レア

ウラヌスの策略で最愛の夫・ガイウスに手を掛けられ死亡(その時の記憶は『フラン』の概念が発現した時にヘシオドスに引き継がれ、ガイウス自身は"慟哭と憎悪の記憶のみ"を残して忘却)したが、この時彼が用いた幻武器(グラディウス)・アダマントの中にその魂が保管され、彼女は神造神器(ホムンクルス)として生存。ホムンクルス体最高水準の性能を持つが魂同士の仲は非常に険悪。ロプトルの副作用故である事は彼女自身も理解しているが、それでも残酷かつ淫乱なルキウスの事を嫌っており、ルキウスもまた一切心を開こうとしない彼女を苦手に思っている為同調(シンクロ)率は50%未満と非常に低く、本来ならホムンクルス化自体が不可能とすらされている(最低50%以上必要)。

彼の妻としてガイア?に造られたが、まだ幼かったガイウスにとっては妻というより姉の様な存在だった。ウラヌスにより冷酷な殺戮兵器にされてしまう所だった彼の心を救ったのは彼女の功績が大きく、記憶を失っても"慟哭と憎悪の記憶"だけでも残ったのは、それほど彼女に対する思いが強かった証拠である(尤も、これもウラヌスの策略通りなのだが)。当時からガイウスの事を心から愛しており、彼が記憶を取り戻す事で自身を手に掛けてしまった事にショックを受け、自分を責めて仕舞わないか心配している。