花も雪もきっと…
- 原作・イラスト: 碧也ぴんく? 鬼外カルテシリーズ・イメージアルバム(3)
- キャスト: こおろぎさとみ? (菊・雨)/ 中原茂 (十郎左)/ 結城比呂 (秀)/ 森川智之 (片岡)/ 関俊彦 (ナレーション・福内鬼外)/ 鈴村健一 (男A・門番)/ 鳥海浩輔 (男B)/ 川菜翠? (女A)
- 発売日: 1998年02月21日 3,059 円
- 収録時間: 63分57秒 トークなし
- 発売元: キングレコード KICA-1208 / 新書館ウィングスWings comics
- 脚本: 金巻兼一 制作: ギャビーオフィス
- 音楽: 名古屋司、オダクラアキラ、西沢明 作詞: 川菜翠、原山佳奈子 歌: 川菜翠
- 関連: (非BL)
- 鬼外カルテシリーズ・イメージアルバム(1) 「水中童子」
緒方恵美? (星河・虹子)/ 上田祐司 (章吾)/ 結城比呂 (弁天)
1997年12月22日 3,059 円 キングレコード KICA-1205 55分46秒 トークなし / 脚本: 金巻兼一 / 音楽: 西沢明、オダクラアキラ / 「欲しいのは、あの男の魂だけ」。 人間になりたくてなりたくて、地上にあがった河童星河。 しかし人間になるためには、誰かの"身も心も"手に入れて、その魂を奪わなければならない。 星河は、冷たい目をした章吾という少年の魂を狙う。 だが、いつしか星河は彼に惹かれていく……。 深くせつない、妖異族河童の恋のものがたり。 / 人間に転生することを願う河童の話。 碧也ぴんくのコミックスを原作に,金巻兼一が脚本を書きオダクラアキラ・西沢明が音楽を担当した良質のイメージアルバム。原作を知っていないと分かりずらいところは有るが,緒方恵美・上田祐司・結城比呂の台詞(方言はイマイチ)も落ち着いていて曲と良いバランス。 - 鬼外カルテシリーズ・イメージアルバム(2) 「Golden Child」 ゴールデン・チャイルド
今井由香? (向坂真・榊醒梦)/ 石田彰 (向坂実)/ 森川智之 (遠山魁吏)/ 結城比呂 (弁天[中村左膳])/ 関俊彦 (福内鬼外)/ 川菜翠? (3歳の向坂実・ユイ)
1998年01月21日 3,059 円 キングレコード KICA-1207 54分53秒 トークなし / 音楽: 名古屋司、オダクラアキラ 作詞: Acco 歌: 川菜翠 / 泣き叫ぶ実の前に、炎の中から姉が現れた。たった今、目の前で死んだはずの双子の姉・真が……。何かが違う気がするのだが、実は必死に姉にしがみつく。どこまでもいつまでも一緒だと??。だが、実の叫ぶ声にこたえて現れたのは、本当は座敷童子だったのだ!!やがてそっくりに成長した二人。しかし、時間は変化を求める……!?人ならざる存在との恋を描く、魂のものがたり。 / 女性ファンに人気の碧也ぴんくの原作をもとにしたドラマ・アルバム。派手なシーンこそ登場しないが,淡々とドラマが進行していく。オダクラ・アキラと名古屋司によるBGMはドラマの雰囲気とマッチしており,作品に奥行きを加えている。ファン・ユースな1枚。 - 関連画像(Amazon.co.jp) (非BL)
- 【1LIST】: 1. 水の記憶 2. 星河のテーマ 3. 想いの印 4. 省吾の星河 5. 虹子 6. 輪廻の泡 7. 会いたい 8. 淋しい子供 9. 痛み 10. 想いの涯て 11. 永遠に咲く花 12. 水中童子
- 【2LIST】: 1. プロローグ 2. 金色の永遠 3. シーン1 4. シーン2 5. シーン3 6. シーン4 7. シーン5 8. シーン6 9. シーン7 10. シーン8 11. シーン9 12. シーン10 13. シーン11 14. シーン12 15. エピローグ 16. きみをつれて(川菜翠)
- 【3LIST】: 1. 出逢い (結城比呂)一幕 2. 命の花 (川菜翠) 3. 菊 (結城比呂)二幕 4. 生類憐れみの令 (名古屋司) 5. 運命の相手 (結城比呂)三幕 6. 赤穂浪士のテーマ (名古屋司) 7. 髪飾り (結城比呂)四幕 8. 心中事件・星のテーマ (オダクラ・アキラ) 9. 声 (結城比呂)五幕 10. 幼子の片恋・雲のテーマ (名古屋司) 11. もう一つの運命 (結城比呂)六幕 12. 狗国の民・風の選択 (オダクラ・アキラ) 13. 待ち人 (結城比呂)七幕 14. 約束 (オダクラ・アキラ) 15. 大切な人のところへ (結城比呂)八幕 16. 永遠を探して... (川菜翠) 17. 花も雪もきっと... (結城比呂)九幕
感想
- 江戸・元禄時代。世は人の命と獣の命が逆転する「生類憐れみの令」をはじめ、何でもありの奇妙な時を迎えていた。刹那的で血生臭く、しかし人々は窮屈な生活の中でもどこか明るい。仕えるべき殿を失い、酒見世の若主人として世を忍ぶ十郎左は、ある赤ん坊を拾う。だが、耳と尾のある菊は、運命の相手にしか真実の姿を見せることができない狗国の民・雨だったのである。
- 時は元禄時代。十郎左(ジューローザ)は、ある日奇妙な赤ん坊を拾った。耳としっぽのついた女の子。菊となづけた彼女は言葉もしゃべれるのに、十郎左以外の人間は犬の泣き声にしか聞こえないし、犬の子にしか見えないらしい。菊は本当は雨(ビィ)という名の狗国(くこく)の民だったのだが……。美しく成長した雨(ビィ)は十郎左(ジューローザ)を恋い慕うようになる。だが、十郎左の中には消し去れない面影が一つ。彼は亡き主君の仇討ちを狙う赤穂浪士(あこうろうし)の一人・磯貝十郎左衛門(いそがいじゅうろうざえもん)だった。雨の思いはつのっていくが、吉良邸襲撃の日は目前に迫っていた……!! 胸に痛いラブ・ストーリー!!
- 碧也ぴんくの原作をドラマ化した{鬼外カルテシリーズ}第3弾。十郎左と菊の恋を描いた物語もさることながら,それぞれの心のうちを表現したオダクラ・アキラと名古屋司の挿入曲がとにかく絶品。声優陣も文句なし。原作を知らなくても十分楽しめる佳作。
- 運命の相手以外には犬にしか見えない妖怪ピィと赤穂浪士の一人・十郎左衛門との恋。お犬様時代の奇妙な時代をバックに赤穂浪士の復讐と、ピィの恋がせつなく重なる。異族恋愛シリーズの第三弾。静かな愛に心打たれます。
- 浅野内匠頭長矩の仇討ちをした元赤穂藩士達の一人、礒貝十郎左衛門正久の恋話(動物ファンタジー)。同時代の徳川綱吉「生類憐みの令」と掛けて有る。他人には犬にしか見えないが、運命の相手には人間の姿としてうつる妖怪の女の赤子を拾った所からお話は始まる。なので、BLではありません。旧主に対しての恩義忠義を「やおい」と解釈したのか、新書館関連として載せて有るのかは不明。テーマ音楽とドラマが交互に進むのが時代を感じる。音声ドラマとしては年代の割には造り込んで有ると思う。キャスト表を先に見ておかないと見失う位に皆さんお声若いです。男AB役が聞き取れるか是非挑戦を。フリトありません。
- 一応、シリーズ名にもある「鬼外」というキャラの正体が実は〇〇でゲイなんです。(BLではないですが最終章はオススメ!) -- 2011-02-23 (水) 03:34:33
- 異類求婚譚。積読を崩したので再聴。97年12月のコミックス参-2に収録レポあり。97年秋収録(紙面では'98年になっていましたが)、13が二本同日、2は別日でとのこと。2は映し双子なのでオレ女出ます、苦手な人注意。タイトルコールあり、フリトはありません。3はタイトルコール、フリトはありません。全非BL。