面接調査
調査員が調査対象者を訪問し、本人に直接質問をしてその場で回答を得る方法。容量調査としても有効な方法。伝統的にこれまで最も高い評価を受けてきた調査方法である。実際の商品や試作品などの呈示もできるので、新製品開発や広告制作のための各種テストが実施可能。また、音韻(発音・アクセント)の調査では、実際の発音やアクセントを聞かなければならないので、面接調査が不可欠なものとなる。音韻調査の場合、テープレコーダーなどを用いて、録音することも必要になる。
メリット
- 通常、ほかの方法に比べて高い回答率が得られる。
- 誤記入が少ない。
- インタビュアーがその場にいるため、回答時の回答者を取り巻く状況を観察することがで
きる。 - 回答者に視覚資料(絵や商品など)の呈示ができる。
- 直接対面して質問ができるので、きめの細かい情報を得ることが可能。
デメリット
- 時間がかかる。
- コストがかかる。
- 多数の調査員が必要になる。
- インタビュアーと回答者との相互の影響から生ずる偏りに意見が左右される場合がある。
調査例
- 各種製品の使用テスト
- 試食・試飲テスト
- パッケージテスト
- 広告コピーテスト
- 発音・アクセントの調査