ヘシオドス

Last-modified: 2020-05-17 (日) 13:56:37

ヘシオドスとは、「Metempsychosis」、「Franken Steins Zer0」のキャラクターである。

基本情報

スペル:Hesiodos
年齢:不明(見た目23歳くらい)
人種:ギリシャ人
種族:(ゴッド)
誕生日:(〃)
星座:
身長:175cm
体重:58kg
血液型:B
一人称:「俺」
好きなもの:信用出来る?女達
嫌いなもの:自分、もう一人の自分であり兄クソ野郎
住んでる所:氷の城
たい焼き:お腹から食べる派
元ネタ:ヘーシオドス(ギリシャの吟遊詩人)、『神統記』(ヘーシオドスの著書とされている同名の叙事詩)
キーワード:『独善』

キャラ概要

三賢者・吟遊詩人(トルバドゥール)の一人。皮肉っぽい性格の妖しげな青年。女性と見間違える程に極めて華奢な体格であり、虚弱体質も相まって自分からは余り動こうとしない。他の神族には見られない獣人(AP)様の耳や悪魔(デーモン)死神(リーパー)等に類似する緋色の瞳、顔の右半分や体のあちこちに存在する先天性のケロイド痕が特徴的。

神統記(テオゴニアー)』という書物から幻武器(グラディウス)の巨人「テュポーン」を呼び出して戦う。メイザースと互角に戦える程に破格の戦闘能力を有し、特に技の命中確率は彼を上回る正確さを誇る。

「Metempsychosis」ネタバレ折り畳み

物語ラストで瀕死のせんちゅ?に強制的に『フラン』の概念を与えてSlaughter化させた張本人。仲間の少年?達と戦わせるなど残忍な言動が目立つ(後にこれはある人物からの命令である事が発覚する)。

正体、生い立ちについて(「Franken Steins Zer0」ネタバレ折り畳み)

彼の正体はウラヌス及び『フラン』により捨てられた「として不要なもの」の集合体。彼はまだ無秩序な頃の冥府の底の汚泥の中で生まれ育った。切り捨てられた心の持ち主の能力上、生まれつき知能が高かった彼は自分が捨てられた事を知っていた。上記の性格はこれらの生い立ちが原因と考えられる。

少年期に冥府をさ迷っていた所をウラヌスが派遣したホメロス?に拾われ、一時期は天界で育てられる。憎悪の対象であるウラヌスに作られた存在ではあるものの彼に読み書きや魔術を教え、母が居ないヘシオドスの精神的な支えになってくれた彼女の事を深く慕っており、彼女が提案したウラヌスへの叛逆計画にも積極的に関わった(実際、彼女がヘキに惨殺された時も涙さえ流せず冷静で居られる自分に吐き気がする程に嫌悪感を示していた)。

その後、自らの役割を理解した彼は天界から離反して『フラン』の概念世界(シナリオ)を展開し、そこで出会ったもう一人の自分にとっての最愛の相手の面影を残す女性・と共に世界の王として氷の城で暮らす。

彼の末路について(「Franken Steins Zer0」ネタバレ折り畳み)

マキナ破壊後、行く宛がないならと手を差し出すガイウス。だが、彼がその手を取る事は無かった。

彼らは知っていた。自分達は不安定な存在である事を。片方は心を失い、自分は心しか持っていない。そんな自分達が何時までも存在し続けられる訳では無い事くらいは知っていた。
故に、彼は滅びる事を選んだ。死こそが彼が最も望む救済の形であり、ガイウスとの決闘を望んだのも、全力を尽くして運命を迎えようとした彼の悲願だったのだ。結局それは叶う事が無く、マキナとの戦闘で体力も消耗していたが、差し出された偽りの救済に甘んじる様な心は持ち合わせていなかった。

彼は崩壊寸前の氷の城に戻り、愛するものと共に消滅した。想い人と添い遂げられた事は、それが叶わなかった兄に対する優越感だっただろう。

彼は自身の望み通り死亡…した様に思われたが、彼もガイウスも同一人物である為、肉体が滅びた後はガイウスの一人格として存在し続ける事になった。人格を憑依させればガイウスの肉体でテュポーンを扱う事も可能。尚、ヘシオドス憑依時のガイウスはケモ耳になっている。

余談(一部「Franken Steins Zer0」結末ネタバレ折り畳み)

初期はヘシオドスがガイウスの手を取って救われるシナリオで、「アウグストゥス(ラテン語で「尊厳ある者」という意味)」という名前をガイウスが付ける設定だった。
だが、仮に神の世界に暮らした所で虚弱なヘシオドスの肉体が新しい環境に馴染めるとも限らない上、黒達の最期を見届けられなかった事を悔やんで心を更に病んでしまい、手を取らなかったシナリオよりも悪い展開になった可能性もある(あくまでifの展開の一例であり、その点に関しては様々な解釈が行える)。