FF15のキャラクターについてはこちらを参照→【モルス・ルシス・チェラム】
コミックス版ファイナルファンタジー零式
クラサメより前の時代に【白銀の豺虎】の異名で呼ばれた白虎の英雄。
弱冠九歳で士官学校を卒業し、その後も軍で不可能とされた任務をあらゆる武器を使い成功させ続け、英雄として皇国民から絶大な人気があった。
しかしある時、国家反逆罪で逮捕された。
- 英雄として活躍した時代がクラサメより前というあたり、モルスが英雄として活躍していたのはおそらくシドの独裁政権成立以前の帝政期の頃であろうと推測される。
作中での初登場は第四巻。
やたらとテンションが高く、異様な雰囲気を纏ってクラサメと交戦する。
その戦闘力は凄まじいの一言で、全盛期のクラサメと互角に戦う化物ぶりを発揮してくれる。
また、クラサメとの戦いを『英雄同士の崇高な戦い』と称し、邪魔するものは味方の皇国兵ですら蹴散らす。
- 当時の皇国の最新兵装を使いこなしているあたり、皇国軍に復帰しているはずなのだが平然と凶行を繰り返している。
「英雄に必要なものは衝動」だと言い、意味不明な奇行が目立つが、死者の忘却によりかつて英雄として戦っていた理由を忘れてしまったせいだと作中で示唆されている。
最終戦時の「英雄として祭り上げられ、大切な思い出を失って、それでも利用され続け……まともな神経を保ってられねぇって」という彼のセリフは、オリエンスという世界で長年に渡って英雄であり続けることがどういうことなのかを冷たい一面を表している。