・拓かれたる辺境
進行内容
ズヴァール城での別れ際、
ライオン(Lion)とのやりとり
「辺境への飛空艇航路が運行されたら
ノーグへ訪ねてきてね。
- ノーグでイベント。
イベント名「甦る記憶」
ここになにか用か? 場合によっちゃ……
Lion : よく来たわね、[Your Name]。
Koetsu : ライオンさん。
Lion : [Your Name]のことなら大丈夫よ。
それに冒険者なら、ノーグは大歓迎でしょ?
あとは私に任せて下がっていいわ。
Koetsu : わかりました、それでは。
Lion : それじゃ、あらためて。
ノーグへようこそ、[Your Name]。
Lion : と、再会を祝いたいところだけど
ズヴァールでのカムラナート達のこともあるし。
私たちがなんとかしないと……。
Lion : ……え、ちょっと待って。
ズヴァールでのカムラナート達のこと、
あなた覚えてないの?
Lion : …………[Your Name]……。
ちょっ……大丈夫…………[Your Name]……。
(画面暗転)
伝説は、こうはじまる。
すべての起こりは「石」だったのだ、と。
遠い遠いむかし、おおきな美しき生ける石は
七色の輝きにて闇をはらい、
世界を生命でみたし、偉大なる神々を生んだ。
光に包まれた幸福な時代がつづき、
やがて神々は眠りについた。
世界の名は、ヴァナ・ディール……
伝説はこうつづく。
かくして、
深く暗き眠りの底よりクリスタルの戦士たちは、
しずかに浮かび上がった……
(闇の王討伐直後の場面にチェンジ)
Zeid : 正気に返ったか!?
Raogrimm : ああ……、
なんとか、な。
Zeid : そうか、よかった……。
しかしおまえが……、闇の王だったとは。
Raogrimm : 俺は、種の記憶を
引き継ぐ者、語り部だったのだ。遠い昔の
様々なものを、宿していた。あまりに多くの
憎しみと、哀しみ……。
Raogrimm : それゆえに、一度闇にとらわれると
そこから抜け出せなくなってしまったのだ。
果てしない、憎悪と狂気の闇から……。
Zeid : …………。
Raogrimm : 人は、優しい、暖かい光を
たたえる一方で、闇夜よりも濃く、深い
暗黒を抱えていることもある……。
Raogrimm : 誰もが、その危うさを
秘めているのだ。そして、その危うさを
捨てたとき、人は人でなくなる……。
Raogrimm : しかし、俺は……
(記憶にない展開が開始)
(拍手をしながら Kam'lanaut と Eald'narche が現れる)
Kam'lanaut : なかなか面白いショーだったな。
Eald'narche : もうちょっと
頑張ってくれれば、もっと楽しめたのに。
Eald'narche : やっぱりダメだね、ガルカじゃ。
Zeid : おまえたち!?
ジュノの大公と……?
どうして、ここに?
Kam'lanaut : まいた種を収穫にきたのだよ。
Kam'lanaut : おまえ達も、よく役目を
はたしてくれた。無能なりに、な。
Kam'lanaut : まだザコどもの始末が
残っているが、そちらはなんとでもなる。
Zeid : 何の話だ?
おまえ達は、いったい何者なんだ?
Kam'lanaut : 聞け、現生種よ。
いずれクリスタルラインが復活すれば、
神の扉が開く……。
Kam'lanaut : その時こそ、伝説の
真世界はよみがえるのだ。
Eald'narche : そう、神々のすまう
真世界、永遠の楽園……。ジラートの、
1万年の夢が、ついに現実になるんだよ。
Raogrimm : ジラートだと!?
おまえ達、まさか……、失われた古代人だと
いうのか? 大昔に滅んだといわれる?
(画面暗転)
祝福されしヴァナ・ディールの地に、
おおいなる災いが満ちる。
何万年の長きにわたり
暗黒を退けていた古の封印がやぶれ、
終わりなき悪夢が目覚めようとしている。
罪なきものの血が大地を流れ、
世界は恐怖と哀しみ、
絶望におおわれるであろう。
(元の場面へ)
Eald'narche : ふん、バカなガルカめ。
みんな、カスみたいな生命さ、
おまえら人間も、獣人どもも。
Eald'narche : 前にも言ったろ?
僕らの世界は誰にもあげはしないってさ。
獣人や人間なんかには、わたさない。
“僕ら”のなんだから。
(Eald'narche が手をかざす)
Eald'narche : うん、不純物とこの地の
力との接触は絶たれた。ノイズはなくなったよ。
Eald'narche : 20年前のときは、まさか単に
滅ぼしただけじゃノイズは消えないなんて、
思いもしなかったからね。
Eald'narche : いらぬ手間がかかったよ。
僕らには、そいつをクリスタルから解放して
やるなんて芸当は、できそうになかったからね。
Eald'narche : しかし語り部だったのか。
となると、ちょっと面白いことになるかもな。
まあ、それはいいや。
(闇の王の棺に Eald'narche が手をかざす)
Eald'narche : ああ、聞こえる……
5つの生命の歌が……
Eald'narche : 来るよ、
クリスタルの遣いが……。
(画面暗転)
だが、希望がないわけではない……。
どんな嵐の夜をもつらぬき、
輝くひとつの星がある。
どんな獣の叫びにも消されず、
流れるひとつの唄がある。
(元の場面へ)
Kam'lanaut : しょせんこの世界は
神の墓場であり、おまえ達は屍にうごめく
虫けらでしかない。
Kam'lanaut : そろそろこの世界には、
死んでもらうとしよう。
Kam'lanaut : 聞け、我らが
希望の唄……、おまえ達の弔いの唄を!
(画面暗転)
そうだ。
知恵と勇気と信念をたずさえた、
誇りたかき者……
さあ、深き眠りよりさめ、いまこそ立て、
伝説の勇者たち、
クリスタルの戦士!
(元の場面へ)
(闇王の台座に、5つの輝くクリスタルが現れる)
(クリスタルが割れると、白い5種族の黒装束の人々が現れる)
Kam'lanaut : さあ、この地上より、
いびつな悪しき者どもを一掃するのだ!
今こそ目覚めよ、クリスタルの戦士!
Zeid : クリスタルの戦士だと!?
(Zeid、立ち向かうもシールドのようなものにではじき飛ばされる)
Kam'lanaut : さらばだ、道化の猿どもよ。
おまえ達の役目は終わった。
Kam'lanaut : 世界の終わりがはじまるのだ。
Kam'lanaut : 始末しろ、クリスタルの戦士よ。
(Kam'lanaut と Eald'narche、魔法のようなもので立ち去る)
Raogrimm : ザイド、大丈夫か?
Zeid : ぐぅ……気をつけろ。
あいつらの強さ、計り知れんぞ……。
(タルタルが鎌を振り上げ、プレイヤーに雷のような攻撃を仕掛ける)
(プレイヤー、一撃で昏倒)
Raogrimm : なっ!? [Your Name]!!
(Lion 登場)
Raogrimm : なっ!? [Your Name]!!
Lion : ダメよ!
Lion : 今のあなた達には勝ち目はない、
逃げるのよ!
Zeid : ライオン!?
(ヒュームが Zeid に突進してくる)
(Zeidを庇ったRaogrimmがヒュームの剣に貫かれる)
Lion : こっのぉ!
(Lion、魔法で退けようとするが簡単にかわされる)
Zeid : ラオグリム!?
Raogrimm : 俺はまだ、いくらか
この地の力とつながっている……。
そいつを一気に解放すれば、こいつらを
足止めするくらいの時間は稼げるだろう。
Zeid : おまえ……?
Raogrimm : 俺は昔の俺ではない。
引き返せはしないのだ、もう……。
Raogrimm : 30年前に死より
よみがえって以来俺のしてきたことを、
謝るつもりはない。だが………
Raogrimm : 後のことは、頼む……。
さあ、行け!
(Raogrimm を残し、3人は王の間を出る)
Lion : こっちよ!!
急いで!!
Zeid : さらば、ラオグリム!
Raogrimm : 結果は見えている……。
だが、ここは退けぬのだ……ゆくぞ。
(Raogrimm、闇の王に変身)
(クリスタルの戦士5人に囲まれ、それぞれの技を受けて片膝をつく)
Shadow Lord : フッ、本当の俺は
30年前に死んでいるのだ……。今さら
命など、惜しいものか。
(半透明なコーネリアが現れ、Shadow Loadに向かって両腕を開く)
Shadow Lord : ああ……
コーネリア……
(場面が一番最初のノーグへ)
Lion : ちょっと、大丈夫?
Lion : ズヴァール城での
カムラナート達のことをいままで
忘れていたですって?
Lion : …………。
ラオグリムのパワーとクリスタルの五戦士の
力の衝突のショックで
記憶の一部がおかしくなっていたみたいね。
Lion : みた感じ、他に異常はなさそうね。
Lion : 気分が落ち着いたら
向こうに見える階段を上った廊下の先、
一番奥にある部屋にきて。
Lion : 会わせたい人がいるの。
私は先に行って、[Your Name]が
来たことを伝えておくわ。
Lion : それとこれ、ノーグ地図。
ここの地図よ。[Your Name]にあげるわ。
ないよりあったほうがいいでしょ?
それじゃ、またあとでね。
だいじなもの:ノーグ地図を手にいれた!・ノーグ地図
ノーグの地図。 自分やパーティの位置などが確認できる。
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