PSB
Last-modified: 2022-10-30 (日) 10:03:59
データ
- バクテリアの元
PSB、紅色無硫黄細菌(Purple Non Sulfur Bacterla)の略で
硫化物を好んでよく食べる光合成細菌の仲間である。
つまりこのピンクの液体は、目に見えないレベルのバクテリアを濃縮した液体で
某社の商品基準としては、一定の範囲に50億体まで濃縮しているらしい。
組織構成が必須アミノ酸、核酸、ホルモン、各種ビタミン等で出来ているため
これ自体が一種の栄養剤のような働きを持っており、インフゾリア?のような
使い方も出来るとされており、稚魚の発育や成魚の色揚げに効果があるとされている。
また、有害物質をエサとして吸収繁殖する働きを持ているため、水質浄化作用も
有しており、水の汚れの指標でもある硝酸を吸収して窒素に変換することで
水草の成長促進にも効果があるとされている。
本質を理解すればなかなかの万能品であることが伺えるが『本質』を間違えると
ただの酸素を消費して酸欠状態を招いてくれる役立たずに早変わりすることも
あるため注意が必要である。
本品はバクテリアであるため生きた薬剤である、ゆえに酸素を消費して分裂
するため常識を超えた量を入れつつもエアレーションなしで放置すると
バクテリアが数少ない酸素を消費してしまい酸欠に弱い生物に害を与えることがある。
また、光合成細菌と言われるだけあって光を浴びると成長する…が、コレだけ小さいと
寿命も早く、エサも何もない環境で光を当てると増殖する事無く天寿全うしてしまう。
結果、容器を日のあたる場所に放置すると消費期限が早くなる傾向にあるため
保管場所の注意も必要である。
溶液は、バクテリアの使用期限を延ばすためエサである硫化物を混ぜている。
ゆえに結構な臭い(腐卵臭)がするため使用の際は衣服などに付かない様に注意したい。
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