御香宮神社

Last-modified: 2013-08-31 (土) 11:58:21
 

御香宮神社
ごこうのみやじんじゃ
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(参拝日:平成24年5月13日)
住所:京都府京都市伏見区御香宮門前町mapionlogo.gif
主祭神:神功皇后
社格:式内小社、府社
主な祭礼:4月17日(例大祭)、10月9日(神幸祭)
webサイト:御香宮神社

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↑鳥居↑
(由緒:パンフレットより)
御香宮神社は伏見九郷の総鎮守の古い社だが、豊臣秀吉が、伏見城を築いたとき、大亀谷へ移動させて鬼門の護りとした。
現在地へ戻したのは徳川家康で、慶長十年(一六〇五)、三百石を寄進して社殿を新築した。
重要文化財の本殿はこのときのもので、桃山風の豪華な飾り彫刻がついている。

大手筋に面した表門は伏見城の大手門だったと伝えられ、棟の両端に鯱を載せているのが珍しい。
元和八年(一六二二)、家康の十一男で水戸徳川家の祖となった頼房の寄進による。

伏見所の車寄せと伝えられる割拝殿は、寛永二年(一六二五)、家康の十男で紀州徳川家の祖となった頼宜が
石鳥居ともども寄進したもの。九男の尾張徳川家の祖義直を加えて、御三家の祖は揃ってこの社を産土神としている。

秀忠の長女千姫もまた伏見城に生まれたことから、重さが二・三トンもある豪華な神輿をこの社に寄進した。

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↑楼門↑
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↑社殿↑
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↑御香水↑
(以下、余談)
京阪電車や近鉄電車の駅から、明治天皇の陵墓までの上り坂の途中に鎮座しています。
駅前の道路に巨大な鳥居があります。あまりにも巨大なので、柱の根元が少し道路にはみ出ています

煌びやかな拝殿の脇には、御香水が流れています。この神社の由来にもなっています。
伏見の豊富な地下水に恵まれた土地柄、昔から酒づくりが盛んですね。
月桂冠黄桜など有名ブランドをはじめ、さまざまな種類の酒樽が奉納されていました。

なお、現在は水質が悪化して基準値より下回ったことが分かり、飲めないそうです。名水百選なのに残念・・・