登録日:2020-04-25 (土) 13:02:47
更新日:2024-04-29 (月) 12:17:08
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Tag: DM デュエル・マスターズ DM種族項目 デモニオ 十王篇 闇文明 火文明 鬼 悪魔 鬼札王国 闇文明の種族 火文明の種族 鬼札覇王連合 デュエマ 鬼札アバク 敵種族 多色種族 鬼レクスターズ 鬼の歴史 王来MAX 鬼タイム 種族 鬼エンド
デモニオとは、デュエル・マスターズの種族。
概要
DMRP-13「十王篇 第1弾 切札×鬼札 キングウォーズ!!!」から登場。十王篇?や王来MAX?のメイン種族の一つとしてフィーチャーされる。
闇文明?と火文明?に属する種族で、闇と火の多色クリーチャー?も多数所属している。
鬼札王国?や鬼レクスターズ?との複合で存在するパターンが殆どだが、《鬼札アバクと鬼札王国》という例外もいる。
和風の雰囲気をした鬼?のような妖怪らしいデザインとなっており、新章?以?降?の?主?要?種?族?のデザインと並べると異質さが目立つ。
デモニオの種族名の意味は、スペイン語における「悪魔」「鬼」である。
デーモン・コマンド?やグランド・デビルに続く新たな悪魔をモチーフにした種族だということが出来る。
なお、デモニオという単語には単純な悪魔や鬼という意味だけではなく、「キリスト教?における堕天使」を意味していたりもするが…。
ライバル?として対になるのは主人公種族でもあるチーム切札?…と言いたいが、そちらと対になるのは鬼札王国だろう。
デモニオの立ち位置を考えると、チーム切札の主要種族となるジョーカーズ?と対の存在になると言えるかもしれない。
デザインの方向性的で見ると、結構対極な両者だったりもする(現代的なデザインのジョーカーズと古代的なデザインのデモニオ)。
王来MAXではドラゴンと敵対する存在であり、ジャオウガが「龍の歴史」との対立を見通して十王世界からドラゴンを滅ぼした元凶とされている。
背景ストーリー
背景ストーリーでは、鬼札王国における主要種族として扱われている。
鬼札王国の首領である《鬼ヶ覇王 ジャオウガ?》もデモニオ。
チームボンバー?の構成員の言動を見るに、「鬼札王国」としてだけではなく「デモニオ」という種族としてもちゃんと認識されている模様。
鬼札王国を支配しているこの種族が元々はどんな存在なのかは、誰も知らないらしい(デモニオ自身が認識しているかは不明)。
しかし、「龍頭星雲の向こうからやってきた圧倒的に危険な存在」という事だけは確実に認識されている。
開発主任Kの解説によると、デモニオはそこまでの強者ではないことから鬼札王国は極端なジャオウガのワンマンな組織になっていたという。
デモニオと言うよりはジャオウガがデモニオの中でも例外的なまでに異常に強い個体なのかもしれない。
デモニオは大小様々な存在がいるようだが、その中で選ばれし者しか「鬼」を名乗れないという階級制がある模様。
「鬼の歴史」と呼ばれるパラレルワールドの存在が示唆されており、その歴史から察するにどこかのパラレルワールドではドラゴンのようなメジャー種族に該当する存在だった可能性が高い。
「ミスティ・レポート」での記録によると鬼の歴史では最初からジャオウガの支配下体制だった訳ではないらしく、ジャオウガがデモニオの支配に乗り出すまではデモニオなりに楽しく過ごしていたらしい。
ジャオウガの支配下以前のデモニオについて語られることはあまりにも少ないようだが、推測するにジャオウガの登場以前は文化や性質が違った可能性もある。
鬼札王国には旧種族の非デモニオもいる事を考えると、それなりに他種族との連携や結束は出来る性質らしい。
ジャオウガの能力の影響でドラゴンを引き連れて暴れているようで、絶滅種を連れ歩くその姿は見る者に疑問を抱かせた。
一方で《不敵怪人アンダケイン》をデモニオに改造したことから、他種族をデモニオとして変貌させることが可能な模様。
鬼の歴史に取り込まれたクリーチャーは非デモニオでも鬼化するという描写があるため、他種族を同種に変貌させてしまうことがデモニオという種族の特徴の可能性もある。
種族内にて伝わる鬼巻物を抱えており、それには自身の血と引き換えに巨漢を呼び出す秘術?が記されている。
この鬼巻物は《鬼寄せの術》としてカード化されているが、呪文のサブタイプは鬼札王国になっている。
ちなみに、鬼札王国は当初は多色種族ではなかったことから、デモニオも元は単色種族だった可能性が高い。
闇にも火にもそれぞれ単色のデモニオが確認されており、これは多色化によってメタリカ?やビートジョッキー?のように文明シャッフル現象が起きているとみられる。
もしくは、多色じゃなかったというだけで最初からハイブリッド種族?的な性質だったのだろうか。
主なクリーチャー
「非道」の鬼 ゴウケン齋 SR 闇文明 (5) |
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 6000 |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の手札を1枚捨ててもよい。 |
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、相手のクリーチャーはタップしてバトルゾーンに出る。 |
場を離れる時に代わりに手札を生贄に使える置換効果の除去体制を持ち、さらに鬼タイム発動時にはタップイン効果を相手に仕掛ける。
非進化のコスト設定に反して少しだけ高いパワー設定が高いが、この手のクリーチャーにありがちなデメリットはゼロでメリット能力しかないのも地味に特徴。
鬼タイム時のタップインは、追い込まれた際のカウンター?としての鬼タイム発動時に相手の猛攻を鈍化させるのに有効。
手札を犠牲にする除去耐性は、「出した後の相手のターンですぐに除去で退けられる除去される」というタップインクリーチャー恒例の光景を防ぐ。
「貪」の鬼 バクロ法師 VR 闇/火文明 (4) |
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 5000+ |
スピードアタッカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドを2つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。 |
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーに「パワーアタッカー+7000?」と「T・ブレイカー」を与える。 |
4コストのパワー5000のスピードアタッカー?というやや高めな基礎スペックに対し、デメリット的効果としてS・トリガーが使えないシールド回収を2枚行う。
鬼タイムが発動すると、極端にスペックがパワーアップする。
一応はデメリット扱いだろうシールド回収も、シールドが減ることで効果が発揮する鬼タイムの発動を補助する他、手札補充にも使える。
スピードアタッカーですぐに攻撃に動けるので、ニンジャ・ストライク?でも受けない限り最低限の打点は期待できるので、
ただし、シールドが2枚削られるのは余裕が無くなる点は否定できないので、場に出すのなら反撃を受けないように工夫して早期の決着を目指したい。
「是空」の鬼 ゲドウ権現 SR 闇/火文明 (6) |
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 7000 |
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを4少なくする。 |
スピードアタッカー |
スレイヤー |
W・ブレイカー |
自分がゲームに負ける時または相手が勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。 |
自信を破壊することで敗北を回避する効果を持つW・ブレイカー・スピードアタッカー。
《不敗のダイハード・リュウセイ》の敗北置換効果と異なり、敗北を回避できるのは一回のみで《シャコガイル》の効果やライブラリアウトなどで敗北判定が続く場合それを無効化?することはできない。
これだけだと物足りないクリーチャーに思えるが、鬼タイム下ではなんと2コストで召喚ができる。
たった2コストで場に出てくるW・ブレイカーのスピードアタッカーというのはそれだけで脅威であり、しかもおまけのようにスレイヤー?による相打ちまでついてくる。
そして前述の効果によって鬼タイムの弱点?である殴り返しにもある程度耐性がつくなど、攻守双方において重要な役割を果たすカードであると言える。
名前の響き的に某侍戦隊?に出てくる敵組織?を思い浮かべる人もいるだろうが、まあ偶然だろう。
…多分。
ソッコウ童子 C 火文明 (2) |
クリーチャー:デモニオ/鬼札王国 2000 |
<鬼タイム>自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーに「スピードアタッカー」を与える。(「スピードアタッカー」を持つクリーチャーは召喚酔いしない) |
シンプルなスペックの低コストクリーチャーだが、鬼タイムでスピードアタッカーを獲得する。
火のウィニーとしてはシンプルにスペックが良好で、【赤単速攻】系統のデッキへの投入候補になる。
ちなみに、イラストが可愛らしいファイアー・バード?系統の姿であり、デモニオとしてはかなり浮いている。
もしかしたらファイアー・バード/鬼札王国だった種族構成を誤植?したのではと一瞬疑いたくなるレベル。
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