箱の中/檻の外
- 原作: 木原音瀬 イラスト: 草間さかえ
- キャスト: (喜多川圭) 川原慶久×野辺健太 (堂野崇文)/ 飯田利信? / 岩田安宣? / 大下菜摘? / 景浦大輔? / 北山恭祐? / 西村健志? / 古川由利奈? / 村田綾野? / 満山祥吾?
- 発売日: 2018年07月18日 5,184 円
- 収録時間: 78分57秒+79分44秒 2枚組 トークなし
- アニメイト特典: キャストフリートークCD (出演者総勢11名) --分-秒
- 発売元: ポニーキャニオン ニジスタ PCCG-01704 Project READ 第1弾 / 蒼竜社Holly NOVELS
- 脚本: (株)ひつじぐも?
- 音響監督: 風之宮そのえ? 音響制作: ムーランルージュ・プロダクション 制作: バニラシュガースタジオ
- 音楽: GORO スタジオ: インスパイアスタジオ 録音調整: 竹中俊平・八田充
- プロデューサー: 薮遥花(PONY CANYON) マスタリング担当: 小林有紗(PONY CANYON)
- きゃにめ特典: 朗読&トークイベント最速先行抽選申込券
- 関連画像(Amazon.co.jp) アルバムCDランキング
TRACK LIST
DISC1
1. 箱の中 Track01
2. 箱の中 Track02
3. 箱の中 Track03
4. 箱の中 Track04
5. 箱の中 Track05
6. 箱の中 Track06
7. 箱の中 Track07
DISC2
1. 箱の中 Track08
2. 檻の外 Track01
3. 檻の外 Track02
4. 檻の外 Track03
5. 檻の外 Track04
6. 檻の外 Track05
7. 檻の外 Track06
2018/07/16~2018/07/22のCDアルバム週間ランキング(2018/07/30日付) 145位
感想
- 『箱の中』堂野崇文は痴漢と間違われて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯した癖のある男たちと一緒で、堂野にはとうてい馴染めなかった。そんな中、「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが…。 『檻の外』別れから六年経ったある日、堂野崇文は、自宅近くの公園で喜多川圭に再会した。喜多川は「ずっと捜していた。一緒に暮らしたい」と告白する。六年前とまったく変わらぬ一途な想いに堂野の心は乱れ、連絡先を教えてしまう。が、すでに堂野には妻も子供もいて…。
- キャストメインお二人以外の役名表記はありません。
- 下手をすると棒に聞こえる朴訥役を聴かせる巧さ。朗読劇平行なのでBGMは多少薄く感じる。制作陣にアレな方が居たので怯んだが、展開追うことに集中出来た。原作昔々に既読組。木原作品なので甘々は期待しないで。ネタバレNGなので悲しいことが苦手な方はご注意をとだけ。不安な方は原作レビューで予習をお勧めします。 -- 2018-07-18 (水) 23:23:23
- この物語は。どれだけ語っても足りないくらいで、原作も知ってはいても、かなりつらそうで読む勇気が無くCDも覚悟して聴きました。つらい。苦しくて泣きました。素晴らしい作品だけど何度も聴くのは心臓がもたない。でもさすが木原先生です。あとキャストフリートークは期待と違ってちょっとがっかりした。マジメに本編の話をして欲しかった。 -- 2018-07-22 (日) 00:45:05
- 箱の中 (芝)岩田安宣、(柿崎、弁護士)北山恭祐、(三橋、裁判官)西村健志、(夏木)満山祥吾、(堂野朋子)古川由利奈、(堂野父、警察官、刑務官)景浦大輔、(堂野母、女性1)村田綾野、(女性2)大下菜摘 。。。檻の外 (堂野麻理子・朋子)古川由利奈、(堂野穂花)大下菜摘、(柏井刑事)飯田利信 。。。特典フリートークより -- 2018-08-06 (月) 09:35:31
- 原作既読。原作よりもちょっと軽い感じで作られてます。特に刑務所内。そして役者としては大好きな声ですが、川原さんはトコトン合わない!「世界の車窓から」が似合いそうな王族エリートリーマン系声はどんなに頑張ってくれても合いません。野辺さんはキャラにピッタリで非常に上手でした。キャスティングミスだと思う -- 2018-08-19 (日) 19:27:44
- 原作未読。人間の汚い本質や本音が垣間見える作風。終始仄暗い感じのストーリー展開。受けの妻の逆ギレとなおかつ胸糞悪い引き際が際立ってしまいスッキリしないハッピーエンドでした。イマイチ。 -- 2018-08-19 (日) 21:03:50
- 原作未読。激しく聞く人を選ぶ作品。誰にも感情移入できず、どの登場人物に対しても腹が立つ。主人公の妻に関しては、某ネットの掲示板にスレッドが立つようなベタな物言い。聞き終わって非常に気分が悪くなった。誰も報われないような不幸な話が好きな人向け。 -- 2018-08-19 (日) 22:00:51
- すばらしかったです。原作はもちろん、役者さんたちも。BL枠をこえてやっぱり、皆さんに知ってほしい作品ですね。 -- 2018-08-22 (水) 14:12:16
- 木原作品の魅力って地の文だと思ってるんだけど、なんと、これ、ナレーションがほぼゼロ。小説原作なのに、斬、新! 川原さんの演技って、い行がちょいちょい『ui』なの気になる。夫人の「ごきげんよう」が適当過ぎた。皆さん泣きの演技が微妙。BGMに有名ピアノ曲。欲しい場所にSE無い。脚本は『喜多川が堂野を必死に探していた5年』がまるっとカット。『BL界の芥○賞』とか騒がれてたこの作品、原作未読で聴いた方へ、果たしてどこまで世界観が伝わるのか。イ・ンターさんさえ手を出さなかったこの名作に『とりあえず手を出してみた』勇気だけは称賛したい。素人っぽい作りがなんか新鮮だった。 -- 2018-08-24 (金) 04:17:06
- 声優さんの演技すごいですね!原作読んでなかったのですが、普段全く聴かないテイストの作品で、途中まで聴いてなんてものを聴いてしまったんだと思いました(笑) ストーリーは苦しいです。人の弱い部分とかいっぱい出てきて救いのない感じで、それが声優さん達の演技により余計に増して、どっぷり…でした。 -- 2018-09-02 (日) 21:47:28
- 川原さんはいつもの個性的な口調を抑えて役になりきってる感じ。野辺さんは若手らしいが落ち着いた感じを好演。ただし、ストーリーがあざとすぎて萎えた。悲惨な過去やら事件やらをやたらと詰め込んで、ねっとり暗い雰囲気を漂わせてさえいれば満足する、悲劇フェチには受けるのだろうけど…。 -- 2018-09-03 (月) 22:19:08
- 原作既読。原作では堂野がなぜ喜多川とくっつくのかがいまひとつわからなかったのに、CDならではの時間の流れ方と役者さんたちの演技のせいか、「あー、まあこれなら好きになるかもな」と逆に説得力が出た感じ。川原さんはいつもの演技との違い(ときどき王族が顔を出すが)も聴きどころのひとつかと。 -- 2018-10-05 (金) 12:02:40
- 声を張らない川原さんが新鮮でした。最後に感激を生れて初めて知った喜多川は圧巻。野辺さんもほどほどに肩の力が抜けた感じが良かったです。物語の抜けていた部分もっと知りたくて原作を入手。良いものを聴き、良いものを読みました。 -- 2018-10-25 (木) 21:13:42
- 原作既読、川原さんの声がどんな風に演じられるのかと思っていましたが!本当に素晴らしいと思いました。終始感情を押さえた声で、最後の感情をあらわにした場面では心が震えました;_;野辺さんの落ち着いたやさしい声もあっていて、演技も素晴らしかったです!何度も聞きたい作品になりました。 -- 2018-11-30 (金) 08:13:27
- いろいろ省略されてて、自分は原作を読んでいるからまだしも、はじめて聞く人にはわかりにくくて、駆け足に感じるかもしれないと思いました。これほどの名作だから、期待しすぎましたね。 -- 2018-12-14 (金) 17:28:09
- 原作未読。ハピエンになるまでの主人公の道のりがもうひたすら聞いてて辛いししんどい。ようやくくっついた時はホッとしました。これ聞くのは相当の覚悟と勇気が必要ですね… -- 2018-12-17 (月) 09:41:16
- 原作未読。ここを見て相当の覚悟をして臨みましたw 『箱の中』での喜多川が狂気じみていたので『檻の外』で何が起こるかハラハラしていましたが、最後はハピエンでよかった。エンディングに至る過程も、自分は十分納得できました。 野辺さんのお声は初めて聞きましたが、お上手ですね。川原さんは棒気味演技が正直苦手なのですが、この役に関してはその棒が実に活かされていました。(褒めてない?) 木原作品は苦手なものもありますが、やはり小説原作は聞き応えがあって素晴らしい。 -- 2019-07-08 (月) 13:32:46
- ちょっと簡単に作ったのかなって感じが残念。もう少し上手なキャスト、フリー音源とは言えメジャー曲を使用する安直さが、原作の重みにそぐわない。堂野さんは良かった。 -- 2019-07-16 (火) 17:37:29
- 原作既読。自分にとっての鬱CD。喜多川の想いが報われたところで終わってしまうだけに切ない気持ちが溢れたままで数日間は鬱々としてしまった。原作ラストは号泣ものだけれど、このCDもウルウルしてしまった。心の平穏のためには、ここから少し先の幸せな2人の様子までは収録して欲しかったなぁ。 -- 2020-02-03 (月) 15:30:47
- 原作未読。塀の中で淡々と喋る感情表現が下手な(分からない?)喜多川に胸が締め付けられます。変わり者のように見えますが、正直で決して間違ったことは言っていません。それに対して堂野も厳しく優しく正面から受け止めようとします。本当に普通って何でしょう?色々と考えさせられました。BL作品というのを忘れるくらい引き込まれました。原作を購入して読みたいと思います。 -- 2020-10-26 (月) 10:55:14