!! 超カワイイー!! すごくのけぞっちゃうのよ! \ / \ / ∧_∧ ∧ ∧ (*・∀・*)/ ̄ ̄ ̄ ̄ (*゚ヮ゚*) ( つ日O 日 cOm ヽ / \ノ こっち見んな ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …これって普通じゃない?やっぱり普通以上にできた嫁さんだよなぁ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …水魚のポーズじゃん… 何それ? ∧_∧ ∧ ∧ (*=∀=*)/ ̄ ̄ ̄ ̄ (ー゚*,,) ( つ日O 日と | ヽ / \ノ 223 :(5/20):2007/08/20(月) 22:17:04 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …別にさ、俺だってそんなに潔癖な人間じゃないんだよ。 ●を食わされたモラミに対しては全く嫌悪感ないどころか、全てがかわいくてたまんない。 しぃが俺が嫌がってると知ってて、自分のとこの慣習を選んだってことが納得できていないんだ。 俺のこだわりって、たぶんつまらない意地なんだろうね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: モラミチャン カワイチュギ~ チュッチュッ キャッ ,、,、∧_∧ ∧ ∧ キャッ (^ヮ)ε-* )(ー゚*,,) (_,,と ) U ヽ (_(__^) (___つ ,、,、∧_∧ ∧ ∧ (^ヮ) ・∀・)(ー^*,) (_,,と ) U ヽ (_(__^) (___つ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …俺が間違ってるんだよな。 俺さえ全てを受け入れれば、本当に幸せな家庭なんだから。 うん…頑張るよ、この家族のために。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: チュ ,、,、∧_∧∧ ∧ (^ヮ) - 3(^* ,,) (_,,と ) U ヽ (_(__^)(___つ 224 :(6/20):2007/08/20(月) 22:17:42 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 向こうの母親と俺が顔をあわせることもなくなって、人間関係も一応平和になってる。 あの口論後、一度しぃの父親の方から連絡があって、2人で会ってみた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────―――――─――――─ |妻から話をするようにって頼まれたんでね。 └――v――――――――――――――――――――――――― |すみません、お義父さんも巻き込んでしまったようで。 └―――――v―――――――――――――――――― ∧ ∧ ∧_∧ (,,゚<д゚) (∀=; ) 。o ( 怒られるのかな、やっぱり ) | U | U ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄日 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──────――――─――――─―――――─――― |いや…こっちもあまり事情を把握してないんでね。 |とにかく手がつけられないくらい怒ってたから… |あの人に何か言った? └――v――――――――――――――――――――――― ∧ ∧ ∧_∧ (;゚<д) (・∀・; ) | U | U U ヽ  ̄ ̄ ̄ ̄日 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 225 :(7/20):2007/08/20(月) 22:18:08 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 失礼をした俺を注意に来たと思ったのだが、義母にせかされてしかたなく来たといった風で、 全身から「俺は関わりを持ちたくない」って雰囲気が出てる。 結婚、出産の時も口出しがなかった義父、寛容な人かと思ってたけど、 どちらかというと無関心、事なかれ主義の人か。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────――――─――――─―――――─――─―─―― |…赤ん坊に●を…。あの人、そんな風に子育てしていたのか…。 └――v――――――――――――――――――――─―─―――― |ご存じなかったんですか!? └―――v――――――――――――― ∧ ∧ ∧_∧ (;-<д) (∀・; ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──────――――─――――──―― |恥ずかしい話だが、私は仕事人間でね。 |まぁ私の世代は誰でもそうだと思うけど、 |育児は向こうにまかせきりだったから。 └――v――――――――――――――――― | …ハァ…。 └―――v―――― ∧ ∧ ∧_∧ (-<д-) (∀・; ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 226 :(8/20):2007/08/20(月) 22:18:40 ID:sqnXU/880 ┌──────――――─――――──―――──―― |今の父親というのは、子育てに対しても熱心なんだねぇ └――v―――――――――――――――──――――──―――― |イエ、私も仕事優先で、育児はしぃにまかせてますが、 |お義母さんの勧める、初●というのだけはどうしても |受け付けなかったもので…。 └―――v――――――――──――――──―――― ∧ ∧ ∧_∧ ( ゚<д) (∀・; ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──────――――─――――──――― |…あの人を止めるのは難しいからね。 └――v―――――――――――――――─―――― |お義父さんもそうなんですか? └―――v―――――――――――― ∧ ∧ ∧_∧ (;-<д) (∀・; ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 227 :(9/20):2007/08/20(月) 22:19:15 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 最初はボソボソ話してた義父だったが、義父を立てながら丁寧に話す俺と飲んでて 気が大きくなったようで、酔いが回ってから饒舌に。 だんだん、聞いてもいない自分とあのババァとの馴れ初めや愚痴まで語り始めた。 あのババァはしぃ族ばかりが住むド田舎出身らしい。 義父の方はもうちょっと都会の地方都市出身。 義父は一目惚れされて迫られ、たった一回の過ち…の結果がしぃだったと。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────―――――――――─― |今で言うできちゃった婚…ですね。 └――――v―――――――――――― ∧ ∧ ∧_∧ (;+<д) (∀・; ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──ヘ────――――─――――──――――─―――――――─――─ |そうだよ、完全に向こうに押し切られて。向こうの母親にも怒鳴り込まれて |責任取る形だったんだよ。 └――――――――――――――――――――――─―――─――――─― ┌────―――――――――─― |はぁ、そうだったんですか… └――――v―――――――――― ∧ ∧ ∧_∧ (;+<д) (-∀-; ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌──ヘ────――――――─―――――――――─―――─――― |あの人の母親がまた強烈な人でね。うり二つと言ってもいいくらいで。 |嫌なところ全部受け継いじゃったんだろうね。 └――――――――――─―――─―――――─―――――──――― ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あぁ、なんだろ。俺もあのババァのことは嫌いだけど、 こんな風に身内の恥や後悔を簡単に喋る男は好きじゃない。 …しぃが …子供が可哀想だろ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 228 :(10/20):2007/08/20(月) 22:20:11 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: せめて、娘のしぃに対しては愛があったことを確認させて欲しい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────―――――─――――────――── |でもしぃは全然お義母さんに似てないですよね。 |誰に対しても優しくて思いやりもあって、 |そこはやっぱりお義父さんに似たんですかね? └―――――――――v―─―――─――――――─―─ ∧ ∧ ∧_∧ ( ゚<д) (・∀・ ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ┌───────―――――─―――――――─―── |あの子も母親べったりで育ったから、 |私はほとんど接触なくてね…すまないがよくわからん。 └――v――――――――─―――─―─―――─―─ ∧ ∧ ∧_∧ (-<д-) (∀- ) (つ日O O日と )  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …そっか…。 じゃあなんで、この二人から、しぃのように天使みたいな優しい子が育ったんだろう? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 229 :(11/20):2007/08/20(月) 22:21:35 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: わがままで横暴な母親、無関心な父親だったからこそ 娘が従順な気配り上手に育ってしまったのかな。 あの弱者への思いやりが、労わりの心が、 しぃ自身の不幸の下地の上に成り立ってると考えるといたたまれないなぁ…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ____________||内| |_______________ l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l_,,||科| |__l__|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__l__ _l_|,|,|,|,|,|,|,|,|,|__l__|  ̄ .|_l__l__,|,|,|,|,|,|,|,|,|,|_l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ _l__l__l__l__,| : : : |_l__l__l__l__l__l__l_ l__l__l__l__l_| : : : |__l__l__l__l__l__l__ l.,___,.;| ∧_∧ ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ;-∀-) ( 俺のとこも、夫婦仲悪かった上に母子家庭になったから ) ( ) 。o ) しぃより状況は悪いはずだが、俺は自分を不幸と ( 人 Y ( 思ったことはなかったもんな…。 ) し(_) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: やっぱりしぃのことは幸せにしてあげたい。 この俺の手で、あいつのことはずっと守ってやりたいよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 230 :(12/20):2007/08/20(月) 22:22:26 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そして自分の娘には、円満な家庭で両親の愛をたっぷり受ける 幸せな子供時代を送らせてあげたいね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( さっきはテレビの動物番組見て大喜びしてたな。 ) ) 明日は動物園でも連れて行ってあげようかな。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ____∧_∧__ |___( ・∀・)___| |\ _,~´ ̄ ̄'ヽ ̄ヽ | .\ノ ゞ ヾ \ \/ \ _,. - 、_,. - 、._ \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| 231 :(13/20):2007/08/20(月) 22:23:16 ID:sqnXU/880 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …って、遊びに行くには寝坊したかな… ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~' o | おはよう。 。 └――――v――― ∧_∧ ,..、 ∧ ∧ ( -Д-) (ー´)ー^*) ( ) (__と | 人 Y | ) し(_) U U ┌───────────────── |おはよう…って誰!? その子!? └――――v―――────────────────────────────── | あなたが寝てる間にママ友達の子預かったのよ。 | 今日預かってくれる予定のお婆さんが | 急に来れなくなったらしくて、代わりに私が。 └――――v――────────────────────― ∧_∧ ,..、 ∧ ∧ モラミはまだ寝てるわよ Σ ( iii・Д・) (ー´)ー^*) ( ) (__と | ) ) ) | ) (_)_) U U 232 :(14/20):2007/08/20(月) 22:23:46 ID:sqnXU/880 ┌────────────────────────── |預かるってまた…。どうしちゃったの?その人。 └――――v―――────────────────────────────── | 今日中に本人じゃないと受け取れない書類か何かがあるみたいで、 | 子供連れて往復3時間くらい電車に乗るのも大変って言ってたから、 | よかったらうちで預かりましょうか?って。 └――――v――───────────────────────― ∧_∧ ,..、 ∧ ∧ ( ;・∀・) (ー´)ヮ゚*) ( ) (__と | ) ) ) | ) (_)_) U U ┌────────────────────────── |うん、そういう事情ならしかたないかもしれないけど… |何かあったら責任取れるのかよ? └――――v―――────────────────────────────── | その辺もちゃんと話したし、それに私は元保母よ。大丈夫!! └――――v――───────────────────────― ∧_∧ ,..、 ∧ ∧ ( ;・∀・) (ー´)ヮ^*) ( ) (__と | ) ) ) | ) (_)_) U U 233 :(15/20):2007/08/20(月) 22:24:15 ID:sqnXU/880 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ちゃんと話って言ったって口約束だろ?万が一怪我とかさせちゃって ) ) 謝罪と賠償請求されたらどうすんだよ? ( ( うちの子の保険はちゃんとしたのに入ってるけど、こっちの子の保険は? ) ) 俺は責任持てないよ、人の子まで面倒見きれないよ。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 あ、モラミちゃん起きたかな ∧_∧ ブツブツ ,..、∧ ∧ オニギリ君、今日はみんなと ( ;=∀=) (`ー)*゚ヮ゚) いっしょに遊ぼうね♪ ( ) (__と | ) ) ) ( | (_)_) (/"ヽ) ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( だいたい1歳児を人のとこに平気で預けるってどういう親だよ、 ) ) 絶対非常識でずうずうしい奴に決まってる。 ( ( 何かあったら、いやなくてもつけこまれる可能性もある。 ) ) 何かが起こらないように見張ってないと。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 アレ~ モーモーって声がするよ? だれが遊びにきたのかな~? ∧ ∧ 悶 々 (*^ヮ^) ∧_∧ (| |) ,..、 ( ;=∀) と_)_) ,、,、 (ー´) (O日と ) (ヮ・) (_,,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (__,,) \ 234 :(16/20):2007/08/20(月) 22:25:02 ID:sqnXU/880 ウシさんでした~ オニギリくん、モラミちゃん、コンニチハ~ 。 ∧ ∧只 キャッキャッ (*^ヮ゚/) | / ∧_∧ (| ノ ,..、 ( ;・∀) と_)_) ,、,、 (ヮ´) (O日と ) (ヮ^) (_,,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (__,,) \ ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …むちゃくちゃ平和じゃねーか…。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~' o ウシさんはどこに行きたい?え、動物園? 。 それじゃあみんなで行きましょ~ ∧ ∧ (*^ヮ^) ワー ∧_∧ (つ只つ ,..、 (-∀-; ) と_)_) ,、,、 (ヮ´) (O日と ) (ヮ・) (_,,)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (__,,) \ つーか、ウシ、おまいも動物だろ なんつー設定の人形遊びだ 235 :(17/20):2007/08/20(月) 22:25:43 ID:sqnXU/880 ┌───────────────────────── |今日はありがとう、おかげで助かったわ。 └――――v―────────────────────―― |ちょ、こんないいお土産、わざわざ買って |来てくれなくてもよかったのに。 └――――v―─────────────── そうはいかないわ、 ほんとに感謝してるのよ ―――――v―─――─── | | | ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ | |._,| ( 何、この奥さん…。そのハナタレ息子と ) | /■ヽ ,..、.|\ \ ) 違って超絶美人じゃねーか!! ( |.. (*‘ヮ‘(`ー)| |\ \ ( 主婦ってレベルじゃねーぞおい ) | | つ__,,) .| | | ̄| ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~' / ̄( |. \|∧ ∧ ,、,、∧_∧ o / .(/"U (っ゚;,,) (・ー)Д・; )。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ロと | (__と ) | ) ( ( ( U U (__(__) ┌─────────────────────────────── |ご主人様にも、休日のところ大変ご迷惑をおかけしました。 |奥様のおかげでこちらの仕事の契約も上手く進めることができました。 |本当にありがとうございました。 └――――v―────────────────────────―― |あ、いえ、お力になれたようでよかったです。 └―――――─────v───────────── | | | | |._,| | /■ヽ ,..、.|\ \ |. (*‘ー‘(`ー)| |\ \ | | つ__,,) .| | | ̄| っ / ̄( |. \|∧ ∧ ,、,、∧_∧ っ / .(/"U (ー^*) (・ー)∀"*; /)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ロと | O__) ノ | ) ( ( ( U U (__(__) 236 :(18/20):2007/08/20(月) 22:26:19 ID:sqnXU/880 ┌────────────────────── | クゥ~~おいしぃ~~~♪♪ | このお菓子テレビで見て憧れてたの~ | 遠くてとても買いにいけないって思ってたから | 超ラッキー♪ └―――――────v──────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ^∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄(ヮ<*∩ ( つ日O □ 日 | ヽ / \ノ ┌───────ヘ────────────────── |そんなに食べたかったのかwwww |じゃあ俺はこれ最後でいいから、あと全部好きに食べなよ。 └―――――──────────────────── ┌────────────────────── | ありがとう~♪モララー君って超優しい♪ | 今日もモララー君のせっかくの休日なのに、 | いつもより騒がせちゃって悪いなって思ってたの。 └―――――────v──────────── 向こうもそれでずいぶん助かったみたいだったしね。 困ってる時はお互い様かな。 ―――――────v──────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ^*,,) ( つ日O □ 日と ) ヽ / \ノ 237 :(19/20):2007/08/20(月) 22:26:54 ID:sqnXU/880 ┌──────────────────────────── |…ホントありがとうね…。私おせっかいなところあるから、 |それをこうやって理解してもらうと嬉しい…。 |でぃ君の時もそうだったけど、私の知り合いのことも |ちゃんと大切に考えてくれるモララー君と結婚して |本当によかったって毎日思ってるのよ。 └―――――──────v──────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ー゙*,,) ( つ日O □ 日と ) ヽ / \ノ ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ー゙*,,) ( つ日O □ 日と ) ヽ / \ノ ↑ ホントはヨソの子なんて預かるのイヤでしかたなかったはずなのに 美人な奥さんにお礼を言われてウヤムヤになってた自分に今気づく 238 :(20/20):2007/08/20(月) 22:27:26 ID:sqnXU/880 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: どう考えても、人間の器、素直さ、善良さ、 配偶者への信頼、子供への愛情のかけ方、 全てにおいて俺より妻が勝ってる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ハハハ 当たり前じゃないか ||||||||||||||| ||||| ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀-)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ー゙*,,) ( つ日O □ 日と ) ヽ / \ノ 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ごめんよしぃ、俺は世界にオマエだけだよ~~ ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …もう口出しはやめとこう。 俺が引っ掻き回さずに この人の好きなようにまかせておけば、 たぶん全てがうまくいく。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(11)
世界中の人達の幸せを願って(11)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(10)
249 :(1/27):2007/08/21(火) 22:30:05 ID:rfQu0qpJ0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 11 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─────────────────────────────── |こーんなにかわいいモラミちゃんを保育園のヨソの人に預けて、 |自分は保育園で赤の他人の子を見るの?まぁ別に止めないけど… |モララーは家族を養えるほど給料を貰えてないの? └───v──────────────────────────── そういうワケじゃなくて… ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ∧)))∧ ,、,、 ∧ ∧ ∧_∧ ( 俺も休日負担が増えるなら ) ∬ ・<Д(ー・) (ー^;) (∀-; ) 。o ) まだ働いて貰わなくていいかな。 ( ( つ_,,) U ヽ ( ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~' と__)_) ((_つ (_つ_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もともと子供相手に仕事をするのが好きな妻だが、 諸事情で仕事復帰はもうちょっと子供に手がかからなくなってから、ということになった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 250 :(2/27):2007/08/21(火) 22:30:45 ID:rfQu0qpJ0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: けど子供好きな性格は専業主婦でも十分発揮してるみたいで、 なんかよく他の親子をよく招いて、うちを遊び場に提供してやってるらしい。 大掛かりな紙芝居やら工作の準備をしてる場面も何度も見かけた。 綺麗に色紙を貼ったダンボールで、中で遊べる小さな家まで作ってたのを見たら、 自分の子供の頃にこんなカッコイイのを作ってくれる大人がいればと、思わず羨ましくなっちゃったよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────── |あ、お邪魔してます。 └───v────v──────────────────────── |おかえりなさい。何か飲んでいく? └───v──────────────── ∧ ∧ ∧▲ ∧ ∧ ミ*`ヮ',、,、 ( ゚ヮ゚),、,, ,、,、(*^ヮ^) ミ つ・-ミ U (゚ワ) (ー・) と ) と__)ミ,,,,,ミ と__)(__,) (_,,)((_つ ∧_∧ (∀・ ) ↑ ↑ ( ) 例の美人奥さんは仕事復帰したらしく | | | 二度と来ないのがちょっと寂しい (_(_) ┌─────────ヘ───────────── |どうもこんにちは。 |荷物置きに来ただけだから、すぐ出かけるよ。 |帰りは遅いからご飯いらないから、 |皆さんもゆっくりしていって下さいね。 └────────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: それでも俺が帰る頃には部屋も綺麗になってるし、暖かい食事もできている。 だから彼女が人を呼んで楽しくやってくれるのは、全然構わないし喜ばしいことだった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 251 :(3/27):2007/08/21(火) 22:31:16 ID:rfQu0qpJ0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 母子共に友達もたくさんいて、うちは何の問題もないな。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 _____,,,、、、、、、、、、、、、、、、,,,,,,,,,,,,,____ /゙´ ̄ ̄ ̄ ̄7 , -ーーーー‐ー,┌ーーーー、`、 /∧_∧ // l l l ゙, / (・∀・ ) ,//__ l l │゙, _ , 、-´ーーーーーーーー→´/ニ___)_________l│__________,,,、」 l7 _,、-‐・゙´,=ニニ> , - ー ゙ ´ l ___ l │ /-,_________ ̄ ̄,´-、,・´ l `ー´l 〔l /(ノ ,_______ ̄l,_,,ノ , ----、 ロ.l l /,ニニ、 l ト ‐====,ーー┘------,/・´_ニ_゙ヽヽ,. l l l / Vヾ,ヽl ll二ll_____│ ̄l l ̄l / ,´ ∨`, ゙, l│ ノ l l>o<l リ └-ー====ーニニ、二二 _l l,>()<l l l゙ーーーーーー-_-__二二二二ニニ/ ゙、.∧ ,ノ/ ・、`ー´ノ  ̄ ̄ i 、 ∧丿ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、,,`二ノ `゙゙゙゙ `・、 二、・´ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 仕事復帰できなかったことや、俺の仕事が忙しくなってきたこと、 不満や文句もあるんじゃないかと心配もしたが、 これはこれで十分楽しくて、毎日幸せと彼女は言う。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 252 :(4/27):2007/08/21(火) 22:31:49 ID:rfQu0qpJ0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …だから、それに甘えて放置してた。 口を出したくないから、あいつがどんな奴とつきあってるかもロクに聞きもしないで 長いこと全てをまかせっきりだった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∀ ̄ ̄ヾ―´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |# し ぃ の ア イ ス 屋 ;;;. | | √ " * # :: | | # g ;; ; ; .| | | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| .| | #£ .| | | .| | | | | ; | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ | | | | | ./開店1周年! / |____|___|____|_____|/ 格安30円!!!/\ おいしぃ~♪ ∧_∧ お!? ハ_ハ (・∀・* ) パパのアイス当たっちゃったよ! ロ・ヮ・*)nと ┃と ) また来ようね c ,,ノ Y 人 u-u (_)ヽJ 253 :(5/27):2007/08/21(火) 22:32:16 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────── |このウサギの人形、かわいい~ └───v───────────────────── | かわいいね。買ってあげようか。 └───y────────────── ∧_∧ ハ_ハ (∀・ ) (ヮ・*)nと ) c ,,ノ | | | u-u (_(_) ┌────── | ……。 └──v────────────── | どうした?モラミ └───y──────── ∧_∧ ハ_ハ (・∀・ ) (-・*,)nと ) ( ,ノ | | | u-u (_(_) 254 :(6/27):2007/08/21(火) 22:32:44 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────────────── | …シィナとシィヨに、取られるか…壊されるからいらない。 └──v───────────────────── | …誰?そのシィナとシィヨって。 └───y───────────── ∧_∧ ハ_ハ (∀・; ) (o-* )nと ) ( ,ノ | | | u-u (_(_) ┌───────────────────────── |…毎日うちに遊びにきてる子なんだ。 |シィナ達のママとうちのママは、なんか難しいお話してるの。 └──v─────────────────────── ∧_∧ ハ_ハ (・∀・; ) (・o・*)nと ) ( ,ノ | | | u-u (_(_) 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 何、その意地悪な子達。しぃはそんなガキをうちに呼んでるのか? ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 255 :(7/27):2007/08/21(火) 22:33:14 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────────────── |モラミが嫌な思いしてるみたいじゃないか、 |人を呼ぶのはいいけど、ちゃんと見てやってるのか? └────────v──────────────────── |ごめんなさい、これから気をつけます。 └────────v────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( #・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゙*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ┌────────ヘ───────────────── |だいたい他の子の意地悪に気がつかないくらい、 |その姉妹の親と毎日毎日何の話してるワケ? └───────────────────────── ┌───────────────────────────── |そうだわ、モララー族のあなたにも聞いてもらった方が |いいかもしれない。聞いてみて、よかったら相談に乗ってくれる? └────────────v───────────────── え、な、なに? ∧_∧ ∧ ∧ っ ( ;・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(o゚* ,,) っ ( つ と ヽ ヽ / \ノ 256 :(8/27):2007/08/21(火) 22:34:01 ID:rfQu0qpJ0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: うちに出入りしているシィナとシィヨという姉妹の両親は、 俺達のように、父親がモララー族、母親がしぃ族という組み合わせらしい。 でさ…DVだってさ。モララー族のダンナがしぃ族のヨメを気に入らないと殴る蹴るで酷いらしい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────── |離婚…すればいいんじゃない? └─────v──────────────────────────── |そうは言っても彼女頼る身寄りもないのよ。 |そんな話出して、もっと酷いことされるのも怖いんだって。 └─────v─────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;=∀=)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(o゙* ,,) ( ∽/ と ヽ ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: やだねぇ、どっかの話とよく似てる。 俺の親はどっちもモララー族同士だったけど、 こういう話が出るたび、やっぱり『虐殺厨』みたいなのを生み出したモララー族の 残虐性を見せつけられるようで。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────────────────────────────── |別れる気がないんなら、しぃが話聞いてやっても無駄なんじゃね? └─────v───────────────────────── |うん…でもノイローゼ気味でね、子供に対しても |ちゃんとしてやれないって嘆いてたから、 |せめて親子でうちで遊ぶことで気が晴れたら…って。 └─────v─────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゚* ,,) ( ∽/ と ヽ ヽ / \ノ 257 :(9/27):2007/08/21(火) 22:34:57 ID:rfQu0qpJ0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( また、とんでもなく厄介な相手と付き合ってるなぁ。 ) ) 俺なら絶対関わりを持ちたくない。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o ┌────────────────────────── 。 |この間は台所に生ゴミが残ってただけで殴る蹴る |されたんですって。男の人ってそういうの腹が立つモノなの? └─────v───────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;=∀=)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(o゚* ,,) ( ∽/ と ヽ ヽ / \ノ ┌─────────────────────────────── |いや、俺は気にしたことないけど…つーかごめん、 |台所はいつもしぃがちゃんとやってくれてるだろうと思って |そんなこと確認したことないかも…。 └─────v───────────────────────── |いいのよ、モララー君はお仕事大変なんだから、 |うちのことは家にいる私がやってて当然よ。 | |それにしてもモララー族とかって全く関係ないわよね。 |モララー君はいつだって優しいし、結婚してから一度も |私にも、モラミにも手を挙げたことなんてないし。 └─────v─────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ^*,,) ( ∽/ と ヽ ヽ / \ノ 258 :(10/27):2007/08/21(火) 22:35:51 ID:rfQu0qpJ0 ┌─────────────────────────────── |種族じゃなくて人それぞれなんだろうね。しぃだって俺が知ってる |しぃ族の中で、一番の働き者で思いやりあるし。 └─────v──────────────────────────────── |彼女、暴力の原因を「モララー族だからしょうがない」って |言ってたけど、やっぱりそうじゃない、他に原因があるかもしれないから |じっくり考えて仲良くする糸口探してみればって話をしてみるわ。 └─────v──────────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( -∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ー゚*,,) ( ∽/ と ヽ ヽ / \ノ シィナちゃんとシィヨちゃんはそんな両親のことで情緒不安定なの 最初にうちに来た頃は笑顔もなかったけど うちに来るようになってからだいぶ変わったから もうちょっと時間が欲しいの モラミともちゃんと話して、理解してもらうようにするし モラミへのフォローもするから ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(o゚* ,,) ( ∽/ と ヽ ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: まったく、どこの残虐モララーの尻拭いを俺んちでやんなきゃいけないんだ。 そう思ってしまう俺も、他人のことはどうなろうと知ったこっちゃない冷血モララー どこかで優しさが欠損してるのかもな。 そうそう、俺が口出すとロクなことにならない。 こういう場合はしぃに任せておけばなんとかなるモンだ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 259 :(11/27):2007/08/21(火) 22:36:42 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────── |やっぱりこのウサギかわいいな~ └───v─────────────── | んじゃやっぱ買う? └───y──────── ∧_∧ ハ_ハ (∀・ ) (ヮ・*)nと ) c ,,ノ | | | u-u (_(_) ┌────── | ……。 └──v─── ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …ひょっとしてまだ意地悪されてるのか? ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ハ_ハ (・∀・; ) (-・*,)nと ) ( ,ノ | | | u-u (_(_) 260 :(12/27):2007/08/21(火) 22:37:18 ID:rfQu0qpJ0 ┌──────────────────────────── | …この横のちっちゃい方でいいよ。 | これだったら3つ買ってくれる?シィナとシィヨにも貸してあげるの。 └──v───────────────────────── |なんで他の子の分まで買わなきゃいけないんだ? |大きい人形ドーンと買った方がかわいいだろ。 └───y───────────────────── ∧_∧ ハ_ハ (Д・ ) (,*^ヮ)nと ) ( ,ノ | | | u-u (_(_) ┌───────────────────────── | ううん、大きい人形だったら一人でしか遊べないけど、 | 小さい人形がたくさんあれば、大勢で楽しく遊べるでしょ? └──v─────────────────────── ∧_∧ ハ_ハ (Д・; ) (,*・ヮ)nと ) ( ,ノ | | | u-u (_(_) 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( な…なんという思いやり、これはまさしく妻似 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 261 :(13/27):2007/08/21(火) 22:38:00 ID:rfQu0qpJ0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( やっぱり俺が口出しするより、あいつにまかせてる方が ) ) 上手くいくんだろうな。気の毒な子とつきあって、 ( ( 思いやりの精神を学ぶのもモラミの情操教育上悪くないかもな。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o と打算で考える俺はやっぱ冷血だけど 。 ┌───────────────────────── | それじゃあ小さいの3つ買って、 | 今日は特別ってことで、大きいのも買っちゃおう!! └──────v─────────────────── ∧_∧ ハ_ハ (∀^* ) Σ (,*・ヮ)nと ) (n ノ | | | u-u (_(_) ┌──ヘ──────────────── | え!!そんなにたくさんいいの!? └────────────────── 今日だけだぞ 次はサンタさんを待とうね わーい ∧_∧ ハ_ハ (^∀^ ) (ヮ^*,)nと ) c ,,ノ Y 人 u-u (_)`J 262 :(14/27):2007/08/21(火) 22:38:40 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────────────── | ちょっと一気にたくさん買いすぎじゃない? | それに今更そんな赤ちゃんっぽい人形なんて… └─────v──────────────────── | いいのいいの、今日だけだよ └─────v─────────── ∧ ∧ (*゚ o゚) カワイイウサタン | つ=⊂⊃ ウサタン ( || ̄ ̄ ̄ ∧_∧ nn ハ_ハ (/"U.| ( ・∀・) (∵)ヮ^*) ( ) 只c l (_つ_) ♀ ♀ ♀ u-、ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 人に優しくする時も、心底他人に深入りしたことのない俺にとっては 『優しさ』に伴う苦痛について、当時も深く考えたことはなかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 263 :(15/27):2007/08/21(火) 22:39:13 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────────────── | ハニャァァァン!!見てよこの痣、また蹴られたの。 | もう私、毎日毎日こんな生活氏にたいよ~ └─────v──────────────────────────── |そんなこと言っちゃだめ、シィナちゃんやシィヨちゃん、 |あなたには可愛い2人の子供がいるんだから。 └───────v───────────────── ∧ ∧ ∧ ∧ (*> 0<) / ̄ ̄ ̄ ̄\(-゚*,,) と# つ/ と ヽ ( / \ ノ ┌─────────────────────────── | そう…そうなのよ~~ | でもあのDVモララーの血が入ってるかと思うと、心配で心配で。 └─────v──────────────────────────── |血は関係ないわ。シィ子さんが育ててるんですもの、 |子供はお父さんと別人格の人間なんだから。 └───────v───────────────── |おばさーん、喉渇いたー。 └──────v─────── ∧ ∧ ∧ ∧ ハ_ハ (*Tへ) / ̄ ̄ ̄ ̄\(っ゚*,,) (゚0゚*,) ハ_ハ / つと) と ヽ ( u ) (ー゚*) ( / \ ノ u-u (__,,) 264 :(16/27):2007/08/21(火) 22:40:01 ID:rfQu0qpJ0 ┌─────────────────────── | 冷蔵庫にぶどうの缶ジュースがあるでしょ、 | アレちょうだい。 └───────────────v─────── ∧ ∧ ∧ ∧ ハ_ハ (#゙べ) / ̄ ̄ ̄ ̄\ (,*^ー) (゚0゚*,) ハ_ハ / つと) \ | U| ( u ) (ー゚*) ( / \ ( | u-u (__,,) ┌───────────ヘ────────────────── |あれはチューハイってお酒で子供は飲めないのよ。麦茶にしましょう。 └───────────────────────────── ┌───────────────────────── | シィナ、人のおうちの冷蔵庫を勝手に開けちゃだめでしょ。 └─────────v───────────────────────── |あら、そんなこと気にしなくていいわよ。 |シィナちゃんにとってはここもおうちみたいだもんね。 └───────v────────────── はやくー ∧ ∧ ∧ ∧ ハ_ハ ( *゚0) ./ ̄ ̄ ̄ ̄\ (*゚ヮ^) (゚0゚*,) ハ_ハ / つ つ .\ | U| ( u ) (ー゚*) ( / \ ( | u-u (__,,) 265 :(17/27):2007/08/21(火) 22:40:48 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────────────── | ちょっと、シィヨより私の方が少ない!! └───v─────────────────────────── | あ、ホントね、ちょっとだけ差がでちゃったかな。 | 何回おかわりしてもいいから、最初はそれで我慢してね。 └─────────v─────────────── それじゃあ ハ_ハ ハ_ハ ハ_ハ 仲良く遊んでてね (,*゚0゚) (゚-゚*) (-・*,) ( っ日 ̄日 ̄`日c ) ∧ ∧ 同(_____ノ(/同 (ヮ゚*,,) l_l l_l U | ┌─────────────────────────────────── | しぃちゃん、ありがとうね。私やうちの子供達にそんなに優しくしてくれるのは | しぃちゃんだけよ。うぅぅぅ アナタと友達になってなかったら私、 | あの子達を連れて樹海に行ってたかもしれないわ。 └─────────v───────────────────────── |困ってる時はお互い様ですもん。気にしないで。 |私にできることがあれば何でも言ってね。 └───────v────────────── ∧ ∧ ∧ ∧ ( *T0) / ̄ ̄ ̄ ̄\ (ー^*) / つ つ .\ | U| ( / \ ノ 266 :(18/27):2007/08/21(火) 22:41:27 ID:rfQu0qpJ0 ┌─────────────────────── |妹なのに私より多いなんて生意気なのよ! └─v──────────────────── | まだ私飲んでないから、 | シィナちゃん、わけてあげるから。 └───v──────────── ポカッ ハ_ハ ハ_ハ ハ_ハ (,#゚ヘ)っ(o<*) (ヮ・;) ( っ日 ̄日 ̄`日c ) 同(_____ノ(/同 l_l l_l ┌──── | あっ └─v── ひょい ハ_ハ ハ_ハ ハ_ハ (*゚ワ)日 (*T-) (o ・;) ( っ日 ̄日 ̄`ヽc ) 同(_____ノ(/同 l_l l_l ┌─ヘ──────────────────────────── |全部貰ってあげるわ。自分ちの冷蔵庫なんだから、 |欲しかったら自分で取りにいけばいいじゃない。 | |だいたいお茶しかくれないって何なの?アンタのお母さん超ケチね。 └───────────────────────────── 267 :(19/27):2007/08/21(火) 22:42:05 ID:rfQu0qpJ0 シィナ オネエタン イジワル キライ ハ_ハ ハ_ハ (ヮ・*) (*To) ♀c ♀o (__,,) u-u ┌──────ヘ───────────────── |シィヨちゃん、お人形で遊ぼう。いっぱいあるから |シィヨちゃんの分もあるよ。 └─────────────────────── ┌──────────────────── |シィナちゃんもする?まだお人形あるよ。 └──────v────────────────── | いい、私は。そんな幼稚くさい。 └──────v───────── ハ_ハ ハ_ハ ハ_ハ (*゚ワ) (*・ヮ・) c⌒(*゚ワ゚) (__,っ♀ ♀c ) ヽ)⌒l⌒l (ソ (ソ ⌒'⌒ 268 :(20/27):2007/08/21(火) 22:42:40 ID:rfQu0qpJ0 ホカノ オモチャモ ダチテキマチュ ハ_ハ ハ_ハ (っ・;,) (ワ゚*) c ) ハ_ハ (__,,) =3 ♀ ♀ u-、) c⌒(゚ワ゚*) ヽ)⌒l⌒l ⌒'⌒ ┌───────ヘ───────── |あ、勝手に押入れ開けないで… └──────────────── ワァー!!! オッキナ ウサタン カワイイ!! ハ_ハ ハ_ハnn (ヮ・iii,) (*゚0(∵) c ) ハ_ハ (__っ只 ♀ ♀ u-、) c⌒(゚ワ゚*) ヽ)⌒l⌒l ⌒'⌒ ┌───────ヘ───────────── |それね…私が大事にしてるお人形なの、だから… └──────────────────── 269 :(21/27):2007/08/21(火) 22:43:10 ID:rfQu0qpJ0 チョウダイ!!! \ / て ハ_ハ て ハ_ハnn (ヮ・iii,) (*゚ワ(∵) c ) ハ_ハ (__っ只 ♀ ♀ u-、) c⌒(゚ワ゚*) ヽ)⌒l⌒l ⌒'⌒ ┌──────────────────── |だからこれだけはダメなの…ね、こっちの |小さいのだったらあげるから… └────────v───────────── コレチョウダイ!!コレチョウダイ!! チョウダイヨウ!!! \ / ハ_ハ ハ_ハnn (ヮ^iii,) (*T0(∵) c ) ハ_ハ (__っ只 ♀ ♀ u-、) c⌒(゚ワ゚*) ヽ)⌒l⌒l ⌒'⌒ ┌─────ヘ───── |あーあ、泣かせた。 └────────── 270 :(22/27):2007/08/21(火) 22:44:10 ID:rfQu0qpJ0 ┌──────────────────────── |つまりそっちは私達に触らせたくないから隠してたんだ。 |すっごく感じ悪いことすんのね、アンタって。 └──────────────v────────── ウワ~ン チョウダイ!! チョウダイ!! チョウダイヨウ!!! \ / ハ_ハ ハ_ハnn (iii・-・) (*T0(∵) ( ) ハ_ハ (__っ只 ♀ ♀ u-、) c⌒(ワ゚#,) ヽ)⌒l⌒l ⌒'⌒ ,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ........,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; .......,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; 271 :(23/27):2007/08/21(火) 22:45:04 ID:rfQu0qpJ0 ┌──────────────────────────── |それじゃあお邪魔しました…ってシィヨ、そのお人形どうしたの? └──────v────────────────────── | モラミちゃんがくれたんだよー。 | お人形たくさん持ってるからってソレくれたー。 └─v─────────────────── |そうなの?いいの?モラミ。 └───v────────── ∧ ∧ (ワ゚*,) ハ_ハ ハ_ハnn U | (゚0゚*,,) (*゚ワ(∵) ( | ( ) ∧ ∧ (__っ只 .U"U u-u (*゚-゚) ハ_ハ | U| ( ,,) ( | ( ) (/"U u-u ┌──────ヘ──────── |うん、シィヨちゃんにあげた。 |小さいのはまだたくさんあるし… └────────────── ┌───────────────────────────── |ありがとうねぇモラミちゃん、ほんとお母さんに似て優しい子ね。 |私も自由にさせてもらえるお金があれば |この子達にも好きなだけおもちゃ買ってあげられるのに…ウゥゥ └──────v─────────────────────────── |もっと小さい同じのがうちにはたくさんあるから |気にしないで。もともとシィヨちゃんくらいの |年の子向けの人形だからちょうど良いわ。 └──────v────────────────── やめてよお母さん ∧ ∧ みっともない (*Tワ) ハ_ハ ハ_ハnn U | (゚ワ゚#) (*゚ワ(∵) ( | ( ) ∧ ∧ (__っ只 .U"U u-u (ヮ^*,) ハ_ハ | U| ( ,,) | ) ( ) U"U u-u 272 :(24/27):2007/08/21(火) 22:45:48 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────────── |ちっちゃい子に優しくしてあげたんだ。 |偉いね、モラミは。 └───v──────────────── ∧ ∧ (,,*゚ー) ハ_ハ / U (-・*,,) ( 〈 ( ) U"U u-u ∧ ∧ ポロッ (,,*゚ー) ハ_ハ / U (-;*,,) ( 〈 ( ) U"U u-u 273 :(25/27):2007/08/21(火) 22:47:02 ID:rfQu0qpJ0 ┌───────────────────────────────── |うん、大事にしてたお人形だったもんね。 |それをあげるってつらかったかもしれないけど、 |シィヨちゃんは本当にお人形も買って貰えなくて可哀想なのよ。 | |モラミには優しいパパがいていつでも買ってくれるから、 |今回はシィヨちゃんにプレゼントしてあげようね。 |きっとモラミが大事にしていたのと同じくらい可愛がってくれるわ。 | |こんなに優しいモラミのこと、神様だっていい子ねって思ってるから |また素敵なプレゼントがあるかもしれないわ。 ね? └───v─────────────────────────────── ∧ ∧ シクシク (,,*-ヮ)ハ_ハ | つT*,,) ( c ) U"U u-u ┌──────────────────────── |さ、元気を出して。 |パパのために美味しい餃子を作りましょう。 |モラミも手伝ってくれるかな? | |モラミがメソメソしてると、パパ凄く心配するから、 |帰るまでにはニコニコ顔に戻ろうね。 └───v─────────────────── ∧ ∧ (,,*゚ー) ハ_ハ | つ(;-;*) ( | ( ) U"U u-u 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …パパが…心配する… ) ヽ~~~~~~~~~~~~~' 274 :(26/27):2007/08/21(火) 22:47:32 ID:rfQu0qpJ0 ┌──────────────────────── |この餃子、モラミが包んでくれたの!? |すごいな、こんなお手伝いもできるようになったのか。 |美味しそうだよ~~いただきま~~す♪ └─────────v──────────────── ハ_ハ (・ー・*) ∧_∧ ( ) ∧ ∧ ( *・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ー^*,,) ( つ (DDDDD) と ヽ ヽ / \ノ ┌─────────────────────── |あ~~~♪おいち~~~♪ |世界一おいしいよ~~~ |こんなおいしい餃子パパうまれてはじめて~~♪ └─────────v────────────── * * ハ_ハ ちょっと (^ー^*) オーバーなのよ * ∧_∧ ( ) ∧ ∧ (n*=∀=n/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ^*,,) (ノ ノ (DDDDD) と ヽ ( / \ノ 275 :(27/27):2007/08/21(火) 22:48:04 ID:rfQu0qpJ0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃの『優しさ』と違って、娘の『優しさ』は自発的なものではなかった。 期待する母親、心配するであろう父親の顔色をみて苦しみながら生み出した処世術だった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... /ヽ /ヽ / ヽ_/ ヽ / \ / ヽ | | l (;;) (;;) / ヽ、 ー * / > < アハハハ / ヽ \ / ,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; | | ........,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; .......,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: この時点で異変に気づいて、あの母子と縁を切っておけたら…。 この関係がその後も娘を苦しませ続けていたのかと思うと、悔やんでも悔やみきれない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(12)
世界中の人達の幸せを願って(12)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(11)
308 :(1/24):2007/08/22(水) 23:21:59 ID:yNI7ifvu0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 12 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あの2人の問題児の両親の、残虐モララーとしぃ族の女は モラミや向こうの長女が中学生になった頃ついに離婚した。 正確には残虐モララーの方が女を作って出て行ったと。 それで母子もろともボロクズのように捨てられたと。 あ、この辺、しぃ族の女の一方的言い分だから、どこまで本当なのかは知らん。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 夜の8時じゃん、いつまでいやがるんだ、この女…。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ( ;-∀-) (#Tへ) / ̄ ̄ ̄ ̄\(っ゚*,,) ( ) / つと) と ヽ 人 Y ( / \ ノ し(_) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: それまでは俺が会社に行ってる間だけうちに通いつめてたようだが、 離婚した途端、昼夜を問わず感情の赴くままにうちに来るようになったようだ。 その遠慮と常識のなさからして、DV夫が腹を立てたり愛想を尽かすのも理解できる気がする。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 309 :(2/24):2007/08/22(水) 23:22:53 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 中学生、まだ子供っぽいうちの子とは違って、 背も体も大人並になってる長女のシィナのふてぶてしさにも驚いた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────────────────── |見たい番組があるからチャンネル変えるよ。 └─────────v───────── ☆∧ ∧_∧ i^i⌒⌒(,,#゚ワ).⌒⌒⌒.l (・∀・ ) | |__ U |________| ( ) | ヽ_____ヽ⌒))___________ヽ | | |___ // \l___しし________.l (_(_|\__\ _| |r――t|ヽ\ |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ ┌────ヘ─────────────────── |エェ~~~!?あたし今コレ見てんのにぃ。 |おじさん、なんで今日は早く帰ってくんのよ? └───────────────────────── ┌────────────────────────── |な…なんでってなぁ、ここは俺のうちだよ、 |見たい番組があるなら自分の家に帰ればいいだろうが。 └─────────v──────────────── ☆∧ ∧_∧ i^i⌒⌒(,,#゚へ).⌒⌒⌒.l (・Д・; ) | |__ U |________| ( ) | ヽ_____ヽ⌒))___________ヽ | | |___ // \l___しし________.l (_(_|\__\ _| |r――t|ヽ\ |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ 310 :(3/24):2007/08/22(水) 23:23:29 ID:yNI7ifvu0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 無視かよ!? なんつーガキだ、全然しつけなってねぇじゃん… ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 プイッ ∧_∧ ☆∧ i^i⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l ( #・Д・) (,#-へ) | |____________| ( ) |U | | ヽ_______________________ヽ | | |___ // ( | \l____________l (_(_|\__\ (/"ヽ) _| |r――t|ヽ\ |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ \ て バタンッ!! ∧_∧ て / i^i⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒l ( ;・Д) | |____________| ( ) | ヽ_______________________ヽ | | |___ // \l____________l (_(_|\__\ _| |r――t|ヽ\ |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ ┌────ヘ───── |ちょ…おま…!! └────────── 311 :(4/24):2007/08/22(水) 23:24:08 ID:yNI7ifvu0 ┌────────────────────────────────── |ちょっと、シィナちゃんが、勝手にモラミの部屋に入っていったんだけど。 |今モラミは塾に行ってて留守だよな、勝手に部屋入らせたらまずくないか? └─────────────────────v───────────── ∧_∧ ∧ ∧ ∧ ∧ (・∀・; ) (*゚ぺ) / ̄ ̄ ̄ ̄\(*゚ー゚) と つ / つと) と ヽ ( ( ( ( / \ ノ (_(_) ┌───────────ヘ─────── |あの子達は昔からそうだから大丈夫よ。 └─────────────────── ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( なんで?俺ですら年頃の娘のプライバシーには気を遣ってるのに。 ) ) 同級生が勝手に留守中に部屋に入ってるって考えただけでも ( ( 俺だったらゾッとするんだが。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o それはいつも人を疑っててやましい気持ちのある俺だからだろうか?  ̄ ̄ ̄ ̄| 。 | |∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ (∀-; ) < シィナちゃん、ちょっと入るよ。 と ) \______________ |( ( ( |(_(_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 312 :(5/24):2007/08/22(水) 23:24:53 ID:yNI7ifvu0 ┌───────────────────────── |なんで急に入ってくんのよ?女の子の部屋で |もし私が着替えでもしてたらどうすんのよ。 └──v───────────────────────────────── |自分の娘の部屋に親が入って、他人に文句言われる筋合いはない。 |それより、コソコソとモラミの部屋で何やってんだ?今何を見てた?出せ! └─────v───────────────────────── バッ ☆∧ 彡 (;゚ワ゚) ∧_∧ ニニニ(| |)ニニl (Д・# ) _| ( | || ( ) _| (/"ヽ) || Y 人 (_)`J ┌───────── | 日 記 よ ♪ └──v─────────────────────────────── |!!!! 人の日記盗み読みするなんて!!! |オマエ何考えてるんだ!!!???? |今すぐこの部屋から出ろ!!! └────v───────────────────── ☆∧ (*^ワ^) ∧_∧ ニニニ(| つロl (∀・iii ) _| ( | || ( つ _| (/"ヽ) || | | | (_(_) 313 :(6/24):2007/08/22(水) 23:25:22 ID:yNI7ifvu0 ┌───────────────────────── |おーこわ。どこが優しいお父さんよ、うちと同じで |すぐ怒るモララー族じゃない。これは交換日記♪ |モラミちゃんと私でやってるから私は見てもいいの♪ └───────────────v────────── ∧_∧ ポイッ ☆∧ ニニニニニニニニニl ( ;・∀・) ⌒ヽ (*-ワ) _| || ( つロ と | _| || | | | ( | (_)_) (/"ヽ) ┌───────────────────────── |しかしなんだ…交換日記やるような仲なのか…。 |俺はどうもあの子は気に入らないんだが… └────────v───────────────── ∧_∧ ニニニニニニニニニl (・∀・; ) パラ… _| || (Oロと ) _| || | | | (_(_) 314 :(7/24):2007/08/22(水) 23:26:35 ID:yNI7ifvu0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( !!!!ってこれ、交換日記じゃないだろ!!! ) ) やっぱり普通の日記盗み読みしてたのか!!! ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ニニニニニニニニニl (・∀・iiii) _| || (Oロと ) _| || | | | (_(_) ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …それにしても、授業内容とか明日の持ち物とか連絡帳のようだ。 ) ) 文章は日記なんだが、なんでこんなつまんないこと羅列してるんだ? ( ( ちょっと変だ、これ中学生の日記に見えないよ。国語も得意なのに ) ) どうしてこんな…。友達の話題も一切でてこない… ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ∧_∧ ニニニニニニニニニl (・-・; ) _| || (Oロと ) _| || | | | (_(_) 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( !!!ききき気になる人!!??この堅い日記で ) ) 唐突になぜ、なんで!?しかもそれすらも事務的な。 ( ( モラミ、まともな学校生活送ってるのか!!?? ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 315 :(8/24):2007/08/22(水) 23:27:20 ID:yNI7ifvu0 ┌───────────────── |…お父さん、私の部屋で何見てるの? └──────v────────── がーん て ∧_∧ て ヘ∞∧ ニニニニニニニニニl (・∀・iii ) (・ー・*,) _| || (Oロと ) | U _| || ( ( ( | | (_(_) U"U ┌───────────────────────────── |ごめん!!!今、シィナちゃんがこの部屋にいて、 |なんかオマエの机漁ってたから、取り上げて、そのままつい… └─────────v────────────────── ,-―-、 ヘ∞∧ ニニニニニニニニニl ( >(ー・*,,) _| || ( つロと | _| || ) ) ) | | (_)_) U"U ┌─────────────ヘ────────────── |そうかなって思った。いいよ、この部屋で今更隠したいと |思うものなんてひとつもないし。 └────────────────────────── 318 :(9/24):2007/08/22(水) 23:28:12 ID:yNI7ifvu0 ┌───────────────────────────── |今更…?なぁ父さんが会社行ってる間、あの親子は |どれくらいの頻度でうちに来てたんだ? └─────────v───────────────────────── |ほとんど毎日よ。離婚前は |向こうのお父さんが怖いから夕飯前に帰ってたけど、 |お昼はオバサンも毎日うちで食べてるわよ。 └───v──────────────────── ∧_∧ ∧∞ヘ ニニニニニニニニニl ( ;・∀・) (*・ー・) _| || ( ) | つロ _| || ) ) ) .| | (_)_) U"U ┌──────────────────────────────── |ホントかよ…!?そりゃ酷いな…。いくら家庭に問題があったり |離婚して苦しくても、うちがそこまでやってやる筋合いないだろ。 |毎食うちでおごってやってたのかよ…?…ありえねぇ…。 |しぃの奴何考えてるんだ? └─────────v───────────────────── | ……。 └──v──── ∧_∧ ヘ∞∧ ニニニニニニニニニl ( ;=Д) (o ・* ,,) _| || ( ) | つロ _| || ) ) ) .| | (_)_) U"U 320 :(10/24):2007/08/22(水) 23:28:48 ID:yNI7ifvu0 ┌────────── | …? どした? └─────v─────────────────────── | …いや、お父さんってお母さんと違って | 結構薄情なんだね。 └──v────────────────── ∧_∧ ヘ∞∧ クス ニニニニニニニニニl ( ・Д・) (ヮ・*,,) _| || ( ) | つロ _| || ) ) ) .| | (_)_) U"U ┌────────────────────── |薄情…。まぁそういわれてもしかたないけど、 |リビングやモラミの部屋を我が物顔で歩いてる |シィナって子を見てると、俺はあの人達に |そこまでやってあげる必要はないと思うよ。 └──────v────────────────────── | …そっか…。でもどっちでもいいよ。 | シィナは一応友達だしね。 └──v──────────────── 娘に薄情って言われた 俺父親失格? ∧_∧ ヘ∞∧ ニニニニニニニニニl ( ;=∀=∩(ー・*,,) _| || ( ノ. | つロ _| || ) ) ) .| | (_)_) U"U 322 :(11/24):2007/08/22(水) 23:29:19 ID:yNI7ifvu0 ┌────────────────────── |仲良くやってるのか…?ならまぁいいけど… └──────v────────────────────── | この日記、変と思ったでしょ? | お父さんには説明しづらいけど、 | この変な文章はわざとやってるの。 | シィナとやってるゲームだから気にしないで。 └──v─────────────────── ∧_∧ ∧∞ヘ ニニニニニニニニニl ( ;・Д・) (*-ヮ-) _| || ( ) | つロ _| || | | | | | (_)_) U"U ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( あれがゲーム?ダメだ、俺には今時の女子中学生の遊びが ) ) 意味わからないよ。これって老化?オヤジ化? ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o しかしうちの賢いモラミと  ̄ ̄ ̄ ̄| 。 あのアフォっぽいシィナが | 友達とは思えない… | ∧_∧ O | ( ;-∀-) | ( ) | 人 Y | し(_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 324 :(12/24):2007/08/22(水) 23:30:00 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 母さんの嘘つき。 父さんはアナタと違って、不快と思った人間を切り捨てられる薄情な人間よ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: m ノ ____∧∞ヘ__ |___(*・-・)___| |\ と ロと)  ̄ヽ | .\ ヽ ヽ \ \ \ _\)\) \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: モラミがみんなと仲良くできなかったら父さんが悲しむ? 冷たいこと言ったら父さんが悲しむ? 不幸な人に優しくできなかったら父さんが悲しむ? アナタの口から語られる父さんは、全部アナタが都合よく作り上げた存在だったのね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 325 :(13/24):2007/08/22(水) 23:30:33 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: いつも父さんは仕事で、二人っきりで話すことも少なかった。 たまに一緒に話しても、優しい父にまで嫌われたくないと思ったから 一生懸命いい子にしてたのよ。 もっと早く、数年前に父の考えを知ることができていたら、 私は父に助けを求めてたかもしれないわね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ____∧∞ヘ__ |___(*- o-)___| |\ と ロと)  ̄ヽ | .\ ヽ ヽ \ \ \ _\)\) \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だけど今は、母さんと同じように父さんも許せない。 知らないでしょ? アナタの娘が小学生の時、悲惨なイジメにあったことを。 知るわけないわよね。…私はアナタの前で明るくしなくちゃって、ずっと思い込んでたから…。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 327 :(14/24):2007/08/22(水) 23:30:59 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 母さんは、あのオバサンと育児の話をする時に信じられないことを言ったのよ。 赤ちゃんの時に●を食べさせると元気な子になる、うちもそうしたって。 しぃ族に伝わる慣習だって。だけど同じしぃ族でも、あのオバサンはちっとも知らなかったじゃない。 思いっきり引いてたわ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ ∧ ∧ ハ_ハ (,,;゚ 0) / ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ゚*,,) (゚ー゚*,) ハ_ハ / つと) と ヽ ( u ) (ー゚*) ( / \ ノ u-u (__,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そして横で聞いてたシィナに言いふらされた。●食い女って、 クラス中からバイキン扱いされた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ハ_ハ (;-;) ( ) ハ_ハ u-u ハ_ハ ( ) n(ワ゚*) ハ_ハ ( ) ( ) 328 :(15/24):2007/08/22(水) 23:31:28 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: もちろん母に文句を言ったわ。そんなもの食べさせられたこと、 迂闊に他人に喋ったことを。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────────────── |あのね、モラミちゃん。赤ちゃんの初●っていうのは |全然汚くないし、しぃ族では大昔は誰でもやってたことなのよ。 |恥じることないのよ、モラミちゃんが堂々としてたら、 |そんな嫌がらせなんてすぐに止むから頑張って。 └───v───────────────────────── ∧ ∧ (*^ー) ハ_ハ U | (o;*,) < だからってシィナに聞こえるように言うことなかったじゃない! ( | c( ) U"U u-u ┌──ヘ───────────────────────── |シィナちゃんは何もかも恵まれてるアナタが羨ましくて、 |つい嫌なことをしちゃうのよ。可哀想な子だからわかってあげて。 |優しくしてたらきっと素直になってくれるから。 └──────────────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 小さい頃は、母はきっと私よりシィナやシィヨの方が好きなんだって思って、 それが毎日悲しくてしかたなかった。どうしたらこの母に好かれるようになるんだろうって。 だけどわかった。この母はシィナやシィヨにもちゃんと向き合ってない。 私のこともまったく見てない。 この人にとっては誰よりも自分の善意を貫くというポリシーこそが大事なんだって。 …私の助けになんてなるワケがない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 330 :(16/24):2007/08/22(水) 23:32:04 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 今時誰もやってない、むしろやってたことで軽蔑されまくる●食いを止められなかった父も同罪よ。 将来の娘の気持ちより、その場の母の満足を優先させたんだから。 その場が丸く収まればいいんでしょ?情けない。…モララー族の面汚し。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ____∧∞ヘ__ |___(*=-=)___| |\ と ロと) ギュッ | .\ ヽ ヽ \ \ \ _\)\) \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ねぇ父さん、あの日記不思議でしょ?最初は普通の日記だったのよ。 厳重に隠してたわ。だけどシィナに見つかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ☆∧ ニヤニヤ (*゚ワ゚) ニニニ(つロOニl _| ( | || _| (/"ヽ) || ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 私が好きな子の名前を書いてるのを見つけて、あの子はどうしたと思う? 言いふらしてからかった?いいえ、そのやり方は小学生止まりよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 331 :(17/24):2007/08/22(水) 23:32:29 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女は私の好きな人を誘惑してヤった。 小学生の頃からいやらしい話が大好きだった彼女は、 女になった途端、すぐにヤリマンになったわ。 愛なんか必要ないみたい。コウビダイスキ、ハニャニャニャーンってね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ネー、またしようよー♪ \ / ☆∧ ▲▲ / (*゚ワ゚) (゚Д゚;) ちょ…人前で… / つ U U \ ( ノ ( | (/"ヽ) (/"U ヘ∞∧ (-・*,,) ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: こんな馬鹿女に引っかかる男、そういないと思うでしょ? それがいたのよ、男の方でも女の体への興味だけで動いちゃうような奴がね。 「おっぱい触ってみる?」なんて口説き文句で 初恋の人は簡単に堕ちてしまった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 333 :(18/24):2007/08/22(水) 23:32:58 ID:yNI7ifvu0 アイツの乳スキーには参ったわ♪ アイツがどんな風に揉んだり吸ったり してきたか知りたい? \ / カリカリ ☆∧ ヘ∞∧ (゚ワ゚*) (・-・,,) Oと | φ と ) (_(_つ  ̄/三/ ̄ ̄/| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: シィナはそれで私に嫉妬させたくてしょうがなかったみたい。 あいにく私はそんな気持ちは微塵も起きなかったけどね。 シィナのおかげで、失恋を味わう前に、男というモノにすっかり幻滅してしまったから。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 素直に羨ましいって言ったら~? \ / ニヤ ☆∧ ヘ∞∧ (゚ワ゚#) ( ー ,,) Oと | φ と ) (_(_つ  ̄/三/ ̄ ̄/| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: それに彼女は母の言う通り、ホント可哀想な子なのよ。 頭も心も可哀想。生きてる価値がないくらい。 私を悔しがらせることや、私の邪魔をすること程度が人生の生きがいなの。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 334 :(19/24):2007/08/22(水) 23:33:27 ID:yNI7ifvu0 ┌─────────────────────── |シィナちゃんと彼の話なんてもう私聞きたくないの。 |お願いだからやめて、ね? └───v────────────────── て ☆∧ て ∧∞ヘ (゚ワ゚*) 。o( 勝った♪ (,, ・っ,) と つ φ と ) (_(_つ  ̄/三/ ̄ ̄/| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 私の嫌そうな反応こそが、彼女の喜び。 でね、笑っちゃうことに、あの馬鹿な子には『まんじゅう怖い』が通用しちゃうのよ。 私が嫌がることを進んでやる彼女に、私は面白いエサをいくつか撒いた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────────────────── |今年は美化委員に立候補しようかな。 |図書委員だけは絶対にやりたくない。 └───v─────────────── ☆∧ ヘ∞∧ (゚ワ゚*) (-o -*,) Oと | φ と ) (_(_つ  ̄/三/ ̄ ̄/| ┌───────────────────────── |図書委員は絶対モラミにやらせるのよ。 |だからアンタは美化委員の方に立候補しなさい。 └────────v──────────────── このピザ、言うこと聞かないと ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ アンタの悪口も言いふらしてやる ニヤ ( これで図書委員 ) えぇぇ~~ ヘ∞∧ ( やりたがる人は減ったわね♪( ∧ルル∧ ☆∧ (・ー・*) 。o ヽ~~~~~~~~~~~~~' ル;´)Д`)゚。 (ワ゚*,,) U | ( つと ) | U | | 335 :(20/24):2007/08/22(水) 23:33:54 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 日記はいわば、デスノート。 試しに、私をアフォしぃ呼ばわりしたお調子者の馬鹿男の名前を書いてみる。 シィナはね、前の男を捨てて、そっちに乗り換えたわ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ヘ∞∧ (・-・,,) φ と )  ̄/三/ ̄ ̄/| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 面白いじゃない?破滅して欲しい男子はいくらでもいる。 いまだに私をバイキン扱いする奴、 皆に優しい顔をしていながら、私には憐憫の目しか向けてこない奴。 シィナは私の思い通りにどんなクズにもコウビをせまる。 学校中が軽蔑するヤリマン女にせまられる男が 逃げまどう姿も、陥落して皆から嘲笑される姿も面白い。 知ってた?それはアナタ達が馬鹿にしてた女がこのノートにアナタの名前を書いたからなのよ。 シィナは私のことを学習しない馬鹿、自分の思い通りにできる手下だと思っているらしい。 それでいいの、その方が私達の関係はうまくいく。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 337 :(21/24):2007/08/22(水) 23:34:16 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 私達は仲良し。 だって今となっては友達なんて彼女しかいない。 最低女の彼女にももう私しかいない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∞ヘ ☆∧ (,*・ー・) (゚ワ゚*) | U U | | | . ( | U"U U"U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 口数の少ないバイキン扱い女と、女子から軽蔑されまくってるヤリマン女。 幼い頃から共に過ごした、嫌われ者同士のいいコンビ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 338 :(22/24):2007/08/22(水) 23:34:39 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 母は私を我慢強い優しいいい子と褒めるけど、 こんな考えで私があの子達と付き合ってると知ったらショックを受けるでしょうね。 でもこれはアナタが私に優しくあるよう強要し続けたことの結果なのよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ____∧∞ヘ__ |___(*・ー・)___| |\ と ロと)  ̄ヽ | .\ ヽ ヽ \ \ \ _\)\) \ \ \________\ \ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \||________| ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: まったく周りが見えてない、自分のことしか考えてないしぃ族の馬鹿女。 顔はモララー族の色が濃いのに、●で育てられたことで『アフォしぃ』呼ばわりされてる私。 あの時代に『虐殺厨』が『アフォしぃ』共を全滅させてくれてればよかったのに。 しぃ族に育てられたことが許せない。 自分にあの愚かで汚らわしい血が入っていることが許せない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 339 :(23/24):2007/08/22(水) 23:34:59 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …私、ハレー・モララーに選ばれし純血のモララー種 『虐殺厨』としての運命が欲しかった / ̄| /// /// /// /// ┌///――――――――― 、 _ ./// ∧∞∧二二二二二二二/ \`く//| |(ー ) ヘ\`_| l /⌒ヽ_、______________ く./ヽ、\/ ,、|⌒:\ \ ヽ / |\ヽ_.\二二二二二二二二二二二二\ \ /´ ̄ ̄ ̄`ー' |\\ \\:. \ / :\:. \ //\\ \ / ,___、_ ,r | |\\ \\:. \.// \:. \/ \\ \ / / __、__ノ |/ :| ::|\\\.\\:. \ \:. \// \\ \ / / \ ヽ、 |/ :| ::| \\\.\\:. \ //\:. \ //\\ \ / ) \ ヽ | | ::| / :|\\' ̄\\:. \/// \:. \// \\ \ / r \ ⌒) \| ::|// | ::|\\ \\:. \. \:. \ /,\\ \ (__/ ヽ ( | ::|/ :| ::|/ .\\ \\:. \ //\:. \ // \\ \ し' | ::|: /| ::| | | ::| \:. \___ \:. \ \\ \ | ::| //| ::|: /| | ::| \:. \  ̄ ̄\:. \___ \\ | ::| //| ::|: /| | ::| \:. \ \:. \  ̄ ̄\\ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そうすればあの糞しぃ共を この手で裁き 根絶やしに出来たのに ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 340 :(24/24):2007/08/22(水) 23:35:20 ID:yNI7ifvu0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 全てに絶望していた娘が 邪魔者達と歪んだ共存を考えていた頃、 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────────────── | あのさ、あの一家、もう家に入れて欲しくないんだけど。 └────────v───────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゚*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺はやっと本格的に邪魔者達の排除を考え始めた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(13)
世界中の人達の幸せを願って(13)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(12)
412 :(1/20):2007/08/24(金) 00:47:50 ID:VRek8acf0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 13 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そうそう、あの家庭の次女の方に触れていなかったが、 そいつは長女のような悪い子ではなかったが、別の意味で厄介だった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ i^i⌒ ( ・∀・)⌒⌒⌒l | |__( )_____| ハ ハ | ヽ___ヽ⌒ヽ⌒ヽ_______ヽ ___ // (ー゚*,,) \l__(_)(_)_________l |\__\ ( ,,) ===3 _| |r――t|ヽ\ (/"ヽ) |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ ┌─────────────────── |おじちゃん、今日シィヨのクラスでね |面白いことがあったんだよ。ショボーン君が |休み時間にキキーン君とテナー君とでね、 |ジャンヌちゃんにぬへっほーって言ったの。 |そしたらカウガールちゃんがテナー君に └────────v───────── ふーん ∧_∧ i^i⌒ ( ;・∀) ハハ^⌒l | |__( )(ワ゚*)__| | ヽ___ヽ⌒ヽ⌒ヽ_n n__ヽ ___ // \l__(_)(_)_________l |\__\ _| |r――t|ヽ\ |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 俺テレビ見てるんだけど。それにこの子のクラスの話されたって、 ) ) 俺全く知らないし。だいたいそういう話は自分の親にしろよ。 ( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' 413 :(2/20):2007/08/24(金) 00:48:36 ID:VRek8acf0 ┌───────── |え、どうしたの? └──v────────────── |ダッコしてテレビみるー♪ └──v───────── ちょこん ∧_∧ i^i⌒ (;・∀ハハ ⌒⌒⌒l | |__( (*゚ワ゚)____| | ヽ___ヽ⌒ヽn_n___ヽ ___ // \l__(_)(_)_________l |\__\ _| |r――t|ヽ\ |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ \ 父親に甘えられずに育ったから大人の男の人に甘えたいのよ ほんとに可哀想な子で / \ 大丈夫、うちの主人は昔から子供好きだから。 うちのモラミはすっかり大きくなっちゃったから、 小さい女の子にダッコせがまれるのも久しぶりよ いいわよね、ああいう光景って懐かしいわ / ∧_∧ i^i⌒ ( ∀ハハ ⌒⌒⌒l | |__( (*゚ワ゚)____| | ヽ___ヽ⌒ヽn_n___ヽ ___ // \l__(_)(_)_________l |\__\ _| |r――t|ヽ\ |l\||=:@:||、 |l ||  ̄ ̄ ̄|| \||____||~ 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( ぬわぁんで、俺が赤の他人のガキをダッコしなきゃいけねーんだ、暑苦しい。 ) ) 払い除けたいが、そんな大人気ないことやって泣かせるワケにもいかねーし。( ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: しぃの奴め、こいつらがまだ小さかった時に「情緒不安定、時間をかければ治る」とか言ってたよな。 こいつらの情緒以前に俺に迷惑かけるような糞ガキ共を俺に近づけるなよ!! ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 414 :(3/20):2007/08/24(金) 00:49:05 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 奴らが夜もお構いナシにやってくるようになってから、 ついに俺は妻にブチ切れた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌───────────────────────── | あのさ、あの一家、もう家に入れて欲しくないんだけど。 └────────v───────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゚*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ┌──────ヘ───────── | どうして?いい人達なのに。 └────────────── ┌─────────────────────────────── | いい人悪い人の問題じゃないよ、人のうちに四六時中いるっていうのが | 常識知らずなの。しかも子供達はまるでここが我が家のように | くつろぎきってるじゃないか。 └────────v─────────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( #・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(o ゙*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ┌─────────ヘ────────────────── |あの子達、自分のおうちではビクビクしっぱなしで |休まることができなかったのよ…。 |遊び友達のモラミもいるここが安らげる場所だったの。 |理解してあげて。 └─────────────────────────── 415 :(4/20):2007/08/24(金) 00:49:49 ID:VRek8acf0 ┌───────────────────────────────── | だけど最近は俺が帰ってもあの女がいる。俺が安らげなくなってるんだよ。 └────────v────────────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( #・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ^*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ┌─────────ヘ────────────────── |それなら大丈夫、彼女働くことになったから。 └─────────────────────────── ┌────────────────────────── | あ、そう…でも、夜はまたうち来るんじゃないのか? └────────v─────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;・∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゙*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ┌─────────ヘ────────────────── | うぅん…。女手ひとつで2人の子育てをするってことで、 | …夜のお仕事をすることにしたんだって…。 └─────────────────────────── 416 :(5/20):2007/08/24(金) 00:50:20 ID:VRek8acf0 ┌─────────────── | そうなんだ…大変だな…。 └──────v───────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;=∀=)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゙*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 暴力亭主に捨てられた後は水商売らしい。とんでもない人生だな。 だが俺の知ったこっちゃない、縁が切れるならこれ幸い。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌─────────────────────────────── | だから彼女がお仕事してる夜は、うちであの子達だけ | 預かっておくって約束したの。 | シィヨちゃんはまだ小学生だもん、留守番させるのも危ないでしょ? └─────────v────────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ Σ( iii・∀・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ^*,,) と つ \U | ヽ / \ノ ┌───────ヘ───────────────────── | ちょっと待て!!!あの子達が来るんだったら同じだよ!! | 上の子は中学生なんだから留守番できるだろ、 | 下の子の世話は中学生がやればいい話だろ? └─────────────────────────── 417 :(6/20):2007/08/24(金) 00:51:04 ID:VRek8acf0 ┌─────────────────────────────────── | 夜御飯の用意もシィナちゃんにやらせるの? | うちのモラミは両親揃った環境で、何不自由なく遊びや勉強に集中できるのに、 | 同い年のシィナちゃんだけが苦労を背負い込むなんて可哀想よ。 | 私は別に料理を2人分多く作っても、全然問題ないし、 | それで2人の子供が救われるならやってあげたいと思うのよ。 └───────────v─────────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( #・Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(っ゚*,,) と つ \U | ヽ / \ノ ┌───────ヘ──────────────────── | 俺の給料でか!?昼も食わせてやってるそうだな! | 俺があいつらまで養わないといけないって言うのかよ? └───────────────────────────── ┌────────────────────────── | ……………………。 | | ……そこまで言うなら、食事代は彼女に請求します。 | 私がシッターと言うことで、ちゃんと仕事として契約すれば | 納得して貰える? └───────────v─────────────── ∧_∧ ∧ ∧ (;=Д=∩/ ̄ ̄ ̄ ̄\(゚- ゚*,) と ノ \U | ヽ / \ノ ┌───────ヘ─────────────────── | …………違う。そういうことを言ってるんじゃない。 | | …俺は、もうあの親子をうちに入れて欲しくないんだ。 └─────────────────────────── 418 :(7/20):2007/08/24(金) 00:51:29 ID:VRek8acf0 ┌────────────────────────── | …アナタ、変わったわね…。 | 昔は他人にも親切で思いやりのある人だったのに。 └──────────v─────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ・Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(- *,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 《この時点での冷静な計算》 とにかくあの親子uzeeee!! >>>>>> 超えられない壁 >>> しぃに嫌われたくない ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌────────────────── | …我が家の平穏な幸せの方が優先だ。 └────────v────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( -Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(- *,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ┌─────────ヘ────────────────── | …目の前にいる不幸な人を見捨てることが…幸せになるの? └─────────────────────────── 419 :(8/20):2007/08/24(金) 00:51:58 ID:VRek8acf0 ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( あれ?珍しい。この人達夫婦喧嘩? ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~' o 。 ヘ∞∧ (・ー・*,) | U ∧_∧ ∧ ∧ | | ( -Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(- *,,) U"U ( つ \U | ヽ / \ノ ┌──────────────────────────────── | …………モラミ。 | 父さんはシィナちゃん親子をうちに呼んで欲しくないって、 | 今母さんと話してるんだ。 | モラミの部屋だって、留守中にシィナちゃんに荒らされてるんだ、 | そんな環境が続くのはオマエのためにも絶対良くない。 └────────v────────────────────────── ヘ∞∧ (・ー・*,) | U ∧_∧ ∧ ∧ | | ( Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(っ *,,) U"U ( つ \U | ヽ / \ノ ┌─────────────────ヘ──────────────── |やめてよ、モラミとシィナちゃんは幼馴染で、アナタが知らないだけで |そういうことも了解しあった仲なの。変な言い方で、子供達の信頼関係に |ヒビが入るようなこと言わないで。 └─────────────────────────────────── 420 :(9/20):2007/08/24(金) 00:52:30 ID:VRek8acf0 ┌─── | プッ └─v── ヘ∞∧ ニヤ (∀ *,) | U ∧_∧ ∧ ∧ | | Σ ( ・Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ー゚*,,) U"U ( つ \U | ヽ / \ノ ┌──────────────────────────────────── |父さん、私は今までずーーっとずーーーーーっと、そういう生活をしてきたのよ。 |今更私のためとか言わないで。父さん自身があの子達を鬱陶しく思ってきたから |そんなこと言い始めただけなんでしょ? └──────────────────────v────────────── な… ──v── ヘ∞∧ ( ヮ *,) | U ∧_∧ ∧ ∧ | | ( iii・Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (-゚*,) U"U ( つ \U | ヽ / \ノ 421 :(10/20):2007/08/24(金) 00:53:09 ID:VRek8acf0 ┌───────────────────────────────── |それと、私とシィナの問題じゃなくて、母さん、シィナの母さんしか友達いないの。 |たった一人のお友達に見捨てられたら、お母さん可哀想でしょ? └──────────────────────v─────────── ヘ∞∧ ( ヮ *,) | U :∧_∧: ∧ ∧ | | :(iii Д):/ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( ;゚ o) U"U :( つ \ つ :ヽ / \ノ ┌─────────ヘ───────── | モラミ?アナタそれは思い違いよ… └─────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ……この子は…親を完全に見下してる。 なんで!!??年齢的に反抗期だろ、思い通りにならない親を 怒りの赴くまま罵倒したり、泣きながら歯向かってもいい頃だろ、 なんで笑って… ここまで俺達を諦めきってるんだよ…!!?? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 422 :(11/20):2007/08/24(金) 00:53:39 ID:VRek8acf0 ┌──────────────────── |そりゃ大事な友達だけど、そういうことじゃなくて |そばで困ってる人がいたら当然… └───────────v───────── ヘ∞∧ ( ー *,) | U :∧_∧: ∧ ∧ | | :(iii =Д=):/ ̄ ̄ ̄ ̄\(゚っ゚;,,) U"U :( 6) \ つ :ヽ / \ノ ┌─────────ヘ──────── | …オマエ、今まで何を見てきた…? └────────────────── ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < > < モラミの何を見てきたんだよ!!! > < > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ ヘ∞∧ (・-・*,) ∧_∧ | U ( #・Д・) ∧ ∧ | | と U て ̄ ̄ ̄ ̄\(-゚iii,,) U"U / て \ U| / \ノ ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < > < 他人の世話ばかりに夢中になりやがって!!! > < オマエ、自分の子がどうなってるか気づかないのか!? > < > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ 423 :(12/20):2007/08/24(金) 00:54:13 ID:VRek8acf0 ┌───────────────────────── |大きな声を出さないでよ。 |モラミはちゃんとしてるわ。思いやりもあって優しい子よ。 └───────────v────────────── ヘ∞∧ (・-・*,) ∧_∧ | U (;#・Д・) ∧ ∧. | | と U ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (o ゚;,,) U"U / / と ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …ダメだ、こいつ…。 滲み出る悪意というのに気づかないのか? そういえばそうだ、こいつの母親、流産させた保育所のババァとガキ、そして今の入りびたり母子、 俺は何度かしぃの善意に胡坐をかいてるだけとしか思えない どうしようもないクズな人間を感じてきた。 だがこいつはいつも、可哀想、本当はいい人なの、思考回路がそこで止まる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 424 :(13/20):2007/08/24(金) 00:54:52 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: お人よし?性善説?いや、そんなモンじゃない。 自分が娘に嘲笑されてるのも気づかず、ただ信用するだけ。 やばい、やば過ぎる。 …俺は大事な娘を、こんな危険人物に託してしまったのか。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ┌──────────────────── |いいか。二度と奴らを家に入れるな。 |それが守れないならオマエに出て行って貰うか、 |俺とモラミが家を出ることを考える。 └───────v───────────── ヘ∞∧ (・-・*,) ∧_∧ | U (# Д ) ∧ ∧ | | ( 6) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(っ゚iii,,) U"U | / と ヽ / \ノ ┌─────────ヘ────────── | !!!…どうしてそんな冷たいことを…? └──────────────────── ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 彼女は崇高で気高い天使。 それに比べて俺は自分が薄汚れた自己中の考えしかできないダメ人間だと思って、 清く正しい行動をする彼女を前にして、今まで何度も自責の念に苛まれた。 だけどそんなの構ってられない。娘に被害が及ぶくらいなら 俺は鬼や悪魔になったって構わなかったんだ。 今からでも全力で守る。この女やプライバシーもない環境から救ってあげるから、モラミ… ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 425 :(14/20):2007/08/24(金) 00:55:39 ID:VRek8acf0 ┌──────────────────────────────── |それはやっぱりモララー族だからよ。 |あのアフォなしぃ族のオバサンを殴って捨てたオジサンと |お父さんは同じ、自分が気に入らなければ母さんなんてどうでもいいの。 └────────────────v──────────────── ヘ∞∧ (・ヮ・*,) ∧_∧ | U ( ・Д) ∧ ∧ | | ( 6) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\( iii゚-) U"U | / と ヽ / \ノ ┌────────────ヘ─────────────── |どうでもいいけどうちも喧嘩するんなら、警察や救急車を |呼ばなくていい程度にしといてね。かっこ悪いから。 └─────────────────────────── |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||| |||||||||||||||||||||||||||| ちょっとモラミ!! アナタ急にどうしちゃったの!? ∧_∧ ( Д) ∧ ∧ ( )/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ ( iiiTっ) | / \ と つ / \ ( ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …もう手遅れ…なのか? もし神がいるのなら、どうすりゃいいのか教えてくれ。 歪んでしまった今の娘を立ち直らせるにはどうすりゃいい? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 426 :(15/20):2007/08/24(金) 00:56:11 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 遅い。遅い。遅いのよ。 自分のことしか考えていないお父さん♪ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ヽ /ヽ / (><) ヽ / \ / ヽ | == == | l ー * / ヽ、 / > < / ヽ | | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 虐殺厨の血を引いてるんでしょ?母さんがあのオバサンにベラベラ喋ってたもの。 本当に私のことを思ってるなら、私を苦しませ続けた母さんを殴り倒してやればよかったんじゃない? …つーか、殴れよ。意気地なし。貴様のような腑抜けのモララー族には何一つ期待などしていない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 427 :(16/20):2007/08/24(金) 00:56:45 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 冷酷非情に微笑を湛えてアフォしぃ共を蹴散らしてこそ虐殺厨。 私もこんなことで涙が出るようじゃ、虐殺厨の末裔の名を汚す。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: /ヽ /ヽ / (><) ヽ / \ / ヽ | (;;) (;;) | l - ) * / ヽ、 ゚ / > < / ヽ | | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 神様どうか私を強くして下さい。 崇高なる最強の審判、虐殺厨の強さを私にも下さい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 428 :(17/20):2007/08/24(金) 00:57:09 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 目の前に困っている人がいるとほうっておけない。 そのことでお人よしとかバカと言われたこともある。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄\ (゙-゙iii) / \U | / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: でも、自分が困っている時に力になってくれる人がいたらとっても救われるでしょう? つらい時に、優しくしてくれる人がいると、どれだけ人間ありがたく感じると思う? だから私は気がつく限り人の力になってあげる、そういう人になりたかった。 自分の周りの人達が喜ぶ顔を見るのが好きだった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 429 :(18/20):2007/08/24(金) 00:57:56 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: そんな私を理解してくれて大きな包容力で愛してくれた夫が好きだった。 だから夫には一生懸命尽くしてきたし、できるだけ夫の願いは聞いてきたつもりだった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄\ (-゙iii ) / \U | / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 仕事も辞めた。大好きだった母ともなかなか会えなくなった。 しぃ族の慣習を貶められた時はさすがに情けなかったけどジッと耐えた。 そして夫には愚痴のひとつも言ったことはなかったはず。 アナタにこの生活が何よりも幸せだと思って欲しかったから。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄\(-T* ) / と ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …それなのにいつの間にか、前ほど私に愛情をくれず、家庭にも無関心になったわよね。 他に好きな女性ができたのかと心配だった時期もあったわ。 モラミに妹か弟が欲しいと言われても、苦笑いして誤魔化すしかなかったわ。 たとえ作ったとしても、気持ちが一人ぼっちなのに、 産んであのつらい時期を乗り越える自信はもうなかった。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 430 :(19/20):2007/08/24(金) 00:58:52 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ちょうどそんな頃、モララー族の夫に悩むしぃ族の女性と知り合いになった。 私はアナタから暴力を受けたことなどない。だけど彼女の悩みにはギクリと共感することもあった。 彼女と話すことで私の心のもつれを解す糸口が見つかるかも、という気持ちもあったわ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄\(oT* ) / と ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: モラミだって歳の近い姉妹が増えたみたいで喜んでたわ。 小さいうちは物の取り合いやケンカもしたし、ちょっとイジメもあったけど、 成長してから社会性もついて、モラミは凄くしっかりしたいい子になったわ。 それなのにどうして今更、私の周りを不幸にするような口出しするの? …やっぱりアナタは冷酷なモララー族だから? 他の人が地獄に落ちても、それでアナタ一人が幸せならそれでいいって人なの? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 431 :(20/20):2007/08/24(金) 00:59:24 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 私の周りの皆が幸せになりますように。 ただそれだけを願って一生懸命だった私には もう理解できない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ /つT* ) / ヽ ヽ / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 神様、教えて下さい。 私の願いを否定して 私を束縛し続けるあの人は 一体何者なんでしょうか? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ― 糸売 ―
NEXT→世界中の人達の幸せを願って(14)
世界中の人達の幸せを願って(14)
PREV→世界中の人達の幸せを願って(13)
26 :(1/33):2007/08/24(金) 23:14:05 ID:VRek8acf0 【 世界中の人達の幸せを願って 】 第 14 話 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 善人を表す例え話でこんなのがあるね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 。.....゚ .........。・...。.... 。,,.::::::.. 。。..::::...... 。...::::::::.........:::::::::::::::: ~~・。,,,,:~"~~。~・" ゙゙^~~゚''~。,,, 。....゚....... 。.....:::::::::..........::::: ☆ ☆ ~^^゚~・,,。,, 。....゚......。..。.... ,--、 ☆ ☆ ^~^:~。,,,,・~ _lニニl_ ☆ ☆ ☆ ☆ (,, ) ☆ ☆ ☆ ☆ | U ( | U"U ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 海岸に打ちあがった無数のヒトデ。 老人はひたすら一匹ずつ拾って海に戻す。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,--、 _lニニl_ r( ー)っ ( U☆ (/"U ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。~~..・ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。:~゚....。..。.... ☆ ☆ 。~~~^~・~゚.........。・.... .::::::. ~~~~~~゚~~~~~。~~゚。。..::::...... 。...::::::::.........::::::::: 。.....゚ .........。・...。.... 。,,.::::::.. 。。..::::...... 。...::::::ww::........チャポン .:::::::::::::::: 27 :(2/33):2007/08/24(金) 23:14:35 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 誰かが老人に言うんだ。 「こんなにたくさんヒトデがいるんじゃ、1匹2匹助けても何も変わらない。」 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,--、 _lニニl_ ∧_∧ ( -) ( ) U | と つ ( | ( ( ( (/"U (_(_) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。~~..・ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。:~゚....。..。.... ☆ ☆ 。~~~^~・~゚.........。・.... .::::::. ~~~~~~゚~~~~~。~~゚。。..::::...... 。...::::::::.........::::::::: 。.....゚ .........。・...。.... 。,,.::::::.. 。。..::::...... 。...::::::::........ .:::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 老人は答える。「でもこの子は変わったよ」と。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: . . _ 、_l | ̄\ / ̄ ̄ヽ \_| /____ヽ | ̄ ̄\ __|_____|__ | \ /: : : : : : : : : : ヽ ∧ \ | | : : : : : : : : : : : | < フ .\__| ヽ: : : :ワ: : : ノ レミヘ >: : : : :< ゝ:(:/ /: : : : : : : : : :\ /: : :| 28 :(3/33):2007/08/24(金) 23:15:00 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 「やっても無駄」と見て見ぬフリをする人間とは違って、 自分の救える範囲だけでも手を差し伸べる老人が登場する美談。 俺も最初聞いた時はいい話ダナー(;∀; )と思ったよ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: U. | ( | ,--、 U"U _lニニl_ r( ー)っ ( U☆ (/"U ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。~~..・ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。:~゚....。..。.... ☆ ☆ 。~~~^~・~゚.........。・.... .::::::. ~~~~~~゚~~~~~。~~゚。。..::::...... 。...::::::::.........::::::::: 。.....゚ .........。・...。.... 。,,.::::::.. 。。..::::...... 。...:::::::..... .:::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だけど、背後にこの老人と一緒に釣りにいく約束をしてた友達がいたら? 早く釣りに行きたいと思っているのに、勝手にヒトデ拾いをはじめた老人に文句も言えず、 かといって一人で先に行くのは申し訳ないと、彼の独りよがりの善行を待つしかない仲間がいたら? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 29 :(4/33):2007/08/24(金) 23:15:42 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: この老人しか身寄りのない子供が、太陽の熱気と足の疲れでフラフラになりながらも 老人に嫌われまいと ヒトデ拾いを付き合い続けていたら。 それでもヒトデ拾いをやめない老人の行動は、果たして美しいと言えるのか? ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ,--、 _lニニl_ r( ヮ)っ ハ ハ ( U☆ (っ iii) (/"U c ) ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。~~..・ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 。:~゚....。..。.... ☆ ☆ 。~~~^~・~゚.........。・.... .::::::. ~~~~~~゚~~~~~。~~゚。。..::::...... 。...::::::::.........::::::::: 。.....゚ .........。・...。.... 。,,.::::::.. 。。..::::...... 。...:::::::..... .:::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: どんなに功徳を積んでも、一番自分に近い人間達を犠牲にしていたら それは罪悪だ、と今の俺は思う。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 30 :(5/33):2007/08/24(金) 23:16:11 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だが、そんな話を彼女としても平行線なんだ。 もう話はあの親子を追い出すか否かではなくなっている。 娘をこんなことに巻き込み続けたことが許せない俺は もう離婚も視野に入れている。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧_∧ ヘ∞∧ (Д= ) (ー *) ( ) ∧ ∧ | U Y 人 / ̄ ̄ ̄ ̄\ (-Tii) | | (_)`J / \U | U"U / \ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 俺は正直、途中から家事にも育児にもロクに参加していなかった。 そんな男の今更の干渉を、妻は理不尽そうに、娘は冷ややかに感じてるのがわかる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 31 :(6/33):2007/08/24(金) 23:16:37 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 娘に、「俺について来るか?」と聞いた。冷笑しながら「自分勝手だね」と彼女は言った。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,.... | | l ヽフ * / ヽ、 / > < / ヽ | | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: あの後、恥を承知で学校にも聞いた。 昔はうちに遊びに来てた近所の奥さんにも、最近の娘の様子を聞いてみた。 …長いこと苛められてたらしいな。 あんな奴らを出入りさせてる我が家自体も、相当近所から浮いてたみたいだったな。 ゴメン。ああ、俺の涙なんて何の解決にもならないさ、 どうすればオマエが癒えるのかもわからない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,.... | | l ー‐ * / ヽ、 / > < / ヽ | | ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: だけど、妻とは心が離れようとも、オマエだけは愛してる。 こんな冷酷な人間だけど、オマエの幸せのためなら 俺は全部を捨てたっていい。他の全ての人間を犠牲にしたって構わない。 …自分の命だってな、おまえのためなら惜しくないよ。 …せめて今の環境とは全く違うところに連れ出してやるから。 お願いだ、そうさせてくれ。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 32 :(7/33):2007/08/24(金) 23:17:01 ID:VRek8acf0 ┌───────────────────── | …戻って来なさい。しぃさんは母親失格よ。 └────────v────────────────────── | ここに戻るかどうかは考えさせてくれ。 | あの子にとってどういう環境がいいのか | じっくり考えてみる。 └────────v────────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬iii=<Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(=∀= ) ( U / 日 日\と ) ヽ / \ ノ ┌───────────────────── | こんなことなら初●なんてやりだした時に | モラミちゃんを奪い取ればよかったわ。 └────────v────────────────────── |…いや、俺がもっとしっかりしてれば |よかったんだ。 └────────v────────── それやってたら 母さんの方が ∧)))∧ ∧_∧ 非常識ババアになるぞ ∬iiiT<Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(-Д- ) ( U / 日 日\と ) ヽ / \ ノ 33 :(8/33):2007/08/24(金) 23:17:29 ID:VRek8acf0 ┌─────────────────────────── |何言ってんの!?全部しぃさんのせいよ!!! |しぃさんも自分の娘や夫の幸せより |自分の自己満足を優先させる自己中のしぃ族の女よ!!! |こんなことならあの時結婚なんて許すんじゃなかったーー! └────────v─────────────────── うわーん 息子と孫が アフォしぃのせいでこんな目に て ∧)))∧ ∧_∧ て ∬#T<Д)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(・Д・ ) と つ 日 日\と ) ヽ / \ ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …母さん反対してたっけ。 ┌────────────────── | | ……しぃ族…なのねぇ…。 | └────────v────────── て ∧)))∧ ∧_∧ て ∬・<-・)/ ̄ ̄ ̄ ̄\ (・∀・ ) ( つ□O \ ) ヽ / \ ノ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 34 :(9/33):2007/08/24(金) 23:17:59 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …俺も反発したっけ。 ┌────────────────────────── |自分を犠牲にしてでも他人に優しくできる人だよっ!!! |母さんって、なにか、しぃ族を差別してるのか!? └───────v─────────────────── ∧)))∧ ∧_∧ ∬;・<д)/ ̄ ̄ ̄ ̄(・∀・# ) ( つ□O Σ U 6 ヽ ヽ / バンッ \ ) 年寄りの頑なな差別で、若い恋路を邪魔するかってね。 あぁでも、今ならわかるよ。俺もその後しぃ族の妻を見てきて、 どうしても受け入れられない文化や慣習があるってことを。 そして妻は「自分を犠牲にしてでも他人に優しくできる人」ではなく、 「自分とその周りを犠牲にしてでも他人に優しくしたい人」でした。 …そういや…俺達の最初の子も犠牲になったんだっけ…。 やっぱり、彼女の場合は…そういうことだったんだね。 …人を判断するのって難しいね。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 35 :(10/33):2007/08/24(金) 23:18:23 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 親不孝を詫びつつ、親という緊急避難経路を確保。 ハハハ、こんなとこだけ考えることが一緒だったよ。 家に帰ったら、しぃの母親にいきなり襟元掴まれて怒鳴られた。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ < > < うちのしぃちゃんが何したって言うのよ!!!??? > < > ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ グエッ ∧_∧∧w∧ (;+∀+(皿゚# ) ∧ ∧ と と ヽ ∩-T*,) ノ ) )ヽ ヽ ヽと ) (__)(_) (/"ヽ) (_(_つ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: …このババァが出てきたからには、もう俺も引き返すことはできない。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 36 :(11/33):2007/08/24(金) 23:18:47 ID:VRek8acf0 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 妻を。 しぃを。 このアフォしぃ一族の女を 捨てる準備に取り掛かる。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,......... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,..... ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,,,,..... /⌒\ ⊂⊃ ヾヾ\ /⌒ヽ ∧ ∧ハハ /イ ハハ ヽ (-゚* ) / ハハハハ \ ,> , '⌒ヽ イハハ J J J \ /( 、,,人 \ ハハ J J Jヽ)ヽ)\ (_<^彡⌒`"__) J J Jヽ)ヽ)ヽ)ヽ)\) / iヽ/ ̄ヽ \) ヾヾ)ヽ)ヽ)ヽ)\) / // / i \) \) / / /、__,,ノ '/ / と_,,,..、ノ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ……? ハイハイこちらエンジェルしぃ。 なにやら不穏なお話が聞こえるわ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 37 :(12/33):2007/08/24(金) 23:19:17 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ まぁまぁ、あんなに仲良しだった一家が崩壊の危機!? これはいけない、なんとかしてあげなくっちゃ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ /⌒\ ⊂⊃ ヾヾ\ /⌒ヽ ∧ ∧ハハ /イ ハハ ヽ (っ゚* ) / ハハハハ \ /ミ , '⌒ヽ イハハ J J J \ |( 、,,人 \ ハハ J J Jヽ)ヽ)\ ゝ彡⌒`"__) J J Jヽ)ヽ)ヽ)ヽ)\) / iヽ/ ̄ヽ \) ヾヾ)ヽ)ヽ)ヽ)\) / // / i \) \) / / /、__,,ノ '/ / と_,,,..、ノ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …このままの未来だと、夫婦は離婚して、 妻は嘆き悲しみ、娘は誰も信用できないまま新しい土地でヒキコモリ。 夫は一時的には満足するけど、娘とも上手くいかず結局は孤独に苛まれる。 シィナちゃんシィヨちゃん姉妹も夜の仕事の親の目の届かないところで荒れ放題。 やだ、誰一人幸せにならない鬱展開じゃない。そんなのちょっと酷すぎる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 38 :(13/33):2007/08/24(金) 23:19:47 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ これはAA物語。何も好き好んで可愛らしいAAキャラを不幸にすることなんかないわ。 私が全員を幸せにしてあげる。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ヽ、 \ ヽ \ ...+::.... パァァァ *.:: ::.* ..: .: /⌒ヽ と' ヽ / イハ (_ /⌒ヽ \\ ⊂⊃/ ハハハ /イハ ハ (_ \\ ∧ ∧ ハハ/ ハハハ ヽ、 \\(ー゚*) J/ ハハ J J J ハハ "''ー---,,,,,,____ ヽノ ' ⌒\ ハハ J J JJJJハヽ)ヽ)ヽ) っ つつ つ ( ( ノ\ \イ ハハ J J JJノヾ)ヽ)ヽ)ヽ)\)\)\)\)っ | /ヾ)\\ヾ)ヾ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)ヽ)\)\) 〉 ヽヾ)ヾ)\\ / y i \っつ / / / // / /( イ / | | / / | | __/ // __) と_,..、__ノ(__/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 皆で手と手を取って末永く仲良くしてね♪ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 39 :(14/33):2007/08/24(金) 23:20:10 ID:VRek8acf0 ┌─────────────────────────── |すみません、お義母様にもご心配をおかけしまして。 |もう一度しぃとよく話し合ってみます。 └──────v───────────────────── ∧_∧∧w∧ (;=∀=(皿゚# ) ∧ ∧ と と ヽ ∩- ゚*,) ノ ) )ヽ ヽ ヽと ) (__)(_) (/"ヽ) (_(_つ ┌────────────────────────── |本当に頼むから…もう…娘には…アンタだけが頼りだから… |しぃとベビちゃんをどうかよろしく頼みますー。 └─────────v──────────────── ∧_∧∧w∧ (;・∀・(ワT* ) ∧ ∧ と と ヽ ∩ヮT*,) ノ ) )ヽ ヽ ヽと ) (__)(_) (/"ヽ) (_(_つ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 《 Happy End Project ババア編 》 ババア浄化。歳も取ったし娘の離婚話で弱気になってモララーと和解。メデタシメデタシ ババア周りが平和になったと同時にしぃの父親も安泰、弱気でおとなしくなったババアが ちょっぴり可愛く見えたりして♪ 《 Happy End Project しぃ父編 》も 完。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 40 :(15/33):2007/08/24(金) 23:20:36 ID:VRek8acf0 ┌─────────────────────────── |一時は別れることも考えたけど、やっぱり俺は君を愛してる。 |君と離れた人生なんて考えられない。 └─────────v───────────────────────────── | ありがとう、私もこれから一生アナタについていきます。 └────v─────────────────── ∧_∧ ∧ ∧ ( ;-∀)/ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮT*,,) ( つ \U | ヽ / \ノ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 《 Happy End Project モララー&しぃ編 》 なんだかんだ言っても、この二人は愛し合って結婚したんだよ?●食いが何よ、 浮気もしてないのに女同士の交友関係が何よ。モララー君がそんなことへのこだわりを 捨てれば大丈夫♪ 雨降って地固まる、こんな大喧嘩を経て二人の絆は より一層深まって、これからも仲良く暮らしましたとさ。 メデタシメデタシ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 41 :(16/33):2007/08/24(金) 23:20:54 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 《 Happy End Project モラ母&シィ子さん編 》 ほらそこ、「シィ子って誰だっけ?」じゃないわよ、シィナとシィヨのお母さんよ。 暴力亭主に捨てられて、こんな歳なのにお水の世界に入ろうって言う ストーリー上一番不幸っぽい女性よ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧)))∧ ∧ ∧ ∬・<∀・) (゚ワ゚*) ( つ | U Y 人 .| ) (_)`J U"ヽ) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 現実世界じゃさー、嫁の友達と姑が接点持つなんてあるかどうか知らないけど、 こんな境遇のキャラ同士を知り合いにもせずほっとくのはもったいないじゃない。 暴力亭主は過去の人と既に割り切ってる人生の先輩のモラ母は シィ子さんのよき理解者になって、別のお仕事も紹介してあげるの。 モラ母はいつまでも元気な職業婦人、子供と離れても元気にやってます。 メデタシメデタシ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 42 :(17/33):2007/08/24(金) 23:21:27 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 《 Happy End Project モラミ編 》 そりゃ大切な一人娘ですもん。モララーもしぃも今までのことを詫び、 モラミこそが自分達の命より大切な存在だと力説。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ∧_∧ ヘ∞∧ ∧ ∧ ( T∀) (・-・*,) (oT*,,) ( つ | U と | ) ) ) | | | ) (_(_) U"U U"U ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …だけどさぁ…、このキャラってこのストーリー上誰よりも性格悪いのよね。 意地悪なことをするキャラは他にも何人か出てきたけど、陰湿な計画で 人を陥れたり、誰かを頃したいなんて破壊衝動を持ってたのはこの子だけ。 warning !! ギャクサツチュウ予備軍ね。心が弱いからそうなってしまったのよ。 望みの『強い心』、あげましょう。この強さで自分を出せる勇気を持ちなさい。 運命と真正面から戦うことは怖くない。アナタには守ってくれる父と心優しい母がいるのですよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 43 :(18/33):2007/08/24(金) 23:21:49 ID:VRek8acf0 ┌────────────────────────── |…お父さんもお母さんもそこまで私のこと考えてくれてたのね。 |私なんだか誤解してたみたい。ごめんね。 └──────────v──────────────── ∧_∧ ヘ∞∧ ∧ ∧ ( *・∀) (・ヮ・*,) (ヮ゚*,,) ( つ | U と | ) ) ) | | | ) (_(_) U"U U"U ┌────────────────────────── |母さん、私強くなるから。イジメにも負けないで |皆に優しく出来る人間になってみせるわ。 └──────────v──────────────── モラミちゃん ∧_∧ ∧∞ヘ ∧ ∧ わかってくれたのね… ( *^∀) (,*・ヮ・) (ヮT*,,) ( つ | U と | ) ) ) | | | ) (_(_) U"U U"U 44 :(19/33):2007/08/24(金) 23:22:09 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そうそうモラミちゃんその意気よ!! アナタが苛められた原因は、アナタ自身に問題があったワケじゃない。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌──────────────── |●食い、オレのモノに触るなよ。 └───v────────────── ∩ ∩ ヘ∞∧ ( `Д) (-・*,) U | | U ( | | | U U U"U ┌────────── |フガッ!!?? └───v────── ∩ ∩ ヘ∞∧ Σ ( iii`●と(-・*,) U | ヽ つ ( | ヽ ヽ U U U"ヽ) 45 :(20/33):2007/08/24(金) 23:22:36 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 皆は知らないから拒否反応を示しているだけ。 しぃ族の慣習を理解して貰えれば、からかう人なんてきっとこの世からいなくなるわ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌────────────────────────────────── |ほらね、しぃ族の●は汚くないのよ。 |カバの赤ちゃんだって●を食べるし、犬猫だって排泄後はお尻を舐めるでしょ? |それと同じなの。現代人だけが間違った解釈をしてるのよ。わかった? └───────v──────────────────────────── フガフガ ∩ ∩ ヘ∞∧ ( iii`● (ヮ・* ,,) U | | U ( | | | U U U"U ┌────ヘ────────────────────── |ホントだ、食えないモノじゃないんだね。 |俺今まで誤解してたよ。モラミちゃんいじめてごめんね。 └─────────────────────────── ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ハイハイ、●への嫌悪感さえなくなれば、モラミちゃんへのイジメも解消。メデタシメデタシ。 どっから子供産みたてのしぃのウンチサンを持ってきたかなんて余計な突っ込みしないでよ。 AAの設定がおかしいとか矛盾してるとかほざく奴はギャクサツチュウよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 46 :(21/33):2007/08/24(金) 23:23:03 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 《 Happy End Project シィヨ編 》 あの意地悪なお姉ちゃんのそばで影が薄かった次女の方よ。 モララーに父親を求めて慕ってたっけ。 ちょっと、そこの作者、何この子が全キャラの中で一番苦手なタイプとか言ってるのよ。 こんなにあどけなくて可愛いのに。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌────────────────────────── |今から遊園地に行くんだけど、シィヨちゃんも一緒に行く? └──────v───────────────────── | わぁ♪私も行きたい♪ └──y──────────── ヘ∞∧ ∧_∧ (*・ー・) ( ^∀) ハ ハ U | / U (ワ゚*,,) | | ) ) ) ( ) U"U (_)_) u-u ニギッ ヘ∞∧ ∧_∧ (*・ー・) ( ・∀・) ハ ハ U | ( つc(ワ゚*,,) | | ) ) ) ヽ っ U"U (_)_) u-u 47 :(22/33):2007/08/24(金) 23:23:35 ID:VRek8acf0 ┌─────────────────────────── | …んじゃ、こっちの手はひさびさにモラミとつなぐかぁ。 └──────v──────────────────── ヘ∞∧ ∧_∧ (*-o-) (・∀・* ) ハ ハ U | と つc(ワ゚*,,) | | ) ) ) ヽ っ U"U (_)_) u-u ┌──ヘ────────────────────── |何言ってるの、こんな歳で変な親子と思われちゃうわ。 └──────────────────────── ┌──────────────────── | モラミお姉ちゃんの手はこっちよ! └──────v───────────── ヘ∞∧ ∧_∧ (*・ヮ・) ( ・∀・) ハ ハ U | と つc(ワ゚*,n | | ) ) ) ヽ ノ U"U (_)_) u-u ┌──ヘ─────────────────── |そうね、シィヨちゃん一緒に行きましょうね♪ └───────────────────── 48 :(23/33):2007/08/24(金) 23:24:05 ID:VRek8acf0 Q Q | |\| | \,_,,。- 。,___/ | |∠| | _ / ∧∨∧| ヽ,_ | |\| | /: : :ヽ (;・∀・/)つ/:: : :ヽ | |∠| | ヽ: : ::ヽ と;;''''''''' ;;: /: : : ノ | |/| | >'' ´  ̄ ̄ ̄ ̄` < | |∠| | ┌───―'´ o 花やしき o `―───┐r===== _____. |____┌―┴──────‐┴─┐___|__,「|∠「|_ /三三三三\ |_____ || H A N A Y A S H I K I. ||_____|.三三三.「三三 ,/ 三三三三三.\」:。`。゚.└====t===========j=====┤:゚;。:゚L三三三」三三 ll_l__l__l| i个~~~ヘ∧ノ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ト、ハノ i^~^^^i^ ̄,二、 | | :/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽTl_|エレ'^~|ト、_V_,ヘ_,ヘ_,、___、__∨レへノト、,,」 l|十|l | |/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V__|」| || 人ノ__ i{:}{::@:}::{(II\ || | [二二] | |^ー^ー^ー^ー^ー^||___|┌‐‐‐ || レ ,x┬┬x ^~ Y^Y^Y^>|| | ___ | | fl.| // || ||___|_|(鬆.)||品l ⊂⊃ || | | |/:::: ||_ | |:::::::: | | | |__/_,|| ||_『7|畄rュ ||品|| ,、,、 |.| ̄| ィiIiviliviIiv「| ||_i :| |:::::::: | | |_| ̄i「 ̄]|| ||_|___|ヱrュ ||::ロ|ヽ(ロ゚ ) |i===i |丗l丗l丗バ.|| | |:::::::: | | |: : ̄ ̄冂 ̄r'ユエユエユエユエ』レ'i__|c l〒||幵|l´ ̄ ̄ ̄ | ̄|| | |:::::::: | | | : : : : |‐| : :L彑互彑互彑_レ' uu. ロ|||:l:l:|| | |l___」 ̄ ̄ ̄: ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄ ∧_∧ ヘ∞∧ :::::::::::::::::::::.:::::::.:::.:.:::.:::::::::::::::.::.:.::::::::::::( ^∀^) ハ ハ (ヮ-*,,) ::::::::::::::::::::::::: :: ::::::::::::: ::.: ::.: :::::::::::::::: :.:: ::::::::::::::::::と つc(ワ^*,nと つ Y 人 ヽ ノ | | (_)`J u-、) U"ヽ) 。 o ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( 可愛いな…。本当の妹みたい♪ ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~' ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ほらぁ~~、小さい子の笑顔ってそこにあるだけでもう幸せって感じじゃない。 ちょっと作者、なんで凄く嫌そうな顔してんのよ。 こういうので純粋にカワイイと思わないから、アンタのAAストーリーは歪んでるのよっ! ということで、シィヨちゃんはモララー一家の一員のように可愛がられました。メデタシメデタシ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 49 :(24/33):2007/08/24(金) 23:24:40 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 《 Happy End Project シィナ編 》 モラミをも悩ませた、ちょっと困ったお姉ちゃん。 作者は、この手のキャラこそが一番『しぃネタ』で映えるんだ、とかほざいてますが、 それは置いといて、この子も幸せにしてあげなくちゃ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ♪ ♪ ☆ ∧ ♪ (*゚ワ゚) U | ( | (/"ヽ) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 明日のことなど考えてない自由奔放のヤリマン ある意味幸せそうだけど、きちんと将来を考えなきゃダメよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 50 :(25/33):2007/08/24(金) 23:25:02 ID:VRek8acf0 ii|||||||ii ii|||||||ii ガーン (´⌒Y⌒`) \ / Σ Y て ☆ ∧ て 8888888 Σ (゚ワ゚;) 8c ○ ゝ○ (つ つ | ∵Д( 〉 ) ∈γ /⌒ \__) γ ∋ (/"ヽ) \\//| トム |\/ / \/ | |\ / |___| | T | | | | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アナタが人の気持ちも自分の体も大事にできないのは、 まだ本気で人を好きになったことがないからよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ノ⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ー'⌒ヽ ( …もっとトムさんとお話がしたい。トムさんの国の言葉で喋りたい。 ) ) こっちの大学に留学して一生懸命勉強してるトムさんと ( ( もっと釣り合いのとれる女になりたい…。 ) ヽ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~' o ☆ ∧ 。 (;゙ヷ) U 6) ( | ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ そうそうもっと悩みなさい。この悩みは不幸じゃない。 愛はアナタを変える一番良質なパワーなのよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 51 :(26/33):2007/08/24(金) 23:25:30 ID:VRek8acf0 ┌───────────────────────── | 英文科の大学!?アナタに行けるわけないじゃない。 | それに生活だって楽じゃないのに学費はどうするの? └────v───────────────────── |奨学金を受けて、足りない分はバイトします。 |だからお願い、私本当に英語の勉強をして |将来は英語の仕事につきたいの。 └──v────────────────── ハ ハ ヘ∞∧ ☆ ∧ (゚- ゚*) (・-・*) (TワT*) ( ) | U ∧ ∧ ∧ ∧U U |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゚*,) Σ (,iii゚ワ) / \U |∧_∧ と つ (∀・ ) (/ と ) / \ノ ┌──────────────────ヘ───────── | まぁまぁ、シィ子さん。子供の夢は尊重してあげましょうよ。 └─────────────────────────── 52 :(27/33):2007/08/24(金) 23:26:04 ID:VRek8acf0 ┌────────────────────────── |足りない分はうちで援助しますよ。 |小さい頃から姉妹同然で育ったシィナちゃんの大事な将来だ。 |シィ子さん、困った時はお互い様ですよ。 └──────────────v───────────── ハ ハ ヘ∞∧ あなた… ☆ ∧ (*゚ -゚) (・ー・*) (*゚ワ゚) ( ) | U ∧ ∧ ∧ ∧U U |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(,*゚ヮ゚) (*゚ワ゚) / \U |∧_∧ と つ (-∀- ) ← 昇進して給料もup!! (/ と つ / \ノ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ お? モララー偉い!!! よく言った!!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ┌──────────────────────── | ありがとう…本当にありがとうございます。 | 将来働くようになったらきっとお返しいたします…。 └───────v─────────────── ハ ハ ヘ∞∧ ヤッパリ世界一ステキ ☆ ∧ (゚ワ゚*) (・ー・*) * (*Tワ) ( ) | U ∧ ∧ * ∧ ∧| UU/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(,*゙ヮ゙) * ナニイッテンダ (*Tワ) / \U |∧_∧ オマエノ 助ケ アッテコソダヨ / UU (∀^* ) * ( / と | / \ノ ┌───ヘ───────────── | このご恩は一生忘れません。 └───────────────── ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …てかさ、アンタが最初からこんな風ないい人なら このストーリー全くこじれなかったんじゃないの? 全部アンタが元凶じゃん。やっぱりこのギャクサツチュウ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 53 :(28/33):2007/08/24(金) 23:26:40 ID:VRek8acf0 ┌──────────────────────── | …モラミも…ありがとうね。 | アナタのお父さんとお母さんのおかげで、 | 私も将来希望が見えてきたわ…。 └───────v─────────────── ハ ハ ヘ∞∧ ☆ ∧ (゚ワ゚*) (・ー・*) (*Tワ) ( ) | U ∧ ∧ ∧ ∧| UU/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(ヮ゚*,,) (*Tワ) / \U |∧_∧ / UU (∀・ ) ( / と | / \ノ ┌──────────────────────── | 何言ってるの?私はこの人達ほど甘くはないわよ。 | もう大学に入ったつもりになってるんじゃないわよ。 └────────────v──────────── え? ──v── ハ ハ ヘ∞∧ ☆ ∧ (*゚ -゚) (-o -*) ( *゚ワ) ( ) | U ∧ ∧ ∧ ∧| UU/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(-゚*,,) (* ゚ワ) / \U |∧_∧ / UU (∀・ ) ( / と | / \ノ 54 :(29/33):2007/08/24(金) 23:27:06 ID:VRek8acf0 ┌─────────────────── | ボサッとしてないでついて来なさいよ。 | 今から間に合わせたいんだったら、 | これからは休みなく猛勉強でしょ? | 私の参考書も使っていいから、 | ちょっと学習計画立ててみようじゃないの。 └─────────────v────── ハ ハ ヘ∞∧ ☆ ∧ (*゚ -゚) (,, *-ヮ) ( ;゚ワ) ( ) ∧ ∧ U | ∧ ∧| UU/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\(,,*゚-) | | (* ゚ワ) / \U |∧_∧ (/"ヽ) / UU ( ・∀) ( / と | / \ノ ┌─────────────────── | あぁん、待ってよ、モラミ~~~!! └───────────v──────── お姉ちゃん達 頑張ってー ハ ハ ☆ ∧ (*^ワ) (,,;゚ 0) ( ) ∧ ∧ と つ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ (,,*^-) ( ノ (* ^ワ) / \U ∧_∧ (/"ヽ) / UU ( ^∀) ( / と | / \ノ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ シィナとモラミはよきライバルそして親友。 子供達はみな将来素敵な夢を叶えられるでしょう。 ということで、全員ハッピー、大団円にて終了♪♪ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 55 :(30/33):2007/08/24(金) 23:27:31 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ところでモララー君、海岸に無数のヒトデが落ちてたら エンジェルしぃの私だったらどうすると思う? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 。.....゚ .........。・...。.... 。,,.::::::.. 。。..::::...... 。...::::::::.........:::::::::::::::: ~~・。,,,,:~"~~。~・" ゙゙^~~゚''~。,,, 。....゚....... 。.....:::::::::..........::::: ☆ ☆ ~^^゚~・,,。,, 。....゚......。..。.... ,--、 ☆ ☆ ^~^:~。,,,,・~ _lニニl_ ☆ ☆ ☆ ☆ (,, ) ☆ ☆ ☆ ☆ | U ( | U"U ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ もちろん全部を救ってあげるわよ。潮の流れを変えて大波でも起こしてね!!!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 三三三三ミミミミミミミミミミミミミミヾヾヾヾヾヾヾヾヾっっoつっつ゚ 三三ミミミミミミミミミミミミヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾ っっつっつ゚ ヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾヾ っ。つ。っつつっoっつっつ゚ 。っつっっ。つつ゚っっつ。 っ。つ。っつつ o .o。O ゚ o ゚ o .o。O ゚ o ゚ ,--、 っ ☆ ☆ 。 ゚ 。_lニニl_ っ ☆ ☆ (iii゚∀゚) と つ ざっぱ~~~~~ん と(__ ノ (/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 全てのAAキャラの幸せを願う。それが私。エンジェルしぃ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 56 :(31/33):2007/08/24(金) 23:27:59 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ あらやだ。なんか幸せになりきれてない人がまだいたわ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ /⌒\ ⊂⊃ ヾヾ\ /⌒ヽ ∧ ∧ハハ /イ ハハ ヽ (,゚-゚*) / ハハハハ \ ,> , '⌒ヽ イハハ J J J \ /( 、,,人 \ ハハ J J Jヽ)ヽ)\ (_<^彡⌒`"__) J J Jヽ)ヽ)ヽ)ヽ)\) / iヽ/ ̄ヽ \) ヾヾ)ヽ)ヽ)ヽ)\) / // / i \) \) / / /、__,,ノ '/ / と_,,,..、ノ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 可哀想に。画面の向こうで _ □□ _ ___、、、 //_ [][]// ,,-―''':::::::::::::::ヽヾヽ':::::/ // \\ // /::::::::::::::::::::::::::::::i l | l i:::::::ミ  ̄  ̄  ̄/ /:::::::::,,,-‐,/i/`''' ̄ ̄ ̄ `i::;| こんなご都合主義の ―`―--^--、__ /:::::::::=ソ / ヽ、 / ,,|/ /f ),fヽ,-、 ノ | 三 i <ニ`-, ノ /、-ニニ' 」') ハッピーエンドが食えるか!!! i'/ /^~i f-iノ |三 彡 t ̄ 。` ソ ハ_゙'、 ̄。,フ | ) ,,, l'ノ j ノ::i⌒ヽ;;|  ̄ ̄ / _ヽ、 ̄ ゙i ) ` '' - / ノ::| ヽミ `_,(_ i\_ `i ヽ、 ∧ ∧ ∧ ∧ /// |:::| ( ミ / __ニ'__`i | Y Y Y Y Y ,-" ,|:::ヽ ミ /-───―-`l | // | | // l::::::::l\ ||||||||||||||||||||||/ | // | / ____.|:::::::| 、 `ー-―――┴ / __,,..-'| /゙ー、,-―'''XXXX `''l::,/| ー- 、__ ̄_,,-"、_,-''XXXXX | /XX/ XXXXXXXXXX| | _, /ノXXXXXXXXXX| って怒ってる人発見。 どうしてかしら?嫌なキャラは残酷に打ちのめして溜飲を下げたかった? 崩壊していく家族を見て、不幸に酔ってみたかった? もう、いやぁねぇ、まーたりしないとギャクサツチュウよ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 57 :(32/33):2007/08/24(金) 23:28:30 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 私はAAキャラだけを幸せにするAAの世界の天使。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ >》〉 ( (ソ / .//⌒) ノ⌒ヽ、 / /ノ イ / / イ ハ ヽ. l ,lハ / / ノハ ハ.ハ ヽ /l | ⊂⊃ / ハ ハハ JJJ ヽ /ハ| ∧ ∧/ ハ ハ J J JJ J , ヽ _/ ハ ヽ(゚ー^*)彡 ハ ハ J JJJ J J r" i __/ しハし > "⌒゙ー―――-――――- 、 /(/ノノ しハ( 、 ノ ,.-ー―――――'''"ヽ..っ〉> ノ(/(/(/(/(/i / ミ JJJ(/(/(/(_/ ノ とノとノ(/(/(/(/ 〉 ヽ (/(/(/ (/(/ (/(/(/(/ し し / y i (/(/(/ (/(/(/(/ し / / / (/(/ ヽ)ヽ) / / / (/(/ \) / ( ヽ とノと/ / /\ ヽ とノ / / \ ヽ / / \ ヽ / / | ) _/ _) | 「 (_,,/ (__ノ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ リアルに存在しているアナタの幸せは、アナタの世界で探して下さいな。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 58 :(33/33):2007/08/24(金) 23:29:03 ID:VRek8acf0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ それではこのたびのhoneyしぃネタAA劇場はこれにてお開き ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ γ⌒ヽー、_______ノ)____ | γ⌒ヽ フフ_フ______ノ | / イ ヽ フ_フ___ノ ⊂⊃ / / ヽフフフ_ノ ∧ ∧ | / ヾヽ) ノ__ノ (^ヮ^*) / / ヾヾ)ヽ)ヽ) > ⌒ヽノ ヾヾヾ)ヽ)ヽ)\ \ ( ,ヘ、\ ヾヾヾ)ヾ)ヾ)ヽ)ヽ \ ヽ、 `ヽ > ) ヾヾ)ヽ)ヽ)\)\)\)\)ヽ、 i // \)\)\)\)\)\) γ<_ク ) \)ヽ、) / / ヽ、 \) / / \ \ ( ⌒ヽ、 \ \ `ー) ) ヽ , ヽ、 と_ノ \ ヽ、 \ ヽ | ,,,) (__ノ ,∧_∧ X ノ ハヘ X ∧)))∧ ∧_∧ ヘ∞∧ ∧ ∧ ∧w∧ ∧ ∧ ☆∧ ハ ハ ∧ ∧ ,,_,、 ,,_ζ ,..、 /■ヽ |゚ノ ^∀^)∬・<∀・)( ・∀・)(*・ヮ・) (^ヮ^*) (゚ワ゚*)(Д>^ )(゚ワ゚*)(^ー^*)(゚ワ゚*)(-;;゚#)(0;;`#)(ー´)(‘∀‘*) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ また逢う日まで、ごきげんよう♪ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ― 糸冬 ― 60 :あとがき:2007/08/24(金) 23:29:50 ID:VRek8acf0 ┌────────────────────────────── |私『エンジェルしぃ』のしぃ総初登場ネタを貼っておきますね。 |結構古株と自己紹介させてもらったけど、皆さん私が |何者か、ちゃんと確認しておいてくれてたかしら? | \ / |当時のスレ ((\ /) |http://aa.2ch.net/mona/kako/1027/10278/1027861491.html (\(\ /)) |の566-594あたりよ。 (\(ヾ \ /))) | \(ヾ(ヽ \ ..( フフ |ご存知の方は私がもたらすハッピーエンドが ( ( (( ( ) | フフフ |いかなるものなのか想像していて下さったと思います。 ( ( (ソ イ | フフ | しししし | | ノノ |フフフ、5年前とやってることは しししし彡 ゙i | ノ |ほとんど変わっていない老舗の味でございます。 (ノ(ノ(ノノノ彡 ゙i ⊂⊃ ノ〃. └─y──────────────────────────── /(/(/(/ハ ヽ ∧ ∧〃 (/(/(/(/(/ハ \ (*^ー゚) ,-、 (/(/(/(/ハハ /⌒ ヽ .n ノ (/(/ハハ,,;;/ / ) )\/ .| ( 〈 (\__,ノ ,-(\\ノ \ しヽ\ゝ》>、 ヽ \ヽ )ノ `ー'"
作品総数おおよそ406
}}