でてこいヘンリー

Last-modified: 2022-05-06 (金) 19:05:54
※このページでは第1シーズンのエピソードについて説明しています。
ビデオについては『でてこいヘンリー(ビデオ)?』のページをご覧下さい。

「よーし、レールを取ってしまえ!ヘンリー、好きなようにするんだな!」
でてこいヘンリー

日本版タイトルでてこいヘンリー
英語版タイトルThe Sad Story of Henry/Come Out, Henry!
脚本ウィルバート・オードリー
放送日・1984年10月16日(英国)
・1987年4月8日(オーストラリア)
・1989年2月5日(米国)
・1990年10月11日(日本)
・1993年6月2日(ジョージ・カーリン?版米国)
・1998年2月23日(ドイツ)
・2008年1月2日(ハンガリー)
シーズン第1シーズン
この話の主役ヘンリー
機関車紹介トーマスヘンリーエドワードゴードン
話数第3話
登場キャラクターヘンリーエドワードゴードン
台詞なしキャラクタートーマス
(原作のみ:赤い機関車B?
カメオ出演キャラクタージェームス(正式初登場前)
登場人物Aトップハム・ハット卿トップハム・ハット卿の付き人?ヘンリーの機関士?乗客?
登場人物Bヘンリーの車掌?エドワードの機関士?エドワードの機関助手?トンネル工事の作業員?
登場人物Cヘンリーの機関助手?トップハム・ハット卿の付き人?ジェームスの機関士?トーマスの機関士?トーマスの機関助手?
登場人物D医者?(言及のみ)
登場スポット池沿いの線路?
ヘンリーのトンネル
あらすじ・雨に濡れたくないヘンリーは、トンネルに閉じ籠ったまま、出て来ない。乗客?達が引っ張ったり、押しても、出ようとしなかった。怒ったトップハム・ハット卿トンネルを塞いでヘンリーを閉じ込めてしまった。
対応原作・第1巻『三だいの機関車?』第3話「なさけないヘンリー」
メモヘンリー、初の単独主役回。
ヘンリートップハム・ハット卿、正式初登場*1
堀川亮さん、宮内幸平?さんがボイスキャストに参加。
・コマ撮りが使用された最初のエピソード。
・富士急ハイランドの中にあるトーマスランドの『トーマスとパーシーのわくわくライド』では、この回のワンシーンが再現がされた場所を通っていた*2
・英国版ではトップハム・ハット卿の紹介シーンで「『太っちょの局長』と呼ばれている」と付け加えられている。
・後に第2シーズン?の『うみにおちたパーシー?』と第20シーズン?の『やみにひかるヘンリー?』で言及される。
・この話は次回『ヘンリーだいかつやく?』に続く、初の前後編エピソード。
原作との相違点・原作でヘンリーを押したのは赤い機関車?
・原作はヘンリートンネルに閉じ込められる場面で終わる。
トップハム・ハット卿事件現場に向かう際、人形劇ではジェームスに乗って来たが、原作では列車に乗り合わせていた。
トップハム・ハット卿トンネルの中に閉じ籠ったヘンリーに会った際、原作絵本では雨の中説得を試みたが、人形劇では付き人??を差して貰いながら説得していた。
リメイク版との相違点・このエピソードのワンシーンが、長編第7作?長編第10作でリメイクされた。『はじめて物語』でリメイクされた際は、ヘンリーを押す役目がジェームスに変わっている。
・人形劇では押す事や引く事を嫌がるかのように「医者?に止められとるんだ」と語るトップハム・ハット卿だが、CGアニメでは付き人?に睨まれてから、医者?に止められている旨の説明をした。
ヘンリーは原作と人形劇では怒り顔で乗客?達と睨み合ったが、CGアニメでは憂鬱そうな顔をして、終始無口で、蒸気を吹き出す事も無かった*3
台詞ナレーター「今日は、雨。ところが、雨を怖がる機関車が居た。」
・(BGM)
ナレーター長い列車?を引っ張ってトンネルに入ると、キーッと体を軋ませて止まってしまった。」
・(BGM)
ナレーター「そして、それっきり出て来なくなった。彼の名前は、ヘンリー。」
ヘンリーの機関士?「おーい、ヘンリー。出て来いったら!」(初台詞)
ヘンリー「やーだよ!雨に濡れると、僕の素敵なグリーンのボディや、赤いストライプが駄目になっちゃうんだもーん。」(初台詞)<ピー!ピー!ピー!>
ナレーター車掌?は声が枯れる程笛を鳴らし、腕が紛れる程旗を振ったけど、ヘンリーは、じーっと蹲ったまま、蒸気を噴き出すだけだった。」
ヘンリー「大事なボディを、誰が台無しにするもんか。」
ナレーター「やがて、トップハム・ハット卿がやって来た。は、ソドー島全ての機関車?を取り仕切っている。」
・(BGM)
トップハム・ハット卿「おっほん!を引っ張り出すぞ。」(初台詞)
ヘンリー「やーだ!」
ナレーターヘンリーは蒸気を吹き掛けた。みんな?ヘンリーを引っ張った。ハット卿は…見てるだけ。」
トップハム・ハット卿「引いて無理すると医者?に怒られるんでな。」
ナレーター「でも、ヘンリーはまだ出ようとしない。そこで、今度は後ろからヘンリーを押した。」
トップハム・ハット卿「そーれ、1、2の3!それ力いっぱーい!」
ナレーターハット卿は、今度も手伝わない。」
トップハム・ハット卿「おっほん。医者?が押す事も禁じてな。」
ナレーター人々?は、押して押して、押しまくった。」
ヘンリー「ふん、絶対動くもんか!」
ナレーター「遂に、トーマスが応援にやって来た。みんな?ヘンリーと言い争いの真っ最中。」
乗客?ヘンリー、雨は止んだぞ!」(初台詞)
ヘンリー「ああ。だけどまたすぐ降るさ。そしたら、僕の大事なボディ、どうなると思う?」
ナレータートーマスが近付く。トーマスは力の限り、ヘンリーを押した。だけど、ヘンリーはびくともしない。ハット卿はとうとう、諦めた。」
トップハム・ハット卿「よーし、レールを取ってにしてしまえ!ヘンリー、好きなようにするんだな!」
ヘンリー「ふふーんだ!」
・(BGM)
ナレーター「みんなは古いレール取り除くと、ヘンリーの前にレンガを積み上げ、壁をこしらえた。他の機関車?が、間違ってぶつからないようにする為だ。(BGM)…今、ヘンリーに出来る事と言えば、側を通り過ぎていく列車を眺める事だけだった。」
ヘンリー「あ~あ、つまんないなぁ…。僕の素敵なボディ、誰にも見せられないなんて…。」
ナレーター「時々、エドワードゴードンが通過して行った。」
エドワード「こんにちはー!」(汽笛)
ゴードン「へっ、いい気味だ。」
ナレーターヘンリーは返事をする事も出来ない。罐(かま)の火がすっかり消えているからだ。の自慢のグリーンのボディや赤いストライプは、トンネルの煤や泥ですっかり汚れてしまった…。いつまで、ヘンリートンネルに居るんだろう。いつになったら、雨を怖がらずに、また、旅に出られるんだろう…。」
・(BGM)
英国版CVナレーターリンゴ・スター?
米国版CVナレーターリンゴ・スター?/ジョージ・カーリン?
日本版CVナレーター森本レオ?/なし
ヘンリー堀川亮/金丸淳一
エドワード高戸靖広?/佐々木望
ゴードン内海賢二?/三宅健太
トップハム・ハット卿:宮内幸平?/田中完
ヘンリーの機関士?田中亮一?/秋吉徹
乗客?里内信夫?/祐仙勇
シリーズ前回エドワードのおてがら
シリーズ次回ヘンリーだいかつやく?
原作前回エドワードとゴードン
原作次回なかよしになった三だい?

*1 ヘンリーは終始笑っていない。
*2 『トーマスとパーシーのわくわくライド』は後にリニューアルが行われ、この話が再現されていた場所は、現在『トンネルのなかのかいぶつ?』の配置に変えられている。
*3 長編第7作?での回想は除く。