人工無脳(JUMAN++編

Last-modified: 2022-06-20 (月) 17:03:06

人工無脳を作ろうとして、途中で放棄して幾年月。
新たな気持ちで、0から作っていこうと思います。

前は、形態素解析にMecabを使ってましたが、今度は、もうちょっと賢い解析ができると言われている(諸説あり)JUMAN++を使っていこうと思います。
なお、環境は、xubuntu 21.04です。

JUMAN++の導入

予め必要なツールをインストールしておきます。

 sudo apt install -y build-essential ruby ruby-dev gem cmake  libboost-dev google-perftools

とりあえずこのくらいインストールしておけば大丈夫ぽい。

次に、JUMAN++のパッケージをダウンロードします。
今回は、古いですが、安定版の方を使ってます。
https://nlp.ist.i.kyoto-u.ac.jp/index.php?JUMAN%2B%2B からJUMAN++ Ver.1.02をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを展開します。ターミナルからやってもいいし、右クリックでこの場所に展開でもいいです。
あとは、展開したフォルダに移動して、コンパイルして、インストールします(自分で何言っているかよくわからない。)。

 cd jumanpp-1.02/
 ./configure
 make
 sudo make install

RubyでGTK3とJUMAN++を使えるようにする。

RubyとGTK3とJUMAN++を繋げるためにGEMで次のようにインストールします。

 sudo gem install 'jumanpp_ruby'
 sudo gem install 'gtk3'

とりあえず人工無脳を試してみる

https://github.com/tapaboy/Rmuno からファイルをダウンロードしてください。

$  ruby gui.rb

で、なんとなくそれっぽいものが立ち上がるはずです。

newgui.jpg

現在、こんな感じに意味の通りそうで通らないおしゃべりをします。