裏刀神記 (うらかたなかみのき)
- 原作・イラスト: 小笠原宇紀
- キャスト: (比良坂綱家/園田涼太郎) 増谷康紀×櫻井孝宏 (墨田真改)/ 置鮎龍太郎 (歓喜天シヴァ/暁司場)/ 中原茂 (天楽/僧アーマラカ)/ 高橋広樹 (月年)/ 松元恵? (真改(幼少)/ 風間勇刀 (綱家(幼少)/ 鈴木達央 (三島)/ 原田正夫? (勝阿弥)/ 青山桐子? (婆)/ 牧野芳奈? (リポーター)/ 大畑伸太郎? (花屋)/ 加藤亮夫? (店長)/ 武内健 (ヘリ放送)
- 発売日: 2003年11月29日 3,150 円
- 収録時間: 61分30秒 トークなし
- 発売元: ムービック Dramatic CD Collection (KOUSAI COMICS) MACY-2106 / 光彩書房
- 脚本: こぐれ今日子 担当: 阿部秀平 音響制作: 有限会社神南スタジオ
- 演出: 児玉隆 効果: 蔭山満(フィズサウンドクリエイション) 調整: 山下裕康(ヒロサウンドテクニック)
- 音楽: 洞澤徹 担当: 小泉紀介 音楽制作: 有限会社タルバーラレコーディングス
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TRACK LIST
1 ただの標的
2 400年前、伊賀の里で
3 神器・兼頼の刀
4 最初の死・シヴァの力
5 奪還、兼頼
6 暗殺任務終了
7 愛人とは…
8 はじめてのおつかい
感想
- 俺は、おまえの玩具になりたいんじゃない!伊賀忍者・墨田真改は、かつて自分を犯した比良坂綱家の暗殺指令を受けたが返り討ちに遭い、死に際、愛刀・兼頼に宿る刀神・シヴァに不老不死の力を授けられる。真改は、必ず傷つけられると解っていても綱家を求める身体を抑えられず、彼の時間さえも止めてしまい――以来400年間、綱家に挑むたびに、凌辱され、果てに殺されては、また生き返ることを繰り返していた……。
- エンドレスSMアダルトロマン、オール描き下ろしイラストのブックレット付で、ドラマCD化!原作者書き下ろしミニコメディ『はじめてのおつかい』も同時収録
- キャストとキャラがとても合っているなと思いました。原作が血とか殺人?とかの表現が多かったのでエグイのかな~と思ったけど、そんなことなく聞けました。幼少櫻井がクソ萌ですたvv
- SMチックでその上ファンタジー 低音美声でちょっとキチクすぎるSッコ増谷氏×Mッコ全開櫻井氏 CDだけでは、どうもわかりにくいです。
- 櫻井さんの声は素敵でしたが、ストーリーに自体はイマイチ。いくらSでも相手を殺しちゃまずいでしょう。生き返るからいいっていうものではないと思うけど。 -- 2007-11-12 (月) 23:06:59
- シリアスの皮を被ったコメディ?辻褄が???なのは脚本のせいで原作では筋は通っているのだろうか。結局のところ楽しく殺し合いごっこ?丁寧に間を埋めてエピソード重ねたアニメにしたら凄く面白そうだ。呻き集喘ぎ集としてなかなか聞き応えあり。 -- 2008-12-27 (土) 22:15:39
- 受けが攻めに犯され、殺され、さらには土に埋められ、生き返る…これを繰り返すという異色のBL;受けと攻めがいちゃいちゃしてるのが好きな人にはオススメしない。ちょっと音だけではわかりにくいシーンがいくつかあってラストが腑に落ちないのだが、櫻井さんは現在より若干若々しい声で可愛かったし増谷さんの美声はもちろん、婆役の声優さんもいい味出してるので、キャスト目当てと割り切って聴くならいいかな。 -- 2008-12-28 (日) 15:30:00
- 原作が雰囲気漫画っぽいので、未読の人は何が起こってるかわかりにくいと思う。綱家の増谷さんはイメージぴったりの声でした! -- 2009-06-06 (土) 08:44:20
- この作品はSMがテーマのアンソロジー本に連載されていたので、縛りや流血、死んでしまうなどのちょっと無理矢理な描写があります。忍者、不老不死、インドの神様、日本刀等々、不思議設定も満載。私は小笠原さんファンで、独特なストーリーも設定も、美麗で画力のある絵も、過激な描写も元々大好きなのでドラマCD化は嬉しかったですが、原作を知らない方が普通のBLを期待して聴くとガッカリかも知れません。一応ハッピーエンドなのですが、普通のハッピーエンドではないので納得いかないと思います。 -- 2009-11-12 (木) 08:30:22
- 高橋さんCPの出番が少なかった -- 2009-12-07 (月) 09:50:38
- ドラマCDにするような作品ではなかったと思います。 -- 2010-03-18 (木) 22:51:49
- 原作未読で聞きましたが、最後まで内容が理解出来ないまま終わってしまった感じだった。櫻井さん、増谷さん等良い声優さんを起用しているのに残念な気がしました。 -- 2011-03-05 (土) 22:14:44
- 上でも言われている通りBLとしては、かなり異色の作品ですが私は好きです。根底には確かに愛がありますしね。結局のところ一番気の毒なのは涼太郎でしょう。 -- 2011-03-27 (日) 15:50:55
- 原作も読んでみたが絵がうけつけられなかった櫻井さん目当てで割り切ってききました -- 2011-03-27 (日) 23:25:01
- これはぜひ原作を読んで聞いて欲しいですね。じゃないとシーンがわかり辛いはず。しかしこの作品をよくドラマ化したなぁと。シリアスだけど軽い気持ちで聞いていい異色作。 -- 2012-03-10 (土) 23:25:31
- 皆さんが仰るように、重いドラマと思わずに豪華声優陣を楽しむくらいの感じで聴くのが良いかなと思います。 -- 2013-01-02 (水) 18:03:05
- CDだけではストーリーが分かりにくいので原作を購入しましたが、それでもやっぱり分かりにくい部分が多いです。 -- 2014-02-24 (月) 01:14:52
- 原作を読んで聞いてみましたが、世界観も登場人物の言動もよく理解できませんでした。愛があり生き返るとはいえ、相手を殺してしまうSMというのは、危険すぎてついていけませんでした。不気味で気持ち悪くなりました。櫻井さん、増山さん他、いい芝居をしているのですが。 -- 2014-04-14 (月) 20:56:54
- 原作既読。個人的にはSMではないような気がするなぁ。二人とも最初からSMを楽しんでいるわけじゃなく結果としてそうなっただけなので、厳密にいえばプレイではない。綱家を殺すこと=任務の成功=自己肯定に執着して周囲が見えなくなってる真改と、そんな超絶不器用な真改を愛したゆえに殺すしか選択肢がなくなった不憫な綱家の物語。シヴァの悪戯(シヴァもある意味では真改を愛していたのだろうけど)に巻き込まれて輪廻を外れてしまった二人の哀れさと滑稽さを堪能する作品。残酷な運命を這いつくばって生きながら、でもやっぱり根底にあるのは愛(真改はそれに多大なる「甘え」がくっついてるけど)だと思う…深い話だと思いますよ、私は。キャストは一聴の価値あり、むしろぜひ聴いてほしい会心の1枚。増谷さんの深い愛と諦念を滲ませた演技が素晴らしくて鳥肌が立つ(難しいシチュエーション&テーマだけに、増谷さんくらい実力派じゃないともっとひどい音声作品になっていたと思う)。櫻井さんの「空気読めない、綱家の愛を見ようともしない盲目真改」の演技も腹立つくらいすごかった。総評としては、アングラ舞台が好きな人間にはドツボな作品だと思います。個人的には大好きな1枚。これもひとつの愛の形。死ねなくなったらそりゃ人間壊れるでしょうね…その中で、死ぬ間際にだけ見せる相手の表情や痴態に魅せられた綱家がほんと不憫でならない。あんまり天然すぎる相手には惚れたくないなぁと考えてしまった(笑) -- 2014-04-14 (月) 22:03:19
- いかにもなBL喘ぎではなく呻きに近い死にかけ喘ぎがとてもエロかった。呻き声だけどちゃんと艶もあり、なおかつ死ぬという演技が自然に聴けるBLはなかなか無い。H以外のシーンでも受けは大体痛い目にあって呻いてる印象。終始血生臭い雰囲気の中、置鮎さんのあっけらかんとしたシヴァがいい味出している。そして何気にメインの音楽がいい感じ。BLCDはBGMに萎えさせられることが多いので地味に貴重。ずいぶん昔に買ったCDだけどいまだに手放せない作品です。 -- 2018-01-12 (金) 00:56:57