野里住吉神社

Last-modified: 2013-06-02 (日) 15:56:24
 

野里住吉神社
のざとすみよしじんじゃ
のざとすみよし.jpg
(参拝日:平成25年4月20日)
住所:大阪府大阪市西淀川区野里1丁目15-12mapionlogo.gif
主祭神:底筒男命、中筒男命、表筒男命、神功皇后
社格:村社
主な祭礼:2月20日(一夜官女祭)

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↑鳥居↑
(由緒:wikipedeiaより)
永徳二年(一三八二年)野里川の合戦の際、戦勝祈願に足利義満が勧請したものと伝え、
住吉大神宮と呼称されていたが、明治以降は住吉神社に改められている。

明治五年(一八七二年)村社。
明治四十二年(一九〇九年)神饌幣帛料供進社に指定される。
昭和四十年(一九六五年)社殿改築。その時の出土品から、五~六世紀にはすでに神祠があったものと思われる。

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↑社殿↑
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↑淀川戎神社↑
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↑神輿庫↑

(以下、余談)
大阪市の中心部から国道2号線の淀川大橋で淀川を越え、すぐの野里地区に鎮座しています。
鉄道駅ではJR塚本駅の南西、JR御幣島駅の東、阪神姫島駅の北東にあります。

『摂津名所図会』には「野里の一夜官女」の話が出てきます。
風水害と悪疫で「泣き村」と呼ばれた野里は、毎年子女を1月20日丑三ツ時に人身御供を行いました。
岩見重太郎が大きな「猅々」を退治して救ったので、村の厄除け祭りになったと伝えられています。
明治四十年(一九〇七年)より一夜官女祭は2月20日に改められ、現在も斎行されています。

神輿庫が倉庫群のように立ち並んでいます。祭礼の時は、さぞかし賑やかなんでしょう。