過去世界クエスト/メインシナリオ/サンドリア編/巨人偵察作戦II(ツー)

Last-modified: 2017-07-24 (月) 03:55:49

・巨人偵察作戦II(ツー)

依頼者:
 エグセニミル(Excenmille)
  / ブンカール浦
依頼内容:
 足を痛めて動けぬ巨人と、それを
 思いやるエグセニミル。少年の優しさに
 心打たれ、行きゆきて薬草採集!


  1. 南サンドリア〔S〕・凱旋門のRaustigneに話しかける。
     
    Raustigne : この門の先への通行は
     許可していない。ご了解いただきたい。
    Raustigne : これはこれは、
     デュフォン子爵!
     そしてアルテニア様!
    Altennia : こんにちは、
     ロスティーニュ(Raustigne)さん。
    Altennia : ……あら、
     [Your Name]さん。
     こんにちは。
    Altennia : あ、こちらは
     フィリユーレ・S・デュフォン
     (Phillieulais S Dieuffon)子爵。
     王都防衛の要、近衛騎士団の副団長よ。
    Phillieulais S Dieuffon : お初にお目にかかります、
     [Your Name]殿。
     ……おや?
    (凱旋門が開く)
    Raustigne : ……な、何だ!?
    ??? : そこをどけっ!
     私をッ……!
     私を彼女の代わりに、第一連隊に!
    Estavoille : ボーレル卿!
     無茶はおやめください!
    Raphaillance : どうか、
     どうか城へお戻りください!
    Halver M Borel : ええい!
     お前たち!
     どけと言っておるのが聞こえぬのか!
    Phillieulais S Dieuffon : ……どうした、
     ハルヴァー。いや、ボーレル伯爵。
    Phillieulais S Dieuffon : かような場所で騒いでは、
     たとえ貴公といえど、そこにおられる
     神殿騎士たちの世話になりかねんぞ。
    Halver M Borel : 邪魔だてするな、
     フィリユーレ! たとえ莫逆の友の
     忠告であろうとも、今度ばかりは譲れん!
    Halver M Borel : 大切な妹が
     ガルレージュ要塞に行ってしまうのだぞ!?
     それをただ黙って見ておれと言うのかッ!?
    Phillieulais S Dieuffon : ……なるほど、
     そういうことか。
    Phillieulais S Dieuffon : たしかに
     危険を伴う作戦だ。だが、王の尖槍たらんと
     決死の反攻作戦に志願したアルテニアの胸裏……
     兄の貴公が汲まずして、誰がおもんばかる?
    Altennia : フィリユーレ様、
     ありがとうございます。
    Altennia : 兄さん、大丈夫よ!
     あたしの槍の腕前をご存じでしょう?
     簡単にやられたりしないわ!
    Halver M Borel : アルテニア……。
    Estavoille : ボーレル卿、失礼します!
     さあっ! 城にお戻りください!
    (無理やり連れ戻されるハルヴァー)
    Halver M Borel : うおおお! アルテニア!
    Halver M Borel : アルテニアァァ~!!
    Altennia : 兄さん……。
    (暗転)
    Phillieulais S Dieuffon : ……アルテニア。
     ああは言ったものの、私も少なからず
     心騒いでいる。
    Phillieulais S Dieuffon : そなたの属する
     紅燕騎士隊は、精鋭ぞろいの第一連隊中でも、
     名門中の名門。みすみす後れをとったりはせぬと
     信じているが……。
    Phillieulais S Dieuffon : 近ごろジュノ近郊では
     敵軍の動きが、とみに活発化していると聞く。
     ハルヴァーのためにも、必ず帰ってくるのだぞ。
    (フィリユーレ立ち去る)
    Altennia : [Your Name]さん、
     ごめんなさい。お見苦しいところを
     お見せしてしまって……。
    Altennia : さっき
     連れていかれたのはハルヴァー、
     あたしの兄です。
    Altennia : 実は、
     あたしの所属する隊が次の作戦で
     とても重要な役割を担うことになったの。
    Altennia : 詳しい内容は
     教えられないのだけれど……
    Altennia : もしかしたらあたし、
     みんなにもう会えなくなるかも……なんて。
    Altennia : ……
     [Your Name]さん……。
    Altennia : あなたにお願いがあるの。
    Altennia : もし……
    Altennia : もし万がいち、
     あたしがサンドリアに戻ることが
     なかったら……
    Altennia : そのときはあなたの手で、
     エグセニミルたちを守ってほしいの。
    Altennia : お母さまにご不幸があって以来、
     あの子があたし以外の大人に心を開いたのは
     本当に久しぶりで……
    Altennia : だから、エグセニミルを
     任せられるのはあなたしかいないって
     思ったの。
    Altennia : どうか、
     あなたを見込んでのお願いです。
     引き受けていただけませんか?
     
    ふたたび後見人役を引き受けますか?
     任せろ
     弱気になるな!
     
    「任せろ」
    Altennia : ありがとう。
     あなたならぜったい引き受けてくれると
     信じてたわ。
    Altennia : ふふっ。
     これであたしも心置きなく
     暴れてこられるってものね。
     
    「弱気になるな!」
    Altennia : ……ご、ごめんなさい。
     あたしったら、どうしたのかしら。
    Altennia : そうよね。あの子たちを
     残してこの世を去るなんて、考えただけでも
     ぞっとするわ……。
    Altennia : ふふっ、ありがとう
     [Your Name]さん。
     おかげで目が覚めたわ。
     
    Altennia : あ……
     そろそろ時間。
     もういかないと。
    Altennia : だけど、もうひとつ……。
     これだけは報告しておくべきね。
    Altennia : (ほら、脱走したオーク兵と
     吊り牢の前で密談していたっていう
     神殿大騎士ダルヴィーユのこと……)
    Altennia : (実は彼、
     目的不明の出立を、幾度となく
     繰り返しているらしいわ)
    Altennia : (ぜったい裏に
     なにかあるわ。用心して!)
    Altennia : じゃあ、今度こそ行ってきます。
     [Your Name]さんも
     お気をつけて。またどこかで。
     
  2. 南サンドリア〔S〕(E-7)のRholontに話しかける。
     
    Rholont : 任務ご苦労さまであります!
     先日の活躍をラーアル殿から
     聞いたであります。
    Rholont : なんでも、血と肉に飢えた
     オークをボッコボコにしてやったとか。
     すごいであります!
    Rholont : あっ、肝心の作戦会議で
     ありますが、団長の気まぐ……いえ命令で
     延期になったであります。
    Rholont : というのも団長と副団長は
     「ゲアルバン島の巨人偵察作戦II(ツー)」を
     緊急展開中だからであります。
    Rholont : ちなみに申しあげますと、
     「II(ツー)」なる命名の理由は……
    Rholont : [Your Name]殿が
     少年騎士団に入る以前に、いちど偵察作戦を
     実行したことがあるからであります。
    Rholont : え?
     団長たちの現在の状況でありますか?
    Rholont : ビスティヨ作戦本部長!!
    Bistillot : ……ロロン、そんな大声
     出さなくてもちゃんと聞こえてます。
    Bistillot : 前回の行動パターンから鑑みるに、
     団長はブンカール浦に到着し、
     情報収集を始めたころではないでしょうか。
    Rholont : 団長たちは
     ふたりだけで大丈夫でありましょうか?
    Rholont : 以前の作戦のとき……
     灰色の巨人を見て腰を抜かしてしまったのは
     我輩にとって苦い想い出であります……。
    Bistillot : まあ、いくらあの無謀な団長でも、
     まさか巨人を相手に力くらべを挑んだりは
     しないでしょう。
    Rholont : もしかしたら、
     団長たちは、その灰色の巨人を見にいったのかも
     しれないであります。
    Rholont : 前はブンカール浦の橋あたりで
     灰色の巨人を見たであります。つまり、
     団長たちはそこにいるかもであります!
     
    Rholont : 団長たちは、ブンカール浦にて
     「巨人偵察作戦II(ツー)」を展開中であります。
    Rholont : 前の偵察作戦では
     灰色の巨人を、ブンカール浦の橋の
     近くで見たであります。
    Rholont : わ、我輩は見張りの
     任務を続行するであります。
     団長たちをよろしくであります!
     
  3. ブンカール浦(H-6)の???を調べる。
     
    Leadavox : 巨人と子供の
     チカラくッらべ~ッ♪
    Leadavox : 勝つのは巨人? それとも子供?
    Leadavox : 気になる 気ッになる
     気ッになるぅ~う♪
    Rahal : えっ、
     [Your Name]!?
     どうしてここに!?
    Rahal : なるほどロロンとビスティヨが。
     エグセニミルの行先って
     いつもバレバレだなぁ……。
    Rahal : あ、彼女はリーダヴォクス。
     えーと、いいゴブリンだよ。
    Leadavox : リーダ、
     巨人のコトバわかる賢いゴブリンよ。
    Rahal : 僕ら、さっきそこで
     釣りをしている巨人……、えーと……。
    Leadavox : あいつの名、
     釣り好きのクリュティオス(Klythios)。
    Rahal : そう、そのクリュティオスを
     見つけたんだ。
    Rahal : 巨人が凶暴なのは知っていたから、
     草の茂みに隠れてそっと観察していたんだけど……。
    Rahal : エグセニミルのやつ、
     いきなり「釣り勝負だ!」とか叫んで
     跳びだしてしまったんだ。
    Rahal : ほら、あそこ。
    (橋の上で釣竿を振るうエグセニミルとそれを眺める巨人の姿)
    Excenmille : それっ!
    Excenmille : 今に見てろよ。
     お前の釣った魚なんかより、何十倍も
     でかい魚を釣りあげてやるからなッ!
    Klythios : ウゴゥッ!
     グゴッホ、ガグゥッ。
    Rahal : リーダヴォクスの話だと
     「大物を釣りあげた方が力持ちだ」
     ってことになってるらしいけど……
     言葉、本当に通じてるのかな?
    Leadavox : ムっ! いまの失礼!
     リーダ、巨人語ちゃんとわかるッ!
    Rahal : ご、ごめん……。
    Leadavox : わかったら許す。
     リーダ、素直な子、好き。
     だから、いいこと教える。
    Leadavox : あの巨人、神の血引く、
     とぉっても、怖い巨人。
     ウラノス兄弟のひとり。
    Leadavox : ウラノス兄弟、皆恐れる。
     誰も近寄らない、あたりまえ。
    Rahal : そんなに危険な巨人なのかい?
    Leadavox : 負けたらきっと
     食っわれるぅ♪ 食っわれるぅ♪
    Excenmille : ……。
    Excenmille : くそっ!
     なんでぜんぜんアタリが来ねぇんだ。
    Excenmille : ……おっ!?
    Excenmille : きたっ!
     この手がシビれるような感触!
     これは大物だぞ!
    Klythios : ヴォッ、ウガッ!?
    Excenmille : ……。
    Excenmille : …………。
    Excenmille : ……根がかり。
    Klythios : グヴァッ
     ハッハッハッハ!
    Excenmille : チックショー!!
    Excenmille : こうなったらヴァナ・ディールごと
     釣りあげてやらあ~!!
    Klythios : ウゴ、ウガガガッ!!
    (偶然にも地震が起こる)
    Klythios : グギャァッ!
    (驚いて腰を抜かすクリュティオス)
    Excenmille : じ、地震か!
     最近多いな……。
    (暗転)
    Excenmille : って、あれ?
     お前、そんなところで何座ってんだ?
    Klythios : ウググァン、
     グェッグ、グゥッダグ!
     ガガッガ! ガガッガ!!
    Rahal : なぁ、リーダ。
     なんて言ってるんだ?
    Leadavox : リーダ、通訳のプロ。
     お金、必要。
    Rahal : ちぇっ、ケチだなぁ……
    Leadavox : でも今回、
     特別サービス。出世ばらいね。
    Leadavox : 巨人、子供に負けたと
     悔しがってる。子供、ヴァナ・ディール動かした。
     勝負、だから子供の勝ち。
    Rahal : ええっ!?
     そんなバカな!?
    Rahal : おーい! エグセニミル!
    Excenmille : おう、ラーアル。
     なんだ[Your Name]も
     来てたのか。
    Rahal : 釣糸引っ張って
     ヴァナ・ディールごと動かしたから、
     勝負はエグセニミルの勝ちらしいぞ。
    Excenmille : はぁ?
    Klythios : ヴグッ……
     ヴグググゥゥ。
    Excenmille : んんッ? どうした?
     もしかして転んだ拍子に足でもケガしたのか?
    Excenmille : おい、
     [Your Name]!
    Excenmille : これからお前に緊急任務を与える。
     オレがコンセツテイネイに説明してやるから
     耳かっぽじってよく聞けよ。
    Excenmille : おい、ラーアル。
     前にビスティヨが話してた
     薬草の話、覚えてるか?
    Rahal : ああ。ブンカール浦にだけ生える
     即効性の薬草のことだろ?
    Rahal : 前に教えてもらった話だと
     たしか、時間によって葉の色を変えるんだ。
    Rahal : あっ。ビスティヨからもらった
     薬草のメモを、まだ持ってるよ。
    Excenmille : さすがラーアル副団長。
     じゃ、ここからはオレに任せろ。
    「ブンカール浦薬草メモ」
    00:00~07:59 ……サンドリア
    08:00~15:59 ……バストゥーク
    16:00~23:59 ……ウィンダス
    Excenmille : 読み方はわかるな?
     左の数字は時間を表してるんだ。
     そして右のこの文字が示すのは……
    Excenmille : (見当もつかねえ……)
    Excenmille : よし、あとはお前に任せたぞ!
     [Your Name]!
    Excenmille : ブンカール薬草を採集して、
     ここに持ってこい!
    Excenmille : は? 右の文字の意味?
     そ、そんなの自分で考えろ!
     これは脳を鍛える訓練だ!
    Excenmille : な、なんだその目は~!
     ムダ口たたく前に走っていけ~!
    だいじなもの:ブンカール浦薬草メモを手にいれた!
    ・ブンカール浦薬草メモ
00:00~07:59 ……サンドリア
08:00~15:59 ……バストゥーク
16:00~23:59 ……ウィンダス
 
  1. ブンカール浦(F-5)のLeafy Patchを調べる。
     
    いろんな色の草が生えている。
    今の時間帯はxx:00~xx:59だ。
    どの色の草を採集しますか?
     
    どの色の草を採集する?
     赤色の草
     青色の草
     緑色の草
     今は採集しない
     
    「赤色の草」「青色の草」「緑色の草」
    [赤/青/緑]色の草を採集した!
    だいじなもの:ブンカール浦の野草を手にいれた!
    ・ブンカール浦の野草
ブンカール浦で採集した、
即効性の薬草かもしれない野草。
 
  1. ブンカール浦(H-6)の???を調べる。
     
    Excenmille : おーい、こっちだこっち!
    Excenmille : 薬草は手に入ったのか?
     じゃあ早速こいつのケガを……。
    (暗転)
     
    ※メモとは違う色の野草を採集した場合。
    Excenmille : おい、お前が採ってきたのは
     ただの雑草じゃねぇのか?
     こいつのケガ、ぜんぜんなおんねーぞ。
    Excenmille : もう一度やりなおし~!!
     走っていけ~!
     
    ※メモ通りの野草を採集した場合。
    Klythios : グッ、
     ググゥオ……。
    Excenmille : どうやら薬草が効いたみたいだな。
    Excenmille : なんだ?
     まだ勝負をあきらめてないのか?
    Excenmille : ふッふッふッ。世界を
     一本釣りしたオレにリベンジを挑むとは、
     お前もなかなか根性あるじゃねーか。
    Excenmille : でも、
     お前は足にケガもしていることだし
     ここはいったんお預けだ。
    Excenmille : 心配してるわけじゃねーぞ。
     オレはフェアな勝負しかやらないタチだからな。
    Klythios : ウガ、ウゴゴ。
    Excenmille : なんだ? これをオレに?
    (クリュティオス立ち去る)
    Excenmille : おい!
     無理しねぇでとっととケガ治せよ!
    Leadavox : アイツ、すごい。
     巨人の気持ち、わかってる。
    Leadavox : 巨人もアイツの気持ち、理解する。
     通訳、いらない。リーダ、ばいばい。
    (手を振り立ち去るリーダヴォクス)
    Leadavox : 巨人と子供の
     チカラくッらべ~ッ♪
    Leadavox : 勝つのは巨人? それとも子供?
    Leadavox : 気になる 気ッになる
     気ッになるぅ~う♪
    (暗転)
    Excenmille : あ、そうだ。
     [Your Name]、お前に
     これやるよ。せっかく巨人にもらったけど
     オレには必要のないものだからな。
    Excenmille : よし、
     「ゲアルバン島の巨人偵察作戦II(ツー)」は
     完了だ!
    Excenmille : 作戦報告会議は
     番犬横丁のいつもの場所で行なう!
     [Your Name]、ラーアル、
     引きあげるぞ!
    カーボンロッドを手にいれた!