C.E.L.L.社4大勢力(構築済みデッキ)のうちのひとつ。
免疫系に関係するカードから構成されている。
正式名称:イムニア細胞医療研究センター
主将:マクロファージ
収録カード
- いつ引いてもそれなりに活用できるセル
リンパ節
単球
ヘルパーT細胞
樹状細胞
ナチュラルキラー細胞 - 限られた場面で強力な威力を発揮するセル
胸腺
キラーT細胞
マクロファージ
形質細胞 - いつ引いてもそれなりに活用できる、セル以外のカード
ワクチン
自然免疫
獲得免疫(※)
拒絶反応
ステロイド(※) - 限られた場面で強力な威力を発揮する、セル以外のカード
遊走(※)
食作用(※)
抗体
サイトカイン
アポトーシス
リゾチーム
アレルギー
ネクローシス
抗原抗体反応(※)
(※)ジェネリック版には未収録
デッキの特徴
いつ引いてもそれなりに活躍できるカードの中にその場を支配できるほど強力なものは
ナチュラルキラー細胞と獲得免疫ぐらいしかなく、限られた場面で強力な威力を発揮するカードの方が多い。
これらを適切に使いこなせば、攻防のバランス、対処、コストパフォーマンスのいずれにも優れた隙のない戦いができるだろう。
また、有用なアブストラクトが多く、これらを活用するためには相手のターンまで気が抜けない。
全体的に上級者向けのデッキ構成になっていると言えるかもしれない。
慣れるまでは難しいが、慣れると意外なカードの意外な使い道を発見するなど、使えば使うほど面白さが増す。
一長一短ある癖のあるカードが本当に多い。
攻撃一辺倒ですぐに死んでしまうキラーT細胞、
発動が難しいが強力な能力を持つマクロファージと食作用、
最強セルだが対策もされやすい形質細胞、
味方にまでダメージを及ぼすリゾチーム、
大量ダメージ覚悟の抗原抗体反応、
使い所の難しい抗体、アポトーシスなど。
各カードの特性をよく理解して、どれをコストに回しどれを残すかまで慎重に熟慮する必要がある。
相手の立ち上がりが遅く序盤から場を支配できた場合には、キラーT細胞、胸腺、形質細胞で相手ライフに大量ダメージを与えていける。この展開なら初心者でも考えなしに運用できるだろう。
一方で、後の先に回ってしまった場合でも、アレルギー、リゾチーム、アポトーシスあたりを活用できれば十分逆転のチャンスがあるのがこのデッキの面白いところ。こちらは各カードの特性をよく理解していないと難しい。
必要な場面で必要なカードを引けないと何もできずに蹂躙されることもあるが、引けたときの爆発力は凄まじい。
特にマクロファージ、アポトーシス、サイトカイン、アレルギーあたりをうまく活用して一発逆転するゲーム展開は、それぞれ一度は経験してみてほしい。
ジェネリック版
アブストラクトのルールがないものの、それ以外のデッキの特徴はアウトブレイク版と大差ない。
このデッキを面白いと感じる人は、アウトブレイク版を購入すれば更なる戦略性の追求にのめり込むことができるだろう。