出雲弁辞書/ふ

Last-modified: 2009-04-11 (土) 22:50:26
 
ふつご
[形] とんでもない。
「―に」とんでもなく
ずいぶん前、山陰地方で「カメラのセキ」という写真屋さんが下のようなCMを放映していた。
<静止画像のまま男性二人が掛け合う音声が流れる>
「おまぇカメラのセキ知っちょーか?」
「知っちょー知っちょー。今んごドンドンセールでふつご~にカメラが安げなが。」
「ほんな行ってみーか。」
「行かこい!」
 
[形] 変な。おかしな。
「―ななり」おかしな格好。
「そぎゃん ふつごな なりして どこいくね。」そんな変な格好してどこいくの。
 
※標準語の「不都合」から由来?