Tio

Tioは、DINOSAURIの主人公である。しかしYeeの二人組に比べると圧倒的に知名度が低い。

概要

作品冒頭、Creeが叩き割ろうとした卵から誕生。ちなみに両親は共に四足歩行なのに対し彼は二足歩行である。
成長してからはCreeと共に遊ぶ仲となったが、父親からは快く思われておらず、これからはOroの学校に行かせると脅しをかけられる。それを嫌がったTioは、授業から逃げれるようCreeに飛び方を学ぶことにする。
大きな葉を翼に見立てて飛ぼうとするが、当然飛ぶ事はできず崖から墜落してしまう。Tioが脳震盪を起こしてしまったため遂にCreeと会う事を禁止されてしまった。それでもCreeは、今後もこっそり彼と会おうと約束した。

その後、同じクラスで優等生のFaaと共に学校に通うこととなったTio。地理の授業で火山の特徴について聞かれたが、「高くて登るのが大変」ということしか答えられなかった。
その後、Oroが地震の観測結果から火山の噴火が近づいていると聞かされ、その被害を本気で考えずに両親を呼んでくる。集会ではすぐに避難すべきだと主張するOroだったが、誰も賛成することなくTioは連れて帰らされた。
親はOroの警告をすぐに忘れてしまったが、Creeとの面会禁止令は忘れていなかった。

その後、Peekと行くと嘘をついてCreeと共にワニの池を見に行った。しかしその時火山が噴火し、近くの洞窟に逃げ込むことになった。
およそ1週間後外に出られる様になると、変わり果ててしまった外の光景を目の当たりにする。そこでOroと再会し、彼以外の恐竜がどこか別の方向に逃げたと聞いて両親を探す事を決意する。

長い旅を経て水と緑の豊かな地にたどり着いた一行。そこで彼とそっくりな恐竜にであう。彼はTio the Secondと名乗った。彼は死んだ兄弟がいると語った。Tioはもう親に必要とされていないのではという不安を抱えながらも、彼の両親の元に駆けていった……