和寒神社
住所:北海道上川郡和寒町字西町326
主祭神:天照大神、春日大神、八幡大神
社格:村社
主な祭礼:8月25日(例祭)
↑鳥居↑
(由緒:現地案内板より)
和寒は「楡の木の傍ら」を意味するアイヌ語の「ワットサム」から転化した地名で、
楡は和寒の町の木に指定されている。
和寒は「楡の木の傍ら」を意味するアイヌ語の「ワットサム」から転化した地名で、
楡は和寒の町の木に指定されている。
和寒神社は、開拓間もなき明治三十六年、信仰篤き開拓先人の一人が楡の切り株に祀を建て、
開拓の守護神として春日大神をお祀りしたのが御創祀である。
そして明治三十八年、和寒小学校校地の一隅にお社を建て、春日大神と八幡大神をお祀りし、
八幡神社と名づけてお祭りを行った。
大正三年、十六線三号の高台に遷されたのだが、大正九年には現在地に御社殿を新築、再度遷宮された。
昭和十一年、天皇陛下本道行幸記念として村社を創立することになり、翌十二年に新御社殿を御造営、
伊勢の皇大神宮より拝受した御分霊を御霊代にお迎えして、鎮護祭を斎行した。
昭和十三年7月二十五日付で創立許可、十二月一日に村社列格、
さらに翌十四年には神饌幣帛料供進神社に指定されたのである。
爾来、鎮守の神、心の拠り所として氏子崇敬者に信仰されている。
毎年八月の御例祭では、四人一組の小中学生二十四人による稚児祭が奉納されており、
町の無形文化財に指定されている。
↑拝殿↑
↑神輿殿↑
↑土俵↑
(以下、余談)
塩狩峠を超えた先にある和寒町に鎮座します。
寒そうな町名ですが、実際に最低気温は-30℃前後を記録するなど冷え込みの厳しいところです。
ちなみに和寒はアイヌ語で「ワットサム」(楡の木の傍ら)という意味から地名が付けられています。
塩狩峠を超えた先にある和寒町に鎮座します。
寒そうな町名ですが、実際に最低気温は-30℃前後を記録するなど冷え込みの厳しいところです。
ちなみに和寒はアイヌ語で「ワットサム」(楡の木の傍ら)という意味から地名が付けられています。
大正4年に剣淵村から分立して和寒村が誕生したことから、神社の創立は昭和13年と比較的新しいです。