打出天神社

Last-modified: 2013-08-28 (水) 23:46:57
 

打出天神社
うちでてんじんじゃ
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(参拝日:平成25年4月20日)
住所:兵庫県芦屋市春日町1-21mapionlogo.gif
主祭神:菅原道真公
社格:村社
主な祭礼:10月17日(例大祭)
webサイト:打出天神社

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↑鳥居↑
(由緒:webサイトより)
当神社が鎮座する打出は、西国街道が箕面の山麓から武庫の平野を横断して、
初めて海岸に打ち出る地点であったから打出といわれている。

又、神功皇后がこの地から新羅に打ち出たからという説や、慶坂・忍熊皇子が、三韓を征し、
筑紫に帰陣する神功皇后を打出の浜で討とうとしたという説が打出の浜にある。

更に打出の小槌の伝説のある所である。

古くから交通の要地である打出は、幾度となく戦火にまみれ、又戦争により本殿等が消失し、当神社には古い記録はない。

それ故当神社の創建は明らかでないが、古来、産土神を祀っていたものを、天神信仰が盛んになり、
天神さま(菅原道真公)を勧請したものと思われる。

この地が古くから交通の要地であったので、天神信仰が早くから伝わったと思われ、
天暦元年(九四七)に北野天満宮?に道真公が祀られて、ほど遠くない時期に勧請されたとみたい。

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↑社殿↑
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↑摂社↑
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↑社務所↑

(以下、余談)
阪神電車・打出駅から北へ国道2号線まで坂をあがると神社が見えてきます。
「打出の小槌」の伝説で有名なところですが、鎮座する住所は「春日町」になります。

芦屋は古墳が集中して分布しているところです。南に金津山古墳、西に打出小槌古墳があります。
平成十一年に阪神大震災で倒壊した住宅跡の発掘調査が行われ、5世紀後半の打出小槌古墳と分かりました。
遠く難波津を望むこの高台に埋葬された、有力者の墳墓だったのでしょうか。