エリンシア 「ただいま~・・・あら?」
ルーテ 「お邪魔してます、リンから聞いていた風貌からエリンシアお姉さんとみました」
リン 「ぁ、おかえりなさい。エリンシア姉さん、友達のルーテね」
エリンシア 「リンディスちゃんが家にお友達を呼ぶなんて、雲の上から見てますかお爺様お婆様。あら・・・お客様が来たらお茶をださないとダメよ?お友達の仲だからといっても。ルーテちゃん、少し待っててね」
リン 「オーバーなんだから・・・家に上がらせたら色々ちょっかいかけられそうで控えてただけなのに」
ルーテ 「クスッ・・・楽しい兄弟姉妹がみれそうですね、楽しみです」
リン 「ま・・・退屈はしないと思うわ、で・・・早速絵を書いて覚えるのね」
ルーテ 「それが目的ですから」
用紙にサラサラと鉛筆であっという間に書き終える頃にお茶を出しにエリンシアが戻ってきて
エリンシア 「はい、どうぞ。新茶をブレンドしているからお口にあえばいいんだけど」
ルーテ 「頂きます・・・お礼にどうぞ」
エリンシア 「これは、私?」
リン 「流石コミックなんとかに出品してるだけの事はあるわね。大家族物が書いてみたいとかいってウチを選ぶのはある意味正解かもだけど」
ルーテ 「私、優秀ですから」
用紙にはエリンシアの似顔絵・・・・・何故か服装が自分達の着ている制服なのは突っ込んじゃいけない、描かれてる本人が幸せそうに見てるので尚更である。
マルス 「ん?何見てるの?・・・うわぁ、似てるけど歳の鯖読みがじゅうごふっ!!」
横から覗き込むマルスにエリンシアから笑顔で喉突きを食らいカーペットに転がり悶絶する。
ルーテ 「この人がマルスさんですか・・・なるほど、口は災いの元を地でいってますね」(カキカキ)
リン「まぁ・・・・・ね。で、何書いてるの」
ルーテ 「見えました・・・・・この人の所業が」
リン 「時々分からない事言うわね、慣れてはきたけど」
マルス 「ぁ~・・・死ぬかと思った、ん。これ何?」
ルーテ 「貴方の過去の過ちです、記念にどうぞ」
受け取った用紙には何処ぞの紳殿にて逃げるシスターを追い詰め狭撃するシーンが何故か島○タッチで熱く熱く書かれていた。
マルス 「ぅ・・・うわぁぁぁぁぁぁぁ~~!」
リン 「さ・・・流石に今回ばかりはマルスが可哀想に思えてきたわ」
ルーテ 「・・・・・」(ぶい)