↓も合わせて2024年6月初頭産
旧コンテンツ基準においても、Wiki本来の趣旨(原作ゲームシナリオのみ取り扱う)とは無関係な部活動ページだった。
(当時から「Wikiの方針として本来の取り扱い対象ではない」旨書いてあった飛び地)
- ブルーアーカイブに対する私の関心に立脚していたページ群につき、まとめてサポート切れ。
まあ消すのも勿体無いから捨てて置いておくか的なページ。
そのうち↑も薄れたら完全に消すかもしれない。
生成AIが飛躍する直前の時期(2024/06)に作った手作業コンテンツ=今日的には品質も保証できない。
(当時だいぶ時間をかけてチェックしたから、大きな間違いだらけって事は無いと思う)
2025/09現在の生成AIはまだ漢字語→漢字の変換にまだ難がある(時々変なミスを混ぜてしまう)けど、早晩原文投げて「逐語訳頼む、特に漢字語は全て残して」と入力した方が高い品質を得られるようになりそう。
Q.なにそれ
A.ミツキヨ作のブルーアーカイブグロ版メイン曲&1-2-19挿入歌*1
●英語ボーカル
●なんか英語VTuberが公式カバーしたやつ *2
●韓国語ボーカル←こっちを訳した
他のグロ版ミツキヨソングと異なり、同時代から韓国語ボーカルの日本語訳詞も一応出回っている
しかしいくらか理由があって*3あらためて訳した
本題
例によって歌詞はnamuwikiから引っ張ってきた
歌詞と訳詞
| *Verse 1* | |
| 소란한 마음 달래주는 별빛을 담은 고운 종소리 | ざわついた心鎮める 星影を込めた優しい*4鐘の音 |
| 거리를 다 물들이던 바람이 기억하던 숨소리 | 街をすっかり染めてしまった 風が憶えてた息遣い |
| 귓가에 맴돌아 평범했던 나의 하루하루도 | 耳元を離れない 平凡だった私の日々*5も |
| 달라져 선물처럼 늘 다 나를 향하던 | 変わるよ 贈り物*6みたいに いつも ぜんぶ私に向かってゆく |
| Target | |
| 거리 위를 몰아치는 마음에 날아드는 네 목소리 날 적셔 파도처럼 | 街の上を吹き付ける 心に 舞い込むあなたの声 私を濡らす 波濤のように |
| Make Me Smile | |
| Highway | |
| 쏟아지는 햇살에는 너와 나만 아는 이야기가 바람을 타고 날아 | 降り注ぐ日差しには あなたと私だけが知る物語が 風に乗って駆けてゆく |
| Make Me Smile | |
| Ring*7 of Light 너와 꿈처럼 스쳐가는 찰나 | Ring of Light あなたと 夢みたいに過ぎていく 刹那 |
| Target on | |
| 돌아본 곳엔 네가 | 振り返った場所には あなたが |
| 웃어주던 나와 | 笑ってくれてた 私と |
| * * | |
| *Verse 2* | |
| 수놓은 마음 반짝이던 어둠이 내려앉은 도시는 | 彩った心きらめく 暗闇が舞い降りた都市は |
| 그리움으로 드리워지는 매일에 밤하늘에 별 사라진다면 더욱 선명해져 Day by Day | 恋しさに 覆われた毎日で*8 夜空に星が*9 消え失せるなら よりはっきりと*10 Day by Day |
| 아무도 없어도 지켜주고 있는 것처럼 느껴져 | 誰もいなくても 守ってくれてるみたい*11 |
| 서툴던 고마운 마음 이제서야 기적처럼 다 너에게로 | 不器用だった 感謝*12の心 今になって 奇跡みたいにぜんぶあなたへと |
| 돌고 돌아왔어도 결국 알아 본 우리 감은 눈으로도 날 정확히 향한 | 巡り巡ってきても 結局見つけあった*13 私たち 閉じた目でも私を しっかりと向いて |
| Target | |
| 거리 위를 몰아치는 마음에 날아드는 네 목소리 날 적셔 파도처럼 | 街の上を吹き付ける 心に 舞い込むあなたの声 私を濡らす 波濤のように |
| Make Me Smile | |
| Highway | |
| 쏟아지는 햇살에는 너와 나만 아는 이야기가 바람을 타고 날아 | 降り注ぐ日差しには あなたと私だけが知る物語が 風に乗って駆けてゆく |
| Make Me Smile | |
| Ring of Light 너와 꿈처럼 스쳐가는 찰나 | Ring of Light あなたと 夢みたいに過ぎていく 刹那 |
| Target on | |
| 돌아본 곳엔 네가 | 振り返った場所には あなたが |
| 웃어주던 나와 | 笑ってくれてた 私と |
注の類
- -던
- ↑には8箇所ほど出てくる
英語で言う現在完了継続用法あたりに近いポジションで用いられる*14
逐語訳なら最低でも過去形にすべき
日本語的な歌詞の接続上↑は部分的に反抗している
- 찰나 chalna
- キヴォトス的には(歴史上仏教ワードである)刹那*15で訳さない方が適切かもしれない 編集方針?優先
- 無難に行くなら「瞬間」等と訳す語
でも単語単品で歌詞が放たれているからそのまま刹那でもいいんじゃないかな
- 無難に行くなら「瞬間」等と訳す語
- 바람
- 固有語「風」
または
動詞바라다の名詞化「願い、希望、望み」- ラブソング的にはほぼ同一文脈で使われるため判別が困難
- 冒頭ブロックは英語歌詞の対応語がbreeze=確実に風
- サビは英語歌詞がズレている 場面として屋外であるためとりあえず風と訳した
(直後の動詞타고→타다とセットで用いられる表現でもある)
- ラブソング的にはほぼ同一文脈で使われるため判別が困難
(参考)paradice(英語歌詞)
英語歌詞には
Take me to paradise and Make Me Smile
なるフレーズが含まれている(韓国語歌詞Highway~のブロック)
ブルアカソング的には一応触れておくべきだろう
- 主語を省略しまくっている韓国語歌詞のラブソング指数を100とすると英語歌詞のそれは580くらいあり(主観)雰囲気がだいぶ異なる
- 英語歌詞は開口一番Can you hear it?で始まっている通り終始一貫二人称的な語りかけ
- 英語歌詞は開口一番Can you hear it?で始まっている通り終始一貫二人称的な語りかけ
わざわざ自前で訳し直した理由
既存のをあまり気に入らなかった
★既存の訳に推定Google翻訳由来の誤訳/気に入らん箇所が含まれていた
このWikiでも機械翻訳(Papago*16)は便利に使い倒しているが、既存の訳詞はおそらくGoogle翻訳産 日韓翻訳に限ると両者の品質には大きな開きがある
- 고운
- 辞書の第一義的には既存訳「きれいな」で合っている
しかし歌詞中では소란한 마음を鎮めている(英語歌詞heal)のだから「優しい」と訳されるべき
- 파도 phado*17
- 最大の動機
既存の訳は「波」と訳していた 機械翻訳も(日韓翻訳最強であるPapago以外は)大抵「波」とだけ訳す 辞書的な翻訳も同様
要するに波ではあるが、波濤は特に海岸で延々と砕けている部類の(ある程度激しい)波
波は波だし波濤は波濤だろ?が俺の言語感覚- 単なる「波」には물결(固有語)が対応する
- 수놓은 마음
- 直訳すると「縫い取った心」
既存の訳はそうしていた
しかしこの動詞連体形は比喩として用いられている(刺繍した→飾った、彩った)
- 드리워지는
- 英語で言うcoverに近い動詞*18の受動態の連体形
既存の訳は「垂れ下がる」だが意味が通っていない
드리우다(原形)
→드리워지다(受動態)
→드리워지는(連体形)
- 정확히
- 副詞(=正確に) 既存の訳は直訳していた
いやラブソングの歌詞だぞ「正確に」はナシだろとの判断で↑では「しっかりと」を採用した
既存の日本語訳は漢字語を一切示していなかった
日本語圏にて眺めた際に第三者の検証可能性が無い
→漢字添えてある対訳を転がせばナンボか精度検証の助けになるだろう
既存の訳は「僕」「君」を採用していた
後者は別にいい(むしろ対等の立場にある相手への二人称を「あなた」で訳す俺の方が非標準的態度)
女性ボーカルの一人称に僕を据える風潮に俺個人の宗派として少しばかり思うところがある
- これ(女性ボーカル×僕)はマーケットを最大化するための商業的戦略 俺は許さん*19
まあ先生の一人称/三人称訳語にわざわざ「私/They」を採用するようなゲームのテーマソングなのだから人称代名詞に多少拘っても許されるだろう
人称代名詞だらけの項目になってしまった 目がまわる
原語で歌って一発芸やる場合のカタカナ音写
この長さの呪文覚えるなら自前でハングル読めるようにする方がコスパ良くね?と思わないでもない まあ転がしておけば誰かが使うだろう
音写中の特殊な表記
- 「ン」 nnではない(短く発音する)
- 「ル」 英語的な子音「L」相当の音(ruではない)
- 「ヂ」 物理的には異なるがジと読んで問題ない
- 【●付きオ段】
→もし現地人唸らせるくらいガチる気なら口を大きく(ア段くらい)縦に開けて発音 ※強調するわけではない、あくまで口の形*20 - 【下線付きウ段】
→もしガチ 口を横に開いて(イ段に近い口で)発音
そこまでガチるならもうハングル覚えて正しく発音読めるようにした方がコスパ良くね?*21 - 【パッチムのn,m,ng】 表記を区別していない
⇨どこまで行っても一発芸止まり
↑をガチりつつ自然に読めばだいたい正しく合う- ●付きオ段はeo、下線付きウ段はeu
- 濃音化は場所によって反映させたりさせなかったりした
ボーカルが露骨に発音を圧縮している(ッを入れない方が原音に近くなる)箇所は省略している - 濁音化したcheo=ヂョ chyeo=ジョ
前者はヂォと書いた方が正確な音写になる/あまりに字面が分かりにくくなるため避けた
濁音化していない場合はeoもyeoも激音も諦めてチョと書いている
日本語的には無理だろこれ書き分けるの
歌詞カタカナ音写の本体
| *Verse 1* | |
| 소란한 마음 달래주는 별빛을 담은 고운 종소리 | ソラナン マウン タルレジュヌン ピョルピチュルタムンゴウン チョンソーリー |
| 거리를 다 물들이던 바람이 기억하던 숨소리 | コリルル タ 厶ルドゥリドン パラミキオカドン スンソーリー |
| 귓가에 맴돌아 평범했던 나의 하루하루도 | クィッカエ*22 メンドーラ ピョンボメットンナエ ハールーハルド |
| 달라져 선물처럼 늘 다 나를 향하던 | タルラジョ ソンムルチョロンヌル タ ナールル ヒャナドーン |
| Target(タゲッ) | |
| 거리 위를 몰아치는 마음에 날아드는 네 목소리 날 적셔 파도처럼 | コリウィルル モラチヌン マウメ ナラドゥヌン ニモソリー ナルヂョショ*23 パドチョーロン |
| Make Me Smile(メイクミースマーィ)*24 | |
| Highway(ハィウェィッ) | |
| 쏟아지는 햇살에는 너와 나만 아는 이야기가 바람을 타고 날아 | ソダヂヌン ヘッサレヌン*25 ノワ ナマナヌン イヤギガー パラムル タゴナラ |
| Make Me Smile(メイクミースマーィ) | |
| Ring of Light 너와 꿈처럼 스쳐가는 찰나 | *26of(オーッ) light(ライッ)ノッワッ クンチョロン スチョガヌン チャルナ |
| Target on(タッゲッオン) | |
| 돌아본 곳엔 네가 | トラボン コセン ニーーガーー |
| 웃어주던 나와 | ウーソジュドーン ナワーー |
| * * | |
| *Verse 2* | |
| 수놓은 마음 반짝이던 어둠이 내려앉은 도시는 | スノフンマウン パンチャギドン オドゥミネリョアンジュン 都市ヌン |
그리움으로 드리워지는 매일에 밤하늘에 별 사라진다면 더욱 선명해져 Day by Day | ※※⚠ここから早口⚠※※ クリウ厶ロ トゥリウォヂヌン メイレ パマヌレビョル サラヂナミョン ※※⚠ここまで早口⚠※※ トウッ ソンミョネジョ Day by Day |
| 아무도 없어도 지켜주고 있는 것처럼 느껴져 | アムド オプソド チキョジュゴ インヌンゴッチョロン ヌッキョジョ |
| 서툴던 고마운 마음 이제서야 기적처럼 다 너에게로 | ソトゥルドン コマウンマウン イジェソヤ キヂョチョーロン タ ノエゲッロー |
| 돌고 돌아왔어도 결국 알아 본 우리 감은 눈으로도 날 정확히 향한 | トルゴトラワッソド キョルグガラボヌリー カムン ヌヌロドナール チョナキ ヒャンハン |
| Target(タゲッ) | |
| 거리 위를 몰아치는 마음에 날아드는 네 목소리 날 적셔 파도처럼 | コリウィルル モラチヌン マウメ ナラドゥヌン ニモソリー ナルヂョショ パドチョーロン |
| Make Me Smile(メイクミースマーィ)*27 | |
| Highway(ハィウェィッ) | |
| 쏟아지는 햇살에는 너와 나만 아는 이야기가 바람을 타고 날아 | ソダヂヌン ヘッサレヌン*28 ノワ ナマナヌン イヤギガー パラムル タゴナラ |
| Make Me Smile(メイクミースマーィ) | |
| Ring of Light 너와 꿈처럼 스쳐가는 찰나 | of(オーッ) light(ライッ)ノッワッ クンチョロン スチョガヌン チャルナ |
| Target on(タッゲッオン) | |
| 돌아본 곳엔 네가 | トラボン コセン ニーーガーー |
| 웃어주던 나와 | ウーソジュドーン ナワーー |
Q.これ合ってる?
A.目で見て耳でも聴きながら音写したけどカタカナ打ち間違えてたら知らん
⇨一晩置いて校正したら案の定9箇所くらい間違えていた
謎の俺俺補助記号*29を付ける間もいくつか間違いを直した
修正後はたぶん合ってる
この歌はかなり教科書的に歌われている
=↑でほぼ完璧に歌える
想定問答集
Q.なぜオマケ語学カテゴリー?
A.Wikiの方針として本来の取り扱い対象ではない
→陵/このWikiが取り扱う原典の範囲?
俺が訳したかったから訳した
Q.この行どういう意味?
A.公式英語字幕はストレートに文意書いてるからそっち見ろ
この曲の韓国語ボーカルは主語等を相当端折っている
(歌詞をどうにか詰め込むためにかなり無理をしている)
音節単位で単語並べられる英語ボーカルが強すぎる