ジーク・イェーガー

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842年頃
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832年

漫画・テレビアニメ「進撃の巨人」

CV:子安武人

マーレ戦士の戦士長であり、獣の巨人の保持者。巨人の姿は身長17メートルの猿のような生物で、細長い腕を持ち、遠距離から投擲することができる。王族フリッツの血統を受け継いでいるため、脊髄液を使って他のエルディア人を巨人化させることもできる。さらに、部下の能力を戦場で致命的なまでに活用できる熟練した戦略家でもある。漫画第9巻(アニメ第2期の冒頭)で登場した後、シリーズの主要な敵役の一人として登場する。

ジークはダイナ・フリッツとの間に生まれたグリシャ・イェーガーの長男で、エレンの異母兄。生まれたときからマーレに潜入してエルディア抵抗軍の先兵となるよう教え込まれたジークは、自分の幸福よりもエルディア復興計画を優先する両親を恨むようになる。マーレ当局がエルディア復興運動に迫っていることを知ったジークは、自分の身を守るために両親を裏切り、カール・フリッツの子孫であることを隠す。獣の巨人の力を受け継いだ彼は、「始祖の巨人」を奪還し、それを使ってエルディア人を不妊化することでさらなる迫害から「救う」ことを決意する。

戦士部隊の現場指揮官となったジークは、ベルトルトライナーアニの訓練を監督し、彼らがパラディ島から始祖の巨人を奪還するために派遣される。ウォール・ローゼ内部に潜入した後、ラガコ村の住民を巨人化させ、周辺住民を恐怖に陥れる。やがてジークはライナーとベルトルトと接触し、ウォール・マリアへの裂け目を塞いでシガンシナ区を奪還しようとする調査兵団を待ち伏せする。エレンはウォール・マリアの外門を封鎖すると、内門の南側で調査兵団の一部を切り離し、シガンシナ区内の残党排除をライナーとベルトルトに託す。調査兵団の現有戦力をほぼ壊滅させたものの、ライナーとベルトルトが敗れ、リヴァイに瀕死の重傷を負わされたため撤退を余儀なくされる。

パラディ島との5年間の講和期間中、ジークは密かにパラディ島側に亡命する一方、マーレ軍首脳部に壁への攻撃を再開するよう説得する。これは国際サミットへの奇襲攻撃の口実であったことが明らかになり、結果的に戦鎚の巨人を奪取し、マーレ人最高司令部を壊滅させる。その後、ジークはパラディ島に一時拘束されるが、エレンとともに反乱を起こし、パラディ島を混乱に陥れる。当初はエレンを使って座標にアクセスし、全てのユミルの民を不妊化することに成功したかに見えたが、実はエレンが自分たちの父親を操って進撃の巨人の力を使ってレイス一家を殺害し、次はそれを使ってパラディ島外の全人類を滅ぼそうと計画していることを知り、愕然とする。人々の命を奪った自分の行為を嘆き、ジークはリヴァイに殺されることを許す。

 

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