データ
[添付] [添付] [添付] | 通称 | パンタナルレッドピンネイト ルドウィジアsp. |
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学名 | Ludwigia inclinata var.verticillata | |
分布 | 南米 | |
体長 | 約cm | |
光量 | 中~多 | |
CO2量 | 少~中~多 | |
水質 | 弱酸性~酸性 低硬度 | |
床材 | 砂、土 | |
水温 | 約20~28℃ | |
平均取引額 | 約1本450円 |
- 南米産ルドウィジアの仲間
少し前まで「ルドウィジアSP.」と呼ばれていたが最近改名されたらしい。
南米産有茎草系で赤系水草から分かる一面は「超難問種」であると言う事。
高光量で育ててやるのはもちろん、CO2もどんどん溶かしてやらないと捻くれる。
ちょっとした硬度すら嫌い、0近い数値を維持してやらないとすぐに捻くれる。
また南米産でもある事から弱酸性以下を好み、中性以上になるとやはり捻くれる。
本種は有茎草なので意外と成長速度が早く、油断して肥料を枯渇させてしまうと
やっぱり捻くれてしまう…例に洩れず赤系なので鉄分も大好きである。
…と、女王様のようなわがままっぷりを出しまくる魅惑の水草である。
この飼育難易度のあまりにもの高さから少し前までは今でも十分高いが
今と比べるとふざけた金額を誇っていたらしく、それでもその美しさから
人気は途絶える事を知らず、すぐに売れ切れていたらしい。
今でこそ設備が整ってきたので道具さえそろえれば育てる事は容易くなったが
それでも油断すると捻くれるためある程度実力の付いたアクアリストであれば
育てがいのある水草となってくれるだろう。
ある程度簡単に育てられるがソイルじゃないとダメと言うわけでもなく、大磯砂?
や川砂?などで綺麗に育てている人もいる。
トリミングはなるべく伸びてから切って植え直したい所である。
あまり高さがない状態で切ると植えなおした所で光の量が足りず、結果溶ける事がある。
また、あまりにも頻繁に切りまくると調子を崩すためソレは避けたいところである。
- 女王様のご機嫌を伺え
有茎草でもあるため以外にも成長速度は速い、がソレが難易度が高いのと
あいまってちょっとでも油断すると先端が萎縮し始めたり葉がボロボロになったり
色が抜けてきたり溶けたり水中で水上葉化し始めたりなど…
ある意味で見ていて飽きないほどの様相変化がある。
逆に言えばこの水草が難なく育つような環境であればほぼ難問種と呼ばれる水草は
育てられると言っても間違いではなく、そういう意味で水質チェッカーとしても
扱われている。