・巨人偵察作戦II(ツー)
依頼者:
エグセニミル(Excenmille)
/ ブンカール浦
依頼内容:
足を痛めて動けぬ巨人と、それを
思いやるエグセニミル。少年の優しさに
心打たれ、行きゆきて薬草採集!
- 南サンドリア〔S〕・凱旋門のRaustigneに話しかける。
許可していない。ご了解いただきたい。
Raustigne : これはこれは、
デュフォン子爵!
そしてアルテニア様!
Altennia : こんにちは、
ロスティーニュ(Raustigne)さん。
Altennia : ……あら、
[Your Name]さん。
こんにちは。
Altennia : あ、こちらは
フィリユーレ・S・デュフォン
(Phillieulais S Dieuffon)子爵。
王都防衛の要、近衛騎士団の副団長よ。
Phillieulais S Dieuffon : お初にお目にかかります、
[Your Name]殿。
……おや?
(凱旋門が開く)
Raustigne : ……な、何だ!?
??? : そこをどけっ!
私をッ……!
私を彼女の代わりに、第一連隊に!
Estavoille : ボーレル卿!
無茶はおやめください!
Raphaillance : どうか、
どうか城へお戻りください!
Halver M Borel : ええい!
お前たち!
どけと言っておるのが聞こえぬのか!
Phillieulais S Dieuffon : ……どうした、
ハルヴァー。いや、ボーレル伯爵。
Phillieulais S Dieuffon : かような場所で騒いでは、
たとえ貴公といえど、そこにおられる
神殿騎士たちの世話になりかねんぞ。
Halver M Borel : 邪魔だてするな、
フィリユーレ! たとえ莫逆の友の
忠告であろうとも、今度ばかりは譲れん!
Halver M Borel : 大切な妹が
ガルレージュ要塞に行ってしまうのだぞ!?
それをただ黙って見ておれと言うのかッ!?
Phillieulais S Dieuffon : ……なるほど、
そういうことか。
Phillieulais S Dieuffon : たしかに
危険を伴う作戦だ。だが、王の尖槍たらんと
決死の反攻作戦に志願したアルテニアの胸裏……
兄の貴公が汲まずして、誰がおもんばかる?
Altennia : フィリユーレ様、
ありがとうございます。
Altennia : 兄さん、大丈夫よ!
あたしの槍の腕前をご存じでしょう?
簡単にやられたりしないわ!
Halver M Borel : アルテニア……。
Estavoille : ボーレル卿、失礼します!
さあっ! 城にお戻りください!
(無理やり連れ戻されるハルヴァー)
Halver M Borel : うおおお! アルテニア!
Halver M Borel : アルテニアァァ~!!
Altennia : 兄さん……。
(暗転)
Phillieulais S Dieuffon : ……アルテニア。
ああは言ったものの、私も少なからず
心騒いでいる。
Phillieulais S Dieuffon : そなたの属する
紅燕騎士隊は、精鋭ぞろいの第一連隊中でも、
名門中の名門。みすみす後れをとったりはせぬと
信じているが……。
Phillieulais S Dieuffon : 近ごろジュノ近郊では
敵軍の動きが、とみに活発化していると聞く。
ハルヴァーのためにも、必ず帰ってくるのだぞ。
(フィリユーレ立ち去る)
Altennia : [Your Name]さん、
ごめんなさい。お見苦しいところを
お見せしてしまって……。
Altennia : さっき
連れていかれたのはハルヴァー、
あたしの兄です。
Altennia : 実は、
あたしの所属する隊が次の作戦で
とても重要な役割を担うことになったの。
Altennia : 詳しい内容は
教えられないのだけれど……
Altennia : もしかしたらあたし、
みんなにもう会えなくなるかも……なんて。
Altennia : ……
[Your Name]さん……。
Altennia : あなたにお願いがあるの。
Altennia : もし……
Altennia : もし万がいち、
あたしがサンドリアに戻ることが
なかったら……
Altennia : そのときはあなたの手で、
エグセニミルたちを守ってほしいの。
Altennia : お母さまにご不幸があって以来、
あの子があたし以外の大人に心を開いたのは
本当に久しぶりで……
Altennia : だから、エグセニミルを
任せられるのはあなたしかいないって
思ったの。
Altennia : どうか、
あなたを見込んでのお願いです。
引き受けていただけませんか?
任せろ
弱気になるな!
Altennia : ありがとう。
あなたならぜったい引き受けてくれると
信じてたわ。
Altennia : ふふっ。
これであたしも心置きなく
暴れてこられるってものね。
Altennia : ……ご、ごめんなさい。
あたしったら、どうしたのかしら。
Altennia : そうよね。あの子たちを
残してこの世を去るなんて、考えただけでも
ぞっとするわ……。
Altennia : ふふっ、ありがとう
[Your Name]さん。
おかげで目が覚めたわ。
そろそろ時間。
もういかないと。
Altennia : だけど、もうひとつ……。
これだけは報告しておくべきね。
Altennia : (ほら、脱走したオーク兵と
吊り牢の前で密談していたっていう
神殿大騎士ダルヴィーユのこと……)
Altennia : (実は彼、
目的不明の出立を、幾度となく
繰り返しているらしいわ)
Altennia : (ぜったい裏に
なにかあるわ。用心して!)
Altennia : じゃあ、今度こそ行ってきます。
[Your Name]さんも
お気をつけて。またどこかで。 - 南サンドリア〔S〕(E-7)のRholontに話しかける。
先日の活躍をラーアル殿から
聞いたであります。
Rholont : なんでも、血と肉に飢えた
オークをボッコボコにしてやったとか。
すごいであります!
Rholont : あっ、肝心の作戦会議で
ありますが、団長の気まぐ……いえ命令で
延期になったであります。
Rholont : というのも団長と副団長は
「ゲアルバン島の巨人偵察作戦II(ツー)」を
緊急展開中だからであります。
Rholont : ちなみに申しあげますと、
「II(ツー)」なる命名の理由は……
Rholont : [Your Name]殿が
少年騎士団に入る以前に、いちど偵察作戦を
実行したことがあるからであります。
Rholont : え?
団長たちの現在の状況でありますか?
Rholont : ビスティヨ作戦本部長!!
Bistillot : ……ロロン、そんな大声
出さなくてもちゃんと聞こえてます。
Bistillot : 前回の行動パターンから鑑みるに、
団長はブンカール浦に到着し、
情報収集を始めたころではないでしょうか。
Rholont : 団長たちは
ふたりだけで大丈夫でありましょうか?
Rholont : 以前の作戦のとき……
灰色の巨人を見て腰を抜かしてしまったのは
我輩にとって苦い想い出であります……。
Bistillot : まあ、いくらあの無謀な団長でも、
まさか巨人を相手に力くらべを挑んだりは
しないでしょう。
Rholont : もしかしたら、
団長たちは、その灰色の巨人を見にいったのかも
しれないであります。
Rholont : 前はブンカール浦の橋あたりで
灰色の巨人を見たであります。つまり、
団長たちはそこにいるかもであります!
「巨人偵察作戦II(ツー)」を展開中であります。
Rholont : 前の偵察作戦では
灰色の巨人を、ブンカール浦の橋の
近くで見たであります。
Rholont : わ、我輩は見張りの
任務を続行するであります。
団長たちをよろしくであります! - ブンカール浦(H-6)の???を調べる。
チカラくッらべ~ッ♪
Leadavox : 勝つのは巨人? それとも子供?
Leadavox : 気になる 気ッになる
気ッになるぅ~う♪
Rahal : えっ、
[Your Name]!?
どうしてここに!?
Rahal : なるほどロロンとビスティヨが。
エグセニミルの行先って
いつもバレバレだなぁ……。
Rahal : あ、彼女はリーダヴォクス。
えーと、いいゴブリンだよ。
Leadavox : リーダ、
巨人のコトバわかる賢いゴブリンよ。
Rahal : 僕ら、さっきそこで
釣りをしている巨人……、えーと……。
Leadavox : あいつの名、
釣り好きのクリュティオス(Klythios)。
Rahal : そう、そのクリュティオスを
見つけたんだ。
Rahal : 巨人が凶暴なのは知っていたから、
草の茂みに隠れてそっと観察していたんだけど……。
Rahal : エグセニミルのやつ、
いきなり「釣り勝負だ!」とか叫んで
跳びだしてしまったんだ。
Rahal : ほら、あそこ。
(橋の上で釣竿を振るうエグセニミルとそれを眺める巨人の姿)
Excenmille : それっ!
Excenmille : 今に見てろよ。
お前の釣った魚なんかより、何十倍も
でかい魚を釣りあげてやるからなッ!
Klythios : ウゴゥッ!
グゴッホ、ガグゥッ。
Rahal : リーダヴォクスの話だと
「大物を釣りあげた方が力持ちだ」
ってことになってるらしいけど……
言葉、本当に通じてるのかな?
Leadavox : ムっ! いまの失礼!
リーダ、巨人語ちゃんとわかるッ!
Rahal : ご、ごめん……。
Leadavox : わかったら許す。
リーダ、素直な子、好き。
だから、いいこと教える。
Leadavox : あの巨人、神の血引く、
とぉっても、怖い巨人。
ウラノス兄弟のひとり。
Leadavox : ウラノス兄弟、皆恐れる。
誰も近寄らない、あたりまえ。
Rahal : そんなに危険な巨人なのかい?
Leadavox : 負けたらきっと
食っわれるぅ♪ 食っわれるぅ♪
Excenmille : ……。
Excenmille : くそっ!
なんでぜんぜんアタリが来ねぇんだ。
Excenmille : ……おっ!?
Excenmille : きたっ!
この手がシビれるような感触!
これは大物だぞ!
Klythios : ヴォッ、ウガッ!?
Excenmille : ……。
Excenmille : …………。
Excenmille : ……根がかり。
Klythios : グヴァッ
ハッハッハッハ!
Excenmille : チックショー!!
Excenmille : こうなったらヴァナ・ディールごと
釣りあげてやらあ~!!
Klythios : ウゴ、ウガガガッ!!
(偶然にも地震が起こる)
Klythios : グギャァッ!
(驚いて腰を抜かすクリュティオス)
Excenmille : じ、地震か!
最近多いな……。
(暗転)
Excenmille : って、あれ?
お前、そんなところで何座ってんだ?
Klythios : ウググァン、
グェッグ、グゥッダグ!
ガガッガ! ガガッガ!!
Rahal : なぁ、リーダ。
なんて言ってるんだ?
Leadavox : リーダ、通訳のプロ。
お金、必要。
Rahal : ちぇっ、ケチだなぁ……
Leadavox : でも今回、
特別サービス。出世ばらいね。
Leadavox : 巨人、子供に負けたと
悔しがってる。子供、ヴァナ・ディール動かした。
勝負、だから子供の勝ち。
Rahal : ええっ!?
そんなバカな!?
Rahal : おーい! エグセニミル!
Excenmille : おう、ラーアル。
なんだ[Your Name]も
来てたのか。
Rahal : 釣糸引っ張って
ヴァナ・ディールごと動かしたから、
勝負はエグセニミルの勝ちらしいぞ。
Excenmille : はぁ?
Klythios : ヴグッ……
ヴグググゥゥ。
Excenmille : んんッ? どうした?
もしかして転んだ拍子に足でもケガしたのか?
Excenmille : おい、
[Your Name]!
Excenmille : これからお前に緊急任務を与える。
オレがコンセツテイネイに説明してやるから
耳かっぽじってよく聞けよ。
Excenmille : おい、ラーアル。
前にビスティヨが話してた
薬草の話、覚えてるか?
Rahal : ああ。ブンカール浦にだけ生える
即効性の薬草のことだろ?
Rahal : 前に教えてもらった話だと
たしか、時間によって葉の色を変えるんだ。
Rahal : あっ。ビスティヨからもらった
薬草のメモを、まだ持ってるよ。
Excenmille : さすがラーアル副団長。
じゃ、ここからはオレに任せろ。
「ブンカール浦薬草メモ」
00:00~07:59 ……サンドリア
08:00~15:59 ……バストゥーク
16:00~23:59 ……ウィンダス
Excenmille : 読み方はわかるな?
左の数字は時間を表してるんだ。
そして右のこの文字が示すのは……
Excenmille : (見当もつかねえ……)
Excenmille : よし、あとはお前に任せたぞ!
[Your Name]!
Excenmille : ブンカール薬草を採集して、
ここに持ってこい!
Excenmille : は? 右の文字の意味?
そ、そんなの自分で考えろ!
これは脳を鍛える訓練だ!
Excenmille : な、なんだその目は~!
ムダ口たたく前に走っていけ~!
だいじなもの:ブンカール浦薬草メモを手にいれた!・ブンカール浦薬草メモ
00:00~07:59 ……サンドリア 08:00~15:59 ……バストゥーク 16:00~23:59 ……ウィンダス
- ブンカール浦(F-5)のLeafy Patchを調べる。
今の時間帯はxx:00~xx:59だ。
どの色の草を採集しますか?
赤色の草
青色の草
緑色の草
今は採集しない
[赤/青/緑]色の草を採集した!
だいじなもの:ブンカール浦の野草を手にいれた!・ブンカール浦の野草
ブンカール浦で採集した、 即効性の薬草かもしれない野草。
- ブンカール浦(H-6)の???を調べる。
Excenmille : 薬草は手に入ったのか?
じゃあ早速こいつのケガを……。
(暗転)
Excenmille : おい、お前が採ってきたのは
ただの雑草じゃねぇのか?
こいつのケガ、ぜんぜんなおんねーぞ。
Excenmille : もう一度やりなおし~!!
走っていけ~!
Klythios : グッ、
ググゥオ……。
Excenmille : どうやら薬草が効いたみたいだな。
Excenmille : なんだ?
まだ勝負をあきらめてないのか?
Excenmille : ふッふッふッ。世界を
一本釣りしたオレにリベンジを挑むとは、
お前もなかなか根性あるじゃねーか。
Excenmille : でも、
お前は足にケガもしていることだし
ここはいったんお預けだ。
Excenmille : 心配してるわけじゃねーぞ。
オレはフェアな勝負しかやらないタチだからな。
Klythios : ウガ、ウゴゴ。
Excenmille : なんだ? これをオレに?
(クリュティオス立ち去る)
Excenmille : おい!
無理しねぇでとっととケガ治せよ!
Leadavox : アイツ、すごい。
巨人の気持ち、わかってる。
Leadavox : 巨人もアイツの気持ち、理解する。
通訳、いらない。リーダ、ばいばい。
(手を振り立ち去るリーダヴォクス)
Leadavox : 巨人と子供の
チカラくッらべ~ッ♪
Leadavox : 勝つのは巨人? それとも子供?
Leadavox : 気になる 気ッになる
気ッになるぅ~う♪
(暗転)
Excenmille : あ、そうだ。
[Your Name]、お前に
これやるよ。せっかく巨人にもらったけど
オレには必要のないものだからな。
Excenmille : よし、
「ゲアルバン島の巨人偵察作戦II(ツー)」は
完了だ!
Excenmille : 作戦報告会議は
番犬横丁のいつもの場所で行なう!
[Your Name]、ラーアル、
引きあげるぞ!
カーボンロッドを手にいれた!