天地上戦 再び

Last-modified: 2016-11-05 (土) 04:03:44

天地上戦 再び

ジャンル: RPG
開発元: 諸熊
種別:ソフト種別( フリーソフト

概要 

天地上戦 再び(てんちじょうせん ふたたび)は、諸熊氏作成のテキストゲーム。諸熊氏のテキストゲーム第12作にして、学生時代の最終作。

「天地上戦」から29年後を描いた続編で、「天地上戦」同様、原作のテキストが付属している。

「天地上戦」にあったUpPointや魔法の紙などのシステムを継承しつつ、前作「ALTERNATIVE」や「Mazes of dungeon」で採用されたシステムメニューや技習得が取り入れられた。また、テキストゲームとしては珍しい、過去作データからの引継ぎが採用されている。

ストーリー 

世界を包み込んだ大戦争「天地上戦」から29年…

かつて英雄と呼ばれた男の消息が絶たれたことで、世界は再び戦乱に包まれた。

時を同じくして、大陸外れにある小さな町に暮らす二人の青年の元に、不思議な出会いが訪れる。
そして、真実を確かめるべく、戦乱の中に身を投じるのであった。

特徴 

天地上戦からの続編

本作では、天地上戦で登場したキャラクターや魔法、アイテムなどが引き続き登場する。設定に関しても、時間が経過していることを除いては前作と変わらず、ヒンディー大陸の各地を巡ったり、ゲーム中に作者が登場したりする。

キャラクターの成長システムにおいても、UpPointを貯めて育成するスタンスは健在である。このため、好きなキャラクターを好きなように育成することができる。

天地上戦との違い

*シナリオ

前作は、プレイヤー自信が世界を冒険するスタンスが採用されていた。これに対し今作では、主人公であるモール、エリーの視点でストーリーが進行する。

また前作では、ムーブの行動がきっかけで物語が転回されることが多かったが、今作の主人公モールはのんびり屋な正確であるため、イベントに巻き込まれる形式が増えている。

*技習得

今作では、「Mazes of Dungeon」に続いての技習得が採用されている。収録されている技数は、魔法も含めると180種類にも及ぶ。
また、習得条件も、特定の武器の装備やキャラクターの加入、イベント消火が必要であるなど、より複雑なものになっている。

*パーティ変性

メンバーが固定されていた前作と異なり、本作ではパーティ変性を行うことができる。

また、8人中5人がサブイベントで加入させられるメンバーとして位置づけられているため、進め方によって、最終メンバーが大きく変わっていく。

*膨大なサブイベント

今作では、多くのサブイベントが追加されている。特に、前作の舞台であるヒンディー大陸では、平たい野原、試練の館以外の全スポットにサブイベントが存在する。なお、フルマレーストの北に、平たい野原へ通じる洞窟が開通しているため、ヒンディー大陸では、フルマレースト以外の町に一切入らずにイベントを消化することができる。

*メカの登場

今作では、敵モンスターとしてメカが登場したり、パーティメンバーとしてメカを一体加入させることが可能となっている。

メカは、人間のようにステータスを強化することはできないが、各町に販売されているプレートを装着してステータスをカスタマイズすることができる。

天地上戦からのコンバート

今作では、過去作からデータをコンバートできるシステムが採用されている。Readmeの指示に従って天地上戦のセーブデータをロードすることで、過去作で獲得したアイテムやキャラクターのステータスなどを引き継ぐことができる。

動作環境等 

  • OS:Windows XP以上 
  • メモリー:1GB以上 
  • スクリーンリーダー:PC-Talker系、95leader系、その他、クリップボードを自動的に読み上げることのできるソフトウェア
  • サウンド:ミニゲームを突破する際、ステレオ対応の環境を使うことが有効である

関連項目